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2010年 06月 30日

神戸出張に行ってきた -鉄人28号編-

布引の滝を見終わって、新神戸から市営地下鉄に乗ったイ課長が向かった先。
それは新長田という駅である。もちろん、生まれて初めて行く街だ。

前回書いた「神戸でぜひ行ってみたい場所」とは新長田なのである。



     なぜか?



        それはね …




この街に「実物大・鉄人28号」がいる、と聞いたからなのだ。


てつじん…鉄人28号。
いや、この熱い思いを若い方々が理解できないのは当然だ(笑)。しかしだねぇ、
我ら「昭和30年代キッズ」にとってねぇ、巨大ロボット・ヒーローつうたらねぇ、
マジンガーZでも、ガンダムでも、ましてやエヴァンゲリオンなんかでもないのヨ。
もうね、「鉄人28号」以外にはあり得ないのヨ。

イ課長が白黒テレビで鉄人を見たのは…たぶん小学校入学前のはずで、ホントに小さかった。
しかし、あの頃の昭和キッズにとって「鉄人28号」と「鉄腕アトム」という二つのロボットは
まさに「空想科学という夢のかなたに存在する偶像」そのものだった。

“イ課長世代”の少年たちは小学校に入ると「ウルトラマン」とか「サンダーバード」とか、
さらなる空想科学番組の悪影響によってますます人生を狂わせていくわけだが、
…いやまぁ、今はそんな話はよそう(笑)。

とにかく鉄人だよテツジン!
神戸出張の直前、新長田というところに実物大鉄人28号があると教えてもらった。
そう聞くとぜひ見たくなるじゃん。だって鉄人だよ?昭和30年代キッズも今やすっかり
くたびれ果てた平成20年代オヤヂになっちまったが、鉄人を見ずして死ねようかッ!

新神戸から新長田までは地下鉄1本乗り換えなしで15分くらいだったかな。
新長田の駅で降り、JRの新長田駅の下を貫く地下道を、駅の南側に向かって歩く。
すると早くも地下通路内にこんな巨大看板が。
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おおっ、なんかワクワクしてくるなぁ。待ってろ鉄人!もうすぐ行くぞ!

新長田の地上に出た頃は、ちょうど梅雨の晴れ間というか、すごく天気が良かった。
事前に大体の位置は確認してたからソッチの方に歩こうとすると、その道はすでに
「鉄人ストリート」なる名称がついているではないか。
ホレこのように、街灯もすでに鉄人なのである。うう…胸がおどるぜ…。
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鉄人ストリートを西に歩くと…うおおお!いた!鉄人28号!!
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うおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!(←ややイッちゃってる)
鉄人だーーッ!でかいーーー!!うわーーーーーー!!(←同上)

もちろんこれは単なる巨大モニュメントだよ。わかってるよ。
しかし昭和30代ボーイズにとって、巨大な鉄人28号をこの目で見るという感激はヒトシオだ。
ああ…この勇姿。表情や感情が豊かで人間的ロボットだった鉄腕アトムに対して、
無表情で、もの言わぬ、ストイックな巨大ロボット・鉄人の、この「機械キカイした感じ」には
また別のカッコよさがあったんだよ。
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マジンガーZとか、その後の巨大ロボット・ヒーローはみんな人間的デザインではなく、
ゴツゴツした「メカニック感」みたいなものを強調した造形になっているけど、そういう
トレンドの原点に、この鉄人28号があるとイ課長は思うのだ。

この実物大の鉄人28号。高さ何mとか、そういう細かいデータはよく知らない。
しかし、下を歩く人間と鉄人の足を比べると、その巨大さがよくわかる。大きいよ〜♪
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実物大・鉄人28号を見ると誰もが写真を撮らずにはおれないようだ。
若いカップルも、買い物途中のオバサンも、高校生もみんな撮ってる。
背広着たオッサン集団が鉄人の前に並んで記念写真撮ってる。アイツらも神戸出張か?(笑)
イ課長よりもっと年上の、白髪の紳士も撮ってる。あの人あたりは、鉄人28号が
放映されてた当時はもう小学校3〜4年生くらいになってたのかもなぁ…。

この新長田という街は阪神大震災の時は特に被害がひどかった場所だってことはイ課長も知ってる。
いま新築された駅前商店街で商売してる人たちの中にも、あの震災で家族を失った人は
たくさんいるに違いない。
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巨大な鉄人28号は復興した新長田を元気づけると同時に、亡くなった人たちのための
一種の慰霊モニュメントでもあるのか…なんて考えると、昭和キッズの胸はますます熱くなる。

見に来てよかった。会えて感激したよ鉄人。
キミがココにいてくれるなら、もう新長田の街の安全は約束されたよな、鉄人。
東京からはるばる出張してきて、お疲れ気味だったイ課長もキミを見たら元気になったよ。
サンキュウ鉄人!ばいばい!
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さてと、鉄人28号に元気をもらったところで、そろそろ神戸出張の本来の目的だった
仕事に行くとするか…だりぃなぁ…(笑)。



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by tohoiwanya | 2010-06-30 00:13 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2010年 06月 28日

神戸出張に行ってきた-布引の滝編-

久しぶりに国内出張ネタ。

6月14日に神戸に出張してきた。日帰りである。
現地での業務上の拘束時間はものっすごく短い。実質的にはタッタの15分。
その15分のために片道4時間かけて神戸行くんだから、実にバカバカしい出張だ。

仕事に間に合うためだけだったら、3時に新神戸につけば間に合う。
朝会社に一度出て、11時頃まで仕事してから行くことも可能だった。
しかしそれではあまりにバカバカしいから、早めに行って神戸を観光して、
仕事以外の面での神戸滞在を少しでも充実させようするマジメな仕事人間・イ課長。

最初に行ってみたところは布引の滝なのである。

そんな滝の存在を全然知らなかったんだけど、実は布引の滝っていうのは
「日本三大神滝」の一つとされている名瀑で(あとの二つは華厳の滝と那智の滝らしい)、
そんな名瀑が新神戸の駅から歩いてすぐの近さにあるっていうんだよね。
実は隠れた「滝好きジジイ」であるイ課長としてはぜひ見ておきたい。
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うおお。駅の1階に降りると、布引の滝コッチの巨大な案内表示が目に飛び込んでくる。
今まで何回か新神戸駅を利用したことあるけど、こんなの全然気がつかなかったなぁ。
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駅の裏の上り坂をテクテク登るとすぐに橋がある。
砂子橋(いさごばし)って橋で、いわゆる「明治近代化遺産」の一つと言っていいんだろうな。
レンガ造りで、小さいけどガッチリした構造美を感じさせる橋だ。
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なおも坂道を登ると二股道がある。ここはまず左に行くことをお勧めしたい。
布引の滝って、実は一つの滝じゃなくて、「布引の滝グループ」で形成されている。
そのグループの一員である「雌滝」というのを見るなら左なのだ(事前に調べたのだ)。

おおっ。これが雌滝か。ふ〜む…なかなかイイ感じではないか。
山の緑と、白い滝とが美しいマッチングを見せておる。
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ここから急な階段を登ると遊歩道に出るから、それをまたテクテク登るのだ。
時々、トレッキング姿のおじいさんなんかとすれ違う。山歩きが好きなんだろうな。
革靴はいてスーツ着てネクタイ締めたイ課長はここでも激しく浮いている(笑)。

このあと、やはり「布引の滝グループ」のメンバーである鼓滝っていうのがあるんだけど
これはハッキリ言って面白くない。つうか、遊歩道からはどんなに身を乗り出しても
よく見えない(笑)。姿はよく見えず、音だけ聞こえるっていうんで「鼓」の名が
ついたともいわれるみたいだけど、音だけじゃぁ…。

さぁそしていよいよ来ました。「布引の滝グループ」の親玉、雄滝だ。
ここは奥に雄滝があり、その手前に夫婦滝ってうのがあるという構造になってる。
こんな感じ。手前のフタマタになってるのが夫婦滝ね。雄滝のアップと共にどうぞ。
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うーむ…布引の滝、たいへんケッコウである。これで「日本三大神滝」をすべて見たことになる
滝好きジジイのイ課長としては満足ぢゃ。

しかし、新幹線降りて15分歩くと、こんな深山幽谷って感じの滝があるってスゴいよなぁ。
山がすぐそこまで迫ってる神戸の地形だからこそだよな。大体、新神戸の駅自体が
完全に山のキワ、トンネルとトンネルの間にかろうじて駅作ってるような感じだもんね。

昼に新神戸の駅に着いて、布引の滝を見終わったのが1時頃だったかな?
業務上の指定時刻に指定場所に行くまでにはまだ2時間あるから
もう1カ所くらい観光する余裕は十分にある。

そして、イ課長にはもう1カ所、神戸でぜひ行ってみたい場所があるのだ…。
(次回につづく)




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by tohoiwanya | 2010-06-28 00:56 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2010年 06月 24日

暑い!東南アジア出張 - その4-

ニューデリーの、最高45度だ50度だなんて気温のことを知っちゃうと、
シンガポールの暑さはずっと人道的だったと思う。

だが、暑がり・汗っかきのイ課長はそれでも完膚なきまでにヤラレたのだ。
あとはどこか冷房の効いた屋内で休息し、多少早すぎてもいいから空港行っちゃって
シンガポール出張最終日を美しくフィニッシュしようではないか。

というわけでMRTで街の中心部に戻り、涼しいショッピングモールで体を冷やし、
ようやく何とか人心地ついたイ課長なのであった。
シンガポールにはこういうキレイなモールがほんとにいーっぱいある
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さて、残った時間ナニすっかなぁ?と思いながら、モールにあった長いベンチに
腰かけて考え、考えてるうちにだんだん眠くなった(笑)。

結局、イ課長はこのベンチに意味もなく1時間以上座ってたはずで、そのうちの
50分くらいはウトウトと居眠りしてたはずだ。やっぱ、相当疲れてたんだな。
ホテルをすでにチェックアウトしちゃった日って、こういう時つらいね。
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イ課長が居眠りしたシンガポールの長いベンチが上の写真。記念に撮っといた。
右端、この写真だと紫色の服を着たオバサンのいる席で、1時間近く居眠りブッこいたわけだ。
我ながらブザマだと思うけど、周りのお客がおしゃべりしてるコーヒーショップみたいな
場所よりこういうベンチの方がむしろ静か。背モタレがないのが残念だったが(笑)。

居眠りの後は同じモールの中のフードコートに行ってシンガポール最後のメシを食った。
下から火で加熱する、エスニック風鍋料理。美味しかったよ。冷房が効いた場所だと
発汗でビショビショになることをあまり恐れず、熱い料理を注文できるから嬉しい。
この時イ課長はかなり塩分も不足してたはずで、一生懸命食わせていただきました。
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結局、この後はホテルに戻り、預けた荷物をピックアップし、それをゴロゴロひきづって
MRTでチャンギ空港に向かった。出張最終日もなんとか終わったぜ。やれやれ。

ただし、ここで一つ注意点がある。
夕方のMRTは通勤帰りの人たちでかなり混む。イ課長が乗ろうとしたCity Hall駅みたいな
中心部の駅は特に混む。だからゴロゴロスーツケースを持って乗り込むのはけっこうタイヘン。

イ課長はこのとき、一番先頭の車両まで移動して何とか荷物と一緒に乗り込んだけど
小柄な女性で荷物が大きくて重い、なんてときに混んだMRTでの空港移動はラクじゃないと思う。
朝夕のラッシュ時にMRTでチャンギ空港に移動する場合、少し時間をズラすことをお勧めしたい。

イ課長自身、ホントはもっと遅く空港行くべきだったんだよ。
特にすることもないから、早めに空港行ってのんびり飛行機待つか、と思って
早く出たから、あんなMRTのラッシュ時間にぶつかってしまったのだ。バカなヤツ。

暑い市内観光に打ちのめされ、クタクタ・ボロボロになったみじめな敗残兵・イ課長の、
最後までブザマなシンガポール出張最終日はこうして終わったのでありました。
ちなみに、MRTのチャンギ空港駅ってこんな感じ。ピカピカにきれいな地下駅だ。
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しかしこうして考えてみると、「出張ついでの半日観光」つうても、アジアと欧州とじゃ
状況は大きく違うねぇ。

最近数十年でグワッと急成長したアジアの首都って、程度の差はあれ、どこでも
高層ビルが立ち並んで発展してるけど、半日くらいチョコッと観光するとなると困る。
見たいトコがこれといってないんだもん。結局歩き回って暑さにやられるだけ。
同じ負けパターンでジャカルタ、バンコク、シンガポールと市内観光3連敗じゃねぇか。

まぁいい。とにかく暑いシンガポール出張の最終日についてはこれで書き終わったのだ。
近々、寒~い欧州出張の最終日についての連載?が始まるであろう(笑)。



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by tohoiwanya | 2010-06-24 09:51 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 21日

2010年度業務予定のご報告

去年の5月、「ご報告」という標題でイ課長ブログを書いたことがある。
イ課長が出していたあるシゴトの提案書がコンペで落ち、落ちたことによってイ課長は
2009年度にマレーシアとトルコの出張に行かず済んでホッとした…みたいな主旨だ。

去年は結局、欧州とシンガポールに海外出張したわけだから、もしアレが受かってたら
もう2つ増えて1年間に海外出張4つ。2008年の「1年に3回」でも半死半生になったのに
年間4回なんつうたら、これはもうカンペキ不可能な仕事量だ。
落ちて残念という気持ちは4%、ホッとしたのが96%くらいって感じだったな。


さてだ…

今年度の仕事に関してもご報告がある。

5月に書いてた提案書2件の合否がわかったからだ。
この2件、仮にAとBとしよう。

Aが受かった場合、海外出張が2件発生する可能性が大。
Bが受かった場合、海外出張が1件発生する可能性が大。
つまり両方受かったら今年は海外出張が3件発生するわけだ。

実はBの方は、3月に「今年もまたこの仕事を頼まれるかも」って書いた仕事なんだよ。
だから、Bは受かる可能性は十分あるとは思ってた。しかしAもとなると…

もちろん、会社、あるいはイ課長の業績という点ではAB両方受かる方がイイに決まってる。
しかしね、1年に3回海外出張なんて、もうムリっす。かんべんッす。
正直に言おう。Bだけ受かって、Aは落ちて欲しいとイ課長は内心では思っていた。
今年の海外出張は1回で許してくれよ…イ課長はもう疲れたよ…パトラッシュ…


そのAとBの合否結果が出たわけだ。


結果はどうだったかというと…








Bだけ受かって、Aは落ちたのだ(笑)。




  ふぅ~~~…




希望通りの展開となって、率直に言って助かったよ。
一昨年みたいな海外出張3連発となると、準備も含めて7月頃から11月までただもう
ひたすら出張準備・出張・出張準備・出張を繰り返してたもんなぁ。他の仕事がでけん。
落ちてくれたことで、他の業務にも対応するヨユウが生まれるってモンだ。

さて、それではイ課長ブログ恒例?の「もしAが受かってたらどうなってたか?」を
ここで明かそう。


もしAが受かってたら、イ課長はたぶん北京とニューデリーに出張したはずだ。
いやーーー、もう想像しただけでも想像を絶するよ(笑)。

北京はそれでもまだいい。
大昔に出張で行った経験もあるし、秋に出張すれば気候もいいってことを知ってる。
「北京秋天」なんて言葉もあるくらいで、10月頃の北京の秋はさわやかでイイよ~。

ニューデリーだよ問題は。
ニューデリーって、シンガポールよりずっと北にあるんだけど、内陸部にあるせいか
シンガポールよりはるかに、はるかに、はるかに、暑い。
「世界の天気」でニューデリーの天気予報を見て、最高気温45度、最低気温34度なんて
書いてあるのを見たときは気絶しようかと思ったぜ。

ニューデリーは気温40度・50度なんていう、釜ユデみたいな気候が8月・9月くらいになっても続き、
多少なりともマトモな天候になるのは11月くらいにならないとダメ。
12~2月頃はもっと涼しくなるみたいなんだけど、そんな時期の出張はそもそもムリだし。

万一AB両方うかったら、仕事Bの出張を9月、北京秋天出張を10月にして、ニューデリーは
少しでも暑さが和らぐ11月の最後にまわすしかない…なんて心配までしてたんだよ。
落ちてホッとしたぁ…



   ・・・・・・・



・・・ああわかったよ、正直に言うよ。
ホントのこというと、それでもニューデリーにはちょっと行ってみたかったよ(笑)。
北京出張も、もし受かったら、大昔の北京出張でサポートしてもらった現地の会社に
連絡をとったはずで、アソコの社長さん(もちろん中国人)はイ課長のことを今でも
覚えてくれてるに違いない。再会できたら嬉しいな…なんて期待もちょっとあった。

そういう点じゃ、今回は落ちて残念って気持が25%くらいはあるかもしれん。
それは認めねばならぬ。去年の「海外出張2件のシゴトが落ちた」時よりは
今年の方が残念度は高い。それは確かだ(下のニューデリーの写真は拾い物)
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結局、今年は当初の見通しどおり海外出張1回で落ち着きそうだ。
あと、国内出張の多そうな仕事がひとつ決まるかもしれないんだよな。
イ課長ブログ、今年は国内出張報告が多くなるかも。
とりあえず、こないだ行ってきた神戸出張報告もまだだし(笑)。



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by tohoiwanya | 2010-06-21 13:16 | 日本でのオシゴト | Comments(6)
2010年 06月 18日

暑い!東南アジア出張 - その3-

唐突だけど、シンガポールでは売春が合法らしい。
春を売るご婦人たち(公認ライセンス制だとか)が集まる公認売春エリアってのもちゃんとあって
それが、これからイ課長が行こうとするゲイランというところなのだ。

東西に伸びるゲイラン通りから南北にたくさん路地があって、その北側だか南側だか、
とにかくドッチか片方側の路地が売春エリア、もう片方は庶民的な飲食店エリア…と、
大まかにはそういう場所らしい。

公認売春エリアつうからには、夜はアヤシい雰囲気になるはずだ。
しかし、昼間はごくマットウで安全な「庶民的飲食店街」っていう感じらしいから
ハンブルクの飾り窓横丁よりはずっとフツーっぽい街なんだろう。

通訳サンも「シンガポールの昔の感じを味わうなら、ゲイランはいいですよ」と言っていた。
まだ時間も余ってるし、だんだん腹も減ってきたし、それならっていうんで
チャイナタウンの次はゲイランをブラついて、ついでに昼メシでも食うかと思ったわけヨ。

実際に行ってみたゲイランはあまりの暑さと日射しの強さのせいか、通行人も少なかった。
たしかに安そうな飲食店らしき店もあるけど、営業してるんだかしてないんだか…。
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いや実際、この時はホント~に暑かったんだよ。
ゲイラン通りをブラブラと歩き始め、すぐに「こりゃダメだ」ということに気づいた。
暑さと日射しと熱気と汗とで、とてもブラブラ散歩なんていう状況じゃない。

地元の人たちはあまり出歩いたりせず、たぶん屋内で暑さをやり過ごしてるんだろう。
「この暑さが和らぐまではスローペースでいこうぜ」的な雰囲気が街中に漂ってる。

そんなゲイラン通りをタッタ一人、汗ダクになって歩きまわるバカな外国人。
えっと…この街に一体何しに来たんだっけ?あまりの暑さで忘れちまった(笑)。

たちまちヘロヘロになったイ課長、地元の人たち向けの冷房もない安食堂に入って
メシを食い、冷えたビールをむさぼり飲んだ。ここの話は前に書いたよね。
クーラーはないけど、とりあえずは日陰。イスに座って水分を補給し、少し休んだら
やっと正気を取り戻したような気分だった。
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この食堂で休みながら、もうイ課長は完全にカブトを脱いだ。
この暑さ。しかも超汗っかきのイ課長。もうこれ以上屋外徒歩観光はできましぇん。
どっか冷房の効いた場所に戻っておとなしくしてますです、ハイ。

食堂を出て、再びキョーレツな日射しの屋外に戻るのは勇気が必要だった。
しかし、とりあえずMRTの駅を見つけて中心街に戻らんといかん。
(こういう時ですら、タクシーを使おうという発想は湧かないらしい)
たった今食堂で飲んだビールをガンガン発汗しながら歩いてたら、幸いなことにほどなく
MRTの駅を見つけることができた。よかった…ここで迷子になったら日射病になりかねん。
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ははぁ~…ここって、さっきゲイランに行くために降りた駅の、おそらく隣駅だよな。
要するにイ課長はMRTのひと駅分を、グルッと遠回りして歩いたってことになる。
さほど長距離を歩いたわけじゃない。普段のイ課長だったらドウってことはない。

しかしもうダメ。もう完全ギブアップ。
15年前のジャカルタやバンコク同様、ここシンガポールでもイ課長は東南アジアの暑さに完敗だ。
市内観光からフラフラ撤退するという、ブザマな敗退行為を繰り返してしまったぜ。
上の写真の影の濃さをみてよ。いやもうすごい日射しだったね実際。

冒頭書いたように、ここゲイランは夜になれば公認売春エリアとして別の顔を見せる…はずだ。
桃色の妖艶な雰囲気が漂う街に変貌する…んだろう、たぶん。
しかしイ課長にとってゲイランは「とにかく暑かった」という記憶しかないよ。
桃色の妖艶な雰囲気なんてモノは完全に蒸発して、あの日は全く残ってなかった(笑)。

しかし暑い市内観光から撤退したはいいけど、空港に行くべき時間まで、まだ軽く
4~5時間はあるぜ?それまでナニするのさ?イ課長。
(その4につづく)



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by tohoiwanya | 2010-06-18 16:11 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 16日

暑い!東南アジア出張 - その2-

世界地図を見ると、シンガポールってすごく赤道に近い。

赤道(0度)からの位置関係でいうとジャカルタが南緯6度07分、バンコクが北緯13度45分。
これに対してシンガポールは北緯1度17分。こんなに近かったんだと改めてびっくり。
(ちなみに、東京は北緯35度40分)
もっともそういう位置の割にはむしろ涼しい国なんだと思うけどね、シンガポールは。

そんな赤道直下のシンガポール市内観光。それでも序盤はまだ良かったんだよ。
とりあえずオーチャード通りで買い物でもしようかなと思って行ってみたんだけど、
別に買いたいモノもないからチャイナタウンへ行ってみることにした。

そこのショッピングモールにあるウェンディさんの店でマッサージしてもらったり、
冷房の効いた室内でそれなりに有意義に時間を過ごすことができた。
ただ、今にして思えばウェンディさんはイ課長をマッサージしながら、やけに服の湿った
客だと思ったに違いない(笑)。この時すでにけっこう汗かいてたからね。
(念のためにいうけど、マッサージは着衣のままやったんだよ)

そういやチャイナタウンのフードコートにこんな店があったっけ。
写真を見ると、どうやら日本風ウドン屋だと思われる。ちょっと興味があったんだけど
食うとまた汗かきそうだからやめた(笑)。
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ウェンディさんの店を出たのが昼過ぎ…たぶん12時半とか1時くらいだったと思う。
飛行機が出るのは夜の11時過ぎ。少し早めに8時に空港に行くとしたって、あと6〜7時間は
自由時間がある。どうするかなぁ〜?と考えつつ、とりあえずチャイナタウンをぶらぶら歩く。
中国風仏教寺院も覗いてみたけど、冷房効いてないし…(笑)
「酷暑の東南アジアで無目的に散歩」というアリ地獄にまたハマりつつあるイ課長。
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この日は陽射しも強かったんだよ。シンガポール滞在中で一番晴れたんじゃないかな?
チャイナタウンの白壁がまぶしかった。そろそろ観光どころじゃなくなってきたぞ…
ペニンシュラホテルからカッパラった(ああごめんなさい)ハンドタオルで何度も汗を拭く。
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どこか冷房の効いたところに入りたいけど、ずらりと並んだ間口の小さい土産物屋はみんな
道路ガワが全面開口部になってる。従ってやはり冷房なんてない。この辺は「歴史保存地区」
みたいだから冷房がないのは仕方ないけど、だんだん暑さと水不足で頭がボンヤリしてきた。
うう…東南アジア市内観光でおなじみのパターンだ(笑)。そろそろやばい。

そこで緊急避難的にカキ氷で体を冷やすことにした。
ただのカキ氷かと思ったら、まずクラッシュアイスにサイダーを注ぎ、そこに今度は
アイスクリームを入れてゴシゴシかき混ぜて、製造にけっこう時間がかかる。
途中の工程は多少手ぇ抜いていいからさ、早く飲ましてくんねぇかな…ハァハァ。
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これを飲んで(というか、食って)少し落ち着いたけど、つぶさねばならぬ時間は
まだタップリある。ドコ行こうかなぁ? ああ、そうだ。ゲイランに行ってみようかな。
アソコだったらまず移動のMRT乗ってる間、車内冷房で涼めるし。

したいコト・見たいモノがあるわけでもなく、ただ「どんなトコなんだろ?」って程度で
ふらふらと行ってみようと思っちゃう、相変わらずの計画性のなさ。

こうしてシンガポール出張最終日の耐暑訓練…あいや、市内観光はさらに続くのである。
(その3につづく)
  


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by tohoiwanya | 2010-06-16 00:23 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 14日

暑い!東南アジア出張 -その1-

6月も半ば。だんだん暑くなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

イ課長ブログをお読みの一部の方には周知の事実、大多数の人には初耳だろうけど、
実はイ課長はたいへんな暑がり&汗っかきなのである。

こういうイ課長にとって、南国への出張は暑さとのタタカイでもある。
去年の沖縄出張のときも、ダバダバ汗かいてアンダーシャツはすぐにびしょびしょ。
しまいには上に着たボタンダウンシャツまで汗ジミだらけになって困ったもんだった。

イ課長が以前の勤め先で生まれて初めて行った海外出張先はジャカルタとバンコクで、
あれは、東南アジアの暑さというものを生まれて初めて知る機会でもあったわけだ。

ジャカルタでの仕事が金曜に終わり、土曜の夕方に飛行機でバンコクに移動予定。
つまり、土曜の朝から夕方のフライトまではジャカルタでの完全フリータイムっつうわけだ。
やったー!ジャカルタ観光し放題。いいなぁ…と思うかい?イ課長も最初はそう思った。

しかしだね、東南アジアの国の首都って、意外に観光すべき場所ってないんだよ。
これはジャカルタだけじゃなく、バンコクやマニラでも感じた。アジア新興国の首都として
立派な建物は増えて発展してるけど、観光したい場所があるかと言われると…。
(写真はネットで拾ってきたジャカルタ中心部)
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あの時はとりあえず、ホテルからタクシーに乗ってパサール・イカン(魚市場)ってトコに
行ってみたんだけど、土曜のせいか、ほとんどの店は閉まっててちーとも面白くない。

しょうがねぇなぁ…と思いながら魚市場を出てブラブラあてどもなく歩くイ課長を、
南国の日射しと暑さが痛めつける。気分的には「炒めつける」と書きたいところだ(笑)。
ジリジリ焼かれるように暑いというわけじゃないんだけど、しばらく外を歩いてると
たちまち汗ダクダク、体はアツアツ、頭はボンヤリしてくるという始末。そういう意味じゃ
東南アジアの暑さと沖縄の暑さって、似てるね。

何度も店で冷えたジュースとか買って飲むんだけど、文字通り焼け石に水。
暑さと、車の排気ガスとでほんとーーに頭がボンヤリするに至ってついにイ課長は降参し、
ホテル近くの、冷房の効いたショッピングモールに退却したわけだ。

似たような経験は、ジャカルタから移動したバンコクでもしたんだよね。
土曜の夜に到着して、日曜日は完全フリータイム。バンコク市内観光し放題…なんだけど、
やはりコレと言って行きたい場所もない(入念に計画を立ててればあったのかもしれないんだが)。

とりあえずチャオプラヤ川の船に乗り、適当なトコで下船してブラブラしてるうちに、
やはり暑さでダメになってきた。バンコクは「世界でも指折りの暑い首都」と言われるくらいで
とにかく暑いんだよ。汗かきすぎで脱水状態になり、しまいにはやっぱり頭がボンヤリ。
ジャカルタと全く同じパターンだ。結局、特に成果もないままバンコク市内観光からは撤退し、
冷房の効いたホテルの部屋で体を冷やすハメになった。(写真は同じく拾いもの)
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あれがもう15年くらい前の話。

①東南アジアの首都、市内観光しようっつうても、意外に見たいと思う場所が少ない。
②しかも暑い。屋外をブラブラ長時間歩くことは、汗っかきイ課長にはことさらキツい。

…という、二つの教訓をイ課長は学んだわけだ。

さて、長々と大昔の東南アジア出張の話を書いたが、これはいわば前置きである(笑)。

話は突然、2009年10月16日、シンガポール出張の最終日に飛ぶ。

最後の仕事は午前中に終わり、あとは夜の帰国便までフリーだった。
帰国日だから、当然ホテルはチェックアウトしちゃった。部屋でゴロ寝ってわけにはいかん。
あとはシンガポール観光し放題…とはいえ、どこか行きたいトコがあるかと言われると…

こうして半日に及ぶシンガポール最後のフリータイムは始まったのである。
「特に行きたい場所もない」「しかし過ごすべき時間はある」「暑〜い東南アジア」
昔のジャカルタやバンコクと全く同じシチュエーションではないか。
いまこそ、あの時の教訓が生かされる  …  ということはなかった(笑)。

学習能力のないイ課長はふたたび全く同じパターンにハマることになったのである。
酷暑の中をフラフラと歩き回り、歩き回った挙げ句に最後はフラフラと撤退するという、
有意義なシンガポール半日市内観光がこれから始まるのだ(笑)。

下の写真はイ課長撮影のシンガポール。しかし、なんつう影の濃さ、日射しの強さ…。
(その2に続く)
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by tohoiwanya | 2010-06-14 01:23 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 10日

SNCB(ベルギー国鉄)切符購入ガイド

欧州の鉄道って、キップをネットで購入し、日本でプリントアウトできる場合が多い。
さらに、「早割」で料金が安くなってる場合も多い。ドイツ出張やパリ旅行のときに
鉄道のキップが事前に買えたことは現地でのイ課長の行動を非常にラクにしてくれた。

さて、ベルギー国鉄はどうか?
チケットはネットで買えるのか?自分でプリントアウトできるのか?

結論から言うと、おおむね「全部できる」と思って大丈夫だと思う。
大多数の人には「間違いなくできる」と言える(笑)。

ベルギー国鉄はSNCBっていう略称。フランスがSNCFでベルギーがSNCBっつうことは
最後のFとBがそれぞれフランスとベルギーを表すに違いないが、あとはわからん(笑)。
路線検索、キップ予約サイトはここね(英語版)。

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トップ画面はこんな風になってる。
たとえばブリュッセル北駅からブリュージュまで、朝の列車を探したいとすると、
こんな風に出発駅と到着駅の名前を入れてsearchってところをクリックする。
そうするとこんな画面に進む。
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アナタが3行目の8:23北駅発の列車がいいかなぁ…と思ったとしよう。
そしたら、左端にチェックを入れてDetails for selectionってところをクリックする。
そうすると、Further information としてこの電車が何番ホームから出るかとか、
どんなタイプの車両なのか、といった情報が下の方に出てくる。

この辺までは多少英語がわかればあとは直感的に操作してもわりとラクにたどりつけて、
すごくわかりやすい。外国人にとっての使い勝手の良さはドイツ国鉄・DBのサイト並みで、
フランス国鉄・SNCFのアホサイトより何十倍もわかりやすいと強調したい(←やや感情的)。

小さくてわかりづらいけど、ダイダイ色のところに小さく BUY ONLINE ってあるから、
ここをクリックすると切符の種類を選ぶ画面になる。

ズラリといろんな割引が並んでるけど、外国人の出張者や旅行者なら
STANDARD TICKET買うケースがほとんどじゃないのかな?
イ課長はブリュージュ行きに「週末ネット割引」ってのを適用したら何と半額になった。

切符を選び、料金を確認し、個人情報入力画面になる。ここで切符の受け取り方法を選ぶ。
PDF formatを選びましょう。そうすりゃプリンタでキップが印刷できる。

最後に確認画面が出て、「続けたきゃ同意しろ」って脅し文句のところをチェックして
次に進むとやっとクレジットカード認証画面。ここまでくればもう大丈夫だよね。

え?後半がやけに駆け足になったって?
いや実はさ、このSNCBのサイト、大変使いやすくてケッコウなんだけど、なぜか
自宅のMacでやると列車の表示画面から先に進もうとすると必ずサーバーエラーになって
進めないんだよ(笑)。Firefoxでも、Safariでも、Operaでもダメ。昨日も今日もダメ。ほら。
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会社のWindowsでやると問題ないのになぁ?(今日、会社のWinでやって確認したばかり)
せっかくベルギー国鉄のサイトをほめようと思ってんのに、Macに対応しないとはナニゴトか!

まぁいい。で、PDFの切符はこんな感じ。
消してあるけど、実際には Prenom と Nom のところに使用者の名前と名字が入る。
車内で検札が来たら、このA4版のチケットとパスポートを見せればOKだ。
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現地で切符売場を探したり、自動販売機の操作に悩んだりする必要がないっていうのは
ほんとにラクで、イ課長なんてこのSNCBのサイトが非常に使いやすいもんだから、
オーステンデ往復、ブリュージュ往復はもちろん、最後に空港に行く近距離切符まで
ぜ〜んぶ、このサイトで買っちまった。

ベルギー国鉄の切符ネット購入システムは外国人にもわかりやすくて使いやすい。
事前に切符を購入しとけば、SNCBは快適なベルギー鉄道の旅をアナタに提供してくれる。
Windowsユーザーには間違いなく…そして、Macユーザーにはうまくいけば。



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by tohoiwanya | 2010-06-10 01:15 | 2009.11 欧州出張 | Comments(29)
2010年 06月 07日

海外のスーパーマーケット

出張であれ、旅行であれ、海外に行くとイ課長はその国のスーパーマーケットに入る。
ほとんど毎日のように入るんじゃないかな?

スーパーマーケットに頻繁に入る理由の大半は缶ビールの調達にあるわけだが(笑)、
その他にビールのつまみとか、ホテルの部屋にいる間にちょっと食うお菓子とか、
いろいろ買うべきものはあるわけだ。

スーパーに入るとなぜか写真を撮りたくなる。
何かの専門店じゃない、スーパーマーケットなんだから、お国柄っていったって
そう極端にあるわけじゃない。大体どこの国でも、日本でも、同じような構造だけど、
それでも撮りたくなる。まぁ要するにスーパーが好きなんだろう、きっと。
ガイコクのスーパーにいるっていうだけで、嬉しくなっちゃう(←バカ)。

お店の中で写真撮ると、店員に怒られないかなとか思って気を使うけど
あたりに人がいないのを見計らって撮っちゃうのだ。
これはドイツ出張で撮ったフランクフルト中央駅構内にある、ミニスーパー。
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缶ビールは当然として、ドイツのスーパーはお菓子類、特にグミの品揃えが充実してて嬉しい。
巨大グミを一袋買って、食いきれずにブリュッセルまで持ってったっけ。
かと思うと、ワシントンDCのスーパーはこんな感じ。
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何がスゴいって、取手つきのペットボトルに入ってて、どう見ても洗剤にしか見えないモノが
実はジュースであるというのが驚く。アメリカ人はこんな巨大ボトルからコップに
ジュースを注ぐのかい?すごいね。
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上は去年のパリ旅行のときに撮ったパリ市内のスーパーだ。
たぶんチーズ売場だろうと思うけど、さすがはフランス、チーズの品揃えの豊富さは
すごいものがある。
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一方、こちらはアジア、シンガポールのスーパー。
けっこう日本のお菓子が日本語で商品名が印刷されたまま売ってた。
シンガポールのスーパーではお土産系のお菓子も売ってたから、出張土産用に
マーライオンチョコもこの店で買ったのだ。空港で買うよりウンと安い(と思う)。

こちらは2008年のドイツ出張のときに撮ったリューベックのスーパー。
ここでもお土産用のグミとか買ったっけなぁ。
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ここで面白かったのはレジだ。
写真じゃわかりづらいけど、このスーパーのレジはベルトコンベア方式になってて、
一人分の会計が終わるとベルトがちょっと動くという方式。だから、イ課長もベルトの上に
自分の買いたいお菓子を置き、ベルトの動きに合わせて前に進むわけだ。

フと気がつくと、青くて細長い棒が何本も用意されてる。
これは…何だ?この棒がないと品物を買えないのか?いやそんなことはないだろう。

棒は無視して自分の番がくるのを待っていた。
すると、イ課長の次に並んでいたオバサンがおもむろにその青い棒を取るではないか。
見てると、イ課長が買った品物と、自分が買った品物の間にその棒をヨコに置く。

そうかッ!!つまりこれはベルトコンベアに置かれた商品の区切り用の棒なんだ!
この棒からアッチは前の人が買った分、棒からコッチはアタシが買った分ってことだ。
レジ打ちの人が間違えないように、これで区切りをつけるんだな。

その棒の使い方を知ったイ課長は激しく感心し、「なるほど」と感心した顔をして、
自分の次に並んだオバサンの顔を見た。
ドイツのスーパーについて、外国人にひとつ知識を与えたオバサンはニッコリと笑う。
「そうか〜、なるほど、なるほど」てな顔して納得してうなずくイ課長。
「わかった?わかったでしょ?こう使うのよ?」てな顔で得意げにうなずくオバサン。

日本人出張サラリーマンと北ドイツに住むオバサン。
リューベックのスーパーマーケットで、言葉は通じないモノ同士が「うむうむ」と
互いにうなずきあって、心の交流を果たしたのでありました(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2010-06-07 00:38 | 出張・旅行あれこれ | Comments(5)
2010年 06月 03日

海外出張における通訳さんという存在

「通訳さんの確保」は、海外出張のモロモロの準備の中でも飛行機チケットの確保と並んで
最も優先度の高い問題だと、イ課長は経験的にそう思う。通訳さん探しに比べたら
ホテル探しや現地交通機関の確認なんて直前になってバタバタやっても何とかなる。
しかし通訳さんのスケジュールは早めにおさえておかないと、出張自体が破滅するからね。

さて、イ課長は海外出張のたびに、どうやって通訳さんを探しているのか?
いつも通訳派遣会社に頼んでる?ノンノン。単純にネット検索で探しているに過ぎないのだ。

たとえば2007年のドイツ・チェコ出張。
この時は、たまたま発見したデュッセルドルフ日本商工会議所の通訳・翻訳紹介ページが
ものすごく、ものすごく役に立った。ここはドイツ国内の地域別の通訳者検索が可能で、
その後ほかの国にも行ったけど、通訳探しに関してここまでキチンと検索サイトが
整備されているのはイ課長の知る限りココだけだ。

じゃ、他の国ではどうするかって?
「シンガポール 通訳」とか「ワシントンDC 通訳」みたいなキーワード検索で
個人のサイトを探すんだよ。呆れるほど原始的な探し方だ(笑)。

何人か通訳候補を選び出すところまでたどり着いたら、候補全員にメールを送る。
イ課長がどんな会社のどんな仕事をしてるヒトで、いつ、どんな出張を予定してて、
どんな相手とのどんなヤリトリの通訳を頼みたいのか、といった情報を相手に示して、
そちらのスケジュールの都合、通訳費用等の連絡を請う、てな感じで打診するわけ。

ここで「その日は別の仕事がもう入ってて…」と断られることも多い。
だから「その日程なら大丈夫です。ぜひお手伝いしたいです」なんて返事が1通でも来ると
ホッとする。時にはそういう返事が複数の通訳候補から来る場合だってある。

そうなったら複数の候補者から誰かを選ばなきゃいかん。難しい局面だ。
しかし実際にドイツやワシントン出張ではそういうケースが発生した。

もちろん相手の人柄や能力なんて、全然わからない。
通訳料金に差がある場合、単純に安い方が嬉しいという気持があるのは否定できないが、
料金の問題だけじゃなく、過去の通訳実績、出張スケジュール変更でキャンセルが
生じた場合の規程、その他モロモロ…いろんな要素がからんでくるから決めづらい。

何度かこういう局面を経験した結果、イ課長は「これなら間違いない」という
通訳さん決定のための決定的法則を決定した。それは








エイヤで決めるしかないじゃん、という法則だ(笑)。


ワシントン出張のときは数人の候補者が残ったんだけど、その数人と何度かメールを
やりとりするうち、最初に返事をくれるのは決まっていつも同じヒトであることに気づいた。
それだけの理由で、エイヤでそのヒトに頼むことに決めた。

ドイツ・チェコ出張のときは下記の二人のどっちかに決める必要があった。

①通訳カンケイの資格もいくつか持ってて、優秀そうで、通訳料金も高い候補者 
②そういう資格はない人で、通訳料金は①より安い候補者

このときもエイヤで②のヒトに決めた。ドイツ在住の日本人の女性である。

結局、この②のヒトには2007年出張を皮切りに、2008年の2度のドイツ出張でもお世話になり
イ課長は彼女に対して戦友のような信頼感を持っている。

飛行機でベルリンに飛んだり、旧東ドイツの廃墟のような駅に行ったり、二人でアチコチ行ったもんなぁ。
その廃墟のような駅を出て、ひなびたレストランで一緒にランチ食ったっけ。
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昨年のシンガポール出張のときの通訳さんはいつもとちょっと違っていた。
「現地語に堪能な現地在住日本人」ではなく「日本語に堪能な現地の人」だったのだ。
しかし、彼の日本語のうまさは呆れるばかりだった。

彼は若い男性で、ベジタリアンだったんだけど、たまたま彼と一緒に入ったインドカレー屋が
偶然にも「ベジタリアン専門カレー屋」だったことがあった。
シンガポールにはあるんだよ、そんなカレー屋が。珍しいから写真を撮らせてもらった。
上が通訳さんが食ったカレー、下がイ課長が食ったカレーね。
巨大な葉っぱの上にゴハンがあったりして、南国ムードたっぷりのランチだった。
(でも、すごく安かった)
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通訳さんとはこうして出張中は一緒にランチを食い、一緒に列車やタクシーに乗り、
一緒に相手先を訪問するわけだ。通訳さんナシにはイ課長の海外出張は成立しない。

さて、そんな通訳さんを頼むときの重要な注意事項を最後に一つ。

出張最後の仕事が終わると通訳さんに通訳料を払う。それは当然のことなんだけど、
どこに国でもこの支払いに関しては「現地通貨で現金払い」という原則があるようだ。
請求書を会社あてに送ってもらって後で振込み、なんてケースは過去一度もなかった。

必然的に、出発前に「通訳さんに払う分」の現地通貨も両替しとかないといけない。
アメリカなんかで5日間通訳を頼めば、軽くウン十万円単位になる。
このブ厚い現地通貨の札束を出発前に用意し、出張最後の日まで絶対になくさないように
しないといけないわけだ。
宿泊ホテルによっては部屋の中にセイフティボックスがないことも多くて、
そういうときはしょうがないからカバンに入れてドコに行くにも持ち運ばざるを得ない。

この「大金保管業務」は、すごい精神的プレッシャーとなってイ課長をさいなむ(笑)。
最終日に通訳料払い終わって、領収書もらうとホッとするよ、毎回。

というわけで、本日は海外出張における通訳さんについて書かせていただきました。
いや、実はさ、たまたま通訳さんと一緒に食ったメシの写真を何枚か見つけたら、
どうしてもこのテーマで書きたくなったんだよ(笑)。

通訳さんたちには毎回、本当にお世話になってる。
またいずれ、突発的にこのテーマで書くかもしれん。




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by tohoiwanya | 2010-06-03 00:01 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)