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2011年 01月 31日

ロンドン、ホテル朝食との対決

さて、フィッシュ&チップスを食った翌朝だ。ロンドンのホテルの朝メシとの対決だ。
「ロンドンのホテルの朝メシ」っつうとだね、イ課長はやっぱり20年前、新婚旅行の時に
対面した、あのホテルの朝メシを思い出さずにはいられないのだよ。

20年前も朝食付きホテルだったから、朝食を食おうとした(そりゃするわな)。
広いダイニングに行き、ウェイトレスから「コーヒーか?紅茶か?」と聞かれる。
ここまではまぁいい。どこの国のホテルでも大体こんな感じだ。

頼んだコーヒーを飲んでると、ウェイトレスがパンを持ってきた。問題はここからだ。
そのパンを見てイ課長とトホ妻は少なからず驚いたんだよね。

「丸いパンがいくつか、バスケットに盛られてる」的なモノを想像していたんだけど、
そのパンはもうすでに焼かれていた。え?何も頼んでないのにいきなりトースト?
他のパンってないの?パンは薄切りパンのトーストっつうだけで他に選択の余地ナシなの?

しかもやけに薄いトーストじゃないか?…しかもやけにカリカリに黒く焼いてないか?
しかもそのトーストが挟まってるこの「トースト立て」っつうのか何つうのか…コレは何だ?
頭の中にかなりたくさんのハテナマークが飛び交う朝食だったのだ。

トーストを持ってきたウェイトレスがおごそかにイ課長とトホ妻に宣言した。
「標準はこのトーストと飲み物だけ(あとはジャムとかその程度)のコンチネンタル
ブレックファストである。あとホニャポンド追加すれば肉類などを加えたイングリッシュ・
ブレックファストを食えるが、お前たちはどうする?」

薄くて黒くてカリカリで、火事場から拾ってきたベニヤ板みたいなトースト、それがタテに
ズラリと並んだ姿を見て気後れした我々は「と、とりあえずコンチネンタルでいいス…」と
答えたのである。

あれから20年。
ロンドンのホテル朝食は今どんな感じなのであろうか…?非常に興味があった。

ダイニングに行くとおネエチャンが「コーヒーか紅茶か?」と聞いてくる。ここまでは同じ。
パンはと見ると…お?小さい菓子パンっぽいのが何種類か置かれているぞ。

おお?これは意外だ。これ、何となくおフランス風の朝食じゃないかい?
しかしこれは悪くないかも。カリカリトーストより個人的には菓子パンの方がいいな。
さっそく菓子パンを二つ取り、生のグレープフルーツをたっぷり取った。
菓子パンと果物、あとジュースとコーヒーの朝食なんて、けっこういいじゃん ♪♪
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菓子パンを食ってると、コーヒーを持ってきたウェイトレスがイ課長に質問してきた。
「トーストはブラウンか●●か?トマト・ソーセージ・卵・マッシュルーム・ベーコンはどうする?」
(●●はイ課長が聞き取れなかったブブン)

…え?
こ…この菓子パンが朝食じゃなかったの?イングリッシュ・ブレックファストが別にあるの?
ビュッフェ式の朝食で、並べられたものを取って食うんだと思い込んでたけど、ココは
客ごとに厨房でオカズやトーストを調理して持ってくるの?…ぞ、存じませんでした。

動揺を隠しながら、とりあえず聞き取れた方のブラウンのパンを頼み、オカズに関しても
ウンウンとうなずいて持ってくるように頼んだ。そういう方式だったのかぁ…。
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うおおー出たーー!懐かしき「トースト立て」!!
他の国ではマッタク見かけない食器?だけど、英国では相変わらず使われてるんだ!
朝食のパンはトースト以外に選択肢なし、そしてこの独特のトースト立てに立てられた
カリカリの薄いトーストの行列。英国ホテル朝食の伝統は生きていたようだ。
トースト立てを懐かしがりながらジャムをつけてトースト食ってると、やがてオカズが来た。
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う…う…やけにスゴい量だ。さっき菓子パン二つも食っちゃってるのに…。
実はこれ、本来は「トマトとベーコンと卵にして」みたいに、5種類のオカズの中から
チョイスする方式だったみたいなんだよね(そのコトには後で気づいた)。
イ課長がウンウンとうなずくから、ウェイトレスさんはオカズ全種を持ってきたようだ(笑)。

味はっつうと…うーん…ベーコンとトマトは及第点だろうが、卵とソーセージとキノコは…
特に卵が…ホテル朝食のスクランブルエッグなんてどこでも同じような作り方のはずなのに
あまり美味くない。やけに“薄い”って感じ。牛乳入れすぎか?

ドイツのホテルと比較しちゃうと、やはり圧倒的な差があると言わざるを得ないな。
ドイツはパンの種類なんか、すげぇ豊富だったもん。もちろんトーストが欲しければ
自分でパンを切って、自分でトースターで焼ける。
ハムやソーセージや卵なんかのオカズ類にしても、段違いにドイツの方が美味しい。

しかし、この時はイ課長は「味」よりもむしろ「量」が問題だった。
すでに菓子パン二つ食ったあとにトーストと「オカズセット全種」だからね(笑)。
途中で「トーストのお代わりは?」と聞かれて、当然断ったけど、それでも最後の方は
さすがに腹一杯すぎて少し残した(主に卵とマッシュ)。ごめんなさい。

ドイツのホテル朝食に比べれば、やはり英国のホテル朝食はだいぶ落ちる。
まぁこれは十分予想されたことではある。もし逆だったら大事件だが。
しかし「不味い!」というほどではない。大したことはないけど、まぁ食える。
これは昨晩食ったフィッシュ&チップスの評価と同程度だな。
それでも品数の多さという点ではまぁまぁ多かったといえるのは確かだろう。

でも、この朝食の中で一番美味しかったのは、最初に勘違いして食った
菓子パンと生グレープフルーツだったというのが正直なところなのだ(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-01-31 00:20 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 01月 27日

ロンドン・夜の名曲選 -その2-

London by Night」を脳内エンドレス再生しながら、ビッグ・ベンまで歩いた翌日。
2010年11月19日金曜日は出張最後の日だった。
リーズって町で仕事して、2時間列車に揺られてロンドンのキングス・クロス駅に戻ってきたのが
6時ちょい前くらい。ロンドンはとっくに夜。とっくに真っ暗。
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1週間の出張全スケジュールを終え、さすがに疲れたから、駅で通訳さんと別れた後は
ホテルに戻って一休み…なんてことはしないのだ。イ課長は「どくとるマンボウの教え」を
信奉するオトコ。仕事も終わったし、ロンドン最後の夜だし、歩き回ろうではないか。

それに、ちょっと行ってみたいと思ってた場所があったんだよ。
しかもソコは昼間じゃなく、暗くなってから行く必要があった。夜じゃないとダメなの。
仕事が終わったロンドン最後の夜。ソコに行くのには絶好の機会ではないか。

というわけで、地下鉄に乗ったイ課長はGreen Parkという駅に向かった。
行きたかったのは、その駅に近いバークレー・スクエアというところだ。

ロンドン・夜の名曲選という標題で、バークレー・スクエアと聞いただけで、
「あそこ行ったの?モノズキだねぇ」と思ったアナタはスタンダード・ソングが好きですね?
そう、名曲「バークレー・スクエアのナイチンゲール」に唄われた、アソコですよ。
わざわざ行くなんて、我ながらモノズキだなぁと思いましたよ、ええ(笑)。

静かな高級住宅街の中の公園といった感じを予想していたんだけど、地下鉄を出ると
お?意外にもけっこう賑やかな街じゃないか。
キレイなショッピング・ビルがあって、通りの向こうにはゴージャスなホテルもある。
へえ〜…バークレー・スクエアって、こんなに繁華街に近かったんだぁ。

例によって「A Nightingale Sang in Berkeley Square」を脳内エンドレス再生しながら歩く。
バークレー・スクエアはすぐに見つかった。楕円形の、そんなに大きくない公園だ。

十分予想されたこととはいえ、真っ暗な公園っつうだけで、別に何もない(笑)。
しかし個人的には「ここがあの名曲に唄われたアソコか…」となかなか感慨深いものがあったよ。
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That certain night,
The night we met,
There was magic abroad in the air.
There were angels dining at the Ritz,
And a nightingale sang in Berkeley Square.

あの夜のこと
私達が出会ったあの夜よ
あたりが魔法にかかったようだったわ
リッツでは天使たちが夕食をとり
そしてバークレー・スクエアではナイチンゲールが鳴いていた


I may be right, I may be wrong,
But I'm perfectly willing to swear
That when you turned and smiled at me,
A nightingale sang in Berkeley Square.

間違ってないはずよ それとも間違ってる?
でもこれだけは誓って言えるわ
あなたが振り返って私に微笑みかけたとき
バークレー・スクエアでナイチンゲールが鳴いていたのよ



脳内でこの曲を思い出しながら、イ課長は卒然と気がついた。
そうか!今まで考えたこともなかったけど、歌詞の中にある「Ritz」って、
地下鉄の駅ンとこで見た、あのゴージャスなホテルのことだよ、ホテル・リッツ。
The Ritzって看板が出てたもん間違いない。そうだったのかぁーーー。

バークレー・スクエアは確かにホテル・リッツに近いよ。歩いて数分だもん。
この辺一帯が魔法にかかれば、イ課長がさっき降りたGreen Park駅のあたりまで
魔法の威力が及び、ホテル・リッツで天使が晩飯を食うことだってあるだろう(ねぇよ)。
日比谷公園の歌に帝国ホテルが出てくるようなもんで、地理的必然性があったんだ。
こういうコトって実際に来てみないとわかんないよねぇ。ちょっと感激してしまった。

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The moon that lingered over Londontown
Poor puzzled moon, he wore a frown.
How could he know that we two were so in love?
The whole darn world seemed upside down.

ロンドンの街を照らしていた月は戸惑って
ちょっと眉をひそめていたわね
私達がこんなに愛し合ってることを知るはずもなくて
何だか世界が逆さまになったようだったわ


The streets of town were paved with stars,
It was such a romantic affair.
And as we kissed and said goodnight,
A nightingale sang in Berkeley Square.

街の通りは星で舗装されていたみたい
なんてロマンティックな出来事だったのかしら
私達がキスして おやすみを言ったとき
バークレー・スクエアではナイチンゲールが鳴いていた



イ課長の個人的見解として、この曲は「女性の立場」で歌って欲しい。
そこで今回は女性言葉で訳詩を書かせていただいております。
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Our homeward step was just as light
As the dancing of Fr-ed Astaire,
And like an echo far away
A nightingale sang in Berkeley Square.

私達が家路につく足取りは軽い
まるでフレッド・アステアのステップのように
そして 遠くで響くこだまのように
バークレー・スクエアのナイチンゲールが鳴いていたわ


I know 'cos I was there,
That night in Berkeley Square.

ちゃんと知ってるの だって私はあそこにいたんですもの
あの夜の バークレー・スクエアに



うーん…まさに夢見るようにロマンチックな歌詞だねぇ…本当にキレイな曲だ。
名曲だけあって「バークレー・スクエアのナイチンゲール」は多くの人が歌ってて
イ課長のiPodにも7バージョン入ってる。
ナット・キング・コールやフランク・シナトラといった大御所はもちろんイイし、
オルゴールみたいな前奏にのせてアニタ・オデイがしっとり歌う名唱もこれまたイイ。

でもイ課長が大学生の頃、最初にこの曲を知ったのはマンハッタン・トランスファーで、
彼らが最初に録音したアカペラ・コーラス版のこの曲(後にもう1バージョン録音してる)こそ
最高と言わせていただこう。

ちなみに、ナイチンゲールというのは、もちろん看護婦さんのことではなく(笑)、
日本では小夜啼鳥(サヨナキドリ)と言うらしい。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」に
「あれはナイチンゲールよ、まだヒバリは鳴きません」っていう有名なセリフが
あるくらいだから、夜によく鳴くトリなんだろうな。
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バークレー・スクエアからニューボンドストリートに出て、北西に向かって歩くと
そこはロンドンを代表する繁華街・オックスフォード・ストリート。
静かで真っ暗だったバークレー・スクエアに比べると別世界のように明るく華やかだ。
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「今年の海外出張も無事終わったなぁ…」と思いながら、クリスマスイルミネーションに輝く
オックスフォード通りをブラブラ歩いたっけ。
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ロンドンの賑やかな高級ショッピング街にほど近い、静かな公園バークレー・スクエア。

観光価値はゼロと断言していい。
夜に行ってみたって真っ暗なだけだし、ナイチンゲールなんて鳴いてない(笑)。
でも出張最後の夜に、あの名曲にうたわれたバークレー・スクエアに行ったことは、
イ課長の中ではなかなか美しい「ロンドンの思い出」になってるんだよ。


ちゃんと知ってるの だってイ課長はあそこにいたんですもの
あの夜の バークレー・スクエアに





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by tohoiwanya | 2011-01-27 00:02 | 2010.11欧州出張 | Comments(10)
2011年 01月 24日

台湾スクーターライダーズ Go Go!

台北の道路…いや、おそらく台北以外の都市の道路でも事情は同じなんだと思うけど、
とにかくそのスクーターの多さはすごいんだよ。

道路は車よりスクーターの方が圧倒的に多くて、そこらじゅう元気に走り回っている。
日本だとスクーターといえば50ccを思い浮かべるけど、台湾の場合は125ccクラスが中心らしい。

ちょっと調べてみたら、実は台湾って世界一のスクーター普及率を誇る国なんだってね。
人口約2,270万人に対して二輪車総保有台数1,280万台。「1.8人に1台」っつうから驚く。
(「ゲットバイク」っていうサイトから引用、統計数字は少し前のものっぽい)

おそらく、台湾の大学生なんかだとスクーターは文字通りのマストアイテムなんだろうな。
若年層は男女関係なくスクーターを使うのが当然って感じでそこらじゅう走り回ってる。
大きな交差点なんかだと、赤信号待ちの間に10台・15台…とスクーターが増えてって
いざ青信号になると「WGP台北グランプリ・スクータークラス」って感じの
勇壮なスタート風景が毎回見られて楽しい(笑)。

これは午後のスコールで雨がジャバジャバ降ってたときの台北の大通りだ。
こんな雨でも、カッパを着たスクーターライダーズがワンサカ道路を走り回っている。
以前は日本でも雨ガッパ着たライダーっていた。イ課長自身、若い頃は雨の日でも
バイク乗ったもんだったけど、日本じゃ最近はあまり見なくなったよねぇ…。
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これだけスクーターが多いから、歩道に停めてあるスクーターの数もまた、ものすごく多い。
そこらじゅうの歩道全部にスクーターがズラ〜っと並べられてると言っても過言ではない。
下の写真はスクーター屋の店頭ではない。普通の歩道なのだ。
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さて、これだけスクーターが多い台北の街。
しかしそこは台北。やっぱり「おお?なんだこれは?」と外国人旅行者に思わせるような
ネタをちゃんと提供してくれるのである。

台湾を旅行した人の間ではもはや有名とも言っていい話だけど、台湾では独特の
ライダーズファッションが二つある。特に女性ライダーの間で多い。それは何かっていうと、

①カラフルマスク着用
②上着・シャツ類の反対着用


これ、実は2006年の台北旅行の時はあまり気づかなかったんだよ。
今回行って「やけに多いなぁ…」と思って、日本に戻ってきて調べてみたら
やっぱりあれは台湾スクーターライダーズファッションの王道らしい。
(台北では昔より減ったという説もあるが)

台湾のスクーターライダーはマスクをしてる人が多い。これは男にも女にも多い。
日本の風邪マスクみたいな白くてヤワなやつじゃなく、色や柄が非常にカラフルで、
たぶん作りももっとしっかりしてるんだと思う。スクーター用マスク専門店まであるらしい。

このマスク、当然「排気ガス吸入防止」という目的があるんだろうけど、そこはホレ、
やっぱヘルメットなんかと同じで、見た目も重要ってわけだろうな。
バンダナとおなじような感覚でカラフルなデザインのマスクを使ってるという感じ。
イ課長も土産に1個買ってきて、家から駅まで自転車乗るときに着用したかった(笑)。

そしてもう一つが「上着・シャツの逆着用」。これ、知らない人にはわかりづらいだろうけど、
要するに前ボタン式のシャツを“前から着る”わけ。

そうするとボタンは背中側に回るわけだけど、そこまでキチッと着るわけじゃなく、
前から「はおる」ようにして、腕の部分のあたりを覆うようにしてる。

これは女性ライダーだけのスタイルみたいで、たぶん「腕の日焼け防止」目的なんだと思う。
暑くて軽装が当たり前の台湾。スクーター乗るたびに長袖の上着なんて着てられないから
乗ってる間、腕のあたりだけ日焼けを防ぐ…ってことなんじゃないかなぁ?

この台湾風ライダーファッション。
滞在最後の日に写真を撮ろうと思ってたんだけど、上に見たように最後の日が雨で
残念ながらあまりイイ写真がない。台北到着の日、迪化街に行った時に1枚だけ、
台湾風女性ライダーの典型的スタイルを撮ったのがあるから、それをお目にかけよう。
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マスクしてシャツを前からはおって、あとはTシャツに短パンというすごい軽装。
大体みんなこんな感じなんだよね。ミニスカ姿で乗ってる女性も珍しくない。

さっきも言うように、暑い国なんだから軽装でバイクに乗るのは当然ちゃ、当然だ。
でも、かつて250ccバイクに乗ってたイ課長から見ると、こんな軽装だと
とにかくコケた時のケガが心配になっちゃうんだよなーー。

台湾スクーターライダーのみなさーん。事故にはくれぐれも気をつけて下さいねー。




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by tohoiwanya | 2011-01-24 00:12 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 01月 21日

イ課長ミシュラン・ホテル評価10

10回めのホテル評価で初めてかな?
今回は国内出張で泊まったホテルを評価してみよう。

ダイワロイネットホテル金沢

ここは昨年10月の金沢1泊出張の時に泊まったところだ。
回転寿司食ったり、へしこを食ったりした、あの出張の時ね。

ここは総じて「なかなか良かった」という評価を与えられると思う。
特に部屋が広かったというのはプラス評価ポイントだろう。
シングルを予約したんだけど、ツインの部屋を使わせてもらえたんで、
よけいにそう感じたっていうのもあるだろうけどね。
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デスクも普通のビジネスホテルより広い。パソコンを置き、ビールとツマミを置いても
まだかなり余裕があるから、仕事用の資料も広げたりできて、使い勝手がよろしい。
(資料よりビールとツマミを置くことの方が先らしい)

利便性もいい。金沢駅から歩いて数分程度か。
メシ食ったり、缶ビールを買いに行ったりするのは(またビールかよ)駅で用が足りるし、
目の前にフォーラスっていう巨大商業複合施設もあるからナニをするにもまず不便はない。
もっとも、夜の歓楽の巷で遊興に酔いしれたいっていうなら、香林坊あたりの繁華街に
泊まった方がいいんだろうけど、イ課長の出張ではそういうニーズ低いし…(笑)。
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部屋の広さや設備はグッド。交通利便性もグッド。
1階にある居酒屋が朝は朝食ビュッフェになるんだけど、朝食の内容もなかなかグッド。
大きな文句はこれといってないホテルだと思うんだよ。これでネット予約で1泊6600円。
金沢出張に行く人がいればお勧めできるし、イ課長自身また金沢出張があれば利用するだろう…

     利用するだろう…
             だろう… だろう… だろう… (コダマ)



…それが現実になっちゃったんだよ。来週の火・水にまた福井・金沢出張がある。
まいっちゃうなーーーーーー。ま、1月後半の北陸出張は覚悟はしてたんだが。

25日午後は福井でシゴト。すぐ金沢に移動し、宿泊して翌日午前中は金沢でシゴト。
金沢での宿泊は上に書いた、このホテルをまた予約した…まではいいのだが…。

問題は交通機関なんだよ。雪やらシステム障害やら、ここんとこ運行トラブルが多い。

特に金沢の方のシゴトはイ課長が開催を要請し、忙しくてエラい先生なんかも集めて
実施するものだから、イ課長がいないとハナシにならないし、これが雪でダメになると
イ課長自身の首が絞まる。何としても行かねばナラヌ。

順当なら新幹線で米原まで行き、そこから特急しらさぎで福井っていうルートだ。
しかしこないだは名古屋周辺の大雪で新幹線が大遅れしたし、関が原に雪が降っても
新幹線はアブナい。多少の遅れなら乗り継ぎの特急しらさぎは待っててくれると思うが。

越後湯沢→特急はくたか→金沢乗換→福井ルートもあるが、これは時間がかかりすぎる。
しかも上越新幹線だってこないだ止まって混乱したし、ほくほく線も強風で遅れが出てた。
米原周りよりさらにリスクが高いかもしれん。

飛行機という方法も考えておかんと。
しかし新幹線がとまるような悪天候で飛行機だけピュンピュン飛ぶとは考えづらい。
あとは24日のうちに夜行バスで行っちゃうなんて方法もあるが…雪で立ち往生して
車が何十台も道路で夜明かしとか、そんなニュースがこないだあったなぁ…(遠い目)。


最近、中部・北陸地域の週間天気予報チェック回数が急増したイ課長なのである。



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by tohoiwanya | 2011-01-21 00:04 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2011年 01月 19日

海外出張で使う携帯電話 -続編-

昨年3月、海外出張では必ずレンタル携帯電話を借りるという話を書いたことがある。
ちょうどPHS→携帯への乗り換えをどうしようか考えてる時期だった。

結局、イ課長はその後ほどなくしてPHSを解約し、auの携帯に乗り換えた。
買ったのはソニエリのS002という機種なのである。
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デザイン的には好みじゃなかった。明らかに女性向け機種でイ課長の手にはやや小さいし。
それでも、これをチョイスした理由は2つある。

①海外ローミングのGSMの方にだけは対応してて、出張で使えそうだったから
②新規契約で端末価格が0円だったから

海外で使える範囲の広さだったら、GSM+CDMAのデュアルローミング対応機種の方がいい。
だがそれらはみんな何万円もする。高すぎる(←PHSユーザーは高い端末に慣れてない)。

2010年、海外出張があるなら欧州の可能性が高いっていうのはある程度わかっていた。
欧州は「GSMエリア」みたいだから、とりあえずGSM対応だけあれば出張で使えるかな?と思って
女性向けデザインであることには目をつぶってコレにしたのだ。
(要するに端末0円機種を選んだコトの言い訳がしたいらしい)

この新しい携帯を初めて海外で使ったのは台湾旅行だった。
「海外出張で自分の携帯を使う」という初めての経験の予行演習を台湾でやったわけだ。

結論からいえば、この時は東京のトホ妻と音声通話はもちろん、日本語メールも出来た。
これなら問題ないというわけで、2ヶ月半後の欧州出張では初めてレンタル携帯を借りずに
自分の携帯を持参し、グローバルパスポート機能を使ってみたのである。

結論からいえば(またかよ)、これは非常に有用かつ快適だ。
「初めて自分の携帯持って海外出張行きました」なんて今頃喜んでるわけだから、
マトモな携帯ユーザーからすれば笑っちゃうようなレベルだろうけど、イ課長にとっては
極めて新鮮かつ重大なコトで、海外出張での活動の地平がグッと広がったような(やや大げさ)
ことだったんだよね。

フランクフルト空港に到着し、GSMに切り替えてみると、しばらく電波を捜してたけど
すぐに現地でローミングする相手(っていう言い方はヘンか?)を見つけた。
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こんな風に、いま「o2-de」の電波でつながりますよっていう表示が出る。
別にミッフィーに注目しなくていいの(笑)。女性向け機種だからしょうがないんだよ。

17日水曜日、ICEに乗ってアーヘンを越え、リエージュに着く途中で国境を越える。
越えると、ちゃんと表示はベルギーでのローミング相手に切り替わる。
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ロンドンではこんな感じ。最初はT-Mobile UKだったけど、最後のヒースロー空港では
vodafoneになってたから、複数のキャリアの電波を選べるようになってるみたいだ。
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今回、パソコンの方に問題があって、ドイツにいる間はネットがほとんど使えなかった。
だから、会社と連絡をとるために携帯の日本語メールだけでも何とか使えたことは
ものすごく助かったんだよね。レンタル携帯のノキアだと、むりやりメール使おうにも
ローマ字でやるしかない。海外で自分の携帯を使えるって、ホント便利なんだなぁと
つくづく実感したイ課長なのであった。

ただし、自分の携帯であるがゆえの問題もある。
イ課長は寝るとき、目覚ましアラームにいつも携帯を使う。
フランクフルトのホテルでも真夜中に東京のオフィスにメールを打ち、そのまま
枕の近くに自分の携帯を置いて、寝た。

寝てたらメール着信音で起こされた。ムカッ!!東京のオフィスからの返信だ。ばっかやろう…
ヲマエら、時差というものを認識しとらんのか?こっちは真夜中だぞ。少しは気を使え。
ムカつきながら「こっちはいま夜中の2時だ」と返信し、メール送信の自粛を促した…が、

またメール着信音で起こされる。テメエいいかげんにしろ。
読むと「時差ボケで大変かもしれませんが、少しでも寝て下さい」なんて書いてやがる!
てめぇ〜〜…全然わかってないようだな。そんなにイ課長を怒らせたいか。

めちゃくちゃ不機嫌になりながら、さらに返事を書く。
「着信音で起こされたのである。こっちにメールする時はそっちの夕方にしてくれ」と
怒りを押し殺したメールを出した。
すると再び着信音。見ると「えー!起こしちゃったの?ごめんなさーい!!」というメール…

…ということはさすがになかった(笑)。
もしそんなメールが来てたら、イ課長は帰国後にその女子社員を殺害したであろう。

ま、そんな“被害”もあったけど、自分の携帯を海外出張で使えるのはホントに便利。
今頃になって初めてグローバル・パスポート携帯って便利なんだということを発見した、
周回遅れの携帯ユーザー、イ課長なのでした。

ちなみに、auの請求書ではその月の海外ローミング使用分はわかるようになっている。
だからイ課長は当然のようにauの請求書のコピーをとり、その部分にマーカーで印をつけて
出張中の使用料金を出張経費として会社に請求したのである。4000円くらいだったかな?

もちろん、その料金の中には私用で日本のトホ妻なんかとメールした分がかなり
含まれてるはずで、純粋に業務で使った分となると…半分もないんじゃないかな〜?

いいじゃンかよ!そのくらい!!それでもレンタル携帯電話よりは安いんだからッ!
 



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by tohoiwanya | 2011-01-19 00:07 | 2010.11欧州出張 | Comments(8)
2011年 01月 17日

フィッシュ&チップスとの個人的闘争

ロンドン到着の夜、イ課長がロンドン初メシとしてGarfunkle'sでオーダーしたもの。
それはFish and Chipsなのであった。Fish 'n Chipsと口語的に書くこともあるらしい。

タラやカレイ、オヒョウなどの白身魚の切り身に、小麦粉を卵や水またはビールで溶いた衣をつけて
油で揚げたものと、ジャガイモを細い棒状に切って油で揚げたチップスと合わせて供する。
この場合のチップスは、薄くパリッとしたポテトチップスのことではなく、日本語で言うフライドポテト
(アメリカで言うフレンチフライ)のイギリスでの呼び名である。 一概には言えないが、大体のカロリーは
一人前(魚の切り身小一切れにジャガイモ中一個分)で450キロカロリー程
(Wikipedia記述を引用)。

フィッシュ&チップス。
英国ではごくありふれた、庶民的な食い物とされる。だがイ課長は食ったことがない。

何しろコッチは20年前に「マズいもの大賞・揚げ物部門」1位獲得の、あのフライドチキン
完膚なきまでにヤラレている。あの時はロンドン滞在中、他に揚げ物を食ってみようなんて気が
マッタク起きなかったのは致し方ないところだ。

比較的リスクの低そうなそうなメニューは他にもあった。ステーキとか、ピザとかね。
だが今回は20年前たぁ違うぞ。タタカイの心構えは万全なんだからな。
ロンドン出張の初メシ、いきなりド真ん中の典型的イギリス料理から攻めてやろうじゃねぇか。
もうちっとやそっとのマズさじゃ驚かねぇぞ。覚悟してかかってこい。フィッシュ野郎!
(20年ぶりのロンドンメシとの対決を前に、だんだんケンカ腰になっていくのである)

イ課長は敢然とウェイトレスのねえちゃんにフィッシュ&チップスを注文し、さらに
英国産ビールを頼んだ。どうせならハイネケンとかじゃなく、ロンドンの名のついたビールを
飲んでやろうじゃねぇか。毒を食らわば皿までも。ロンドンメシ食らわばビールまでも。
揚げ物もビールもまとめて相手ンなってやらぁ!来るなら来い!(←依然としてケンカ腰)
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はぁはぁはぁ…ちょっとコーフンしてしまったぜ。落ち着こう。
とりあえず、テーブルに置かれたロンドンなんとやらってビールを飲んでみよう。

ちょっと独特の味のクセみたいなものがあるが、まぁこれは好み、ないし慣れの問題だな。
それ飲んで、フランフルト→ブリュッセル→ロンドンを1日で駆け抜けた疲れを癒してると、
おお、いよいよ運ばれてきやがったな?フィッシュ&チップス!
この20年間でイ課長もちったぁ場数を踏んできたんだ。オレをギャフンと言わせたきゃ
それなりのマズさでかかってきやがれ!(←またケンカ腰)
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しかし…で、でけぇ…。
比較物がないから写真じゃわからないかもしれないけど、かなりデカいフライだ。
シッポつけたまま揚げる、日本風のかわいいアジフライに“換算”したら何匹になるだろ?
このデカい揚げ物全部が20年前のマズさだったりすると、これは相当手強いか…?
まぁいい。腹減ってるし、とにかく食おう。レモンとタルタルソースを適当にブッかけ、
ロンドンの揚げ物とイ課長との、20年ぶりの対決の幕は切って落とされた。

(モグ)…ん?

んん…(モグモグ)…ンむ…これは…

(ゴクン)…うむ、そうめちゃくちゃヒドくはないだろ。これなら食えるよ。

もちろん「なんて美味しいんだ!」というほどでは全然ない。ここは台北ではない(笑)。
しかし、すごく美味しいわけではないにせよ、激マズというほどでもない。まぁ食える。

白身魚の肉は柔らかくてまぁまぁ。フライのコロモはけっこうガビガビだけどね。
デロリッとした緑色の煮豆らしきものは…うーん…これはあまりおいしくない。
フライドポテトは…まぁこれは普通だろ。他の国で食うのと同じレベルと言っていい。

総合的に評価すれば「大したことはない」ってあたりが妥当かな。
ぜひまた食いたいと思うようなモチベーションの炎が燃え上がることは全くない。
「大して美味しいわけではないが、とりあえず食えるレベル」ってわけだ。

カネ払ってレストランで注文したものが「食えるレベルである」という、ごく当たり前のことが
重大なコトに思えてしまうっていうのは、あまりにも悲しいものがあるが、もし20年前に
食った揚げ物がコレだったら、別にトラウマになるほどのコトもなかっただろう。

ふーむ…20年間の恨みを込めてケンカ腰で食ったわりには、大したマズさではなかったな。
ロンドンのメシがかなり改善されたっていうウワサは本当だったのか?

いや、この程度のことで気を許してはならん。
そもそも、この時食ったフィッシュ&チップスは最初からすごく有利な立場にいたわけだよ。
何しろ比較対象は20年前のアレだ。アレはあまりにもアレ過ぎるシロモノだったから、
今回、イ課長が「アレよりはずっとマシ」と感じたとしても驚くにはあたらない。
最初からハードルが低かったのだ。

20年前のロンドンのトラウマがイ課長の心と味覚に与えた傷はあまりにも深い。
これしきのコトでロンドンのメシが改心したなんて、まだ到底信じる気はないぞ。

…とすれば、とりあえず次に検証すべき食い物は明日の、ロンドンのホテルの朝食だよな。
当然イ課長としては、出張前半で食ったドイツのホテルの朝食と比較するもんね。
比較対象のハードルはグッと高くなる。

よし、明日のホテルの朝食にジックリ注目させていただこうじゃねぇか。
首を洗って待ってやがれよ、ロンドンのメシめ。

ロンドンメシ関連の更新は、今後も執念深く続くのである(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-01-17 00:08 | 2010.11欧州出張 | Comments(4)
2011年 01月 14日

ロンドンのトラウマ

ロンドンのトラウマとは、メシの話なのである(笑)。

英国のメシ。
英国に行って、メシの美味さに期待しようなんてキトクな御仁は太陽系中探したって少ない。
このコトはもはや世界中であまりにも書き尽くされ、言い尽くされた話題だ。

しかし、前提条件の提示として、ちょっと書かせてくれ。話は約20年前にさかのぼる。

1991年3月、イ課長はトホ妻とともに新婚旅行で初めてロンドンを訪れた。
トホ妻は結婚前にすでに欧州大陸には何度か行った経験があり(けっ)、この時が「初イギリス」。
一方、イ課長にとっては「初イギリス」どころか、この時はまだ「2度目の海外」であり、
「初欧州」でもあったのだ。

初欧州。けっこうカンゲキしたよ。
ガトウィック空港から列車に乗ってビクトリア駅で降り、夜のロンドンを初めて眺めて
「うわぁ、オレはついにヨーロッパに来たんだ」と思った時の感慨は今でもよく覚えてる。

この時、ロンドンには3泊した。
初イギリスの妻と、初欧州の夫の新婚旅行なわけだから、それなりに観光もした。
大英博物館に行ったり、テート・ギャラリーに行ったり、バービカン・センターに
トレバー・ピノックの古楽器演奏によるモーツァルトなんかも聴きに行ったよ。

だがしかし。
イ課長とトホ妻のロンドンの印象といえば、「メシの不味さ」に尽きるのだ。

決定的経験だったのは、観光の途中、ビクトリア駅のカフェで食ったフライドチキンだね。
あの不味さは生涯忘れられるものじゃない。できれば忘れたいが(笑)。

もう「口に合わない」とか「おいしくない」といったレベルは完全に超越したシロモノで
「これはただごとではない…」「何か厨房で事故でもあったのだろうか?」と思いたくなるほどの
つくづく、しみじみ、ホトホト不味いフライドチキンだった。

鶏肉自体も美味しくなかったけど、とにかくそれを揚げた油の風味のマズさが天下一品で、
何年も換えない、ド古い油で揚げたような感じというか、いや、それ以前にそもそも
ちゃんと食用油で揚げたんだろうか、という疑いすら持ちたくなったね。
今でも基本的にそうだが、20年前の若きイ課長なら出された食い物はまず必ず完食した。
しかし、あのフライドチキンにはさすがに打ちのめされ、けっこう残したのを覚えてる。

これまでの人生の「マズかったもの大賞」有力候補、「マズかったもの大賞・揚げ物部門」なら
ダントツ1位間違いなしの、衝撃的に不味いフライドチキンだった。

トホ妻はトホ妻で、ロンドン滞在中にピカデリー・サーカス近くのレストランで食った
トマトソースパスタのヒドさを生涯、ゼッタイ忘れることはないだろう(笑)。
とにかくうどんみたいにクッタクタに茹でたパスタに、ピチャッ!とペンキを落っことしたみたいに
真っ赤ッカなトマトソースが載ってて、見た目も味も、それはもう実にスゴかったらしい。
もしトホ妻が「マズかったもの大賞・パスタ部門」を挙げろといわれれば、彼女は
熱烈な推薦の言葉と共にピカデリー・サーカスで食ったパスタを推すに違いない。

うう…あの時のことを書こうとすると、つい筆が進んで長くなってしまったぜ。
そろってロンドンの食い物のマズさに衝撃を受けた我々。その後のロンドン滞在中は
バーガー・キングに行くことが多くなったのである。

ちなみに、下の写真は20年前のロンドン訪問時のイ課長の勇姿。
普通の写真を携帯デジカメで撮り直したから画像はボケボケだ。
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とにかくまぁ、こういう体験を20年前にしてるわけだよ、イ課長は。
ロンドンに対しては「食い物がマズいところ」というトラウマが残ったのは当然で、
昨年、ロンドン出張が決まった時から、「あのロンドンの食い物と再び対決なんだ」という
一種の覚悟というか、ヘンな意味での期待というか、そういう気持があったんだよ。

しかしまぁ20年というのはけっこう長い。
昔に比べると、ロンドンの食い物もずいぶん改善されたって話は時々耳にした。
ロンドンの食い物は20年前よりは良くなったのか?相変わらずなのか?
これは昨年のロンドン出張において、個人的に非常に重要な検証課題だったのだ(笑)。

2010年11月17日。パンクラス駅からタクシーでホテルに着き、明日初めて会う通訳さんに電話したり
荷物を整理したりして、メシを食いに出たのが…9時頃だったかなぁ?

ホテルからパディントン駅までは歩いて5〜6分。
駅周辺はいろんな店やレストランがあって、そこそこ賑やかで、とりあえず目についた
garfunkel'sというレストランに入ってみた。後で知ったけど、有名なチェーン店らしいね。
さて、ロンドン出張の初メシ。何を注文するかといったら…とりあえずアレだろー

…というわけだけど、だいぶ長くなったから続きは次回。

本日はボケボケ写真1枚だけで申し訳ないけど、20年前のイ課長は
今よりだいぶ髪の毛が多かったことだけは容易にわかっていただけると思う(笑)。




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by tohoiwanya | 2011-01-14 00:20 | 2010.11欧州出張 | Comments(6)
2011年 01月 11日

台湾の「の」の字問題について

ロンドンネタが続いたから、今日は台湾ネタ。

実は2006年に最初に台湾に行った時、イ課長はヒジョーに不思議なことに気づいた。
おそらく台湾に行った日本人で同じことに気づいた人は多いだろう。
昨年の台湾旅行でもふたたびソレを見たけど、まったくもって、依然として不思議だ。

ナニが不思議かっていうと、台湾では台湾語の表記の中に、なぜか日本語の「」の字が
普及しているということなんだよ。
ひらがなの「」。「私のブログ」みたいに助詞として使う、あの「」。

たとえばホラ、これなんて日本の風呂屋を撮った写真かと思っちゃうよ。雲の湯だもんね。
台湾でこんなにデカデカと日本語の「」が書かれてると、日本人の方が逆に驚いちまう。
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食い物屋の看板にもホラ。好吃の涼麺…おそらく冷麺の一種なんだと思うけど
日本語の助詞が使われてるにもかかわらず、日本人には何だかよくわからない(笑)。
日本人向け看板として「」が使われてるわけじゃないからね。
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こんなのもある。台湾のコンビニで買ったヨーグルトだ。植物の優ときたもんだ。
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とにかくこんな感じで、台湾の街を歩いてると店の看板とか商品名とか広告とかで
」の字をよく目にするんだよ。繰り返すけど、日本人向けの看板や広告じゃなくて、
台湾人が、台湾人に伝えるために台湾語で書いた台湾語表記の中に
ひらがな、すなわち外国の文字が混じってる。ココにイ課長の大いなる驚きがある。

この“「の」の字問題”は2006年に初めて見たときから、すご〜く不思議で、
とりあえずイ課長の仮説というのを考えた。台湾風に書けば「伊課長的仮説」?(笑)

イ課長の仮説としては、台湾語(というか中国語ぜんぶ)が表意文字で出来てて、
表音文字がない、っていうことが影響してるんじゃないかって気がする。

インターネット全盛のコンニチ、表意文字だけの言語体系って不便だと思うんだよねぇ。
台湾のコンピュータ、下の写真に見るように、漢字のヘンとツクリがキーボードに
なってるから驚く。ひらがな、もしくはローマ字という表音文字で入力後に漢字変換するのが
当たり前の日本人にとって、ヘンとツクリで「直接漢字入力」なんて想像を絶した言語世界だ。
(写真が不鮮明でゴメンよ。ホテルのレストランにあった従業員用パソコンを盗み撮りしたのだ(笑))。
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台湾語(中国語)には表音文字がない→しかしあった方が便利→だから外国語の表音文字を
部分的に使おう→それなら表音文字+漢字を使う日本語の表音文字使おうか→で、何となく
表音文字としてひらがなを援用する習慣がいつの間にか浸透したと…

…そういうことじゃないかと思うんだけどなぁ?これがイ課長の仮説なのだ。
台湾の年配の方には戦中に日本語教育を受けた人も多くて、日本語がなじみやすかったっていう
事情も無視できない要素かもしれない。

」を使ってても、台湾語の文脈で使われてるから「植物の優」とか「好吃の涼麺」みたいに
日本語的感覚で見るとミョーな「」の使い方なんだよね。そこがまたオカシい。
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これは2006年に撮った写真だけど、健康の油切ってナニさ?実にミョーだ。
このお茶を飲むと油ギッた身体になってしまうのか?(笑)…と、こんな風に
ミョーな使われ方をするくらい「」が台湾語に浸透してるってことに逆に感動する。

しかし、ひらがなは他にもいっぱいあるし、ひらがな一文字の助詞にしたって
「と」「へ」「に」等々いっぱいある。その中でなぜ「」だけが普及したんだ?
これは依然としてナゾだ。実に不思議だ。字の形が覚えやすいのかなぁ?

…うん、字の形っていう要素はあるかもしれない。
」には濁点もつかないし、カタカナで似た文字もないから、シンガポールで見た
リフしクソロジー」みたいな間違いも発生しづらいはずだ。

実際、イ課長が見た台湾の日本語にもこういう誤植があったからね。
これ、泊まったホテルの朝食券で、途中まではほぼ完全に正しく書いてるんだけど…
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惜しいなーー。最後のとこで間違っちゃったっていうんだガら実に惜しい(笑)。
でも「か」と「ガ」の区別は外国人には難しいはずだ。これを責めるのは酷ってもんだろ。

しかし、中にはいくら何でもこれは…という日本語もあった。
昨年、台湾で見たうち一番スゴかったのは、ホテルの入浴剤に書かれてた日本語で、
あまりのヒドさに感動して写真に撮った。
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わははははははは!…ここまでワケわかんないと笑うしかない。
いきなり「寒いです」とささやきかけてくる、そのセンスにまず脱帽だ。
さらに「温泉の兩で」って…「雨」じゃなく「両」の旧字体「兩」だ。「温泉の両」??
しかも最後は「剤を入浴すれ」ときたもんだ。入浴すれ?剤を?どうスレというのだ?

…と、まぁこんな調子で、アジアン日本語の誤植がネタの宝庫なのはすでにおなじみ。
でもその中で、台湾の「」だけは誤植や誤訳じゃなく、日本語の文字が完全に
現地語表記の一部として溶け込みつつあるという点で非常にユニークだと思うのだ。
なぜ「」が台湾で普及したのか。ご存知の人はイ課長にご教示すれ。
 


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by tohoiwanya | 2011-01-11 00:05 | 2010.08台湾旅行 | Comments(8)
2011年 01月 09日

ロンドン・タクシー

ロンドンでダメダメと思ったものを3つ挙げろといわれたら、イ課長はこう言うだろう。
「地下鉄の運行」「ホテル代の高さ」「メシ」

一方、ロンドンで「おおさすが」といえるもの3つだったら、コレかな。
「タクシー」「地下鉄のキップ自販機」……あと一つは…思いつかない(笑)。

出張先ではメッタにタクシーに乗らないことで有名なイ課長。
特に地下鉄の発達した大都市であればタクシーに乗る必要性が低いから、ホントに乗らない。
ワシントンDC&ニューヨーク出張じゃ1週間動き回って結局一度も乗らなかった。
ロンドンも地下鉄が縦横に通ってるから、やはり乗る機会は極めて少ないわけだけど…

それでもたった1回、到着した日にセント・パンクラス駅からホテルまでは乗った。
何せ重いスーツケースを持ってたから、この時だけは地下鉄は避けたかったのだ。
しかも到着した夜は雨。こりゃもう、タクシー使うしかねぇべ。
ロンドン・タクシー。新婚旅行でロンドン来たとき以来だから約20年ぶりに乗るわけだ。
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ロンドン・タクシーと言えば、車種は必ずコレ(夜だから写真暗くてゴメンよ)。
これはとにかく車内空間が広いことで有名で、20年ぶりに乗ってふたたび感動した。

「花嫁がウェディングドレスを着たまま乗れる車を目指した」という話があるくらいで
他の国のタクシーだったら絶対うしろのトランクに積むしかないゴロゴロスーツケースも
ヨユウで車内に持ち込み、さらにイ課長本人は足組んでいられる。何て快適なんだ。

さらに今回気づいて感心したのは、後部座席の床がフラットってことだ。
日本のタクシーに付き物の(というか、タクシー以外でも?)、後部の床の真ん中の
あのヘンなコブ…というのか山というのか…とにかくアレがない。
だからゴロゴロスーツケースもラクに運び込める。うーむ…実に配慮の行き届いた設計だ。

しかし、ここまでは主にタクシーの「車を賞賛している」に過ぎない。
ロンドン・タクシーが素晴らしいのはやっぱ運転手のクオリティだよね。

ロンドンでタクシーの運転手になるにはすごい難関の試験を通過する必要があって、
合格するためには、それこそ「ロンドン中の路地の名前まで知ってる」くらいに
なる必要があるらしいのだ。

イ課長はホテルの予約確認の紙をプリントアウトして持参してたから、
その紙を運転手氏に渡した。ホテル名と住所はこうだ。

The Darlington Hyde Park(←ホテル名)
111 - 117 Sussex Gardens, Paddington, Paddington, W2 2RU London(←住所)

地図も持ってたけど、とりあえず住所だけ渡した。
運転手さんの「ロンドン地理習熟度」がどのくらいか、ちょっと興味があったのだ。
運転手氏、その紙をチラリと見て「オウケーイ」と言って返してくれた。もう覚えたの?

雨の降るロンドン、大通りは渋滞してる。運転手氏が話しかけてきた。
「お前はどこから来たのだ?」
「あー…日本からである」
「…じゃなくて、お前はたぶんパンクラス駅で降りたんだろ?どこからパンクラス駅に来たのだ?」
「(ああ、そういう意味か)あー…ブリュッセルからユーロスターで来たのである」
「おう、ブリュッセルね、なるほど」
よくわかんないけど、英語的にはあまり上品な言葉遣いの人ではなかったかも(笑)。

タクシーは大通りから左折して、だんだん細い道に入って行く。
この辺で「ちょっともう一度その住所みせてくれる?」って言うかな?と思ってた。
ところが運転手氏は何も言わずにどんどん車を進める。大丈夫か?

急に車が停まった。「ここだよ」と言うではないか。え?も、もう着いたの??
見ると確かにDarlington Hyde Parkという文字が…ちゃんとホテルの真ん前に停車してるよ。
(下の写真はもちろん、昼間に撮ってる)
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こりゃ大したもんだと思ったよ。
言っとくけど、Darlington Hyde Parkなんて全然有名じゃない、小さ〜いホテルだよ?
パディントン駅近くのB&B街(B&B=BED & BREAKFAST:要するに比較的安価なホテル)に
ズラリと並んだある安価ホテル群(それでも他国より高いと思う)の中の1軒っていうだけのこと。
「この並びのはずだけど…」て感じで徐行しながら発見する、というのを予想してたんだが
彼のロンドン地理知識ならそんな必要はなかったのか。さすがはロンドン・タクシー。
 
東京じゃ地理不案内でカーナビ見ながら運転するタクシーもけっこう多い。
海外だとそれ以前のモラルの問題で、慣れない外国人客と見ればボッタクろうとしたり
チップもっとよこせと要求する運転手もいる。アジアだけじゃなく欧州にだっている。
海外でタクシー乗る時って多少の警戒感ってのがあるんだけど、ロンドンに関しては
“タクシー警戒レベル”をかなり下げても大丈夫じゃないかな。
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ロンドンのタクシーは上の写真のように、運転手の上に赤く料金が表示される。
よく覚えてないけど、この時の料金は確か13ポンド弱(約1500〜1600円)だったはず。
ロンドン・タクシーの運転手の実力に感心したイ課長。もちろん、チップを加えて
「15ポンドで領収書ちょうだい」と頼んだのでありました。



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by tohoiwanya | 2011-01-09 00:51 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 01月 06日

ロンドン・夜の名曲選 -その1- 

昨年11月17日から20日まで、ロンドンに3泊4日したイ課長の印象として、ロンドンは
ズバリ「夜ばっかしの町」だった(笑)。

冬だから夜が長いのは当然だし、昼間は仕事してるから、ゆっくり街を“鑑賞”できるのは
夜しかないっていう理由もあるけど、英国と大陸との時差が1時間あることも大きいと思う。
パリとロンドンなんて経度的には大差ないのに時差が1時間あるからねぇ。

パリが夕方5時に暗くなるのと同じ頃、ロンドンはまだ4時で暗いわけだ。夜が早いんだよ。
夕方がなくて、気づくともう夜になってるような感じ。冬のロンドンは夜が長い。

そのせいか、ロンドンをテーマにした歌には夜をうたったものが多い。特にイ課長が
好きな歌が二つあって、一つがそのものズバリ「London By Night(夜のロンドン)」という歌。

18日木曜日、2件目の面談が早く終わり、通訳さんとキングス・クロス駅で翌日のキップを買い、
ホテルに戻ったのが…3時頃だったかな?まだ早い時間だった。

この日は夜にオペラに行く予定があったけど(いいじゃンかよ!)、オペラまでの間に
少しでも夜のロンドンを味わおうというわけで、4時頃にふたたびホテルを出たイ課長は
暮れゆくロンドンの中心街に出撃したのである。
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地下鉄のチャリング・クロス駅から地上に出ると、そこは有名なトラファルガー広場。
ライトアップされたナショナル・ギャラリーをバックに噴水が美しく輝く…と言いたいけど、
まぁこのくらいなら大したことはない。夜景レベルとしちゃ「並」だよね(笑)。

ただ、トラファルガー広場に立つと、遠く正面にライトアップされたビッグ・ベンが見える。
おお、これはまさにロンドンならではの夜の景観だ。よし、あそこまで歩こうではないか。
もちろん頭の中では「London By Night」をエンドレス再生しながらね(笑)。
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London by night is a wonderful sight
There is magic abroad in the air
I'm often told that the streets turn to gold
When the moon shines on Circus and Square

夜のロンドン、それはもう素晴らしい眺め
まるで魔法にかけられたよう
僕はときどき聞かされたものさ
広場を月が照らすと、街路は金色に変わっていくんだよって

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Deep in the dark that envelops the park
There's romance in each cigarette glow
Down by the Thames, lights that sparkle like gems
Seem to wink at each girl and her beau

深い闇が公園を包むと
煙草の光の数だけ、そこにはロマンスがある
テムズ川を下ると街灯が宝石のように輝く
まるですべての恋人たちにウィンクするようにね

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Up comes the moon when the city's asleep
He's not alone, for it seems
Somewhere up there stands an angel to keep her watch
While each Londoner dreams

街が眠りにつき、月は高くなる
でも一人ぼっちじゃない
天使がやってきて、彼女の腕時計を止めてしまう
ロンドンっ子たちが夢を見て寝ている、この時のまま

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My love and I saw the sun leave the sky
Then we kissed in the fast-fading light
Most people say they love London by day
But lovers love London by night

僕と彼女は太陽が沈んでいくのを見て
どんどん暗くなっていく中でキスするのさ
みんなは昼間のロンドンが好きだと言う
でも、恋人たちは夜のロンドンが好きなんだよ

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恋人たちのために輝くロンドンの夜景。いかがでしたでしょうか(笑)。
「Circus and Square」の訳が難しいところだね。これってピカデリー・サーカスみたいな
円形広場と、トラファルガー・スクエアみたいな角型広場を指してるらしいんだけど
日本語には訳しようがない。

オリンピックを控えてるせいか、実際には昼間のロンドンはそこらじゅう工事ばっかりで
全然ロマンチックじゃないんだけど、夜はそういう醜い部分が見えなくなって(笑)、
それなりにキレイに見えるあたり、世界を代表する大都市の底力ってヤツか。
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「London By Night」はフランク・シナトラも歌ってるスタンダード・ソングだけど
イ課長はなんといってもシンガーズ・アンリミテッドが歌うこの曲が大好きなのだ。
彼らの夢のように美しいコーラスで最初に聞いたから、イ課長はこの曲を好きになった。

「ロンドン・夜の名曲選」、その1っつうからには、その2もある。いずれ書く。
その時には貴女をさらなる魅惑の夜へといざなう、あの名曲をご紹介しましょう。

…城達也がお送りしました(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-01-06 00:35 | 2010.11欧州出張 | Comments(4)