<   2011年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2011年 02月 28日

烏來に行く-その2- トロッコ列車に乗る

さて、トロッコ列車だ。

ドロ縄で調べたところによると、烏來にこんなかわいいトロッコ列車が作られたのは
そもそも材木運搬という目的だったらしい。
この線路で材木を運んでいた当時、トロッコは人力で押してたっつうから驚く。
f0189467_23594859.jpg

確かに、烏來から滝までのトロッコ列車延長は1.6kmと短い。カラ身で歩くならカルい。
しかし重い材木を押しながらあの線路を行ったり来たりはキツそうだよなー。

運行ダイヤなんてものはなさそうだった。
乗客が多少集まったら適当に発車。乗客がいなけりゃ発車しない(んだと思う)。
まぁこの規模の鉄道事業だったら当然の運行形態といえるよね。

さて、キップを買って乗り込む。
実はキップがいくらだったか覚えてない。ひどい。確か往復乗車券で、新店から烏來までの
バス代より少し高かったような気もするけど、バス代がいくらだったかも覚えてない(笑)。
何の役にも立たんではないか。反省しろイ課長!(すんません)
f0189467_001666.jpg

とにかく、キップを買って乗り込んだんだよ。
車両(と言っていいのか…)はかなり狭くて、大人二人座ればミチミチ。
大柄な人だと二人乗車は難しいけど、幸いイ課長は一人旅だったこともあって
隣に誰も乗らず、わりとゆったり乗れた。
f0189467_003314.jpg

車両には特に扉なんてモノもなく、こんな感じで横にクサリがわたっているだけ。
途中で飛び降りようと思えば簡単に飛び降りられる。まぁそんなことするバカもいないだろうが。
f0189467_004858.jpg

そしてこの注意書き。これは何となく読めちゃうね。
要するに「走行中に頭や手を列車の外に出すな」ってことだよな。
よくありがちな注意だけど、実はこれは非常に重要な意味がある。烏來トロッコ列車に乗る時は
このことだけはよーーーく注意しておいた方がいい。後でわかるけど。

てなこと言ってるうちにトロッコ列車は動き始めた。
けっこうガタガタ揺れて、それなりに“迫力”のある走行感を味わえる。
しかも面白いことに、一応「複線」なんだよね。
f0189467_011849.jpg

途中の風景はこんな感じ。左側が渓谷になってる。
もちろん、この写真は少し外に身を乗り出して撮ったわけだけど、
さっきも言ったように、そういうコトをしていいのは途中まで。
瀑布駅が近づいたな、と思ったら、絶対に手や頭を外に出してはいけない。なぜかというと…
f0189467_013430.jpg

最後にこういうトンネルがあるからだ。ここに結構なスピードで突入していく。
イ課長は外を眺めていて、トツゼン目の前にトンネルの壁面が現れたんで思わず首を引っ込めたよ。
何しろトロッコ列車と同じでこのトンネルも小さいからねー、ほら。
f0189467_015264.jpg

途中までは多少身を乗り出して写真を撮ってもいいけど、駅が近づいたら絶対ダメ。
うんと外に乗り出してたりしようモンなら、確実にトンネル入口で手や頭がモゲる。
頭がモゲるのがイヤな人はちゃんと上の注意書きを守りましょう。
f0189467_021315.jpg

トロッコ列車はこんな風にトンネルの中でグルッとまわって、下り路線の方に
そのまま入ることになる。そこまで来て、停車して乗客を降ろすわけだ。
f0189467_03035.jpg

これが停車して乗客を降ろしたあとのトロッコ列車の勇姿。ほんと小さい。
このまま下りの客を乗せて発車するわけだけど、この時はまだ午前中で滝の周辺も空いてたし、
下りの客なんて一人もいなさそうだったな。

いやー、アッという間だったけど、なかなか楽しいトロッコ列車体験だったよ。

1.6kmだから歩いたって問題ないんだけど、せっかく烏來まで来たら、
このトロッコ列車に乗って滝を観にいくことをお勧めするよ。
ただし、手や足は外に出さないようにね。



[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-28 00:03 | 2010.08 台湾旅行 | Comments(2)
2011年 02月 25日

くたくたイ課長、富山に出張する

月曜、イ課長は自分が書いたレポートの説明をした。1時間半。相手は1人。
火曜、イ課長は自分が書いた別のレポートの説明をした。1時間半。相手は20人くらい。富山日帰り出張付き。
水曜はあるセミナーで1時から5時半までぎっちりカンヅメ。夜ウチ帰ってからレポート仕上げる。
そして木曜、つまり今日、イ課長は前夜仕上げた別のレポートの説明をした。1時間半。相手は約15人。
今日は京王線が事故で遅れ、朝の通勤に2時間半かかるというオマケまでついた(笑)。


いやもうね、イ課長、今週はちょっとあまりにもハードだった。つかれました。
烏來に行く-その2-  を書く気力が開腹…回復するまで、もう少しお待ちあれ。

レポート書くだけで死ぬ思いだったが、連日のように1時間半ずつ、しかも全然違うレポートについて
ハナシをしなきゃイカンとなると、アタマの疲労がものすごい…。もうダメぽ。


とりあえず、火曜に行ってきた富山出張ンときの写真でもご紹介しよう。
大体は車窓ごし、携帯カメラだからロクな写真じゃないけど。


上越新幹線から特急はくたかに乗り換えた越後湯沢駅。さすがにまだ雪が深い。
同じようなアングルで、夏の出張で撮った写真と比べると感慨深いのう…。
f0189467_05090.jpg

f0189467_051312.jpg


しかし、はくたかから見る山の風景はすばらしく美しかった。すごく天気が良かったんだよ。
f0189467_055346.jpg


これは帰りの車中で食ったぶり・ます寿司。
仕事が終わったんだから缶ビールもがんがん飲みましたですよええ。
f0189467_061144.jpg


高岡からの帰途は左に日本海、右に山が見える。
夕焼けに紅く染まる、雪をいただいた山々がまたすばらしく美しかったなー。
f0189467_063145.jpg





いやーとにかくドトウのように駆け抜けた1週間だった。長くて、しかもアッという間だった…。


あ、違うか。今日は木曜で、明日もう一日会社あるわけだ。


…休もうかな…あした。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-25 00:12 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2011年 02月 21日

烏來に行く -その1- 台北から烏來へ

ロンドン関連記事が続いたから、今日は台湾関連記事。
しかし、これは「十分に行く」と同じく、何回かにまたがる大ネタなんだよね。
ちゃんと続くんだろうか?(笑)

烏來とい書いて「うーらい」と読む。
うーろんちゃ(烏龍茶)の「烏」だから、これは日本人でも読みやすい地名だ。

昨年の台北旅行は3泊4日だったから「マルマル使える日」は真ん中の二日しかない。
その二日のうちの1日は十分に行ったわけだけど、もう1日は烏來に行ったのである。

烏來ってどんなところなのか?
温泉保養地として有名なトコらしいんだけど、詳しくは知らない(笑)。
烏來に行ったのは温泉に入るためではなく、あるモノに乗って滝を見たかったからだ。

しかしまぁ、順序立てて書こう。
烏來にはMRT(地下鉄という訳が適当だろうな)の淡水線に乗り(路線図だと赤)、
そのまま乗り換えずに新店線に入り(路線図だとミドリ)終点の新店っていう駅で降りる。
新店でバスに乗り換えて、30分くらい乗ったかな。そうすると着くのだ。
台北からはせいぜい1時間。これは近い。

近いとはいえ、何せここはガイコク。決して簡単ではない。
新店の駅までは問題なくいけるけど、そこからどのバスに乗ればいいのかが問題だ。

地下鉄の駅から地上に出ると、小さなバスターミナルがあって何台かバスが停まってる。
たぶんこのうちのドレかなんだろうけど、ドレなんだろうなぁ…?表示を見てもわからない。

こういう時は聞くに限る。
バスの運転手らしいオッサンをつかまえて「うーらい?ばす?」って聞いてみたら、
実はイ課長はマッタク見当違いしてたようで、バスターミナルから出るバスじゃなく、
すぐ近くのバス停にとまるバスを待つらしい。やっぱわからないことは聞くに限るね。
f0189467_23522110.jpg

これが烏來行きのバスが停まる停留所。新店客運というバス会社なのである。
台北から烏來まで行くバス路線で、途中この新店のバス停を通るということらしい。

念のために言っておくけど、初めに書いた「あるモノに乗って滝を見たかったから」の
「あるモノ」はこの新店客運のバスのことじゃないよ(笑)。

バスに揺られて約30分、烏來についた。
烏來ってこんな感じで二つの山の間に川が流れてるんだけど、その川の間にすごい数の
ヒモというかケーブルというか…とにかくそういうモノがわたってる。電線なのかな?
f0189467_2355396.jpg

平日の10時頃だから土産物街もまだ人通りも少なくて、開いてない店も多い。
とりあえずここはサッサと通過して、「あるモノ」に乗るところを確認しないと…
f0189467_23555865.jpg

おお、近づいてきた。この辺だ。
「台車」とある。台車。さぁ果たしてナンでしょう?
f0189467_23562264.jpg

駅はコッチだ。ワクワク…。
「駅」というからには、鉄道系の乗り物だ。そして台車。ふふふ…
f0189467_23565473.jpg

木でできた階段を登る。この上に駅があるに違いない。はぁはぁ…疲れてきた(笑)。
あんまりジラすな。早く乗らせろ。
f0189467_23573226.jpg

やったーーーー。ここだ。ついに見つけた。
さよう。台車とはトロッコ列車のことだったのだ。
烏來のトロッコ列車。コレに乗りたかったんだよーーーーー。
十分の平渓線と並んで、今回の旅におけるもう一つのローカル線ターゲット。
f0189467_23575282.jpg

ここまで来るとローカル線つうより、おもちゃの電車みたいだ。
このおもちゃみたいなトロッコ列車に乗るためには、まずこの、おもちゃみたいな
踏切を渡らねばならないのだ。遊園地並みの規模の小ささ。そこがいいんだよ。
f0189467_2358942.jpg

さぁトロッコ列車に乗って、いざ行かん烏來瀑布への旅。
というわけで、トロッコ列車の旅の詳細は次回。
(烏來に行く -その2-に続く)




[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-21 00:01 | 2010.08 台湾旅行 | Comments(0)
2011年 02月 18日

ロンドンのヘボ地下鉄 -その2-

欧州出張で土曜日といえば仕事が終わった翌日で、最終滞在地で半日観光できる日。
去年の出張ではロンドンがその最終滞在地にあたったわけだ。
当然いそいそとハンプトン・コートなんぞを観光したのである(寒かったけどね〜)。

しかし本日の主題は前回に続きヘボ地下鉄だ。イ課長は執念深いのだ。
ハンプトン・コートからウォータール駅に戻り、さらにウォータールー橋を歩いたあの日
ロンドン地下鉄はあの日もヘボヘボだったのだ(笑)。

とりあえずウオータールー橋をわたってテムズ川の対岸に着いたはいいけど、
さて、この後どうしようか。イ課長はガイドブックを開いて検討してみた。

まだ時間があるから金融街シティでもぶらつくか…その先にあるロンドン塔を
見物する時間はないだろうけど、タワーブリッジくらいなら見物できるよな。
タワーブリッジってまだ生で見たことないんだよ、イ課長は。

地下鉄路線図を見ると、黄色で表示された路線のTempleっていう駅がわりと近くにある。
そこからシティ中心部に近いMonument駅まで乗ってももいいし、タワーブリッジそばの
Tower Hill駅まで乗ってもいい。どうせイ課長は一日フリー切符持ってるんだから、
ナンだったら両方行ったってイイわけだ。よし。とりあえずTemple駅を目指そう。

ウォータールー橋のたもとからTemple駅まで歩き始めた。ほどなく赤いマルの中に
UNDERGROUNDと書かれた、おなじみの地下鉄マークが見えてきた。近いじゃん。
えーと…地下への入口は…こっちかな?

f0189467_064983.jpg

・・・・・ナンだこれわ。

見た瞬間に「この駅は(少なくとも今日は)閉鎖なんだ」とすぐに悟った。
悟ると同時に、イ課長の体内は怒りではなく、すぐにあきらめムードで満たされた。
閉鎖かよ〜…まぁ何しろロンドンの地下鉄だもんなぁ…(タメ息)。
自分がロンドン地下鉄のヘボさ加減にかなり順応したと思えた瞬間であった。

土日だから閉鎖なのか、あるいは一定期間ずっと閉鎖なのか、その辺はわからん。
何かの工事か、他の理由で閉鎖なのかもわからん。でも工事中には見えないけどなぁ〜?

まいったなーーしかし。
このTemple駅がダメとなると、次に近い地下鉄駅は同じ黄色表示路線の隣の駅だ。
隣の駅まで歩くか…しかしこの「イエロー線」、今日はこの駅だけじゃなく、このあたりの区間
ぜんぶダメと考えた方がイイんじゃないか?Temple駅だけ閉鎖ってのは考えづらいもんな。
数日間でロンドン地下鉄に対する推理力と猜疑心が大きく成長したことに感心した瞬間であった。

イエロー線のこのあたりの駅が軒並みダメと仮定すると…
他路線につながるのはMonument駅だ。そこまで歩くの?参ったなーーー。

Monumentって、今いるTempleから数えて4つ目の駅だ。
地下鉄駅4つ分ってけっこうな距離だ。東京の銀座線だったら銀座から赤坂見附まで。
このクソ寒いのによゥ…ったく。全部オマエが悪いんだぞ!ロンドンヘボ地下鉄!
なーーにがアンダーグラウンドでい!閉鎖じゃねぇか!プンスカ!!
f0189467_074323.jpg

おそらく、土日っていうのは平日以上に区間閉鎖だの駅の閉鎖だのが多いんだろうな。
日本でも電車の運行を停めなきゃいけないような工事は土日を狙ってやるもんね。

この時は半日観光だったから、たいして時間を気にしてたわけじゃないけど、
寒さにふるえながら地下鉄駅4つ分歩くのはけっこうしんどかった。

ひたすらテムズ河畔を歩き通してようやくMonument駅の近くまで来た。
テムズ川のこの地点にはミレニアム橋っていう変わったデザインの橋がかかってる。
この橋はその名のとおり、西暦2000年記念事業の一環として架けられた橋だそうで、
車の通らない歩行者専用橋なんだよね。せっかくだから歩いてみよう。
f0189467_081736.jpg

お?タワーブリッジが遠くに見えるじゃん。
やったーー。イ課長はついにタワーブリッジを見られたーー。ばんざーーい。
こんな遠くから見るハメになったのは全部ロンドン地下鉄が悪いんだーー。ばかー。
f0189467_083617.jpg

とにかくこの日はよく歩き、かなりくたびれてパディントン駅に戻ってきた。
幸い、赤い路線と茶色い路線はチャンと動いてたから戻って来られたとも言えるが。

パディントン駅の改札を出た。ロンドンのヘボ地下鉄に乗るのもこれが最後だろうな。
あとはホテルに預けた荷物をピックアップして空港行って…ところでこの表示は何だい??
f0189467_085419.jpg

ひぃーーーーーッ!これって「本日の路線別運行状況」に違いない!
白いところが「Good Service」つうから、いうなれば「平常運転」。
青くなってるトコは「Part Closure」って書いてある。「部分的閉鎖」か。
便宜上イエロー線って書いたのは「サークルライン」、これもやっぱり青くなってる。しかも
ここだけは「Planned Closure」なんて書いてある。「計画的閉鎖」とでも訳すべきか。

…なんて英語のオベンキョウはどうでもいいんだよッ!!
11路線のうち5路線、ほぼ半分が何らかの閉鎖っつうんだから呆れけぇるじゃねぇか。
いくら土日に集中工事するっつうてもだな、もう少しヤリようってもんがねぇのか?

大体なぁ、計画的閉鎖だなんて言ってもなぁ、イ課長はそんな計画知らねぇよ!
3日前にロンドン来たばっかのガイジンが知るわけねぇじゃん!計画的もヘチマもあるかい!!

「ヘボさに順応した」と思ったが、ロンドン地下鉄のあまりと言えばあまりのダメさ加減に
結局ブチ切れたくなった瞬間であった。

まったくもう〜…ホンッッットどうしようもねぇ野郎だよ、ロンドンの地下鉄は。
オリンピックまでにマトモな了見に改心するとはとても思えないんだけどなぁ〜?




[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-18 00:09 | 2010.11 欧州出張 | Comments(2)
2011年 02月 16日

ロンドンのヘボ地下鉄 -その1-

以前に「ロンドンでダメダメなもの3つなら、その一つは地下鉄の運行」って書いた。

ロンドンの地下鉄運行に関しては、20年前に訪れたときは全然問題だと思わなかった。
他の都市と同様、地下鉄は当たり前に動き、イ課長たちは当たり前にそれを利用した。

ところがだよ…

去年行った時はヒドかったねー、ロンドンの地下鉄。
「ロンドンの地下鉄は運行中断だの、駅の臨時閉鎖だの、いろいろあるぞ」と
事前に聞かされてはいたが、実際利用してみてつくづくヒドいと実感した(笑)。

一つにはオリンピックを控えてるっていうことが影響してるんだろう。
とにかくロンドン地下鉄網いたるところが工事中で、工事による駅の一時閉鎖だの
路線の部分運休なんていう変更が多いみたいだ。

しかしオリンピックがあろうがなかろうが、だ。
とにかくロンドンの地下鉄は施設の老朽化や不十分な保守管理といった根本的問題を
抱えてるって気がするんだよなー。まるでモグラたたきのように次々見つかるダメ部分を
次々と補修工事してると、そんな印象をうける。

まぁいい。とりあえず本日は皆様をロンドン地下鉄体験ツアーにご案内とまいりましょうか。
f0189467_0161142.jpg

地下に行くのにはこんな感じの長〜いエスカレーターに乗っていくことが多い。
エスカレーター横には大体映画とか舞台の広告なんかが並んでたね。
f0189467_016284.jpg

ホームはこんな感じ。トンネルはすべて円筒形にクリ抜かれてて、車両もぜんぶ上部が
ラウンドシェイプ。だから通称「チューブ」。パリはメトロ、ロンドンはチューブと。

トンネルと地下鉄車体のサイズの差ってのがまた驚くほど少なくて、下の写真をみると
トンネルのサイズが、電車がギリギリ通れる直径だっていうのがわかるよね。
f0189467_0171135.jpg

問題はこの「上部が内側に曲がったドア」だ。これがイカン、実にイカン。
普通の人には問題なくても、イ課長のように身長の不自由なヒトには大変な苦労を強いる
とんでもないドアなんだコレが。

ロンドンの地下鉄ってけっこう混んでるから、最後に必死に乗り込んで、自分の背中で
プシュッとドアが閉まるなんてこともママある。まぁそんなことは日本でもママあるが。

しかし、ドアぎわに背のデカい人間が立つと、とんでもないことになる。
この曲がったドアが閉まるんだよ?当然、頭はそのドアより低い位置にする必要がある。
必然的に、長身者はドアの湾曲に合わせてずーーっと首をかしげてなきゃイカン。
次の駅に着くまでずーーーーーっとだ。何せ車内はすし詰めなんだから。

混んだ車両だから目の前にも乗客はいる。その乗客に、まるでキスを求めるように(笑)
首をかしげ、顔を寄せ続けていなければならないというこの運命。
背高ノッポだけが味わう、ロンドン地下鉄の隠された地獄と言っていい。

ドアぎわに乗ったノッポに不自然なヨガのごときポーズを強いるロンドン地下鉄。
長身者たちがロンドン市交通局に集団訴訟が起こさないのが不思議だ。
f0189467_0173361.jpg

ちなみに車内はこんな感じで、これはもちろん写真を撮れる程度に空いてた時に撮った。
混んでる時は押し合いヘシ合い、その上首ネジ曲げたりして、写真どころじゃないのだ。

ん?ある駅に停車したと思ったら地下鉄がいつまでたっても発車しないぞ。
5分…10分…発車しない。一体どうしたんだ?何かあったのか?

車内アナウンスがある…もちろんナニを言ってるのかイ課長にはよくわからない。
するとドウよ。乗客たちは何やら口々に唸りながら、続々と降りていくではないか。
イ課長、思わず隣にいたオバサンに「ホ、What?!」って聞いちゃったぜ。
しかしこのオバサン、苦笑いして力なく首をヨコに振ってみせるだけ…

「この電車ココで運行ヤメ。死んだ。みんな降りて」というわけだ(たぶん)。
ついさっきまで元気に走っていた地下鉄の“突然死”。実に悲惨な話ではある。
しかしもっと悲惨なのは乗客だよクヌヤロウ。
f0189467_0182254.jpg

列車から降ろされた乗客で狭いホームはあふれんばかり。この次に来た電車に乗るしか
ないわけだが、それがどんなに混んでいるか、考えただけでもウンザリだ。

乗客たちは口々にロンドン市交通局に対する呪いの言葉を叫び…と言いたいとこだが、
実はロンドンの紳士淑女、地下鉄のこんなヘボっぷりには慣れっこなんですねー。
辺りには従順なあきらめムードだけが漂っているのである。

…と、こんな調子で、まったくどうしようもねぇヘボなんだよ、ロンドン地下鉄はよゥ。
もうちょいと身を入れてマジメにキチンと走ったらドウなんだ?ばっきゃろう。
特にあのヒン曲がったドアだ。アレが長身者をいかに苦しめてるか、少しは考えろ。
東京の大江戸線だってもう少し長身者にやさしいぞ。ロンドン地下鉄のバカ!!

最初に書いたように、ロンドンの地下鉄はヘボであるって話は行く前から聞いてはいた。
現地の通訳さんも、翌日の地下鉄運行が大丈夫か調べてくれたりしたもんだ。
しかし東京の地下鉄に慣れたイ課長としては、実際に体験するまでは実感としては
わからなかったね、このダメさ加減。

上に書いた「地下鉄の突然死」に遭遇したのは金曜の夜のことで、前に書いた
バークレー・スクエアを見に行く途中のことだ。仕事が終わった夜だったからまだイイけど
こんな状況が朝だの昼だのにアチコチの路線で頻発してたらたまったもんじゃないぜ。
…でもまぁ、たぶん頻発してるんだろうなぁ、あの調子じゃ。

ロンドン地下鉄体験ツアー、いかがでしたか?
世界を代表する大都市の、地下鉄のダメさ加減をご堪能いただけましたでしょうか?
それではまた長〜いエスカレーターに乗って地上に戻りましょう。やれやれ。
f0189467_0184241.jpg


だがしかし、ロンドン地下鉄のダメっぷりはこれだけじゃ済まないのだ。
翌日、土曜日の半日観光のときもイ課長はロンドン地下鉄のおかげで迷惑を蒙った。
ロンドン地下鉄告発記事にはちゃんと「その2」があるのである(笑)。




[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-16 00:15 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)
2011年 02月 13日

京都・嵯峨野が発祥の地、それは…

久しぶりに国内出張ネタを書こう。
去年の11月、12月頃の国内出張ラッシュの時にいろいろ写真も撮ったんだけど、
紹介する機会を逸しているうちに、みんな季節外れの写真ばっかりになっちまった。

とりあえず今日は京都でいくか。
2010年は出張で京都に行く、あるいは京都で乗り換えるってことがけっこうあった。
ゆっくりするヒマはほとんどなかったけど、11/30~12/1の出張では京都に1泊し、
翌朝午前中、京都市内での仕事が済めばあとはフリーだった(例の、のりほの出張のときネ)。

さて、フリーな午後をどうするか?もーちろん、京都観光に決まってんだろ。
会社に帰って、夕方少しでも仕事を進めようなんて模範的かつマジメな気持ちは
コレッパカシも持ち合わせていないのだよ、イ課長は。

季節はちょうど紅葉の見頃の終盤だ。
京都で、どこか紅葉のキレイなところに行こうではないか。

ドコに行こうかいろいろ考えて、嵐山・嵯峨野方面をターゲットにした。
「紅葉情報」みたいなサイトをみると、どうやらこの辺が見頃らしかったんだよ(笑)。
とりあえず京都駅から山陰本線で嵯峨嵐山って駅まで行き、そこから渡月橋へ歩く。
f0189467_23443226.jpg

f0189467_23445354.jpg

おおーー、なかなかイイ感じではないか。
紅葉の時期の京都って歩くのも困難なほど混むって話も聞いたけど、この日は
平日だったせいか、人出は多いけど幸いにして押すな押すなってほどではない。
天気もいいし、これは来て良かったかも。

調子に乗って、常寂光寺ってところに歩いて行ってみた。
嵯峨野には学生時代に一度来たことがあるけど、念仏寺くらいしか行ってないんだよね。
もちろん常寂光寺も初めて行く。ここは紅葉の名所として知られてる(らしい)。
f0189467_23455073.jpg

f0189467_2346651.jpg

おおおーーーー、いいねいいね。
会社の金で出張し、仕事の後は現地観光にいそしむ。実に正しい出張のあり方だ。
ここは山の途中にあるから、京都の街の眺望もなかなか美しいんだよね。
f0189467_23462820.jpg

これ、落柿舎。初めて見たよ(中には入らなかった)。
f0189467_2347521.jpg

こっちは祇王寺。ここはいわゆる「敷きモミジ」がキレイだったねー。
地面がほとんど全てモミジの落ち葉で覆われてるっていうんだからスゴい。
f0189467_23483721.jpg

てな具合に晩秋の京都の紅葉を楽しんだイ課長なのだが、そろそろ帰ろうかという途中で
ヘンなものを発見した。
f0189467_23491046.jpg

…??…ええええ?
なんでまたここでトツゼン小倉餡?小倉餡ってココで発明されたのかい???

実はイ課長は大の「つぶあん好き」なのである。アンコといえばつぶあん。
和菓子を食って、中がつぶあんならヨロコビ度60%アップ、中がこしあんなら
ガッカリ度80%アップという、つぶあんじゃなきゃイヤというヤロウなのだ。

つぶあん偏愛志向を持つイ課長が「小倉餡発祥の地」と言われれば、
これは見ずに通り過ぎるわけにはいかん。急遽二尊院にも立ち寄ることにした。
しかし二尊院って、お寺だろ?お寺が小倉餡を発明したのぉ??

入場料を払って二尊院の中に入る。
ここは二つの小さな仏像が呼び物らしくて(だから“二尊”院って言うんだろうな)、
もちろんそれは有難く拝見させていただいた。いただいたが、イ課長としてはやはり
仏像より小倉餡の方がどちらかといえば気になるので(笑)、境内をウロウロ探しまわる。
f0189467_23495148.jpg

うおっと!発見しました小倉餡発祥の地!
根っからのつぶあん愛好者としては感動にうち震える場面…といいたいけど、これだけじゃぁ…
とりあえず裏に何か書いてあるだろうというわけで、裏にまわる。
f0189467_2350849.jpg

うーーーむ…わかったような、わからないような…(笑)。
どうやら小倉餡が二尊院で発明されたってわけではなくて、嵯峨野の「このあたり」で
和三郎っていう菓子職人が商品化に成功?したと、どうもそういうことらしい。

しかしこの石碑が建てられたのは平成17年?2005年だ。つい最近じゃん。
しかも井筒八つ橋本舗って…まさに京都土産の定番、生八つ橋の有名ブランドだ。
なるほど、「このあたり」で最初に商品化された小倉餡を使う生八つ橋メーカーとして
自社製品の源流となる歴史を刻むものを二尊院に置かせてもらったと。
おそらくそういったコトなんだろう。

とにかくつぶあん発祥の地を確認できたのだ。
紅葉見物のついでとはいえ、なかなか意外な発見ができたぜ。

再び山陰本線に乗って京都駅に戻り、新幹線に乗って東京に戻ってきた。
京都駅で買ったお土産は当然、つぶあん入り生八つ橋だったのである。
(ついでに551のブタまんも買ったけどさ)

 

[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-13 23:50 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2011年 02月 10日

台北の蔡さん

去年の夏、台湾旅行に行く前、「台北の楊さん」という記事を書いた。

2006年の台湾旅行のときに顔見知りになった台湾式マッサージ店の店長さんで、
写真を送ってねって頼まれたんだけど、当時楊さんはメールアドレスがなくて、
かといって郵送で送るのも面倒臭くて、ついそのままになってしまったって話。
台北でもし彼女に再会できたら渡そうと思って写真をプリントアウトして持ってった。
f0189467_047319.jpg

台北到着当日、迪化街に行ったりしてホテルのチェックインまで時間をつぶしたあの時に
「楊さんをさがせ」を実行してみた。4年前に行った店は前回泊まったホテルのすぐ裏で、
今回泊まったホテルからも歩いて5分の近さ。店の場所は覚えてるよ。

確かこの路地…ん?もう一つ向こうの路地だったか…あれ?ない。
絶対にこの辺だったはずだ、というあたりを何度捜してもない。あれぇー??
フと気がつくと、イ課長がウロウロしてるあたりに新しい大きなビルが建ってるやん。
あちゃーこれはもしかして…急速に悪い予感が広がる。

新しいビルの前にいた守衛さんらしき人に、2006年にもらった楊さんの店のカードを見せてみる。
「この住所に写真を送ってくれ」って言われて渡されたカードだ。
彼はその住所を見て「この辺のはずだが、わからない」と答えた(んだと思う)。
そりゃそうだ。たぶんあの店があったあたりを再開発して建てたビルがコレだもんな。

ちぇーーーっ。やっぱ店がなくなっちゃってるよ。こうなるともうどうしようもない。
「楊さんをさがせ」プロジェクトは開始早々にして敗北。がっかり。
前回の台湾旅行で、現地で名前を覚えた知り合いなんて楊さんだけだったのだが…

しかしまぁ、別れがあればまた新しい出会いもあるのが人生だ(意味がわからん)。
今回の旅行では、新しく蔡さんというマッサージャーと懇意?になることができた。
蔡さんは楊さんの店がかつてあった場所のすぐ近くの店の施術者なんだよね。

最初に行ったのはちょうど十分で散々歩いた日で、足ツボマッサージを頼んだ。
しかし、店がすいてたこともあって蔡さんはイ課長に営業してきた(笑)。

「あなた 全身も マッサージ やるね 一緒に 全身 やる」
「全身マッサージは、また明日、やってもらいに来るから」
というわけで、とりあえずその日は足ツボだけお願いしたのである。

さてその翌日。昼間観光して台北に戻ってきたらスサマジいスコールだった。
しかし「明日またやってもらいに来る」って昨日言ったことでもあるし、
どうせマッサージでゆったりするっていうのは今回の旅行の目的の一つでもあったからってんで
コンビニ傘をさして、遠くがよく見えないくらいのスゴい降りの中、再び同じ店に行った。
f0189467_0212698.jpg

ドシャ降りの中、昨日約束した通りに再びやってきたイ課長を見て、ひょっとすると蔡さんは
「コイツは約束を守る誠実なヤツ」と誤解…いや、正しく認識してくれた…のかもしれない(笑)。
また来たイ課長に喜んで、再び蔡さんが全身マッサージも担当してくれたのである。
蔡さんは今回の旅行におけるイ課長の“担当施術者”と言っていいね。

蔡さんは体格もいいけど、それだけじゃなく指の力が強いのには驚いた。
特に足ツボマッサージって、指の関節曲げたデッパリのところで足裏だの足指だのを
ムギューーーッ!!と押しまくるから(キクんだコレが)、かなり力がいるはずだ。

興味があったから、全身マッサージが終わったあと蔡さんの指を見せてもらった。
おおやはり…足ツボマッサージでグリグリ使いまくったもんだから、右手親指や人差し指の
関節部分に「マッサージだこ」が出来てるよ。すげー(残念ながらその写真はない)。

そして最後に記念撮影。
右の体格のイイ女性が蔡さん、左のやや小柄な女性は一番最初にイ課長に
「あなた マッサージ しない?」とセールスアプローチしてきたヒトで、
まぁいうなれば営業担当者といったところか(笑)。
f0189467_0214736.jpg

今回の記念撮影では「写真送るよ?メールアドレスは?」とは質問しなかった。
仮に郵送で送ってくれなんて言われたって、どうせやりゃしないんだから。
せっかく誠実な男と思ってもらった?んだから、イメージを大事にしよう(笑)。

でもまぁ、また台湾に行く機会があったらこの写真をプリントアウトして持参してみるか。
次回、「蔡さんをさがせ」でもまた店がなくなってるかもしれないけどさ。
 



[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-10 00:21 | 2010.08 台湾旅行 | Comments(0)
2011年 02月 07日

イングリッシュ・ナショナル・オペラ

欧米の大都市に出張した時の、イ課長の重要なオタノシミといえばオペラだ。
過去にプラハフランクフルトミュンヘンワシントンDCで、出張ついでにオペラを観た。
仕事の準備より、現地劇場の演目チェックやチケット購入といった準備活動の方に
ずっと真剣に取り組んでいるんじゃないかというご批判があるかもしれないけど、
その批判はまったく当たっている(笑)。

昨年の欧州出張ではフランクフルトとロンドンでオペラを観る物理的チャンスがあった。
しかし欧州に到着早々、まだ出張の先も長いフランクフルトでオペラ鑑賞っていうのは
気分的にはあまりステキじゃない。やっぱこういう娯楽は出張最後の夜とかその前日とか、
とにかく出張終盤に設定して「最後にオペラがあるから、それまで出張を頑張ろう」という
モチベーション高揚につなげたいところだ。
(ほらね?一応シゴトのこともチャンと考えてるでしょ?)
というわけで、フランクフルトでのオペラ鑑賞は見送り、ロンドンに賭けた。

ロンドンのオペラといえば、一番有名なのは言わずと知れたロイヤル(王立)オペラハウス。
コヴェント・ガーデン・オペラの名でも有名な、世界でも指折りのオペラハウスだ。
でもイ課長滞在中の演目がイマイチ魅力的じゃなかったんだよねぇ。
(たしか、「アドリアナ・ルクブルール」か何かだった)

ロンドンにはもう一つオペラがある。イングリッシュ・ナショナル・オペラだ。
ここはロイヤルオペラほど有名スター歌手が出るわけじゃないけど、チケット料金は安くて、
要するにまぁ庶民の味方のオペラハウスとでもいうか…。原曲が何語であろうと、
必ず英語で上演するのが原則になっているらしい。

イ課長滞在中のナショナルオペラの演目を調べたら…お!「ラ・ボエーム」やん!
おおこれはイイ。ラ・ボエームといやぁプッチーニの超名作オペラ。
しかもオペラ演出家としてけっこう名の知れたジョナサン・ミラーの演出。

ボエームならイ課長も何度も観たことあるから、話のスジを追うことにキュウキュウとせず
舞台をゆったり楽しめるじゃん。これはいい。断然コレだ。
というわけで、そのままネットでチケットを予約。
業務に関わる出張手配は面倒だの煩雑だの言うくせに、こういうコトは素早い(笑)。

イギリス国内ならチケット郵送っていう方法が可能みたいだけど、外国じゃそうもいかん。
そういう人たちのための、イングリッシュ・ナショナル・オペラのシステムはこうなってる。

①欲しいチケットをクレジットカードで予約し、決済する
②上演当日早めに行き、①でネット決済した時のカードを劇場玄関のチケットマシンに
 入れるとスルスルとチケットが出てくる…

…というようなことが英語で説明されていた。へぇ〜。
ワシントンDCだと予約番号みたいなのを窓口で示し、パスポートを提示した上で
予約したチケットをオバチャンが渡してくれたけど、ココは機械化されてるわけだ。
チケット引き換えは重要だから、何時までにやらなきゃダメかとか、真剣に確認しておきましょう。

ちなみに、買ったのは3階席のサイド。料金は58£(約8,000円弱くらい)だった。
何かのトラブルでチケットが手に入らないと8,000円がパー。真剣にもなるわな。
f0189467_0112160.jpg

さて、オペラの当日だ。2010年11月18日の夜だ。ここはロンドンだ。
ナショナル・オペラの本拠地、ロンドン・コロシアムはトラファルガー広場に近い繁華街にある。
ビッグ・ベンまで歩いたあの夜、とりあえず先にチケットだけ確保しとこうと思って、
上演の1時間以上前に劇場の中に入ってみた。
f0189467_0114771.jpg

はは〜…確かに正面ロビーのわきに機械が2台ある。これがチケットマシンか。
さっそくチケットを予約した時のクレジットカードを入れてみよう。

入れると画面になにか英語が出た。よく意味がわからなくて一瞬パニクったけど、
ほどなくスルスルとチケットが印刷されてきたではないか。よかったよかった。
f0189467_012997.jpg

実際にはまだ上演までだいぶ時間があったから、ピカデリーサーカスまで散歩したり、
オペラ鑑賞前の腹ごしらえをしたりしたわけだけど、まぁその辺は後日の更新で書くとして
本日のところはさっそく劇場の中に入ろうではないか。

f0189467_0125321.jpg

f0189467_0131061.jpg

おおおーーーーーーー…

うーむ…想像していたより劇場の内部はずっと豪華だ。歴史と伝統を誇る劇場なんだろう。
プラハの時もそうだったけど、やっぱせっかくヨーロッパの劇場でオペラ観るなら、
近代的なホールじゃなく、こういう、19世紀的香りの残る空間で観るのがキブンだよね。
f0189467_0133864.jpg

オペラ自体も非常によかったよ。
歌手陣もオーケストラも、誰かが突出して目立つってことなくバランスがとれてて
クォリティは非常によくまとまっている。イタリア語上演なら全然わかんないけど、
英語上演だから「こんな風に英訳するんだ〜」ってのがところどころわかったりするのも楽しい。

イングリッシュ・ナショナル・オペラの「ラ・ボエーム」。
非常に楽しませていただきました。途中で眠くなることも全然なかった(笑)。

最初の方で書いたように、ロンドンのオペラといえばロイヤル・オペラが有名。
(ちなみに、ロイヤル・オペラは2011年に来日公演もやる)
しかし、ロンドンのもう一つのオペラハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラも
なかなか良うござますよ。ロンドンご訪問の際のナイト・アミューズメントとして
イ課長、お勧めいたしますですよ?



[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-07 00:19 | 2010.11 欧州出張 | Comments(2)
2011年 02月 03日

ドイツ・英国 喫煙事情

以前、ドイツは喫煙に関して意外にユルいっていう話を書いたことがある。
f0189467_0114940.jpg

上の写真のように、ドイツのホテルもエレベーターホールみたいなパブリック・ゾーンでは
タバコはダメみたいで、灰皿にタバコダメマークがついてる(部屋では吸ってよかった)。
ドイツだって別に野放しというわけでは全然ないのだ。

でもドイツで道を歩いてると、けっこうよく灰皿(と、そこでタバコを吸う人)を見かけるんだよ。
たとえばフランクフルト中央駅でも、どこの出口にも必ずゴミ箱と灰皿がある。
東京駅の八重洲口や丸の内口のワキに灰皿があるかと言えば、たぶんないだろう。

フランクフルト近郊の小さな駅で、夜の6時過ぎに電車を待っていた。
とりあえずその日の仕事も終わったし、電車待ってる間に1本タバコでも吸おうかなと思って
灰皿あるかな?と探したらちゃんとあった。ここでもゴミ箱と一緒になってる。
f0189467_012910.jpg

JR東日本は新幹線以外のホームにはたぶん喫煙所なんてないし、灰皿もないはずだ。
しかしドイツ国鉄だと小さな駅でもチャンとあるというわけだ。相変わらず中途半端な喫煙者である
イ課長、この時はこの灰皿でタバコを吸わせていただきました。

ちなみに、イ課長がドイツ出張のたびに現地で買うタバコはこれ。
日本で売ってる一番軽いヤツとたぶん同じ、ニコチン0.1mgっていうタイプだと思う。
f0189467_0124874.jpg

英語なら「アールワン」、ドイツ語ならたぶん「アールアインス」って発音するんだろうけど
ドイツのタバコ屋でいくら「アールアインス」って言っても通じない。
コレだよって指差すと、(おそらくトルコ系の)店員が得意そうに「アールアインス!」って
イ課長に発音の手本を示しやがる。同じように言ったじゃねぇかよクヌヤロウ!!

まぁタバコ銘柄発音問題はおいといて…だ(笑)。

こんな風に、比較的屋外でタバコを「吸いやすい」ドイツからロンドンに行ったわけだ。
さて、イギリスの喫煙事情はどうなのか?

たぶん法規上はドイツよりはタバコを吸いづらい国なんだと思う、イギリスは。
ホテルの部屋にも灰皿がなかったから、たぶん全館禁煙なんだろうな。
通訳さんの話だと、イギリスではパブでも店内では吸っちゃダメって法律ができたそうで、
レストランなんかではもちろん、街を歩いてても灰皿なんてついぞ見かけない。

明らかにドイツよりは喫煙に対するシメツケは厳しいといえる。
じゃ、吸ってる人も少ないかというと、実はみんなけっこう吸ってんだコレが。

店内禁煙になったっていうパブじゃ、客は店の前の路上に出てスッパスッパ吸ってる。
ホテル近くの、パブが並んだ一角を最初に通った時は「外までお客があふれてるんだ」と
思ったけど、ナンのことはない、店の外に出てタバコ吸ってるだけだったんだ。
店内にはもちろん、外にも灰皿がないから、必然的に店の前の路上には吸い殻がいっぱいだ。
路上の吸い殻の数に関して言えばドイツよりロンドンの方が明らかに多いと思うなぁ。
f0189467_0131478.jpg

これはリーズっていう街の、ある公共機関の中庭に行った時に見た屋外灰皿。
「ロンドンにはないけど、地方だと灰皿あるんだな…」と思って写真に撮ったけど、
この灰皿、実は底がない(笑)。吸殻は全部地面に落ちる。何のための灰皿なんだか…
f0189467_0134829.jpg

こういうところ、お国柄というのか、考え方の違いみたいなものが顕著に出てるね。
ドイツの方がイギリスより路上に置かれた灰皿の数は明らかに多い。
一方、イギリスでは街を歩いてて灰皿なんて見かけない。

しかし、路上の吸い殻の数だと、逆にドイツよりイギリスの方が多いと感じる。
これはイギリスだけじゃなく、パリなんかでもそういう印象を受けた。
街を歩いてて、灰皿を見かけることがない。その代わり吸殻はよく落ちてる。

イ課長の印象だと「灰皿を取っ払ってしまう」というヤリ方はパリやロンドンに関する限り、
路上喫煙者減少より、路上吸殻増加の方に寄与しているような気がするんだよなぁ。

「道に吸殻を捨てたら罰金」で有名なシンガポール。イ課長は一昨年出張で行った。
アソコはタバコのパッケージにはグロい写真まで印刷して禁煙政策を推進してる。
でも、街角には灰皿が多少はあったんだよね。みんなその周りで吸ってたから、
方式としてはドイツと似てるといっていい。

シンガポールの街路は吸殻ひとつ落ちてないキレイさが自慢だけど、実際にはシンガポールで
道路に吸殻が落ちてるかどうかなんて、気にしたこともなかった。それはドイツも同様で、
吸殻は必然的に灰皿に集まる。路上の吸殻なんて気にしないし、気にならない。
片や、灰皿のないロンドンを歩くと、路上の吸殻が相当多いことに否応なく気づく。
喫煙者の視点として、どうしてもそういうところに目がイクんだよ。

ドイツで買ったR1が残ってたから、イ課長は英国ではタバコを買うことがなかった。
上に書いたようにロンドンのホテルが部屋も(おそらく)禁煙で灰皿がなかったから、
ロンドン滞在中、喫煙機会自体が減ったってコトもあるんだけどね。

ハイ、しかし正直に言います。外では何度か吸いました。
外で吸った場合の吸殻処理の基本は「靴の裏でコスッて消してゴミ箱へ」なんだけど、
ロンドンって、ゴミ箱もあんまりないんだよ(これは日本も同じ。テロ対策?)

上の写真の「底なし灰皿」ンとこでも吸いました。当然、吸殻は地面の上に落ちます。
リーズ市内の地面に落ちた吸殻の数を増やしてしまいました。ごめんなさいリーズ。

ロンドン市内でも路上で吸いました。パディントン駅前では吸殻を路上に捨てました。
ロンドンの路上の吸殻の数を増やしてしまいました。ごめんなさいロンドン。


メシの話を書く時と違って、こういう話になると低姿勢にならざるを得ないのである。




[PR]

by tohoiwanya | 2011-02-03 00:15 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)