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2011年 04月 28日

おいしさの暴力

鉄道ネタばっかり続けても申し訳ないので(ロンドン駅シリーズがあと一つある)、
本日は箸休め?ってことで、台湾旅行ネタの定番、美味しい食い物の話にしよう。

烏來から新店にバスで戻ってきた頃にザンザン雨が降り始めたって、前に書いた
傘を持ってないイ課長としては雨やどりがてら、新店のどこかでメシを食いたい。
とは言っても何しろ雨だ。あまりウロウロ迷っていることはできない。
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というわけで、ここならいいかな?という感じの店に飛び込んだ。
入口に厨房、その脇を通って奥に客席という、台湾の食堂の典型的スタイル。

お?この店も伝票記入方式だ。これは助かる。
漢字が何とかわかる日本人であれば、これがあると大体の注文の目星をつけやすいし、
とにかく料理名を発音せずに注文できるというのが大変有難い。さて、何にしようか…
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ふむ。左の行のやや上の方に雉肉飯 大45元、小30元っていうのがある。その上は
ちょっと字が違うけど、おそらく魯肉飯のことだろう。
ここはだんぜん雉肉飯だ。昨夜食った雉肉飯は脳天をカチ割られるくらい美味かった。
この店でも食ってみようではないか。

雉肉飯の小を頼んで、あと何かスープ系のものを…っていうんでワンタン湯にした。
(左の行、下から5行目がソレだと推定される)
「数量」の欄にそれぞれ「1」と書いてオバサンに渡す。

メシを待つ間、入口脇の厨房を観察する。
ふーむ…ここって最初から食堂として設計したっていうより、別の商店だったのを
食堂に改築して、厨房を入口ンとこに作ったのかもしれない。プロパンガスだし。
とにかく、台湾の庶民的食堂では厨房は絶対入口にあるんだよなー。
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…てなことを考えてるうちに、早くも雉肉飯の小が来た。
何せ台湾のファーストフードだからすぐ出来るのだ。

あ、ああ…見た目がもうすでに危険なほどうまそう(笑)。
昨夜食った店はタクアンだったけど、ここは胡瓜の漬物。店によって違うんやな。
しかしそんなことはどうでもいい。イ課長は腹減ってるのだ。ガツガツと食い始める。
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ガツガツ…

ンゴ!!(口にメシが入ってる時は、口を開けてはいけません)

ウマい!!ダメだウマすぎる!昨夜のも美味いがコレも美味い!何て美味しいんだ雉肉飯!
これ以上美味しくするのはやめて!台湾に移住したくなるからーーッ!!

ハァハァいいながら雉肉飯をむさぼり食ってるとワンタンスープ登場。
うぐ…肉タップリのワンタンと菜っ葉だけのシンプルな組み合わせときやがった。
見るからにうまそうじゃん!早速レンゲでワンタンを一つすくい、スープとともに…
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ンンーーーーーッ!!(口にスープが入ってる時は、口を開けてはいけません)

本当にやばい。どうしてこう何を食ってもウマいのだ。
台湾に行ってウマいメシを食おうっていうのは今回の台湾旅行の目的でもあったわけで、
メシの美味さは最初から織り込み済みではあったのだが、まったく危険なほど美味い。

このブログをお読みの方なら大体察しがついているだろうけど、イ課長が
「その国のメシの美味いマズい」をウンヌンするのは高級レストランであったタメシがない。
ごく大衆的な店で供されるモノで判断する。まぁ、これは単にイ課長が値段の高い有名店に
行けないビンボ旅行者だから、という理由も大きいのだが(笑)。

しかしだよ?この点に関してはイ課長はある種の信念みたいなものを持ってるんだけど、
「その国の食い物の美味さレベル」はその国の普通の庶民が普通に食う店でこそわかる。
庶民が集う「そこらの店」で普通に供されるものにこそ、その国の食い物の本質は宿る。
高級店なんかは基準にはならないのだ。

そういう意味では、イ課長のこれまでの海外渡航歴の中で、台湾の食い物のウマさは
スペインと双璧と言っていい。そこらの庶民的な店で、ナニ食っても圧倒的にウマい。

さっき記入したメニュー伝票見たでしょ?雉肉飯とワンタン湯で65元だよ?
日本円で200円くらい。それでこのウマさ。参った、参りました。また食いに来たいです。
東京の高級中華料理店で何万円もの高級料理を食うのも結構だけど、それだけのカネがあるなら、
イ課長は格安航空券で台湾に30元(約90円)の雉肉飯食いに行きたいよ。

この、新店のメシ屋が何ていう店名だったかは全く覚えていない。
覚えるまでもないのだ。台湾にいけば同じくらい美味しい雉肉飯くらい、そこらじゅう
ドコでも食えるんだから。やばい国だよなー、台湾。

おいしさの暴力。
台湾は一種の“暴力国家”なのである(笑)。気をつけて行った方がいい。
 



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by tohoiwanya | 2011-04-28 00:12 | 2010.08台湾旅行 | Comments(4)
2011年 04月 25日

ウォータールー駅 【ロンドンの駅シリーズ:3】

イ課長ブログ、鉄道関連ネタが続きます。今日はロンドン、ウォータールー駅のご紹介。

昨年のロンドン出張でイ課長が利用した主な駅の中で、ウォータールー駅だけは
テムズ川の…何と言えばいいのか…パリのセーヌ川風に言えば“左岸”にある。
国会議事堂とかバッキンガム宮殿とかのあるコッチ側とは川を挟んでムコウ側。

今回のロンドン出張、仕事も移動も宿泊もぜんぶ「コッチ側」に集中していたから、
「ムコウ側」に行くのはウォータールー駅が初めてだったんだよね。もっとも、
コッチ側とムコウ側で何か違いがあるのかと言われると、わかんないんだけどさ(笑)。

夕方には帰国する土曜日の朝、ハンプトン・コートに行くために初めてこの駅に行った。
ここも大きな駅だったよ。ヨーロッパによくある行き止まり式の駅なんだけど、
線路とホームの数が多いから、駅の端から端までが非常に長く感じられる。
下の写真じゃわからないかもしれないけど、長いコンコース全体がユルく湾曲してるから、
ますますもって「扇形に広がったデカい駅」って印象が強くなる。
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上の写真だと左側にホームがズラリと並んでる。右側はショップがズラリと並んでる。
ホーム側を見ると、こんな風に改札機らしきものがズラリと並んでて、その向こうに電車どもが
ズラリと並んでいる。ウォータールー駅は大きいから、いろんなものがズラリと並んでいるのだ。
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その中で問題になるのが、かくのごとくズラリと並んだ発車予定の掲示板。
これって、最も発車が近い電車の案内が一番左側に表示されるシステムみたいなんだよ。
つまり、一つ列車が出るごとに、掲示板は一斉にイッコずつ左にずれることになる。
大きな駅でけっこうひっきりなしに列車は出るわけだから、左にずれる頻度も高くて、
自分の乗る列車の案内がどれなのか、何度も探さなきゃならん。
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一度確認すりゃ、何度も見なくたって済むだろうって?
だってホラ、何せ英国の列車は「直前になるまで何番線から出るかわかんないヨ」方式だから
発車ホームがどこなのかを時々チェックしないといけないのだ。
ほら、イ課長が乗る9時12分発の列車、Platformのあとは--表示になってるでしょ?
だから、それが何番線から出るのかを確認しないと…しないと……

待てヲイ
9時12分発の列車が二つあるではないか。どっちに乗ればいいのだ?
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ハンプトン・コートに行くにはSurbitonって駅で乗り換えるはずだった。
左側、Basingstoke行きの電光掲示にSurbitonって文字がある。だから左側のはず…
だがしかし、右側の電光掲示にはHamptonという文字があるではないか。
ってことは右側のShepperton行きに乗るべきなのか?どっちなのだッ?!

このブログの読者がウォータールー駅で将来同じ事態に遭遇するかもしれないから(するかなぁ?)
お教えしておくが、ハンプトン・コート観光に行くなら左側のBasingstoke行きが正解。
Surbitonで乗り換えて、Hampton Courtで降りるのである。Hampton とHampton Court は
別の駅だからお間違えないように。
(ま、仮に間違えてHampton駅の方に行ったとしても、そうバカ遠くはないけどね)

しかし、勘違いしやすい行き先の列車を、同時刻に同時発車させるなんて、
サウス・ウエスト鉄道もまぎらわしいことしてくれるぜ。ドッチに乗るべきか、
土曜の朝のウォータールー駅で、一人でアセっちまったじゃねぇか。

ちなみにこの日、イ課長はハンプトン・コート駅のエリアまで含む一日フリー切符を
地下鉄乗車時に買ってたから、ウォータールー駅では何も切符を買う必要がなかった。
発車ホームが表示されたら自動改札機を通ってスイスイとホームに向かう。
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これがサウス・ウエスト鉄道の近郊列車。格調高い見た目とは言いがたい。
しかし、中はけっこうモダンでキレイだ。発車まで多少時間があるからまだ空いてる。
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外は寒いから、発車まで電車の中で待つことにした。
こうして、物語はイ課長のハンプトン・コート観光へとつながっていくわけである(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-04-25 00:25 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 04月 22日

台湾鉄道ダイヤ“査詢”ガイド

日本の旧国鉄、いまのJRに相当する台湾の鉄道運行機関は台湾鉄路管理局という。
略すと「台鉄」。正式な字だと「臺鐵」。日本だと「台湾国鉄」なんて言い方もあるみたい。
ロンドン駅シリーズからやけに鉄道ネタが続くけど、イ課長は別に鉄道ヲタクではありませんよ。

さてだ。
イ課長は去年の台湾旅行で台鉄に乗って台北~十分を往復した。運賃や運行ダイヤ等々は
事前に台鉄のサイトで確認しておいたから、切符購入も非常にスムーズだった。
ちなみに、台湾語では検索サーチのことを「査詢」っていうみたいだ。

今回はその台鉄サイトでの鉄道ダイヤ確認や、現地での切符購入のノウハウをお教えしよう。
もっとも、実際にはノウハウというより「こうやったら何とかウマくいきました」っていう
だけのことだから、まぁ言うなれば「日本人、しかも初心者限定の台鉄切符購入ガイド」。
もしこの記事を台湾の人が読んでたら、あまりのデタラメぶりに笑われるに違いないが、
まぁ細かいことは言わずに、レッツ査詢!
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台鉄サイトってココ。今回はドイツやフランスと違って、めくるめく繁体字ワールドが広がる。
火車時刻査詢系統。サイト名からして実に格調高いではないか。

たとえばアナタが台北から瑞芳までの午前中の列車を知りたいとしよう。
左上にある「時刻査詢」をクリックするのである。するとこういう画面になる。
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これ見ると、漢字じゃなく英語の方がイイんじゃない?と思う人がいるかもしれない。
右上の「ENGLISH」をクリックすれば確かに英語版になるし、イ課長も英語版を見てみた。
しかしね、これはやめた方がいいよ。イ課長はひと目であきらめた(笑)。だってほら…
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英語バージョンだと地名も全部英語表記だ。
Jhongli、Douliou、Banqiao、Changhua…わ、わがらん!わかるのはTaipeiくらいか。
台湾の地名は英語表記されるとかえってわからなくなること請け合い。
日本人は繁体字ワールドを突き進むしかないのである。

臺北から高雄とか、板橋から宜蘭とか、大きな駅だったら、駅名ワキのポッチをクリックすればいい。
しかしポッチ欄に表示されない駅に行きたい場合は「其它」をクリックし、駅名を探す。
例とした瑞芳はポッチ付き主要駅にはないから、さぁ捜しましょう。

ここでアナタの行きたい駅がどの「地区」に属すかが問題で、たぶん日本人にはここが一番難しい。
瑞芳なら台北からそうバカ遠くないから、高雄地区とか台南地区ってことはたぶんないよな…と、
その辺までは推測できても、台湾の地名や場所にウトい日本人としては、瑞芳がナニ地区にあるかは、
結局ひたすら捜しまくるしかない。試行錯誤の末、瑞芳は台北(臺北)地区にあると判明するわけだ。
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ここまでたどり着いたら、あとは右下に希望日時を入れてだな…。
え?左下の對號列車か非對號列車を選ぶようになってたアレは何か?

これねぇ、おそらく對號列車っていうのが特急とか急行、非對號列車が各駅停車…
…だと思う。たぶんそう(笑)。ここは早く着く對號列車で査詢してみましょう。
さぁお待ちかね。レッツ査詢!ポチッとな。
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出た出た。ちなみに、日本風に言うと自強号が「特急」、莒光号が「急行」ね。
ドコ発でドコ行きの列車、台北や瑞芳を何時に到着か、漢字見れば感覚的にすぐわかる。
検索画面にBackしたい場合は「返回」をクリックだ。わかりやすいぞ漢字ワールド。

ところが、ここから先がわからない。
運賃確認は別のページに飛べばできるようだけど(イ課長は特にしなかったが)、
問題はネットでチケット予約ができるかどうかだ。これは結局わからずじまい。
だから列車ダイヤ確認だけして、チケット予約ナシでイ課長は台湾に行ったわけだ。

では現地ではどうやって切符を買ったのか?
実は上の時刻表をプリントアウトして持参し、乗りたい列車ンとこに印をつけて
「これ」って窓口に差し出すという、極めてプリミティヴな方法を採用した(笑)。
問題なくわかってもらえたから、結果オーライなのである。
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ちなみに、もしアナタが瑞芳から平渓線に乗ってイ課長と同じように十分に行きたいなら、
同じことをやればいい。到達站のところで「平渓線」を選択、さらに平渓線はすべて
各駅停車ばっかりだから非對號列車を選択するのをお忘れなく。さぁ査詢。
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ほら出た。簡単。さっきの台北→瑞芳の到着時間との乗り継ぎの良し悪しもこれでわかる。
各駅停車のことは区間車っていうらしいってことも何となくわかるよね。

さぁこれでもう台湾旅行に怖いものナシだ。
このサイトで列車ダイヤは全部わかる。プリントアウトすれば切符もラクに買える。
ネットでチケット予約できるかどうかは…結局わからない(笑)。

これでアナタも台湾鉄道の旅は(イ課長程度には)何とかなります。大丈夫です。



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by tohoiwanya | 2011-04-22 06:12 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 04月 20日

セント・パンクラス駅 【ロンドンの駅シリーズ:2】

セント・パンクラス駅は1日3カ国の旅で、ブリュッセルから乗ったユーロスターの到着駅だ。
大陸から鉄道でイギリスに入るなんてもちろん初めてだったから、到着した時は
「ロンドン到着が空港でも港でもなく、駅である」こと自体にすでに感動していた(笑)。
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ここは前回取り上げたキングス・クロス駅と違って、ガタガタ工事してることもなくて、
立派で、大きくて、キレイな駅だった。

列車が到着するフロアの下に大きなショッピングモールのフロアがあって、それが
ところどころ吹き抜けになってる。だから下のモールを歩いててもこんな風に、
駅のドーム構造がわかるようになっているというわけだ。こういう構造も非常に近代的で、
連想されるのは出来立てピカピカだったベルリンの新しい中央駅かな。率直に言って、
隣にあるキングス・クロス駅とは雲泥の差がある。
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このセント・パンクラス駅にはロンドン出張中2度行った。
一度は上にも書いたように、ロンドン到着の夜。この日は純粋な「駅利用者」として。
二度目は出張最後の日の夜、キングス・クロス駅で通訳さんと別れた後だ。

何せ、キングス・クロス駅は工事ばっかりでロクに見るところもないから、
隣接するこの駅でもブラブラ見学するか、っていうんで来たわけだ。
(要するに、イ課長は外国の大きな駅を見るのが好きらしい)

おお、到着した日は気がつかなかったけど、こんな巨大男女ラブシーンの銅像があるんだ。
下の、生身の男女と比べればわかるだろうけどこれはデカい。ものすごくデカい(笑)。
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女性像のスカートがやけにキツめで、ヒップラインがセクシーに強調されているあたり
この銅像を作ったアーティストの好みが感じられる(笑)。
まぁとりあえず目立つのは間違いないから、待ち合わせスポットとしてはわかりやすいわな。

てな感じでブラブラと駅構内を歩いてた。
仕事が終わった金曜の夜、バークレー・スクエアを見に行く前のことだったわけで、
イ課長としては出張プレッシャーから解放された、イイ気分の時だった。

ギョッ?!な、何だ今のは?黄色い着ぐるみの動物が駅ン中を歩き回ってたよな?
少し戻って、望遠ズームで写真を1枚撮ってみた。
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ははははは!何だアレわ!熊のプーさん-Winnie the Pooh-なのか?アレ。
人間が中に入って、タテ長のスマートになっちゃってるけど、たぶんプーだ。
何だってまた熊のプーさんがセント・パンクラス駅の中を練り歩いてるんだ?
しかも眼帯?なんかしてるし。

もう1枚プーさんの写真を撮ろうと思ってカメラを向けると、こっちに気付いたようだ。
イ課長に手ぇ振って愛嬌ふりまいてるよ。隣のバケツを持ったスキンヘッド職員も
こっち見て笑ってるから、何かのオフザケ趣向らしいんだが、それが何のかよくわからない。
プーさんの右目の眼帯?の意味も結局わからない。
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わからないことだらけだけど、とりあえずこの出来事によってロンドンのセント・パンクラス駅は
「眼帯をした熊のプーさんがいる駅」という記憶がイ課長の中で岩よりも固く形成されたのは
当然の成り行きなのである(笑)。
さぁ、アナタも「眼帯プー」に会いたければ、今すぐセント・パンクラス駅にGoだ。
(まだいるかどうか、わらかないけどさ)



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by tohoiwanya | 2011-04-20 00:04 | 2010.11欧州出張 | Comments(8)
2011年 04月 18日

キングス・クロス駅 【ロンドンの駅シリーズ:1】

ロンドンの駅シリーズ。まず最初はキングス・クロス駅から。

キングス・クロス駅といえば「ハリー・ポッター」シリーズの愛読者にはおなじみのはずで、
主人公ハリー君が魔法学校にいく列車がこの駅の何番線だかから出発した(らしい)。
キングス・クロス駅にはそれを記念したプレートがどこかに貼ってあるっていう話だから、
ハリー・ポッターファンには「聖地」と言っても過言ではない(…んだろう、たぶん)。

だがしかし、ここまでの書きっぷりでもお気づきのように、イ課長はハリー・ポッターには
マッタク興味がなく、本を読んだことも映画を観たこともマッタクないというヤカラ。
従って、キングス・クロス駅でも「ハリー・ポッターに出てきたアソコを見て…」なんて
殊勝な気持はマッタクなかったのである。ハリー・ポッターファンには先に謝っておこう。
ハリポタ関連スポットの紹介は何もありません(笑)。ごめんなさい。

でもね、キングス・クロス駅はロンドン出張中にけっこう利用した駅なんだよ。
リーズに行き、戻ってきたのがこの駅だったし、前日に切符を買いに行ったりもした。
そういう意味ではなかなか思い出深い駅なんだけど…。
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外観的にはこんな感じであまり大したことはない(笑)。
内部はどうかっていうと、これがまたそこらじゅうで工事してて全くダメダメ。
一応キングス・クロス駅って19世紀中ごろ建てられた、歴史と伝統ある駅のはずだけど、
どこ見ても工事中っていうんじゃ歴史もヘチマもない。
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こういうレンガのアーチと球形の照明なんかも、ひょっとすると19世紀に作られたものかもしれない。
興味はひかれるけど、どんなアングルで撮っても「工事中」ということしか伝わらない(笑)。
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ヨーロッパの駅によくあるような、カマボコアーチ状の天井も工事用の覆いがしてある。
とにかく「工事中の埃っぽい駅」って印象ばかりが強いよ、キングス・クロス駅は。

歴史と伝統を感じさせる重厚な英国の駅を期待するなら、キングス・クロスに隣接する
セント・パンクラス駅の、高い時計台のついた建物の方がはるかにソレらしい感じがする。
実際、ハリー・ポッターの映画では、キングス・クロス駅の外観ショットとしては
実はセント・パンクラス駅の方が使われた…とWikipedia書いてあった(笑)。
下の写真がキングス・クロス駅から見たセント・パンクラス駅。格調高い建物じゃん。
それに引き換え、キングス・クロス駅はダメやのう…。
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そんなダメなキングス・クロス駅からリーズ行きの列車に乗ったのは2010年11月19日の金曜。
列車が出るのは朝の7時35分だから、早めに行って駅でパンを食い、コーヒーを飲む。
(ロンドンのホテルはフランクフルトと違って、朝食は7時からだから、ホテル朝食はヌキ)
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7時35分リーズ行きが何番線から出るかは7時近くなっても決まってない。
パリでもおなじみ「何番線から発車するか直前になるまでわからないよ方式」を採用しているわけだ。
もっとも、イギリスの鉄道がそういう高度なシステムだって話は以前に聞いたことがあったから、
イ課長も驚きません。パンをかじり、コーヒーを飲みつつ駅の中をブラブラ散歩する。
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空は7時頃からようやく明るくなりはじめた。隣のセント・パンクラス駅の時計台を見ると
7時10分。あと25分かぁ…そろそろ何番線か表示されたかな?また電光掲示板の前に行ってみる。
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しばらく待ったらやっと表示された。35分のリーズ行きは2番線だ…と、上の写真を撮ったところで、
待ち合わせてた通訳さん登場。この電光掲示板の前が待ち合わせ場所だったのだ。

観光客気分で駅の写真撮るのもここまで。さぁ仕事だシゴト。リーズ行くぞ!!



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by tohoiwanya | 2011-04-18 00:01 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 04月 15日

台湾の路線バスのナゾ

MRTの新店駅から烏來に行くとき、そして烏來から新店まで帰る時。
どっちもバスに乗った。新店客運って会社の普通の路線バスね。
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海外で利用する交通手段として、路線バスって料金は安いけど「難度」は高い。
地下鉄と違って路線が多くて複雑だし、停留所の数は多いし、個々の停留所の名前なんて
ガイコク人にはよくわからない。必然的に乗り間違いや降り間違いのリスクは増える。
(台湾の場合バス停名が漢字だから、日本人はかなり有利なのは確かだが)
料金徴収システムとか、運賃は乗る時・降りる時いつ払うのか、なんかもわからないしね。

慣れない街の慣れない路線バスに乗るのが難しいっていうのは日本国内でも同じコトで、
たとえば出張先の地方都市で路線バス乗ろうなんていう場合、路線や停留所名を知らない
出張者だと戸惑ったり、間違えたりすることもある。ましてや海外であればなおさらだ。

それでもこの時は人に聞いたりして、烏來行きのバスに何とか乗り込むことはできた。
乗り込んだはいいが…さて、どうすればいいの?一緒に乗り込んだ乗客は誰もお金払ってないから、
たぶん料金は降りる時に払うんだろう。とりあえず運転手サンに「うーらい」って言って
降りたいバス停の名前を伝えたら、彼はひょいとこんな札をイ課長に渡してくれた。
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ほほーーーー…なるほどね。
その乗客が降りるバス停が書かれたフダをくれるわけだ、ほほーーー。
まぁ烏來は終点だから、イ課長は最後まで乗ってりゃいいわけだが…。

…しかし待てよ?考えてるうちによくわからなくなった。
このバスは台北始発で、途中新店を通り、最終的に烏來まで行く。つまりイ課長は
「途中から乗った乗客」であって、当然のことながら台北から乗った客とイ課長とじゃ
同じ烏來まで行くにも料金は違うはずだ。このフダだけじゃ、降りる時に区別できないんじゃないの?

日本のバスの整理券システムだと「どこから乗ったか」が番号で表示されてるから
その辺は一応確認できるようになってる。しかしこれは「どこで降りるか」のフダだから
どこから乗って、いくら徴収すべき客かってことがわからないだろ??

運転手さんはどうやって正しい運賃を徴収してるんだろうか?まさか乗客すべて誰がドコから
乗ったかを覚えているとも思えんしなぁ。ちなみに、このフダはかなり使い込んであることからも
わかるように、降りる時は料金と一緒に運転手さんに返すのである。


この「路線バス料金徴収システムのナゾ」。行きのバスでは結局わからなかった。

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さて烏來から新店への帰り。また同じ路線バスに乗る。この問題をさらに検証してみよう。
今この写真見て思い出したけどさ(笑)、烏來〜新店間って料金40元(約120円)だったんだね。
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バスに乗ると…うーむ…また「降りるバス停のフダ」だ。
しかしだよ?さっきの料金表示を見てもわかるように、同じ新店で降りるっつうても
屈尺とか青潭とか、途中のバス停から乗ればそれぞれ料金が異なるはずだ。
運転手サンはどうやって「この客はドコから乗ったからいくら」ということを確認するのか?
「路線バス料金徴収システムのナゾ」は依然としてわからん。正しい料金を払うかどうかは
乗客の良識に任せてるのかなー???

ここで毎度アテにならない「イ課長の仮説」。
今回は大胆な仮説だよ(笑)。「実はそんなに細かく運賃管理していない」んじゃないか?
台湾の路線バスの料金徴収はけっこうオオザッパなんじゃないかい?

この大胆な仮説を支持する強力な傍証があるんだよ。それは何かっつうとだね。
台湾の路線バスでは「お釣りが出ない」ということだ。

これは実際にイ課長自身が実験したわけではない(お金もったいないし)。
ただ、どのガイド情報を見ても「台湾の路線バスはお釣りが出ない」と書かれてるんだから
ホントに出ないんだろうと思われる。

ね?つまり、そのくらいオオザッパなんだよ。
お釣りを出さないとすれば、時には「多くもらいすぎる」ことだってあるだろう。
同じように「ちょっと少なかった」ってことがあっても不思議はあるまい。
運賃徴収に際しての多少の凹凸は飲み込み、おおらかに運行しましょうという世界観に従って
台湾の路線バスは走っている…んじゃないかなぁ〜?
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この日、山道をウネウネと走ってると、だんだん空が曇ってポツポツ雨が降り始めた。
(ちなみに、上の運転席を見るとわかるように、日本の路線バスでよく見る電光掲示板式の
運賃表みたいなものはない)
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新店に着く頃にはすっかりザンザン降りになってた。
でも、その分涼しいし、南国のスコールもまた旅情をかきたてるってもんだ。
40元払い、「新店」と書かれたフダを運転手に返し、雨が降る新店のバス停で降りたのであった。

というわけで台湾の路線バス。その料金徴収方式のナゾは結局よくわからない。
イ課長の仮説が正しいかどうかもよくわからない(笑)。

しかしだ、とりあえず台湾で路線バスに乗るときは必ず小銭を用意しておきましょうということは、
最後にもう一度強調しておきましょう。
 



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by tohoiwanya | 2011-04-15 00:08 | 2010.08台湾旅行 | Comments(4)
2011年 04月 13日

ハンプトン・コートに行く-その4-

もう1回、ハンプトン・コートについて書かせてくれ。これで終わりにするから(笑)。

前にも書いたけど、ハンプトン・コートはヘンリー8世によって斬首刑に処せられた
人格高潔な大法官トマス・モアを描いた映画「わが命つきるとも」の中にたくさん出てくる。
フレッド・ジンネマンが監督した映画なんだけど、とにかく冒頭タイトルバックが
非常に印象的なんだよね。石で作った怪物たちの顔がアップでいくつも出てくるんだよ。
それがハンプトン・コートにあるモノなのかどうか、映画ではわからなかったんだが…
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実際に行って「ああ、これだコレ。ココにあったんだ!」とすぐわかった。
正面入口の通路の両脇にある…これは何て言えばいいのか…欄干の上に置かれた装飾と
いえばいいのかな。ガーゴイルみたく怪物ヅラばかりで、マトモなツラのヤツはいない(笑)。
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うーん…自分がフレッド・ジンネマン監督になった気になって
じっくりと撮らせていただきました。ヘンなツラのヤロウどもを。

あの映画ではトマス・モアがチェルシーにある自宅とハンプトン・コートの往復に
必ず船を使っていたことが描かれている。船が通るのはテムズ川だ。
ハンプトン・コートのすぐ裏にはテムズ川(の支流か?)が流れてる。
(奥に写ってる橋が、駅から降りてすぐに渡ってきた橋ね)
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ロンドン中心部を流れるテムズ川は川幅も広くて、ご立派な川っていう感じだけど、
この辺になるとホントにのどかな田舎の川っていう風景が広がってて驚いちまった。
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ちょいとばかり、コンスタブルの風景画を思わせるじゃないか。
ロンドンから30分電車に乗っただけでこんな田園風景が見られるんだねぇ…。

ロンドン郊外ハンプトン・コート、初冬の土曜の静かな午前中。
たまに「ハンプトン・コート1周」のジョギングやサイクリングする人たちと
すれ違うくらいで、川沿いの道はホントに静かなところだった。
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さてと、ハンプトン・コートもたっぷり観たことだし、
そろそろロンドン市街に戻るとしましょうかね。

というわけで、ハンプトン・コートの連載?はとりあえずこれで終了。
実はこの後、ハンプトン・コート駅近くの小さな商店街にあった床屋に入って
髪を刈るんだけど、その話はまた後日に。



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by tohoiwanya | 2011-04-13 00:18 | 2010.11欧州出張 | Comments(2)
2011年 04月 11日

ハンプトン・コートに行く-その3-

さて、中休みをはさんだところで、ハンプトン・コートに話を戻そう。

ホーンテッド・ギャラリーを堪能したら、すっかり気が楽になって(というのもヘンだが)
のんびり城内をまわってみた。11月下旬、寒〜い土曜の午前中。観光客が少ないのが嬉しい。

入口の近くには「チューダー・キッチン」っていうのがある。
要するに、チューダー王朝時代の台所を復元した、ヘンリー8世の時代の厨房だな。
壁にくっついた肉の血のりが、不気味な演出効果を狙っているようにもみえる。
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ここが面白いのは、展示だけじゃなく「音」でも当時の台所を再現してるってことだ。
だから上の写真の部屋に入ると、どこかにあるスピーカーから「ドン!」「バン!」って
肉をブッた切る音が聞こえるし、下の写真の汁モノづくりの場所に行くと「グツグツグツ…」って
モノを煮る音が流れてくる。子供っぽいっちゃ、子供っぽい演出だけど、こういうの好きだ。
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ここは大きな時計があることからクロック・コートという名前がついた中庭。
ってことは、お妃3号であるジェーン・シーモアのゴーストが徘徊する場所のはずだが…
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で、出たッ!!!
 
 
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…いや、もちろん人形だが(笑)。
何でこんなトコにこんな人形を置いたのか、その理由は英国人でなければわからない。

建物の一番奥の方にいくとこんな感じの広ーーーーい庭園が広がっている。
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この庭園を見たとき、イ課長はハタと気付いた。
これって、ベルサイユ宮殿の有名なグラン・カナルと同じ設計コンセプトじゃないか?

イ課長はパリ旅行のとき、ベルサイユ宮殿には行かなかった。
でも、あそこのグラン・カナルは写真で見たことがある。こんな感じ。
(写真はもちろん、ネットからの拾い物)
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広大な水路と芝生と木々、これら全てが一つの消失点に向かう遠近法で構成されてる。
これって、あたかも「世界はアソコまでしかない」的な視覚効果を生み出す。
ベルサイユのは知ってたけど、まさかハンプトン・コートに同じようなものがあろうとは。
しかし、この両者が同じ造園コンセプトで作られているのは明らかだ。

時代的にはルイ14世よりヘンリー8世の方がずっと前のはず。
単純に考えれば「ベルサイユがハンプトン・コートを真似た」と言いたくなるけど、
この庭園がヘンリー8世の治世当時に作られたかどうかはわからないし、ハンプトン・コートが
ベルサイユ宮殿を真似て、後にこの庭園を整備したという可能性も十分ある。
ドッチがドッチを真似たのかわからないけど、少なくとも「偶然似た」とは考えられん。
この辺の事情をご存知の方がいたらぜひ教えていただきたいのである。

この庭園には実際に降りてみた。
妙チキリンな円錐状に刈り込まれた巨大な木々がずーーーーっと並んでる。
ベンチと比べるとこの木のデカさがわかるだろうけど、こんな大きな木の上の方まで
こんな妙チキリンに刈り込むのはドえらい手間だと思うよ。
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まぁ王様なんだから、お金と職人の手間はかけ放題ってことだったんだろうけど、
日本庭園のワビサビ美学に慣れた目にはこういう西洋造園術って何だかなーーー。
植木職人の苦労ばかり考えてしまうイ課長なのであった(笑)。

さて室内に戻ろう。
中にはこんな風に、シカのツノばっかりをずらーーーっと飾った部屋なんかもある。
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こうなると、今度は王侯貴族に弓か鉄砲で殺された鹿の無念ばかり考えてしまう。
「ボク、こんなにシカ殺したんだよ」って言いたげな、幼稚な誇示の仕方もまた何だかなーー。
いっそ鹿のゴーストでも出ないかと思っちゃったぜ(笑)。

ホーンテッド・ギャラリーだけじゃなく、ハンプトン・コートは全体的に室内は暗い。
昔の建物だと開口部(つまり採光のための窓)をそんなに大きくとれなかったから、
結局全体として「昼間でも照明がないと暗い」建物になっちゃうんだろうな。


で、出たッ!!!

…わけはない。2階のベランダにいる二人の人影は実際の人間だよ。
いや、キチンと覚えてるわけじゃないけど、実際の人間のはずだよ…たぶん(笑)。
 
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by tohoiwanya | 2011-04-11 00:04 | 2010.11欧州出張 | Comments(2)
2011年 04月 07日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.11

ハンプトン・コートが続いたから、中休みってことで久しぶりにホテル評価。
フランクフルトにしようか、ロンドンにしようか、福井にしようか迷った結果、
本日は昨年11月出張の前半に3泊したフランクフルトのホテルを取り上げる。

InterCityHotel Frankfurt

3泊で272.7ユーロだから、1泊約90ユーロ。当時のレートで1.1万円/泊くらいかな。
そう高くはない。★★★三ツ星ホテルとして標準的な宿泊料金だと思う。

ズバリ言う。ココはいい。
ココはお勧めするよ。特にフランクフルト中央駅から朝早い移動が多い人には大お勧め。
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利便性:バツグン
とにかく駅からバカ近い。駅の北出口を出てから徒歩1〜2分ってとこか。
雨が降っても、傘ないけど駅まで走っちゃえという気に十分なれる近さだよ。
列車移動の利便性、缶ビールやメシの調達という面での利便性、まずは文句なし。
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居住性:マァマァ
まぁ特にゴージャスでも広くもないけど、出張で泊まるホテルとして問題はない。
強いていえばバスタブがないのが残念だったってことくらいかな。
ちなみに、ドイツのホテルではなぜか必ずベッドメイクされたシーツの上にお菓子が置かれてる。
ここのホテルの場合、おなじみハリボの熊グミの小さい袋でした。
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ネット接続:マァマァ
ここはフロントに申し込んで、接続用のユーザーネームとパスワードを発行してもらうという
システム。こうやってレシートにして出力して渡してくれる。
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これは当初問題なく接続できた。しかし次に接続しようとするとなぜかダメで、再発行してもらった。
さらに次に接続しようと思ったら、今度はパソコン側に問題が生じてダメになった(笑)。
だから非常に困ったんだけど、これはこのホテルのせいじゃないから仕方ない。


朝食:バツグン
このホテルで一番ナニが良かったかといわれれば、イ課長は「朝食」と答えるだろう。
温かいオカズもいっぱい、チーズやハム類も種類豊富。実に充実している。
そして、さらに素晴らしいのは、このホテルは朝食が朝6時から食えるということだ。
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これまで出張先で泊まったホテルで「6時から朝食」出してくれたトコなんて記憶にない。
大体どこも7時から。6時開始って、中央駅の朝早い列車に乗らなきゃいけない客には福音だよ。
実際、イ課長はこのホテル滞在中に2度、7時前にホテルを出発しなければならなかった。
普通だったら当然朝食はアキラメるけど、ここでは腹いっぱい食えた。これは嬉しかった。
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11月のドイツの朝6時なんて、まだ真っ暗だよ。
こんな時間、誰もいないだろうと思いつつ食堂に行くと、すでにけっこうな数の宿泊客が
「朝食開始」を待ち構えてるんだから驚く。6時になると彼らは次々と、照明もロクについてない
薄暗い食堂に入り込んで行って朝メシを食い始める。
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こんなに早起きして食いに来る方もすごいが、すでに準備をすませてる方はさらにすごい。
さすが早起きドイツ人。7時過ぎンなっても「これからパン買いに行く」なんてスッとぼけたこと言ってた
ブリュッセルのホテルと比べてなんという違い(笑)。ホントに助かったよ。


欠点:
そんなにない。非常にコストパフォーマンスの高い、いいホテルだったと思うよ。
駅から近いけど、別にうるさいわけじゃないし、安眠にも問題はない。
強いて言えば、枕が平べったすぎることくらいか(笑)。イ課長は二つ折りにして使ったが。
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あと、朝夕の混むときにフロントに客の行列ができることがある…ってくらいかな。
まぁそんなに長時間待たされるわけじゃないけど。欠点なんて、ほんと、それくらい。

インターシティホテル・フランクフルト。
何度も言うけど、中央駅からの朝早い列車に乗らなきゃいけないなんていう人には
特におあつらえ向きにホテルだと思うよ。イ課長お勧めッス。



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by tohoiwanya | 2011-04-07 23:04 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 04月 04日

ハンプトン・コートに行く -その2 幽霊回廊-

いよいよ始まりましたハンプトン・コート探検。
開館早々で観光客の少ないうちにホーンテッド・ギャラリーを見ておきたいから、
とりあえず途中をトバし、“幽霊回廊”をめざして歩く。

ところが、これが意外にわかりづらいんだ。
ブラブラ歩いてりゃいずれ見つかるんだろうけど、ソコだけ目指して行こうとすると
けっこう難しい。複数ある棟が複雑につながってて、部屋や廊下もいっぱいある。
案内図を確認しながら歩くんだけど、なかなか辿り着けない。
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ほー…ここは何の部屋だ?公開されてる部屋は大体「当時の様子」が再現されてる。
昼間なのに薄暗くて、ゴーストさんたちにとっては居心地が良さそうだ。

いかんいかん。寄り道しては。
とにかく観光客で混まないうちに、ホーンテッド・ギャラリーをじっくり見ておかねば。

お、ここか?絵が展示されてる長い廊下…案内図を確認…うん、たぶんここだ。
だーーーーーーーれもいないよ。
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一応、近くにいた係員の女性に小さい声で聞いてみた。
「あの、ここが有名なホーンテッド・ギャラリーですか?」
「イエス、ここが有名なホーンテッド・ギャラリーです」
イ課長が「Oh…」と怖がるマネをしたら、彼女は嬉しそうに笑ってた(笑)。

ここを髪振り乱したキャサリン・ハワードの幽霊が「ヘンリー!」と叫びながら走ってくるはずで…
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…残念ながら、彼女の出番はやはり“夜の部”のようだった(笑)。
あの薄暗い感じを出すのはヘボデジカメではなかなか難しいね。上の写真は暗すぎだと
思うかもしれないけど、実際はけっこうこれに近い感じなんだよ。

ココがゴースト・スポットとしてあまりにも有名なもんだから、実はエジンバラ大学の
ワイズマン博士っていう御仁が2001年にこういう実験をした。
被験者に一人ずつこの廊下を歩かせ、後でその様子を聞くという、内容としては単純な実験だ。
ただ、その被験者の数が延べ430人っていうんだから、すごい人数だ。
イ課長が英国にいたら、喜んでボランティアの被験者に志願しちゃうけどなぁ(笑)。

驚くべきことに、約半数の被験者から「急に寒々した」とか「何かの存在を感じた」と報告があり、
「ソレらしき人影を見た」という人たちも2割にのぼったらしい。ある被験者に至っては
「もうごめんだ、こんな所に来たくない!」と泣きだしたっていうんだからスゴすぎる。

改築・増築を重ねたハンプトン・コートだから、この廊下にも構造上「隠れ扉」みたいになって
向こうが通路になってるような場所が2ヶ所ほどあるらしい。そういうトコからスキマ風が入り、
そのせいで人々は「寒々とした空気」を感じるのではないか…と、まぁそんなような説を
このワイズマン博士は後にチャンとした学会誌に発表したんだって。
こんなことを真面目に研究する学者がいるあたり、ゴースト大好き・英国人の面目躍如だね。

この辺の記述、実は全部「ゴーストのいる英国史」って本(石原孝哉著:集英社新書)のウケウリで、
以前にこの本を読んでなければ、イ課長はハンプトン・コートなんて行かなかっただろう。

イ課長の見解としては、ココが不気味なのはやっぱ絵の存在が大きいって気がするなぁ。
ぜんぶ実在の王族の人物画。描かれた人物は当然コッチを向いてる。しかも廊下は暗いときた。
歩いてるガワにすれば、相手が絵と知ってても「誰かに見られてる」的な気分になって
不気味な印象を持ち、それが発展してゴースト伝説につながったんじゃなかろうか。
例によって、これが「イ課長の仮説」。大体アテにならないが(笑)。
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本でのみしか知らなかった有名なホーンテッド・ギャラリー。
実際にタップリ見学できてイ課長は嬉しかった(ちなみに、絵自体の観賞価値はチョー低い)。
しかし、ハンプトン・コートは広く、まだ見るべきところはいっぱいある。
ホーンテッド・ギャラリーを堪能した後はゆっくり順グリに回ってみよう。

ということで、お長くなりましたので、例によって続きはまた次回ということで。
本日はハンプトン・コート観光の白眉、「幽霊回廊」の一席でございました(←落語風)。



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by tohoiwanya | 2011-04-04 00:05 | 2010.11欧州出張 | Comments(2)