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2011年 05月 30日

寧夏路夜市

寧夏路夜市と書いて、何と発音するのかわからない。

以前書いた記事で、勝手に脳内日本語変換すりゃ「ねいかろよいち」だなんて書いたけど、
台湾語での発音は不明。しかしブログ書く上では別に発音なんかしなくたっていいんだから、
以後は寧夏路夜市としか表記しない。読む人はそれぞれ勝手に脳内変換して読んでほしい(笑)。

さて、寧夏路夜市だよ。
食い物のマズいロンドンの話から一転して、美味しさの暴力国家・台湾に話はとぶのだ。

夜市って要するに屋台村みたいなところで、台北市内には有名な夜市エリアが複数ある。
士林夜市とか、この寧夏路夜市とかね。
台湾に行ったらこの夜市を楽しみたいと思ってる人は多いはずで、イ課長も2006年に初めて
台北に行ったとき、この寧夏路夜市で海老チャーハンとか、何かの腎臓の入ったスープとか、
いろいろ食って夜市の楽しさを満喫したのである。

当然、昨年の台北旅行でも寧夏路夜市には行こうと思ってた。
泊まったホテルも前回の近くだから、夜市に行く土地カンも何となく残っている。
寧夏路夜市はホテルのある双連駅から歩いて10分ちょっと。近いんだよ。
台北に到着した8月28日土曜日の夜、さっそく行ってみた。

うっほほほほ。にぎわっとる賑わっとる。南国の夜の屋台のムードが早くも盛り上がります。
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ちなみに、台湾語で「便當」って書いてあるこの字。これ、「弁当」のことだ。
そもそも、「弁当」という言葉の語源が日本なのか中国なのか知らないけど、この
「便當」っていうのも日本の弁当と似て、ゴハンとオカズの詰め合わせ料理らしい。
ただ、日本的感覚だと外食屋台に「弁当」っていう看板があること自体、すでに面白いよね。
(残念ながら食ってはこなかった)。

うはっ、何て美味そうなのだ。
手前にあるのはたぶん串焼き屋台だよな。「アレとコレ焼いて」って頼むんだろう。
その向こうにあるのは、見えづらいだろうけど、これ、実はタコ焼きなんだよね。
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うっひゃー、これなんて完全な今川焼じゃん!!
こういうところ、日本統治時代の名残で、日本の食文化が残ってるのかなぁ?
しかし、日本人としてはこういうの見ると何となく嬉しくなるよね。
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…てな具合に、何を食うかというより、しばらくは寧夏路夜市のいろんな屋台を覗いて楽しんでた。
さて、腹も減ったしそろそろ自分が何を食うかの検討に入ろうか…と思ったあたりから
周辺の状況に対するイ課長の危機感が徐々に高まってきた。

どんな危機感かって、とにかくすごい混み方なんだワさ。
あっちこっちの屋台で行列が出来てて、慣れないコッチにはどの行列がどの屋台のものかを
判断するだけでもひと苦労だ。
なーーーんでこんなに混んでるんだ?4年前はこれほどじゃなかったぞ?
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思うに、一つの理由は土曜の夜だったということが影響してるのかもしれない。
週末の夜だからみんなで外食しようか、っていう地元の人たちがドッと繰り出したのでは?
逆にガイジン観光客らしき人間なんて(イ課長を除けば)あんまりいないんだよね。
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うーむ…しかしこう行列だらけではどうしようもないではないか。
イ課長は日本にいる時から「行列のできる食い物屋」に並んで食おうなんて殊勝な気持ちは
コレッパカシも持ち合わせない気の短いヤロウ。台湾で並ぶのだって出来れば避けたい。

ああ、この店覚えてるよ!前回来たとき、ここで海老チャーハンと腎臓スープを飲んだんだけど、
間違えて名物の牡蠣オムレツをイ課長のテーブルに置いちゃったんだよね。
イ課長は「チャーハンってコレなのかぁ?」と思って知らずに食っちゃったら、店のオヤジが
「いいです、サービスです」って(日本語で)タダにしてくれた。あの時のオヤジはたぶんこの人だ。
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しかしこの店の前もご覧のような行列。うーむ…あきらめるしかあるまい。
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というわけで、実は今回の旅行では寧夏路夜市の混雑に敗退して、イ課長は
「夏の夜の南国の屋台料理」というのを食うことは出来なかったんだよね。
夜市は土曜の夜はことのほか混むのかもしれない。

で、結局この夜の晩飯はどうしたかっていうと、前に書いた魯肉飯をまず食った。
あれだけじゃまだ腹一杯にならないから、もう1件別の店に入ったのである。

ここは例のごとく伝票記入方式の店だった。
どれ、それならここでは酸辣麺とビールで攻めてみようではないか。
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おほほほ。来た来た。酸辣麺。これがまた美味いんだ!これで65元。約200円。安い。美味い。
約3ヶ月後にロンドンのメシとの対決が待ってることなど忘れて(笑)ムサボリ食った。
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ビールを加えても300円ちょっとだ。
あー台湾ヤバい。何でこんなに安いのに、こんなに美味なのか。
まぁ暴力国家だからしょうがないんだけどさ。



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by tohoiwanya | 2011-05-30 00:26 | 2010.08台湾旅行 | Comments(10)
2011年 05月 27日

ロンドンのメシ問題・その結論

20年前の新婚旅行でロンドンのトラウマを経験したイ課長。
日本に帰国後、ロンドンのメシの不味さの話をすると、話した相手の70%(イ課長推定)は
ハンで押したように同じコメントを返してきたものだった。

「英国のメシが不味いのは当然で、イギリスではインド料理や中華料理を食うに限るのである」

みんな、ホントに同じことを言う。アナタも同じこと言った記憶、ない?(笑)
イギリス料理はマズい、イギリス以外の料理を食うべきっていう主旨が共通するだけじゃなく、
食うべきものとして例にあがるのは絶対、必ず、常にインド料理と中華料理なんだよ。

まぁインドの場合は旧英国植民地でつながりも深いだろうから、ロンドンにインド料理屋が
たくさんあるっていうのはわかる気もする。中華料理屋は…これはまぁ世界中にあるか。

とにかくあまりにみんな同じこと言うから、イ課長としては正直、ちょっと口惜しかった。
もしその話が本当なら、イ課長はロンドンで不味いものばっか食って、美味いとされるものは
食ってこなかったわけじゃん?今度ロンドンに行く機会があれば、美味しいと誰もが言う
インドメシかチャイナメシを食ってみたいな、とずっと思っていたんだよ。

これで、前回記事の末尾の部分と話がつながった(笑)。
さよう、ロンドンのメシ問題で最後に検証したかったこと。それは
「ロンドンで(おいしいとされる)インド料理か中華料理を食う」ことだったのである。
欧州出張最後のメシくらいは、マズさにおびえながらロンドンメシ食うんじゃなくてさ、
ウマいカレーでも食って美しくフィニッシュしようぜ。

11月20日、ハンプトン・コートから戻ってきて、それを実現することができた。
ホテル近くのインド料理屋に入って遅いランチをとったわけだ。下の写真の店ね。
午後の3時過ぎ。レストランにとってはヒマな時間だったようで、客はイ課長一人。
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ちなみに、パディントン駅周辺ってインド料理屋が何軒もあったし、他に
インド人経営の床屋とか、インド人経営の土産物屋なんかもあったりしたから、
わりとインド系英国人の多いエリアなのかもしれない。

頼んだのはフィッシュカレー。魚のカレーってことか。あとナンね、ナン。
飲み物は当然、インドビールでいってみよう。これでいくらだったかなぁ?
とにかく、昨晩食ったあのステーキよりずっと安かったのは確かだ。

まず軽く驚いたのはビールの銘柄だよ。コブラビール?!
もちろん初めて見る銘柄だけど、よりによってあの猛毒爬虫類・コブラの名前を
ビールにつけなくても…ま、いいんだけどさ。
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何しろ客はイ課長一人。店員(当然、インド系)はヒマだ。ボーッと立ってる。
しかし、ずっとソコに立っていられると、カメラでメシの写真を撮るという、
ただでさえ行儀の悪い行為がますますやりづらくなる。
上のコブラビールの写真も、撮るのにけっこう気を使ったんだよ、これでも(笑)。

コブラビールを飲み、コブラの毒で舌がしびれ始めた頃(←大嘘)、カレーとナンが来た。
おおお、見るからに美味そうだ。店員がちょっと後ろを向いたスキに、パチリ。
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実際、このカレーは極めてマットウなカレーで、味もマットウに美味しかった。
マズいんじゃないかという警戒感抜きで、最初から美味しいだろうと思ってるものを
美味しく食べるという当たり前の経験。ロンドンに来て以来、初めてじゃないか?(笑)。

リラックスした気分で美味しいカレーをすすり、ナンを食い、ビールを飲んだ。
あーやっぱり食事っていうのはこうやって、ゆったりと味わいたいよね。
カレーを食い終わり、ビールをちびちび飲んでるとヒマなインド系店員が話しかけてくる。

店「オマエは日本から来たのであるか?」
イ「さようである」
店「日本は今頃の季節(この日は11/20)は寒いか?」
イ「うーん…寒い。でもロンドンの方がさらに寒いと私は考える」
店「そうか…」

カレーは美味しかったけど、店員との会話はイマイチ盛り上がりに欠けた(笑)。

長かったロンドン・メシとの戦い。
今回の出張で食ったものを総括すれば、少なくとも20年前の「ロンドンのトラウマ」よりは
だいぶマシになっているのは確かだ。「ロンドンのメシは昔に比べて改善された」という説は
おおむねその通りであると評価していいだろう。

しかしまぁね。
しょせんは「昔に比べればマシになった」っていうだけの話だし、そもそも昔が昔だからねぇ。
結論としては、20年前に散々聞かされたセリフをイ課長自身が言うことになったわけだよ。
「ロンドン行って美味しいメシ食うなら、インド料理だぜ」  …中華料理は未検証(笑)。

しかし「その国に行ったら、その国以外の料理を食え」ってのが定説になるんだから、
イギリスってのも変わった国っつうか…悲惨な国っつうか…(笑)。
 


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by tohoiwanya | 2011-05-27 00:03 | 2010.11欧州出張 | Comments(4)
2011年 05月 25日

ロンドンのメシ問題は続く

ロンドンのメシについては執念深く書き続けるイ課長です。
フィッシュ&チップスホテルの朝食に挑戦した程度では、ロンドン・メシ問題の検証に
十分に取り組んだとは、まだまだ言えぬ。

…と、勇ましいことを言ってはみたものの、だ。
何しろ3泊4日の短期滞在。ロンドンでは3回しか晩メシを食わなかったわけで、
そのうちの1回、最初の晩がすでに書いたフィッシュ&チップスだったことになる。
残り2晩。この限られた期間でロンドン・メシという根深い問題をさらに検証してみた。

①ロンドン・パスタ問題
ロンドンのトラウマの時も書いたように、トホ妻が新婚旅行の時にロンドンで食ったパスタは
彼女のその後の人生におけるロンドン観に癒しがたい深い傷を残している(笑)。
とにかくそのマズさは衝撃的だったようで、「あれは外見はパスタだったけど、内実は
何か別の物体だった」と彼女は未だに主張し続けている。

それほどマズいとされるロンドンのパスタ。しかしイ課長はまだ食ったことがない。
それならってんでロンドン2晩め、例のオペラを見る前に腹ごしらえとして
ロンドンのパスタを検証してみようと思ったわけだ。

オペラ観劇前、コロシアム劇場のすぐ近くに手頃なイタめし屋があったから入った。
イタリア人経営の店っぽい。イ課長が頼んだのはカルボナーラなのである。
(ちなみに、イ課長はパスタ屋に入ると十中八九、カルボナーラを頼む)

出てきたのは下の写真のブツ。「チーズかけるか?」って聞くから「うん」って答えたら
ガリガリとチーズをふりかけていった。
ロンドン・パスタのマズさの重要なポイントは「ウドンのような茹ですぎ」にあるそうで、
どんな感じか、おそるおそる食ってみたが…
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うんむ… … モグモグ … 
確かにやわらかい。これをアルデンテとは絶対言わない。言わないけど、
カルボナーラとしての味はごくマトモで、日本や、他の国で食うカルボナーラと
特に差があるとは思えない。

ふーむ。
検証課題だった「ロンドン・パスタのその後」は、それほどヒドくないことがわかった。
イタリア人経営の店なら、「多少茹ですぎでも味はマトモ」ということか。
逆の意味で期待はずれだったかも(笑)。ちょっとつまらん。


②ロンドン・ステーキ問題
パスタを食った翌日は金曜。早くもロンドン最後の晩だ。
この日は仕事が終わってやれやれの日だったし、ロンドンのマズメシ検証作業を一時忘れて
景気よくステーキを食うことにした。ステーキなら味に当たりハズレも少ないだろうというわけで、
ホテルの近くにある、下の写真の店に夜9時頃に行ってみた。
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スコッチ・スコッチ・ステーキハウスっていう店だったんだな、ここ。
ちなみにこの店、なぜか配膳係の店員は全員女性で、しかも全員が東洋系だった。
金曜夜のせいかかなり混んでて、イ課長はテーブルが空くまで少し待ったんだよね。

食ったのはこれ。
シンプルなステーキと、オプションとしてマッシュルームの炒め物。あとはビール。
イ課長が海外出張先で食う晩飯としては豪華な部類だし、値段も安くはなかった。
(正確な金額は忘れた)
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ズバリ言おう。これは美味しくなかった。
「焼かれた牛肉の塊である」という、それ以上でもそれ以下でもなくて、
ステーキとしての味もなけりゃ、肉としての旨味もないって感じなんだよね。

おそらく焼いた時に塩コショウはしてるはずなのに、味がない。
結局、イ課長は卓上の塩をふりかけて食ったわけだけが…。

それにさぁ、肉の付け合わせで乗ってるこの野菜はナンなんだい?
一滴のドレッシングも何もかかってなくて、これこそ正真正銘、カンペキに味がない。
そりゃイギリスの羊なら喜んで食うかもしれんが、日本から来た人間のイ課長はちょっと…。

このステーキ、イ課長がロンドン滞在中食ったものの中で一番値段は高かったが
その値段のわりには…いや、仮に値段がもっと安かったとしても、このステーキは
かなりガッカリだったなぁ…。東洋人経営のステーキハウスっていうところに、
すでに無理があったのだろうか?

そりゃね?20年前の、あのフライドチキンほどじゃないよ?それは確かだ。
「激マズすぎて食えない!」というほどではない。ほどではないが…うーーーん…。

ステーキなんて一番当たりハズレがなさそうだと思ったんだけど、最後の晩飯にこうして
ちゃんとマズいステーキを食わせるあたり、さすがロンドンと言うべきか。
まぁ、これは逆の意味での期待通りだったとも言えなくもないわけだが…(笑)。

しかし、ロンドン最後の晩メシがこのステーキではあまりに悲しいものがある。
明日の土曜、帰国前のハンプトン・コート半日観光の日も昼飯くらいは当然食う。それに賭けよう。

それに、最後の最後に至ってもなお「ロンドンのメシに関して検証したかったこと」が
もう一つ残っているのだ。大変なんだよ、ロンドンのメシ問題ってのは。




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by tohoiwanya | 2011-05-25 00:07 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 05月 22日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.12

先週から風邪をひいてしまったイ課長です。現在回復しつつあります。

しかし、風邪ひいたなんて言ってられない。早く治さなければ。
もちろん、仕事その他のためにも早く治さないといけないんだけど、それ以上に
3月に予約した海外旅行がいよいよ2週間後に迫っている。体調万全で2週間後を迎えねば。

震災でソレどころじゃなくなっちゃったから、行き先をまだ公表してなかったけど、
6月にイ課長とトホ妻が1週間行く先は














WIEN


維納


ウィーーーーーーン


なのである。
今回は御婦人同伴だし、一人旅のときよりはマトモ?な旅行になると思うけど、
同伴する御婦人がトホ妻だから、その辺は保証の限りではないのである。


まぁウィーン旅行計画についてはそのうちまた書こう。
とりあえず、本日は風邪薬を服用しつつ、久しぶりにホテル評価。
去年、国内出張で一番何度も泊まったホテルのことを書いてなかったのだ。


ホテルフジタ福井

去年、北陸出張がやたら多かったカンケイで、ここにはずいぶん泊まったよ。
たぶん3回か4回泊まったんじゃないかな。ずいぶんお世話になったぜ。

福井市街では上級ホテルに属するけど、まぁそこは地方都市だから料金的には
さほど高くない。時期によって違うけど、ネット予約で朝食付きで7000〜7200円ってレベル。
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居住性:ヨイ
部屋に関して特に文句はない。
そう広くもないけど、狭くもないし、設備はおおむね新しい。
ネット接続も問題ないし、うるさくもないし、まずは問題なしと言っていい。
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利便性:マァマァ
福井駅からちょっと歩く。タクシーで行くほどの距離じゃなく、まぁ徒歩6〜7分かな。
だから、別に不便というほどのこともないんだけど、一度福井駅からこのホテルに
歩く途中、イ課長はすごい夕立にあって、ずぶ濡れになったことがあるのだ。
あの時は「駅前のホテルだったら濡れずに済んだのに…」と後悔したのは事実だ(笑)。


食事:バツグン
福井駅近くにもホテルがあるのに、なぜ6〜7分歩くココに毎回投宿したかっていうと、
実は食い物の魅力が大きかったのを認めないわけにはいかない。

まず朝飯がいい。日当りのいいレストランで和洋バイキング形式なんだけど、
和食にしても洋食にしても非常に品数豊富で美味しい。
最初に泊まった時は洋食系ブレックファストにしたけど、質量ともに文句はない。
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しかし、ここに泊まって朝食食うなら、どちらかというと和食の方がいいかもしれない。
朝飯用のおカユというか雑炊というか、とにかくこれが美味しいんだ。
2回目以降は必ず朝食は和食にして雑炊をたっぷり食ったイ課長なのである。
(写真を見ていま気付いたけど、和食でも洋食でも蕎麦だけは食うようだ)
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さらにだね。このホテルの場合、朝食だけじゃないんだよ。
仕事が終わった晩飯に美味しい焼き鳥を食う楽しみがある。
有名な焼き鳥チェーンの秋吉がこのホテルの中に店を出してるからね。
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福井に出張したら、また秋吉の焼き鳥食ってビールをガッと飲みてぇなぁ…
そしたら、秋吉の店が入ってるホテルに泊まっちゃえばラクだよなぁ…
駅からちょっと歩いてもまたあのホテルにするか、と思っちゃったわけよ。
(ちなみに、秋吉の店は福井市内にココだけではもちろんない)
食い物に関するモチベーションというのは常に人間を支配するのである(笑)。

眺望:フツウ
まぁ別に眺望を目的にこのホテルに泊まろうって人もいないだろうけど、
たまたま写真があったから福井市の展望をご紹介しておこう(笑)。
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全体としては良いホテルだと思うし、宿泊料は普通レベルだから、
福井に行く人には誰でもお勧めできるホテルだろうな。「焼き鳥とビール」という要素に
敏感な人には特にお勧めできると思う(笑)。




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by tohoiwanya | 2011-05-22 23:46 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2011年 05月 18日

非常口走法分類学(←バカ)

以前にも載せたことがあるけど、台湾の非常口のサイン。
男子100mハードル競争って感じの疾走感が日本の非常口サインには全くない力強さで、
2006年、最初の台湾旅行の時、イ課長は非常に感心しながら下の写真を撮った。
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火事なんだよ!カッコつけてるバーイじゃねぇんだよ!
何としてでも逃げなきゃいけねぇんだよダーーーシュッ!!とでもいいたげな、この
勇壮な走りっぷりを見れば、緊急出口やEXITという言葉のわからない外国人でもとにかく
あの絵みたいにして逃げよう!と思ってくれそうで、非常口サインとして優れてると思うなぁ。

ところがだ。
昨年の台湾旅行、桃園空港の非常口でこんなものを見つけて、おや?と思った。

ナンだよこれ。完全に日本の非常口と同じ「お嬢様走り」じゃん。
こんなヤワな走り方で、迫り来る炎や煙から逃げられるのか?ハードル選手のような
あのガッツあふれる走りは一体どうしたのだ!それでいいのか?!台湾非常口!
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台湾に来て、日本と同じ走り方した非常口を見せられると、なぜかガッカリする。
ここは日本じゃない、台湾だぞ?やっぱ飛ぶように走るアレをまた見たいじゃんよー。

幸いなことに、泊まったホテルにはちゃんと「台湾式走法」の非常口があった。
やっぱこれだなー。台湾非常口とくりゃあ、コレでなきゃ。
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さてだ。
イ課長はこれまでいろいろ海外の非常口の写真を撮ってきた結果(←バカ)、
すでに「非常口走法分類学」についてかなりの権威となっている(←大バカ)。

上の写真、日本風のお嬢様走りと台湾風の本気走りとじゃ、一見全然違うように見えるけど、
「踏み出した前足がまっすぐ伸びている」という部分が実は共通しているのだ。
要するに日本と台湾の非常口は基本走法は同じで、違うのは切迫感の表現の差というか、
まぁ要するに「程度の差」ということになる。

日本・台湾ともに前足を伸ばす走法が共通しているというのは重要なポイントで、
現在のデータ(保有写真)からは、これがアジア共通の走法なのではないかと推測される。
日本風が「アジア・お嬢様型」なら、台湾風は「アジア・ハードル型」てな感じか。

なぜ前足が重要かっていうと、欧州の非常口、つまり「EUの走り」はそうじゃないからだ。
どれも踏み出した前足は曲がってる。そのせいで見た目の印象もアジア走法とはかなり違う。
イ課長はEUの非常口走法を「EU・スケート型」と「EU・コソ泥型」という2つに分類してて、
下がスケート型。以前に載せたドイツの非常口の再掲ね。
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一方、「コソ泥型」ってのはコレだ。チェコで撮ったやつの、これまた再掲。
スケートとコソ泥とじゃ、これまた全然違うように思えるけど、「前足が曲がってる」という
走法では共通しており、「アジアの走り」とは根本的に異なることがお分かり頂けるだろう。
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アジアの「お嬢様型」と「ハードル型」。
さらにヨーロッパでの「スケート型」と「コソ泥型」の発見。
非常口走法分類学における、イ課長の輝かしい研究成果といえる(←真バカ)。


ところがだ。
実はイ課長は昨年の台湾旅行で「非常口走法分類学」上の新種?を発見したんだよ。
これは台北車站、つまり台北駅で見た非常口サイン。
「お?台湾にもEU型の、前足を曲げた非常口サインがあるんだ」と思って何気なく撮った。
一見したところ「EU・コソ泥型」だと思ったんだよね。ところが後でよく見ると
これ、「EUの走り」に似てはいるけど、ちょっと違うのだ。
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「前足も後ろ足も曲がってる」という点は確かに「EU・コソ泥型」に似てるけど、
「前傾した上半身と蹴った後ろ足(の膝から上)が一直線」という部分が大きく異なっている。
見ていただくとわかるように、EU・コソ泥型は上半身と後ろ足は一直線じゃない。
上半身がやや前屈みに曲がってて、その姿勢の悪さがコソ泥っぽさにつながっている。

そういう意味じゃ、この台北駅の非常口はむしろ「EU・スケート型」に近いってことか?
しかし腕の形とか、走りっぷり全体の印象はスケート型ともだいぶ違うよなぁ。

ふーむ…。
それにしても、EU走法に近い非常口が台湾にあるというのは興味深い。
何でコレだけそうなんだろう?いや、もちろん捜せば他にもあったのかもしれないけど、
ナニもねぇ、イ課長だってねぇ、非常口だけ見ながら旅行してるわけじゃないしねぇ…(笑)。

データが少ない現状では、とりあえずこの非常口は「EU・コソ泥型 台湾亜種」、
つまりEU型のマレな“変種”というか、レアケースとして捉えておくしかあるまい。

しかし、台湾以外のアジア諸国でもこのタイプが多いようであれば、これはもうマレな
変種とはいえない。非常口走法分類学上の立派なグループだ。
「アジアの走りは前足を伸ばす」という従来の学説を根底から覆す重大な発見ということになる。
いずれにしてもさらなるデータ収集と検証が必要だろうな。

非常口走法分類学、学究の旅は長く果てしなく続くのである…(←極バカ)。



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by tohoiwanya | 2011-05-18 00:08 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 05月 15日

台北から桃園空港へのバス

自動翻訳ブログパーツだとか、ソーシャルツール(記事下のTwitterボタン等)とか、
少しばかりブログ画面の国際化?を図ってみたイ課長です。

もっとも、日本語の読めない外国人がココに迷い込んだ時、あの自動翻訳が役に立つとはあまり思えない。
試しに英語翻訳してみたけど、「イ課長ブログ」の「Section chief [i] blog」は仕方ないとして
大したもんだロンドン地下鉄」が「Massaged wonderful London Underground」って、
何ですかソレ。

マッサージされた素晴らしいロンドン地下鉄…おそらく、大した“揉んだ”ロンドン地下鉄、と
訳しているのではないかと思われる。自動翻訳、ヲマヘってやつは…。

まぁいい。気をとり直して日本語を読める人向けの記事を書こう。
以前に桃園空港から市内へのバスについて書いたけど、本日はその逆、帰国する時に
市内から空港に行くバスに着いて書く。こういうお役立ち記事だってたまには書くのだ(笑)。

2006年、最初の台湾旅行の時は帰国の飛行機が朝だった。9時半くらいのフライトじゃなかったかな。
空港に2時間前に到着するとすれば7時半、空港まで1時間と考えれば6時半頃のバス。
必然的にホテルは6時にはチェックアウト…と、そんな感じだった。かなり朝が早かったのだ。

国賓大飯店の前に空港行きバス停があって、4つあるバス会社のうち、このバス停に停まるのが
2つか3つ…少なくとも国光客運と大有バスはここに停まったはずだ。

荷物を持って空港行きバス停で待ってると、次々とタクシーが止まって運ちゃんたちが声をかける。
「バスじゃなく、タクシーにしなよ~」ってな感じだろう。タクシーにしてみれば
空港まで乗ってくれりゃ上客の部類だから、こうして営業してくるわけだ。
もちろん、貧乏性イ課長は首を横に振って、ひたすら安いバスを待ち続ける。

しばらく待ったら大有バスがやっと来たから、運転手に料金を払って乗り込んだ。
バスは国賓大飯店の後も何カ所か、所定のバス停をまわるからその分よけいに時間がかかる。
渋滞ってこともあるだろうから、空港に行くのは早めのバスに乗った方がいい。

…とまぁ、そういうコトを2006年に学んで、去年の2度目の台湾旅行の帰国を迎えたわけだ。

2度目のときの帰国フライトは1回目よりさらに早かった。朝8:45発のANA。超早い。
空港に2時間前着、空港まで1時間としたら5:45頃には乗らないといかん。

しかし早朝はバスの本数も少ないだろうし、仮に国賓大飯店前で5:45ピッタリにバスが来たとしても
前回みたいに他のバス停を回れば余分に時間がかかるから、もっと早い方が安全だよなぁ。

いろいろ考えた結果、帰国の時は台北駅のバスターミナルまでタクシーを使うことにした。
国光客運の台北西站A棟っていうバスターミナルから空港行き直行バスが出てると何かで
読んだんだよ。これなら寄り道しないから早く着くだろうと思ったわけだ。

当日は5時前にホテルをチェックアウトし、タクシーに乗った。
ここで注意しないといけないのは、台北駅近くのバスターミナルっていうのが
西站A棟とか西站B棟とか、あと東站ってのもあるみたいで、間違えやすい。

イ課長が乗ったタクシーの運転手サンも一度間違えた。停車したところがどう見ても
写真でみたバスターミナルと違うから「ここじゃないと思う、A棟ってトコだよ」って言ったら
「いっぱいあるから間違えるよねー」と台湾語で謝ってた(んだと思われる)。

これが朝5時ちょい過ぎの台北西站A棟。外はまだ真っ暗だし、中もガランとしてて、
発着バスの本数も少ない。やっぱこの時間だと国賓大飯店前みたいな途中のバス停で待つより
このバスターミナルに来ちゃった方がいいかもしれないね。
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切符は125元だから…約400円弱ってとこか。安い。
しばらく待ったらバスが来たから、あとはもう桃園空港までノンストップで安心…
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…と思ってたら、ありゃりゃ?? 途中のバス停に寄って乗客を乗せてるよ。
「台北西站A棟から空港までダイレクトに行く国光客運のバスがある」っていう情報を
何で読んだかよく覚えてないんだけど、アレは間違いだったのか?

まぁそれでも時間に余裕を持たせてたし、早朝で渋滞もなかったから、空港には
フライト2時間くらい前には着いた。ノープロブレム。
でも昼間とか夕方の時間帯で、しかも市内のバス停を何カ所か回る空港バスだと
渋滞にまきこまれることもあるだろうから、少し早めのバスにした方がいいと思う。
そういや、この日の桃園空港は小雨模様だったっけなぁ。
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というわけで、本日は実用的な市内→桃園空港バス情報でした。
これから台湾に行く人のお役に立てば幸いです。



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by tohoiwanya | 2011-05-15 21:29 | 2010.08台湾旅行 | Comments(2)
2011年 05月 13日

大したもんだ、ロンドン地下鉄

ロンドン地下鉄のヘボぶりに関しては、すでにこのブログでかなり糾弾した
あれはアレで、一人のガイジン滞在者としての実体験に基づく偽らざる感想だから
ロンドン地下鉄に対する不当な評価とは全然思わない。実際ヘボなんだもん。

しかしだ。イ課長は公平性を重んじるオトコである。
ロンドン地下鉄は確かに運行に関してはヘボだが、優れた部分が皆無ってわけでもなくて、
そういう優れたブブンを正当に評価する用意だってイ課長にはちゃんとあるのだ(笑)。

たとえば座席シート。
ロンドン地下鉄の座席シートはやけにどっしりしてて、ちょっとソファみたい。
背もたれが一人分の幅ごとに区切られてるけど、この幅も日本の地下鉄より広くて、
ゆったり座れてなかなか座り心地がよろしい。
f0189467_0151891.jpg

しかし、座席シート程度なら、優れてるっていっても大した話じゃない。
これだけだならイ課長もわざわざロンドン地下鉄賞賛記事を書いたりはしないよ。
もっと、びっくりするほど優れたモノがあるのだ。

前に、ロンドンで「おおさすが」と言えるものは地下鉄の切符自動販売機だろうって
ちょこっと書いたけど、あれが予告みたいなモンで、本日は詳しく書こう。

ロンドンの地下鉄って、普通に現金で切符を買うと異常に高い。初乗り4ポンドだ。
1ポンド250円だった頃に「ロンドンじゃ地下鉄初乗りが1000円!」っていうのが
ちょっとしたニュースになったから覚えている人もいるかもしれない。
イ課長が行った頃で1ポンド約130円、4ポンドで520円だ。それでも依然としてバカ高い。

これって、実はカード乗車券を使わせるために普通の切符をワザと高くしてるらしい。
たとえば、イ課長が出張中の木・金に使った「ゾーン1~2、終日利用可」のトラベルカードってやつだと
7.2ポンドでこのゾーン内なら乗り放題っつうんだから、そりゃ誰だってカード乗車券の方を買うわな。

トラベルカードは「その日最初に地下鉄に乗る前」に買えばいいわけだから、イ課長は
木曜も金曜も土曜も全てパディントンの地下鉄駅で買った。木・金は窓口で買った。
しかし最後の土曜だけ、モノは試しで自動販売機で買ってみようかなと思ったのだ。
f0189467_016207.jpg

これがその自動販売機。液晶タッチパネル画面。まぁそれは日本も同じだ。
この日、イ課長は郊外のハンプトン・コートに行く予定だったから、欲しいカード乗車券も
昨日までと違って「ゾーン1~6、オフピーク用(土曜だからね)」というヤツだ。
ヨーロッパの切符自販機によくあるように、まず言語を選ぶようだから、英語のままで…

イ課長が心底ビックリしたのはここだ。
欧州の切符自販機の言語選択ボタンって、大体は英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語
くらいの中から選ぶっていうのが多くて、加わるとすればイタリア語、オランダ語あたりか。
たいていそういう言語選択肢は国旗で示されている(ドイツの切符自販機がそうだった)。

驚くべきことに、ロンドン地下鉄の言語選択ボタンは20カ国語くらいの選択肢があったのだ。
いや、チャンと数えなかったけど、もっとあったかもしれないなぁ。
これだけあると国旗ではなく、その言語の名称がその言語の文字で表示されてるから
ほとんど読めない。しかし、日本語で「日本語」と書かれた表示だけは当然読める(笑)。

切符自販機で日本語があるってのもスゴいが、何せ20カ国語くらい用意されてるんだから
日本語があったって驚くにはあたらない。他にも中国語はもちろん、シンガポール出張で見た
タミル語みたいなグニャグニャ文字もいくつもある。ヒンズー語とかベンガル語とか、たぶんそういうモノなんだろう。
もちろんアラビア文字みたいな中近東系らしきグニャグニャ文字も用意されている。

地下鉄のキップ自動販売機でこんなに言語選択範囲の広いモノなんて、イ課長はこれまで
見たこともないよ …って、それ以前に想像したこともなかったよ。

おそらく、この自販機の仕様を検討した際のロンドン市交通局の考え方は
以下のようなものだったんじゃないかって気がする(おなじみ、イ課長の仮説)。

①まずヨーロッパ系の主要言語は網羅しちゃいましょう
 (これだってなかなか出来ることじゃないと思うよ。キリル文字とかもあったと思う)
②東アジア漢字文化圏の中国語や日本語もカバーしましょう
 (スゴいことだよこれは。ハングルもあったんじゃなかったかな)
③かつて英国が統治した国の言語も入れちゃいましょう

イ課長が一番スゴいと思うのは、この③だ。
旧英国植民地系の言語はおそらくかなりカバーされていたんだと思う。だからインド系とか
アフリカ系みたいな、イ課長には判読すら不可能なフシギ文字がいっぱいあったんだろうな。
もっともこれ、イ課長の勝手な推測に基づいた賞賛だから、真偽のほどはわかんないけど(笑)。

残念ながら、この言語選択画面の写真を撮る機会がなかった。
コレを知ったのがロンドン地下鉄の切符を買う最後の機会だったし、この時は写真撮るより
後ろに人がいるからサッサと切符買わないといけなかった。残念なことをしたなぁ。
この時買った「ゾーン1~6、オフピーク用」トラベルカードの写真でがまんして欲しい。
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もしアナタがロンドンで地下鉄に乗る機会があれば、ガンガン自動販売機を使ってみて欲しい。
おそらく、この地球上で「自販機で、日本語で、地下鉄の切符が買える国」なんて、日本と英国しか
ないんじゃないかい?これにはイ課長、つくづく感心したよ。

何せイ課長はパリで「一行も読めない切符自販機」ってのを経験してるからね。
それに比べて何という素晴らしさ。(この点に関してだけは)エラいぞ英国人!フランス人のバカ!



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by tohoiwanya | 2011-05-13 00:16 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 05月 11日

英国で髪を刈る

ワシントンベルリンドゥーヴィルプラハ
これは何かというと、これまでイ課長ブログでご紹介した海外散髪の話。
まごうかたなき「海外床屋フェチ」として、その異常な嗜好を自らカミングアウトし続けるイ課長。
…って、そんなに異常かなぁ?(周囲からはモノすごく珍しがられ、異常といわれる)

今日はロンドン出張のついでに行った英国の床屋のハナシ。
おそらくこれがイ課長の17回目の海外散髪体験になるはずで、もうベテランなのだ(笑)。

しかし、英国はイ課長の海外床屋人生で“未征服”の国だった。だから今回の出張ではぜひ
ロンドンで床屋に行こうと思い、その前に日本で散髪する時も11月の出張の頃に髪が伸びてるように
時期を調整し(普通やるか?そこまで)、英国床屋を征服すべく、満を持してロンドンに乗り込んだ。

木曜の夜、オペラを観に行った夜は床屋らしき店を発見できなかった。
金曜はリーズから戻ってきたあと、バークレー・スクエアからニュー・ボンドストリートと
歩いて、この時初めて一軒の床屋を発見はした。したのだが…。

何せ高級ブランドショップひしめくニュー・ボンドストリートの床屋だ。
「床屋」なんて言葉で呼ぶのもはばかられるような、やたら高級そうなヘアサロンで、
間違いなく予約が必要なんだろうと思えるような店だったから、そこはスルーした。

そして土曜。ハンプトン・コート観光を終わって、ロンドン滞在の残された時間も
あとせいぜい5~6時間。床屋探しの時間もだんだん少なくなってきたぞ。さぁどうする。
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ハンプトン・コート駅で列車を待ちながら、いっそこの街で床屋を探してみようかという気になった。
過去の経験から考えて、床屋ってロンドンのピカデリー・サーカスみたいな繁華街じゃなく、
こういう小さな街の方が、意外と発見しやすかったりするんだよね。
そう思って、ダメもとでハンプトン・コート駅前の小さな商店街を歩いてみたら…

すばらしい。たちまち発見できたではないか。
こういうのを海外床屋フェチのカン、もしくは嗅覚というのであろう(笑)。
小さな、庶民的な、いかにも床屋って感じの店だ。ここなら飛び込みで入っても問題あるまい。
というわけで、さっそく飛び込んだ。
f0189467_02272.jpg

この店、理髪師はオバサン一人で、イ課長の前に一人男性客が散髪中だった。
その他に、理髪師オバサンの友人とおぼしき女性が一人奥の椅子に座ってオバサンとおしゃべりしてる。
まぁいい。とりあえず自分の番がくるまで後ろで待つとしよう。
待ち時間って、実は床屋店内写真を撮るチャンスなのだ。そっとカメラを出してパチリ。
こんな感じの、2席だけしかない小さな床屋。鏡が何となく古風だよね。
f0189467_022238.jpg

写真左に見えているのが理髪師オバサンの背中で、話し相手の友達は写ってない。
髪を刈られる客、待ってる客(これはイ課長ね)という2人の男性客の存在を意に介さず、
理髪師オバサンとこの友達とはずっとおしゃべりしてる。わかりづらい英語だなぁ。

前の客が終わり、イ課長の番になった。
「1cmくらい切って」とか何とか、適当に伝えて散髪開始。
元々が短髪のイ課長だから、この辺のオーダーは極めてアバウトなのである(笑)。
相変わらずオバサンと友達は、ずーーーーっとおしゃべりを続けてる。

さっきからどうもヘンだと思ったが、この二人が話してるのは英語じゃないな。別の言語だ。
二人はひたすらおしゃべりを続けるから、イ課長の方は髪を刈られながら
「この二人が喋ってるのはナニ語だろうか?」とひたすら考え続けた。
明らかにフランス語やドイツ語ではない。スペイン語・イタリア語っぽくもない。
顔は白人系西洋人だけど、ドコの人なんだ?こりゃ難しいクイズだ(笑)。

散髪の最後の頃に、ようやく彼女たちの話してる言葉がある程度推測できた。
おそらくロシア語、ないしそれに近い東欧スラブ系言語だろうと思われる。
へぇ~、こうして英国で開業しているけど、オバサンの出身はロシアあたりなんだぁ。

最後に鏡を見せて出来上がりを確認。この辺は日本と同じだね。
「この辺、もうちょっと短く」って言ったら「オウケーイ」と気軽に刈り込んでくれる。
洗髪はナシで、作業は20分くらいで終わったかな。
欧州の床屋って、大体こんな感じのところが多いよね

ちなみに料金は…よく覚えてないけど確か10ポンドとか12ポンドとか、そんなモンだった。
日本円なら1300~1500円ってとこで、妥当な料金だ。
イ課長の前の客も同額を払ってたから、ボラれたという可能性は全くない。

お金を渡し、「Thank You」と笑顔でオバサンと挨拶を交わし、店を出た。
英国の床屋で、日本人客が、(たぶん)ロシア人理髪師によって髪を刈られるという
なかなか錯綜した組み合わせの英国散髪体験でありました。
さぁ、これでイギリスも征服したぞ(笑)。
 


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by tohoiwanya | 2011-05-11 00:09 | 2010.11欧州出張 | Comments(0)
2011年 05月 08日

リーズという街

まず先にお詫びしておかなければならない。
もしこのブログをリーズの関係者の方、もしくはリーズという街の好きな方等々が
お読みになってたらごめんなさい。なぜお詫びしなければならないかは、
読めばお分かりになると思います。

2010年11月19日、キングス・クロス駅から朝の7:35というバカ早い電車に乗って
出かけた街、リーズ。

今回の出張では仕事上、ヨークシャーの…まぁ何と言うか一種の地方行政機関みたいなところを
訪問する必要があって、その所在地がリーズだったというわけ。

しかし、リーズっていう街、知ってる?
実際のところ、イ課長も「地名くらいは聞いたことがあるような…」っていう程度で、
どんなところなのか、全く知らなかった。

ロンドンの北方、ヨークシャー地方の中核都市、それがリーズなのだ。
英国出張前までは、新婚旅行でロンドンに3泊したのがイ課長の「全英国体験」だったわけで、
首都ロンドン以外の街、ましてや地方都市なんかに行くのはもちろん生まれて初めてだ。
ロンドンから2時間11分だから、日本だったら東京から新幹線で名古屋に行くイメージか。
イギリスで初めて行く「その国の首都以外の街」だ。どんなトコなんだろうなぁ?という
期待は当然あった。

もっとも、訪問先のアポ(午前と午後に1件ずつ)から考えて、リーズの街を観光するなんてことは
ハナから無理とあきらめてはいた。それでも「リーズ行って、アレを見ることができたよ」と
ブログで言えるネタの一つくらいは…と期待していたのだが…。

リーズに向かう車窓の景色を見ているうちに、リーズで「何かを見る」期待は急速にシボンでいった。
なぜかっていうと、この日はすごい霧だったんだよ。ためしに車窓風景を撮ってみたけど、
線路沿いの木が見える程度で、その先は真っ白。下の写真は失敗したわけではないのだ。
f0189467_014189.jpg

まぁ考えてみればロンドンじゃ霧が一種の“名物”なわけだし、11月下旬ともなれば
イギリスで濃い霧に遭遇するなんてことは全然珍しいことではないんだろう。
しかし、せっかく初めてリーズに行くのにさぁ、この霧かよ~。

リーズ駅に着いた。相変わらず霧は濃く、どんな街なんだかさっぱりわからない(笑)。
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この日のリーズ、特に午前中はかなりの霧だったんだよ実際。
通訳さんと地図を見ながら目的地を捜して歩いたんだけど、「あのビルがそうじゃない?」
みたいな感じで遠方から見当をつけながら探すってことが出来ないからちょっと迷った。
モダンな高層ビルもある立派な都会なんだろうけど、そのビルもよく見えましぇん…。
f0189467_0154976.jpg

まぁそれでも午後には霧もかなり晴れて、それなりに見通しも良くなったんだけど、
さっきも言ったように、リーズでのフリータイムはほとんどない。しかも2件目の訪問先に
なぜか1件目訪問先の関係者が同行するもんだから、ますます行動の自由がなくなる(笑)。
とてもじゃないけど、街を少し見物するどころの騒ぎじゃなかったのだ。

リーズで撮った写真といえば、あとはサンドイッチ屋で食ったランチとか、前に載せた
底の抜けた灰皿とか、その程度。ああひどい。
f0189467_016852.jpg


リーズ。素敵な街のはずなんだよなぁ、それなりに。
市庁舎の壮麗な建築が有名らしいんだけど、それも駅に戻るタクシーの窓からチラリと見ただけ。
(下の写真はWikipediaからもらったものなのである)
仕事と霧以外の記憶は何も残ってないんだよ、リーズに関しては。
f0189467_0164629.jpg

これを読んで「リーズって、つまんない街なんだな」と思っちゃう人もいるかもしれない。
だから最初にお詫びしたのだ。リーズの関係者がコレを読んだら怒るよね、そりゃ。
本来はいくら何でももうちょっと見るべきもののある街のはずなんだよ。
しかし、イ課長はこの街で何も見ることが出来なかったのである。

思い出されるのは2009年の欧州出張で行ったオーステンデだな。
あれも考えてみりゃ、ベルギーで初めて首都ブリュッセル以外の街に行く機会だったんだけど、
雨が降ってた上にイ課長は風邪で体調ワルワル、とても街歩きどころじゃなくて、
あの街については結局なーーーんにも紹介できなかったのだ。

今回のリーズも全く同じ。体調は悪くなかったけど、仕事のスケジュール+霧のせいで
この街では何も見てくることはできなかった。ブログで紹介できるネタの一つもないのだ。
こんなことしか書けずにごめんよリーズ。でも、一応キミのための記事を一つ書いたからね(笑)。

まぁ仕方ない。
旅行じゃないんだから。仕事なんだから。海外出張ではこういうこともあるのだ。


「海外出張でアチコチ見られて、いいなー」なんて言ってるのは誰だ?



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by tohoiwanya | 2011-05-08 00:18 | 2010.11欧州出張 | Comments(2)
2011年 05月 04日

何で検索してココに来ましたか?

世間は黄金週間ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
イ課長の勤務先は2日も休みで7連休になるはずだったけど、2日は所用で出社した。
まぁ大した用事ではなかったのだが。

しかし、3日から5日まではカレンダー通り、のんびり3連休を過ごしております。
仕事しなくていい日々って、素晴らしいなぁ。

のどかな連休なんだから、イ課長ブログも本日は出張・旅行関連ネタはお休みして
ちょっと変な話をしよう。

excite blogって、アクセス解析機能がついてる。
どんなリンク元からどのくらい来たか、どんな検索ワードで来たか、みたいなことが
毎日カウントされて、月ごとに集計されるのだ。

知る人ぞ知る、イ課長は集計するのが好きなオトコ(笑)。
だから、この集計結果はけっこう面白がってよく見る。

たとえばリンク元のランキングだと、圧倒的に多いのはGoogle Japan から。
まぁ検索サイトから来る人が多いっていうのは、当然っちゃ当然だろうな。
何かのコトバで検索し、その結果イ課長ブログに来るっていう人が多いわけだ。

面白いのは、「どんな検索ワードでイ課長ブログに来たか」の集計なんだよね。
今年に入って4ヶ月間、各月の検索ワード上位5つは下記のようになる。
(カッコ内はその数をあらわす)

2011年1月:
      ①イ課長 (35)
      ①飾り窓 (35)
      ③シベールの日曜日 (20)
      ④シンガポール 喫煙 (18)
      ⑤イ課長ブログ (13)

   2011年2月:
          ①イ課長 (49)
          ②飾り窓 (48)
          ③えちぜん鉄道 アテンダント (22)
          ④シベールの日曜日 (13)
          ⑤シンガポール 喫煙 (11)

     2011年3月:
            ①飾り窓 (53)
            ②イ課長 (38)
            ③パサージュ (27)
            ④えちぜん鉄道 アテンダント (21)
            ⑤イ課長ブログ シェルブール (14)

        2011年4月:
                ①飾り窓 (50)
                ②イ課長 (40)
                ③セガンティーニ (33)
                ④ベルギー国鉄 (23)
                ⑤イ課長ブログ シェルブール (14)


「イ課長」や「イ課長ブログ」が検索ワード上位ランキングに顔を出すのも、まぁある意味じゃ
当然だよなって感じだけど、この集計結果を見れば、なんといっても異様に目立っているのは、
飾り窓」という言葉で検索してココに来る人が多いことだ。

この4ヶ月間ずっと上位5つの1位か2位を連続して獲得。「イ課長」で検索して来た人より
多いっていうんだから驚く。すごい検索ニーズがあるんだな、飾り窓には(笑)。

イ課長がハンブルクの飾り窓を見学(見学だけだかんね)したのは2008年のドイツ出張で
ブログにそのことを書いたのも2008年。それ以来飾り窓の話なんて全然書いてない。
何だってまた、そんな検索ワードで来る人が多いんだろうか?

不思議だったので、もうちょっと調べてみた。
Googleでその言葉で検索した時、イ課長ブログが表示される順番に関係するのかも。

たとえば「ベルギー国鉄」でGoogleで検索すると、イ課長ブログは検索結果表示の
最初のページの5番目に出て来る。そのせいで、ベルギー国鉄で検索して来る人が
多いというのは何となくわかる。

「飾り窓」で同じことやると、イ課長ブログは2ページ目の真ん中あたり。ふむ。

他の上位検索ワードでも大体そんな感じだね。
「シベールの日曜日」で検索すると、2ページ目に出て来る。
「えちぜん鉄道 アテンダント」でも、やはり2ページ目に出て来る。
「シンガポール 喫煙」だと、おお、これだと1ページ目の2行目に出て来るぞ。

なるほど。
Googleから来る人が多いという事実と、これらの結果を考え合わせると、
要するにGoogleで検索して1ページ、2ページ目あたりにイ課長ブログが表示されると
ついクリックしてしまう人が多い。だから、そういう言葉が上位に顔を出すのだと、
そんな風に考えられるな。

しかし、よりによって「飾り窓」とは…。
色っぽい風俗ネタを期待してココに来た人には、大変申し訳ないと思う(笑)。
せめてお詫びの印?に、飾り窓近くのザンクト・パウリの街並の写真でも載せておこう。
夜になるとこの辺も妖しいネオン輝くはずなんだけどね。
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by tohoiwanya | 2011-05-04 00:41 | 日本での私生活 | Comments(2)