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2013年 05月 31日

空港バス乗り場の名歌手?たち

またミラノの話。

考えてみると、2012年3月欧州出張ネタではミラノの話が多いね。
ブリュッセルのこともけっこう書いたけど、2泊したフランクフルトネタなんてほとんど書いてない。
「行き慣れた街か、初めて行く街か」の差なのか。本当に「つまらない街」だからなのか・・・。
かわいそうなフランクフルト・・時間をくれ、善処したいと思う(笑)。

とはいっても、ミラノだって同じように2泊しかしてないし、そうたくさんネタがあるわけではない。
本日はミラノから日本への帰国当日、空港バスに乗った時のことを書こう。

ミラノに到着したときは、マルペンサ空港に到着したけど、帰る時は別の空港に行く必要があった。
その名もリナーテ空港。ミラノには空港が大小3つあるんだよね。
マルペンサ空港は遠距離国際便の発着が多いみたいで、規模も最も大きい(その代わり遠い)のに対し、
リナーテ空港はEU内路線中心で、規模は中っくらい(その代わり近い)。イ課長はそのリナーテ空港から
ルフトでフランクフルトまで飛び、そこで日本行きに乗り換えるというフライト予定だったのである。

当然、ミラノからリナーテ空港への交通手段を事前に調べた。どうやら中央駅からリナーテ空港まで
直行バスが出てるらしい。マルペンサ空港からのバスも中央駅に到着したわけだから、要するに
ミラノ中央駅って空港バスの大発着地なんだな。中央駅近くにホテルをとった理由はこれが大きい。

さて帰国当日。空港バス乗り場は中央駅東側、地図でいうと建物右側にある。
ゴロゴロスーツケースをひきずって、バス乗り場へと歩く。
(関係ないけど、下の写真は朝のミラノ。イタリアじゃパトカーもスポーツカーなのだ)
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駅のワキには確かにズラーーーッと何台もバスが停まってる。
「マルペンサ空港行きはこれ」っていうんじゃなく、マルペンサ行きのバスだけで複数ある。
台北の桃園空港みたいに、一つの路線にいくつものバス会社が参入して競合してるようだ。

このバス乗り場がまたやけに活気があってさぁ、意外なほど面白かったんだよ。
オレンジ色のベストを着たニイちゃんたちが各バス停ごとに立ってて、それぞれ自慢のノドで行き先を連呼し、
乗客を呼び込む。イタリア人はみんなオペラ歌手みたいに声が通るって聞いたことがあるけど、ここに来ると
あの説はホントなんだと実感する。どの呼び込みの声もちょいとばかり音楽的に聞こえるんだよ。

イ課長の目指すリナーテ空港行きは奥の方に二台停まってた。2社競合態勢ってことなんだろう。
それぞれ、バスのワキにキニイちゃんが立って、ここでも大声をはりあげて呼び込みしてる。
リナーーーテーー!」「エ~イ リナーテリナーテリナーテリナァーーテェェーーー!
リナーテーーー!リナーーテーー!」「リナーテリナーテリナーテリナーテェェ~~!!
実になんというか、先進国的でなくて(笑)、好きだなぁこういう感じ。

リナーテ空港行きバスを運行するこの2社の競争に関してはかなり力関係の差があるようだ。
バス停の配置が手前にデカいバス、奥はミニバスなんだよ。コッチ側から歩いてきた乗客は
まず最初に目にする手前のデカバス社の方にどうしても乗っちゃう。イ課長もデカバスに乗った。
奥に、同じリナーテ空港行きのバスがもう1台あるなんて、あとで気づいたくらいだ。
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デカバス社の兄ちゃん、よく通るテノールの声で行き先を連呼する。テンポとしてはアレグロくらいか。
リナーテリナーテリナーテリナーテェェ~!」リズムが良く、かすかに音程変化もつけて、その調子よさは
なかなか耳に心地よい。
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一方、位置的に不利なミニバス社のニイちゃんは、いまいち気勢があがらない。
やや低めの、バリトンの声で「リナーーテーーー!」ってアダージェットくらいのテンポで(笑)伸ばすんだけど
デカバス社テノールの「リナーテリナーテリナーテリナーテェ!」の連呼に押され気味。がんばれ。

リナーテ空港だけじゃなく、他の空港行きバスもこんな感じで客引き競争が激しい。
「ニュルンベルクの歌合戦」ならぬ、「ミラノ中央駅の客引き合戦」。呼び込みの声こそが彼らの商売道具だ。
雰囲気は空港バス乗り場というより、どちらかというと市場のソレに近くて(笑)、楽しい。
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ちなみにこのデカバス、中は自由席だから、一番前に座った。
出発直前、まだ運転手が乗る前はこんな感じ。前に停まってるバスはベルガモ空港行きかなぁ?
(格安航空ライアンエアは、遠くて不便なベルガモ空港を使っていたはずなのだ)
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この日は平日、金曜日の朝だったけど、幸い道路はそんなに混んでない。
リナーテ空港は中央駅からだと30分弱ってとこかな?マルペンサ空港よりはずっと近いのだ。
バス最前列で眺めもいいし、せっかくだから道中の写真を撮った。なお、イ課長と同じバスに乗って
リナーテ空港に行く乗客の大半は卒業旅行の日本の若者。ミラノにもいっぱいいたねぇ。
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外国で、宿泊した街から空港までの移動って頭を悩ますことが少なくないけど、ミラノはとても簡単。
とにかくミラノ中央駅のワキに行きさえすりゃ、3つの空港行きバスがワンサと並んでるし、係員が大声で
行き先空港名を連呼してるから、バスを乗り間違えるのは不可能に近い(笑)。
それに何より、この名歌手?たちの競演が面白くてしょうがなかったよ、イ課長は。

ミラノのスカラ座の「アイーダ」は見られなかったイ課長。イタリア人のノドと音楽性の片鱗を、
中央駅ワキの空港バス乗り場で垣間見させていただきました。大変楽しゅうございました。


 
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by tohoiwanya | 2013-05-31 11:28 | 2012.03 欧州出張 | Comments(4)
2013年 05月 29日

愚かなるイ課長のドジ【切符編】

前にも同じ題名で、ブリュッセルでのドジ話を告白したな。
あれが【チップ編】だとすれば、本日のドジはさしずめ【切符編】といえるだろう。

そりゃねぇ、確かにイ課長はバカ丸だしの愚か者だ。しかし、それでも失敗の許されない海外出張となりゃ
こう見えても念入りに準備してるんだよ。特に欧州出張は回数も重ねてるから、現地鉄道の切符の予約とかに
関しちゃ、いつの間にか社内でも断トツの経験を誇る立場になってる。

たまさか、他の社員が欧州出張する時にパソコンでササッとベルギーあたりの鉄道ダイヤを調べてあげたり
切符は予約サイトでこうやって買うんだよ、なんて教えてあげようもんなら、神のごとく尊敬される(笑)。
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とは言え、しょせん本質が愚か者だからね。慣れたはずの欧州鉄道切符に関してもミスをするのだ。
少し慣れたところで油断してミスるって、よくある話だ。本日はそれをザンゲしよう。

例のアントワープ観光のときの話。

行きは問題なかった。いつものようにSNCBのサイトで予約し、プリントアウトした切符を持ってたから、
検札が来ても「はいよ」ってなもんで余裕ぶっこき。SNCB(ベルギー国鉄)ならもう不安なんてないぜ。はっは。
(下の写真はブリュッセルからアントワープまで乗った二階建て車両)
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さて、帰路だ。アントワープ中央駅から、ブリュッセル方面行きの列車に乗り込む。
もちろん帰りの切符も、行きと同じように予約・プリントアウトしてあるから、それを取り出して・・・

・・・取り出して・・・・とりだし・・・んん?

あれ?  あれッ??
おかしいな?!帰りの切符がないぞ?

切符、地図、訪問相手の連絡先等々、出張の行動予定を全部まとめた紙の束を何度も探すけど、ない。
他のところに入れた可能性は全くない。切符は常に、必ず、絶対に、まとめてクリアファイルに入れる。
ないはずはないんだが・・・なぜないのだ?考えられる可能性はあまり多くない。

①予約・プリントアウトはちゃんとしたんだけど、持ってくるのを忘れた
②予約はしたんだけど、プリントアウトするのを忘れた
③予約・出力、全部し忘れた

①②があり得ないということは、自分の出張準備作業スタイルを思い返せば明白だ。
いつも予約したらすぐ出力し、出力した切符はすぐに日程順にクリアファイルに入れるから、
ソレだけ持ってこないとか、予約したけど出力し忘れるなんてことはあり得ないのだ。

すると③? うーん・・これはあり得る。
この時の出張じゃドイツやベルギーの鉄道切符、さらにeasyjetとかの航空切符、アレコレたくさん
会社PCから予約しちゃ、プリントアウトしたからね。帰りの切符も「当然予約したはず」と思い込んで、
実はし忘れたかも。まさに油断ってヤツだ。うぐぐ。なまじ慣れてるがゆえの油断というべきか。
(下の写真はアントワープ中央駅)
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しかし問題はそんなコトじゃないのだ。もうブリュッセル行き列車は走り始めちゃってるんだよ。
いまここに検札が来たらどうする?イ課長は切符なし乗車。罰金だ。アウトだ。これはヤバい。

アントワープを出た列車はちょっと走ると、次の停車駅に停まった。アントワープ・ナントカって駅。
ブリュッセルまで検札が来ないという可能性もなくはないが、無賃乗車のリスクは犯せん。
聞いたこともないその駅でイ課長は飛び降り、切符売場に行ってブリュッセルまでの切符を買った。
それでもアントワープからひと駅分だけ、無賃乗車しちまったってことになる。あっぶねーなー。
(下の写真は記念?に撮ったアントワープ・ナントカ駅)
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乗車券を買い、ようやく正規乗客の立場になってブリュッセル行きの次の列車を待った。
しかし、こういうミスはいかんよなー。切符買ったつもりになって電車に乗っちまうなんて、
油断以外のナニモノでも・・・


・・・・ナニモノでも・・・



ここでイ課長の頭に電光のようなひらめきがあった。






        ④往復切符だったんじゃねぇの?




がーーん!!そうだ、すっかり忘れてた!ブリュッセル・アントワープ間は往復切符を買ったんだよ!
行きの切符があって、帰りの切符がないのは当たり前じゃねぇか、一枚の切符を使うんだから。
いくら探したってあるわけない。あああドコまでバカバカバカなんだイ課長!!

イ課長は探す必要のない切符を探し、それがないっていうんで降りる必要のない駅であわてて降り、
買う必要のない切符をムダ金だして買ったことになる。ああ神よ、愚かなるイ課長を憐れみたまえ。

ムダに買ったアントワープ・ナントカ駅からブリュッセルまでの切符代は15€前後だったと思う。
当時のレートなら1500円前後。まぁその後の旅に支障がでるほどの巨額の出費ではなかったけど、
心理的ダメージは長く残った。

わかった?イ課長はね、バカに見えてもね、実はちゃんと抜かりなく移動の切符を準備してるんだよ。
しかし自分がした準備を忘れちまうっていうんだから、救いようがない。クソボケもはなはだしい。

愚かなるイ課長。今でさえこうなんだから、今後さらにトシをとれば、当然、もっとボケる。
そのうち、飛行機の中で自分がドコに行こうとしてるのかも、忘れちまうようになるのかも・・・ああああ。


 
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by tohoiwanya | 2013-05-29 00:03 | 2012.03 欧州出張 | Comments(16)
2013年 05月 27日

ミラノという街

再び2012年3月欧州出張ネタに戻る。ミラノの話。

ミラノに行くと決まって、イ課長は考えた。ミラノといえば、ナンだっけ?
とりあえずドゥオモ見学っていうのはすぐに思い浮かぶけど、他には何かあるんだっけか??
そこで、ミラノってどんな観光が可能な街なのか、さっそく調査した(仕事しろって)。

おお!そうか、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」はミラノにあったんだ!
ずいぶん長い間修復してたはずだけど、それも終ったんじゃなかったっけ?これは見たいな。
(下の写真はWikipediaから拝借したもの)
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・・・しかしダメ。
あれは「いつでも、誰でも」っていうんじゃなく、見学予約制みたいになってて、事前に申込が必要。
一応、その予約状況ってのも確認してみたんだけど、イ課長滞在日はもう満杯。ダメじゃん。
「最後の晩餐」鑑賞はあきらめるしかない。ちょっと残念だったけど、しょうがない。

もちろん、ミラノならスカラ座でオペラ鑑賞っていうお楽しみがあるから、これは「行くことが決まって」どころか
「行くかもしれない」となった時にすぐ調べた(笑)。ちょうど「アイーダ」か何かの上演があったんだけど、
チケットはトックの昔に売り切れだったんだよ。ダメじゃん。
(下の写真は何年か前のスカラ座来日公演でのアイーダ。チョー絢爛豪華だねぇ)
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他になにかある?これがね、意外とない。
まぁ他にも由緒ある教会とかはあるんだけど、特にイ課長の興味をひくものではないよなぁ。
ご婦人なら、ミラノで靴だバッグだとお買い物のヨロコビがあるんだろうけど、イ課長にミラノで何か
ショッピングしろと言われても困る(笑)。

うーむ・・・ダメじゃん。
せっかく生まれて初めてミラノ行くのに、仕事以外の活動で「これぞ!」というものが見いだせぬ。

しょうがないから、ドゥオモの屋根から下りてきた後は、ブラブラと市中心部を見て歩くことにした。
となれば、ドゥオモ前広場から伸びる豪華な「ビットリオ・エマヌエレⅡ世のガレリア」がまず
真っ先に目に飛び込んでくる。おお、これね。写真で見たことあるよ。中に入ってみよう。
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ふーーむ確かにすごい。要するに「アーケード商店街のバケモノ」ってことになるんだろうけど、
その壮麗さ、巨大さには圧倒される。見た目的には中央駅よりイ課長はずっとこっちの方がいい。
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高~い天井アーケードの、曇りガラスごしに差し込む自然光がガレリア内を柔らかく照らす。
うーむ、ここは確かにキレイだね。
さらにここ、床面のタイル装飾がまた凝ってるんだよ。ちょっと詳細に見てみようか・・・。
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まさに上の写真を撮った次の瞬間、イ課長のデジカメはバッテリー切れで息絶えた(笑)。ダメじゃん。
この出張が初の「長期利用」だった新しいデジカメ。初の充電式。どのくらいでバッテリーが切れるのか
よくわかんなかったんだよね。あーなんてドジなんだろうか。

ここから先はぜんぶ携帯で撮った写真になる。
携帯ヘボカメラじゃ撮影意欲もガタ落ちだよ。それより、ホテルに戻ってカメラを充電しなくちゃ。

ホテルに戻る前に、一応スカラ座の外観くらいは見ておこうと思って行った。これがそう。
スカラ座が外観的にはどうってことのないオペラ劇場であることは知ってたが、実際、パリや
ウィーンに比べると地味だよねー。戦後、急いで(たぶん真っ先に)再建したんだろうな。
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このスカラ座の前にはレオナルド・ダ・ビンチの像がある。こんなん。
彼はフィレンツェやら、ミラノやら、イタリア中を転々と引越し続けたけど、ミラノにはけっこう長く
いたようで、さっき言った「最後の晩餐」以外にもミラノ時代の作品は多いはずだ。よく知らんが。
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ミラノで見たものって、このくらい。デジカメのバッテリー切れが返す返すもドジだった。
まぁミラノの、真ん中辺をチラッと見てきた程度の観光で、まだ見てないところもたくさんあるんだけど、
また行って、さらに深堀り観光したいかと言われると、まぁそれほどでもないっていうのが正直なところか。

まだ行ったことないけど、やっぱイタリアで観光するんだったら、古代遺跡も豊富なローマとか、
サンサンたる陽光、青い海と白い砂が待っている南イタリアとか、だよねぇやっぱ。
いつか行きたいけど、でも、ローマも南イタリアも、盗賊は多そうだよなぁ・・・。


 
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by tohoiwanya | 2013-05-27 00:14 | 2012.03 欧州出張 | Comments(0)
2013年 05月 24日

ポーランドの車窓から その2

ポーランド鉄道の旅。今日はワルシャワ〜ウォヴィッチ間の旅にご案内いたしましょう。

この時は行きのワルシャワ→ウォヴィッチ間の切符がネット予約できず、現地で購入した。
乗りたい列車っていうのがどうも臨時列車っぽくて、ネットの時刻表にもモノによって記載されてたり、
されてなかったりというアリサマ。ホントに走るのか?という不安な状態だったのだ。

ワルシャワ中央駅の窓口で買った切符も、区間と日にちは書かれてるけど、列車も座席も指定されてない。
おまけに窓口のオバチャン、最初は日にちを間違えた。イ課長が間違いを発見して指摘したら
すぐ自分のミスに気づいて再発行してくれたけど、どうも危なっかしいなぁ~。下の写真は、切符売場の窓口ね。
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で、聖体祭の木曜日の朝だ(聖体祭って必ず木曜で、ポーランドはその日が祝日になる)。
不安を抱えたままワルシャワ中央駅に行ってみたら、目指す列車はチャンと運行されることが確認できた。
この時はホッとしたなぁ。嬉しくて写真まで撮ってしまった。青字で書かれた8:05発の列車がソレなのだ。
右に 8:58 Łowicz Gł 着って書いてあるでしょ?1時間弱でウォヴィッチに着くらしい。予定通りだ。
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で、ちゃんとソレらしき列車到着。よっしゃー。これでウォヴィッチの聖体祭を見られそうだ。
いろいろ不安要素は多かったが、うまくいってるではないか。
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聖体祭を見に行く人が多いからってわけじゃないだろうが、車内はけっこう混んでた。
座席指定がない以上、適当なコンパートメントの、適当な席に座るしかない。いいのかね?
イ課長が座席を確保したコンパートメントもすぐに満席になったけど、座席はゆったりしてるし、
1組いたカップルが時々小声で会話する程度で、あとはみんな見知らぬ乗客同士が本を読んだり
新聞読んだり、居眠りしたりっていう状態だから、室内は極めて静かで、平穏だった。
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そこに検札が来た。イ課長は例の「不安な切符」を差し出すしかない。内心ちょっとビクビク・・・
シゲシゲと(またかよ)イ課長の切符を眺めてた車掌、ポーランド語でなにやら言いだしたよ。
げ。やっぱ何か問題あり?でもイ課長には車掌の言ってることが一言もわかりませーん。ぽかーん。

すると、それまで平穏だったコンパートメントの雰囲気がニワカに緊迫したものになった。
同室の乗客中、唯一のガイジンで、見るからにポーランド語なんて全然わかってなさそうなアホ面の東洋人。
そのガイジンに切符トラブル発生か?ってわけで、残り5人の乗客が全員そのコトに注目する。
そのうち、何人かがイ課長の代わりに?話に加わってきて、車掌と何やら難しそうな議論を始めるではないか。
だがその議論の内容も、もちろんイ課長にはわかりませーん。ぽかーん(その2)。

イ課長としてはとにかくウォヴィッチまで行きたいわけだから、もし切符に不備があって追加料金が必要なら
払う心構えでいたんだけど、結局ナニがドウ問題だったのかわからないまま、最終的にイ課長は“放免”され、
追徴料金もなく切符は返された。別れ際に、車掌はなおもポーランド語で、何か注意事項?を言い残して
去っていったけど、もちろん、それもヒトッコトもわかりませーん。ぽかーん(その3)。

状況を全くのみこんでいないイ課長に、英語の上手な同室のオニイさんが説明してくれた。
どうやらイ課長の切符に指定された列車のグレードと、今乗ってる列車のソレとが違うらしくて、
イ課長は、ほんの少しお金を払いすぎていたことになるらしいのだ。あら~、そういうことだったんスか。

ここからコンパートメントの雰囲気が、それまでとはガラリ一変したんだよね。
さっきまで静かな室内だったんだけど、イ課長の切符騒動をきっかけに、見知らぬポーランド人同士が
いっせいに話をし始めたんだよ。もちろん彼らが言ってることは全然わからないんだけど、今度は何となく
察しがついた。話の内容はポーランド国鉄に対する悪口じゃないかって気がするんだよ。

アタシもね、このガイジンさんと同じようにね、以前に間違った切符渡されてね、ひどい目にあったんですよ
私なんてですよ?、切符の料金がヘンだって係員に文句言ったらですよ?その係員の野郎がですよ?・・・
・・・ってな感じだったじゃないかなぁ~?
とにかく状況的・雰囲気的にそういう会話としか思えなかったんだよ。わからないけど、わかる(笑)。

さて、そろそろウォヴィッチだ。イ課長は急ににぎやかになったコンパートメントを後にして、降りなきゃ。
さっき、英語で切符のことを教えてくれたオニイちゃんはじめ、イ課長の切符問題を心配してくれた人たちと
ここでお別れだ。出口ンとこで笑顔を交わして挨拶。言葉は通じないけど、なんか楽しかったなぁ。

ウォヴィッチからワルシャワへの帰路もちょっと面白かった。
実はイ課長はウォヴィッチの駅で電車を一度乗り間違えたんだよ。ワルシャワ方面行き列車の到着が遅れて、
やっと来た列車にやれやれと乗り込んだものの、車内のコンパートメントの番号が切符と全然違う。あれれ??
ギクッ!として、慌ててホームにいる駅員に英語で聞いた。「この列車はワルシャワに行きますか?」「NO~!
ひーーーー!慌てて列車を降りる(下の写真が、その乗り間違えた列車ね)。
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危うく逆方向に行く列車に乗っちまうとこだった(←大バカ)。こんな、列車本数の少ない田舎の路線で
乗り間違えたりしたら、夕方のフライトに間に合わなかったかも。あーおっかねぇ。

すぐに反対側のホームに電車が来た。今度こそワルシャワ行きだよな?と思いながら乗り込む。
指定された席に行ってみると、ポーランド人の若いお嬢さんたちが何人もいて、席もふさがってる。あれれ?
「66窓側」に座ってたお嬢さん、イ課長に気づくとすぐに「ここ?」っていう顔をするから、イ課長がうなずくと
サッと立って、すぐ反対の席に移動した。ふむ。なかなかしつけがよろしい。

だが、ここでまた疑念が湧いてきた。本当にこの列車でいいのかヲイ?慌てて乗ったから、表示板なんて
確認してないだろ?たった今も、列車に乗り間違えたばかりではないか。もしワルシャワ行きじゃなかったら、
取り返しがつかないぞ?・・・・そ、その通りだ。うぐぐ、誰かに確認せねば。
車掌もいないし、このお嬢さんたちにまた英語で聞くしかない。「この列車はワルシャワに行きますか?

今度は彼女たちが「うん」と請け合ってくれた。あーよかった。手で胸を押さえて、おおげさにホッとしてみせたら
そのリアクションが面白かったのか、お嬢さんたちクスクス笑ってたよ。

結局、同じコンパートメントにいたお嬢さんたちのうち、このコとはワルシャワまで同室だった。
もちろん、特に何か話をしたわけじゃないけど、キミたちが「ワルシャワに行くわよ」って教えてくれたおかげで
安心して列車の旅を楽しむことができたよ。ジンクェ!(ジンクェ=ポーランド語の「ありがとう」)
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ポーランド人たちと同じコンパートメントでの鉄道の旅。かくのごとく、言葉が通じなくても何となく楽しかった。
車内にもタカリが来るパリなんかとは大違いで、安全だし、乗り合わせたポーランド人はいい人ばかり。
ポーランドも今後はコンパートメント車両は減っていくだろうなぁ・・・それがちょっと残念だよ、イ課長は


 
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by tohoiwanya | 2013-05-24 00:26 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 05月 22日

ポーランドの車窓から

昨年3月出張ネタは早く完結させたいと言った舌の根も乾いてないのに、今日はポーランドネタ。
今日は「世界の車窓から」風に、アナタをワルシャワ〜クラクフ間ののんびりした列車の旅にご案内しよう。
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去年6月、イ課長がクラクフまで乗った列車、昔懐かしいコンパートメントタイプの車両だった。
ドイツやフランスじゃ、もうほとんど見かけなくなったよなぁ。1991年の新婚旅行当時は
ヨーロッパの列車といやぁコンパートメントタイプだったけど、今じゃTGVやICEみたいな高速鉄道は
言うに及ばず、急行クラスでも新幹線と同じオープンサルーンタイプばっかりだよね。
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考えてみたら、2011年にブダペストからウィーンまで乗った列車がコンパートメントタイプだった。
たぶん東欧じゃまだ多いんだと思う。実際、ポーランドでは4回乗ったうちの3回がこのタイプだった。

ゆったりした座席が6席で一室。クラクフまではガラガラかと思ってたら、徐々に埋まりだして
最終的にはイ課長席以外の5席がぜんぶポーランド人で埋まった。やけに混んでるんで逆に驚いた。
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途中で車掌による検札が来た。まぁこれはどこの国だって来る。
しかし、この時の検札は、イ課長がこれまで経験したどの国の、どの鉄道の、どの検札と比べても
ある点において圧倒的にNo.1だよ。どんな点かって?ものすごく時間がかかるという点において、だ(笑)。

見てると、イ課長以外のポーランド人乗客は切符を見せるだけじゃなく、みんな車掌に現金を払ってる。
これ、想像するに、彼らはおそらく正式な切符なしで乗り込み、正式な予約なくテキトウな座席にすわり、
車内で検札のときに必要な金を払って精算する、ということじゃないかと思うんだよ。

まぁそれはいいよ。ポーランド国鉄独自の精算システムなんだろう。車掌はお金を受け取り、端末で計算し、
何かの紙切れを渡している。それで精算終了ってことだと思われる。ただ、その計算&精算に一人あたり
3~4分はかかるんだよ。コンパートメントには乗客6人だぜ?必然的にこのコンパートメント一室の検札だけで
20分くらいかかることになる(笑)。これには呆れた。この調子じゃ、この車掌がクラクフに着くまでに検札できる
コンパートメントの数はせいぜい10室くらいだ。ひどくないか?それ。
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6人の乗客中、最もスムーズに検札がすんだのは唯一のガイジン・イ課長(笑)。それでもかなり時間がかかった。
車掌は、イ課長が日本でプリントアウトして持ってきた切符をシゲシゲと、さらにシゲシゲと眺め、さらに同僚の車掌と
(もう一人車掌がいたの?!)と二人で切符を見ながらゴソゴソ相談してる。その切符がそんなに珍しいのか?
正しい列車の、正しい部屋の、正しい椅子に座ってるはずだぞ?なーんでこんなに時間がかかるんだ?

まぁポーランド国鉄なんて、ふだんから大体こんな感じなんだろう。
長い検札時間を利用?して、イ課長はナナメ前にいたポーランド美人を一人、盗撮させていただいた。
ノートブックを広げ、頭にはヘッドホン。この辺はもう全然「西側」の若者と変わらないね。
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この3日後、クラクフからワルシャワへの帰路は、ポーランド滞在中に唯一乗ったオープンサルーン型の車両だった。
車内はこんな感じ。まぁどこに国にもある普通の列車だけど、その分、ちょっとつまんない。
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それでも、地元の人とのちょっとした触れ合いがある。実はこの時、定刻になっても乗るべき列車が
クラクフに着かない。9:45発のはずなのにおかしーなー。表示を見るけど、イマイチ(さっぱり)わからない。
「少し遅れます」とか何とか構内放送で言ってるんだろうけど、もちろんポーランド語のアナウンスなんて
ヒトッコトもわからないイ課長としては、「遅れてんのかなぁ?」と不安を抱えながら、とにかく待つしかない。
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その時、一人のポーランド人ビジネスマンが助けてくれた。英語の上手な人で、アナウンスを聞いて
「10分遅れるって言ってるよ」みたいに、そのつど英語で情報を伝えてくれたのだ。これは非常に助かったよ。
下の写真で、掲示板の前でかがみこんでる黒いコートのオジサンが、その親切なビジネスマンなのだ。
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行く前は「ポーランド、ちょっと危ない」とか「白タクにボラれた」なんて話をガイドブックでたくさん読んで、
イ課長も少しばかり警戒してたんだけど、現地で接したポーランドの人は親切で、素朴で、ちょっと照れ屋で、
早い話、みんなイイ人ばかりだった。

そんな素朴で親切で照れ屋なポーランド人と、狭いコンパートメントで一緒に旅する鉄道の旅。
ウォヴィッチに行ったときは同室のポーランド人たちと(言葉も通じないのに)ちょっとした
コミュニケーションもあったりして、さらに楽しかった。というわけで、(石丸謙二郎さん風に)次回は
「ワルシャワ~ウォヴィッチ間」の旅をお送りします(続きものかよヲイ!!)


  
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by tohoiwanya | 2013-05-22 00:52 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 05月 20日

ムッソリーニの遺産 -ミラノ中央駅-

やっぱさ、6月の旅行に行く前に、せめて昨年3月出張のネタくらいは在庫一掃しとかないと、さすがにヤバい。
「常に1年前のことばかり書いてるイ課長ブログ」という汚名をそそぐためにも、とにかく昨年3月出張ネタくらいは
完結させてから出かけよう(ちょっと不安だが・・・)。

ミラノではドゥオモに行った話を書いたけど、もう一つ見ておきたい建築物があった。それがミラノ中央駅だ。
イ課長が釣り銭窃盗団の被害に遭ったメトロの地下駅じゃなく、長距離列車が出る地上駅の方の話。
このミラノ中央駅っていうのがね、また建物がドえらいことで有名なんだよ。

今ある駅舎の建築は第一次大戦前からスタートしたらしいんだけど、まぁ何せイタリア人のやることだから(笑)
遅々として進まず、そうしてるうちに設計はだんだん変更され、しまいにはムッソリーニが政権をとって、
イタリアの威厳を誇示しようっていうんでさらに変更が加えられ、何やらスゴい駅になっちまったらしい。

ミラノで泊まったホテルは中央駅のすぐそばだったし、空港バスが着くのも中央駅。
だから、あの焼き野菜を食った夜に外観だけは見たんだけど、翌日、もう少し詳細に見学してみた。
昼間見る外観ってこんな感じ。何だかすごいねぇ~。神殿風といえば言えるけど、ギリシャ神殿みたいに
多少なりともエレガントな印象なんて皆無で、ひたすら男性的重厚さを追求した外観って感じだよね。
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このペガサスも何というか・・・羽のある馬の美しさを表現するっていうよりも、重厚なデザインコンセプトに
あわせて、やけに重厚なペガサスになってる。ちょっと埴輪のウマみたい。
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外観の重厚さ圧倒され、今度は中に入ってみる。
うっひゃーーーーーーーーーーー。すっげー天井の高さ。すごいねこりゃ。
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調べてみたら、この駅、一番高いトコの天井高が72mで、これは当時としては新記録だったんだと。
あのアミアン大聖堂が天井高43mだから、アレの1.5倍よりもずっと高いことになる。たまげたねこりゃ。
イタリアの威信を示すために「とにかくスゲェ建物を作れ」っていうんで、ムッソリーニが
設計者のケツを叩いたんじゃないか?
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ただ、ここまでの書きっぷりでも察せられるように、イ課長はミラノ中央駅を確かに「すんげぇ」とは思ったけど
美しいとか素晴らしいと賛嘆する気持ちはあんまりなかったんだよね。
まぁ要するに、「スゴい建物」であればいいのだ、っていう感じの建物だから、これが別に駅でなくても、美術館でも
劇場でも良かったんじゃないかっていう感じ。駅舎としての機能美が感じられない、とでも言えばいいか。

まぁここまで来たんだ。列車の発着ホームまで行ってみよう。

うひょーーーー。これまた何やらすごい。実に立派なカマボコドームだ。
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ここで写真を撮った時はあまり気付かなかったけど、今改めてこのドームを見ると、ここには鉄道駅としての
機能美があると思う。正面駅舎の、コケオドシ的重厚デザインとはだいぶ感じが違う。

特にイ課長が感心するのは、半円ドームの途中のところに、横向きのカマボコ型の窓をズラリと並べたところだ。
こういうのは英国やフランスの駅であまり見た記憶がないなぁ。

このドームと、たとえばこのロンドンのキングス・クロス駅のみすぼらしいドームを見比べれば一目瞭然(笑)。
ミラノ中央駅の、この発着ホームを覆うカマボコドームはすごくエレガントで、美しいと思うよ。
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結局のところ、ミラノ中央駅って、「美しいカマボコアーチ」と「大げさな駅舎」を無理矢理くっつけたって感じで、
あの巨大で重厚で神殿じみた駅舎が、駅としてのトータルな美しさ、別の言い方をすれば「駅の機能美」という点では
むしろマイナスになってるような気がするんだよなぁ。

まぁね。
ミラノ中央駅に対する評価が何となく低いのには、別の心理的要因があることは認めねばならない。
この時って、イ課長が中央駅の地下鉄駅で釣り銭窃盗団の被害にあった直後だったのだ。
カッコ悪いのも顧みず、盗賊対策のためにバッグをナナメがけにして、駅構内を歩いたさ。
ハッキリ言って「盗賊の街の駅なんて、どうせロクなもんじゃねぇ!」っていう偏見がウズ巻いていたな。

大建築家のフランク・ロイド・ライトはミラノ中央駅のことを「世界で最も美しい鉄道駅」と言ったらしい。
これはすごいホメ言葉だけど、イ課長としては全面的に賛成はいたしかねる。イ課長として確実に言えることは、
ライトは中央駅で盗賊の被害に遭わなかったに違いないっていうことだ(笑)。


 
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by tohoiwanya | 2013-05-20 00:22 | 2012.03 欧州出張 | Comments(0)
2013年 05月 17日

ショパン空港からワルシャワ中央駅へ

昨年6月、イ課長が生まれて初めて行ったポーランド。
初めて行く国の場合大抵そうだが、この時のイ課長にとってもまず最初の難関は
到着したフレデリク・ショパン空港からホテルまでの移動だった。

到着は夜だったし、荷物は重いし、タクシーで移動というのが無難なところではあったんだろう。
しかし、ワルシャワのタクシーっつうのがさぁ、白タクだらけで料金ボラれるなんて情報が多かったんだよ。
で、イ課長はバスでの移動というのにトライしてみたのである。

慣れないガイジンが空港から市内までバスで行こうとしたら、絶対にクリアしなければならない
ポイントとして、とりあえず下記①~④が挙げられる。

①切符はどこで買うの?いくらかかるの?
②どのバスに乗ればいいの?
③空港のどこから乗れるの?
④どこで降りればいいの?


では、この項目に沿って、不安だらけのイ課長とともに(笑)、バスでワルシャワ市街に行ってみましょう。


①切符はどこで買うの?いくらかかるの?
バスとか地下鉄の切符は、そこらにあるキオスクで売っている、とガイドブックには書いてあった。
とりあえず空港から乗る以上、空港で切符を買わなければならん。幸い、空港の中にソレらしき、
小さなコンビニみたいな店を見つけたから、トライしてみた。
「バス チケット セントラルステーション」って英語で言ったら売ってくれたよ。3.6ズロチ。
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情報によると、大きな荷物がある時は、その分の切符も必要なことがある、なんて書かれてたから、
これについても確認する必要がある。自分のゴロゴロスーツケースを指さして、キオスクのおばさんに
「荷物の分のチケットは?買うの?」ってな顔を作って“表情で質問”した。するとおばさん、
手をヒラヒラさせて「いらないわよー、ンなもん」と“表情で回答”してくれた。オバさんがそう言うなら
それを信じるしかない。自分の分のチケットだけを持って空港を後にした。

ちなみに、3.6ズロチというのは、当時のレートでいうと90円くらい。きゅうじゅうえん?!
イ課長がこれまで経験した海外の空港~市内の移動交通費の中でも破格の安さじゃないか?

②どのバスに乗ればいいの?
ショパン空港は市の中心部からわりと近くて、乗るのは普通の路線バス。だから路線番号がある。
ガイドブック等にも「中央駅までは175に乗れ」って書いてあったから、これまた信じるしかない。
175の路線バスが出る場所を発見すればいいのだ、と思いながら空港の外に出る。

③空港のどこから乗れるの?
ショパン空港、外に出るとこんな感じになってる。
昼間みたいに明るいけど、空港到着が19:25だから、外に出た頃にはもう20時は過ぎてたはず。
欧州の6月は昼間が長いんだよ。
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さて、どこから乗ればいいのか?路線バス乗り場らしきものを探してたら、ちょっと先に
赤い柱でできたバス停らしきボックスがいくつかあるから、そこに行ってみた。

やった、神聖なる数字175を発見(笑)。
こんな感じでバス停ボックスごとに、そこに来るバスの路線番号が貼ってあるから、それを見て、
自分がどのバス停で待つべきか、確認すればいいわけだな。よしよし、ここで待とう。
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これが時刻表。たぶん左が平日、右が休日だろうな。175番のバス、けっこう頻発しているようだ。
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おっと来ました175番のバス。よし乗っちまえ。
2両連結というのか、途中にジャバラがついて2台くっつけたような長いバスだ。なかなかモダン。
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バスの中はこんな感じ。わりとすいてて問題なく座れた(明るいけど、実際は夜だしね)。
ただしバスは揺れるから、転がらないようにキャスター付きスーツケースを押さえておきましょう。
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④どこで降りればいいの?
さぁここまではけっこう上手くいってる。あとは目指す場所でうまく降りられればカンペキだ。
イ課長が降りたいのはワルシャワ中央駅。車内に停留所一覧が貼ってあったから必死で確認する。
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写真じゃ見づらいだろうけど、真ん中やや左よりのバス停に「CENTRALNY」って書いてある。
たぶんこれが中央駅だ。ちなみに、この路線図だと、ショパン空港は右の端っこの方にあって、
ターミナルビル別に停車することが示されている。ポーランド語で空港って何ていうか知ってる?
lotnisko。たぶんロトニスコって発音するんだろうな。ろとにすこ。

バス停に停車するたびに、その停留所名と路線図とを見比べて、自分がいまどの辺を走ってるか、
中央駅まであと幾つ停まるのかを確認する。うむ、ちゃんと降りられそうな気がしてきたぞ(笑)。

というわけで、はい着きましたー。ワルシャワ中央駅。そして、そのすぐ隣に建てられた文化科学宮殿。
ワルシャワ中央駅前といえば、このスターリン・ゴシックの壮大な建物がランドマークだ。
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というわけで、ショパン空港から中央駅まで、路線バスに乗って見事90円で移動できたのである。
土曜の夜で、道路も空いてたせいか、乗車時間もせいぜい20分くらいじゃなかったかな?
さっきも言ったように、ショパン空港って、わりと市街から近いんだよ。

思ったほど難しくなかったでしょ?イ課長も最初はオドオドしてたけど、バスに乗って、路線図を見てからは
「これなら大丈夫かもしれない」と希望が湧いてきたよ(笑)。
もっとも、これが冬の夜だったら8時にはもう真っ暗。車窓ごしにバス停の名称を確認するのも
難しかったはずで、この時は日の長い6月だったことが幸いしたといえる。

空港から市内へ路線バスによる移動。それほど難しくなかったし、何度も言うけど、移動費90円という、
異常な安さが光り輝く。90円で空港から市内にいける国なんてメッタにないよ?
さぁこれを読んだアナタならもう大丈夫。ショパン空港からワルシャワ市街まで、90円移動にチャレンジだ!


 
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by tohoiwanya | 2013-05-17 00:28 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(16)
2013年 05月 15日

オプショナルツアー初心者・イ課長

イ課長って、生まれて初めての海外旅行から、いわゆるパッケージツアーを利用したことがない。
唯一の例外は前の会社の社員旅行だけで(ソウルだった)、まぁ会社が手配してくれたわけだけど
自分で行くとなると、いつも自分でホテルや飛行機を予約し、現地観光の方法も自分で何とかする。
だから「魅惑のドコソコ7日間周遊の旅☆添乗員同行・全日程夕食付き」的なパッケージツアーには
トンと縁がないし、いわゆる現地オプショナルツアーに申し込むってことも、これまでほとんどなかった。

誰だって決まったスケジュールに従ってゾロゾロ行列つくって見物するより、自由に、好きなように、
観光したいと思う。イ課長も強くそう思う。だからパッケージツアーは言うに及ばず、現地オプショナル
ツアーもまたイ課長の“自由志向”に合致しないツアー商品だっていうんで、毛嫌いしてたんだよね。
一昨年のウィーン旅行で行ったヴァッハウ渓谷にしても、ブダペスト日帰り観光にしても、オプショナル
ツアーで行こうなんて気はサラサラなく、自力で何とかした(ツアーはいっぱいある)。
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パッケージツアーに対するイ課長のカタクナな姿勢は現在でもほとんど変わってない。
ただ、現地オプショナルツアーに関しては、この1年くらいでやや考え方が柔軟になってきたんだよ。
滞在地からの移動交通手段が不便で、個人で行くのがタイヘンそうな場合、お金がかかっても、
現地で一人で自由に行動できなくても、ガイドが英語でも、行きたくもない土産物屋に連れて行かれても、
オプショナル・ツアーでしゃあねぇ、というケースが現れ始めてるんだよ。

転機になったのは、去年6月のポーランド旅行で行ったアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所と、
同じく去年10月のインド出張で行ったタージ・マハルだろう。どっちも現地オプショナルツアーだった。

アウシュビッツって、当然といえば当然だけど、かなり不便なところにある。公共交通機関を使って
自力で行こうとするとけっこうタイヘン。しかもあそこ、入場料払っても個人じゃ自由に入場できなくて、
引率のガイドがいないとダメなんだよ。個人旅行者だけが一定人数たまると、グループにまとめられて
見学できそうなことも書いてあったけど、面倒だし時間もかかる。そこでオプショナルツアーを申し込んだ。
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まぁこのアウシュビッツ日帰りツアーではひどい目にもあったけど(いずれ詳しく書く)、二つの収容所跡を
効率的に見てこられたのは確かだし、広大な収容所のドコにナニがあるかなんて、ガイドさんがいなきゃ
わからなかった(ただし、ガイドは英語だから、そういう意味ではやっぱりわからないのだが(笑))。

タージ・マハルにしても、デリーから日帰りでアグラまで往復しようとすると、これがけっこうキツいんだよ。
何せ車で行っても片道4〜5時間かかるところだ。鉄道のダイヤとか、切符の買い方とか、いろいろ
ネットで調べたんだけど、日帰りはかなりハードルが高い。旅行ならともかく、出張中じゃ無理だ。
で、日本語ガイドつき、車で往復というオプショナル・ツアーにした。イ課長一人のために運転手とガイドが
付くんだから、貧乏性のイ課長にとっちゃものすごくゼイタクな観光行動で、心理的抵抗もあった。
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でもさー、せっかくインド行くんだったらさー、やっぱタージ・マハルは見ておきたかったんだよ。
自由とスリルを犠牲にして、ラクで(朝6時出発で片道4時間半だから、決してラクでもないのだが)、
確実で、効率的な方法をカネで買った、というわけだ。
ああオレもトシとったのかなぁという、ジクジたる思いが若干あるのは認めねばならぬ(笑)。

なぜこんな言い訳がましいことを書いたかというと、イ課長は今年も6月に旅行を予定しているからだ。
行き先は海外だ。当然「あそこに行こう」「これが見たい」という希望もある。しかしそういう観光地って
遠くて不便な場所もけっこうある。「地下鉄に乗ってオペラ劇場へ」というわけにはいかないのだ。

そういう不便な観光地だから、ガイド付きで車で連れていってくれる現地オプショナルツアーは
いっぱいある。ドッカに集合してバスで連れてってもらい、観光して戻ってこられれば確かにラクだ。
すでにイ課長はその禁断の味を知ってしまったし(笑)。この際、安易にオプショナルツアーで・・・

・・しかし、全部ガイド付きオプショナルツアーっていうんじゃ、さすがに面白くない。
オプショナルツアーと“自力ツアー”を上手に組み合わせるのがいいんだろうけど、さて、それでは
どれを「オプショナルツアーにお任せ」にし、どれを「自力ツアー」にするか?これは迷うところだ。

それに、もう一つ迷う要素がある。
オプショナルツアー初心者のイ課長は、アウシュビッツの時も、タージ・マハルの時も、ぜんぶ出発前に
日本でネット予約した。そういうモンなんだと思ってたんだよ(笑)。

ところが調べてみると、現地の旅行代理店(とかホテル)で頼むって手もあるんだね。
この場合、日本語ガイドがつくということはないはずだが、料金的には日本から予約するよりも
カクダンに安そうなんだよ。ふーむ、現地語のワケわからないガイドを聞きながら、現地人と一緒に
格安観光なんていうのも、なかなか珍なる経験ではあるが・・うーん・・。

ま、そんな感じで、イ課長はそろそろ6月の旅行に向け、具体的プランニングに入ってるわけですよ。
まだ書いてないネタ在庫がたっぷりあるのに、さらにまた新しい旅行ネタを増やそうというこの暴挙。
行き先は、去年のダークな旅行の時と同様、とりあえずヒ・ミ・ツ(笑)。


  
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by tohoiwanya | 2013-05-15 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(8)
2013年 05月 13日

英国航空の機内食

インド連続ネタが終わり、地元自慢が済んだところで、お気楽ネタとして有名な・機内食の話でいくか。

2013年2月の欧州出張、前にも書いたけど、この時イ課長は初めて大英帝国航空を利用した。
イギリスの航空会社っつうだけで、乗る前から機内食に対する期待など、ほとんどなかったのは確かだが、
せっかく初めて乗るんだし、冷徹な記録者となって、ぜんぶ写真を撮ってきたのである。

意外なことに、成田から離陸した後の最初のドリンクサービスで、大英帝国航空の機内サービスに対する
イ課長の評価は急上昇した。なぜかって?だってイ課長にだけ缶ビールを2本くれたんだもん(笑)。
日本人CAがビールの銘柄を何にするか聞いてきて、ハイネケンを頼んだんだけど、彼女はその後、
なぜか一瞬考えた後「2本置いておきましょうか?」と聞いてくれた。
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よほどイ課長がサモシい顔してたんで同情したのかもしれないけど、これは嬉しいサービスだよ。
「期待などできん」なんて書いてごめんなさい。ビールをたくさんくれる航空会社はイ課長にとって、常に
グッドな航空会社なのである。大英帝国航空、グッドです。

しばらくすると最初の食事。ほほう、イタリア料理できたか。ペンネのトマトソースグラタンみたいなやつだ。
これはなかなか美味しかったよ。英国風料理を出さないというところが非常に賢明だ。
もちろん、ドリンクはまたハイネケン。これで3本目だ。
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興味深いのは、フライトの真ん中頃に“夜食”が出ることだ。他の航空会社でも軽いサンドイッチとか、
おにぎりを配るなんてことがあるけど、大英帝国航空の夜食はWalkersのビスケットやらマフィンやらと
ちっちゃい水の詰め合わせ。
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うーむ・・・これを見たイ課長は「イギリス人の子供が持たされる弁当って、こんな感じなのかな?」と思った。
実際、イギリスの子供の弁当って、日本とは大違いで、バスケットの中にポテトチップとコーラだけ、なんて
ことがあるって話を聞いたことがある。こういうところは英国的と言うべきなのかもしれん。

ただ、この詰め合わせ、イ課長は全部食わなかった。そうするとやっぱり途中でちょっと腹が減るんだよ。
すると何としたことか。ギャレーでは腹の減った人のためにカップヌードルのサービスをしてるではないか。
真っ暗な機内で、ギャレー周辺だけ大勢が(もちろん英国人も大勢いる)ずるずるとカップヌードルを立ち食い。
ちょっと異様な光景だった。要するにみんな“ちょっと腹減った感”があったとみえる。

ロンドンが近づいたところで2度目のメシ。おっ?今度は中華だ。中華丼みたいな感じで、これも美味しかった。
さすが大英帝国航空、「イギリスに行ったら中華料理かインド料理を食え」という格言を忠実に体現しておる。
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そしてようやくロンドン到着。総じて、行きの機内食は味はまぁまぁだったと言えると思う。
ただ、全体的に量が少し不足かなぁ?みんながカップヌードル立ち食いしてたっていう状況もあったくらいで、
この辺もイギリス的なのかもしれない(イギリスの子供が与えられる食事の量って少ないことで有名だ)。
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ロンドンからブリュッセルへの機内じゃドリンクだけかな?と思ってたら、ポテトチップスも一緒に出た。
これぞ、さっき言った「イギリスの子供が持たされるお弁当」そのものじゃないか?しかし何せイ課長も空腹だった。
バリバリと食わせていただきましたよ。イギリスの子供もイ課長も、腹が減ってるときは何でも食うのだ。
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さて、出張が終わってロンドンから成田への帰路。
残念ながらこの時のCAはイ課長に缶ビールを2本くれなかった(笑)。ちょっとガッカリ。まぁこれが普通ではあるが。
最初のメシは、何というか・・・煮込み料理(カレーではなかったと思う)とライスがメインだ。
なかなか美味しかった。この時は珍しく、ビールじゃなくワインを飲んだんだね。
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行きにはあった“夜食”はこの時はなくて、これが2度目、もうすぐ日本っていう時に配られたメシだ。
時間的には一応朝メシで、内容も何となくそれらしい。
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というわけで、以上が成田〜ロンドン往復、さらにロンドン→ブリュッセル片道のフライトの間に食ったもの全て。
味は問題なくおいしい。ただ、何度も言うように、何となく途中で腹が減ってくる。量が少なめなのかな?
大食いの人が大英帝国航空に乗るときは、何か軽く食えるものを用意した方がいいかもしれない。

お国柄というべきか、機内のビデオで過去の007シリーズ全作が視聴可能なんて、嬉しいサービスもある。
(ただし、日本語吹き替え版は一部だけだが)
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全体としては快適なフライトだったよ、ブリティッシュ・エア。
もし今後イギリスに行くことがあれば、ANAやJALと並んでBAも検討対象に加えよう。ただ、その時には
念のため、乗る前に空港で何か食い物を仕入れておくことにするよ。

 

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by tohoiwanya | 2013-05-13 01:09 | 2013.02 欧州出張 | Comments(12)
2013年 05月 08日

くらやみ祭り

話題はヨーロッパからインドへ、そして突如、東京都府中市へと飛ぶ。飛び方が激しすぎるな(笑)。

ミクシでは何度か書いたことがある府中くらやみ祭り、このブログでは触れたことがなかったから
一度シッカリご紹介しようと思い立ったわけだ。

といっても、くらやみ祭りをご存知なのは地元民と京王線沿線住人、あとは司馬遼太郎ファンくらい?
「G.W.はどこか行くんですか?」と聞かれて、イ課長が「地元でくらやみ祭り見物ですよ」なーんて
答えようモンなら、ほとんどの人はキョトンとして、「何がクラヤミなんですか?」とか聞いてくる。
もちろん、イ課長だって府中に引っ越す前は全然知らなかったさ。

京王線の府中駅からすぐ近くに大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)という、かなり大きな神社がある。
ものっすごく歴史のある神社で、武蔵国総社ってくらいだから、神社としての格もかなり高いんだろう。
この神社で年に一度開かれる例大祭が「くらやみ祭り」というわけなのである。

なぜ「くらやみ」なのか?というのは、神聖なるもの(神輿)を直接見るのは禁忌であるという
考え方によってるみたいだね。実際、江戸時代の頃の神輿渡御は深夜、町中の灯りを消して、
文字通り真っ暗闇のなかを神様(=お神輿)を運んだといわれている(現在は18時から始まる)。

このくらやみ祭り、江戸時代にはすでに相当有名で、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の巻頭では、
若き土方歳三がこの祭り目当てに、日野から府中まで来て、大国魂神社の暗い境内の中で
女をひっつかまえて交尾した、ということになっている(はずだ、実は読んでない・・・)。
もっとも、当時のくらやみ祭りに、「祭りの夜は境内でフリーセックスOK」なんて、進歩的?な風習が
本当にあったかどうかは知らない。しかし現在そういう風習がないことは絶対に確かだ(笑)。

祭りの神事は4月末から始まるんだけど、一般には5月の3・4・5日の3連休が「祭りの3日間」。
府中市民はG.W.はどこかに行楽なんて行く必要ないのだ。地元のお祭りが一番面白いんだから。
実際、イ課長が府中に引っ越して最初にこの祭りを見たときは、その立派さと規模にたまげたよ。
こんな伝統ある大規模な祭りがある街に住んだことがなかったからね。

くらやみ祭りの呼び物の一つは超巨大な太鼓だ。それが何台もある。一説には、そのうちの1台が
日本一デカい大太鼓だと聞いたことがある。
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この大太鼓。祭り期間中は神社だけじゃなく、府中市町内あちこち練り歩いてドンドン鳴らしまくる。
家の中にいても、遠くから重低音が響いてくると「ああ、また太鼓が近くにきたな」ってのがわかる。
平和な住宅街に突如、こんな烏帽子軍団と巨大太鼓が出現するんだから楽しい。
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いつも思うんだけど、このくらやみ祭りは大国魂神社参道の巨大けやき並木(国の天然記念物)の下で
行われるというのが大きな値打ちだ。鬱蒼たる新緑の下を太鼓や山車が行き来するのは美しいよねぇ。
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夜なんかだと、山車の灯りやら祭り提灯やらが新緑を下から照らして、これがまた実に美しい。
3日の夜、けやき並木の下で山車が勢ぞろいするサマは毎年見てても心が躍るってもんだ。
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神社の広い境内は祭りの3日間、すごい数の露店がすごい密度で並ぶ。これも祭りの重要な楽しみ。
毎年、何か食わずにいられない。今年はチキンステーキ(300円)を食いました(笑)。
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さらに、大植木市も開催される。これを目当てに来る人も相当たくさんいるようで、祭り期間中は
苗木を持って歩いてる人をよく見かける。イ課長のウチのコデマリも昔ここで買った。
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この一角、いまはお化け屋敷だけど、以前は「見世物小屋」がかかったこともあるんだよね。
21世紀に見世物小屋だよ?初めて発見した時は心底たまげた。見世物小屋なんて、江戸川乱歩の
小説くらいでしか知らなかったもん。二度と見られないかもと思って、トホ妻と見学したもんだった。
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最近は毎年お化け屋敷なんだよね。キョウビ、こんなレトロなお化け屋敷だって十分珍しいだろうけど、
久しぶりにまた見世物小屋、出してくれないかなぁ?

5日の午後になると、町のあちこちに、こんな白装束軍団が現れる。神輿のかつぎ手たちだ。
いよいよ、くらやみ祭りのクライマックス・8基の神輿渡御が近づいてきたぞ。
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前ダスキをギュッと締めたこの白装束。厳格な伝統に則ったもののはずで、烏帽子とあいまって、
非常に独特だ。くらやみ祭りの神輿渡御といえば、このスタイルなのである。
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勇壮な神輿渡御の写真もお見せしたいところだけど、いやもうアレ、大変なの。見やすい場所をとるには
昼間っから場所取りする必要がある。もっとも、そうやって場所取ったとしても相手は激しく動く神輿、
こっちはヘボカメラ&ヘボ腕、しかも夜間。相当強力なストロボでも使わないとブレ写真しか撮れないんだよ。

しょうがないから、大国魂神社のHPに掲載された写真で雰囲気を想像してほしい。
こんな風に少し上から撮ると、それらしいアングルになるよなぁ。

今年は3~5日が好天に恵まれたし、6日にもう一日休日が続くという並びも良かった。
大国魂神社はいつ行ってもすごい人出だったよ。ま、祭りはこうでなくちゃね。
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というわけで、本日はイ課長ブログにあるまじき?地元自慢、くらやみ祭りのご紹介でした(笑)。
来年も(というか、毎年)5月3~5日にやってます。お近くの方はぜひ府中・大国魂神社へおこしあれ。


  
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by tohoiwanya | 2013-05-08 00:30 | 日本での私生活 | Comments(20)