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2013年 11月 29日

インド出張で食ったもの①

久しぶりのインドネタ。食い物の話を書こう。

インドでは一人でメシを食うチャンスはホテルの中だけ、外でメシ食う時は必ず誰かと一緒。
あまり面白いものを食うチャンスはなかったけど(ゲーリーを避けたけりゃ当然なのだが)
インド出張中のメシはまだ一度もご紹介してなかったし、多少は写真もあるから、ご紹介しよう。

まずはムンバイのレストランで食った昼飯から。
インドといえばカレー、カレーといえばインド。当然カレーの話だろうって?
いやそれがそうでもないのだ。インドの食の奥は深い。

この時は現地関係会社のインド人社員と、インド人通訳さんと、イ課長の男3人。
おそらくまぁまぁ上級と思われるレストランに連れて行かれたんだけど、イ課長としてはその店が
ナニ料理店なのかもよくわからない。まぁインドなんだし、何かカレー食えばいいや、と思ってたら
通訳さんがイ課長にある料理を勧めてきた。「イカチョさん、ビリヤニたべてみたら?」

インド料理でいろんな種類のカレー(カリー)やタンドリーチキンやナンは知ってるけど、
ビリヤニなんて名称の料理をイ課長は聞いたことがなかった。

「び・・・びりやに?それ・・どんな料理なんです?」
「やきめし」

やきめし・・・とな?つまりチャーハンってこと?カレーじゃなくチャーハン?
なんだかよくわからないけど、勧められるままにそのビリヤニというのを頼んでみた。

調理にちょっと時間がかかるようで、しばらく待たされたらやっと出てきた。
大きめの器(たぶんこの器で炊き込むんだと思う)にたっぷりと入ってて、自分で好きなだけ
皿に盛って食うという料理なのだ。
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この記事を書くためにビリヤニっていうのをちょっと調べたんだけど、これって要するに
チャーハンっつうより、まさに炊き込みご飯に近いものらしいんだな。スペインのパエリャの
インド版といえばイメージしやすいかも。

Wikipediaによると、ビリヤニって起源はイランあたりらしいんだけど、中近東からインド、さらに
東南アジアにまで広く普及した料理みたいだ。愚かなるイ課長が知らなかったっつうだけで、実は
アジア全域で非常にポピュラーな「ごはん料理」ってことらしい。ふーーむ、知らんかったよ。

インドのビリヤニの特徴はなんといってもコメで、インディカ米の中でも特に長い種類を使うんだと。
たしかに写真を見てもすごく長いコメだ。このコメの中にカレー、さらに野菜や肉等の具を混ぜて
一緒に炊き込む(らしい)。インディカ米だけど、炒めゴハンのパラパラ感よりむしろ炊いたゴハンの
ふっくら感があるし、味もわりとやさしくて、激辛インドカレーのイメージとはぜんぜん違う。

メシを食い終わったあとはこういう・・・なんというのか、口中清涼剤みたいなのをひとすくい。
インドのメシ屋では口中清涼剤がよく出てきたけど、店によってブツの色や形状はかなり差がある。
ここはどちらかというと「お茶タイプ」っぽい。
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インドでメシを食ったときの主食はナンっていうことが多かったから、コメを食う機会は少なかった。
帰国便に乗るとき、ムンバイ空港で最後に食ったメシはごはんがついてたけど、やはりインディカ米。

「海外のパラパラしたインディカ米なんて食えない」っていう日本人もけっこういるらしいけど、
かつて“ゴキブリの舌を持つ”とまで言われた浅ましいイ課長はインディカ米でも全然オッケー。
キングフィッシャービールとともにインド最後のメシを堪能したのでありました。
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インド出張で食ったもの。
もちろんカレーやナンも食ってるから、それもいずれ書くけど、とりあえず本日のところは
「おコメ編」ということでご紹介いたしました。


 

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by tohoiwanya | 2013-11-29 00:06 | 2012.10 インド出張 | Comments(2)
2013年 11月 27日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 25

おなじみホテル評価。
本日はワルシャワで2回(最初に到着した夜と、クラクフから戻ってきた夜)泊まったホテルを
ご紹介しようと思う。

Hotel Metropol

このホテル、ポーランド到着初日の宿泊はちゃんと日本からネット予約した。
しかし2回目の宿泊は、実はクラクフのホテルから慌てて予約したんだよ。元々とってたホテルが
ちょっとした事情でダメで困ってたら、このホテルに部屋が残ってたので急遽予約した。

ちなみに、宿泊料は最初に泊まった時が354ズロチ。日本円で約9000円。
2回目が365ズロチで日本円にすると・・・やっぱ大体9000円だわな(笑)。要するに大差なし。
2回目にチェックアウトした日はサッカー欧州選手権開幕前日だったわけで、事前に日本で
確認した時はもっと高かったけど、部屋が埋まらないんで値下げしたようだ。ラッキ~♪


利便性★★★★★
利便性については最高と言っていい。ワルシャワ中央駅から歩いて約5分、空港から市バスに乗って
中央駅前で降りれば約3~4分、地下鉄のCetntrum駅や市電の駅からなら約1分っていう近さで、
ホテルから何に乗るにしても便利。逆に言えばどんな交通機関からでもホテルに戻りやすい。

ホテルから中央駅に行くまでの道に食料品店なんかもあるし(もちろん缶ビールも)、Kioskもあるから
そこで市電やバスの切符を買うのも簡単。まったく便利。★5つ評価も順当といえるだろう。

部屋★★★★☆
部屋も広くて良かった。シングルを予約したけど、ベッドはたっぷりしたダブルベッドだし、部屋自体も
けっこう広い。向こうの鏡に写真を撮ってるイ課長が映ってるね(笑)。
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反対側から見るとこんな感じ。
大きな窓が表通りに面してて、外を広々と眺められるっていうのも嬉しい。
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バスルームもちゃんとバスタブつき。イ課長が行った6月ならシャワーでも問題ないけど、冬だったら
バスタブで暖まることができるかどうかの差は大きいよ。ワルシャワ、冬は寒そうだしねぇ。
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部屋に関しても「ここがマズい」っていうところはほとんどない。
強いて言えば、通りの向こうの広場でサッカー欧州選手権前のコンサートイベントみたいなのを
やってたようで、その音がちょっとうるさかったくらいか。しかしあれは恒常的なもんじゃないしねぇ。


朝食★★★★★
このホテル、朝食もいいんだよ。これをご覧あれ。
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到着翌日、さっそく朝食で食いたかったピエロギ(いわゆるポーランド餃子)を食えたのは嬉しい。
結局、ポーランド滞在中にピエロギ食ったのはこの時だけだったもんね。
カリカリベーコンやスクランブルドエッグといった常連はもちろん、イ課長の好きな菓子パン類、
さらに生フルーツも充実してる。長いフライトの後、せっせと果物食ってビタミン補給したさ。
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充実の朝食、これまた文句なし。★5つやっちゃおう。


眺望★★★★☆
このホテル、中央駅や文化科学宮殿にすごく近い上に、ワルシャワの中心ともいえるCentrumの
交差点に面して建っている。だから通りに面したガワの部屋なら、必ずこの交差点が見えるわけだ。
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Centrumの交差点を見てると、大都会ワルシャワの活気が市電や車の音とともに伝わってくる。
朝、昼、夜といろんな表情のワルシャワを眺められるのが楽しかった。
これって、このホテルの魅力の一つに数えていいんじゃないか?
(ただし、文化科学宮殿は角度的に見えないから★ひとつマイナス)
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ちなみに、ポーランドを離れる当日、ホテルに預けた荷物を引き取りに行ったら、ちょうど翌日に
ポーランドと対戦するギリシャのサポーターたちが大挙してこのホテルにチェックインするところだった。
試合前日にワルシャワ入りしたようだ。
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サッカー観戦の団体客が泊まるくらいだから、まったくの中級ホテルと言っていいんだろうけど、
それでもこの利便性、この朝食、この部屋。コストパフォーマンスはすごく高いと思うよ。
サッカー欧州選手権という特殊なイベントがない通常時だったらもっと安いんじゃないかなぁ?

ビジネスでも観光でも、さらにサッカー観戦でも使える利便性とリーズナブルな料金。
ワルシャワのホテル・メトロポール、大お勧めです。

 

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by tohoiwanya | 2013-11-27 00:06 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(4)
2013年 11月 25日

ウォヴィッチ聖体祭 その4

そのうちやりますと言っておきながらすでに半月以上。
すっかり「やるやる詐欺」になったウォヴィッチ美女図鑑。

お待たせいたしました。今日こそイッてくれようじゃねえか。
民族衣装の東欧美女見て、目ぇまわして腰抜かすんじゃねぇぞ?野郎ども(笑)。


【美女編】
ポーランドは美人が多い。その美人たちが東欧風の美しい民族衣装を着て出てくれば
これはもう「う、うひゃ、うひゃー」と喜びながら写真を撮るしかない。何しろこんな感じで、パレードには
続々と美人が歩いてくるんだから。あ、念のためにいうと、後ろの赤いスカーフのバアちゃんも昔はさぞかし
美人だったろうけど、イ課長としては手前の白いスカーフの“現在の美女”の方を撮ったのである(笑)。
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このコは素朴な民族衣装にあわせてロングヘアーを長〜い三つ編みにしてるけど、三つ編みをほどいて
モダンな服を身につけて髪をなびかせたらイマ風の美人になるだろうな。
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おお、こちらも三つ編みだが、その灰緑色っぽい瞳の色が誘惑的で危険だ。背の高いコで、
何の模様もない赤単色のスカーフの両側に花飾りをつけてるあたり、すごくオシャレだ。
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これなんてどうよ。華麗な耳飾りに健康的なふっくらほっぺの金髪美人。しかもバッチリカメラ目線。
すぐ近くを歩いてたから、撮ったばかりのこの写真をデジカメのモニターを見せて「ジンクェ(ありがとう)」って
言ったもんだった。いいコだ・・・日本にお持ち帰りしたいくらい(笑)。
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げ。向こうからまたやけにかわいいコがくる。こ、こ、このコはかわいいぞ。
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ターゲットロックオン状態で近くに来たところでもう一枚パチリ。いやーーこりゃホント美人だ。
何となくデビューした当時の広末涼子風とでもいうか、素朴だけど美人。「ジミ専」の異名をとるイ課長は
こういう化粧っ気の薄い美人がだんぜんイイのである。
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【子供編】
ウォヴィッチのパレードは美女と同じくらい、コドモたちの民族衣装姿が楽しい。
こんな風にちっちゃい子が揃って民族衣装着てりゃ、日本のギャルどもなら「いやーんもうかわいいーー」と
叫ばずにはいられないだろう。
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そういう子供たちを撮った写真の中でもイ課長が気に入ってるのがこの3枚。
金髪の三つ編み少女が向こうからトコトコ歩いて来た。
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その横にも同じように金髪三つ編みの少女が歩いてる。年齢的にも上のコと同じくらいの感じで、
「学校じゃとなりのクラス」っていう感じにみえる。
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ちょっとパレードが渋滞して立ち止まったとき、この二人の金髪少女が、さらに小さい子の手をひきながら
顔を寄せ合って内緒話。うひゃーーまさに人形のようではないか。こいつら将来は美人になるぞーー。
これ、イ課長お気に入りの1枚なのだ。
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とにかくこんな感じで、現在の美女、将来の美女、さらに昔美女だったと思われるバァさまも含めて(笑)
ウォヴィッチ聖体祭のパレードはまさに眼福といえる楽しさ&美しさ。
別に何かすごい趣向のあるパレードってわけじゃないけど、こういう素朴な東欧の宗教行事なんて
初めて見たからイ課長はすっかり嬉しくなっちまったよ。
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ほーら、アナタも見たくなったでしょう〜?
来年の聖体祭は6月19日の木曜日ですよ〜?うふふふふ。



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by tohoiwanya | 2013-11-25 00:22 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(8)
2013年 11月 23日

浜松餃子を食ってみた

やれやれ。
トホ妻は本日無事に退院いたしました。イ課長は昨夜浜松に前泊して、今朝のバスで病院に行き、
ゆっくり歩けるところまで回復したトホ妻を引き取ってきた。もっとも、新幹線で戻ってきたのは
イ課長だけで、トホ妻は親戚の車で明日自宅に戻って来る予定。

その前に家に掃除機をザッとかけ、風呂の掃除もして体裁を整えたイ課長なのである(笑)。

トホ妻が入院してたカンケイで、浜松に行ったのは今月に限っても今回で3度目。
別に観光しに行ってるわけじゃないけど、ただ行ってただ帰ってくるだけってのもつまらない。
そこで今回は浜松名物のB級グルメというのをトライしてみたのである。
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浜松餃子って聞いたことある?
イ課長は全然聞いたことがなかった。こういうものなのである。
(下の画像は遠鉄ストアというところのサイトから拝借してきました)。
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この浜松餃子、B級グルメ業界ではけっこう有名みたいで、例のB-1グランプリでも常連らしい。
餃子っていうと宇都宮が有名だけど、浜松の一人当たり餃子消費額は宇都宮と拮抗してるようだ。

見たところ、普通の餃子の真ん中にもやしがついている、っていうだけのモノのようだが、
まぁとりあえず餃子ならそんなに高いモンじゃないだろうし、イ課長のレベルに合った食い物だ。
今回浜松に行ったら食ってみようかと思っていた。

たまたま昨夜前泊したホテルの近くに、浜松餃子の店があった。
その名も「むつぎく」。この店、実は浜松餃子の名店として地元ではけっこう知られたところらしい。
確かにラストオーダー(21時)直前に入ったにもかかわらず店内は混んでたけど、たまたま
4人掛けのテーブルが空いたので、そこにイ課長一人が座ることができた。

「もうラストオーダーですので、ご注文はまとめて」と言われ、んじゃまぁ浜松餃子の小と、
ホルモン焼きっていうのと、生ビールとをまとめて注文した。

浜松餃子の特徴は「キャベツの多さ」「あっさり」というあたりの賛辞が常にくっついてて、
この名店の餃子も肉より圧倒的にキャベツの方が多いらしい。肉の少ない餃子ってのもなぁ・・と思いつつ
とりあえず一つ食ってみた。
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これがね、意外なほど美味しいんだよ。
食ってすぐ「あ、こりゃウマい」と思った。確かに中身は野菜が多そうなんだけど、なぜか美味しい。
パクパク食える。これなら小(8個)じゃなく、中(12個)でもイケたかもしれん。

ちなみに、この店では餃子のタレに関しては醤油・酢を客が好みでミックスするんじゃなく、
専用のタレで食うようになっている。名店のこだわりというヤツか。しかし美味しいのは確かなんだよ。
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ホルモン焼きの方は写真で想像したとおり、味噌がたっぷりからめてあって、これまた美味しい。
餃子とホルモン焼きがあればビールはいくらでも飲めそうだけど、もうラストオーダーを過ぎちゃったから
生ビールをお代わりできないのが残念だぜ。
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「肉の少ない野菜だらけの餃子なんて・・・」と、正直言ってあまり期待していなかった浜松餃子だが、
予想を裏切るおいしさ。さすが名店だけのことはあったのである。
ちなみにお値段は餃子小が460円、ホルモン焼き650円、生ビール中が600円。しめて1710円。

いまや宇都宮の餃子と覇を競うといわれる浜松餃子。美味しゅうございました。
もうちょっと安ければもっと嬉しいんだけどなぁ。特に生中600円っていうのが・・・(笑)。
このあと、コンビニで第3のビールとバタピーを買って、ホテルで飲んだイ課長なのであった。

トホ妻も退院したことだし、もうしばらく浜松に行くことはないだろう。
でも、もし行く機会があったら、また食ってみたいと思うよ、浜松餃子。


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by tohoiwanya | 2013-11-23 01:10 | 日本での私生活 | Comments(2)
2013年 11月 17日

イ課長の父

ひょっとすると多少“血筋”なのかもしれないけど、イ課長のオヤジは海外旅行が好きなのだ。

彼が若い頃は日本人が気軽に海外に行ける時代じゃなかったけど、50代になった頃から
やたら行きだした。オフクロと二人でも行ってるけど、一人でツアーに参加することも多かった。

タージ・マハルが見たいからってインドにも行ったし、サハラ砂漠が見たいからってモロッコにも行った。
9.11テロのすぐ後、イ課長の制止も振り切ってオフクロと一緒にナイアガラを観に行ったりもした。
ハワイには2〜3回行ってるはずだし、豪州にも行ったはず。アジアはそこらじゅう行ってるよ。
もちろん欧州だって行ってるし、イ課長が把握してないその他アチコチにも行ってる(笑)。

金婚式のとき、温泉にでも連れて行こうと思って「どこか行きたいところは?」と聞いたら
「イスタンブールに行きたい」というから、必死コイてオヤジ夫婦をイスタンブールに連れてった。
(下の写真はその時のオヤジ)
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そのオヤジが死んでしまった。


人生何が起きるかわからない。
前回記事を書いたのが11月12日(実質的には11日の深夜だったが)。
その11月12日がなんとオヤジの命日になってしまったのだ。12日の午前中、彼は死んだ。

トシもトシだし、今年5月にかなり具合が悪くなって、イ課長の東南アジア旅行もキャンセルしようか
思ったくらいだから、家族はみんなその日が遠いことではないと覚悟はしていた。
しかし最後はやけに急に逝っちゃって、オフクロ以外は誰も間に合わないという始末。

しかもトホ妻が浜松に入院中という時だったもんだから、さすがにちょっとアタフタしたよ。
木曜に通夜、金曜に告別式、疲れた身体にムチ打って土曜は日帰りで浜松に見舞い。いやはや。

葬儀の段取りをつけた後、通夜当日にオフクロがオヤジの「エンディングノート」というのを発見した。
そこには自分の葬儀をこういう風にやってくれ、というオヤジの注文も書かれてたんだけど、これがまた
うまくしたもんで、ノートの存在を知らずにこちらで段取りした葬儀は見事に彼の注文通りになっていた。
(小規模に、無宗教で、クラシックの音楽を流せ etc・・ すべてその通り。BGMはイ課長がCDを作った)。
「ノートを知らなくても、ちゃんと故人の思った通りの葬儀にした」っていうんでオフクロは鼻高々。

ところがそのノートに一つだけギョッとすることが書かれていた。
自分の埋葬にはサハラ砂漠の砂も一緒に入れてほしい(戸棚にある)

サハラ砂漠の砂ぁ!? そんなの、一体ドコにあんのさ?戸棚ってどこの戸棚?
年配者夫婦の家だから、長年堆積したガラクタが山のようにある。サハラ砂漠の砂なんて、どこにあるのか
見当もつかないよ。オフクロも「捨てちゃったかもね〜」なんて言うくらいで、探す前からすでに諦めムード。
うーむ、オヤジ、すまぬ。あるのかもしれないけど、見つかる可能性は限りなく低い・・・と思っていた。

ところが、告別式の翌日、浜松にトホ妻の見舞いに行ってる時にオフクロからメールが届いた。
「お勝手のガラクタの中からサハラ砂漠の砂発見!ラクダの絵がついたビンだから間違いない」
何とまぁ、あのガラクタの山からよく発掘したもんだ。オフクロまたもや鼻高々(笑)。

というわけで、海外旅行好きのオヤジはいずれサハラ砂漠の砂と一緒にお墓の中に入る。
よっぽどモロッコツアーに参加してサハラ砂漠を見てきたのが嬉しかったんだろうなぁ。
彼の希望をかなえることができて、遺族一同ホッとしているところなのである。
(下の画像はWikipediaから拝借しました)
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あ、ちなみに、トホ妻の方は手術後の経過もリハビリも順調で、おそらく22日金曜日に退院します。
「最低1ヶ月は独身生活が続くだろう」なんて書いたけど、医者もフィジカル・セラピストもそんな悠長な
ことはハナから考えていなかったようで、あとは自宅で生活しながら慣らしていくことになる。
(もう杖なしでゆっくり歩ける段階までは来ている)

前回「家事が忙しくて更新間隔が空き気味になるかも」なんて書いたけど、上記のような事情で
ほぼ一週間ブログの放置プレイが続き、コメントへのレスも書かずに大変失礼いたしました。
月曜からはイ課長も会社に通常出社するし、ブログも通常モードに戻る予定。
でも今日だけは、海外旅行好きだったオヤジを偲んで、彼の話を書かせていただきました。


  
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by tohoiwanya | 2013-11-17 22:14 | 日本での私生活 | Comments(30)
2013年 11月 12日

イ課長のカレーなる独身生活

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今日の標題、いきなり何の話だ?と思うだろうけど、順を追って説明します。
ちなみに上の写真はイ課長特製チキンカレー。トホ妻がいないから自分で作ったのである。
ウチには深いカレー皿がなくて、山崎春のパン祭りでもらったお皿。平たいからあふれそう(笑)。

ミクシではすでにお知らせしたけど、実は先週水曜からトホ妻が手術のため入院している。
しかも入院してる病院は浜松市の北部にある。ちょいと会社を早びけして手術立会いというわけには
なかなかいかない場所なのである。

手術自体は木曜に無事終った(という連絡をもらった)。
イ課長は金曜夜、会社からそのまま名古屋に行って前泊。土曜日に浜松にまわって様子を見てきた。

念のためにお伝えすると、命に関わる病気ではないからご安心を。整形外科系だからね。
とはいえ、手術部位はヒザだ。ヤブ医者のヘボ手術のせいで一生苦労するなんて危険性もあるわけで、
別の意味でナーバスになる。だから浜松になった。浜松にはヒザに関して日本屈指の名医がいるんだよ。
たまたま幸運にもその名医に診てもらうことができたのである。
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なぜ宿泊地を名古屋にしたかというと、見舞に「名古屋どら」を持っていきたかったから(笑)。
土曜の朝に名古屋から浜松に行った。普通なら新幹線で行くはずで、イ課長も最初はそのつもりだった。

しかし、新幹線を「表ルート」とするならば、別の「裏ルート」というのを発見した。浜松北部にある病院に
行こうとすると、この「裏ルート」ががちょっと面白そうだったので(新幹線より安いし)、ためしに使ってみた。
この裏ルート、とにかくいろんな種類の電車に乗る。

まず名古屋の栄駅から市営地下鉄に乗って金山に出る。この辺まではどうってことない。
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金山から名鉄の快速特急に乗って豊橋まで行く。名鉄のこの路線を乗るのは初めてかも。
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豊橋から、こんどはJRに乗り換えて新所原という駅まで。たしか豊橋から3つめの駅だった。
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そして、新所原から乗るのが「裏ルート」のメインともいえる天竜浜名湖鉄道(略して天浜線)だ。
一両編成のローカル私鉄。もちろん、生まれて初めて乗ったよ。
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新所原から、天浜線で気賀という駅まで36分くらいだったはず。
気賀から遠州バスで病院まで17分くらい。合計で53分。
浜松駅から病院行くには1時間程度はバスに乗ることを思えば(渋滞だと2時間ともいわれる)、
この裏ルート、意外と効率的なんだよ。

トホ妻はといえば、手術した足はまだヒサンな状況だけど、それ以外は元気ですのでご安心ください。
もう歩行訓練も少しずつ始まっている。

イ課長はイ課長で、約23年ぶりくらいの独身生活を謳歌?している。
日曜日はジムに行くかたわら、買い物し、洗濯し、上に載せたカレーを作り、米をといで仕掛けた。
え?米は朝といで仕掛ければいいだろうって?早起きがムリなことはちゃんとわかっているのである。

カレーは一晩おいた方が美味しいという勝手な思い込みがあるから、日曜用には別の晩飯も製造。
月曜朝には生ゴミ出しして出社。長期ブランクを感じさせない家事処理能力。さすがだ、イ課長(笑)。

トホ妻の退院時期、そのあとのリハビリ通院期間については、今後の回復次第だから、今の段階じゃまだ
わからないんだよね。ただ、リハビリはじっくりやった方がいいだろうから、見込みとしては最低1ヶ月程度は
「イ課長のカレーなる独身生活」が続く可能性が高い、というわけだ。

とりあえずメシ作りと洗濯だけはキチンとやる。独身時代のイ課長もこの二つには極めてマメだった。
掃除は・・・まぁ・・トホ妻が退院して、戻ってくる直前にまとめてやるってことで。

         女ヤモメに花が咲き、男ヤモメにウジがわく

ということにならないように、何とか頑張りまっす。
ブログ更新間隔がちょっと空き気味になるかもしれないけど、上記のような事情なので、
「イ課長も家事で忙しいんやのう」と思って、ご容赦いただければ幸いです。
(でもウォヴィッチ美女図鑑は近々ちゃんとやるからね)。


  
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by tohoiwanya | 2013-11-12 00:03 | 日本での私生活 | Comments(16)
2013年 11月 08日

空港ピックアップあれこれ

前回、「次回はウォヴィッチ美女図鑑だぜ」なんて大見得切ったんだけど、
ウォヴィッチネタばかり連続するのもナンなので、今日は例によって他のネタをはさもう。
(美女図鑑はちゃんとやります、ハイ)

ヘンなネタだなぁと我ながら思うけど、今日は空港ピックアップについて書く。

イ課長は空港ピックアップ(ホテル等に空港送迎を頼むことね)って、ほとんど使ったことがない。
少なくとも去年のインド出張まではそうだった。欧米の空港なら市街までの公共交通機関が
整ってるから、タクシーすらメッタに使わない。ほとんど電車かバス。ホテルの空港送迎なんて
高いんだろうし、使いたいと思ったことすらない。ご存知のようにイ課長は貧乏性なのである。

「Mr.Taro Yamada」てな感じで、出迎えるべき搭乗者名の紙を持った出迎えの現地人。
どの空港でも見かける光景だけど、イ課長にとっちゃ常に自分とはカンケーない風景だった。

しかしアジアだとちょっと事情が変わる。
上で空港ピックアップを「ほとんど使ったことがない」って書いたけど、唯一の例外がジャカルタで、
泊まりが日系ホテルだったせいか、JAL便到着に合わせてホテルの車が(頼みもしないのに)来てくれた。

とにかくアジアの場合、空港からの移動手段が車しかないってケースがけっこう多い。従ってタクシーか、
ホテル送迎か、どちらかを選ぶしかないけど、アジアのタクシーって国によっちゃ怪しいからねぇ・・・

従って、去年のインド出張ではデリー、ムンバイともにホテルの空港ピックアップを頼んだのである。
デリーの空港はそれでも一応メトロが市街中心部まで通ってるし、自力でも何とか行けたとは思うんだけど、
何せホレ、会社の規程上、インドは出張するのにも事前許可が必要な「ちょいアブナ地域」。
インド初心者のイ課長としてはリスクは避けなければならない。

到着便名を事前に連絡しておいたから、ヒルトンの制服に身を包んだおっちゃんがイ課長の名前を印刷した
紙を持って迎えに来てくれた。うーむ・・・なんてラクなんだ。重い荷物を抱えて地下鉄やバスを探しまわる
いつもの貧乏ツーリストから、急に政府の要人にでも出世した気分だぜ。うむうむ、出迎えご苦労である。
(下の写真はデリーのヒルトンの出迎えおっちゃん)
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空港ビルの外に出て車まで歩くだけで、インドの暑気がムワッとイ課長の全身にまとわりつく。
ひゃー、やっぱインドはあちぃ・・と思ってると、車に着くやいなや、彼はイ課長に冷えた水をくれる。
さすがヒルトン、至れり尽くせりのサービスであるのう。うむ、苦しゅうないぞ。
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てな具合に、インドじゃ空港~ホテル間の移動はほとんどオトノサマ状態。
ムンバイでもイ課長一人のために大きな車で迎えに来て、水もくれた。ムンバイは空港が遠いから
空港ピックアップに頼る旅行者は多いだろう(下の写真はムンバイに到着して空港を出たところ)。
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西南アジアのインドがそんな感じだったのに対し、東南アジアはどうか?

今年6月、ベトナムとタイに行ったときはベトナムで2度、ホテルに空港送迎を頼んだ。
その2度ってホイアンとハノイで、どっちも空港から市街が遠くて、車以外に交通手段はほぼない。
ホテルの側も商売上手で、ちょうどタクシー代と同じレベルの送迎代を設定してるから、それなら
タクシーよりホテルのピックアップサービスを頼もうか、という気になりやすい。

インドの空港ピックアップがホテルの制服を着たおっちゃんで、それなりにキチンとしてたのに対し、
ベトナムはユルかった。家族経営ホテルのセガレっぽいのが私服で迎えに来たって感じだったね。
ホイアンじゃイ課長をダナン空港まで送るドライバーが、勝手に自分の息子を同乗させたり・・(笑)。
実にのどかな空港送迎ぶりで、こういうところにもお国柄が出るのかもしれない。
(下の写真はダナン空港からホイアンに行く途中の景色)
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さて、そのダナン空港に降り立った時だ。
到着ロビーに出ると、例によって待ち人の名前が書かれた紙を持ったたくさんの出迎えマンたちがいる。
イ課長は自分の名前が書かれたプレートを探すわけだが・・あ、これか?・・・いやでもコレは・・

ホテル名は間違いなくイ課長の予約先。しかしイ課長の名前のスペルが見事に間違ってる(笑)。
イ課長を迎えに来た人だってことはすぐわかったし、問題なくホテルまで送ってくれたからいいんだけど、
その車の中で、イ課長はさっきのスペル間違いのことをずっと考え続けた。

間違ってたスペルは2文字。2文字ならそれほど致命的間違いじゃないって思うかもしれないけど、
あの間違ったスペルのままムリヤリ読もうとすると、日本人にはあり得ない、異様な名前になる。
そのオカシさのあまり、つい車の中で笑いたくなって、同時にあの紙を記念に残しておきたくなった。
日本に戻ったらこの話をブログに載せよう。そのためにあのスペル間違いを写真に撮っておこう。

ホテルに着いて車から荷物をおろす時、ドライバーに聞いた。「私の名前が書かれた紙、まだ持ってる?」
彼は怪訝な顔をして、ポケットに折りたたんでしまっていた紙を取り出したから、「それを私に下さい」と
頼んで、もらってきた。その紙というのはこれだ。
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アナタならどう読む?これ。
イ課長が強いて読むとすれば「トシヴドゥキ」だろう。他に読みようがない。

トシヴドゥキ!・・・何とインパクトのある名前だ。ニゴリの多い、重々しい音感が素晴らしいぞトシヴドゥキ
やはり強いて当てはめるとすれば、ロシア人の名前を思わせるところがありそうだよなトシヴドゥキ
あのドライバーは「ミスター・トシヴドゥキ」をナニ人だと思って待ってたのか?ぜひ聞きたいところだ。

アンホイホテルの部屋に入ると、さっきドライバーからもらったシワシワの紙を伸ばしてベッドに置き、
イソイソと上の写真を撮った。世界遺産の町・ホイアンに到着したイ課長が最初にしたことっていうのが
トシヴドゥキの写真を撮ることだったっつうんだから、バカはベトナムに行ってもバカなのである。

あーそれにしてもこの名前、どこかで使いたいなぁトシヴドゥキ。すっかり気に入ったよ。
イ課長ブログじゃなく、トシヴドゥキブログに改名しようか・・・一体ナニ人のブログだ?(笑)

 

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by tohoiwanya | 2013-11-08 00:10 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(10)
2013年 11月 05日

ウォヴィッチ聖体祭 その3

さぁいよいよパレードは始まってしまった。
しかし教会出発直後のパレード撮影ポイント確保に失敗したイ課長。
どこか他の撮影ポイントを探さねばならないわけだが、どこに行けばいいかわからない。
なにせパレードの進むルートなんて知らないんだから。

ここでさっき見た祭壇(前々回の記事に写真を載せたヤツ)のことを思い出した。
そうか、パレードはあの祭壇のあたりを通るのかもしれない。だとしたら、反対側の道を通って
あの祭壇のあたりで張ってればパレードを先頭から見られるんじゃないか?
ほとんど小走りになって、さっき見た祭壇のあたりに行ってみた。

結果的にはこれが正解で、何とかイ課長はウォヴィッチ聖体祭パレードの全貌を見ることが出来た。
それでは、読者の皆様にもイ課長のヘボ写真と共にパレードの様子をご紹介しましょう。

まず先頭はこんな感じで十字架とキャンドル?を抱えた若手聖職者。
後ろにポーランド国旗と同じ赤白のタスキをかけたお年寄りたちが続く。これは・・ナンなんだろう?
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このあと、やはりタスキをかけた若者。
美人にはさまれて旗を持って歩くニイちゃん、ちょっと緊張しているような・・(笑)。
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そしていよいよお待ちかね、民族衣装軍団の登場です。
やっぱコレっすよコレ。いやーーー素晴らしい。観光客向けのショーじゃなく、本当に地域に根ざした
こういうお祭りを海外で見る機会なんて少ないから嬉しくなっちゃう。
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民族衣装軍団の行列にはこうやって宗教画らしきものが描かれた幕?みたいなものがたくさんある。
まぁこれはただのフェスティバルじゃない。聖体祭なのである。宗教行事なのである。
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こんな感じで、老いも若きも男も女も入り混じって歩く。特に歩き方に統制がある、というわけでもなく
何か踊りながら練り歩くわけでもない。のんびりテクテク歩いていく、このゆるさが好きだ。
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おっ、こちらはまた他とはちょっと違った民族衣装をまとった連中だ。
花柄の刺繍が華やかな他の民族衣装に比べると、こちらは白を基調としてシンプルなデザイン。
ちょっとロシア風に思える。
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と思ってたら、はははは!突然登場する拡声器マン。
これ、祈祷の文句を沿道の人に聞かせるためのものみたいなんだよね。イ課長がもしこのパレードに
参加するとしても、この役だけはやりたくない(笑)。
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お、この辺からパレードは僧服を身にまとった聖職者軍団にかわっていく。
やっぱり宗教的行事なのである。
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うーわ。これは日除け付きの乗り物に乗ってるくらいだから、一番エラい大僧正かナニかだろう。
さすが、一番エラいだけあって、もう自分で歩くのは難しそうなくらいの超年寄りだ。
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おお、その後ろにはさっき見た兵隊サンたち。
宗教的行事のパレードに軍隊の行進が混じってるあたり、軍人に対する尊敬の高さが感じられるよね。
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そして最後は吹奏楽団。どんな音楽を吹いてたかって?全然覚えてません(笑)。
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・・・と、パレードの全体構成はこんな感じだったのである。
とりあえず先頭から最後まで見て写真を撮ったところで、今度はパレードが通り終わった道を逆に走って
次の撮影ポイントに移動するという感じで、イ課長の観光活動もなかなかアグレッシブだった。
とにかく、帰りの電車まであんまり時間がなかったから、撮れるだけ写真を撮っておきたかった。

というわけで、とりあえずパレードの全体像はご紹介したけど、聖体祭の記事はまだ続く。
次回はとっておき写真の中から「美女図鑑・ウォヴィッチ編」企画でいく予定なのである。


 
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by tohoiwanya | 2013-11-05 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
2013年 11月 01日

ウォヴィッチ聖体祭 その2

ウォヴィッチの聖体祭パレードはまだ始まっていないよ(笑)。
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この祭りをヨソから見にくる人の99%は美しい民族衣装のパレードが目当てのはずで(イ課長含む)、
必ずカメラを持ってる(イ課長含む)。それも一眼レフとか立派なカメラ所有者多い(イ課長除く)。

そういう人たちが教会の裏口にだんだん集まり始めた。それが10時頃だったかなぁ?
ということは、どうやら聖体祭のパレードは広場に面したガワからではなく、こちらの西側の門から
スタートすると思われる。とりあえずイ課長もそのあたりにタムロすることにしよう。
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教会の中を覗くと、おおお、すでに聖体祭のミサがたけなわのようだ。
神父さんの祈祷の言葉が外にも聞こえてくる。しかし何を言ってるのかは当然サッパリ・・。
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パレードに参加する人たちは民族衣装を着ているからすぐわかる。たぶん教会に入りきれない関係者は
外にいたまま、ミサに参加するんだろうな。あちこちで民族衣装の臨時撮影会がおっぱじまる。
一番上の写真でカメラ目線をくれたポーランド美人全身像。素朴な三つ編みの髪がキブンだよねー。
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カメラが集まるのはやはり小さな子供。子供がこの衣装を着ればかわいいに決まってる。
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教会に入りきれない地元パレード関係者、およびヨソから来た観光客で教会西側の門のあたりは
だんだん人が増えてきた。こんな尼僧軍団もいるのである。
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げっ。こっちには本格的軍隊がいる。実は後でわかったんだけど、ウォヴィッチの聖体祭パレードには
兵隊さんの軍服を着た一団も参加するんだよ。この辺、過去にロシアやドイツから何度も侵略されて、
多くの軍人の死を乗り越えて独立を勝ち取ったポーランドならでは、といえるのかもしれない。
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そんな感じで西門のあたりに集まる人たちの写真を撮ってたら、一人のポーランド人がジッとイ課長を見てた。
明らかにイ課長に対して激しい興味を抱いている。目が合うと、英語で話しかけてきた。

オマエはどこから来たのだ?
「あー・・・ジャパンからである」
イ課長が遠い遠いアジアの東端の日本から来たと知ると、彼は熱烈にイ課長をほめ始めた。

パーフェクト チョイス!!Perfect Choice!! このウォヴィッチの聖体祭っつうのはね、ポーランドでも
 非常に重要で、伝統ある、宗教的行事なのだヨ!それをオマエは遠い日本からわざわざ・・・・いやもう
 スヴァらしい!よくぞ見に来た!パーフェクト チョイスだよキミ!
(というようなことを言ってたんだと思う」

とにかく、この聖体祭を遠い外国から見にきたということをすごい勢いで賞賛してくれる。
周囲にはカメラを持った観光客がワンサといるから、ポーランド人以外に外国人観光客も当然いたんだろう。
でも近隣国の人は区別がつかないわけで、「見た目からして明白にガイジン」なのは東洋系のイ課長だけ。
他には東洋系もアフリカ系も一人もいない。そういう意味じゃイ課長はものすごく目立ってたに違いない。

ミサはまだ続いている。
突然、外の人たちが一斉に地面にひざまずいたぞ。たぶんミサがそういう“箇所”にきたんだろうな。
ナンもわからないイ課長も一応みんなにならってひざまずく。こういう「ひざまずきの箇所」は2度あったはず。
しっかし長いミサだなー。おいおい、もう11時をだいぶまわっちゃったぜ?
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あのー、ミサでお取り込み中恐縮ですが、イ課長、ワルシャワに戻る電車が12:51発なんス。
(ウォヴィッチからワルシャワに戻る午後の電車は呆れるほど少なくて、それにせざるを得なかったのだ)
駅までの距離や、少し早めに行くことを考えれば、12時半過ぎたらもう町を後にしないといけないんス。
もしパレードの開始が正午だったりしたら、イ課長は30分しかパレードを見られないことになるんス。
ミサはもう切り上げて、早めにパレードに移行していただけると幸甚なんスが・・

もう教会西側のゲートの周囲は人でギッシリ。今にもパレードが始まりそうな雰囲気にはなってきた。
だが待て。パレードはイ課長の立ってるコッチ側に歩いてくるのか?あるいは向こう側に行進するのか?
向こう側が行進ルートだったらここにいても見られないじゃん。パレードはゲートを出て右に行くのか左に行くのか?
行進ルートなんて知るわけないんだから、これはもう賭けだ。神よイ課長を守りたまえ。こっちに来い。

あ、パレード始まったみたい。
げげーーッ!!向こう側に行進してるぅーッ!賭けに負けた。残酷なる神の冷酷なる仕打ち。
しかしこの人ゴミじゃパレードの後を追って、さらに追い越して待ち構えるのは不可能だろう。
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う・・・う、どうしよう。ずーっと待ってればパレードはまた教会に戻ってくるかもしれないけど、時間がない。
せっかく来たんだし、少ない時間の中で何としてパレードをじっくり見たいし写真も撮りたい。
イ課長はそれまでいた場所を後にし、別の見学ポイントを探して大急ぎで歩き始めた・・のはいいけど、
どこに行けばいいのか?(当然、次回に続くのである)


 
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by tohoiwanya | 2013-11-01 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)