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2013年 12月 31日

大晦日の帰国

いやはや。

本日の早朝、「行けるうちに行った」バンコク3泊4日旅行から帰国したイ課長です。
現地ではまたいい気になって衛生レベルの懸念される屋台メシを食い、食った結果またもや
ゲーリーになって帰ってきた(笑)。いや参ったね。

今回は現地にパソコンを持っていかず、代わりに借りたトホ妻のiPadは現地でネット接続できず、
バンコクからの更新もできぬままま一週間、ブログの放置プレイが続いて失礼いたしました。
体調はまだゲーリーから完全脱却しきれていないけど、まぁ何とか元気でおります。

バンコクに着いたのが27日の夕方。
ホテルに着いてみると、まだクリスマスツリーがキラキラ輝いてた。
翌日の28日、ホテルで朝飯を食ってるときもBGMはジングル・ベルやホワイト・クリスマス等々の
クリスマスソング一色だ。バンコクって、ひょっとすると「正月まではクリスマス」なのか?
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いや実際、「正月まではクリスマス」っていうのは日本人からみれば冗談っぽい話だけど、
タイでは本当にそうみたいなんだよな。イ課長が帰国の飛行機に乗る30日になっても
ショッピングセンターのBGMは相変わらずウィンターワンダーランドとかきよしこの夜とか、
そんな曲ばっかりで、もちろんクリスマスツリーも相変わらず片付けられずに輝き続けている。

30日になってこんなデコレーションを見たとき、クリスマスと正月に対する日本とタイとの
考え方の違いが決定的に見てとれた。
要するにタイじゃクリスマスと正月はほぼゴッチャにして祝うものなんだよね。
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日本だったら25日まではクリスマスムードでも、それが終われば残り6日間はもうそれこそ
人格が変わったかのように(笑)、「和」一色。松飾りと獅子舞いと羽子板の世界で、
新年のお祝いにサンタクロースが顔を出すなんてあり得ない。

しかし、もしかすると(というか、たぶん)世界的にはそっちの方がやや異常なのかも。
クリスマスの一週間後は新年なんだから、“混じる”ことがあってもおかしくないよなぁ。

寒い日本から着いた当初は「さすがバンコクは暑いぜ」と思ったけど、現地は意外なほど涼しくて
どんなに歩き回っても汗ビッショリになることなんてない。むしろ冷房の効いた乗り物とかに乗ると
ちょっと寒いかな、と思うくらい。

でも帰国便で成田空港の天候を知らせるアナウンスがあって、そこで「気温は零下4度」って
言われた時はまたバンコクに戻りたくなったよ(笑)。早朝の成田はほんとに寒かった。
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大晦日の日本に来れば、もうそこにはクリスマスムードなんてカケラも残ってない。
京王電鉄の社内吊り広告はすでに初詣のご案内だ。
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12月30日になってもクリスマスソングあふれるバンコクを後にして
すっかり正月ムードの31日の日本に戻ってきて、イ課長の2013年は終っていくのである。

今年は楽しいことも悲しいこともいろいろあったけど、
おつきあいいただき、ありがとうございました。
ネタ在庫は2012年分もかなり残ってるから(笑)、まだしばらくは続きそうなイ課長ブログ。
来年もよろしくお願いいたします。

どなた様も、良い年をお迎えください。


 

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by tohoiwanya | 2013-12-31 23:27 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(10)
2013年 12月 24日

ヘルシンキ中央駅というところ

さて、ヘルシンキの話に戻ろう。

前にも書いたようにヘルシンキには「ぜひアレを見たいから来た」のではなく、成り行き上たまたま
来たという方が近い。ポーランドじゃ「これ見逃したら来た甲斐がない」っていうプレッシャーみたいなものが
あったけど、ヘルシンキではやけに気楽。「さてドコを見ようかな」という状態だったわけだ。

その中で「ここはちょっと見たいな」と思ってたのは、なんのことはない、ヘルシンキ中央駅だ。
ホテルからすぐ近くで、昨日も通った。観光というほどの物件でもない。でもじっくり見たかったんだよ。

2007年にプラハに出張して以来、イ課長は西洋建築について少〜しばかり勉強して、本も読んだ。
そのとき、たまたまあるアール・ヌーボー建築の本でヘルシンキ中央駅をモノクロ写真で紹介してて、
こりゃちょっと面白い建物だなーーと印象に残ってたんだよ。
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重厚な作りだけど、デザイン性も感じられる。ヘルシンキの近代建築として重要な建物らしい。
イ課長はアール・ヌーボー建築の本でこの駅のことを初めて知ったわけだけど、時計台のあたりなんかは
むしろアール・デコっぽい意匠も感じられる。

本の小さなモノクロ写真を見た時から「この建物、ちょっと見てみたいよなぁ。でもヘルシンキなんてトコに
行くこと、まずないよなぁ」なんて思ってただけに、実際に見られて嬉しかったよ。

この駅を見れば、誰だって正面でガラス球を持ってる4人のおっちゃんが印象に残るはずだ。
ルネサンス風のリアルな人体彫刻とは違って上半身が人体、下半身が直線的な柱になってる。
パリ・リヨン駅みたいな天使やら女神やらは一人もいない。この4人だけ。男性的で、硬直的だ。
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写真ではすごい巨人像を想像したんだけど、身長は建物2階分くらいかな。想像よりは小柄?だった。
どんな角度から日が射しても眼のクボミが暗い影になるから、いかめしい顔がさらにいかめしく見える。
ヘルシンキ中央駅・・というより、ヘルシンキの街を象徴するおっちゃんたちと言えるんじゃないか?
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ちなみに中央駅の中はこんな感じ。重厚な正面ファサードとは対照的に、屋根からの光が射し込んで
明るくて、軽やかな感じだ。この日はとにかく天気がメチャ良くて、北欧効果に圧倒されたんだよねぇ。
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駅構内には飲食店もいろいろあって、到着した夜の晩飯もこの駅構内で食った。
こんな風にテイクアウトの寿司屋もある(ヘルシンキで寿司屋を見たのはこの時だけではなかったが)。
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しかしまぁヘルシンキ中央駅といえばやっぱこの「ヘルシンキ4ブラザース(イ課長命名)」だよな。
この駅について調べるためにWikipediaを見てたら、この4ブラザース、フィンランド国鉄の
テレビCMにも使われるくらい有名で、この4人を題材にしたラップ音楽まであるらしい。
フィンランドじゃちょっとしたスター彫像なのだ。日本で言えば上野の西郷サンみたいなもんか。
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実はイ課長もこのヘルシンキ4ブラザースのちょっとしたネタ写真をゲットしたんだよ。
おそらくフォンランド国鉄の夏の旅行キャンペーンか何かのポスターだと思うんだけど、そこにも
この4人が起用されててさぁ・・・

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だはははは。いやもうこれ見たときは笑っちゃったよ。
駅の正面じゃずいぶんいかめしいツラして立ってるけど、実は意外にひょうきんな連中じゃねぇか。
急にこいつらに親近感が湧いてきたよ(笑)。

世界的に有名では全然ないけど、フィンランドじゃ誰もが知ってるヘルシンキ4ブラザース。
もし今度ヘルシンキに行く機会があったら(あまりないだろうが)、やっぱりイ課長としては
まずこの4人に挨拶して、ヘルシンキに来たことを再確認すると思うよ。


  

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by tohoiwanya | 2013-12-24 00:20 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(4)
2013年 12月 22日

行けるうちに行っておくイ課長

今年の年末年始は曜日の並びがいい。長く休める。
大体の企業は28日土曜から休みになり、1月6日が仕事始めのはず。
これをフルに使えば9連休だ。海外に行く人も多いだろう。

しかしイ課長は年末年始を利用した海外旅行なんて一度もやったことがない。
せっかくの休みなんだから、少しはゆっくりしたいし、この時期って飛行機やホテル代も高そうだしね。

ところが、イ課長の勤務先が27日の金曜を「一斉有休取得日」ってことで、事実上の休みにした。
となると、だよ・・・?

27日に出かけて、31日に帰国するっていうスケジュールで3泊4日でどこかに行けるわけだ。
それに行っても、年明けにまだ5日も休める。それならどっか行こうかな?

今年は仕事もイマイチだったしオヤジも死んだしで、あまりいい年ではなかった。
どっか行って気分転換してこようか。海外なんてね、とにかく「行けるうちに行っておけ」だよ。
海外旅行好きだったオヤジが死んで、やっぱつくづくそう思った。

3泊4日となると、まぁアジアだよな。それも未知の国じゃなく、すでに行ったことがあって、
事前に情報収集しなくても土地カンがある方がラク。となると、だよ・・・?

候補は台北か、ハノイか、ホーチミンか、バンコクってところだ。
北京やソウルは全く候補にならなかった。やっぱ日本より暖かいところに行きたいじゃん?
このうち、ハノイとバンコクには今年行ったばかりでFacebookの友達もできたくらいだから、
また会えたら楽しいだろう。できればハノイかバンコクという方向性で飛行機をチェックしてみた。

ANAは年末の東南アジア方面が軒並み「空席待ち」状態。こりゃダメだ。
JALはハノイ直行便出してて(ANAはまだない)残席もあるにはあった。たしか14万円くらいだったはず。
でも到着時間が悪いんだよね。22:35着。ハノイのノイバイ空港から市街まで車で1時間かかるのは
すでに知ってる。ってことは、ホテル付く頃にはもう翌日じゃん。うーーーん・・・時間が悪いよなー。

ベトナム航空はどうだ?これがまた何と、ハノイ往復ウン千万ドンときた(笑)。つまりウン十万円単位。
JALより高いじゃん。それならタイ航空でバンコクはどうだ?見ると27日出発便がまだちょっと残ってて、
午前成田発で夕方現地着だから時間もいい。ただし値段は16万円以上する。たけぇ。

到着時間的にはタイ航空のバンコクがベストだ。しかし16万以上(たしか168,000くらい)かよ。
だが残席は数席しかない。早く買わんとなくなる。タイ航空のWebサイトを見て迷う日々が続いた。

先週のある日、残席あるかな?と思ってもう一度確認したら、何と27日出発便は「残席なし」表示。
がーーーん!やっぱりあそこで思い切って買っておくべきだったか。「行けるうちに行っておけ」なんて
言いつつ、結局カネが惜しくてチャンスを逃したか・・・。

まぁしかし、こういうのってキャンセルが出てまたポッと空きが出たりすること、あるよな。
(実際、27日発のフライトの残席数は1〜4あたりの間で日によって変動していた)
その数時間後、未練たらしくもう一度タイ航空のサイトを見てみたら・・・

残席1 料金8万2千円数百円  という表示が。



・・・と思ったときにはもうクリックしていた(笑)。

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航空会社の料金システムって、残席数と出発までの日数によってけっこう変動する。それは知ってた。
しかし、おそらくキャンセルによって発生した残席1が急に半額以下になる、そのカラクリはわからない。
ひょっとしてタイ航空のシステムエラー?でももう決済しちゃったもんねー。知らないもんねーー。
(上の写真は前にも載せた、90年代半ばのバンコク)

ちょっと興味があったからついさっきおなじ日程で残席状況と値段を確認してみた。
すると、羽田発0:20の便(つまり、イ課長がインド行く時に乗ったやつだ)ならその日に残席1あるね。
値段は10万ちょっと。さぁチャンスチャンス!(下の写真は今年6月撮った近代的大都市・バンコク)
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というわけで、イ課長はなんだか知らないけど、27日から3泊4日でバンコクに行くことになった。
自分でもまさかと思うけど、これってひょっとするとタイ航空の戦略にのせられたのか?(笑)
まぁ少し温まってきますよ、バンコクで。


 

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by tohoiwanya | 2013-12-22 15:00 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(4)
2013年 12月 18日

ヘルシンキの意外な第一印象

「住みやすい国ランキング」とか、「幸福度国別ランキング」とか「教育レベルの高さランキング」とか、
はたまた「汚職の少なさランキング」「福祉充実ランキング」etc・・・とにかく「良いこと」に関する
国別ランキングでは北欧国家が上位を占めるのが常で、フィンランドも必ずトップクラスに入ってる。

そんな国の首都に住む人たちだ。きっと日々の暮らしに充足して幸せそうで、アタマもよさげで
経済的にも恵まれた人が多いんだろう。どうしたってそう考えたくなる。

しかし、その予想はヘルシンキに到着したその夜のうちに大幅に修正を迫られることになった。
どういう修正が必要になったか?ズバリ一言でいえば「みんなガラが悪そうにみえる」んだよ。

スウェーデン・ミステリーで一世を風靡した「ドラゴン・タトゥーの女」っていうミステリーがある。
あの話にリスベット・サランデルという女性が出てくる。タバコ好きでガリガリにやせて不健康そうで
過激なパンクファッションに身を包み、愛想はゼロ、やることは過激。そんな女のコだ。

夜のヘルシンキってね、そこらじゅうリスベットちゃんがウヨウヨしてるような感じなんだよ。
革ジャン着て、ブッ飛んだ髪の色&ヘアスタイルの、パンク風ねーちゃんがやけに多い。
可憐で素朴な美女が多かったポーランドから来ただけに、その落差の激しさがよけい目立つ。
(下の写真は翌日に撮ったものだが)
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女だけじゃない。男も何となくチンピラじみた格好の連中が多いんだコレが。
夜の11時でも夕暮れのように明るい北欧の白夜だから、歩いてる人たちの服装もよく見える。
暗い夜道じゃあまり遭遇したくないタイプの方々と言っていい。
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そんなことを考えながら歩いてたら、異様に巨大な男がヌワッとイ課長の行く手をふさいで立った。
ドロンとした目つきでこっちをジッと見る。巨大ロボットのイ課長より大きかったから190cmくらあったと思う。
「なんかインネンつけられるのか?タカリか?」と思って緊張したけど、その男はただの酔っ払いみたいで
少しヨロヨロしながら、ヌボーッとそこに立ち続けてる。ワキを通ってさっさとすれ違ったよ。

過激なパンクねーちゃんやら、酔っ払い大男やらがうごめく、きわめて怪しげな夜のヘルシンキ。
あのねー、こう言っちゃナンだけどねー、ワルシャワの夜の方がもっとずっとお行儀よくて、街行く人たちも
マジメで純朴そうだったぜ?ヘルシンキって、実はヤバい街なんじゃねぇの?

ただ、ここで「ガラが悪い」ではなく「悪そうにみえる」と書いたところが重要なんだよ。
この直後にちょっと面白い体験をしたのだ。

ヘルシンキの白夜の怪しげな雰囲気に感心?しながら中央駅ワキの灰皿のところでタバコを1本吸った。
すると、若い女のコがタバコをたかりにきた。うひゃー。タバコたかりなんてポーランドじゃ一人もいなかったのに
ヘルシンキじゃこんな高校生くらいの、しかも女子が外人旅行者にタバコたかるの?ひでぇー、と思ったさ。

(たぶんフィンランド語で)タバコくれませんかって言っている。
イ課長は海外でタバコをねだられた時の常套手段、日本語で「すみません言葉がわかりません」と言って
トボけて断わった。いや、正確には断ろうとした。

するとその女のコ、「Speak English?」と確認し、英語に切り替えてタバコをねだり始めるではないか。
うーむ、なかなかしつこい。しつこいが、考えてみたらこんな風にバイリンガルでタバコをたかられるってのも
初めてかもしれんなぁ。しょうがないから1本あげた。

タバコをもらうと、そのコはボソボソッと何か言って立ち去ろうとした。ところが1・2歩あるいたところで
「あー!」と声をあげて、もう一度イ課長の近くに戻ってきて、英語で改めてThank you と礼を言った。
たぶんフィンランド語で「どうも」って言ったあと、英語じゃなきゃダメな相手だったことを思い出して、
わざわざ言い直しに来たわけだ。言い方や表情はややハスッパだけど、照れくさそうでもある。
(下の写真、横縞のパーカー着た黒髪の女子がそのコ)。
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黒髪で、肌の色もちょっと浅黒かったから、もしかすると生粋のフィンランド人じゃないのかな?移民系?
いずれにしても、これは非常に印象的な経験だったよ。

欧州でタバコたかりにあったことは何度もあるけど、日本語でトボケ続けると大体あきらめる。
どうせ相手は半ホームレスみたいな感じのオッサンとかオバサン、あと、やはり移民系ってこともあるな。
当然のことながらあまり裕福そうじゃない、学歴も高そうじゃない、ガラの悪い連中が多いわけヨ。
もちろん、おねだり言語を途中で母国語以外の言語に切り替えるタカリなんていなかった。

ところがヘルシンキのこの女子は相手に応じてすぐ英語に切り替えられるほどの学力を有している。
しかも、うっかり母国語で言った後、英語で「ありがとう」を言いなおす程度に礼儀?をわきまえてる。
夜の街にタムロして外人にタバコをたかるという行動だけみれば立派なチンピラ不良女子。ところがその
ガラの悪そうな不良女子が実はアタマも行儀も意外と良さそうっつうところが面白い。
「パッと見」は不良だけど中身は案外マトモなのか?外見と内面の矛盾に満ちた落差に興味をひかれる。
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「幸せで住みやすい国」の代表的存在であるフィンランド。その国の首都ヘルシンキ。
ポーランドでのサッカー欧州選手権を避けるため、というだけの理由でたまたま2泊しにきたヘルシンキ。
「ここだけはぜひ見たい」なんていう場所もなく、思い入れもなく、何となく来てしまったヘルシンキ。

しかしヘルシンキって事前に抱いてたイメージと実像のギャップがかなりありそうで、
意外と面白いトコなのかも。ちょっとそんな気になり始めたイ課長なのでありました。


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by tohoiwanya | 2013-12-18 00:21 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(2)
2013年 12月 16日

フィン・エアーを降りてフィン・エアーバスへ

フィン・エアーって東アジアからの誘客にすごく力を入れている。
日本ではたしか役所広司を使って広告してるけど、そういう広告キャンペーンだけじゃなく
地道なところでも努力してる。たとえば機内の免税品パンフレットの表示はこんな感じだもんね。
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英語と(たぶん)フィンランド語、あとは日本語と中国語とハングルときた。
フランス語もドイツ語もスペイン語も無視して、東アジア3カ国の言語が丁寧に表示されている。
何に驚くって、これが東アジア〜ヘルシンキ路線じゃなく、ワルシャワ〜ヘルシンキ路線の機内誌で
あることだ。フィン・エアーって、欧州域内便でも日本語やハングルの機内誌使ってんの?!

バンター空港に着くとさらに驚く。
こんな表示だけ見ると、アジアのどこかの空港にいるんじゃないかと思っちゃうよね。
(下の写真はワルシャワに乗り継ぐ往路で撮ったものだが)
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東アジアから欧州各地に行こうとすると、ロンドンやパリまで行って乗り換えるより、ヘルシンキで
乗り換えた方が早くて効率的。その地理的メリットを生かした東アジア誘客戦略、単に飛行時間が短いことを
アピールするだけじゃなく、こうやって表示まで徹底して「東アジアフレンドリー」にしてるのはすごい。

そういえば映画「かもめ食堂」にもたしか協力企業としてフィン・エアーの名前があったはず。
ほんとに生半可じゃなく、フィンランドとフィン・エアーは東アジア観光客誘致にすごく積極的なんだよ。

さて、そんなフィン・エアーに乗って無事ついたヘルシンキ。生まれて初めての北欧訪問。
当然何もかもわからない。何も読めず、話せない。ポーランドに続いて文盲&失語症状態のイ課長。
しかし、とりあえずホテルに行かなきゃ話にならぬ。

ワルシャワでも空港に到着して、まずバスに乗って中央駅に向かったけど、ここヘルシンキでも
空港到着後、イ課長がまず向かった先はヘルシンキ中央駅。しかも使ったのは同じようにバス。

ただし、ワルシャワでは路線バスを使って不安だったのに対し、ヘルシンキの場合は簡単だ。
乗ったのは路線バスじゃなく、FINNAIR BUSという(おそらく)フィン・エアー直営のバス。
この白い車体にデカいロゴがついたバスに乗りさえすりゃ、中央駅までいけるのだ。
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いま確認したところでは料金は6€30¢。ズロチの国からユーロの国へ。
6€30¢って、イ課長が行った当時のレートだと650円くらいって感じだけど、円安の今なら800円は超える。
ショパン空港から乗った90円の路線バスに比べるとぐっとお高い。さすが物価の高さで有名な北欧だ。
料金は運転手に直接現金で払う。チケット買う必要なし。こういうところはシンプルでわかりやすい。

バンター空港からヘルシンキ中央駅までは約30分。
写真を見ると夕暮れの道をバスがスイスイと走ってるように見えるけど、この時は実はもう22時頃。
6月で、さらに北欧だから昼が長いってだけで、実際には夜遅い到着だったのだ。
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道路もすいてるけど、バスもすいてる。
イ課長は最前列のシートに座り、生まれて初めて見る北欧の街並みに目をこらす。
うーむ、とうとうヘルシンキなんて街に来ちまっただよオラ。
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フィン・エアーバスは何の問題もなくイ課長を中央駅まで運んでくれた。
空港からはたぶん路線バスもあるんだろうけど、このフィン・エアーバスなら中央駅直行で早いし、
何より乗り間違える心配がなくて助かる。中央駅近くにホテルをとった人ならこれを使うのが
便利だと思うよ。ちなみにイ課長は帰国の時もこのバスを使った。
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ワルシャワの時にくらべると不安でドキドキすることもなく、すんなり着いたヘルシンキの街。
夜10時を過ぎても明るいこの白夜の街で、これから2泊3日、何の行動予定もない日々が始まるのである。


 

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by tohoiwanya | 2013-12-16 00:01 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(2)
2013年 12月 14日

名犬の国、駄犬の国

ポーランドからフィンランドに話が移動する間に、ヨソの国の話題をはさむ。
今日は東南アジアのイヌの話を書こう。

ベトナムではときどき犬をみかけた。タイでもときどき犬をみかけた。
だが、この両国における犬のたたずまいというか、イヌの生きザマというか、「犬生観」には
かなりの差がありそうなんだよね。

ベトナムで見かけたイヌは比較的日本のおけるソレに近いものだと思う。
こうやって四本の足で立って、前を向いて、イヌらしいポーズを決めている。ごく普通のイヌだよな?
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ハノイにはこんなイヌもいた。飼い主が近くで用足しか何かしてる間、こうして街路樹にクサリで
つながれてる。日本でも時々みかける光景だ。
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ハノイでは小型犬の人気があるみたいで、よく見た。これも木につながれたチワワ(かな?)。
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これもおそらくチワワ。クサリでつながれてはいないけど、この家で飼われている飼い犬で
あることはまず間違いなさそうに見えるよね。
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ホイアンの町にはこんなイヌもいた。これも比較的小型犬だけど、犬種はなんだろう。かわいいね。
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といった具合に、ベトナムで見かけた犬は、日本人の目から見る限り「まぁ普通のイヌじゃん?」と思う。
こんな感じのイヌは日本にもたくさんいるよ。ところがバンコクはどうだったかというと・・・。

とにかく、あまりにたくさんいたので、いちいちデカい写真でお見せするとスクロールが大変だ(笑)。
トリミングして、ギュッと集めてご覧にいれよう。



 
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何なのだこれわ?タイでは「イヌは常に寝ていなければいけない」という法律でもあるのか?
とにかく見るイヌ見るイヌ、すべて、みんな、どいつもコイツも、寝ている。
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アユタヤで見たコレなんてすごい。
タイのイヌには穴を掘って寝る習性があるのだろうか?それとも、たまたまあった凹地を寝床にしたのか?
いずれにしても、イヌの「寝ザマ」として初めて見る光景だ。
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マハーチャイのセブンイレブン前にもこんなイヌが。
なぜこんな、踏んづけられやすい入口で寝てるのか?答えは簡単で、人が出入りするとき、冷房が効いた
店内の冷気がもれてくるから、ここが気持ちイイってことだよな。
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とにかくタイに3泊した間、「起きてるイヌ」をほとんど見なかったっていうんだから驚く。
唯一見かけた「起きて活動しているイヌ」はバーンレム駅のワキの民家のイヌだ。メシ食ってる。
そりゃまー、寝てたらメシは食えんもんなぁ。メシんときだけは起きなきゃいけないよなぁ。
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確かにタイは暑い。起きてるのは疲れるから昼寝もしたくなる、その気持ちはわかる。
しかしベトナムだって同じように暑いぜ?それなのにベトナムのイヌたちはみんな起きてるじゃん。
タイみたいに横向きに、死体みたいにバッタリ倒れて寝るイヌ、ベトナムにはいなかったよ。
同じ東南アジア、同じように暑い国でありながら、この差はなんとしたことか?

以前、台湾で見たイヌに関してこんな記事を書いたことがある。暑い国のイヌはみんなダラシねぇヤツら
ばっかりという話だ。それをあてはめて考えると、タイのイヌどもがみんなバッタリ寝てばかりいるのは
ある意味「暑い国のイヌの法則」どおりなのだともいえる。

ということはだよ?問題にすべきは「なぜタイのイヌは惰眠をむさぼる駄犬ばかりなのか?」ではなく
同じように暑い国にあって「なぜベトナムのイヌはシャンとしてるのか?」なのかもしれない。

しかしその理由となると、わかんないよねー。
べトナムではクサリやヒモにつながれた犬がけっこういたってことは、飼い主と犬が一緒に歩く習慣が
あると推測される。その辺は日本と近い。それに対してタイの犬は首輪もクサリもなし。台湾なんかと同様、
野良犬と飼い犬との区別がつかない。これは写真で見ても明らかな相違点だ。

「タイの飼い主はエサを与える以外、何もしない。だからイヌも自堕落になる」
「ベトナムの飼い主はイヌをつれてあちこち外出する。だからイヌも外的刺激をうけて活性化する」
・・・ってことかなぁ?我ながらあまり説得力があるとは思えないが。

しかし、タイとベトナムとで、イヌの姿に非常に大きな差があることは歴然たる事実なのだ。
冷戦時代だったら「社会主義国・ベトナムはイヌまでシャキッとしているのに対し、資本主義国であるタイの
イヌはかくのごとく堕落しているのである」なーんて、プロパガンダに利用されたかも(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2013-12-14 00:10 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(6)
2013年 12月 11日

ワルシャワ・ショパン空港というところ

さてだ。
思い出深い、忘れがたいポーランド旅行・・・そのポーランドネタも大体書いたんじゃないかなぁ・・・。

って、もう1年半も経ってるじゃねぇか!展開が遅い!バカタレッ!グズッ!(す、スミマセン)

自己批判したところで、気を取り直して先に進もう。
ポーランドを後にするに際し、イ課長はショパン空港からフィン・エアーでヘルシンキに飛んだ。
日本に戻る前にヘルシンキに2泊する予定だったのである。
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ワルシャワ市街からショパン空港への移動、到着したときはビビッてたけど、帰りはヨユウだ。
到着した時と反対側、中央駅側の市バス乗り場から175番のバスに乗ればいいってだけの話ヨ。
当然、運賃は3.6ズロチ。ふん、知ってるもんね。一度経験してるだけに、やけに態度がデカい。
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バスの中はこんな感じ。到着したときと同様、すいてるね。
正面の、サングラスして携帯でしゃべってる女性はおそらくポーランド航空のCA。
最後に空港で降りるとき、空港ビルが複数、バス停も複数あるから、ドコで降りればいいのかわからず、
この女性に尋ねたら、教えてもらったバス停は間違っていた(笑)。もっとも、間違えたっつうても
空港内バス停の間は大した距離じゃないから大した問題ではないのである。
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175番のバスはこんな感じのところが終点。ここからちょっと戻ってフィン・エアーのチェックイン
カウンターの近くまで行ったけど、意外にもまだチェックインが始まってなかったから、
ベンチに座ってのんびりチェックイン開始を待つことにした。

するとドウよ。19:05 ヘルシンキ行きのチェックインはいくら待っても始まらないのに、
後続便のチェックインはどんどん始まってるじゃねぇか。プラハ、ヘルシンキ、アガディール行きの
3便だけがなぜか冷遇?されている。
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こういうのって誰がイケナイの?航空会社か?空港か?
異なる航空会社の連続した3便がゴソッと後回しにされてる様子を見ると、どうも地上案内業務に
問題があるようで、とすると、責められるべきは空港なのかなぁ?

そんなことをボンヤリ考えているうちに、ようやくヘルシンキ行きチェックイン開始。やれやれ。
手荷物検査なんかを済ませ、さて何か食ってビール飲みたいなと思いながら搭乗フロアを
うろうろしてるうちに、何となくイ課長はある種の違和感みたいなものを感じ始めた。

この空港・・・やけにガイジンが少なくないか?


実際には外国人もたくさんいたんだと思う。
正確には「一目でわかる外国人が少ない」と言うべきだろうな。ここは国際空港だろ?

たとえば成田空港を歩いてれば、もちろん日本人が圧倒的に多いけど、それに混じって
「一目でわかる外国人」もたくさんウロウロしてる。黒人、白人、東南アジア系等々、いろいろ混じってる。
国際空港なんだから、そういう状況は当然だろうと思う。

ところが、そういう雰囲気がないんだよ、ショパン空港。アフリカ系もいない、東洋系もいない。
ショパン空港の中をターバン巻いてヒゲもじゃのインド人なんかが歩こうものなら、あたかも
宇宙人が歩いているかのごとく目立つだろう。
要するに、この空港の利用者はポーランドおよび欧州近隣国の人が圧倒的に多いみたいなんだよね。
東洋系巨大ロボット・イ課長、ショパン空港でやや目立ってます。

空港内のカフェでホットサンドイッチとビールを頼んだ。
接客した女のコも何となく「ヘタな英語をしゃべる、東洋人旅行者との接客」を珍しがってるというか
面白がってる様子がホノ見える(下の写真の左下に写ってるコが接客してくれたコ)。
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それにこの空港、どこもすいてて、全体的に閑散としてるんだよね。
こうしてメシ食ってるときも、店の客はイ課長一人だけ。ヒースローみたいにゴッタ返してて
飲食店はどこも客だらけ・・みたいな空港と比べると、どこも異様に静かで、異様にすいてる。
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「欧州各国からつめかけたサポーターでにぎわうショパン空港」を想像してたんだけどなー。
あ、そうか、イ課長がいたのは出発フロアか。到着フロアはにぎわってたのかも。

これがヘルシンキに飛ぶフィン・エアーの飛行機。
来るときも乗ったけど、ちっちゃいねぇ~。PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)が下り坂だよ(笑)。
ヘルシンキ~ワルシャワ間の旅客数なんて大したことないんだろうな。
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特に空港でお土産は買わなかった。
別に土産なんて買わなくたって、ポーランドの旅の思い出はたっぷりもらったよ。
ま、特に買いたいものがなかったのも事実なのだが(笑)。ウォッカとか、そんなんばっかじゃ・・・。

搭乗ゲート近くの椅子に座り、iPodを聴きながらぼんやりと搭乗開始を待つ。
もちろん曲はショパン。たしか夜想曲か何か聴いたんじゃなかったかな?

ショパン空港でショパンを聴きながらショパンの母国に別れを告げ、
これから行く「シベリウスの国」のことを考えるイ課長なのでありました。


 

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by tohoiwanya | 2013-12-11 15:10 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(0)
2013年 12月 09日

ワルシャワ・最後の夜

前にも書いたようにポーランド滞在中のメシ生活は極めてショボいものだった。
これはポーランドのメシがショボいという意味ではなく、イ課長が(特にクラクフでは)疲れてて、
メシも食わずにビール飲んで寝ちまってばかりいたからなのだが。

しかし、ポーランド滞在中にマトモなものはホテルの朝食くらいしか食ってないっていうんじゃ
あまりにヒドすぎる。そこで明日ポーランドを離れるという最後の晩(つまりウォヴィッチ聖体祭の前夜)、
さすがに反省して「今夜はイスとテーブルのあるレストランで晩飯を食う」と固く決意してホテルを出た。

夜のワルシャワ。
賑やかというほど人通りは多くないけど、かといって物寂しいというほど少なくもない。
ネオンまばゆいというほどじゃないけど、かといって暗くはない。そこそこキラキラと明るい。
まぁこんなもんだろうな、という感じの夜だ(笑)。でも治安が悪そうな雰囲気が全然ないのは助かる。
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明かりのついたレストランがあったから、ここでいいやと思って入ってみた。
内部はちょっと薄暗くて、なかなかムーディな店内。
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何せポーランドに来て以来、ロクなもん食ってないからねぇ。栄養補給しないと。
とにかく肉料理だ、ニクニク。「リブなんとかかんとか」ってヤツをオーダーした。

どっかーーーん。
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肉ざます!っていう感じの立派な肉塊と、パンと、あとはビールだけ。
非常にシンプルだけどおいしそうだ。日本を発って以来久々に食うマトモな食事。
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こういう店で一人淋しくメシ食うのはわびしっちゃーわびしいけど、ハッキリ言ってもう慣れた。
楽しく談笑しながら食事する現地人に混じって、地図とかガイドブックとか眺めながらビールを飲む。
これはこれで「ああ我、遠き異国の地にて今宵も一人夕餉をこそ食いけれ」てな感じで
思わず係り結びの助詞なんかひっぱり出して旅情に浸りたくなる時間でもあるんだよ。

この店、ウェイトレスの制服がちょっと民族衣装風でなかなか可愛いね。
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・・・と思ったら、これ、今年正月の海外美女図鑑に載せた、かわいい「口ひん曲げ女子」と
同じ服じゃん。ってことは同じチェーン店だったんだな。へー。
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ビールをお代わりし、久しぶりに食うマトモなメシを一生懸命食った。この通りキレイに完食。
ただしメシ代がいくらだったかは忘れた(書きとめろって)。
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日本の6月ならもうけっこう蒸し暑いだろうけど、ワルシャワの6月の夜はまだ「涼しい」といっても
いいくらいで、暑くも寒くもなく、いい感じだ。のんびりとホテルまで歩く。

文化科学宮殿のライトアップが見える。キレイだ。
キレイだけど、「魅惑の夜景に酔いしれる」というほどでもない。まぁまぁの夜景というべきか。
相変わらず「まぁこんなもんだろうな」という感じの、夜のワルシャワ。
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ワルシャワって、第二次大戦でボコボコにされたせいか、街にプラハみたいな「中世の香り」っぽい部分が
極めて希薄で、ある種の「アカ抜けてなさ」、言い換えると新興国の大都市的な感じがある。
でも、第二次大戦がらみのダークな場所をたっぷり見学してきたイ課長にとっちゃ、そういうワルシャワも
また愛着が湧くってもんだ。

生まれて初めて行った国・ポーランド。
5泊したポーランドでの最後の夜はこんな風に過ぎていったのでありました。


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by tohoiwanya | 2013-12-09 00:11 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(2)
2013年 12月 06日

ワルシャワ中央駅のナゾの数字

本日もポーランド小ネタ集の中からひとつご紹介。
これ、ある意味じゃどうでもいい話なんだけど、イ課長としてはけっこう驚いた発見だったし、
これからポーランドに行こうという人のためにぜひ書いておきたい話なのだ。

その驚くべき事実を発見したのはワルシャワ中央駅からウォヴィッチに行くときだ。
ワルシャワ中央駅はクラクフに行く時も利用していたから、この時は2度目の利用。
しかし愚かなるイ課長は最初に利用した時はその「驚くべき事実」を見逃してたんだよね。
2度目に利用したとき、やっと「どういうコトだこれは?」と気づいた。

ウォヴィッチに行く電車は8:05発だ。
モニターの表示で確認すると、8:05シュチェチン行き電車は3番線から発車するらしい。
3番線に行って待ってりゃいいんだよな。よしよし。
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3番線に行ってみた。ここで初めて「おや?」と思った。
さっき表示されてた3番線(platform3)っていう数字が左右に二つあるぞ?
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どうやらplatform3を日本的に「3番線」と解釈してはいけないようだ。3っていうのはホームの番号で、
この3番ホームの両側に、日本風にいえば2番線とか3番線がある、というような形らしい。

ほら、だからコッチはプラットホーム3の2番線ってなってるし、
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反対側はプラットホーム3の4番線・・・え?よんばんせん??
f0189467_14412296.jpg
・・・なんでとなり同士の番線なのに番号が飛んでるのだ??
この辺からイ課長の脳は混乱し始めた(ちなみに、イ課長はガキの頃から算数が苦手だった)。

番号が飛んでるのもヘンだし、計算もヘンだよな?

島式プラットホームが3つあったとして、端から順々に番号をつけていけば
プラットホーム1の両側に1番線と2番線
プラットホーム2の両側に3番線と4番線
従ってプラットホーム3の両側には5番線と6番線・・・と、こうなるはずだ。それが2番線と4番線??

使用されていない線路があって、番号が「若い方」にズレたのか?
しかしそれにしたって、どうして番号が飛んでるのだ??依然としてヘンだ。

時間があったから、イ課長は隣のプラットホーム2がどういう表示になってるのか見に行ってみた。
するとどうよ。プラットホーム2の両側には1番線(track1)と3番線(track3)があるではないか。
ますますわからくなってきたぞ?
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あまりに不思議だったので、イ課長はワルシャワ中央駅の中を歩き回って、どの数字のプラットホームに
どういう「番線」の数字がついてるのか確認した。いちいち写真は撮らなかったけど、メモには残した。
その結果はこうだ。

プラットホーム1の両側に5番線と7番線
プラットホーム2の両側に1番線と3番線
プラットホーム3の両側に2番線と4番線
プラットホーム4の両側に6番線と8番線


わきゃりまひぇん!!
ワルシャワ中央駅のホームの数字って、一体全体どういう法則性で付けられているのさ?!

自分の乗りたい電車の出る場所に4と表示されてりゃ、普通の人だったら駅のコンコースを歩きながら
「あ、ここは2番線か、隣が3番線で、その次が目指す4番線・・」と考えるはずだ。
これは日本人でなくたって同じはずで、実際、イ課長がこれまで使ったヨーロッパの駅はみんな
端から順番に「番線」の数がふられてたはずだぜ?

なんでワルシャワ中央駅だけこんなアリサマになっているのだ?ナゾだ。さっぱりわからない。
これじゃ、自分の乗りたい電車が何番ホームから出るか確認しても、それを探すためにさらに
駅の中をあちこち探し回らなければならぬではないか。

もっと重大な問題がある。なぜホームと番線、platformとtrackの両方に数字をつける必要がある?
これって大量の間違いを誘発するやり方だと思うよ?
8:05発の電車が出るのは3番、だがそれは3番線のことじゃなく3番プラットホームのことだっつうんだから。

だが、これを「3番線から出るんだ」と誤解する人はヤマのようにいるはずだ。上表をもう一度見てほしい。
3番線があるのは何番プラットホームだ?2番じゃん!ソコに行っちまったら乗れないじゃん!!
しかしこういう間違いを犯す人がいないとは考えづらい。特に慣れない外国人ならね。

おまけに、表示に従って間違えずに3番プラットホームに行ったとしてもだよ?
自分の乗る列車はその左右どっちに入ってくるのかわかんねぇときた。

うーむ、なんて恐ろしい駅だ。
間違える危険性とナゾに満ちた駅・ワルシャワ中央駅」。そう言うしかない。
よく間違えずに乗れたな、イ課長。

もちろん、慣れりゃ大したことはないんだろうが、間違える外国人旅行者は多いと思うなーー。
もっと単純に、シンプルにさ、プラットホームの番号なんかつけるのはやめてさ、
端から順々に1番線、2番線、3番線ってシステムに変えた方が良くはないか?ワルシャワ中央駅よ。
 

 

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by tohoiwanya | 2013-12-06 14:47 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(10)
2013年 12月 04日

海外のタカリとコジキに関する考察

例によって、衝動的にヘンなテーマで書きたくなったから書く。

日本ではメッキリ減ったが、海外では時々コジキを見かける。さらにタカリも寄ってくる。
タカリとコジキっていうのは、いわば世界の物乞い業界(つまり犯罪とは違う業界)における
2大ビジネスモデルといえる。しかし、イ課長の狭い経験の範囲で思い返してみると、この
二つのビジネスモデルには意外と地域差があるような気がするんだよ。

まずコジキとタカリの定義を明確にしておこう。
「コジキはジッとして動かない」「タカリは相手に自ら寄って行く」という点が重要な違いだ。
コジキは定置型物乞いで、タカリは移動型物乞い。コジキは受動的でタカリは能動的。もちろん
スリやカッパライも自分から相手に寄っていくが、そういう純粋犯罪は本日の考察の対象外。

さてだ。
イメージ的にコジキやタカリが多そうなインドや東南アジアあたりから検討してみよう。
イ課長の経験だとアジア、特に東南アジアのタカリ・コジキにはある特徴があるように思う。
それは大人と子供の分業制というシステムだ

①大人はジッと座ってコジキをする。
②子供は渋滞で停車中の車などに積極的に寄ってって、タカる。

昔行ったマニラなんかではタクシーに乗った外人(つまりイ課長)めがけて、小さな子がワンサと
寄ってきて、窓ガラスに手をべったりくっつけておねだりしてた。でも、大人からそういうことを
されたことは一度もない。大人はみんなジッと座ってコジキをしてる。

しかも、インドではそのコジキ自体も意外なほど少なかったと思うんだよな。
「コジキ都市」として有名なカルカッタなんかだと事情は違うのかもしれないけど、少なくとも
デリーやムンバイじゃコジキって見かけなかったし、子供のタカリも目立たなかったなぁ。
出張で動いた範囲(ま、ごく限られてるが)に関して言えば、インドは意外にも健全だったよ。
(下の写真はインドの街角)
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一方、ヨーロッパじゃタカリもコジキも主に大人の仕事だ。
90年代にトホ妻と行ったスペインじゃ、バルの中にタカリが入ってきて商売?するんで驚いた。
店の人も追い出そうとしなかったから、おそらく各タカリごとに「縄張りバル」が決まってるんだろう。
相手が大人だとこっちも冷たい。「にほんごでいってください」と日本語で応戦して撃退した。

欧州の観光地じゃ寄付を装ったタカリもすごく多いし、何だかよくわからずペラペラと愛想よく
金をくださいと言ってくる大学生みたいなのもいた。もちろん「小銭くれませんか~?」的な、
タカリの王道をいくような方々も多い。大人がやるせいか、欧州はタカリの数も種類も多いんだよ。
(下の写真はブリュッセルの街角)
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アメリカでは見るからにホームレスっぽい大人の(年配者も多い)コジキをけっこう見かけたな。
なにもしゃべらず、コップの中の小銭を振って音で「カネくれ」と催促してたりする人が多かった。
昔(80年代)にはNYのマクドナルドの中を巡回するタカリなんかもいたけど、今でもいるのかな?
でも米国でも子供のタカリやコジキっていうのはいなかったね。この点は欧米共通の傾向。

つまり欧米においては「物乞いは大人の仕事」で、タカリもコジキも大人がやる。特に欧州のタカリは
いろんな大人たちがいろんな“業態”を開発して、しのぎを削ってるようにみえる。一方アジアじゃ、
さっきも言ったように「コジキは大人、タカリは子供」っていう分業制が発達してるように見える。

この違いって、なぜ生じたんだろう?(時々、こういうバカなことを考えるんだよ、イ課長は)

思うに、アジアの物乞いは“かわいそう”って思わせて、同情をひくことが重要なんだろうな。
イ課長も同じアジア人であり、その自分自身を省みてもそう思うんだよ。

貧しい子供って、その存在自体が同情を誘いやすいじゃん?
それを最大限利用して積極的にタカリにいく。ジッとしてるより能動的ビジネス展開が有効なんだよ。
一方、大人が車の窓たたいて金せびったって相手は同情してくれないから、彼らは「かわいそう感」を
アピールできるもの(障害のある体、やせた赤ん坊等々)を前面に出してコジキをした方が効果的。

一方欧米、特に欧州の物乞い業界では何らかのロジックで相手を説得?することが重要っぽい。
たとえば、欧州のタカリは「黙ってネダる」ってことは絶対ない。アナタが私にお金をくれるべき理由を
必ず口頭で“プレゼン”してくる。コジキは黙ってジッとしてるけど、それでも立て看板なんかで
「コジキの主旨説明」してるコジキってけっこういたよ(読めないけど)。

そう考えると欧州に子供の物乞いがいないのも納得出来るよな。
子供に「タカリやコジキの主旨説明」しろっつうたって、無理だ。そういうのは最低でもハイティーン
くらいの年齢にならないと(さっきも言ったように、大学生くらいの年齢のタカリなら欧州は多い)。

結論:同じ物乞い業界でも、アジアは情緒で、欧州は論理で、それぞれ“武装”する必要がある。
   子供の果たす役割に地域差があるのも、この武装すべきモノの違いから生じたものである。



フと思いついたわりには、ちょいとばかり説得力のある仮説だと思わんか?(笑)

 

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by tohoiwanya | 2013-12-04 12:11 | 出張・旅行あれこれ | Comments(11)