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2014年 08月 29日

ホイアン三大名物料理

次回、ホイアンの歴史的建造物のご紹介を、なんて言っておきながら、急に気が変わって食い物の話。
ホイアンには三つの名物料理があるって話は観光情報なんかに必ず書かれてる。

イ課長は昼間の散歩でそのうちの一つはもう征服していた。すでにご紹介したカオラウである。
残るは二つ、ホワイトローズと揚げワンタン。ホイアンで一度しかない晩メシにこの両者を同時征服し、
軽やかにビールジョッキを傾けようではないか。

というわけで満月祭りでにぎわうホイアンの一角にあるテラスレストランに入った。
もちろん注文は上に書いた「残り二つ」とビール。中学生くらいの女のコがウェイトレス役で、ニコニコ笑顔で
接客してくれてたいへん感じがよろしい。

こういう場合、まず冷蔵庫に冷やしてあるビールが真っ先に出てきて、続いて料理・・というのが普通だけど、
ここではトップバッターでいきなりホワイトローズが出てきた。これは意外。
ホワイトローズって一種の「蒸しワンタン」みたいなものらしいんだけど、皮は米粉で作られてる。そのせいか
ほんのりと透明感がある。中はエビのすり身らしくて、上に揚げニンニクがたっぷりかかってる。
横に置かれた黄色いのはヌクマム(魚醤)っぽくて、これにつけて食えってことだろう。
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ふーむ・・・モグモグ・・・なかなかおいしい。
イ課長の知る東南アジア各国の食い物の中でもベトナム料理っていわゆる「激烈な辛さ」からは
遠い位置にあると思うけど、これも非常にソフトなお味。ほんのりエビの甘みすら感じられるくらい。
タイガービールの大瓶も来たことだし。ワシワシ食おう。
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ホワイトローズを半分くらい食ったところで揚げワンタン様の登場。
うおーーーけっこうデカい・・というか面積が広い。これはもうヌクマムにつけるとか何とかじゃなく
バリバリと食っていいんだろうな。
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しかしこれが意外に難しい。ミックスベジタブルみたいなやつを載せて、箸でつかんでエイヤと端っこに
かぶりつくんだけど、ワンタンが割れる拍子にベジタブルはぼろぼろとこぼれる(笑)。
ほどなくイ課長は戦術を変更し、揚げワンタンをまず手で割り、そこにミックスベジタブルを載せ、さらにそれを
手で食うことにした。手づかみ。行儀悪いのかもしれないけど、こっちの方が断然食いやすい。
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このあたりはレストラン街になってて、ちょうど晩飯どきだからどの店も賑わってる。
ちなみに上の写真に写ってる西洋人男性三人組はドイツ人。言葉でわかった。
イ課長がこの店に入った頃にはすでに食い終わってペチャクチャ話をしてて、イ課長が食い終わってもまだ
ペチャクチャ話をしてて、しばらくして再び店の前を通りかかったらまだペチャクチャ話をしてた。
話題が尽きないんだねぇ。イ課長が同年代のオッサン3人で旅行したりしたら無口になるだろうなぁ(笑)。
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海外であれ、日本国内であれ、その土地の名物料理があれば食ってみようかという気になるもんだけど、
単独旅行者の場合、そのこと自体が制限事項になって名物料理にありつけないってケースがけっこうある。
博多名物もつ鍋なんかはその典型で、「ご注文はお二人様から」っていう店が多いんだよね。海外でもたとえば
セゴビア名物・子豚の丸焼きなんて一人じゃどうしようもない(トホ妻と二人でも子豚の全身は出てこなかったが)。

でもホイアンの三大名物料理はどれも「お一人様」で何とかなる量・・・というか、晩メシにするんだったら、
この時のように二つを一度に注文しても全然大丈夫。たぶんイ課長の若い頃だったらカオラウ含めて
三ついっぺんに制覇することだって出来たんじゃないかなぁ。

しかし今やワシも老人ぢゃ。よぼよぼ。
ホワイトローズに揚げワンタン、それにタイガービール大瓶というくらいでちょうどいいんぢゃよ。

おっとそんなこと言ってたら、パイナップルのデザートをサービスでくれたよ。
これは嬉しい。カム・オン(=ありがとう)。
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このレストラン、家族経営みたいで、お母さんがボスで(これはどこでもそう)、娘や息子たちが従業員という感じ。
パイナップルを持ってきてくれたのは最初に書いた中学生くらいの娘さんで、ホントに感じのいい、カワイイ子だった。
写真を撮りたいなと思ったんだけど、忙しそうだったんで機会を逸してしまった。

というわけでイ課長はホイアンではみごとに地元三大名物を征服してきたのでありました。
どれが一番美味しかったかと言われると難しいけど、小腹が減ったときに空腹を満たすならカオラウ、
ビールと一緒に食うならホワイト・ローズって感じかなぁ。美味しゅうございました。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-29 00:05 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)
2014年 08月 27日

良すぎる町・ホイアン

サイゴンとハノイの間に一泊だけしたホイアンの町。

ホイアンで過ごしたあの一晩の記憶は今となっては半分夢のように思える。
全ての思い出が夢の被膜に包まれたように懐かしく、美しいのだ。
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カオラウ屋のおばちゃんと仲良くなったり、缶ビール代ぼったくられたり、豆を買いそこなったりした話は
書いたけど、まだホイアンという町のことはキチンと書いてなかったので、きちんとご紹介しよう。
書きたいことはいっぱいあるのだ。

実はイ課長はベトナムに行くまでホイアンなんていう町の存在を知らなかった。
ハノイやサイゴン(ホーチミン)なら誰でも知ってるけど、ホイアンってどこ?っていう日本人は
けっこう多いと思うんだよね。

ホイアンは南北に長〜いベトナムの、だいたい真ん中にある町で、ベトナム第三の大都市ダナンから
車で40分くらいか。一応港町ではあるけど、ジカに海に面しているわけではなく、海に近い河川港なのである。
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このホイアン、16世紀頃には国際貿易港としてブイブイいわせて、時の徳川幕府にも親書を送って
交易した歴史がある。当時は中国人街、日本人街、さらに東インド会社の支社まであったくらいで
立派な国際都市だったんだよ。たとえて言うなら「ベトナムの長崎」といった感じか。

しかしその後いろいろ政治的要因やら、土砂が堆積して河川港としての機能がダメになったみたいな
物理的要因やらが重なってさびれていった。しかし町並みはベトナム戦争で破壊されずに残り、
その歴史的魅力が認識されるようになり、世界遺産に登録され、今やベトナムの一大観光スポットだ。
写真で見るとやけにヨさげだから、イ課長もこの町に寄ってみようかっていう気になったんだよ。
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いくら素敵な観光地でも、外国人旅行者が海外からいきなりホイアンに行くことはまずあり得ない。
日本に来る旅行者がいきなり京都や奈良や日光に到着し、そこから入国することがないのと同様に
ホイアンに行く外国人もまずサイゴンやハノイで何日か過ごし、そこから移動してホイアンに行くはずだ。
この「まず大都市に行き、そのあとホイアンに行く」というのが重要なポイントだと思うんだよ。

確かにホイアンの古い町並みは魅力的だし、それが世界遺産になった理由でもある。
でもホイアンを少し歩いていると、この街がステキなのはそういう歴史的建造物そのものよりも、
サイゴンやハノイみたいな都会じゃあまり感じなかった、ゆったり、のんびり、のどかぁ〜~な
田舎町の雰囲気そのものなんだなぁと旅行者は感じ始めるようになる。
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東アジア人すべての郷愁を誘うというか、半ズボンでセミを追いかけたガキ時代を思い出させるというか、
とにかく懐かしい感じの町なんだよココって。イ課長くらいのトシになると、コドモ時代を送った
高度成長期の頃の日本の感じとこの町が重なるのかもなぁ・・なんかもうしみじみとイイんだよ・・。
 
しかもサイゴンやハノイであれだけたくさんいたバイクがほとんど走ってない。車に至ってはほぼゼロ。
道路を行き来してるのは歩行者と、自転車と、あとせいぜいシクロくらいかな。サイゴンにいた時より
2段階くらい気を緩めてのんびり散歩できる。ああなんてのどか、なんてステキ。
(ホイアンは町の中心部にバイクや車の乗り入れを制限してるらしい)
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ホイアンに残ってる建物はほとんど全てが歴史的建造物なんだけど、その中でも立派で保存状態の
いいものがいくつか有料見学施設になってる。見学するには共通一括入場券みたいなものを買って、
この中から好きなところを何ヶ所までは見学できます、みたいなシステムになってるらしい。
イ課長もその入場券を買おうと思って切符売場に行ってみた。するとこんな張り紙が・・・
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なんとッ!ぜんぶタダでごわすか、無料でごわすか。これはこれはごっつぁんでごわす。
イベント開催記念で入場料フリーの6日間にブチあたるとは幸運じゃねぇか。

しかしだ、こんなのはまだ「幸運の序の口」であることにイ課長はやがて気づく。
この日は毎月1回・年12回あるHoi An Full Moon Festival、別名ランタン祭りの日でもあったのだ。
しかもこの日、2013年6月23日の満月はその年最も月が大きく見えるスーパームーンの夜。
そんなの知らずに行って、たまたまその日に当たったんだけど、あの夢幻のごとく美しいランタンに彩られた
ホイアンを見てこられたことは今回の旅行の最大の幸運だったかもしれない。
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・・・と、本日はホイアンがとにかく良かったという思いのタケを書きなぐるだけで終ってるね(笑)。
次回はもうちょっとキチンと歴史的建造物の中の様子とか有名な日本橋とか、ご紹介したいと思うっす。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-27 00:04 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(0)
2014年 08月 24日

サイゴンの夜

サイゴンって大都会だけど、パリやニューヨークみたいにナイトクラブだオペラだ観劇だ、というほどには
夜の娯楽があるわけじゃない。でも、だからってみんな早寝して夜の町は静かかというと、そんなことも
全然ないわけで、イ課長が泊まったベンタイン市場周辺は夜遅くまで活気にあふれてた。
少なくともフランクフルトの夜と較べれば1万倍は賑やだかと思う(笑)。
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サイゴン二日目の夜、同時にそれは「サイゴンで過ごす最後の夜」でもあったわけだが、この夜のメシは
またもやフォーを食った。昼メシはフォーガー(鶏肉フォー)を食ったから、夜はフォーボー(牛肉フォー)。
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一応普通のレストランだから、昼間の店よりは高いだろうなと思ってたけど、やっぱり高くて、フォー代5万ドンに
加えてもう少しとられた。「もう少し」っていうのは、ドンブリの向こうに移ってる長い揚げパンみたいなヤツの分で、
黙って出してきたから、日本のおしんこと同じようなサービスかと思って食うと金をとられる。要注意なのである。

メシを食い終わってもホテルに戻るのが何となくもったいなくて、賑わいの耐えない市場周辺をブラブラ。
前にも書いたけど、この辺りにはマレーシアから来てた観光客が多かったねぇ。女性のスカーフでわかる。
ハノイやホイアンじゃマレーシア人って全然見なかったけど、この一角だけはやたらに多かった。なぜだ?
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テント食堂もにぎわってるよ。さっきのフォー屋より、こっちで何か食った方がよかったかも。
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大通りを歩いてベンタイン市場前のロータリーの中央、いわば“中州”部分に行ってみよう。
夜になっても相変わらずサイゴンの道路を横断するのは相当の交通量の中を決然と渡る必要がある。
バイクや車や自転車がグチャグチャに行きかう道路を、ガイジン観光客たちが決然と横断。
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ロータリーの中洲も何だか人がワラワラといっぱいいたねぇ。
おそらくサイゴンもまだ一般家庭へのエアコン普及はそれほどじゃないはずで、夜も家ン中は暑い。
寝るには早いし、外の方が涼しいし、まぁ外にいようかっていう雰囲気の人たちが多かったと思う。
特にナニをするわけでもない夜の屋外滞在。「目的性の低い活気」とでも表現すべきか。

典型的なのがバイクだろうな、やっぱ。
どこに行くわけでもなく「ちょっとそこら辺を走ろうか」っていう感じでダラダラとバイクをころがしてる。
もしかするとベンタイン市場前のロータリーをぐるぐる回ってるだけっていう人もいるんじゃないかな?

で、ちょいとバイクを止めてボケー。どこかに行こうっていう目的はなさそうなんだよ。
そこらを走って、時々バイク止めてボケーッとして、遅くなったら帰る、みたいな夜のドライブデートが
サイゴンのカップルの間ではわりと日常的なんじゃないかな?
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こっちはカップルじゃなくギャル二人がボケー。
もしかするとこれが有名な「ホンダガール(バイクに乗って援助交際相手をみつける女子)」なのだろうか。
こんな感じでボケーッとするために駐車したバイクで中州の周囲は取り囲まれている。
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けっこう夜遅いのに、子供を遊ばせたり、おしゃべりしたり、何か食ったり、ただボーッと座り続けたり・・
昼間に較べればやや涼しい、生ぬるいサイゴンの夜風に吹かれながら「目的性の低い屋外活動」で
夜を過ごす地元民をぼんやりと眺めるのは楽しかった。イ課長自身ベトナムでは具体的観光計画を
何も持たず、目的性の低い旅行だったんだけど、それがうまくシンクロしたのかもしれない。
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「なんか ベトナム いいよなぁ・・」と、、滞在二日目の夜にしてすでにそんな気分になり始めていた。
この気分はこの後、ホイアン、ハノイとまわるにつれてますます強くなるわけだが。

サイゴンのベンタイン市場前。何をするでもなく、どこに行くでもなく、しかし何となくイイ気分で
ベトナム人に混じってぼんやりし続けたサイゴンの夜だったのでありました。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-24 00:14 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2014年 08月 21日

カタール航空に乗る

久しぶりのヒコーキネタ。

昨年のベトナム・タイ旅行では、ベトナム国内移動で2回乗ったのが例のベトジェット(“例の”って・・・)だが
ハノイからバンコクへの国際移動で乗ったのはカタール航空だったのである。

中東カタールの航空会社がなんだってまた東南アジアのハノイ~バンコク間の路線を飛んでるのか、
その理由はよく知らない。とにかく時間的にちょうどいいフライトだったし、ベトナム航空やタイ航空より
安かったから(1万円ちょっとじゃなかったかな?)カタール航空にしたのである。
中東アラブ系のエアラインなんて初めてだ。

フライトの予定は16:20ハノイ発、19:10バンコク着だった(ハノイとバンコクに時差はない)。
カタール航空とかエミレーツ航空みたいな新興アラブ系エアラインって、オイルマネーにものを言わせて
機体は立派でサービスもいいっていうイメージがあるけど、実際にはどうなんだろうか?

機内はこんな感じ。機体は・・エアバスだったかな?新しくて前座席にモニターもついてる。
3時間弱のフライトにはもったいないくらいだけど、たぶんこの機体、ドコカ(たとえば東京)から
ハノイ、バンコク、ことによるとあと1~2ヶ所経由しながらカタールまで行く、いわゆる「南まわり」の
フライトなんだろうな。イ課長はその1区間だけ乗ったということになる(んじゃないかなぁ?)。
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当然のことながら機内にはアラビア文字があふれてる。新鮮だ。しかしチンプンカンプンだ。
まぁ英語が併記してあるから推測は可能だが。
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てなこと言ってるうちに離陸。
ベトナムから、カタールの航空会社の飛行機で、タイに行く。国際的だなぁ。
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長いフライトじゃないけど、ほどなく軽食&ドリンクサービス。うむ、機内サービスも良好ではないか。
この紫の箱に入ったものは・・・巨大ハルマキというか棒状サモサというか・・その名称・実態は
不明である。ご存知の方がいたら教えていただきたい。
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巨大ハルマキを食ってビールを飲むと、あとはすることもない。
どれ、どんなコンテンツサービスがあるか見てみよう。どっちみちフライト時間が長くないから
映画を観るのはムリだろうが。

これがまたなんだかすごい。
この表示通りだとすれば何百本という映画の中から選び放題ということらしい。
しかし知ってる映画はほとんどない。日本映画は日本語で書いてるみたいなんだけど、
「終の信託」なんて映画、あったっけか?
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こんなことを考えてるうちに飛行機は徐々に降下をはじめ、タイが見えてきた。
ベトナムもそうだったけど、タイもこうして空からみると、一面の田んぼだ。稲作国なんだなぁ。
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というわけで、カタール航空は無事イ課長をバンコク・スワンナプーム空港に運んでくれたのでした。
ほぼ定刻通りの到着で、定時運行がキチンと守られているのも大変けっこうである。
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実はイ課長は以前に中東で飛行機に乗った人の経験談を聞いたことがあって、その時に
まさに「アラブ系ならでは」というオドロキの機内サービスの存在を知った。だから今回
それを自分で体験できるかな?という期待があった。どんなサービスかっていうとだね、



 
 
   機内放送でコーラン詠唱が流れる


というものだ。
フライトの無事を祈って離陸前に「アッラァ~~ アクバッル♪」なんて祈りが機内に流れるってすごい。
ぜひ聞いてみたかったんだけど、残念ながらカタール航空は少なくともハノイ~バンコク間では
そういうサービスはやってないようだった。ちぇっ。
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同じハノイ→バンコク間にはエア・アジアのフライトもあった。
時間が合わなくてイ課長は利用しなかったけど、運賃だけならエアアジアの方がちょっと安かったと思う。
ただ、あちらはLCCだから機内食は有料だろうし、おそらく預け荷物も有料のはずだ。カタール航空なら
タダで軽食+ビールが飲めて、預け荷物は23kgまでは無料。そう考えると価格差はあんまりないかも。

なかなか快適だったよカタール航空。
初めて乗るアラブ系エアラインだから、どんなだろうと思ったけど、まぁごく普通のエアラインだった(笑)。
コーラン機内放送があればイ課長の個人的評価はグンと跳ね上がったところなんだけどなぁ。


 

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by tohoiwanya | 2014-08-21 00:00 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(10)
2014年 08月 18日

ゾウに乗ったイ課長

さて、ちょいと間があいてしまったが、アユタヤ半日観光の最終回。

イ課長が申し込んだアユタヤ半日ツアーには「象乗り体験」というのが含まれていた。
観光用のゾウが飼われてる「ゾウ園」みたいなのがあって、そこで乗るのである。

正直言って、特に乗りたくはなかった(笑)。
しかしツアーのメニューである以上、連れていかれる。
 
うわぁ、ホントにゾウだらけだよ。どうしよう。
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ゾウ乗りのコースには三つあって、ツアー料金に組み込まれているのは一番短いコースのみ。
追加料金を払えばもっと長いコースを乗れるらしい。

そんなに乗りたくないイ課長はそのまま一番短いコースを選択。従って追加料金なし。
しかしイ課長以外の二人は追加料金を払ってもっと長いコースにしてた。貴重な経験なんだから
積極的に取り組もうというその姿勢は評価されるべきで、イ課長って消極的。

いよいよ乗る。ゾウの背中は高いから、階段のある「ゾウ乗り台」みたいなところまで昇って、
そこからエイヤと乗るのである。前にはゾウ使いが必ず同乗する。

はい、これがゾウの上から見た世界です。ゾウ使いの背中、ゾウの耳の裏側も見えるね。
写真右手前に映ってるのがイ課長の右足、さらに手前の黒いものがイ課長のカバンなのである。
歩いてる動物の背中に乗るわけだから、当然のことながら席はゆらりん、ゆらりん、と揺れる。
人によってはこの揺れで「ゾウ酔い」する人もいるらしい。
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ゾウに乗ったまま道路に出る。うーーーん異様だ。高さ的には二階建てバスの上階くらいかな。
しかし乗ってるのはバスではなくゾウ。実にヘンな気分で落ち着かない。
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やがて池の向こうに遺跡の塔が見えてきた。おお、実に美しい。
しかしゾウの背中に乗ってると思うとゆったり風景を鑑賞という気分にもなりづらい。
何せ、さっきも言ったようにゆっくりと、しかしけっこうな振幅で揺れるからね。
写真撮るのだってラクじゃないのだ。
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イ課長の前にいたゾウ使いがこっちを向いて、おまえのカメラを貸せという。
で、彼がイ課長を撮ってくれた。もう少し楽しそうな顔したらどうなのだ(笑)。
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このあと彼は「チップ、チップ」とチップを要求してきた。
「え?さっきチップ渡すなって看板があったよ?」って日本語で答えたら、
何となく意味がわかったのか、彼もあきらめた。
乗る前にゾウ園で「チップはあげないでください」って看板があったのを見てたんだよ。
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しかし、後で見たら「ゾウ使いにカメラは渡さないでください」という記述もあった。あらら。
確かに、揺れるゾウの上でカメラを渡そうとすると落とす危険性がある。ゾウの上から落とせば
確実にカメラは崩壊する。その責任はとれませんよっていうことなんだろうな。

幸い、イ課長のカメラは落っことされることなく返ってきたけど、本来はイケナイことだったんだよ。
ゾウ使いにカメラを渡すという禁を犯し、写真を撮ってもらいながら、チップはあげなかったイ課長。
まさに外道。鬼畜の所行。あーごめんなさい。この場を借りて謝ります。

なおもゾウは進む。こんな遺跡も現れた。この辺はアユタヤ歴史公園として整備されてるから
こういう風景はいたるところにあるんだろうな。視線の高さと電線の高さがほぼ同じ。
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はぁ、ようやくゾウ園に戻ってきた。いやー実に希有な経験をさせていただきました。
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こういう話を読むと「ゾウがかわいそう」と思う方もいるだろう。
ダメーさん(仮名)もその辺を意識してか、ゾウ園の由来についてくわしく説明してくれた。
実はこのゾウ園はゾウの保護のために作られたそうで、昔エサもなくてヘロヘロになってたゾウを
集めて保護施設を作り、こういう観光収入を施設運営費にあてているらしい。
このアユタヤのゾウ乗り。日本の秋篠宮ご一家も乗ったようで、こんな写真も貼ってあった。
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あとの二人が長いコースを選択したから、イ課長が一番早く戻ってくることになって、
ゾウ園の待合室でダメーさんと二人で話をする機会があった。
このダメーさん、バンコクのどこか(チュラロンコンだったかなー?)大学で政治を学んだ人で、
特に日本語を勉強したわけでもないのに日本語がこんなに上手。優秀なんだなぁ。

バンコクに戻る道路はちょっと渋滞で遅くなったけど、それでも昼すぎには戻れた。
最後にイ課長以外の三人のツアーメンバーの後ろ姿を載せておこう。
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日傘をさした、スラリとした女性がガイドのダメーさん(仮名)、その後ろの女性と左の紳士、
そしてこの写真を撮ったイ課長という四人で行ったアユタヤ半日観光だったのでありました。
楽しゅうございました。

 


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by tohoiwanya | 2014-08-18 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)
2014年 08月 16日

【盆休み企画】谷中霊園散歩

昨年11月にオヤジが死んだから、今年は新盆。
イ課長も母や姉、トホ妻その他総勢7名で墓参りに行ってきたのである。

ウチのお墓自体はブログネタになるほどご立派なものでは全然ない。
しかしウチのお墓がある墓地は非常に有名なのである。日暮里にある谷中霊園。
雑司ヶ谷・青山と並ぶ東京三大霊園の一つと言われる(こともある)墓地だからね。

歴史ある有名な墓地だけに有名人・セレブの墓も多い。
イ課長がパリ旅行の時にモンパルナス墓地に行ったのと同じように、有名人墓めぐりで
ここを訪れる人も多い。最近は下町ブームで人気の谷中銀座なんかとセットになって、
ちょっとした観光地。ボランティアのガイド、さらに人力車(!)まであるっつうんだから。

日暮里駅からウチの墓に行くまでの途中にもけっこういろいろあるんだワ、見どころが。
せっかくだから携帯で撮ってきた写真をご紹介しよう。

まず五重塔跡地。
昭和32年7月まではここに大きな五重塔があった。残った写真を見ると確かに立派な塔で、
幸田露伴の「五重塔」のモデルにもなっている。谷中のシンボルみたいな塔だったらしい。
(携帯写真以外の資料写真はぜんぶWikipediaから)
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ところがこれが焼けてしまった。原因はなんと不倫男女の心中に伴う放火だったのである。
子供の頃、お墓参りに行くとオフクロが「ここに五重塔があったけど焼けちゃったのよ」と
話してくれたけど、ウチのお墓が谷中霊園に作られたのは実は消失直後で、オフクロも
実際の塔は見たことがないことになる。
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五重塔跡地は谷中霊園のいわばメインストリートに面してるんだけど、この通り沿いには
有名人の墓が多い。たとえばこれは川上音二郎の墓・・・というか顕彰碑ということらしい。
貞奴とオッペケペー節で有名だけど、かつてあった銅像は戦争の金属供出で取られちゃって、
今は台座だけが残る。
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このすぐ近くに高橋お伝の墓がある。これも正確には墓というよりは一種の慰霊碑で、この下に
遺骨はない。高橋お伝って明治時代に強盗殺人で斬首刑になった女性。けっこう美人だったから
「毒婦」として有名になってるけど、記録を読むと同情すべき部分も多い。
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こういう大きな霊園には「お花屋さん」というのがいくつもある。
線香とお花を買い、さらに水桶や柄杓、ホウキやらいろいろ借りる店だ。よくわからないんだけど
霊園の区画ごとに一種の“花屋の縄張り”があるみたいで、決まった店以外から買ったことがない。
今回もいつもの花屋さんで線香と花を買い、無事に墓参りを済ませたのでありました。
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墓参が済むと、イ課長だけが奴隷となって水桶やホウキをさっきの花屋に返しに行く。
オフクロたちはご近所のセレブ墓地を鑑賞しながら別の道から帰るわけだ(当然あとで合流するが)。
ウチと特にご近所のセレブとしてはまず鳩山家の墓。民主党政権になった当時は墓参りしてると
「鳩山家のお墓はどこですか?」なんて聞かれるくらい人気スポットだったけど、今は・・(笑)。
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鳩山家の墓とほとんど隣接してるのが日本画家・横山大観の墓。鳩山さんと横山大観のお墓はホントに
ウチの墓と近くて、死ねばこういうセレブとご近所づきあいできるがオフクロのちょっとした自慢(笑)。
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さすがは谷中霊園というべきか、写真は撮ってこなかったけど他にもセレブの墓はいーーっぱいある。
あまりに多くて、Wikipediaには五十音順で整理されてる。ざっと挙げると・・・

俳優の森繁久彌
女優の河内桃子
詩人の上田敏
俳優の長谷川一夫
十五代将軍 徳川慶喜
作家の円地文子
横綱の柏戸
実業家の澁澤栄一・・・・いるわ、いるわ・・・。

このうち、お墓を見たことあるのは長谷川一夫くらいかなぁ。「この人も谷中だったの?」っていう
人が圧倒的に多いね。イ課長の知らなかった「谷中セレブ」はまだまだヤマのようにいるわけだ。
もうちょっと季節のいい時にお墓参りに行ったら少し探索してみっか。谷中霊園ではちゃんと
「有名人お墓マップ」みたいなのを配ってるのだ。

イ課長にしたって、いずれあの世に行けば「谷中霊界町内会」に入会することになる(笑)。
町内の著名人の方々の場所くらいは少し知っておかねば。

というわけで、お盆休み特別企画、墓参のついでの谷中霊園散歩でした。


 

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by tohoiwanya | 2014-08-16 00:04 | 日本での私生活 | Comments(6)
2014年 08月 14日

巨大数の国・ベトナム

「次回、最終回でアユタヤネタをもう一つ」と前回言っておきながら、厚顔無恥にもベトナムネタ。
相変わらず不実な書き手・イ課長なのである。まぁ世間はお盆休みでもあるし、アユタヤネタも
一休みしてベトナム小ネタをはさもうというわけなのだよ。

さて、これまでの旅行記でもさんざん出てきたけど、ベトナムの通貨は「ドン」だ。
しかし、この「ドンで支払う」という行為が外国人旅行者にとっては簡単ではない。
 
たぶんベトナムでは以前にひどいインフレがあったんだろうな。
これまでの記事でもおわかりのように、とにかくドンの交換レートって極端なんだよ。
1ドンは大体0.005円・・・って言われても、算数を苦手としたイ課長にはサッと飲み込めない。
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ベトナム滞在中にヒトケタ、フタケタのドンを払う機会なんて絶無で、最低でも4ケタ、つまり千ドン単位から。
だから1ドン何円なんて覚えても意味ないんだよね。逆に換算すると1円≒200ドンなわけだけど、ドンの表示価格を
いちいち200で割るのも面倒。で、結局イ課長は以下のようなやり方で通した。

 
  ゼロを二つとって半額にする

たとえばメシ食って8万ドンという請求が来たとする。
「エイティサウザンド」」なんて巨大数を言われると、最初は反射的にドキッとする。
でも8万からゼロを二つとれば800。それを半分にしたら・・ああ、400円か。てな具合に
この方法で計算はわりとすぐ慣れた。でも感覚的に慣れるのはちょっと時間がかかったね。

ドルやユーロに染まった欧米人であればなおさらだろうな。なにせ1$≒20,000ドンなんだから。
10$の食事すれば請求は20万ドン。そりゃまぁやっぱりアタマではわかっているだろうけど
トゥーハンドレッドサウザンドなんて言われりゃ、アメリカ人だって最初はドキッとするだろ。
まぁそういう「巨大数の世界」を旅するのも、それはそれで面白いんだけどね。

ベトナムじゃ「ウンびゃくウンじゅうドン」なんて“端数”は事実上存在してないわけだから
ベトナム人のガワもガイジンに英語で値段を言う時は「フィフティーン」(=1.5万ドン)とか
「スリーハンドレッド」(30万ドン)みたいに「サウザンド」を省略するケースが多かったね。
たしかに欧米人にとっちゃこの方がまだしも感覚的に把握しやすいかもしれない。

硬貨もあるみたいだけど、実際には紙幣しか受け取ってもらえないベトナム。
そのベトナム観光初日にあちこち行ったら、たちまちいろんな紙幣が集まった。
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日本だと紙幣って千円、五千円、一万円の3種類だ(除・二千円札)。
それがベトナムじゃ2000ドンから500000ドンまでで8種類。加えて一番上の写真の1000ドン札があるから
そうなると9種類だ。顔はぜーーんぶホーチミン。そういやインドの紙幣はぜーんぶガンジーだったなぁ。

ただでさえウン万、ウン十万というすごい単位に対応しなきゃならないうえに紙幣の種類がヤタラに多く、
しかも紙幣の顔は全部同じ(笑)。これは難しい。たとえば「24万8千ドン」と言われて1,240円、と計算は
すぐにできても、財布ン中にブ厚くたまった9種類の紙幣から24万8千ドン分のお札を探す作業はすぐにはできない。
そこでつい50万ドンとか、デカい紙幣で払っちゃうわけだけど、そうするとお釣りとしてさらに紙幣をもらい、
紙幣の山はますますブ厚くなっていく・・・

海外行くと往々にして細かいお金の大量在庫が発生する。
たとえば米国だとドル以下の5¢、10¢、25¢等々の硬貨がたまる。紙幣で払ってるうちに釣り銭の硬貨がたまるわけだ。
ベトナムも事情は同じなんだけど、硬貨がほとんど流通してないベトナムでは貯まっていく少額貨幣も
コインじゃなく紙幣になっちまうわけだ。

さて、このドン紙幣。
日本のお札の「透かし」とはちょっと違うんだけど、やはりシースルー機能がついている。
お札の右の部分。穴みたいに見えるけど、これが透かしなのだ。
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なかなかうまく写真が撮れなかったんだけど、白いもの(自分の足)をバックにするとなんとか撮れた。
ほら、数字の透かしが入ってるでしょ?
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缶ビール1本買っても1.5万ドン(=75円・・・安いなぁ)なんて価格のベトナム。
ベトナムを旅してるとウン十万、時にはウン百万なんていう巨大数と親しくならざるを得ない。
まぁそれでも一日、二日と滞在してるうちに何となくそういう単位にも慣れてくるんだけどね。
金銭感覚がベトナムになじむわけだ。

しかしイ課長の場合、ベトナムの次にタイに行ったじゃん?
それはすなわち現地通貨1000(ドン)=5円の世界から、1000(バーツ)=3千円の世界に
移動したことを意味する。感覚の切り替えにはけっこうアタマの筋力を使ったのである。


 

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by tohoiwanya | 2014-08-14 00:06 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)
2014年 08月 11日

アユタヤ遺跡めぐり-廃墟編-

アユタヤ遺跡観光っつうたら、現役のお寺も重要だが、廃墟観光をはずしては語れぬ。

前に書いたように廃墟系のアユタヤ仏教遺跡はまず例外なくビルマ軍によって破壊されたものだ。
ただ、見てて胸がつまるのは、そういう破壊された仏像はほぼ例外なく首をチョン切られてるんだよ。
熱心な仏教徒ってわけじゃない普通の日本人でも、この光景に接すると「うわ何てことだコレは」と思う。
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ご存知のようにビルマもタイと同じような仏教国だ。本来なら仏像破壊なんてもっての他のはず。
実のところビルマ軍はタイの仏像を破壊するのが目的じゃなく、持ち帰ろうとしたらしいんだな。
日本語ガイドのダメーさん(仮名)がその辺のいきさつを説明してくれた。彼女はビルマ軍のことを言うとき、
必ず「ビルマのへいたいさん」という日本語を使った。


ビルマのへいたいさんは、タイの仏像をもちかえろうとしました。でもぜんぶ船につむと
重すぎて船がしずんでしまいます。そこで、ビルマのへいたいさんは仏像のあたまだけきりとって、
それを船につんで持ち帰りました。そのあとビルマのへいたいさんはお寺をこわして焼きました


要するに、同じ仏教国であったがゆえに、ビルマのへいたいさんはタイの仏教グッズを略奪しようと
したわけで、話のニュアンスからは仏教文化や仏教美術という点で当時ビルマよりタイの方が
進んでいたことが伺える。自国のものよりダサければビルマのへいたいさんも欲しがらないはずだもんな。
この時奪われたアユタヤ朝時代の仏像の首って、今でもミャンマーに残ってるんだろうか?
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現在は廃墟のワット・プラシーサンペットにはアユタヤ朝時代の三人の王のお墓=巨大仏塔がある。
アユタヤ観光では外せないスポットだ。しかしこの周囲には頭をチョン切られた仏像の胴体だけが
そこらじゅうに今も置かれている。
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中にはこんな風にチョン切られた仏の生首がころがったまま、なんていう悲しい風景もある。
しかしまぁこれも歴史の真実を今に残す遺跡なのだ。ここは世界遺産にもなってるし、勝手に
片付けるわけにもいかないんだろうな。
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このワット・プラシーサンペットは仏塔も立派だけど、周囲に残る草むした遺跡がまた
ムードたっぷりで、何となく「天空の城ラピュタ」を思い出してしまう。
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ここでもやっぱりイヌはダラーッ。
タイにいる間、ダラーッとしたイヌはヤマほど見たけど(というか、シャンとしたイヌなんて皆無だった)、
そういうイヌを最も高頻度で見かけたのがアユタヤ遺跡だったと思う。とにかくそこらじゅうで寝てる。
アユタヤ遺跡はイヌダラ天国でもあるのだ。
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そんなイヌダラの・・いやアユタヤの廃墟系遺跡の中の白眉といえばココだろう。
ワット・マハータート。ここにある仏の首こそ、アユタヤに来て見逃してはならないものだと思う。
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これ、正確な形成プロセスはよくわかってないようだ。
おそらくビルマ軍によってチョン切られた仏の生首が偶然木の根元にころがって、木の成長につれて
根っこに取り込まれながらだんだん上の方に出てきた・・んじゃないのかなぁ?
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愚かなる人間どもの蛮行をすべて許すかのような、穏やかなお顔の仏の首。
その首を、木の根が、まるで両手で慈しむように包んであげている光景は実に感動的なもので
おそらくアユタヤ遺跡で最も有名な遺物じゃないかな。
 
というわけで、アユタヤ遺跡めぐりの廃墟編でした。
おお、今回は実に要領よく一つの記事にまとめたぞ。どんなもんだい。

ただアユタヤでは遺跡めぐり以外にもう一つだけ書くべきことが残ってるのだ。
次回、アユタヤの最終回としてそれを書かせていただこう。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-11 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2014年 08月 07日

アユタヤ遺跡めぐり-非廃墟編2-

非廃墟編だけで続きものになってしまったお詫びに、粛々と更新するのである。
というか、大体はもうすでに書き終えてたんだけどね。

ワット・ヤイチャンモンコンと並ぶ、アユタヤ遺跡群におけるもう一つの非廃墟、現役の仏教施設、
それは(はい音読しましょう)ウィハーン・プラモンコンボーピットだ。
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ここには巨大な大仏殿があり、中に巨大な金の大仏が安置されている。
それだけでも重要な施設なんだけど、後で調べたらココってビルマの寄付で建てられたものなんだってね。
再三にわたって侵略・破壊を繰り返し、アユタヤ朝を滅亡に追いやったともいえるビルマが、後になって
こんな施設を寄付したわけだ。なかなか美しい話ではないか。

さっそく中に入っ・・・うおおおっ、もういきなりコレです。金色です。デカいです。
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実になんというか・・・親しみやすいお顔というか、クラスに一人はこんな顔のヤツいたよね。
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イ課長はこの後、年末にバンコク行ったときも例の黄金仏とか、それ以外にも金色のホトケ様をいっぱい見た。
見た結果として思うんだけど、タイの仏教施設に求められるものはやっぱり日本のお寺のソレとは全然違うのだ。
とにかくまず見た目のインパクト。サイズは小より大、素材は木や銅よりだんぜん金。
見る者をして「うおっ」と思わせるものがないとダメなんだよ。一種の「スペクタクル仏教」とでもいうか。
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ウィハーン・プラモンコンボーピット(音読した?)の巨大ゴールデンブッダはそりゃもう見た目のインパクトは
十分だからね。インパクトが強けりゃ有り難い。だからこうして参拝者は絶えないわけだ。同じ色のシャツを着た
人たちが多いけど、たぶん地方からアユタヤに来る参拝ツアーみたいなもんなんじゃないかと思う。
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寺の内部は巨大黄金仏をグルリと一周して見られるようになってるからイ課長も一周してみた。
うーむ・・こうやって背中から黄金の仏像を見るというのも初めてだと思うが、なかなか異様だ。
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小さな女の子がいた。お母さんは参拝ツアーの一員で、一緒に来たんだろうな。この子にとっては
巨大な黄金仏と同じくらい、巨大なガイジン(つまりイ課長)に興味シンシンだったようで、
イ課長の歩く方、歩く方に何となくついて回ってくる。5才くらいかな。かわいいね。
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こっちもニッコリ笑顔を返したりしてサービスしてるうちに仲良くなったので、記念の一枚。
まさかアユタヤの金の大仏殿で小さな女の子をナンパすることになるたぁ思わなかったぜ。
この後、このコのお母さんのカメラで母娘の記念写真を撮ってあげたりして、なごやかな日タイ交流が
なされたのでありました。
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というわけで、ホントは前回記事と一緒にするつもりだったんだけど、長くなったので分けた「非廃墟編」の
その2というわけでした。この後、いよいよ「廃墟編」があるわけだけど、そっちはなんとか一つの記事に
まとめるように努力しますですハイ。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-07 09:54 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2014年 08月 06日

アユタヤ遺跡めぐり-非廃墟編-

アユタヤって地名であると同時に昔の王朝の名前でもある。
かつてアユタヤ王朝があった場所が現在のアユタヤ。要するにアユタヤって昔のタイの首都だったわけ。
バンコクがタイの首都になったのはその後なのだ。京都と東京の関係にやや近い。
ただ、京都と決定的に違うのはアユタヤが隣国のビルマ軍によって破壊され、放棄された首都だということだ。

アユタヤ復興をあきらめたタイ王は首都をバンコクに移し、これはチャクリー王朝となって現在も続く。
ミュージカル映画「王様と私」に出てきたユル・ブリンナーはチャクリー王朝のラーマ4世なんだけど
そういやあの映画でもタイ王家の子供たちがビルマをバカにする場面があったなぁ。
(ちなみに、タイでは「王様と私」ってずっと上映禁止なんだってね。初めて知った)

だからアユタヤの遺跡はビルマの侵略によって破壊された傷跡がすごい。ある意味、それで有名だともいえる。
しかしすべてが廃墟ってわけでもなくて、現在も使われてる(あるいはその後建てられた)ものもある。
イ課長が参加した半日ツアーはおおまかに「非廃墟」2カ所、「廃墟」2カ所を見学したんだけど
とりあえず今日は「非廃墟」の方をご紹介する(本日の標題はそういうことだったのだ)。

最初に行ったのは(はい音読しましょう)ワット・ヤイチャンモンコンというお寺なのである。
同じ仏教文化っつうても、日本じゃまず見られない真っ白い寝釈迦に巨大な仏塔。うーむ、東南アジアだ。
17年前に出張でバンコクに来たとき観光なんて全然できなかったから、こういう「タイ的仏教風景」を
ナマで見るのは生まれて初めてだよ。ああイ課長はいま遠くタイにこそ来にけれ(←係り結びの法則)。
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「車のところに○分後に集合」だったから、イ課長を含めて3人いた日本人客はバラバラ散って見学する。
とりあえず真ん中にある一番デカい仏塔に近づいてみよう。仏塔の周囲にはズラーーーッと
黄色い袈裟を着た石仏群が並んでいる。黄色ってタイ仏教的に高貴な色なんだろうな。
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こっちにもズラーーッ。
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犬はダラーーーッ。
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仏塔の上の方に登ってみると視界はこんな感じ。南国の緑が美しい。
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非廃墟といっても、よく見るとこのお寺にも破壊の後が見える。おそらく一度ビルマ軍に破壊されたけど
新しく仏像群もセットしなおして、部分的に建て直したんだろうな。
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本堂みたいなところには新しい祭壇とか陳列物もあって、現在も使われてることは明らかだ。
こうしてタイの人が実際にお参りしてるし。
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これはガイドのダメーさん(仮名)が「ぜひ見てほしい」とご推奨だった高僧の蝋人形(だと思う)。
ものすごくリアルに作られてて、いまにもムクッと起き上がりそう。
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こんなものもある。金の大仏・・なのかなぁ?イ課長には金の布袋さまにしか見えんが。しかもケース両脇の
二匹のブタさんはナニ?意味不明である。
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こんなのもあった。なぜここにドラえもんが大量にお供えされているのか、やはり意味不明である。
日本で水子地蔵に子供用のオモチャとかお供えすることあるけど、そういうことなのか??
イ課長の頭から巨大なハテナマークが一つ、二つと浮かんではアユタヤの空に消えていく・・・。
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うう、非廃墟を一つの記事でまとめようと思ったが、(音読しましょう)ワット・ヤイチャンモンコンだけで
けっこう長くなってしまったし、写真もかなり多くなった。
もう一つの非廃墟は次回にまわす。すまぬ。


 

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by tohoiwanya | 2014-08-06 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)