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2015年 04月 29日

時をかけるオジサン in バンコク

2013年12月の避寒旅行はイ課長にとって人生3回目のバンコクだった。

1996年の初バンコクの時は出張だったから昼間は仕事、夜はポン引きにつきまとわれるだけで終わった(笑)。
二度目は半年前だけど、アユタヤとかメークロン市場とか周辺には行ったけど市内観光はロクにしてない。

しかしそれもイカガなものだと思わんか?イ課長。3回もバンコクに来ていながら、
外国人観光客必見の有名観光スポットは全然行ったことありませんで済むと思ってんのか?
ワット・プラケオとかワット・ポーとか、バンコクの絶対的観光スポットをちったぁ見たらどうなんだ。

この日イ課長はフワランポーン駅からワット・トライミット、チャイナタウン、インド人街と歩いてきた。
ここまで来ると今さら駅に戻るのもかったるい。いっそワット・ポーまで足をのばして、さらにチャオプラヤ川に出て
船でスカイトレインの駅まで戻るというのがいいのではないか?

というわけで、3度目の訪問にしてイ課長はついにバンコク市内の絶対的観光地の一つ、ワット・ポーに
行ってみる気になった。方向としてはインド人街からさらに北西の方に向かうことになる。

このあたりってバンコクの中でも「歴史地区」みたいだね。落語的表現を借りれば“時代がついた”建物だらけ。
シーロムとかスクンビットとかのモダンな繁華街を見慣れてると別の国に来たみたいだ。
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さらに西に進むと川があった。水はキレイじゃないけど、こういう風に大量のツルが垂れ下がった木って
ベトナムでも見た。東南アジアに多い木なんだろうか。
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この川っぺりにも骨董品みたいな建物が並んでる。
こういう古い町並みをトゥクトゥクが走ってる風景って、いかにも昔ながらのバンコクって感じだ。
きっと何十年も前からこんな風に・・・ん?あれ?待てよ?!
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ここでイ課長のアタマにある写真の記憶が浮かんだ。もしかしてここは・・・
以前にこのブログにも載せたことがある、1996年東南アジア出張の時の写真とそっくりじゃん。
間違いない。イ課長はこの辺を歩いたことがあるよ!(下が以前に載せたっていう写真)
おお、あの時の記憶がウリウリとよみがえってくるぞ。あれは9月の下旬で暑い日だったなぁ。
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ジャカルタから移動して土曜の深夜にバンコク到着。で、日曜の朝に王宮でも見に行ってみっかって気になって
歩いてチャオプラヤ川まで行き(当時はスカイトレインなんてない)、船に乗って王宮の近くまで行ったんだよ。
ところが短パン姿だったもんで、どっかのガイドみたいなオッサンに「その恰好じゃ入れん」って言われて、
スゴスゴと帰るという失態を演じた。当時からイ課長はバカだったのである。

そのスゴスゴ帰路の途中で撮ったのが上の古い写真だ。王宮から歩けばこの辺を通る可能性は高い。
このあたり、さっきも言ったように大都会バンコクの中でタイムスリップしたように古い家並みが続いてるんだけど、
イ課長自身もこの時は個人的にタイムスリップしたような気分になっちゃったぜ。

あの時、この辺を歩いたのは間違いない。しかし最終的にどうやってホテルまで戻ったんだっけかなぁ?
とにかく汗ダクになってホテル近くまでたどり着いた時はもうイ課長はほぼ脱水症状で意識モーロー。
身体を冷やすためにセブンイレブンに入ってアイスクリームを買ったんだけど、それを店の前で食ってたら、
店の女のコがイ課長にお金を渡しに来た。たぶん間違えてお金を多くもらいすぎたってことなんだと思う。
タイバーツなんて全く慣れてないイ課長はもちろん気づいてなかったのだが。

あの時は「ああ、タイ人っていい人が多いんだなぁ」と思ってタイに対する印象はすごく良くなった。
その後、毎晩ポン引きにつきまとわれるという経験を重ね、タイにタイする印象は著しく悪化したが(笑)。

あ~・・・あれがもう(当時の計算では)17年前かぁ・・・懐かしいなぁ・・・。
バンコク歴史地区っぽい下町を歩きながら、1枚の写真からつながる回想にひたるオジサンなのでありました。

 

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by tohoiwanya | 2015-04-29 23:26 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 04月 27日

バンコク中華街で牡蠣タマを食らう

四都物語の一都め、チャイナタウンで食った昼メシの話を書こう。
実はチャイナタウンに行った背景には「アレを食いたい」という動機もちょびっとだけあったのだ。

海外におけるイ課長の食事行動っておおむね偶然に支配されてて、「ガイドブックで見たあの店」に
わざわざ行くことってほとんどない。たとえばワーテルゾーイとかカオラウとかブン・チャーとか、
現地に行ったら地元名物のアレをぜひ食おうと思ってるような場合でも、ドコで食ったかといえば
たまたま目についた店で食いましたっていうだけの話。

バンコク避寒旅行の時も「あるブログで見たアレ、アレを現地で食いたい」というものがあった。
ところが料理の名称がわからない。こうなると困る。料理名がわからない以上探しようがない。
となると、そのブログで紹介されてた店に行って食うしかない。その店はチャイナタウンにあるのだ。

店の名前は Tang Jai Yoo Restaurant=陳再裕酒店。
日本語的に読むとすれば「ちん さい ゆう しゅてん」ということになるんだろう。
今気づいたけど、メニュー表紙のRestaurantのスペルが間違っておるではないか(笑)。
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店の外観・内装は普通の中華料理屋だけどバンコク中華街の中では名店のホマレ高い店らしい。
イ課長が入ったのはまだお昼前、11時過ぎた頃だったから店内は割合すいてたけど、逆に言えば
その時間でも客はソコソコいたわけで、昼飯時はさぞや混むんだろう。
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さて、「ぜひコレを食いたかった」というものを注文しよう。
料理名がわからなかったけど、タイ語・英語・中国語・日本語併記、しかも写真付きという、まことに
外人フレンドリーなメニューのおかげでつつがなく注文することが出来た。
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ビールにはおつまみとしてピーナッツの小皿がついてた。
これをポリポリかじり、ビールをちびちび飲みながらお目当ての料理が来るのを待つ。
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おっと来ました。料理名不明の料理。
さっきのメニューには「牡蠣の卵焼き」と書いてあった。つまり牡蠣タマ。中国語表記もあるけど読み方不明。
タイ語だと「オースワン」っていうみたいで、「オースワン」で検索するとこれに似た料理のレシピがヒットする。
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イ課長は特に牡蠣好きってわけじゃないけど(というか、コドモの頃はむしろキライだった)とにかく最初に
コレを見たときから異常に美味しそうに思えてぜひ食ってみたかった。他の店でも食えるんだろうけど、
何せ料理名がわからないからこの店に来るしかなかったのだ。

見て、この牡蠣のプリプリさ加減。中華街を歩きつかれて腹も減ってたから例によってガツガツ食った。
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ちなみに、S、M、Lと3サイズあるうちの、これはS。一番少量サイズだけど、かなりボリュームはある。
そのうえけっこう油っこいからカロリーも高いと思う。Sサイズでちょうどよかったね。
牡蠣タマ200バーツ、ビール100バーツで〆て300バーツ。屋台メシ専門のイ課長にしては
かなり豪華かつ高額な昼メシといえる。

この店でちょっと目をひいたのは実は店のお姉さんたちの制服だ。
ムラサキ色なんだよ。最初は何てまぁハデな色の制服なんだろうと思った。
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しかし待てよ?これと似たようなムラサキ色の制服ってどこかで見た記憶が・・・しかも最近・・と思ったら、
そうだ、タイ航空の女性FAの制服がやっぱムラサキだったんだ。バンコク来る時に機内で見たばっかりじゃん。
だから何となく覚えてたんだな(下の写真は海外サイトからの拾いもの)。
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日本的感覚だと「ムラサキの服着たウェイトレス」ってかなりハデって思っちゃうけど、タイじゃ
航空会社のFAから中華街レストランのウェイトレスに至るまで、わりとよくある制服カラーなのかもしれない。

牡蠣タマの美味しさからタイ人好みの服の色にまで思いを馳せているうちに正午が近づいてきた。
店が混み始める前に会計を済ませ、腹の中で牡蠣をタプタプさせながら、インド人街に向かって
再び歩き始めたわけですよ、イ課長は。
 
 
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by tohoiwanya | 2015-04-27 23:30 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(4)
2015年 04月 24日

バンコク四都物語 4

さてだ。中国人街、インド人街、アラブ人街と「三都」まで見てきたバンコク四都物語。
最後の一都はナニ人街かというと・・・?


日本人街
・・・と、もうこれしかないわけですよ。
アソーク駅から、ナァナァ駅とは反対側に一つ離れたプロンポンっていう駅があるんだけど、
この駅の周辺はバンコク駐在の日本人家族なんかがいっぱい住んでるゾーンらしい。

調べたところでは、タイには5万人以上、バンコクだけで4万人くらいの日本人が住んでるんだと。
ちょっとした“勢力”だし、日本人向けっていうだけで商売になっちゃう店もいっぱいあるんだろう。
だから日本人が多いプロンポン駅周辺を歩いてるとそこココで日本語の看板を見るし、下の写真みたいに
まるっきり日本と同じようなメニュー構成のラーメン屋なんかもいっぱいある。
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これも確かプロンポンの駅構内だったと思うけど、日本の漫画専門の古本屋なんだと思われる。
すごいね。いくら日本人向けだけでも商売になるっつうても、ずいぶんとまぁマニアックなお店だこと。
タイだろ?ここは。
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てな具合に、プロンポン駅周辺に来ただけでも日本人街的雰囲気はすでに濃厚に漂ってるんだけど、
これぞ日本人街!といえる場所というと、これはもうスクンビット・ソイ33/1だろ。
ヘンな数字がついた通りだけど正式名称なのである。プロンポンの駅から徒歩5分くらいかな。
イ課長の泊まったホテルからも近かったし、バンコクの日本人街に興味があったから行ってみた。

うお、もういきなりこんな感じで全面的に日本語の看板、かろうじて少量の英語。
完全に日本人だけを顧客にした店なんだろう。
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日本人向けの食い物屋・飲み屋もものすごく多い。
この「にしむら」も一応英語でも併記してるけど、来る客はほぼ100%日本人なんだろうなきっと。
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これは夜撮った写真だけど、この写真だけ見てここがドコか当てろって言われても不可能だ。
ここがバンコクであることが伝わる情報は皆無。東京の坦々麺屋の写真と言われても誰も疑わない。
日本語看板の密度の高さという点じゃソイ33/1とタニヤがバンコクの中でも双璧だろうなぁ。
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そしてバンコク在住日本人にとってなくてはならない(んだと思う)フジスーパー。
ここに来れば日本の食材は何でも揃う(らしい)。どれ、イ課長もちょっと入ってみるか。
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ちょうど年末近かったってこともあるけど、国内産水稲もち米100%ときたもんだ。
ここでいう「国内産」とはもちろんタイ産という意味じゃなく、日本産ということなんだよな。
ここまで日本ニホンされると、自分がいまガイコクにいるという意識もだんだん希薄になってきちゃうよ。
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このソイ33/1、バンコクのリトルトーキョー(イ課長命名)に集まる日本人はさっきも言ったように
企業駐在員とその家族なんかが多い(らしい)から、経済的には恵まれてる人たちと言っていいだろう。
実際、バンコクでも屈指の高級デパートにも近くて、立地的には都心部のイイ場所といえる。

しかしバンコクにはそういう日本人ばかりでもない。いわゆる「バンコク外こもり」とか「沈没組」とか
言われるような、バンコクで何となくダラーッと日々を送る日本人(これもけっこういるらしい)もいる。
そういう人たちはたぶんカオサン通りとかの安宿街に多いはずで、日本人が集まる店もあるんだろう。
(というか、日本人向け飲食店くらいならバンコクじゅうどこにでもある)

しかし、やっぱり日本人御用達の店の密度、日本語の多さ、そして何といってもフジスーパー(笑)。
バンコクのリトルトーキョーといえばやっぱりここ、スクンビット・ソイ33/1以外にはないのである。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-24 21:48 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 04月 22日

バンコク四都物語 3

バンコクにあるチャイナタウンとインド人街は地理的に非常に近い。
ちょっと歩けばほぼ連続して見ることが出来る。しかし三都めは全然違う場所にあって、
イ課長がここを偶然通りかかったのも翌日の話になるのである。

ガイドブックに載ってたヘンな博物館(たしか屋台博物館だかナンだか)に行こうかと思って
スカイトレインのナナ駅というところで降りたんだけど、博物館はさらにウンと遠いから
あきらめて、スカイトレインひと駅分のんびり歩いてアソークまで戻ろうとした。

んん?アラブ風の衣装を着た女性が歩いてるではないか。
あ!待てよ、ひょっとするとここは・・・・慌ててガイドブックを確認すると今いる場所は・・・
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アラブ人街
だったのである(笑)。
ナナ駅の近くにこんなものがあったんだ、全然知らなかったよ。
ナナ駅ってアソーク駅の一つ手前だから通ったことは何度もあるけど降りたことはなかったのだ。

ちなみに、このナナ駅ってガイドブックには「ナナ駅」あるいは「ナーナー駅」と書かれている。
しかしその発音は日本語で「オレとアイツはなぁなぁの仲」っていう時の「なぁなぁ」と完全に同じ。
車内アナウンスで「ナーナー」って聞くたびに、あまりに同じなんでいつも感心する。

ここはシンガポールのアラブ人街なんかと比べるとぐっ小規模で「アラブ関係の店が集まってる」と
いう程度のアラブ人街。モスクなんかがあるようにも見えなかったし、要するにバンコクに住む
アラブ人系の人たちがこの辺に集中してるってことなんだろうな。

しかしそこかしこの看板には燦然ときらめくアラビア文字が。
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おおおーーアラブである。インド人街じゃヒンズー文字がそこかしこに・・って感じはなかったけど
アラブ人街ではアラビア文字があちこちで目につく。バンコクで味わうアラブ異国情緒。
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黒いチャドルを着た女性があちこち歩いてる。
便宜上チャドルって言ってるけど、正確には「顔は出すタイプ」とか「ポストみたいに目ンとこだけ
スリットがついたタイプ」とかいろいろあって、名称もチャドルとかニカブとかブルカとかいろいろ
あるらしくて、イ課長もあまり詳しくはない。

以前、欧州諸国でイスラム系移民の女性が国内でコレ着るのはまかりならんって規制を作る作らないで
騒ぎになったけど、あれって結局どうなったんだろう?イ課長が思うに、チャドルやブルカを
「イスラムによる女性抑圧の象徴」なんてこと言うから話がヤヤコシくなる。サウジアラビアに住む
外人女性がタンクトップ&ミニスカ姿で歩くのが(たぶん)現地ルール違反なのと同じように
欧州のイスラム女性もブルカはやめてね、っていうシンプルな理屈じゃダメなの?

しかしこういう親子連れを見ると、女性の方は異様に厚着で重そうなのに対してヤロウはやけに軽装だよねぇ。
男だってアラビアのロレンスみたいな服着るのが本当じゃねぇのか?「男はラクな恰好していいけど
女はダメ」なんだとしたら、やっぱり女性抑圧の象徴なのかな?(笑)
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とにかくバンコクのアラブ人街に行くとこういう黒いチャドル(かニカブかブルカ)を着た女性が
そこらじゅう歩いているわけで、そういう意味でも異国情緒たっぷりだ。

街の一角にオッサンたちが集まったカフェみたいな店があったんだけど、店内モニターを見て
イ課長はうひゃっと思った。どう見てもタイの番組でないことは明らかで、アルジャジーラか何かの
衛星放送なんだろう。全員アラビアのロレンス風(笑)。思わず写真に撮ったけど、
そんなものを珍しがるイ課長を店のネエちゃんが呆れて見てるではないか。
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てな感じで、バンコクのアラブ人街は規模的には小さいけど、なかなか面白い。
インド人街よりも「そこだけ異国」って感じが濃厚じゃないかと思うんだよね。
中華街やインド人街と違ってスカイトレインの駅からも近いから、行ってみてもいいかもしれない。
イ課長はここでは何も食わなかったけど、アラブ料理とかも食えるんだろうな、きっと。

というわけで、これで「三都」まで制覇した。
バンコク四都物語、最後の異国は次回更新で。

  
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by tohoiwanya | 2015-04-22 22:21 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(3)
2015年 04月 20日

バンコク四都物語 2

バンコクのチャイナタウン(これはかなり広いエリアにわたる)を通り抜けて、
次にあるはずの異国の町。それはどこかというと・・・


インド人街
持って来たガイドブックによると、中華街の先にやや小規模ながらもインド人街があるらしい。
せっかくここまで来たんだ。中国の次はインドに行ってみようではないか。
中国人街からインド人街まではさほどの距離ではない。

うおお、千手観音・・のように見える何かのカミサマの巨像があるぞ。いよいよ妖しくなってきたぞ。
これが本当に千手観音ならここは仏教エリアってことになる・・・はずだ。しかしこのド派手な色合い、
ド派手な意匠、こりゃどう見てもヒンズー教系のカミサマだべさー。ということはいよいよイ課長は
ヒンズー教エリア、インド人街に入ったらしいぞ(漢字の看板も見えるが・・)。
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うむ、店で売られている服を見ればちゃんとサリーである。インド人街である。間違いない。
中国からインドまで、徒歩5分くらいで到着した。
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店の看板の文字もタイ語じゃなくてヒンズー語かナニかのように見えるけど・・・んん?やっぱりタイ語か?
ターバン(帽子?)をかぶったヒゲもじゃのおっさんを見ると「インド人だー」と思うよねぇ。
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土産物としてではなく、日用品として売られているインド風衣装。
こうしてみるとバンコクって東京なんかよりよっぽど世界の人が入り混じった国際都市だよなぁ。

しかしインド人街で面白がって写真を撮っていられたのもこのあたりまでだ。

なおも歩くと、歩道の上にギッシリと露店が立ち並びはじめた。服を売ってる露店が多かったな。
道行く人はここを通り抜けるわけだけど、それほど広くもない歩道が、さらに露店の奥行き分だけ
狭くなるわけで、歩道というよりもはや通路。この狭い通路を人が行き交い、さらに買い物したり
してるわけだから、とても落ち着いて立ち止まって写真なんて撮ってられん。
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こんな狭い通路脱出して車道を歩く方がまだしも歩きやすいかも、と思って車道に出たんだけど、
そうなると今度は露店の背中しか見えない。インド人街に来ても、そこにインドの何屋サンがあるのか
全然わからん。しかしあの狭い通路に再突入したって、どうせ落ち着いて歩くのは無理だ。
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しょうがない。狭い通路よりはまだしも歩きやすい車道を歩いてインド人街を通り抜けた。
もしアナタがバンコクのインド人街に行き、そこでゆっくりとインド・エキゾチズムに浸りたいと思ったら
あきらめて本当のインドに行った方がいい(笑)。とにかくこう歩道が狭いんじゃ何もできん。

というわけで、バンコク四都物語の「二都め」はいささか尻すぼみで終わってしまったのであった。
イ課長のバンコク散策はこの後も続くんだけど、時間的関係を無視して次回更新では「三都め」を
ご紹介しようと思うのである。
 
 

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by tohoiwanya | 2015-04-20 22:24 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 04月 17日

バンコク四都物語 1

以前、シンガポール出張の時に「三都物語」っていう記事を書いたことがある。
シンガポールにある中華街、アラブ人街、インド人街という三つの異国感あふれる街に行った話だ。

それがバンコクでは四都物語となる。シンガポールより一都多い。
バンコク四都物語。まず最初はどこの国の街かというと・・・


チャイナタウン
世界中どこにでもある中華街。日本にもあるくらいだからバンコクにだってある。ところが
バンコクの中華街ってスカイトレインや地下鉄だとちょっと行きづらくて、イ課長はこれまで
全然行ったことがなかった。

以前に書いたワット・トライミット。あそこはフワランポーン駅からちょっと歩くと行ける。
そしてワット・トライミットからさらにちょっと歩くとチャイナタウンに行けるのである。

ワット・トライミットに行く途中、すでにチャイナてんこ盛りの門がお出迎えしてくれる。
だんだんチャイナタウンっぽくなってきた。
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ワット・トライミットでありがたい黄金仏を見たあと、さらに西北西方面に向かって歩き続ける。
うひゃーー漢字の派手な看板だらけ、バンコクだか香港だかわかんなくなってきたぞ。
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金行っていう看板が目立つけど、これ、文字通りゴールド=金製品の店らしい。
ゴールドの鎖やら何やらがゴチャマンと展示されてる。よく知らないんだけど、中国じゃ年末年始に
金って珍重されるの?どの店も中国系らしいお客さんですごく混んでた。
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まぁ当然のことながらイ課長は金製品には何の興味もない。
しかしバンコクのチャイナタウンの町並みは大変興味深い。たぶん横浜とか長崎の中華街よりも
かなり広いんじゃないかな?こんな中国風のお寺まである。
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まぁタイには先祖は中国出身でそのままタイ人として同化しちゃった人って多いらしいから
要するに「中国系タイ人」がすごく多い国みたいなんだよね。立派な中華街があっても不思議はない。
この辺はバンコクの街の中でもいわば歴史のある地区らしい。

漢字とタイ語が混じった看板だらけ。ヘンな感じやのう・・。
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てなこと思いながら歩いてると、何やら騒々しい音楽をかけ、拡声器で何やら騒々しく
訴えてる車がやってきた。なんだこりゃ?
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どうもイ課長の想像ではこれ、「タイの右翼」なんじゃないかって気がするんだよね(笑)。
かかってる音楽の感じがやけに勇壮だし、さっぱり読めない主張を車の側面に貼ってるあたりも
右翼っぽいテイストが感じられる。国粋主義者の趣味嗜好ってけっこう万国共通なのかも。
「世界の右翼」なんて写真集、誰か作らないかな?

ちょうどこの時期、2013年の暮れのバンコクじゃタクシン派と反タクシン派の抗争が激化して、
デモとか集会とかがあちこちで開かれてた。もしかするとそのカンケイかなぁ?とも思ったんだけど、
よくわからない。タイ語に関しちゃ文盲なんだからしょうがないが。

こうして中華街をずーーーっと突っ切って歩き続けると、その向こうに「別の国の町」が
現れるはずなんだけど、それについては次回ということで。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-17 23:46 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(4)
2015年 04月 15日

デジカメを買ってしまいました

以前にこのブログでこんな記事を書いた。
その記事の中で、以下のような条件のカメラがあれば買うんだけどなぁ、とも書いた。

①wifi機能なんて不要
②光学ズーム20倍くらい欲しい
③夜間ズーム撮影でも手ブレしない超強力手ブレ補正機能
さらに加えて、ポケットに入るくらいの大きさのコンデジであることだ。

たまたま他のモノを買うために家電量販店に行った時、デジカメ売り場でちょっとカタログをもらって
いろいろ調べてみたんだけど、最近のデジカメ、とにかく①が必ずついてる。いらないってば。

調べてみるとカシオのデジカメで、③の条件に関してかなりイイ線いってそうな機種があった。
ZR800っていうヤツで、今時珍しく①の機能なし。②は光学18倍なんだけど、デジタル処理で
36倍までオッケーみたいだから、まぁヨシとしよう。今持ってるの(光学14倍)よりは若干強力だし。
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イ課長が重視したのはやっぱり③の手ブレ補正機能の威力だ。
ある店の店員の説明によると、大抵のコンデジの手ブレ補正機能って3段で、4段のものは少ないらしい。
(手ブレ補正って段数が多くなるほど性能も強力なんだそうで、そんなことも今回初めて知った)

それが、このカシオのZR800は手ブレ補正の性能が5軸・5段(相当)ときた。5段?
ふーむ、何やらスゴいんじゃないか?
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実際に店頭に行って操作感を確かめてみようではないか。2万円をちょっと出たくらいの金額みたいだから
良ければその場でショウドウ買いしちゃおうかしら。うふ。
(上の二つの写真はともにメーカーのサイトから拝借)

ところがこのZR800とやら、どの店に行っても売ってないんだよ。
店員に聞いてみると、「あれはもう古い機種でほとんど置いてない」などと言うではないか。

しょうがないから、同じ機種の最新タイプ(当然wifi機能付き)で手ブレ補正機能の威力を試してみたけど
電気屋の店内(室内だからさほど明るくない)で、36倍ズームで撮っても遠くの棚にぶら下がった商品の
ロゴがちゃんと写ってる。ふーむ確かに手ブレ補正機能はなかなかのモノらしい。できれば夜間の屋外で
テストしたいところだけど、それは買わないと無理か(笑)。

新宿のビックカメラにお目当て機種がたった1台残ってたんだけど、その1台、ボディカラーが赤なんだと。
あかぁ~~??やっぱオジサンが持つデジカメなら黒でしょーー。赤はちょっとなぁ・・・。

もうこうなったら通販しかない。価格ドットコムを探す。
この頃にはもう性能ウンヌンより、とにかくこのカメラがこの世から消滅する前に何としてでも
入手せねばという気持になってたね(笑)。幸い、通販でブラックの在庫のある店があった。
価格は2万円マイナス数百円。今のレートでドル表示すれば$165ってところか。
在庫がなくならないうちにと思ってエイヤとクリックしてしまったのでした。

数日で届くのかと思って確認したら「いまお取り寄せ中」なんだと。
「28日までに」なんて書いてあるから、ウチに届くのはG.W.直前くらいになるのかも。

というわけで、表題に「買ってしまいました」と書きはしたものの、まだ届いてないんス(笑)。
届いたら、性能テスト結果はまたご報告いたしますです。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-15 22:56 | 日本での私生活 | Comments(6)
2015年 04月 13日

気温差のある旅

さて、面白くてしょうがなかった2013年ベトナム・タイ旅行ネタが終われば、次は同じ年の暮れに
行ったバンコク短期避寒旅行ネタが続くことになる。東南アジアばっかじゃん。
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そもそも旅の主要目的が「東南アジアにあったまりに行く」だったくらいで、年末の東京の気温は
ヒトけた台だったけどバンコクは30度くらいあるはずだ。こういう極端な気温差をまたぐ旅って
過去にあまりやったことがない。強いて言えば2009年、暑いシンガポール出張の翌月に
寒い欧州出張に行った時くらいか。あの時はブリュッセルで見事に風邪をひいた。

「温度差をまたぐ旅」については椎名誠がちょっと面白いことを書いている。
彼は熱暑のニューギニアから数日の間に真冬のシベリアに移動したことがあって、自分の身体が
この気温差にどう対応するかと思ってたら、シベリアに着いたトタンにひたすら「居眠りするヒト」に
なったらしいんだね。極端な暑→寒の気温差に、身体が一時的に冬眠モードになっちまったのでは
なかろうか、みたいなことを書いてた。

しかし今回のイ課長は逆、寒→暑だ。バンコク着いたとたんに冬眠することはないだろうが(笑)、
とりあえず着ていくものに悩む。現地空港に着いたトタンに南国ファッションにならないと暑い。
結局イ課長はTシャツ1枚の上にモコモコのフライトジャケットを重ね、バンコクに着いたらすぐに
ジャケットはカバンにしまって行動するという計画で成田に行った。お正月に常夏のハワイに行く人とか
この寒暖横断衣料計画、どうしてるんだろうか?

出発当日の朝は「この冬一番」というほどの寒さじゃなかったけど、冬だからやっぱり寒い。
おまけにしょぼしょぼと雨まで降りやがって・・・何せ下はTシャツ1枚だから、ジャンパーの
フロントジッパーを首まであげて、例の1000円バスで銀座から成田に向かった。
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この時使ったのはタイ航空。スターアライアンス組だから成田は第一ターミナルになる。
第一ターミナル出発時のお約束、花月園のラーメンで搭乗前の腹ごしらえ。寒いからこういう
暖かいヌードルがうめぇ。
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飛行機の機内は特に問題なかった。さすがにTシャツ1枚じゃナンだからジャンパーを着たまま
過ごしたけど特に暑くもなく寒くもなく、バンコクまで快適なフライトが続いた。チャンビールうめぇ。
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ちなみに、機内食はこんな感じ。うめぇ。
タイ航空には2012年のインド出張で乗ってるから何となく「慣れてて安心」って感じがあったね。
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さてバンコクに着いた。
南の国に着くと、飛行機を出てボーディングブリッジを渡るところで早くもムゥッという熱気に包まれて
「うお、早くもきやがったな、さすが南の国」って気分になる。初めてジャカルタに行った時には
「ボーディングブリッジの熱気」が強く印象に残ってるよ。さて、ではこの日バンコクに着いたときは
どうだったかっていうと・・・


・・・・・あれっ??・・熱気はどこに・・??


・・・って感じだったんだよ(笑)。
もちろんバンコクだから東京に比べりゃずっと暖かいんだけど、冷えた身体で大浴場に入った時のような、
むわーッと全身が暑さに包まれるような感じを期待してたイ課長としてはちょいと拍子抜け。
12月のバンコクって意外と涼しいんだね。

空港の外に出てもそう暑くない。一応ガイジンさんたちは短パン姿でタバコ吸ってたけど、家をでるとき
履いてた長ズボンをそのまま履いててもちっとも暑くない。
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この拍子抜け感はバンコクにいる間じゅうずっと続いた。
もちろんTシャツ&短パン&サンダルでも過ごせる気候ではあるんだけど、6月に来たときの、
あの「南国だぞ参ったか!!」って感じの、汗ダラダラの暑さに比べればずっとマイルド。

6月に来たとき、タクシーの運転手から「バンコクの観光ハイシーズンは12月や1月さ。その頃には
ジャパニーズやコリアンが来る。今(つまり6月)はインド人ばっかだけど、やつらは金持ってない」って
言ってた。12月がハイシーズンなのはバンコクが比較的涼しいからっていうのが大きな理由だろうけど
クソ寒い東京から避寒に来た身としてはお日様ギンギラ・汗ダラダラの暑さがちょっと懐かしかった。

この時は何せ急に思い立って来たから、観光計画なんてロクに考えてない。
到着した日の夜、今やすっかりなじんだスクンビット通りをブラブラ歩き、マッサージしてもらい、
晩メシは屋台でこんな感じの肉ソバを食ったのでありました。気温差がどんなにあっても
イ課長の場合、日本とタイとで食うものにはあまり差がないようだ。でもうめぇ。
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さて、3泊4日の短いバンコク滞在、明日は何をしようかなぁ・・・。

  
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by tohoiwanya | 2015-04-13 22:03 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(0)
2015年 04月 09日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 34

さて、それでは2013年6月東南アジア旅行ネタの(たぶん)最後を飾ってバンコクのホテルだ。

バンコク中心部には「地下鉄とスカイトレインの両方の駅がある」繁華街が2カ所あって、
一つはイ課長が1996年出張で歩きまわって多少は土地カンのある(地下鉄の駅だと)シーロム。
もう一つが全く未知の(同じく地下鉄の駅でいうと)スクンビットだ。

このどちらかの繁華街に宿をとれば、スカイトレインと地下鉄の両方にいきなり乗れるから便利。
ちなみに、シーロムにはゴーゴーバー・エリアとして有名なパッポン通りがあり、スクンビット
には同じく大ゴーゴーバー地帯のソイ・カウボーイがある。ゴーゴーバーでは大差はない(笑)。

で、結局イ課長はまだ全然行ったことがなかったスクンビットのこのホテルをとってみたのだ。

Manhattan Hotel

バンコクにあるのに、なぜかマンハッタン・ホテル。なぜこういう名前なのかは不明。
スクンビットのソイ15をちょっと入ったところにある。大通りに面してはいないけど、
構えはなかなか立派げなホテルだった。


立地・利便性★★★★☆
スカイトレインや地下鉄の駅まで歩いて3〜4分ってところか。
周囲はTerminal21みたいな巨大ショッピングモール、ファーストフード、安食堂、コンビニ、
さらにTシャツやらニセモノ腕時計やら売る屋台に至るまでゴチャゴチャあってすごく賑やか。
観光移動、買い物、食事、缶ビール調達等々あらゆる点で便利な場所だった。
スクンビットってこの時初めて来たけど、すげー賑やかなエリアなんだね。
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それでも星5つじゃないのはなぜか?
前にも書いたけど、このホテル、そのスジで有名な「援交カフェ」のすぐ近くだったんだよ。
夜になるとそこらに立ってる夜のオネエサマたちから「オニーサン、ハナサナイ?」なんて
声をかけられながらホテルに帰ることになる。その点を考慮して星4つ。ま、イ課長は17年前に
シーロム周辺でポン引きの海を泳いだお兄ぃさんだから別に驚かないが。


部屋★★★★☆
部屋は良かったよ。思ったより広くて、設備もしっかり。
このホテル、全体的にやや古めで、共有部分も部屋も全体的にピカピカの新品という感じは
ないんだけど、貧乏性の巨大ロボット1台が泊まるには十分すぎるくらい。
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バスルームもちゃんとバスタブつき。ま、南国タイじゃ外出から戻るたびに頻繁にシャワーを
浴びるからバスタブはなくてもいいんだけど、なきゃイヤという人もいるだろう。
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一つだけ困ったのは、空調メンテナンスか何かでエアコンの効かない午後があったことだ。
確かメークロン市場観光からクタクタになって戻ってきた日だったと思うけど、あの時は
さすがに困って冷房の効いたショッピングモールに避難した。


朝食★★★★☆
せっかく朝食つきで泊ったのに、1泊目はアユタヤ観光、2泊目はメークロン市場行きでともに
早起きしたから、朝メシは3泊目しか食わなかった。すごくもったいないことをした。
朝食はビュッフェ形式で、品数もけっこうあってなかなか良かったよ。洋食系中心だったけど
チャーハンやお粥があるあたりはアジア的というべきか。
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従業員の態度★★★★★
実はこのホテルにもちょっと忘れ難いおじさんがいるのだ。

17年前、出張でバンコクに来てシーロム近くのホテルにチェックインした時、中学生くらいの
男の子のボーイが部屋まで荷物を運んでくれた。こりゃチップをあげないとマズいだろうけど、
こっちは空港で初めてバーツを両替し、タクシーで初めてバーツを使った直後で、硬貨や紙幣も
ロクにわかってない。

しょうがないから適当なコインを渡したら、どうもそれは50バーツだったみたいで、あとで
現地駐在オジサンから「そりゃ、君、やりすぎだよ」と言われてイタく反省したことがある。

マンハッタンホテルでもおじさんが部屋まで荷物を運んでくれた。あわわ、またチップあげなきゃ。
といっても17年ぶりのタイバーツだからさっぱりわからん。とりあえず「やりすぎ」でもいいから
ひとつだけあった硬貨(今にして思えばたぶん10バーツ)を彼に渡した。

彼は一瞬そのコインを見て「これは小さすぎるお金ですからお返しします」みたいなことを言って
イ課長に返してきた。げげ!しかし空港で両替したばっかだからあとはデカい札しか持ってないよ。

「ごめん、これしか小銭を持ってないんだ」と言うと、彼は「いいんです、いいんです」と言って
去っていった。後でツラツラ確認してみたら、どうも50バーツ硬貨って今はない(か、流通してない)
みたいなんだよね。硬貨じゃなく、50バーツくらいの金額を紙幣であげるべきだったんだ。
またチップで失敗しちまったぜ。あのおじさんには悪いことをした。

しかし神はイ課長に名誉挽回のチャンスをくれたのだ。
バンコク最後の夜、ホテルに戻って荷物をピックアップしてタクシーを呼んでもらったんだけど、
その時荷物を玄関まで持ってきてくれたのがあのおじさんだったんだよ。すぐわかった。

玄関でタクシーを待つ間、彼に話しかけてみた。「私を覚えてますか?」
おじさん、こちらを見ずに、かすかに笑って「イエス」と答える。

「3日前、私はチップをミステイクした。でも今は大丈夫」そう言って彼の手にお札を握らせた。
よく覚えてないけど複数枚のお札、合計すると100バーツ近くの金額だったと思う。
彼はそのお札を見もせずに、スマートにスッとポケットに入れて「サンキュウ」とお礼を言う。
最後に握手しておじさんと別れてタクシーに乗った。

こうして胸のツカエがひとつ取れたような気分になって空港に向かったイ課長なのでありました。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-09 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 04月 06日

スカイトレイン(BTS)に乗ってみよう

このネタが残ってた。
バンコクの地下鉄の話を書いたのに、スカイトレインについて書いてなかったじゃん。

イ課長はバンコクの高架鉄道を言うときに「スカイトレイン」という言い方を多用するけど、
ガイドブックなんかにはBTS(Bangkok Mass Transit System)って書かれる場合が多いと思う。
地元ではロットファイファーって呼ぶことが多いということは今Wikipediaを読んで初めて知った(笑)。

おそらくバンコクを訪れた外国人旅行客にとってスカイトレインは最も便利な都市交通だと思う。
地下鉄が1路線だけなのに対して2路線あって、まぁ「バンコクのどこでも」とまでは言えないけど
かなり行動範囲は広がる。ハノイじゃひたすら旧市街を徒歩で観光したけど、大都会バンコクでは
こういう交通機関の存在意義は重要。しかもバスやタクシーと違って渋滞なしってのがさらに重要。
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今回の旅行で初めて乗ったけど、乗り方はごく簡単だ。
こんな風に切符の自販機の横に路線図があるから、自分が行きたい駅(駅名は英語併記)を探して
その表示金額を確認し、自販機でその金額のボタンを押し、お金を入れる。ただそれだけ。
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切符はこんな感じのカード形式。イ課長の親指のツメの上に青い矢印がついてるから、この方向で
自動改札機に差し込むのだ。
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自動改札機はこんな感じ。この辺はバンコクであろうがフランクフルトであろうが大差なくて、
まず間違えることはない。乗る時は切符を入れるとすぐピュッと出てくるからそれを取る。
降りる時は切符を改札機に入れると戻ってこないから自分だけそのままゲートを出ればいい。
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高架鉄道だから、構造としては切符売場や改札は2階にあり、ホームはさらに上の3階。だから
切符を買った後さらに階段をのぼる。スカイトレインっつうだけあって高いところにあるのだ。
電車はわりと頻発してて、5〜6分間隔くらいじゃないかな?
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車内はモダンで清潔。今ドコを走ってるかっていうのもちゃんと電光表示される。
夜間であっても雰囲気は全然悪くなくて、安全な乗り物といっていいと思う。
暑い中歩き回った後に冷房の効いたスカイトレインに乗るとホッとしたもんだった。
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かくのごとく便利で安全で渋滞のないバンコクスカイトレイン。しかし弱点もないわけではない。
特にイ課長が不便だなぁと思ったのは、切符自販機で紙幣が使えないことだ。
小銭がない時は100バーツ紙幣をいちいち窓口でコインに両替してもらわないといけない。
係員もわかってるから、タイ語不要で何も言わず紙幣を出せば何も言わずコインに両替してくれる。
このコイン両替でけっこう並ぶことがある。
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両替して、さて切符を買おうかと思うと、自販機にまた長蛇の列ってことがあるから困ったもんだ。
特に夕方なんかは込み合う時間帯みたいで、両替と切符購入だけでけっこう時間がかかる。
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しかしそういった問題を差し引いても、やっぱり渋滞の心配なしにバンコク都心部を軽快に
移動できるメリットは極めて大きい。メークロン市場訪問の始点になったウォンウィエンヤイ駅も
このスカイトレインで近くまで行けたから簡単だったけど、もしスカイトレインがなければ
タクシーで行くしかなかったわけで、大変な違いだ。
 
実はこのスカイトレインはイ課長にとってちょっと思い出のある交通機関でもある。

1996年に出張で初めてバンコクを訪れたとき、シーロム通りでちょうどコレの建設中だったんだよ。
その時は「ここに高架鉄道ができりゃ、ちったぁ渋滞も緩和するかなぁ、でも完成は何年も先だろうから
オレが乗ることなんてないよなぁ・・」と思ったもんだった(開業は1999年だったらしい)。

あの出張から17年たってバンコクを再訪し、あの時建設中だったスカイトレインに乗り、17年前に
30代サラリーマンとして歩いたシーロム通りを高架の上から眺めた時はちょいと感慨深かったよ。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-06 00:03 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)