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2015年 05月 28日

ホーチミン・プノンペン国境越えバス その1

一昨年末のバンコク避寒旅行からちょっと気分を変えて、昨年の東南アジア旅行ネタ。
え?同じ東南アジアだからちっとも気分が変わらない?まぁそう言わないで・・・

国境越えバスの情報を書いておきたくなったのだ。
今年東南アジア貧乏旅行してみようとか、あやしげな国境をバスで越えてみようと思ってる
多くの若者たち(とイ課長のような少数のモノズキおじさん)に経験をご報告しておきたい。
そろそろ夏の旅行の計画を練る時期でもあるしね。

ホーチミンからプノンペンに行くということは、ベトナムからカンボジアに行くということだ。
前回と同じ理由で、この記事ではサイゴンではなくホーチミンと書きますです)
ベトナムは普通の観光ならビザがいらないけど、カンボジアは観光であれナンであれビザが必要。
だがこの国境越えバスは恐ろしいことにビザなしで乗っても国境を越えられるのである。
これから行く人のためになるべく詳しく書いておこう。

国境越えバスのチケット入手方法についてはすでに書いた。シンツーリストのバスならネットで買える。
日本でプリントアウトして持参した予約の紙を前日にシンツーリストの窓口でチケットに交換して、
翌朝の6時にシンツーリストの前に集合するところから国境越えのドラマは始まるのである。

乗るバスはこんな感じ。新しくてキレイ。
フロントグラスになにか紙が貼ってあるけど、なんだろうと思って近づいてみると・・・
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あーなるほどね。このバスは国境を越えて走っていいっていう許可をもらってるってことか。
これがあるからこそ、同一のバスでベトナムとカンボジアの両方を走れるんだろうな。
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バスの中はこんな感じ。陸路プノンペンに入るモノズキ(貧乏)旅行者ってけっこう多いんだねぇーー。
日本人は少なくて、欧米系およびアジア系旅行者(中国か台湾あたり?)が多かった。
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バスはドライバー1名、国境越えで活躍する係員1名、そのアシスタント1名というスタッフ構成。
バスが走り出すとすぐに係員がカンボジア入国書類を配るから記入する。このあたりは飛行機と似てる。
書類に必要事項を書き終わったら手数料(米ドルで25ドル)と自分のパスポートを添えて係員に渡す。
つまり係員は様々な国のパスポートを一人で何十冊も預かるわけだ。ひえー。
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重要なのはこの25ドルだ。2014年9月当時、東京のカンボジア大使館で普通に観光シングルビザをとると
手数料が2300円くらいだったはずで、米ドルだと20ドルという規定だったらしい。つまりビザなしで
国境越えバスに乗ると5ドル、今なら約600円ほど余分に払うことになるけど、この5ドルの威力が大きい。

この5ドルのおかげで写真も持たずに(東京のカンボジア大使館で取得しようとすれば必要)バスに乗り、
国境ビザ取得の手間もぜ~んぶ係員まかせ、本人は何もしなくていいわけだ。それならビザなしで
バス乗っちゃって、5ドルで全部やってもらおうって気になるでしょ?

ところがいま調べたら東京のカンボジア大使館の観光シングルビザ手数料は3900円になってる。
どうもイ課長の旅行後、2014年の11月頃に手数料が値上がりしたらしい。とするとだよ?おそらく
国境越えバスでとられるビザ手数料も同じように上がっているはずなんだよ。たぶん35~40ドルくらいじゃ
ないかと思うけど、これから行かれる方はその点だけご留意のうえ事前にご確認ください。

ビザ取得のためにカンボジア政府に払う手数料(これがおそらく現在は35ドル前後)、それにプラスして
シンツーリストの同乗係員に「おまかせ手数料」(これはたぶん今でも5ドルくらい)払えば
国境で係員が代わりにアライバルビザとってくれるっていう方式自体は変わってないはずだ。

この日、2014年9月15日は日本は敬老の日で祝日だった。しかしベトナムは普通の月曜日。
普通のベトナム人が普通に職場や学校に向かう風景が見られるわけだけど、いやもうとにかくね、
ホーチミンを出発したバスの車窓から見るその光景はスゴすぎた。

ベトナム人にとって通勤・通学の最大の足がバイクであることは想像に難くない。
当然朝の道路はバイクだらけということになる。しかしなんという密度。
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うわあああーーーーーー。
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うーーわああああーーーー反対車線、道路が見えん。バイクしか見えん。まさにバイクの川。
反対車線はこれからホーチミンに向かう通勤・通学風景ってことになるわけなんだろうけど、
目がくらみそうなバイク密度だ。こんなところで誰か一台転倒したらと思うと・・・
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日本に帰国後、この写真を見たトホ妻は驚いて「マラソン大会みたいだ」とのたまったけど
ほんと、東京マラソンのスタート直後の風景か何かのようにしか見えない。これがランナーじゃなく
バイクだっつうんだからスゴすぎる。
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地図を見るとわかるけど、ホーチミンってカンボジアとの国境に意外なほど近くて、この時も
2時間半くらい走って朝の9時頃にはもう国境に着いたんじゃなかったかな?
もしかすると国境の出入国管理事務所がオープンする頃に着くようになってるのかもしれない。
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さてまずベトナム出国手続きをせんといかん。
さっき書いたようにパスポートは係員に預けちゃってる。ナニをドウすればいいのか皆目わからんが
とにかくバスを降りてあの建物(=ベトナム出国手続きの館)目指して歩き始める
乗客たちなのでありました(次回に続く)。

 
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by tohoiwanya | 2015-05-28 00:02 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2015年 05月 26日

「良いことをする」ということ

来日外国人観光客がやたらに増えてるという話は以前に書いた
彼らが日本にどういう印象を持ったか、何に感激したかっていう話もネットニュースでよく紹介されてる。
主に中国や韓国のブログ記事が中心で、話としては「日本の街並みはキレイで、トイレは清潔で、
ぼったくりはゼロで、人は親切で、店員は礼儀正しくて・・」みたいに大体イイことが書かれてる。
その中でも「日本人の親切さ」を指摘する話をよく読むんだよね。

「東京で見知らぬ日本人に道を聞いたら、笑顔で教えてくれたばかりか、わざわざ一緒に歩いて近くまで
 連れてってくれた!なんて親切なんだ!」てな類の、日本人の親切さにカンゲキしてる話だ。
確かに相手が外国人で、口で説明してもアブナいなーと思えば(方向が同じであれば)連れてってあげるという
ことはあるだろう。しかしそういう親切って他の国じゃそんなに珍しいかい?

これに関して昨年タイで経験した二つのエピソードを思い出した。一つめはチャチュンサオに行った時のこと。
市場からソンテウに乗ってバスターミナルまで行き、そこからバンコク行きバスに乗って帰ろうと思った。
しかしいざソンテウに乗ろうとすると例によってタイ語表示のみだからバスターミナル行きかどうか全然わからん。
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ソンテウが1台来た。大学生くらいの男女のグループがそれに乗ろうとしてる。
とっさに、そのグループに「このソンテウはバスターミナルに行きますか?」と英語で声をかけた。彼らは一瞬
驚いたようだったけど、「アー、バスターミナル・・・イエス、イエス」と全員がうなづいて教えてくれた。

ソンテウの乗客はその男女グループとイ課長だけ。
ひょっとすると彼らもバンコクからチャチュンサオに買い物にでも来たのかな?バンコクまでバスで帰るのかな?
だとすれば、彼らと同じところで降りればそこがバスターミナルのはずだが、さてどうだろうか?
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やがてある場所でソンテウが停まり、彼らが降りる様子を見せた。
どうやらバスターミナルっぽい場所だ。よしイ課長もここで降りよう。しかしソンテウ代っていくらだ?

そこで、その中の一人の女子に聞いた。乗る時にも行き先を質問してるわけだから、彼女にすれば
タイに不案内なガイジン旅行者がまた質問してきたわ、と思ったはずだ。

「ディスソンテウ・・ハウマッチ?(このソンテウ、いくら?)」
「エイトバーツ!(8バーツよ)」 元気よく、ニコやかに教えてくれた。

面白かったのはその後にこの女子がみせた表情だ。
「あたし、このガイジンさんにちゃんと教えてあげたもんネ!」っていう、得意げというか鼻高々というか
「いいことをした」という自己満足感が顔中にあふれた表情だった。そのドヤ顔がすごくかわいい(笑)。

彼らへの感謝をこめて盗撮写真をもう一枚載せておこう。
ストローでコーラ飲んでるのがイ課長に教えてくれた女子なのである。あの時はありがとうね。
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同じ旅行でこういうケースもあった。
モーチットのバスターミナルで、ある理由で警官のいる場所に行かないといけなかった(この詳細はいずれ書く)。
しかし広いターミナルのどこにポリスボックスがあるのかさっぱりわからん。そこで、その辺にいたオッサンに
ポリスはどこ?って聞いた。
 
彼はオレについて来いと手招きして歩き始めた。おや、一緒に歩いて連れてってくれの?これはご親切に。
と思ったら、これがやたら遠いんだ。複雑な通路をいくつも通り抜けて、時にはこんな商店街?も通る。
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かと思うとこんな暗い食堂みたいなところも通る。どうなってんの?
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やっとポリスボックスのある場所まで来た。口で説明されても絶対にたどりつけなかったわな。
イ課長が礼を言うと、彼は「ここまで歩いて教えたんだからチップくれよ」みたいなことを言い出した。
このおっさんにはかなり歩かせたからしょうがあるまい。50バーツ(150円)くらいあげたと思う。
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この二つの経験から導き出される仮説はこうなる。

①タイ人も基本的には外国人にとても親切である。これはホントにそう思う。
②最初の例みたいに、口で教えてあげられることなら純粋に親切心で教えてくれるし、そのことに対して
 「自分はいいことをした」という満足感もある。この辺は日本人のメンタリティと差はなさそう。
③ただし二つ目の例のように「一緒に歩いて連れて行く」となると、「いいことをした」という自己満足だけじゃ
 “満足”できないこともあるようで、時には対価の要求もあり得る。

どこの国でも②に関しちゃ違いはないはずで、問題は③だ。③の親切でお金を求める日本人はまずいない。
そういう意味じゃ確かに日本人は親切の度合いが高いのかもしれないけど、でも、むかしイタリアじゃ
一緒に歩いていくどころか、わざわざ自分の車を運転して目指す場所に連れてってもらったこともある。
もちろん、その時はチップなんて要求されなかった。

結局、衣食足りた豊かな先進国か、中進国か、貧しい国かという単純なモンダイなのかもしれない。
確かにタイよりぐっと貧しいカンボジアだと、ガツガツした人もタイより多かったという印象はある。

でもイ課長には何となく「人に親切にする、良いことをする」ということの“無償の価値”に対する考え方の
違いみたいなものが国によって差があるって気もするのだ。日本はそういう“親切の無償の価値”を
やたら美化し、金銭に結びつけることを「がめつい」とする考え方が世界平均よりかなり強いんじゃないか?
「わざわざ一緒に歩いて連れてきたんだからチップくれよ」っていう考え方は国際標準で考えれば
たぶんそれほど異常なことじゃないのかも、って気もするんだよね。同じような状況をたくさんの国で
経験したわけでもないので、あくまでも推測なのだが。

ポリス関連の用事は紆余曲折を経ながら(詳細はいずれ必ず書く)2時間くらいを要したと思う。
用事が終わり、さてバス乗って帰ろうっていうんで、さっきオッサンに連れてこられた逆ルートを通って戻った。
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お?あそこにいるのはさっきのオッサンだ。彼はイ課長を見つけるとすぐに手を挙げて挨拶してきた。
「よう、さっきのガイジンさんじゃねぇか。ポリスとの用事は無事済んだ?」って感じの顔してる。
こっちも手を挙げて「おっちゃーん、さっきはあんがとね」というニュアンスをこめて挨拶を返した。
これはコレでなかなか悪くない「現地の人との触れ合い」だったと思うし、あのオッサンに対して
がめついヤツだ、みたいな悪感情は全然ない。

余談になるけど、つい先日イ課長は秋葉原で(おそらく)中国人家族連れに道を聞かれた。
電気街に行きたいけどどうやって行くのか地図の前で悩んでたようだ。ヘボ英語が通じる相手だったので、
ヘボ英語で教えてあげた。鉄道高架橋のこともレイルウェイ・ブリッジなんて適当な英語で説明したけど
地図を指さしながら説明したから、何とかなったんじゃないかなぁ?

メシ食い終わって会社に戻る途中だったから、電気街まで連れてってあげることはできなかったけど、
書きかけのこの記事のことが頭にあったから(笑)、道順の説明を終えると最後はにっこり笑って
Enjoy Japan(日本を楽しんでね)」と声をかけて別れた。

果たして彼らはイ課長を「とても親切な日本人」と思ってくれたかなー?

 
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by tohoiwanya | 2015-05-26 00:05 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 05月 23日

バンコクの屋台たち

まずご報告したい。
イ課長の初めての海外Facebook友達で、昨年ご結婚されたこともブログで触れたハノイのナンさん。
5月20日にめでたく女のお子さんをご出産されたようです。きゃーーナンさんおめでとう&お疲れ様!
以前にお腹が大きくなった写真を載せてたから、いつなのかなー?と思ってたんだけど、
本日Facebookに赤ちゃんの写真がアップされてました。いやーめでたいめでたい。
日本にいながら海外の友人たちの慶事を知るというのは、何度経験してもことのほか嬉しい。

さてだ。今日はちょっと身近なところの話から始めよう。
イ課長の勤務先から歩いて5~6分のところにタイマッサージ屋さんがある。
店長さんというのか、ママさんというのか、オーナーというのか、とにかく店のボスはタイ人女性で、
日本人と結婚し、日本に住んで長い(正確な年数は知らない)。当然日本語も上手なのである。

昨年会社が神田に引っ越して知った店で、バンコク出身のこの店長さんにマッサージされながら
私は何度かバンコク行ったヨ、バンコクのアソコはアアだったコウだったなんて話で盛り上がったおかげで
この店長さんとはすっかり懇意になった。といってもまだこの店には3回しか行ったことないのだが(笑)。

その店長さんが結婚して日本に住み始めた時、悲しくてショックだと感じたことが一つあるんだと。
なんだと思う?外国人差別かな?それとも、やっぱ日本の冬の寒さが厳しすぎたのかな?

彼女が日本で感じたショックって、実は「にほん、くだものがすくない」ということなんだと。
ええ~?日本だって季節ごとにいろいろ果物あるじゃんと思うけど、タイの人にすりゃ質・量ともに
少なく思えるようで、これはつくづく悲しかったらしい。

確かにバンコクをふらふら歩いてると色鮮やかなフルーツが山盛りになった露店をそこココで見かける。
こういうのを当たり前に見慣れたタイ人が日本のスーパーの果物コーナーとかに行っても
迫力不足というかボリューム不足というか、「これっぽっち?」という気になっちゃうのかもしれない。
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山盛りの色鮮やかなフルーツってカラフルで南国風の被写体だから、見かけるとつい撮りたくなる。
でも生フルーツって食うのに刃物が必要になることが多いから、残念ながらほとんど買ったことはない。
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残念といえばこれだ。イ課長にとってはフルーツよりこのジュースの方が残念だった。
たぶんザクロのジュースだと思われる。ザクロのジュース?飲んだことないよ。こりゃぜひ一度飲んでみたい。
チャイナタウンを歩いてるとこれを売ってる屋台を何軒も見かけたから、そのうち飲もうと思ってたんだけど、
不思議なことに中華街を抜けるとザクロジュース屋台を急に見かけなくなって、結局飲めず。
ちくしょー最初に見たとき飲んどきゃよかったぜ、クソ。
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王宮とかワット・ポー周辺はさすがに露店や屋台は少なくなる。おそらく出店に関する規制があるんだろうな。
しかしチャオプラヤ・エクスプレスの船着き場近くまで来ると規制がユルくなるようで、急に露店・屋台だらけ。
特に海産物系の店が多かったと思う。干物屋さんとかね。イ課長だってサバとかアジの干物大好きだけど、
海外の旅先で干物買っても処置に困るよなぁ。
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こんなイカの姿焼きも売ってる。ちょっと心ひかれるが、この時は牡蠣タマがまだ腹の中で
タプタプしてたから食わなかった。
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しかしこのイカ焼きはその後ちゃんと食ったのである。シーロム通りの屋台で同じような焼きイカ屋台があった。
「これ1本」って指さすと炭火の上で再加熱してから食わせてくれるのである。
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バンコクを歩いてると、いたるところで、あらゆるものを屋台や露店で売ってる(ないし食わせてる)。
朝昼晩のメシを全部屋台で済ませ、おやつも屋台なんてことも楽勝のはずだ。下は朝撮った写真で、
たぶんお粥屋さんだと思う。タイ人も朝飯にお粥食うんだねぇ。
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バンコクって世界的にみても屋台文化が発達・・っていうと大げさだけど、要するに屋台がヤタラ多い街らしくて
それはイ課長もそう思う。屋台や露店が「バンコクっぽさ」を醸し出す一つの要素になってるのは確かだ。
 
ただ、歩道上で商売する業態だから、最近じゃ「通行のジャマ」「美観をそこねる」なんて意見もあるようで、
場所によっては歩道の屋台をなくそうって動きもあるらしい。
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まぁ確かに、上の写真みたいに屋台や露店がズラリと並んだ歩道って狭くて歩きづらい。
しかしバンコクから屋台や露店が全部なくなって清潔な街並みになっちゃったら、すげーつまらない街に
なっちゃうのも確かで、個人的には「えー?屋台のないバンコクなんてぇ」と思っちゃうけどなぁ。

バンコクで面白そうな屋台や露店を見るとつい写真を撮りたくなり、結果的に屋台の写真がたまる。
本日はそういう、たまった写真を使って雑多なことを書いてみました。

 
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by tohoiwanya | 2015-05-23 00:38 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(6)
2015年 05月 21日

チャオプラヤ・エクスプレスに乗る

話はまたバンコクに戻る。熱海いったりバンコクいったり忙しい(笑)。

ワット・ポーを見学終えた頃には午後もだいぶまわって、イ課長はすでに相当歩き疲れていた。
フワランポーン駅から途中あちこち寄りながらチャオプラヤ川まできたわけだからね。
帰路はスラーッと船でサパーン・タクシンの橋まで下り、そこから冷房の効いたスカイトレインで帰ろう。
なにせ半年前に来たばかりのバンコク。愚かなるイ課長にも多少は土地カンが形成されてる。

バンコクの真ん中を蛇行して流れるチャオプラヤ川にはすごくたくさんの船が行き交っている。
その中でチャオプラヤ・エクスプレスという路線バスならぬ「路線船」があって、その名のとおり
各駅とか急行とか、運行タイプも多様。スカイトレインや地下鉄の駅が近くにないワット・ポーや
王宮を観光するとしたらタクシーかバスか船ってことになるけど、船だけは渋滞がない。これ重要。
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鉄道の便が悪い観光エリアだけあって、みんな大体同じことを考えるらしい。
船着き場に行ってみるとなんだかもうすっげぇ混み方で、ほとんどは外国人観光客と思われる。

さっきも言ったように各駅、快速、急行・・・運航形態がいろいろあるから、自分の降りたい場所に
停まる船かどうかを確認する必要があって、これは船にはためく旗の色で判別する。慣れないと難しい。
船はわりと頻繁に来るんだけど、各駅のつもりで間違えて急行に乗っちゃうとヤバいことになるから
ガイジンとしては慎重になる。名鉄の名古屋駅みたいだ(あそこも非地元民にはどえりゃあ難しい)。

船乗り場に立つと向こう岸に「暁の寺」、ワット・アルンがよく見える。ちょっと逆光ぎみだけど
美しいシルエットだよねーー。ここも一度近くから見てみたいなぁ。
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船はすげー混んでて、デッキまで乗客でぎっしり。切符は船着き場で買えるみたいなんだけど、イ課長は
何も買わぬまま船に乗った。そうするとお金と切符の入った筒を振ってヂャラヂャラ・・と音をたてて
注意を引く車掌さんというか“船掌さん”が来るから、自分の降りたい船着き場を言って切符を買える。
しかし船内がやけに混んでるから“船掌さん”の写真も撮れんではないか。
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川の上から見るワット・アルン・・・さっきと特に変わり映えはしないが(笑)、水の上から眺めるとそれだけで
なんとなく涼しくなった気分になれる。「川舟に揺られる」というにはいささかエンジン音がうるさいけど
タクシーや地下鉄と違って「水の都に来た」という気分になれるのは間違いない。
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“船頭助手”みたいなお兄ちゃんがいた。まだ高校生くらいで、自分自身で船を運転はできないけど、親方の下で
助手をしながら修行し、いずれは自分も船頭になろうって若者じゃないかと思う。なかなかのイケメン。
船が停留所に着く時&出る時に見せるこの兄ちゃんの働きぶりはなかなか軽快だ。

船が減速して船着き場に近づくと、自分も船べりに立って準備。
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船が桟橋に着く寸前、真っ先にひょいと桟橋に飛び乗って・・
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あらよッとモヤイ綱を結んで乗客を誘導。
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乗客の乗り降りが終わるとすぐ出船を促し、最後に自分がひょいと船に飛び乗る。
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ぐずぐずしてると飛び移りそこなって川にドボンと落ちそうだけど、そこはイナセな船頭助手。そんなヘマはしないのである。
彼は常に笛を携帯して、停船したとか出船OKとか、それぞれ異なる音程で笛を吹いて操舵手に合図するんだよね。
船と桟橋の間をヒョイヒョイと身軽に飛び移りながら笛を吹いて操舵手に合図するサマがなかなかカッコいい。

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てな感じで船頭助手に感心してるうちに船はサパーン・タクシンの船着き場に着いた。目印は大きな橋。
この橋にはスカイトレインも通ってるから、いうなればスカイトレインとチャオプラヤ・エクスプレスの
乗り換え地点と言っていいだろう。ここままで来れば帰るのはラクだ。
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冒頭に書いたように、愚かなるイ課長もバンコクには多少は慣れたからね。
今日は地下鉄、チャオプラヤ・エクスプレス、そしてスカイトレインと公共交通機関だけを使って
ワットトライミット〜チャイナタウン〜ワット・ポーと、なかなか充実した観光だったではないか。
こういうところは半年前のバンコク経験が生きてるよな。はっはっは。

もっともこの時、イ課長は間違えて本来降りる橋の、一つ手前の橋の停留所で船をおりてしまい、
次の船が来るまでサビレた船着き場でボンヤリ待つというおマヌーな失態を演じている。
多少バンコクに慣れたところで、愚か者が急に利口になるわけではないのだよワトソン君。
 
 
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by tohoiwanya | 2015-05-21 00:15 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(0)
2015年 05月 18日

熱海の高級和風旅館に泊ることに

土日に一泊、熱海の和風旅館に泊まってきたのである。
考えてみると、イ課長の人生で熱海ってこれまでほとんど縁がない観光地だったんだよね。

東京に近い温泉ってことなら箱根には何度も行ってるし、日光だって行ったことがある。
でも熱海ってまだ20代のワカモノだった頃に取引先の社員旅行になぜか同行して行ったのが
唯一の経験で、自発的に行こうと思って行ったことって一度もない。

その唯一の熱海体験だった20代の時(つまり30年くらい前)には浴衣姿のおっさんたちが街をぶらつき、
コルクの弾を打つ射的場なんかで遊んでた。まるっきり神社の縁日みたいな感じで、その当時の感覚でも
「なんとまぁレトロな温泉街なのであろうか」と思ったもんだった。

その時以来の熱海。
今回も自発的な旅行ではない。ある理由でスポンサーがついてる旅行だったから、自発的旅行だったら
絶対泊らないような、伝統ある超高級旅館にトホ妻と宿泊させていただくことになった。

なにしろ部屋が和風の離れだからね。貧乏性のイ課長、こういうのは徹底的に慣れてない(笑)。
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部屋には専用露天風呂がついてる。うひょーー広ーーーい。
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この離れを使ったのはイ課長とトホ妻以外、全員ご高齢のご婦人。
しかもその高齢婦人ズの一人はなぜかイ課長のオフクロという複雑な人間関係。
「アンタも一緒に入ればいいじゃないの」というおフクロの乱暴すぎる意見は幸いにして採用されなかったので(笑)
ご婦人がたの入浴が終わった夜、専用露天風呂をイ課長一人で占有することになった。贅沢な話だ。
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もちろん大浴場もある。そこも露天風呂なのである。
まだ早い時間だったからだーれもいないうちに写真を撮らせていただいた。
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高級和風旅館だけに、メシの豪華さはもう大変なものだった。
一応一品ずつ写真も撮ったけど、品数が多いから紹介しきれん(笑)。とりあえず豪華な朝食の写真を。
朝食のオカズの干物は前夜のうちに「アジ、エボダイ、カマス」の中から希望を出せる。イ課長はふだん
自分チで食うことがないエボダイの干物を所望。おいしかったよ。
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熱海の町もチラッと歩いてみた。
熱海って小津安二郎の名画「東京物語」にも有名観光地として出てくるくらいで、昭和30年代頃は
さぞや賑わってたはずだ。現在の熱海にはそういう高度経済成長期の昭和のたたずまいがそのまま
変わらずに残ってる。ノスタルジックというかレトロというか、独特の雰囲気だ。

たとえば、さびれ果てた妖しいムーラン座。
映画館には見えないからスト●ップ劇場だろうか。温泉街のひなびたス●リップ劇場って話では知ってるけど
見たことはないよなー。今でも現役で営業してるのかなー?
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熱海には巨大秘宝館もある。秘宝館だよヒホーカン。これまた温泉地にあるという話は聞くけど入ったことはない。
しかも熱海の場合、秘宝館専用ロープウェイがあるっていうんだからたまげる。ロープウェイ乗って見に行く秘宝館。
いったいどんな秘宝が展示されているのであろうか。
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というわけで、高級和風旅館での高級保養ライフといい、レトロな雰囲気を残す温泉街のたたずまいといい、
なかなか得難い経験をしてイ課長とトホ妻は帰ってきたわけなのでありました。いやーー疲れた・・・
(なにせお年寄りの多いグループだったもんで・・)

5月ってイ課長家にとってはなぜか「温泉月間」で、今月末にもイ課長&トホ妻は温泉旅館に泊まる。
しかも今度の行先は今いろいろとヤバい話がとびかう箱根の強羅だ(笑)。

大丈夫かねぇ?しかしまぁ大涌谷が大噴火でもしない限り、とにかく行くんだよ。
無事戻ってきたら、こんどは強羅レポートとしてまたご紹介しまっす。

  
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by tohoiwanya | 2015-05-18 22:28 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2015年 05月 15日

わっと ぽーー!その2

行こうという計画があったわけじゃないから、ワット・ポーについては事前の情報収集も全然してない。
「あっちはさっき見たよな」とか「あのデカい建物にはまだ入ってないか」とか考えながら、
テキトウに歩き回ったわけだ。境内は広く、黄金仏はそこらじゅうにいる。

その中で、外国人観光客を掃除機のように吸い寄せる、とりわけデカいお堂があった。
きっと何かスゴいものがあるに違いない。イ課長もガイジン観光客の一人として吸い寄せられてみた。
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
           ぎゃぁあ
 
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ちょっ・・・な、なんだこれわ。
東南アジアには“寝釈迦”の像がよくあるっていうのは知ってた。写真でも見たことがある。
しかしこんな超ビッグでヒュージでトレメンダスな寝釈迦がワット・ポーにあるたぁ存じやせんでした。

とにかくベラボウな大きさだよこりゃ。今調べたところでは高さ15m、長さ46mあるらしい。
これまた今調べたところでは奈良の大仏様、あれの高さが蓮華座を合わせると約18mあるんだって。
もしこの寝釈迦がムクッと起き上がって奈良の大仏と同じポーズをとったらはるかに大きいはずだ。
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こういう巨大なモノを写真に撮る場合、「遠くから全体を撮る」というのが基本なんだろうけど
この寝釈迦の場合、お堂の中という空間的制約があるからそれは不可能だ。お堂の中で撮ると
ものすごい“接写”ということになるけどしょうがない。


その大きさに驚き呆れながら歩き続けると、ようやく足が近づいてきた。
足の指の長さが全部同じだ。そんなバカな。しかしこの足をこういう造形にした理由はあとでわかる。
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この地点から振り返って顔を眺めるとこんな感じ。何だかもうワケのわからない物体に見える(笑)。
手前にある巨大な金色の構造物と、遠くにある顔とが同じ人間に属するものとは思えぬ。まぁいい、
とにかく足の方に行こう。ワット・ポーの超巨大寝釈迦像、この足の裏がまた必見のポイントなのである。
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じゃーん。足の裏はこうなってる。
さすがはお釈迦様。足の裏にも曼荼羅的宇宙が収められているのである。コレを描く(というか、彫る?)
必要があったから、こんな長方形でマッタイラな扁平足にしたわけだ。
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足の裏のところから仏様の顔を眺める。うーむ・・何度も同じ感想で申し訳ないが、
はるか彼方にある顔と手前にある足の指が同一人物のものとはとても思えぬ。つうか、それ以前に
これが足の指に見えぬ(笑)。
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ここまで来たんだから、表に比べて見学者の少ない寝釈迦の背中ガワも見てみようではないか。
反対側に回るとこんな感じ。ちょいとばかり「金色の鉄人28号」っぽいようにも思える(笑)。
ここからまた頭までの遥かなる旅(やや大げさ)が始まる。
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寝釈迦が寝ている枕というのかクッションというのか、これがまた近くで見るとスゴい。
ものすごくデコラティブな模様のあるクッションだ。こんなクッションで寝てたのか、ホトケ様。
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ようやく頭頂部まで来た。ここをグルリと回ると最初に入り口があったお釈迦様の顔のところに行くわけだ。
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いや長い旅であった(やや大げさ)。この超巨大寝釈迦こそがワット・ポー最大の見ものなのは間違いあるまい。
まぁ確かにバンコク市内観光の必見スポットになるだけのことはあると思う。しかし同時にタイ人と日本人の
仏教美術観の違いを考えさせてくれるスポットとも言えるだろう。おそらく普通の日本人がこの寝釈迦を見れば
有りがたいとか尊いとかっていう感想より「べらぼう」という印象しか残らないんじゃないか?

とにかく全然知らずにフと入ったお堂の中にコレがあったわけだからさ、タマゲたよ、イ課長は。

 
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by tohoiwanya | 2015-05-15 00:08 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 05月 13日

わっと・ぽーー!

話は2015年5月のトウキョウから2013年12月のバンコクに戻る。

とにかくイ課長はチャイナタウン・インド人街を歩いた後、ワット・ポーに行こうと決めたわけヨ。
途中でタイムスリップしたりしながら(してないって)てれてれ歩いてるとワット・ポーに着いた。
ここはタイに星の数ほどあるワット(お寺)の中でも格式・知名度ともに極めて高くて、バンコクの
市内観光ツアーには絶対確実に組み込まれている。

ワット・ポーはタイ古式マッサージの、いわばまぁ総本山的存在としても知られている。お寺の中に
マッサージ学校があるらしくて、そこで勉強し、修了すれば卒業証書みたいな証明書がもらえる。
タイマッサージ業界において「ワット・ポーで習った」という学歴?の権威は高い(んだと思う)。

ちなみに、このワット・ポーって正式名称はワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラームなんだと。
ウソじゃないんだよ。いまWikipediaで調べたら本当にそう書いてあるんだから。おっそろしい正式名称だ。
口が回るとか回らないとかっていう以前に、イ課長にはとても覚えられない。

まぁとにかく入ってみよう。入場料は100バーツ(約300円)なのである。

おおおーー、いかにもバンコク観光してるって気分になってきたぞ。
こういう風に何枚も屋根が重なったような形状の屋根って東南アジア仏教建築の特徴的な様式なんだろうな。
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そして仏塔・・というのか、こういうのもストゥーバっていうのか?
こんなにたくさん林立してるもんだったんだな。
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おお、さっそくありがたき黄金仏発見。タイ人たちが熱心にお祈りしてる。
イ課長もちょっと拝んで旅の無事を祈願しておこう。
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お?こっちにも黄金仏。こっちの方が上のヤツより台がきらびやかだから、こっちの方が有難いのか?
でも上の黄金物にはある後背がコッチにはないから、やっぱ上の黄金物の方がエラいのかな?
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いや待てこっちにもいるぞ黄金仏。どれが一番有難いというか、偉いのかがよくわからん。
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こっちじゃ黄金仏軍団がズラリ・・・こうなるとゴールデン・ブッダの有り難みもチョウチンもなくなってくる。
ワット・ポーにおいて黄金仏というのは「ただの仏さま」という程度にありふれてるようなのである。
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イ課長が午前中に見たワット・トライミット
ブッサイクな漆喰の仏像の中にアッと驚く黄金仏が隠されてて、有難くて、信仰を集めてた・・はずだ。

しかしワット・ポーには黄金仏なんてハッキリ言ってそこらじゅうにあるぜ?
もしかすると、あっちは金ムクでこっちは金箔貼っただけとかっていう違いがあるのかもしれないけど
とりあえずワット・ポーにおいては黄金仏というものの希少性が非常に低いことだけはよくわかった(笑)。

見たところ、本堂らしき建物に鎮座してたこの黄金仏が一番エラい黄金仏なのではないかと思われる。
この黄金仏が、さっき廊下にズラリと並んでた黄金仏とどう違うのかと言われるとわからないけど、
鎮座する位置が一番高いのは確かだと思う。
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日本のお寺によく金箔がハゲて黒くなった古い仏像がある。あれに金箔を貼りなおそうって発想は
日本人にはないようで、むしろ金箔ハゲハゲの仏像の“時代のついた”古い味わいを尊ぶ。
しかしタイ人にしてみたら「金箔がハゲたバッチい仏像」としか思えないはずで、どうして日本人は
金箔を貼り直して修復しないんだろう?と考えるんだろうな、きっと。

この(たぶん)一番有り難い黄金仏の後ろにある絵がなかなか面白かった。
絵そのものはスゴーク中国風だけど、描かれてるのはラーマーヤナじゃないかなぁ?真ん中右寄り、
台に乗ってヨロイを着た軍人が猿王ハヌマーンじゃないかと思うのだが。
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バンコク王宮にあるワット・プラケオには有名なラーマーヤナの壁画があるんだけど、この旅行では
見に行かなかった。今度行ったら見たいもんだ。

というわけで、その予定じゃなかったけど長くなったから続き物にさせてくれ。
次回更新では「ワット・ポーといえばアレしかないだろ、アレ」というアレをちゃんとご紹介するから。
 
 
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by tohoiwanya | 2015-05-13 00:05 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 05月 11日

神田祭2015

くらやみ祭りが5日に終わったと思ったら、こんどは神田祭と来たもんだ。

落語でお祭りに関する噺をする時、噺家はよくマクラでこんなことを言う。
えー、昔から江戸の三大祭りと申しまして、神田祭り、赤坂の山王さまのお祭り、それと深川八幡のお祭り。
 中でも神田祭りと山王さまのお祭りは将軍家ご上覧ということで俗に天下祭りなどとも申しまして、これはもう
 江戸っ子の自慢でございますな・・


三大ホニャララの三つ目は常に異説があるという法則どおり、浅草の三社祭りを三つ目だという人も多いけど
神田祭と山王祭は安泰のようで、現在はともに二年に一度開催。神田明神と日枝神社で交代でやるようだ。

ご存知のようにイ課長勤務先は昨年6月、神田に引っ越した。
去年は山王祭の年だったようで、神田祭はなかった。つまり今年が神田祭の年ということになる。
神田に勤めるようになって初めての神田祭。イ課長勤務先も町内にある会社ってことで小額ながら寄付もして
社内にポスターも貼られている。一応祭り期間は8日〜10日の3日間だけど、メインは9・10日の土日らしい。

2年にいっぺんのお祭りだ。イ課長がいまの会社に60才の定年まで勤めたとしても「町内の会社」の社員として
神田祭を見られる機会はそう何回もない。というわけで、少しは見ておきたいと思ってたんだよ。

8日金曜日の昼飯を食いに出る頃にはすでに町は完全に祭りムードで、夕方には会社の前を山車と神輿も通った。
この神輿っていうのが各町内それぞれあるようで、その合計が3ケタになるっつうんだからスゴすぎる。
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で、おそらく町内を回った神輿はこういうところに安置されるということらしい。金曜の夕方には会社の前を
神輿が通ったりもしたけど、これはまぁいわば前夜祭みたいなもので、祭りの本番は土日らしいのである。
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ところが、この本番っていうのがよくわからない。
神輿の数はメチャ多いし、ナントカ神輿連合みたいなのがそれぞれ異なる時刻に神田にアチコチに集合し、
異なるルートでねり歩く。とにかく祭りの範囲が広くて何時にドコにいりゃ見られるのかよくわからない。

おそらく土日のどこかで「神輿大集結」みたいなのが秋葉原あたりであるはずなんだけど、それが
何時なのかもよくわからない。わからないことだらけなのである。

とりあえず定期があるから土曜日の夕方に神田に行ってみた。
ある案内図によると三越前に集合した「付け祭り」という行列が夕方5時半くらいに須田町〜万世橋あたりを
通るようだったので、とりあえずそれでも見てみるか。

万世橋をわたったところの交差点で待つことしばし。やがて向こうから囃子と神輿の一団がやってきた。
しかし広〜い通りを交通規制もせずに、神輿一基だけだといまいち迫力が・・・神田祭のドコかの日には
秋葉原電気街を神輿軍団が埋め尽くす時間帯もあるはずなんだけど、それが今でないことは確かだ(笑)。
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そのあとまた待つことしばし。相馬野馬追の騎馬武者がパカパカとやってきた。神田祭と相馬市って
何か関係あるのかい?これまたよくわからない。騎馬武者軍団はそれほど多くなくて行列もすぐ終わった。
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この騎馬武者のあとまた待つことしばし、いよいよ「付け祭り」の行列登場。
これは一種の時代絵巻的な行列と思われるんだけど、扱う時代は平安・室町っぽいのから江戸時代、
さらに明治時代風の西洋馬車までいろいろ混在してる。どうもコンセプトがいまいちよくわからん。
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このあと、地元の(おそらく)中学生たちの山車行列があって、最後に巨大な鬼とナマズの山車がある。
ナマズはいわゆる「ナマズが暴れるのを抑える=地震がないように」ということだろう。しかしこのナマズ、
空気でふくらませたビニール製。うーーん・・
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だいぶ前に、たまたま神田祭の日に中央線の窓から様子を見たことがあるんだけど、あの時は広い通りを
完全に車を止めて、たくさんの神輿が競い合うようにねり歩いてた。実に勇壮かつスケールの大きい
光景だったけど、あれは日曜にやるのかな?とにかく祭の規模がでかくて範囲も広いから
いつドコで、何があるのかがホントよくわからないんだよ。

結局この付け祭りの行列だけ見て、あとはトホ妻と世界の山ちゃんで手羽先食って帰ってきた(笑)。
山ちゃんに行く途中、向こうの方で神輿がねり歩いてたからズームで撮ってみた。やっぱりビニールの
ナマズより、こっちの方が祭り情緒あるよねぇ。
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今年の神田祭は「ラブライブ」という人気アニメとタイアップしてて、こんなポスターまである。
アニメヲタクが集う秋葉原も氏子エリアに持つ神田明神ならではのコラボ企画ってことなんだろうな。
とにかく大変な人気アニメだそうで、なんでも舞台は秋葉原のある高校で、この9人の女のコの一人が
神田明神の巫女さんという設定なんだと。いろいろ関連グッズも売り出したようで、アニメオタクたちが
ドッと神田明神に押し寄せたらしい。
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とにかく祭りエリアが広く、100を超える町内が200近い神輿をブイブイいわせる(らしい)神田祭。
すごい数の神輿軍団が集結して練り歩くサマが(たぶんそういう時があるはずなんだよ)一番の見所なんだろうけど、
結局それが何曜日の何時頃にドコであるのか、最後までよくわからなかった(笑)。

とりあえず次は2年後。次回はもう少し事前に研究してから行かんとイカンな。

 

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by tohoiwanya | 2015-05-11 00:14 | 日本での私生活 | Comments(2)
2015年 05月 07日

くらやみ祭り2015・Kurayami Festival

祭りの紹介と、新デジカメテストその2を兼ねたような記事なのだが・・・。

今年のくらやみ祭りでは外国人の姿をけっこう見かけた。
農工大あたりの外国人留学生かな?って人たちもいたし、旅行者っぽい人たちもいた。
くらやみ祭りが外国人旅行者の間で有名とも思えないのだが。

でもこういう純日本的なお祭り、外国人には楽しいはずで、ぜひおこし頂きたいもんだ。
イ課長ブログとしても微力ながら府中市の外国人誘客に貢献すべく、今日は少し多言語化してみる。
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Every Year 3th, 4th, 5th of May in Fuchu-city,Tokyo.
Great Kurayami-Matsuri(Darkness-Festival), you must see it !!
 
Jedes Jahr 3., 4., 5. Mai in Fuchu-Stadt, Tokio. Bitte kommen Sie zu Kurayami-Festival.

พฤษภาคม 03-05 
กรุณามาเทศกาล Kurayami-Festival in Tokyo.

ドイツ語はかなり怪しいと思う。タイ語に至っては怪しいかどうかすら判断つかんが・・(by自動翻訳)。

とにかく今年は祭りの3日間が好天に恵まれて何より。露店も茶屋も相当儲かっただろうなー。
イ課長もデジカメのテストを兼ねて大国魂神社に足を運んだ。金のかからないGWレジャーだなぁ(笑)。

神輿渡御は祭りのクライマックスだけどイ課長はほぼ諦めてる。下のカメラおじさんたちみたいに
何時間も前から陣取っていい撮影ポイントを確保しようなんて根性はないのである。
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個人的には3日夜の山車勢揃いが好きだ。別に撮影ポイント陣取らなくても写真くらいは撮れるし。
山車の上で踊ってるお獅子や狐は当然動き回ってるわけだけど、けっこうキチンと撮れてて驚いた。
どういう仕掛けなのかよくわからないけど、ニコンに比べると同じ夜間でも手ブレが少ないっていうより
シャッタースピードそのものが短く撮れてる感じがするんだよねぇ。だから動く被写体もあまりブレない。
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これは山車の柱の木彫がすごく立派なんでぐーーっとズームして撮った。
ニコンだったら手ブレした可能性は非常に高いっつう以前に、こんなに寄るのは不可能だった。
カシオだと踊ってる子供は多少ブレてるけど柱の彫り物がちゃんと撮れてるんでこれまた驚いた。
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3日に続いて4日の夜にも大国魂神社前に山車が集結してお祭り気分が盛り上がる。
夕暮れの巨大ケヤキ並木の前を山車が行ったり来たりするサマは壮観で、大変な見物客だった。
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写真はもいっぱい撮ったんだけど、中でもカシオの新デジカメの威力に驚いたのは下の写真。
ちょうど神社境内に入ったら屋根の向こうにオボロ月が見えたんで、撮れるかなぁ?と思いながら
とりあえず撮ってみたのだ。
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これも確か「カメラお任せ」で撮ったはずだけど、ここまでソレらしく写ってるとは思わなかった。
コンデジで夜、手前の風景を入れつつ月の写真を撮るなんて、ほとんど成功したためしはないんだけど、
このくらいまで感じが出て、しかも手ブレせずに撮れるとは思わなかった。これは嬉しい。

新しいカシオ、売りにするだけあって手ブレに強く、夜間のズーム撮影にもけっこう強そうだ。
人物写真だとどうか?人物写真って取り直しが効かなくて、失敗するとガッカリすることが多いのだが。

山車の上でお囃子やってる奏者たち?にうんとズームで寄ってみる。
わりと無造作に撮ったけど、まぁまぁ撮れてるじゃん。
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こちらは屋台でアンズ飴かなにかを売ってたばっちりメイクの美人店主。
盗撮系の写真ということになるけど、夜にズーム効かせてこの程度に撮れてりゃまぁまぁか。
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この新しいカシオのデジカメ、無造作に撮っても「それなりに」撮れてるという印象が強い。
シャッター押す時「あ!ブレた」と思っても、写真見るとけっこうマトモに撮れてる。
前のニコンより失敗はかなり減りそうな気がする。
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現在のところ、今年も9月の連休に引っ掛けて海外に行く計画を立てている。
今回はこのカシオのデジカメを持ってって、撮りまくってやろうじゃないの。

 
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by tohoiwanya | 2015-05-07 12:58 | 日本での私生活 | Comments(4)
2015年 05月 03日

新デジカメテスト その1

バンコクはちょっとひと休みして新しいデジカメの話。
例のカシオのデジカメが届いたからテストしてみた・・というほどご大層なテストは
してないんだけど、まぁこんな感じというのをご報告しておこう。

夜の街がどんな風に撮れるのか、違いを確かめたくて元々持ってたニコンと
新しいカシオとを2台持って会社に行き、帰りがけの神田須田町の夜景を撮ってみた。
これはなかなか興味深い違いがある。

まず神田から秋葉原方面をニコンで撮ってみる。ズームをいっぱい効かせて光学14倍。
ニコンも手ブレ補正機能はもちろんあるからキチンと撮れてる。
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次に同じアングルからカシオ。光学18倍じゃなく、そのまた倍の36倍くらいにして撮った。
もちろん手ブレ補正機能はオンにしてある。
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おおおさすが。夜間でこれだけズームしても手ブレなし。はっきり撮れておる。
そもそもその点を重視して買ったわけだけど、売りにするだけのことはありそうだ。

ほぼ同じ地点から神田駅の方を撮ってみよう。まずニコン。
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ふーむ・・・チャンと撮れてるじゃん。海外で夜景とか暗い教会の中とか撮ろうとすると
手ブレで困ったことも少なくないのに、今日はやけに調子いいな。もしかするとイ課長が新しい
カシオのデジカメ買ったもんで、こりゃいかんっていうんで急にマジメになったか?ニコン(笑)。

同じアングルで同じように今度はカシオ。ズームも大体同じくらいに寄って撮ってみた。
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ほほぉ〜、ここで初めてシロウトでもはっきりわかる差が出るね。
明らかにニコンの方が明るく、カシオの方が暗い。同じ町じゃないみたいだ(笑)。

神田駅の蛍光灯の照明を比べると、カシオの方がシャープに、ニコンの方は少し光が
ニジミ気味に撮れてる。明るさの差もそういうところの差なのかもしれん。ただ、夜の神田駅の
賑やかな感じというのはむしろ光がニジんだニコンの方が伝わるよね。

光のニジミ具合の差というのが面白いんで、別ので試してみた。近くにあったビルのネオンだ。
まずこっちがニコン。これだけ見ると普通に撮れてるように見える。
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ところが同じものをカシオで撮るとこうなる。ものすごく字がシャープにくっきり写る。
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ちなみに、ニコンの方はオート、つまり「カメラお任せ」状態で撮り、カシオの方は
夜景モードで撮った結果である。イ課長、技術的なことはよくわかってないが、とにかく
これだけ違いがあるのだ。

しかしこれは非常に興味深い違いだ。
おそらくこの2台のカメラで高層ビルの屋上から大都会の夜景なんかを撮ったとしたら、
カシオの方が個々の光点が(手ブレさえなければ)シャープに写るんだろう。ニコンだと
少しニジミ気味になるはずだが、逆に「大都会の光の海」的な感じはニコンの方が伝わる
可能性が高い。カシオの方でオートで夜景を撮るとどうなるのか、次回試してみよう。

ちなみに、下はカシオで今日撮った写真。ショッピングビルの室内で、36倍ズームで
向こうにあるCD屋を撮ったんだけど、看板の文字までキチンと撮れてる。カシオの
手ブレ補正機能が強力であるというのは確かみたいだね。
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これは「緑が鮮やか」モードで撮った本日の大国魂神社。
さよう、府中は明日からくらやみ祭りで、神社はその準備の真っ最中だ。
でもこの写真で特に緑が鮮やかに写ってるかどうかは正直言ってわからない(笑)。
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明日からのくらやみ祭り、カシオのデジカメでバシバシ撮っていろいろテストしてみよう。
その結果はまたご報告いたしますです。





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by tohoiwanya | 2015-05-03 00:03 | 日本での私生活 | Comments(6)