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2015年 07月 31日

シェムリアップ・バンコク国境越えバス その4

タイの入国審査カウンターは列が長くて、自分の番がくるまでけっこう時間がかかった。
 
パスポートにスタンプをもらい、ホッとして1階に降りると長い廊下があって、途中で立ち止まるな、
みたいなことが書いてある。ようやくタイに入国したとはいえ、まだバンコクまでの移動もあるのだ。
こっちだって忙しいのだ。誰も立ち止まったりなんかしねぇよ。
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さて、ようやくこれで何の心配もない・・と言いたいところだけど、重要な問題があと一つある。
それは、オレらが乗ってきたあの直通バスはドコで待ってるのだ?という問題だ。

そういうことも全然教えてくれないから困る。当然、タイ側のどこかで待っててくれてるんだよなぁ?
この頃になると同じ札を下げた人も近くにいないから自分で探さないといけない。
上の写真の長い廊下を出ると、駐車場やらショッピングセンター?みたいなものがあったから、
その周辺を荷物ひきづりながらキョロキョロと探すわけだ。

やったーーー。駐車場の隅っこに懐かしきバス発見。あーよかった。
これでなんとかバンコクまで行ける。
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このバス、一応乗客が全員そろうまで待つようだけど(そりゃそうだろ)、タイ人とおぼしき
おばさん二人の手続きが(もしくはバスを発見するのが)遅れたようで、それをしばらく待った。
事前の説明がロクにないわけだから、中にははぐれる乗客だって出るよな、そりゃ。

カンボジア領内でバスを降り、国境を越え、再びバスが動き始めるまでナンだかんだで
1時間近くかかったと思う。再びバスは走り始めた。

駐車場出口のあたりで荷物を置いてボンヤリしてる数人の旅行者(日本人+欧米人)が見えた。
すぐにピンときた。あれは安い「乗り換えルート」で国境越えしようとした人たちに違いない。
ああやってクソ暑い屋外で乗り継ぎのバス(か、バン)を待たないといけないわけか。
料金は十数ドル高いけど、そういう点じゃやっぱ直通ルートはラクだよなぁ。

走り始めたバスはすぐにタイ側の国境の町アランヤプラテートのバスターミナルで弁当を積む。
そう、このバスはちゃんとお弁当が出るのだ。写真を見るとこの時がちょうど正午だね。
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はい、これが車内で配られる弁当。
つまり28ドルの切符代の中には最初に配られた水、パンとオレンジジュース、さらにこの弁当代が
含まれているわけだ。チャーハンとキュウリというシンプルなランチだけど、まぁまぁの味だったよ。
もちろんその後ゲーリー大会が開催されることもなかった(笑)。
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ここから先はもうやることもない。
バスはひたすらバンコクを目指して走るけど、これがまた3時間以上かかる。さすがに疲れた。
寝てる人も多かったけど、イ課長はなぜか眠くならなかったんだよね。

ああ、ようやく大都会バンコクが見えてきた。いやーーー長かったぜ。
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高速道路から下の一般道を見ると、おお、バンコク名物の大渋滞が今日も華やかに展開しておる。
カンボジアを見慣れちゃったから、バンコクの大都会ぶりが際立って見えるね。
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何だカンだで、結局3時半頃だったかなぁ?バスは無事バンコク北バスターミナルに到着。
シェムリアップを朝8時に発ってから7時間以上。お疲れさまでした。こういう旅は体力のある
若いうちにやっといた方がいい、と年老いたオジサンはいま思うよ(笑)。
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この北バスターミナルって不便な場所にあってさぁ、スカイトレインか地下鉄に乗るには
最寄り駅までタクシーで移動する必要がある。ムリすれば歩いて行くことも不可能じゃないけど
暑い中、重い荷物を引きづりながら延々と歩くのはゴメンこうむりたい。イ課長も素直に
メータータクシー乗り場に並んで、スカイトレイン最寄り駅までタクシーで行った。
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ところがイ課長はある事情があって翌日またこの不便なバスターミナルまで、しかも今度は
タクシーに乗らずに徒歩で来るハメになる。バスに乗るためにではなく、別の理由でだ。
しかしまぁその時のことはまた機会を改めて。

 

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by tohoiwanya | 2015-07-31 00:02 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 07月 29日

シェムリアップ・バンコク国境越えバス その3

この国境越えバンコク直通バスの乗客たちは事前にこういうプレートを渡される。
まぁ一種の“迷子札”みたいなもんで、バスを降りたらこれを常に首に下げる。とりあえず
同じ札を下げた乗客からはぐれないようにしないとな(それはけっこう難しいが)。
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国境を貫いているのは人や車やバイクでごちゃごちゃした一本道。その道の右側にカンボジア側の
出国イミグレがあった。ここで出国スタンプをもらうために行列に並ばなければならない。
でも進みはわりと早くて、それほど長時間並ぶことはなかった。
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しかしやけに人が多いなー。これみんなカンボジアからの出国者?
出国スタンプ押してもらった人はサッサと歩いて行くけど、次にドコ行くべきかわかってんの?
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スタンプを押してもらったイ課長も、よくわからないまま「みんなが歩いて行く方」に行く。
それ以外に何ができるというのだ?(笑)

このアンコールワットじみたゲートがカンボジア側の出入国ゲートっていうことらしいけど、
人やらダンプやらバイクやらがグチャグチャでワケわかんねぇ。道路がこう混みあってると
重いゴロゴロ荷物を持って歩くのはなかなか大変。
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ポルポト支配の頃、このタイ国境はカンボジア難民で溢れ、さらに世界中からやってきた
報道陣やNGOで溢れ、殺気立ってた場所のはずだけど、今やそんな雰囲気はまったく皆無で
今や人とモノがガンガン行きかう平和で活気あふれる国境って感じだ。感慨深いのう・・。

あれ?
そんなコト考えてたら同じプレートさげた乗客がいないぞ?うわー大丈夫か?
 
とにかく一本道なんだからコッチの方に行くしかない。混雑する道をとにかく歩く。
途中でちょっと立ち止まって見渡したら、後ろから同じプレートを下げた欧米人の男性が来た。
おお、よかった。彼に確認してみるか。

我々はまっすぐ歩いていけばいいのであろうか?
さぁ・・ボクはキミの後をついてきたから・・・

うーむ、お互いに頼りない(笑)。「みんなが行く方に行くしかない」とみんなが考えていると
こういうことになるのである。

何やらグチャーッと人がたかってる場所がある。ここか?ためしに「イミグレーション?」って
聞いてみたら「あっちだアッチ、道の反対側」と言われたから、荷物をひきづりながら
車やバイクが行き交う道を必死コイてわたる。ひぃひぃ。

あ、何やらソレらしき場所になってきたぞ。少しホッとした。
タイの入国審査事務所に行く場合、カンボジアを背にして道の左側を歩いた方がいい。
そうするとこんな感じのサインが見えてくる。はー、やっとたどり着いたか。
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え?2階にあがるの?ううう・・汗ダクになりながら重い荷物を抱えて階段を昇る。
同じプレートを下げた乗客たちもこの辺にくるとチリヂリになっちゃったよ。
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いやーー疲れた。ベトナム・カンボジア国境に比べて歩く距離は長いワ、人と車はやたら多いワ、
ドコに行きゃいいのかよくわからないワで「暑くて混乱した国境だった」っていう印象が強い。
とにかくカンボジアを出るまでは(カンボジアを背にして)道路の右側、それが終わってタイに
入国する段になったらこんどは(同上)道路の左側を歩きましょう。
そして合言葉はとにかく「みんなが行く方に行け」なのである(笑)。
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こうして何とかたどり着いたタイ入国イミグレーション。まぁとりあえずここまで来れば
タイへの入国だけはできるだろう。次回、バンコク到着で完結させるからね。

 
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by tohoiwanya | 2015-07-29 00:07 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2015年 07月 26日

シェムリアップ・バンコク国境越えバス その2

さて、アンコール遺跡観光の拠点・シェムリアップからバンコクまでイ課長たちを運んでくれる
国境越えバス。それはこういうバスなのである。出発地点は例のナタカン社の前ね。
あ、事前に言っておくけど今日の記事は写真の枚数だけは多いっす。
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一見、新しくて立派なバスに見える。ベンツ製だし。
しかしボディをよく見るとヒビ割れ&塗装ハゲ・・まぁいい、この際ヒビ割れくらいは大目に見てやる。
その代わりちゃんと走れよな。
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さてようやく出発です。長距離バスによくあるように荷物は床下に入れてもらえるから
大きな荷物を持ってても大丈夫。乗客はゴロゴロ派より圧倒的にバックパック派が多かったね。
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座席はこんな感じ。広くはないけどそう狭くもない。
ちなみに、乗客にはまず水が配られるのである。東南アジアではよくあるパターン。
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ここで二つばかり注意事項を。指定された座席がA3の場合、背中にA3と書かれたシートに
座ってはいけない。A3と書かれた数字が見える後ろのシートに座る必要がある。
「はいココね」と思って座ったイ課長もあとから後ろへの移動を強いられたのである。
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もう一つの注意事項は車内の冷房がキツいということだ。
これはあらかじめ予想していたのでイ課長は用意周到にパーカーを車内に持ち込んだ。
Tシャツ1枚なんかだとかなーり寒いと思うよ。前便でこの席に座った人もよほど寒かったと見えて、
冷房吹き出し口にティッシュを詰め込んでムリヤリ止めてる(笑)。
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次に何かが入った紙袋も配られた。これは何だろうか。
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中はパンとオレンジジュースでした。ちょっとした軽食ということか。
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てなこと言ってるうちにバスは出発。
サイゴンをバスで出発した時はしばらく都会風景だったけど、シェムリアップを出ると
アッという間に農村風景という感じになる。例によってウシさんがあちこちに。
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あとはひたすらひたすら真っ平らな田んぼ風景が続く。地平線の彼方まで田んぼだ。
アジアの国はどこも「コメこそ命」であることよなぁ。
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シェムリアップからカンボジアの国境の町・ポイペトまでは大体3時間くらい。
田んぼ以外何にもなかった風景がそれでも一応多少は町らしくなってくる。
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そしていよいよ着きました。ポイペトの国境検問所。
ここでバスを降り、乗客たちは自分の荷物を背負ったり転がしたりして進むことになる。
ちょうど11時くらいのクッソ暑い日差しの下、重い荷物を持って歩き始めるとすぐ汗が出てくる。
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しかもサイゴン・プノンペン間バスの時みたいに係員が同行しない。乗客だけが歩いて行く。
でもイ課長はもちろん、みんなだってこの国境に来るのは初めてだろ?ドコに行くかわかってんの?

ここから「とにかくみんなが行く方に行くしかない」という方針に貫かれたイ課長の
国境越えが始まるわけだが、長くなったからまた続きは次回だ。

 
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by tohoiwanya | 2015-07-26 00:19 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 07月 23日

シェムリアップ・バンコク国境越えバス その1

2014年東南アジア旅行ネタ、とりあえず交通機関系のこのネタを先に書いておこう。
今年の夏の旅行でこのバスの利用を検討してる人だっているかもしれないからね。

以前にホーチミン・プノンペン間のバスの話を書いたけど、今度はその4日後に乗った
シェムリアップ・バンコク間のバス。あの旅行での2度目のバスによる国境越えというわけだ。

シェムリアップからバンコクまでバスで移動する方法、二通りあるらしい。

①ずっと同一のバスで行く方法
②国境のところで違うバスまたはバン等に乗り継ぐ方法

料金は①が28ドル、②は十数ドルくらいからあるようだ。要するに②の方がかなり安い。
しかしイ課長は敢えて①を選択した。②は国境のところで乗り継ぎの車を延々待たされたり、
狭いバンにギュムギュムに押し込まれたりなんていうリスクがあるって話を読んでたから
確実・快適で(おそらく)早い方を選んだのである。

出発時点で「つながってない旅」だったこの旅行で最も心配だった部分が実はここなのだ。
ビザなしで乗っちゃうホーチミン→プノンペン間のバスもそれなりに不安はあったけど、
あっちはそれでもバスチケットだけは出発前にネット予約できた。

しかしシェムリアップ→バンコク間バスはネット予約できないみたいだから現地で買うしかない。
その日はもう満員で売り切れでーすと言われたら一巻の終わり。シェムリアップに到着したイ課長が
まず真っ先にバンコク直通バスの予約をしに行ったのは当然なのである。

この直通バス、扱ってる旅行会社は1社だけ。Nattakan Cambodia っていう会社だ。ナタカン。
このナタカン社。自社のWebサイトがまだないみたいなんだよ。一応ナタカン社のFacebookのページを
リンクしておく。場所はシヴァタ通りのケンタッキーフライドチキンのワキってことはわかってた。
Facebookにも一応地図が乗ってるけど、あれじゃサッパリわからんわな。

これがシェムリアップのシヴァタ通り。いわば町のメインストリートで、KFCはこの通りを南に向かって
左側にあるはず・・と思って歩いたらすぐに見つかった。順調である。
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ところがKFCは見つかっても肝心の Nattakan がない。え?隣りにあるんじゃないの?KFCが見つかりゃ
すぐ自動的に見つかるんじゃないの?まさか会社が移転?まさか倒産?いやーこン時はアセッたねー。
つながってなかった旅程がついにシェムリアップでプツンと切れちゃうのか?

実際には何のことはない。Nattakan CambodiaはKFCの隣りではなく数軒おいた先にあった。
オラぁてっきり「隣り」にあるんだとばっかり思ってただに。あーーーおどかすなってもう~。
さっそく店内に入ってチケット予約。
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店内はこんな感じ(下の写真は出発当日に撮ったもの)。
この国境越え直通バスは人気があって、当日予約しようとするとけっこう厳しいらしい。
しかしさすがに出発の3日前だけあってすんなりと予約できた。はぁ~旅がつながったぜ。よかったー。
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チケットはこんな感じで。席は3A、出発は朝8時、料金28$、てなことが手書きで記入されている。
これを3日間なくさずに保存しておかなければならない。
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で、3日後だ。荷物があるから今度はさすがに徒歩じゃムリで、ホテルからトゥクトゥクで
Nattakanに到着。7時半頃だったかな。同じバスに乗る乗客がすでに集まり始めてる。
このタトゥー兄ちゃんのカップルも同じバスに乗る乗客のはずだ。
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これからいよいよバスに乗るわけだが、長くなったから続きは次回ね。
(その1が終わってまだバスに乗車すらしねぇのかよヲイ!!)



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by tohoiwanya | 2015-07-23 00:10 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 07月 21日

愚かなるイ課長のドジ -東南アジア編①-

さてだ。
2013年バンコク避寒旅行ネタが終われば、いよいよ昨年9月のベトナム・カンボジア・タイの
東南アジア旅行ネタに着手することになる。書きたくてウズウズしてる。

「行った順」に書くなら、とりあえずサイゴンに着いたところから書き始めるわけだけど、
このブログの書き手はそういう律儀さを持ちあわせていない。それよりも、あの旅行で
イ課長が犯した「三つの大失態」のうちの一つを早めにここでカミングアウトしておきたいのだ。

このブログでは過去に欧州出張で犯した失態をいくつか告白したこともあるから、イ課長が愚かな
バカモノであることは改めて説明するまでもないだろうが(笑)、そういうバカモノであるがゆえに
東南アジアでも失態を犯したのである。しかもかなり大きなヤツを三つ。どういう感じかというと

大失態①in カンボジア:経済的にはダメージゼロ。しかしブログ作成上は影響があるんだよこれが。
大失態②in カンボジア:経済的にちょっと損したけどブログ作成には影響なくて、いずれネタにするだろう。
大失態③in タイ:ブログ作成には影響ない・・つうか続きものネタになるくらいだけど経済的には大ダメージ。

本日はこのうち、大失態①を早めに告白しておこうと思うのである。
なぜなら今後、このブログであの旅行のコトを書くにあたっても少なからぬ影響があるからだ。

あの旅行ではカンボジアに初めて行き、そこでアンコール遺跡群の一端を見たことが、まぁいわば
観光行動の一つのクライマックスだったと言っていい。イ課長はそれまでアンコール遺跡のことなんて
ほとんど何も知らなかったんだけど、実物を見るとそりゃーもう実に大したもんで、
ここが「世界の観光地」として有名なのもごもっともと思ったよ。
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アンコール遺跡群見学はかなりカンドウ的な体験だったし、帰国後も図書館で本を借りたりして
後付け知識も多少は増やした。張り切ってブログでご紹介したいと思っている。

だがしかしだ。まさに「世界の観光地」アンコール・ワットを見学しているその真っ最中に
イ課長は決定的な大失態を犯したのである。それは何かというと・・・





・・デジカメのバッテリーを切らせたのである。


あの日は最初にタ・プロム遺跡を見て、あまりの素晴らしさに興奮して写真を撮りまくった。
その次にアンコール・トム遺跡を見て、あまりの素晴らしさに興奮して写真を撮りまくった。
そして午後になり、とうとう来たアンコール・ワットの第一回廊の素晴らしいレリーフを見て
興奮して写真を取りまくっていたら、とうとうバッテリーが死んだ。そう考えるとあの日は
朝から軽く200枚以上写真撮ったわけだから、なるべくしてなった結果ではあるのだが。
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当然ながら、あの日はバッテリーが切れた後は1枚の写真もない(携帯はホテルに置いてあった)。
第一回廊の途中以降写真ゼロ。つまり第二回廊の写真も、あの素晴らしい第三回廊の写真も、
さらにその後行ったプノン・バケン山頂から見る素晴らしすぎる眺望の写真も、全然ないのだ。

この時はガッカリしたよ。
そりゃね?アンコール・ワットを見た個人的な記憶と感動は写真の有無に関わらずイ課長の中に残ってる。
しかしブログでそれを伝えるにあたっちゃ大問題だ。文章だけじゃどんなにグダグダ書いても
あの素晴らしさを伝えるのは不可能で、もういっそのこと写真のない部分については記事にするの
やめるべきか?とも考えた。しかしそれもまた口惜しい。書きたいこといっぱいあるしなぁ。

で、今の段階では中間的な方法をとろうかと思ってる。
つまりWikipediaみたいなところに載ってる写真を出典明記のうえで最小限借りてきて、
ある程度読み手にイメージを伝えながら書こうかな、と思ってるんだけど、正直自分でも
どうやって書くのが(あるいは書かないのが)いいか、決めかねてるんだよね。

しかしまぁ返すがえすも大失態だったよアレは。
実はあの時、ホテルのスーツケースにはちゃんと予備のバッテリーがあったのだ。そう考えると
まったくもって、オノレの愚かさを呪うしかない大失態。過去にどんなに張り切って写真撮りまくっても
その日のうちにバッテリーを切らしたことなんて一度もなかったから完全に油断してた。

まぁ逆に言えばアンコール遺跡群というのはその日のうちにバッテリーが切れちまうまで
写真撮らずにいられないような、素晴らしい被写体に満ち満ちた場所ってことなんだけどさ。
ちっくしょゥ~・・。

2014年東南アジア旅行ネタとしてアンコール・ワット観光後半とプノン・バケンの話はたぶん書くだろう。
しかし写真は(自分が撮ったのは)ない。バカモノのしたことと思って、ビジュアル資料の不足については
事前にあらかじめご容赦いただきたいのである。ごめんちゃい。
(ちなみに、今日載せた写真はバッテリーが切れる前に自分で撮った写真なのである)

 
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by tohoiwanya | 2015-07-21 00:06 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2015年 07月 19日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 35

さて、バンコク短期避寒旅行ネタも大体書いたかな・・という気分になってくると
最後に登場するのがおなじみのホテル評価。このシリーズも35まで来たか・・・。
死ぬまでに100くらいまで書けたらええのう。よぼよぼ。

さて、この時バンコクで3泊したホテル。それはここなのである。


S33 Compact Sukhumvit Hotel

35回めのホテル評価で取り上げるのが33ホテルというわけか。

最初にあるS33というのは「ソイ33」、つまりスクンビット通りと交わる33番めの通り(soi)にある
ホテルってことで、奇数番号なら大通りの北側、偶数なら南側になる。スクンビット周辺には同じように
数字を冠したホテルがいくつかあって、慣れてくるとその数字である程度場所を推測できる。
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立地・利便性★★★★☆
地下鉄の駅、スカイトレインの駅、ともに歩いて10分くらいかな。
相対的には涼しい12月末のバンコクじゃさほど苦にならなかったけど、暑い時期だったら
駅までの距離そのものより、歩いてる間の暑さがこたえたかもしれない。しかし地下鉄と
スカイトレインの両方に歩いて行けるっていうのはとにかく便利だし、イ課長もそれを狙って
半年前と同じくスクンビット・アソーク交差点周辺のホテルを探したのだ。

近くにはコンビニもあったし、レストランもいっぱいあった(入らなかったが)。
そういう点でも便利な場所だったと思う。
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ただ、立地条件は人の好みもあるからねぇ。
ソイ33にはおそらく日本人向けと思われるカラオケバーもあったし、不健全間違いなしと思われる
マッサージ屋もあった。そういう店の前でハデめのおネェさまたちが「客、こないかなぁ」って顔して
スマホいじってたり道行く人を眺めてたりするわけだ(勧誘されることはなかった)。

1996年に初めて来た時経験したポン引き波状攻撃に比べりゃ、この程度は全然ドウってことないけど、
それはイ課長にとっての話で、人によっては「ちょっとなぁ・・」と思う人もいるかもしれない。
駅までちょっと距離があるという点と、周囲の環境等々を勘案すればまぁ星4つってところだろ。


部屋★★★★☆
良かったと思うよ。星4.5あげてもいいくらいだ。
イ課長一人旅の例にもれず、部屋代は一泊約1700バーツ、5000+数百円くらいと安め。
(もちろん当時のレート。円安の今なら軽く6000円は超える)
部屋に入ってすぐ「あ、意外とイイじゃん♪」と思った。照明が暗めなせいか、やけにシックで
落ち着いた部屋に見える。
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バスルームもこんな感じでキレイ。バスタブはないけど、バンコクじゃあんまり使わないしねぇ。
シャワールームがあれば十分だと思うのである。
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窓からはこんな風にホテルの中庭が見える。写真右寄りの明るいところが入口なのである。
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道路に面してないから夜も静かだったし、お湯もちゃんと出たし、部屋に関しちゃホント問題なし。
そりゃまぁ広い部屋とは言えないけど、5000円ちょいでこのグレードなら文句はないよ。
強いて難点を上げれば部屋が暗くてベッドで本を読めなかったことくらいか。


朝食★★★☆☆
ただ朝メシがねぇ・・・粗末だったわけではない。そのことは強調しておきたい。
ジュースとコーヒー、パン、ベーコンやソーセージといった定番のおかず、卵料理は
目玉焼とかスクランブルとか選べる。まぁごく普通のレベルのホテル朝食と言っていい。
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でもねぇ、なぜかアッという間に飽きたんだよ。
ここに3泊したイ課長はこの朝食も3回(プチ食中毒の翌朝含め)食ったわけなんだけど、
すでに2回目の時点で飽きてた(笑)。
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要するにパンも飲み物もオカズも、種類や量は不満のないレベルで揃ってるんだけど、取り立てて
美味しいものがないって感じなんだよね。ジュースでもオカズでもデザートでも、何か一つくらい
「あ、これすごく美味しい」ってのがあると翌日もまたアレ食おうって気になるけど、そういうのがない。
3泊だからどうってことなかったけど一週間滞在だったらウンザリしたかもなー。


でも総合的には値段のわりにいいホテルだったと思う。
朝メシに飽きたら外で食えば(あるいは前日に何か買っておけば)いいわけだし、部屋がそこそこ
広くて夜も静かだったという点は大変ヨロシイ。

最後の日、ホテルに預けた荷物を受け取り、空港までのタクシーを呼んでくれと頼んだ。
それが12月30日の夜だ。年末のせいかなかなかタクシーがつかまらなかったみたいなんだけど、
男性ホテルマンが道路に出て一生懸命タクシー呼んでくれた。従業員サービスもなかなかグッド。

スクンビット周辺で高くないホテルを・・という方には十分おすすめできると思うのである。

 
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by tohoiwanya | 2015-07-19 00:01 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(6)
2015年 07月 16日

バンコクで食ったものたち

さて、R18指定の(どこがだ)ゴーゴーバー関連ネタが続いたから、本日は
ごく穏やかなところで、バンコク食い物ネタといこうではないか。

この避寒旅行は3泊4日という短期だったから食事の回数も少なかったし、中華街の牡蠣タマとか、
ワット・サイの時そばとか、すでにご紹介したものもけっこうあるけど、まだ書いてなかったものを
ここでまとめて整理しておこう。大したモンは食ってないんだけどね。

到着してホテルに入った時はもう夜だったからあまり大したものは食ってない。
外の屋台で肉ワンタンメンみたいなの(写真紹介済み:40バーツ)を食ったんだけど、
さすがに足りないかな、と思ってコンビニで缶ビールと夜食用のサンドイッチを買った。
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ツナ と、なぜか下の方に日本語が書かれている。なんでまた?ツナ。
日系のコンビニ(ファミマ)の商品だからとも考えられるが、タイのファミマが商品に日本語の
併記を推進してるとも思えない。イ課長の想像ではこういう食パンの耳切ったサンドイッチってタイでは
オニギリなんかと同様、日本的な(あるいは日系コンビニを通じて普及した)食い物なんじゃないかって
気がするんだよね。だから日本語のロゴをわざと入れたんじゃないか?推測だが。ツナ。
 
それよりさらにナゾなのはこのストローだ。なぜ缶ビールにストローをつけるのだ?しかも
わざわざ缶ビールと同じ本数。タイ人はストローで缶ビールを飲む習慣が・・いや、ねぇだろ、そんなの。
バンコクじゃ過去に散々缶ビール買ったけど、ストローがついてたのなんて初めてだったよ。
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この缶ビールを買ったのはホテル近くのファミマ(下の写真の右上の看板がそう)。
滞在中、同じファミマで何度も缶ビールを買ったけど、そのたびにストローをくれた。
たぶんタイ・ファミリーマートのスクンビット・ソイ33店だけの風習ではないかと思われる。
ためしに一度だけストローでビール飲んでみたけど美味くなかった(笑)。
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イカ焼き(写真紹介済み:20バーツ)を食った晩も、さすがにアレだけじゃ晩飯にならないから
近くの屋台でカオマンガイを食った。元々は中国語で海南鶏飯って書くらしい。これって要するに
シンガポール人のソウルフード、チキンライスだね。なかなか美味かったよ。スープ付きで
値段は40バーツ。上に書いた肉入りワンタンメンと同額で、当時なら120円くらいか。屋台は安い。
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ワット・サイの時そばを食った日の晩飯はちょうどプラーさんのカラオケ店に行こうと
してた時だからサッと食える牛丼にした。あるんだよバンコクには。ギュウノヤの牛丼っていうのが。
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牛丼はこんな感じ。見た感じは日本で食うのとそんなに変わらない。味も変わらなかった。
理論上から言えばこの牛丼もイ課長のプチ食中毒の容疑者リストには入るわけだが・・
しかし考えづらいよなー。箸も当然キレイな箸だったし。
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それより問題なのは、バンコクで食う日本のファストフードが高いってことだ。
牛丼並盛一杯140バーツ=約420円くらいか。日本の並盛より高くないか?
上で紹介したチキンライスの3.5倍。たっけーー(←価格感が現地化してる)
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最終日、プチ食中毒明けには以前書いたように、食い慣れた日本式ラーメンを食った。
ついでに値段も紹介しておこう。塩ラーメン180バーツ。ギュウノヤの牛丼よりもうちょっと高い。
冒頭書いた肉入りワンタンメンの4.5倍。うーむ・・高い。
日本だと“牛丼やラーメン”なんてチープな外食の代表みたいな存在だけど、バンコクでは安くないのだ。
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イ課長は基本的に海外で日本食を求めるという気分になることはあんまりないんだけど
ラーメンや牛丼はどうしても「安い」ってイメージがあるし、屋台と違って店内に冷房効いてるし、
バンコクみたいにたくさん店があるとついフラリと入ってしまう。しかしそれは同時に
屋台メシの軽く数倍という食費を費やす行為でもあるわけだ、うーむ・・ゼイタクしちまったぜ。

 
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by tohoiwanya | 2015-07-16 00:04 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 07月 13日

ソイカウボーイの朝・昼・晩

この際だからもう一つゴーゴーバーがらみのネタでいってやろうじゃねぇか。
ヘンな写真があったから、ヘンな企画を思いついたのだ。

バンコクを代表するゴーゴーバー集積地の一つ、ソイカウボーイに行った話は
初回、および続編と書いたわけだけど、両方とも行ったのは夜だ。当たり前だが。

ソイカウボーイって地下鉄スクンビット駅入り口のすぐワキといっていい位置にあるから
地下鉄に乗り降りするときにちょっと寄り道できる近さにある。
「朝とか昼に行くとどんな様子なんだろう?」という興味もあって、夜でもないのに
歩いてみたことが何度かあるんだけど、そういう時に撮った写真があるのだ。
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年末避寒旅行到着翌日、チャイナタウンの方に行くために朝、地下鉄のスクンビット駅に行った時に
ちょっと遠回りしてソイカウボーイの朝っていうのを検証してみた。

あっははは。十分予想されたことだけど、昼をあざむく不夜城・ソイカウボーイも
朝のお日サマに照らされると見る影もありませんねー(笑)。ビール運搬トラックが
停まってるあたり、いかにも舞台裏作業中っていう感じだ。
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どこかのお店の入口。
夜になりゃネオンに照らされてセクシーなお姉さまたちが闊歩するこのあたりも
朝見ると文化祭の模擬店風というか・・無残なもんやのー。ゴミ袋も出てるし・・
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こっちじゃゾウキン干しときたぜ(笑)。ったくもう~朝は色気もヘチマもあったもんじゃない。
行ったことないから知らないけど、昔の吉原とかの遊郭の朝もこんな感じだったのかな。
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これが朝。
この日は最終的にワット・ポーとか見てきて、船に乗って帰ってきたわけだけど、
スカイトレインの駅からホテルに戻るついでに、やはり夕方のソイカウボーイを見てみた。

朝とはまたガラリ様子が変わって、屋台がいっぱい出てるよ。
おそらくここで働くお姉さまがたがちょっと早めに何か食っておこうってことなんだと思う。
開店しちゃったら、なかなか食事とる時間もないだろうからね。
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上の写真撮ったのが何時頃かなぁ?
まだけっこう明るいけど、そろそろネオンも灯ってるから5時前後ってとこかな。
ちなみに、こういうお店が何時に開店するのかよく知らないけど、おそらく7時になりゃ
すっかり「夜の顔」ってことになるんだろう。

で、上の写真から2時間もたつとこうなるわけだ。
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夜になると蛾のようにソイカウボーイに集まって来るのは圧倒的にヤロウばかりで、しかも
圧倒的に外国人ばかりなんだけど、それでも通りを歩くだけなら女性客だって少しは混じってる。
しかし女性が実際にゴーゴーバー店内に入るには「男性のエスコート」が条件になるらしい。

前回記事のコメントにもあったけど、女性が「同性が踊るゴーゴーバー」を見たいと思うかどうかは
個人差があるだろう。以前書いたボーイズゴーゴーバー地帯に行けば、イ課長だって同性が踊る
ゴーゴーバーを見ることは可能だけど、個人的には鉄よりも固く遠慮したい。

でも「(ボーイズじゃない方の)ゴーゴーバーってどういうものか一度見てみたい」と思う女性が
いても不思議はないわけで、イ課長も男性に連れられてゴーゴーバーに入って来た女性客を
2度見たことがある(一人はたぶん日本人だった)。ある体験記ブログによると、女性客がいると
ステージのダンサーたちはかえって面白がるらしいけど、まぁその辺は店によるだろうな。

仮にイ課長がトホ妻と一緒にバンコク行って、ヤツが「ゴーゴーバー見たい」と言えば、
もちろん連れてってあげるけど、言うかなぁ?まぁ言わんだろうなぁ。もっとも、ヤツの場合
暑い国に行きたがること自体、ほとんどあり得ないわけだが・・。
 
 
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by tohoiwanya | 2015-07-13 00:09 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(2)
2015年 07月 10日

続・ゴーゴーバーというところ その4

高見恭子さん(仮名)から「プリーーズ!」と“持ち出し”を懇願されたイ課長。
金がないんだから迷う余地はない。断らなきゃならない。しかし・・だがしかし・・・

最初に目があったとき、彼女の方から「隣に座っていい?」ってイ課長を逆ナンしてきたってことは、
恭子さん、とにかく稼ぎなきゃという思いがあったに違いない。そうやって頑張って稼ぎながら
息子さんの学資や養育費を仕送りしてる彼女の立場を考えると、彼女の切実な懇願を拒否するのは
冷血鬼のごとき所業に思える。しかしお金はないのだ。ダメと言うしかないのだ。

イーサーンの実家だってたぶん裕福な暮らしではあるまい。実家の両親に息子の世話を頼み、自分は
バンコク風俗業界で懸命にかせいで仕送り。そんな高見恭子さんが逆ナンしてきた時、いい気になって
「何か飲むぅ?」なんて誘って期待させといて、イザとなったら「金がない」なんてほざくゲス野郎。
それはお前だイ課長!わかってんのか!

「お金ありましぇん」なんて言って断るのはみっともない。しかし自分がみっともないだけなら
まだいい。この時イ課長がことさら苦しんだ理由がもう一つある。

いい女だと思って呼んでみたけど実は30歳のオバサンで、しかも子持ちぃ? やーめた

そういう理由でイ課長が断ってると思われるのがイヤだったのだ。その誤解だけは避けたい。
そうじゃないの。ああどうしたらそれをわかってもらえるんだ。イ課長は「ソレ」目的のない老人で、
お金のない貧乏客っていうだけで、アナタのことがキライだとか、そばで見たらガッカリしたとか、
11歳の子供がいるんでヒイたとか、そういうことではないんですぅー!!

この時もしイ課長に十分なお金があれば、そう誤解されるのイヤさに、まだしも安いショートの方で
高見恭子さんと外で一杯飲んだかもしれない。ただの飲みデート代と考えたら、タイじゃおっそろしく
高い金額だけど、それが息子さんの学資の足しになるなら、まぁそれはそれで良かったじゃねぇか・・
・・そう思って、わずかながらも自己満足くらいには浸れただろう。
しかしそのお金もないのだ。ダメと言うしかないのだ。

ダンサー交代タイムがきた。彼女にすればイ課長に持ち出してもらうか(=今日の稼ぎ決定)、
ステージに戻らなきゃならないか(=他の客のご指名を待つところから再スタート)の瀬戸際。
「プリーーズ!」腕をつかんでもう一度言われた。ぐああ・・ご、ごめん、許して、ソーリー・・

イ課長に断られた高見恭子さんはものすごく落胆した様子でステージに戻っていく。
そんな彼女を見ながら平然とビール飲み続けられるほどにはイ課長は図太くない。
みっともなくて申し訳なくて身の置き所がないよ。早々にウェイトレスを呼んで会計を済ませ、
店を出ることにした。これを逃避という。

出口で振り返って舞台を見ると、高見恭子さんが眉を八の字にしてガッカリした顔でイ課長を見てる。
あああごめんなさい。アナタがイヤだから断ったんじゃないんだってことを伝えたくて
拝むポーズでごめん!って謝ってバイバイしたけど、彼女に気持が伝わったとは思えない。
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このことで、イ課長は海より深く反省した。

ゴーゴーバーで働く女性は容姿やスタイル、身長等に恵まれた風俗業界の“勝者”だって前に書いた
彼女たちがそのアドバンテージを最大限に生かして、最大限に稼ごうとするのはある意味当然で、
客にご指名されれば、その客に自分を「持ち出し」てもらってガバッと稼ごうとするのもまた当然だ。
「あのコを持ち出そうかな?」と思ったからこそ客は自分を呼んだ、よし頑張ろう・・となるよね。
だから、そもそもソノ気がない、もしくは財布が軽い、もしくはその両方の条件に合致する客、
要するにイ課長みたいな客はそんなことすべきではなかったのだ。

そんな客、女性のガワにすりゃ「期待だけさせて最後にガッカリさせる客」でしかない。
発注する気がないのに営業マンを呼び出すようなもんだ。そう考えると、前回あのノッポギャルにも
同じことしたんだよなぁ・・ああイ課長、おまえは最低だ、クズ、鬼畜、外道。
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それにしても、だよ。
「もしあの時たっぷりお金持ってたら高見恭子さんと外でデートしたかも」と上の方で書いた。
だがもし本当に「ソレ目的」でそうしてたらと想像すると、それはそれで気絶しそうなほど恐ろしい。
なぜなら例の「ワット・サイ 時そばの呪い」でプチ食中毒になったのがこの日の深夜だからだ。

十分な金と十分なスケベ心を持ったイ課長が「ソレ」目的で高見恭子さんを持ち出す。
首尾よく彼女とどこかにシケ込み、ムードも高まり、いよいよ「ぐへへへ・・」という局面を迎える・・
すると急にイ課長は前かがみになってトイレに駆け込み、上と下から・・・アイウー
これ以上の大醜態、大恥辱があろうか。

そうならずに済んだのは神のご加護というべきなのかもしれない。
しかしプチ食中毒にはなったわけだから、やっぱ天罰というべきか・・。

(今回、一連の記事で使った高見恭子さんの写真はもちろん全てネットからの拾いものです)
 
 
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by tohoiwanya | 2015-07-10 00:05 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(6)
2015年 07月 08日

続・ゴーゴーバーというところ その3

高見恭子さんから「ソレ込み」としか思えない、すごい金額を提示されたイ課長。

これはさすがに動揺するって。
イ課長の認識ではゴーゴーバーで女性を「持ち出し」たら、まずは外で一杯飲むとかメシ食うとか、そういう
“前段”があって、その上で両者がさらなる発展を望めばまた交渉して次の段階に進む。でも女性のガワにその
意志がなければ、どんなに客がガッツイても一杯飲むどまり。昔の遊郭みたいに客がフラれることもあって・・

おめぇのことが気に入ったぜ花魁。ペイバーするからオレと一晩つきあえよ
あちきとヌシは今日会ったばかり。まだ馴染みになっておりやせん
う・・じゃ、まず外で一杯やろうじゃねぇか。二両出すからつきあってくれよ

・・みたいな、まぁ要するにそういうモンだと思ってたわけよ。

高見恭子さんとは会ってまだせいぜい10分。
そんな彼女からいきなりオールナイトでチャーハン100皿分の金額提示されりゃ、そりゃ動揺するって。
これがどのくらいスゴい金額か、もうちょっと説明させてほしい。

同じように離婚して子供を実家に預けてるスーさん。彼女の店の2時間のマッサージ代が380バーツ。
チャーハンで換算してばかりで申し訳ないが、まぁ7〜8皿分くらいってとこだよ。
高見恭子さんの提示価格はオールナイトだとその10倍を遥かに超えてる。東京で2時間タイマッサージ
してもらったら1万円近くするはずだ。その10倍以上の金額でアタシを持ち出してと言われてごらん?
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参った。イ課長の考えはまったく甘かった。
こっちはダンサーを持ち出したら外で軽く一杯オゴッて仲良くなって、彼女がFacebookやってれば
友達になって・・程度のコトしか考えてない。そんな巨額のお金、完全に想定外だ。だがバンコクの夜は
イ課長が思うほど牧歌的なものではなかったのである。あの時財布に入ってたお金をぜーーんぶ
ひっかき集めてもせいぜいチャーハン50皿分くらいだったはずで、全然ハナシにならん。

書くと長くなるけど、高見恭子さんから金額を提示されて数秒のうちにイ課長は上に書いたようなことを
グルグルと必死に考えた。結論はひとつ。断るしかない。アイハブノーマネー、ソーリー。

ところが高見恭子さん、イ課長が断ったのは別の理由と思ったようだ。
「ほかの女のコもぜんぶおなじ値段よ、セイムプライスなの!」と一生懸命説明してくる。
いやあの、アナタだけが高くフッカケてるとか、そんなこと全然考えてないの。単にお金がないんです。
同じセリフを言うしかない。ソーリー、アイハブノーマネー。

彼女はイ課長の腕をつかんで頼み込んできた。「プリーーズ!(お願い!)」

あああ・・店に入ったときの余裕なんてもう土星の彼方までフッ飛んで、とにかく困り果てた。
もうここから先は思い出すだけでイ課長はザンキの念で頭を抱えたくなる。
しかし書き始めた以上、最後まで書こう。つづきは次回だ。

 
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by tohoiwanya | 2015-07-08 00:19 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(2)