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2015年 10月 30日

続・健全と不健全のはざまで その2

話はことし9月のラオス・タイ旅行に移る。
1年ぶりに「健全の不健全のはざま」の深淵を見たのはラオスの、ルアンパバーンでの
ことだったのである。まさかラオスでそんなコトが?と思うでしょ?イ課長も思った。

この話には伏線がある。実は前日、ルアンパバーンで最初に入ったマッサージ屋が
イマイチだったのだ。どうイマイチだったかというと

①施術者が若い男性。力は強いけどけっこう乱暴で痛くて、ちょっと懲りた。
②マッサージにつきものの、パジャマみたいな柔らかい服への着替えなし。入店時に着てた
 Tシャツ&短パンのまま施術を受ける。施術中、邪魔だからサイフなんかはポケットから
 いちいち出すわけだけど、なんだかなぁ・・ラオスではこういうもんなの?


だから翌日は「やっぱ女性施術者」で「服着たままは避けたい」と思いつつ別のマッサージ屋を探した。
するとお姉さんがポツンと店番してる店があった。ふむ、ここでいいか。

見れば1階はフットマッサージ用の長椅子が並んだ典型的健全店パターン。
ルアンパバーンで不健全リスクなんてハナから考えてないから、油断120%状態と言っていい。
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前日、男性施術者に痛い思いをさせられたのは「ラオマッサージ1時間」というやつだったから
今日は別のにしようと思って「オイルマッサージ1時間」というのを選んでみた。オイルマッサージなら
ソフトにやってくれるはずだし、服着たままってこともない。裸になってやるはずだからね。
オイルマッサージで裸になるっていうのは昔バリ島でもやってもらったし、それ自体はちっとも
異常ではない。たぶん腰にタオルをかけてやるはずだ。裸になるマッサージを選んだことが
あとで自分を不利にするとはこれっぽっちも考えてない。さっきも言ったように油断120%。

通されたのは2階の部屋、カーテンで区切っただけの布団の上。これも健全120%パターンだ。
マッサージも健全なまま進行した。ところが1時間のうちの45分くらい過ぎた頃だったか、
お姉さんが「マッサージ、ヒア?(ここもマッサージする?)」と言い出すではないか。

不健全センサーが警報を発する間もない、完全な奇襲攻撃。驚いたね。ルアンパバーンで
こんな目に遭うのかよ!しかもこっちは裸ときた。防戦する上で極めて不利だ。
とりあえず「ノーサンキューです」って言ったけど、このお姉さん、引き下がらない。

この時は「させろ」「だめ、やめて」という、どっちが男だか女だかわからない攻防が
けっこう長く続いた。前回書いたバンコクの宮里藍さん(仮名)みたいに、こっちが断ったら
すぐに了承してくれるような理解のある人ではなかったんだよ。

相手の話のコシを折るために、わざと「あなたはいくら追加のお金を欲するのか?」と
聞いてみた。ちなみにこの店の1時間のオイルマッサージ代は4万キープ(約600円)。

そのお姉さんは言った。「20万キープ」・・約3000円か・・ラオスじゃけっこう大金だ。
もちろん断ると「10万」「5万」とだんだん下がる。いやだから値段の問題じゃなくて・・

実はこの時イ課長が考えたのは自分の貞操問題より「シャワーも浴びてないのに?」ということ。
仮にイ課長が「5万ならお願いします」と言ったらだよ?彼女はシャワー浴びてないイ課長に
そのまま不健全コースに移行するわけ?残り時間から考えてそうなんだろうなぁ。

客ン中には何日もシャワー浴びてねぇバッチい客だっているかもしれん。そういう客の場合でも
シャワーなしなの?それさぁ・・する方もイヤだろうけど、される方だってやだよ。
実際にはこの時イ課長は昼間の観光で汗びっしょりになってホテルに戻り、一度シャワーを
浴びた後だったからそれほど汚くはなかった(はずだ)けど、それでもやっぱ・・・。

しかもさっきも言ったようにここはカーテンで区切られただけのスペースだぜ?
カーテンの向こうから人の話し声とかも聞こえる。そんな状況&そんな場所でアータ・・・。
結局、1時間のうち最後の15分くらいは「させろ」「だめ」の攻防に終始したようなもんだ。

しかしラオスでこういう勧誘があるっていうのには本当に驚いたよ。まさかと思った。
あとでこの話をバンコクでしたら、バンコクの施術者オバさんも「ラオスでもあるのねぇ」って
ちょっと驚いてたくらいだからイ課長が驚くのも当然だ。外人観光客がワンサと集まる町だと
こういう商売が発生するのかもなぁ。

ルアンパバーンの次に行ったチェンマイでもややコレに近い事態が起きた。いやはや。
この時も健全マッサージ屋と思って入ったら、女性施術者から「ここもマッサージする?」と聞かれた。

ただこの時は「ティーニー(ここ)、ノーマッサージ」とタイ語+英語で言ったら強引な勧誘はなく、
宮里藍さん(仮名)の時と同様、その後は普通のマッサージが続いた。「客のニーズがあるかどうか、
一応確認します」的な、ユルい営業スタイルだったので助かったけど、もし「お願いします」って
言えば不健全コースに移行したわけだろ?要するにドッチも可ってことだ。それって恐ろしい話で、
客は健全店か不健全店かの区別がつかねぇじゃん。
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そんなチェンマイを経て最後に行ったバンコク。いちばん危なそうだ(笑)。
ところが意外なことにバンコクでは途中まで何の問題もなかった。健全店だろうと思って入った店で
ちゃんと健全なマッサージを受けたわけで、昔の記事で書いた識別指標が有効に機能してたよ。途中までは。

しかし、最後の日にまた罠にハマッたのだ。
バンコクにおいて「正面がガラス張りで1階にフットマッサージ用の長椅子が並んだ店なら
健全と見なせる」と書いたあの記事は根底から修正しないといけないとつくづく痛感したよ。
しかしまた長くなってしまったから続きは次回だ。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-30 00:03 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 10月 28日

続・健全と不健全のはざまで その1

ちったぁ腰を落ち着けてベトナムネタを書き続けるのかと思ったら、また脱線。
しかしこれはいつかは書かねばならぬ話だったのだ。

以前にイ課長は同じ標題(もちろん「続」なし)でこういう記事を書いたことがある。

あの記事の中で健全マッサージと不健全マッサージの識別指標について書いた。
こういう店構えならまず健全とか、こういうのは明らかに不健全っぽいなんて話で、
書いたのは2013年末バンコク避寒旅行の後だった。

だが、その後も行った東南アジアでの経験から、今やこのテーマに関して修正・補足記事を
書く必要性をイ課長は強く感じるに至ったのである。

要するに「鉄板で健全」と思った店でうげげ!という事態になり、イ課長自身が周章狼狽した
ケースが何度かあったからだ。自分で書いた識別指標が使えないことを自分で悟ったわけ。
詳細に書けない部分もあるけど、自己批判も兼ねて修正・補足させていただきたいのである。

どこから話し始めるべきか・・・。
とりあえず昨年のカンボジアの話から始めるか。

シェムリアップ到着日。国境越えバス予約を終え、メシも食い、明日は遺跡観光が待ってる。
とりあえず今日はマッサージでもしてもらって長時間バスの疲れをほぐすか、というわけで
ごく普通っぽいマッサージ屋に入った。

この時イ課長は汗ダク。マッサージの時は例のダボダボしたパジャマみたいなものに着替える
はずだけど、たぶんそれもすぐ汗で濡れるだろう。みっともないから出来れば施術前に
シャワーを浴びられると嬉しい。

そう言うと「じゃ、あそこにシャワー室があるから浴びて来て」と言われた。
なるほど。暑い国のマッサージ屋にはシャワー室くらいあるよな。ここでシャワーを浴び、
さっぱりして何の問題もなくマッサージを受けたのである(下の写真がシャワー室)。
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そのシェムリアップから国境越えバスで着いたバンコク。
バンコクで入ったマッサージ屋さんも最初のうちは問題なかった。スーさんのいる店ほか、
誰が見ても健全っぽい店で健全なマッサージをしてもらった。

そして迎えたバンコク最終日。夜の飛行機に乗る前にもう一回マッサージしてもらおうと思って
スクンビット通りソイ22を歩いていた。あそこはマッサージ屋がゴロゴロ並んでるのだ。
同じような店が何軒もある中で、ある店の前でプロゴルファーの宮里藍風の、いかにも
南方系のお姉さんが「マッサージ」って声かけてきたからココでいいやと思って入った。

健全店の場合、足マッサは1階の長椅子、全身マッサは上の階の布団でやることがほとんど。
宮里藍さん(仮名)は2階を通り越してイ課長を3階に案内し、ある部屋に通したんだけど、
ここで初めてイ課長は自分が置かれた窮地に気付いた。

普通、全身マッサージ用のフロアって大体どの店でもカーテンで区切った各スペースごとに布団が
敷いてあるという構造。ところが通された部屋は完全個室。だがそれだけならまだいい。
見るとシャワー室は個室の中についている。つまりシャワー付き個室。ええええ?
しかも布団じゃなくベッドときた。シャワーがある個室にベッド?!

 ビーッ!ビーッ!ビーッ!

いかに愚かなるイ課長でも、ここまで道具立てがそろえば脳内の「不健全センサー」が
警報を発する。こりゃヤバいかも。いや「かも」というよりかなり確実にヤバい。
うわぁ変な店に入っちまった。店構えはフツーだったのに参ったなぁ・・。

一応シャワーは使った。汗かいてるからこれは助かる。
しかしシャワー浴びながらもイ課長はこの後どうやって切り抜けるかをいろいろ考えた。

まぁ不健全なオサソイを切り抜けたければ、シャレた方法なんてないよな。
正直に言うしかない。それなら先手を打つに限る。シャワーを出たイ課長は施術が始まる前に
宮里藍さん(仮名)に「トラディショナル、ノーマルマッサージだけプリーズ。OK?」と言った。

幸い、宮里藍さん(仮名)は寛容な女性で、さしたる追加営業も勧誘もなく申し出は承諾された。
イ課長がやけに真剣な顔してたから「営業してもダメそうだ」と思って諦めたのかもしれない。
(下の写真と本文は何の関係もありません)
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このあとマッサージを受けながら宮里藍さん(仮名)からいろいろ話を聞いた。
客の半分くらいは日本人、その他にファラン(タイでは欧米系白人をこう言う)、さらに
韓国人とか中国人の客もちらほらいるそうで、もちろんほとんどは男性客である。ま、男性客が
多いというのは健全店でもそうだと思うが。

この部屋に案内された客はシャワーを浴び、マッサージを受け、その途中でオプションの
勧誘を受けることになるようだ。当然その分は追加料金で、彼女たちの身入りも増える。
従ってイ課長みたいなのは儲からない客ってことになる。

宮里藍さん(仮名)の実家はバンコクに近いみたいだけど、実家への仕送りをしてるらしい。
まだ独身だそうだけど「稼がないといけないし、結婚は難しいわー」なんて言う。
気取りのないざっくばらんなお姉さんで、人柄的にはすごくイイ人だった。
(以前書いた、蝶々サンって聞こえたって言われたのがこのお姉さん)

イ課長は昨年バンコクでこういう経験をした。
この時に「マッサージ屋の店構えだけじゃ間違えることもあるんだなぁ」と思ったけど、
その翌年、つまり今年9月の旅行でイ課長は不健全センサーが作動する経験をさらに
重ねることになる。しかし長くなったから続きは次回だ。

  
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by tohoiwanya | 2015-10-28 00:11 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2015年 10月 26日

サイゴンにメトロができる

サイゴン到着翌日の朝。いい天気で、暑かった。

朝イチで国境越えバスの予約確認を済ませ、ベンタイン市場ワキの床屋で頭もサッパリさせて、
さて市内観光すっか、というわけで大聖堂や中央郵便局あたりの方に行くことにした。
あの辺は前回来たときに行ってないのだ。

ベンタイン市場からサイゴン大聖堂までは徒歩だと15分くらいかなぁ?市場前ロータリーから
レロイ通りを行き、国立劇場に突き当たったら左折すればいいはずだ。大した距離じゃないけど
トホトホ歩いてると暑いからすぐ汗ダク。

おりょ?いつもならバイクがワンサカ行き交うはずのレロイ通りが通行止めじゃん。
何か工事やってるっぽい。
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しょうがないから囲いの塀のワキの細くなった歩道を歩く。何の工事だろうか?
掲示してあった完成予想図みたいなのを見てイ課長はちょっとビックリした。
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・・・地下鉄じゃん、これ。
えええ?まさかサイゴンに地下鉄建設計画があるの?全然知らなかったよ。マジ?

これがマジなのだ。調べたところではベンタイン市場のあたりを始点に、国立劇場の下を通り
そのまま市の北東に延びる路線が1号線ということのようで、その工事ってことらしい。
2013年に来たときはこんな看板カゲも形もなかったけど、今や地下鉄プロジェクトかよ。
実際にはこの看板を見たのも2014年の話だから、現在は工事はもっと進んでるはずだ。
メリメリと音をたてて発展するサイゴン、さすがやねー。

ベトナムは今はバイク保有世帯の方が圧倒的に多いだろうけど、いずれみんなが車を買うように
なるのは間違いない。渋滞も今よりヒドくなる。となればメトロってことだろうな。
地下鉄が1本開通したくらいじゃ渋滞緩和効果も大したことないけど、サイゴンの場合
6路線くらい計画があるらしい。すげー。

完成のあかつきにはこんな感じになるようだ。
中心部は地下を通し、用地を確保しやすい郊外はこうやって高架式で作るんだろうな。
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その中心部の完成予想図も見たけど、これがすごい。
ベンタイン市場前のロータリー、まさにサイゴンのド真ん中に始発駅ができるっつうんだから。
あんな交通量の激しい場所の真下にこれ作るの?マジですか。工事となりゃロータリーは
かなりの部分が通行止めになるだろ?そんなことできるの?
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上の絵はいわば「透視図」で地下の様子が描かれてるけど、地上の完成予想図を見たら
イ課長はまたまた驚いた。地下鉄が出来たらベンタイン市場前はロータリーなくしちゃうの?!
少なくともこの予想図では市場前は車が通らない歩行者専用広場になることが示唆されている。
ひええーーーマジですかホントですか。

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さらに驚きは続く。この完成予想図によるとベンタイン市場前から国立劇場までレロイ通りを
歩行者専用にするようなことが描かれている。計画によるとベンタイン市場の次の駅が国立劇場
らしいから、ひと駅分歩行者専用にしちまうようだ。ひぃーー、ホンマですかサイゴンさん。
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本当にこれが実現したら、サイゴン中心部の感じは劇的に変わるはずだ。
サイゴンの最も賑やかな中心部の大通りから車とバイクがいなくなっちゃうわけだもんな。
日比谷から銀座まで晴海通りが歩行者専用道路になっちゃうような感じと言えばいいか。

これが現在のレロイ通りで(奥に国立劇場が見える)、当然バイクがびっしり。でも途中に
さっきの壁があってそこから先が通行止めになってる。工事による通行止めで“慣らして”、
最終的に全面的に歩行者専用にしちゃうってことなのかもなぁ。すごいなぁ。
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レロイ通りは道幅が広いから歩行者専用になれば道路っつうより長い広場みたいになるはずだ。
プラハのヴァーツラフ広場の車ナシ版みたいな感じか。すごいなー、もしそうなったら
東南アジア新興国の首都の中でも屈指のキレイな街路になるんじゃないか?

計画ではサイゴン・メトロ1号線の開業は2019〜20年頃らしい。実はベトナムではハノイでも
地下鉄建設中っていうから、東京オリンピックの頃にはサイゴンやハノイを観光する時に
「旧市街をひたすら徒歩で」なんてスタイルはすでに時代遅れになるんだろうな。

メトロ開通も楽しみだけど、レロイ通りが歩行者専用になるってのも楽しみだよ。
その頃まで生きていられたら、ぜひサイゴンを再訪して“レロイ広場”をソゾロ歩きたいもんだぜ。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-26 00:01 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2015年 10月 23日

サイゴンは今日も夜だった

さて、麻婆ラーメンから2014年東南アジア旅行に話は戻る。

2014年旅行ネタではこれまでルイの話とかポル・ポトとか、プノンペンネタが続いたけど、実際には
あの旅行でプノンペンは2番目の滞在地であり、日本から飛行機で最初に降り立った街はサイゴンだった。


   あーーサイゴン。

         あーーーーーーサイゴン。
   
                 また来ちゃったーーーー


2013年に初めて来て、イ課長はベトナムがかなり気に入った。また来たいなと確かに思った。
しかしだからって、1年後にさっそくノコノコやってくるってはどんなモンだ?
もちろんこの時はサイゴン発プノンペン行き国境越えバスに乗りたいという、立派な「来る必要性」が
あったわけだけど、やっぱり「うひょっ、またベトナム来ちゃった♪」っていうウキウキ感がある。
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2013年初訪問のときはANAで来た。昼すぎの直行便で、サイゴン着は夜。
14年はエアアジアの早い便だったけどバンコク乗り継ぎを経てサイゴン到着はやっぱり夜。
サイゴンに来るときはいつも夜だ。本日の標題にはそういう意味がこめられてるの(笑)。

空港からタクシーでホテルまで移動し、チェックインし、やれやれと一息ついたのはもう夜の
10時頃だったと思う。しかし2度目のサイゴンでイ課長も少し図々しくなってたと見えて、
ホテルのチェックインカウンターにいたアオザイ美女とさっそくツーショット記念写真。
旅のすべりだしとしてはなかなかよろしい(見苦しい物体は半分カット)。
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ドンムアン空港で4時間の乗り継ぎ待ちを経ての到着だったからさすがに疲れてたけど、
サイゴンの夜は長い。今夜の缶ビール調達という重大な使命もあったので、さっそく
買い物を兼ねて夜のサイゴンをブラついてみた。

ホテルのすぐ裏がデタム通り。夜になっても相変わらずバイクがわんわん走って賑やかだ。
去年泊まったベンタイン市場からも近い場所だけど、こっちの方には来たことがなかった。
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ちんたらとベンタイン市場の方に向かって歩き、去年泊まったホテルの前を通った。
そういや去年はここの路上でお姉ちゃんから何度も缶ビール買って顔覚えられたんだよな。
あのお姉ちゃんまだいるかな・・・・

・・・うわーーー、いるよ。同じ場所に店出してる。間違いない(下の写真は去年撮った)。
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どうしようかなと思ったけど、一応近づいてって「私を覚えてますか?」って聞いみた。
二度目のせいか、ここでも図々しくなってるようだ。しかし十分予想されるように彼女は
イ課長をまったく覚えてなかった(笑)。

一応「昨年、私はここでビールを買いました」とは言ったけど、彼女から缶ビールを買う客なんて
外国人旅行者だけでもたぶん一日に何人も、一年なら何百人といるはずで、覚えてろっていう方が
ムリな話。まぁ現実はこんなモンなのである。

ファングーラオ通りに面した公園じゃホーチミン市の何かのフェスティバルが開催されてた。
夜10時をまわってるっていうのに、けっこうな人出だ。
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ベンタイン市場前のロータリーに面した広場にはこんなイルミネーションも。
キレイやのー。しかしどういう主旨のフェスティバルなのかがイマイチよくわからない(笑)。
市制ホニャ周年記念みたいな感じのイベントなんだろうか。
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こういうスポットは夜になるとバイクデートのカップルが多くなる。
こういう感じも変わってないのゥ。ま、1年しか経ってないんだから当然ではあるが。
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この旅行ではサイゴンに2泊したけど、最初の到着がかくのごとく夜。翌々日は国境越えバスに
乗るために早朝出発したから、実質的にサイゴン見物は中一日しかなかったわけだけど、
夜のバイクツアーに行ったりして、けっこう精力的に動いたって気がする。これからおいおい
ご紹介していきます。もちろんカンボジアネタについちゃアンコール遺跡観光の話がたっぷり
残ってるし、タイネタもある。さらに今年行ってきた旅のネタ在庫もどっさり。

例によって時系列性を無視して書き散らかしていくことになるから、読む方はワケわかんなくなるかも
しれないけど、書き手にとってはネタの在庫が豊富にあるということは「持続可能なブログ」という
感じがして、何となく安心感があるのである(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2015-10-23 00:21 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2015年 10月 21日

つい注文してしまうアレ

東南アジアの話が続いてるから、たまには気分転換に日本の東京の千代田区の神田の
企業に勤務するオヤジサラリーマンの昼飯という気楽なネタをはさんでみよう。

アナタにはこういうことってないだろうか?
たとえばアナタがパスタ専門店に入ったとする。注文可能なパスタはたくさんあって
その中から一つ選ぶ場合を考えてほしい。

そういう時「結局なぜか必ずコレを頼んでしまう」ってメニュー、ない?
実はイ課長にはそういうメニューが厳然とあって、それはカルボナーラなのである。
パスタ屋行くと(ま、そう頻繁ではないが)注文するのは必ずカルボナーラ。

「アサリとエビのホニャラッラ」とか「明太子とキノコのナントヤーラ」とか、個性的なメニューが
どんなにあっても常にカルボナーラ。カルボナーラを置いてないパスタ屋なんてまずないから、
結果的にイ課長はどのパスタ屋でもカルボナーラばーーっかり食うことになる。
本人がそれで満足してるんだからイイのである(笑)。

さて本題。

ラーメン屋ないし中華料理屋に入った時、やはり「必ずコレを注文してしまう」ものって、ない?
作家の椎名誠はラーメン屋に入るとなぜかいつもワンタンメンを頼んでしまう、みたいなことを
以前に書いてたけど、イ課長にもそれに近いものがある。だがそれはワンタンメンほどありふれた
メニューではないので、おいてない店もある・・っていうか、おいてない店の方が多い。だから
ソレがあれば「お、ある!」って感じでよけい頼まずにはおれないメニュー。それは何かというと・・



麻婆ラーメン
なのである。


今からもう40年近く前の太古の昔、高田馬場の予備校に通ってた浪人生の頃。
午前中の授業が終わると毎日毎日、同じ店で麻婆ラーメンを食った。豆腐よりも玉ねぎとかニラとか
野菜の方が多いという変わった麻婆ラーメンで、当時350円だったと思う。とにかく好きで毎日食ったよ。
あの麻婆ラーメン食うことが予備校に行くモチベーションの何割かを構成していたのは確かで、
翌春、大学に合格して二浪せずに済んだ最大の功労者はあの店の麻婆ラーメンかもしれない(笑)。

その影響で、くたびれ果てたオッサンとなった今も、あればつい麻婆ラーメンを頼んでしまう。
さっきも言ったようにどの店にでもあるメニューではない。食わせる店を探す必要がある。
しかし神田引っ越し以来約1年半。イ課長勤務先の徒歩圏内にも麻婆ラーメンを食わせる店を
数軒は確保できたから、ナンだカンだ言って週に1回は食ってるんじゃないかなぁ。

たとえばこの店。神田小川町の刀削麺の店で、いろんな種類の刀削麺メニューの中で
麻婆刀削麺というのもある。ただこの店の場合、別に麻婆豆腐が食い放題のオカズとして
ついてることを発見したので麻婆刀削麺を注文する意義が低くて(笑)、その後行ってない。
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先日はこんな店も発見した。神田の淡路町近くにある中華メシ屋で、日替わり麺メニューが
麻婆ラーメンだったから思わず入ってしまった。豆板醤か何か、とにかく辛ミソ系の味が
濃厚でなかなか美味しかった。
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この店の場合、他に小盛りチャーハンと杏仁豆腐がついて700円なんだけど、今や老人になって
食も細くなったイ課長としては小盛りチャーハンなしで650円くらいにしてほしい。
それと、定番メニューとして麻婆ラーメンがないので、今回みたいに、たまたま日替わり麺が
麻婆ラーメンの日に当たる確率に賭けなければならないという難点がある。

イ課長の勤務先に最も近くて、金曜に行けば日替わり麺として必ず麻婆ラーメンを食えた
貴重な店がここ。ここの麻婆ラーメンはボリュームあって、食うと汗かいたもんだった。
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とーころがこの店、春頃に閉店しちゃったんだよ。なんということだ。
会社から最も近い麻婆ラーメン供給店が閉まってしまうというのはイ課長にとってみりゃ
非常に大きな損失であり、災厄といってもいい。

実は秋葉原にも麻婆ラーメンを食わせる店が2軒あったんだけど、うち1軒は今年初め頃だったか
やはり急に閉店してしまったガッカリ。だからイ課長が知る範囲では秋葉原近辺では
麻婆ラーメンを出す店は1軒だけになってしまった。下がその店の麻婆ラーメンで、これは
いつ行っても食えるから助かる。お値段650円。
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イ課長が現在最も気に入ってる麻婆ラーメンはこれかな。
会社から神田駅に行く途中の地下にある。この店の場合はとにかく山椒の味がきいてて、
辛くて美味しい。食うとやはり大量の汗をかく(笑)。
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ここも麻婆ラーメンがメニューに入ってるからいつ行っても食えるし、杏仁豆腐つきで
600円というお値段も嬉しい。混んでるのが難点だけど、こればかりは仕方あるまい。

上にも書いたように、この約1年半の間に神田・秋葉原周辺だけで麻婆ラーメン供給店が
2店が閉店してしまっている。イ課長にとっては深刻かつ重大な損失だ。ちなみに、
神田駅周辺にはあと何軒か供給店があるみたいだけど、まだ行ったことはない。

基本的に、麻婆豆腐とラーメンの両方をメニューに載せてる店であれば麻婆ラーメンは作れる(はず)。
神田・秋葉原近辺のラーメン屋さん、中華料理屋さんには麻婆ラーメンをメニューに加えることを
ぜひご検討いただきたいと思うのである。


こんな昼飯を食いながら東京のサラリーマンとして生きてるわけですよ、イ課長は。
神田・秋葉原界隈ではたぶん何万人ものサラリーマン・OLが毎日ランチを食ってるだろうけど、
麻婆ラーメン摂取量の多さに関して言えば自分が、まぁさすがに第一位とは言わないが
トップ10くらいには入ってるのではなかろうか。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-21 00:07 | 日本でのオシゴト | Comments(2)
2015年 10月 19日

MA60にご用心

前回記事の最後でバイヨン・エアの利用はよした方がいいんじゃないかと書いた、
その理由について説明しよう。特定航空会社を名指しして「使わない方がいい」と書くからには
しかるべき理由を示す責任がある。

実は今年行ったラオスでも似たようなケースがあったのだ。
ヴィエンチャンからルアンパバーンまで移動するにあたって、ラオス国営航空を使うか、それとも
ラオ・スカイウェイという新しい航空会社を使うか、選択肢は二つあった。

料金は国営航空が12,000円くらい、スカイウェイの方が6,000円くらいだったかな。
もちろんどちらも直行便で、所要時間も大差なし。そういうことなら普通だったら
迷わず安いラオ・スカイウェイの方を予約しただろう。

ただスカイウェイの使用機材でMA60という表示が目にとまった。聞いたことないねぇ?
どんな飛行機なんだろ?ということで何の気なしに「MA60」というワードで検索してみた。

まぁみなさんもためしにやってみてほしい。
Googleの検索結果の1ページめに並んだ見出しを見ただけでイ課長はあまりのヒドさに驚いた。

何だい?こりゃあ。すっごいねぇ~・・・こんな飛行機があるのかよ。
作ったはいいものの、客先から納入拒否されたり納入先で運航停止措置になってるのも
あるっていうんだから相当アブナい飛行機なんだと思われる。

見ればラオス国営航空の方は同じ路線にエアバスのジェット機を使ってるではないか。
それで6,000円くらいの違いならラオス国営航空に(というかエアバスに)乗るよ。
いかにイ課長が貧乏性丸出しのバカ男とはいえ、6,000円浮かすためにここまで評判の悪い飛行機に
乗るのはヤダな・・と考える程度の正気は保っている。
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それにしても恐るべきは中国製MA60の評判の悪さ、事故・トラブルの多さだ。
中国が実績づくりのためにこのオッカナい飛行機を開発途上国の航空会社に次々と無償供与
してるっつうから始末が悪い。だからMA60は貧しい国の航空会社ではけっこう使われてるんだよ。

その一つが、イ課長が乗るのをやめたラオ・スカイウェイ。
そしてもう一つが前回記事の最後に書いたバイヨン・エアなのである。
バイヨン・エアなら2000円弱というキョーイの低料金でプノンペンからシェムリアップまで行けるけど、
使用機材のところにはMA60というあまり見たくない文字が記載されている。

ヴィエンチャンからルアンパバーンに移動する時、空港の国内線待合室は基本的に一つしかなくて、
あっちのドアがラオ・スカイウェイ、こっちのドアがラオス国営航空って感じに分かれてるだけ。
だからラオ・スカイウェイの飛行機が停まってるのもよく見える。MA60らしきプロペラ機も見た。
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実際のところ、その日ラオスで飛行機が墜落したっていうニュースはなかったはずだから、
安いラオ・スカイウェイに乗ってたとしてもルアンパバーンまでは問題なく到着したんだろう。
しかしこればかりはねぇ・・後悔先に立たず、転ばぬ先の杖、君子危うきに近寄らず。
6,000円くらいの差なら確率的安全の方を買うよ。前に書いたように飛行機事故のリスクに対して
乗客はほぼ無力だけど、このくらいは自分でリスク回避しないとな。

ちなみに、このMA60を使ってる航空会社の一覧がWikipediaに出てる。
中国国内の聞いたこともない航空会社のほか、上述のバイヨンエア、ラオ・スカイウェイ、
そして、恐ろしいことにラオス国営航空もMA60を4機運用してるんだと!!

さすがにヴィエンチャン~ルアンパバーンみたいに外国人利用者の多い路線では使ってないけど
ラオスの田舎空港(ま、どこもそうなのだが)に行く路線ではMA60が使われているらしい。
他にもミャンマーやフィリピン、ネパール、インドネシア等々、アジアでの使用例は少なくない。
大手じゃなく、二番手・三番手以降の航空会社が買ってる(あるいは中国からもらった)ようだ。

イ課長は行った先の国の聞いたこともない航空会社を使う場合でも、使用機材なんてこれまで
ほとんど気にしたことはない。しかしこのMA60だけはさすがに乗るのやめとこうと思ったよ。

で、結局ラオス国営航空で行ったヴィエンチャン~ルアンパバーン。
もともと東京~大阪くらいしか離れてない上に使用機材は上で書いたようにエアバスのご立派なジェット機。
飛行時間はせいぜい40分くらいだったはずで、まさにアッという間に到着してしまった。
(下の写真はルアンパバーン着陸間近の風景)
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自分のブログで「この飛行機よした方がいい」なんて、ネガティヴな評判を広めるのは本意ではない。
しかしこの飛行機については知らん顔もできんだろうというわけで、リスク回避のために安い航空会社を
やめて高い方を選んだという、貧乏性イ課長には珍しいお話を書かせていただきました。

  
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by tohoiwanya | 2015-10-19 00:06 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(6)
2015年 10月 17日

アンコール・エアに乗る

プノンペンからシェムリアップまでは飛行機で行ったわけだけど、乗ったのはアンコール・エアという
航空会社。アンコール・エアなんて知らないよねぇ。イ課長だって2013年までは全く知らなかった。

2013年6月、無人のダナン空港で見かけた飛行機が今にして思えばアンコール・エアだったのだ。
「へぇ、カンボジアにはあんな航空会社があるんだ」とその時は思った程度で、まさか
次の年に自分がその航空会社の飛行機に乗ることになるたぁ思わなかった。

カンボジアの航空会社なんだから、機内の様々な案内も当然英語とカンボジア語の併記。
カタール航空でアラビア文字が新鮮だったように、アンコール・エアでカンボジア文字見るのは
当たり前とわかっていても何となく楽しい。
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イ課長は当初、カンボジアには「カンボジア航空」みたいな名称の最大手エアラインがあり、
アンコール・エアはそれに次ぐ第二の航空会社ないしLCC的な位置づけなんだと思っていた。
ところが、アンコール・エアってカンボジア最大手航空会社、フラッグキャリアなんだと。
こりゃびっくり。ビールならアンコール・ビア、飛行機ならアンコール・エアということか。

2009年にカンボジア政府とベトナム航空の合弁で作られた航空会社らしいけど、そうだとすると
2009年以前のカンボジアには自国の航空会社ってモンがなかったのか?(その可能性は確かにある)

一応フライト予約サイトが日本語版であるにはある。イ課長もここで予約した。
しかし、予約したあと出てくる確認書類を印刷したら、早くも不安になった(笑)。
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こ、こんだけ?!せっかくA4に印刷して、隅っこにこれっぽちの文字数?しかも日本語。
Eチケットでもなんでもないメモ書き程度の情報だ。大丈夫なのか?
 
ちなみに、プノンペン~シェムリアップ間は片道約102ドル。今なら12,500円くらいか。
LCCじゃないし、料金的にはこんなもんなのかもしれないけど地元の人にとっちゃ高額だ。
実際、乗客の多くは外国人だったね。
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私は確かにこの飛行機を予約したという証拠書類、乗客のガワが入手できるのはこれだけ。
A4の紙にチョコッと日本語でしか書かれてない予約確認書類をチェックインカウンターで
提示した時は大丈夫かな?と思ったけど、現地カウンター職員はサクサクと荷物を預かり、
搭乗券をくれた。ボーディングパスは他の航空会社と似たりよったりだな。
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乗る飛行機は前にも載せたコレ。久しぶりのプロペラ機。
予約確認の紙には「機種 AT7」とあったけど、通常はATR72と呼ばれてる機種で、欧州製らしい。
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搭乗券の写真にもあったようにイ課長の席は6B。真ん中へんの通路側だ。
前座席との間隔は狭いけど、まぁ短いフライトだからガマンすっかと思ってたらなんと、
男性CAが身長の不自由なイ課長を見かねて一番前の座席に交換してもイイヨ、と言ってくれた。
何と親切な。アンコールエアに対する評価が急上昇するイ課長。
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1時間にも満たないフライトだけど、彼のおかげでゆっくり座ることが出来た。
アンコールエアの男性乗務員さんどうもありがとう。彼の写真を撮ってこなかったのが残念だが、
若くてマジメそうな、ちょっと照れ屋のナイスガイだった。

この時は雨季だったからプノンペンを飛び立つとすぐ湿地帯が見えてきて、湖が見えてきて、
そのままずーっと東南アジア最大の淡水湖トンレサップ湖の上を飛び続けて最後に湖岸の町である
シェムリアップに着陸するような感じだった。雨季のトンレサップ湖は面積がガバッと増えるのだ。
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カンボジアを旅行すればプノンペン~シェムリアップ間の国内線に乗る人は多いはずだ。
イ課長は今回アンコールエアに乗ったけど(skyscannerで確認した限りではコレが一番安かった)、
調べてみると他のエアラインもあるにはある。

その名もカンボジア・バイヨンエア。初めて聞いたよこんなエアライン。この会社だと同じ
プノンペン~シェムリアップ片道エコノミー席の料金が何と15$!!ま、マジっすか!?
アンコールエアの1/7の値段じゃねぇか。日本円で2,000円しない激安運賃だ。

しかしね、このバイヨンエアを使うのはあまりお勧めできない。
乗ったこともないのに、なぜそんなことがわかるのか?その理由については次回説明したい。

 

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by tohoiwanya | 2015-10-17 00:09 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 10月 15日

プノンペン国際空港というところ

さてだ。
ルイのトゥクトゥクで送ってきてもらったプノンペン国際空港。
イ課長はベトナムから国境越えバスでプノンペンに来たわけだから、空港を利用するのは
この時が初めてということになる。

日本から直行便はないけど、人気観光地カンボジアの首都の空港だから日本人の利用もそれなりに
多いはずで、イ課長みたいにまずプノンペン入りしてからシェムリアップに移動して
遺跡観光という人も多いだろう。一応どういうところかご紹介しておこうではないか。

とりあえずチェックインカウンターで手続き・・うわぁー閑散としていますぅーーー。
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乗客の数と職員の数が同じくらいか?(笑)
行列に並ぶ心配なんてまったくする必要もなく、スムーズに搭乗手続きを済ませ、
ボーディングパスをもらい、移動した2階からフと外を見たイ課長はギョッとした。

 
      ・・・ギョッ!
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吉野家様ぢゃないですか。プノンペン空港とはまた意外なところでお目にかかりましたね。
まぁ吉野家も海外展開を図ってるんだろうし、プノンペン国際空港に店があってももちろんいい。
いいけど、素朴な疑問としてお客がいるのかい?空港で多く目についたのは中国人観光客だったけど、
カンボジア人とか中国人とかが牛丼食うのかなぁ??カンボジアに行って牛丼を欲する日本人が
それほど多いとも思えないし・・。

まぁいい先に進もう。国内線でイミグレもないから手続きはもうない。
イ課長の乗るべきシェムリアップ行き出発ロビーはこんな感じで、あとはひたすらここで待つだけ。
空港内ショップでも見てヒマつぶそうと思ってたんだけど、コーヒーショップとチンケな土産物屋という
何の興味も湧かない2軒の店があるだけの搭乗ロビーだったからヒマをつぶすのはひどく退屈だった。
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この時イ課長がどのくらい退屈だったか、ちょっと感じを味わっていただこうか? 
読者のみなさんに空港にかかってたアプサラダンスの美女の絵をご覧いただいて
ヒマをつぶしを強制してみよう。ゆっくりご鑑賞ください。
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・・・・なかなかいい絵ですね。 


もう一枚。
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ほぉーら退屈してきたでしょ?(笑)

うっかりiPodや本を預け荷物の中に入れちゃったから、このヒマつぶしは本当に長かった。
いいかげん搭乗開始してもいいんじゃねぇか?あっ、なに?シエムリアップ行き15分遅延だぁ?
ケンカ売ってんのかテメエ!(←だんだんキレてきた)
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いいかげん待ちくたびれ果てたところでようやく搭乗開始。
係員が先導してその後ろにイ課長が続く。この様子だと移動はバスじゃなくて・・・

やっぱりーー。飛行機まで地面を徒歩で移動。まぁこれはこれで楽しいけどね。
向こうに見えるプロペラ機が本日の搭乗機なのである。
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同じ飛行機に乗る乗客どもがダルそうにゾロゾロとやってくる。
こういうのって発着便数が少なくて、行きかう車両も少ない空港じゃなきゃできない
のどかな搭乗スタイルだよねぇ。
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というわけで、プノンペン国際空港とはお別れ。
別れに際して空港に対する名残惜しさは特に湧いてこなかった(笑)。

ところがだよ。情報によるとプノンペンには新空港建設計画があるらしい。
プノンペン近郊にあるショボい軍用空港を大規模拡張して旅客用新空港にしちまおうって計画で、
2025年開港予定とか。そうなると今あるこの空港はお払い箱になるのかな。
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その新空港予定地、プノンペン市街から90kmも離れてるっつうからけっこう遠い。
空港と一緒に高速道路を整備してアクセスは確保するってことみたいだけど、90kmとなると
高速道路を車でビューンと走っても1時間近くかかるはずだ。自動車専用道路になるとしたら
義兄弟・ルイのトゥクトゥクで空港送迎というわけにもいかなくなるんじゃないか?
(仮にトゥクトゥクで行けたとしても片道2時間近くはかかるはず)

現在のプノンペン国際空港は市街からトゥクトゥクで行ける程度に近い。
しかしいずれ周辺他国と同様、空港は遠くなり、移動はタクシーかバスということになるんだろう。
「町から近い空港までのどかにトゥクトゥクに乗って・・」という東南アジア旅情を楽しみたい方は
あと10年くらいの間にプノンペンに行った方がいいかもしれない。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-15 00:04 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2015年 10月 12日

プノンペン・道路交通事情

プノンペンについちゃもうちょっと書きたいことが残ってるのでプノンペンネタを続ける。

サイゴンやハノイほどじゃないけど、プノンペンの町もバイクはすごく多い。
特に市内中心部の一般道路あたりは「車よりバイクの台数の方が多い」って感じなんだけど、それでも
下の写真みたいに空港に向かう幹線道路になると、こんどは車の台数がグッとふえる。
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バイク事情に関しちゃベトナムはけっこうスゴいものがあったけど、カンボジアも負けてない。
ルイのフェラーリ号で空港に行くまでの間にいろいろ観察し、写真も撮ったのでご紹介しよう。

少なくとも運転者に関して言えばヘルメット装着率はすごく高い。しかし後ろや前に乗せた
同乗者がヘルメットしてる例はマレで、規制が「後ろの同乗者はかぶらなくてイイ」ことに
なってるんじゃないかと推定される。危ないなぁ~・・
しかしベトナムで「バイクに3人くらい乗り、運転者以外は全員ノーヘル」って光景は
すでに見慣れてしまったから、危ないとは思うけど驚きは少ない。
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後ろに乗った人が運転者にガシッとつかまらないっていうのもベトナムなんかと同じ。これはたぶん
東南アジア共通なんだろうけど、これも見てると危なっかしいんだよなぁ。後ろが小さい子供なんかだと
ちょっとしたヨロメキや振動で振り落とされないかとヒヤヒヤする。

これもそう。リアシートに板を乗せ(板はゴムで固定してあるっぽい)、その上に野菜を乗せてる。
しかし野菜がヒモか何かで固定されている様子はない。このバイクがちょっと何かの凸凹にはまって
がくん!とゆれたりしたら、運転手は無事でも後ろの野菜は確実に道路にブチまけられるはずだ。
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うぉっと、サイゴンでも3人乗りは当たり前でしたが、プノンペンでは4人乗りの出現です。
同乗者人数ならベトナムに負けないぞというところでしょうか。そのうえ全員ノーヘルです。
赤ん坊までいます。怖いです。みなさんマネするのはよしましょう(しないよな)。
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うぉおおっと4人程度で驚いてもらっちゃ困るぜ。そこどけそこどけ5人乗りバイクのお通りだい。
軽々と記録更新です。こちらも全員ノーヘルです。おーまいがーっ。
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幸いにして6人乗りを見ることはなかった(笑)。
 
道路沿いにはこんなバイク修理屋(後ろにあるのがたぶんバイク用タイヤだと思う)がよく目につく。
バイクがこれだけあって、タイヤは安物が多いとしたらパンクはけっこう頻繁に起きるだろう。
前日に行った市場でもタイヤをズラリと並べた店を何軒も見かけたけど、バイクの修理、特にパンクの
修理ってそれなりに商売になるんだと思うよ。しかしこの女のコたちがパンク修理するのかね?
女性メカニックってこと?かっちょええやん。
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さらにこんな写真も撮ったのでご紹介しよう。プノンペンのガソリンスタンドの価格表。
ディーゼル用(つまり軽油だと思われる)が5,050リエル、(たぶん)レギュラーが5,250リエルで
(おそらく)ハイオクが5,450リエルと書いてあるんだと思われる。当然リッター単価だろう。
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興味があったのでちょっと計算してみた。「1,000リエルが25セント」という換算でいうと・・

軽油     約126円/L
レギュラー  約131円/L
ハイオク   約136円/L


ふーーむ。これがプノンペンにおけるガソリン相場ということか(2014年9月時点)。

日本のガソリン相場を知らないんだけど(←車持ってない男)、ちょっと調べてみると、
2015年10月12日集計の東京のガソリン代がレギュラーで126.2円/Lだと。ってことは
昨年9月のプノンペンと今年10月の日本のガソリン価格は同じ・・つうか、プノンペンの方が
ほんのちょびっと高いじゃん。一年の時間差はあるけどさ。

しかし日本とカンボジアでガソリン代に差がない、むしろアッチが少し高いって大変なことだよ。
例によって「缶ビール換算」で申し訳ないけど、プノンペンじゃガソリン1リットルのお金があれば
アンコール・ビア350ml缶を1.7本買える。

日本でビール350ml缶1.7本分っつうたら、300円近いんじゃないか?カンボジア人は「対ビール価格感覚」で
そのくらい高いガソリンを買ってることになる。まぁ日本もカンボジアも石油は100%輸入だから、
国の貧富にかかわらず結局同じような価格になっちゃうのかもしれないけど、カンボジア人にとっての
ガソリンって、日本で考えるソレより相対的にずっと高価なはずだ。

トゥール・スレン見学中にルイがイ課長を待ってた理由の一つもガソリン代だと思う。
市内を「流して」高いガソリンを消費し、いるかいないかわからない客をつかまえようとするより、
博物館の外でジッとイ課長(という確実な客)を待ってる方が費用対効果が高いんだよきっと。

こうしてプノンペンの道路風景を眺めていると、走ってるバイクはルイのフェラーリ号牽引バイクと同様
100ccくらいの小型ばっかりでボロいのも多い。カンボジアは東南アジアの中でも一人当たりGDPが
ミャンマーやラオスと並んで最も低い部類に属してるし、リッチな乗り物なんてあまり見かけない。
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でもさ、それはそれで「オレたちゃ貧しいけど今日も頑張って生活してるぜ」っていう感じが
伝わってきて、見てると楽しい。それもコレも平和だからこそ、だよなぁ・・・。

・・とはいえ・・だ。

とにかくくれぐれも安全運転してくれよな。プノンペン・ライダーたちよ。
家族5人がノーヘルで乗った状態で転倒なんかしてみろ。ヘタすりゃ一家全滅じゃねぇか。
もう見てるだけでオッカナくてしょうがないんだよ、イ課長は。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-12 00:19 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 10月 09日

愚かなるイ課長のドジ -東南アジア編②-

さてだいぶ間が空いてしまったが、2014年東南アジア旅行ネタに戻ろう。
とりあえず自らのバカさ加減を冷静に見つめる記事で再開するか。

「こんなバカでも海外一人旅ができるなら、オレ(あたし)にも絶対できる」と
多くの読者に自信を与え続けている?愚かなるイ課長の大失態シリーズ。
本日は以前に紹介した三つの大失態のうちの②だ。経済的に少し損したっていうヤツ。

この話は順序だてて書いていくと途中で数字がいっぱい出てきてかえってわかりづらい。
イ課長の大失態の本質が何だったかをいきなり最初にズバリと言っておいた方がいいだろう。
それはナニかというとだね、




現地通貨の交換レートを(おそらく)3倍ほど間違えて認識してた   ということなのだ。


現地通貨とはカンボジア・レアルのことで、ベトナムからバスで国境を越えるとき、余ったベトナム・ドンを
路上両替のオバちゃんに交換してもらったのがコトの始まり。カンボジアじゃ米ドルが流通してるらしいから
てっきり米ドルと交換してもらえると思ってたら、1$札10枚に加えて見たこともないボロボロの札束が
交じってるじゃん。うわー、これカンボジアの通貨かい?わかんねぇよ。
(下の写真はCambodia Todayというサイトの画像を拝借)
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バスの中でガイドブックを開いてレートを確認したんだけど、この時、愚かなるイ課長は
いくつかの大きなミスを一度に複合的に犯す。

ミス①そもそもレートの確認が非常にイイカゲンで、何リエルが何円かっていう計算を暗算でテキトウにやった
(ちなみに、イ課長は小学生時代から算数が苦手だったが、一方で珠算は3級までとったので、
 未だに無理に暗算で片付けようとすることが多い)
ミス②オバちゃんからもらったドル札が10枚あるのは確認したけど、リエルは枚数が多いから
 ロクに数えなかった。1万リエルだったと思うんだが、ひょっとすると2万リエルだったかも・・。
ミス③「巨大数の国ベトナム」の隣りにある貧しい国カンボジアだから、カンボジア・リエルもベトナム・ドン同様
 巨大数通貨だろうという先入観があった。

今となってはこの時どういう脳内計算が働いたかを説明するのは無理だけど、この時イ課長の脳内では
100リエル=1円くらいである、という計算結果が出た(これは間違っている)。

プノンペンには1泊しかしなかったし、現地通貨を使ったのはお寺のお賽銭500リエルだけだったから
さほど問題はなかった。急に不安になりだしたのはシェムリアップに移動して、コンビニで缶ビールを
買ったときだ。米ドルで払ったらお釣りをカンボジア・レアルでよこす。うわ、また来た。

レアル札を見たイ課長がオタオタしてると店員が教えてくれた。「1000レアルが25セントなのよ」。
へぇーそうなんだ。この時初めてイ課長のアタマの中に正しい「レアル換算基準」が形成されたことになる。
1000レアルがクォーター(1/4ドル=25¢)、4000リエル=1$ってのは意外とわかりやすいよな。


            ・・・・・ん?  


イ課長は今までなぜか100リエル=1円、つまり1000リエル=10円と思ってた。 
1000リエルが実際には25¢の価値があるとしたら約30円ってことだから、3倍違うやん。

ってことぁ、「あの時払ったお金」もぜーーんぶ3倍多かったってワケか?!
どういうお金かというとだね・・・

あの時払ったお金① プノンペンのお寺であげたお賽銭
500レアル札あげた。12.5¢ってことになる。しかしイ課長はこれを5円くらいと思ってたのだ。
「ご縁があるように」で5円のお賽銭って日本でもよくやるじゃん。しかし実際は15円。
他がぜんぶ100リエル札だったことを思えばカンボジアじゃけっこうフンパツ賽銭だったんだろう。
しかしまぁこのくらいなら問題にするほどではない。
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あの時払ったお金② プノンペンの義兄弟・ルイに渡したお金
問題はこっちだ。
すでに書いたようにイ課長は空港でヤツと別れ際「使わないからあなたに与えます」と言って
残ってたレアル紙幣をぜんぶルイにあげた。上記お賽銭500リエルを引いた残り、おそらく
9,500リエルあげたはずだがひょっとすると19,500リエルだったのかもしれない。

イ課長自身は1$弱のつもりだった。9$という取り決めにそれだけ足して、当初ヤツが提示した
10$に近づけてあげた・・と思い込んでた。しかし3倍間違えてたとすると実は3$近く、コトによると
5$くらいあげたかもしれないのだ。当初のヤツの提示価格よりずっと多い(笑)。
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イ課長は空港までのトゥクトゥク代をケチくさく値切っておきながら、最後には向こうの提示価格より
多くドンと払ってくれた太っ腹な(バカな)客ということになる。

おい、ルイ。
おめぇがイ課長をブラザーと呼んでいいか?って聞いてきたのは純粋にイ課長に対する友情からであって、
「(実は計算を間違えて)多額のリエル札をくれた客だから」という金銭的理由じゃねぇよな?
信じていいな?ルイ。いいって言え!言わねぇとハリ倒すぞテメェ!弟分だろッ!!
 
 
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by tohoiwanya | 2015-10-09 00:08 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)