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2016年 03月 30日

イ課長ミシュラン・ホテル評価37

2014年東南アジア旅行のホテル評価の続き。
カンボジア遺跡観光誘惑の話に続ける記事としてはいいタイミングでプノンペンのホテルだ。
このホテルには一泊しかしてないから、エラそうに評価するのもナンなのだが・・。

Silver River Hotel 

立地・利便性★★★★☆
実は立地はちょっと評価が難しいんだよね。一泊しかしてないホテル、しかもその一泊は
疲労のあまり晩飯も食わず爆睡しちまったっていうわけだから、たとえば近くで晩メシを食おうって時に
便利なのか不便なのか、よくわからないのだ。
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でもホテルのすぐ近くに立派な寺もあったし、メコン川とトンレサップ川の広大な合流地点までも
歩いて行けたし、散歩するにはなかなか良かった。市場もあったし、露店で缶ビールも入手できたし、
それなりに賑わいのある街という感じで、旅行者には便利な場所だったと思うよ。


部屋★★★★☆
部屋は事前の予想より広くて良かった。まぁ部屋にいた時間の大半は寝ていたわけだが(笑)。
ドアをあけて直感的に「おお、広くてけっこういいじゃん」と思ったのを覚えてる。
もちろんwifiも通じたし、部屋に問題はなかった。
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バスルームだってチャンとしてるもんね。バスタブはないけど、東南アジアじゃバスタブより
一日に何度もシャワー浴びるってことが多いから、これまた問題ない。
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下の写真をみるとスリッパも2足あるからダブルの部屋ってことだ。
このダブルの部屋のシングルユースで30ドル。今のレートなら3400円くらいか。
これだけ広くてシッカリした部屋で、この値段なら文句ござんせん。十分★4つ。
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朝食★★★★☆
このホテル、朝食付きだったのだ。そう考えると30ドルはますますお値打ち価格に思える。
前夜は夕食も食わずに爆睡したから、目が覚めたときは異常に空腹で、さっそく朝飯を食いに行った。

朝食は自分で好きなものをとるビュッフェ形式。空腹で早くメシ食いたいもんだからビュッフェの
写真を撮る余裕がなかったけど、自分の皿に盛ったものだけは記録に残した。
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普通の欧米風朝食に加えてアジアらしく焼きそばがあるのが目を引く。
前日はサイゴンから早朝バス乗ったから移動朝飯ヌキ、そのままトゥール・スレン見たから昼飯ヌキ、
そのままアンコール・ビア飲んで爆睡したから晩飯ヌキと、ほぼ絶食状態で一日過ごしちまったから
やけにたくさん食ったもんだ。味も美味しかったけど、前に書いたサイゴンのホテルと同じように
オレンジジュースだけはやけに薄そうだね(笑)。


余談
このホテル、1階のロビーもこんな感じで天井が高くてなかなか立派だったんだけど、
下の写真のやや左寄りに誰かの肖像写真がかかってるのが見えるでしょ?
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これ、現在のカンボジアの王様、シハモニ殿下の肖像写真なのである。つまり以前にご紹介した
シアヌーク殿下のセガレということになる。
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この写真を見た時、イ課長は何となく「この人がヒゲを生やせばオレに似るかも」と思った(笑)。
特に顔の上部、濃いマユゲ、広いオデコ、ほぼ坊主刈りというヘアスタイルは似てる。
 
この人、カンボジアがポルポトだ内戦だでゴタゴタして、父親がプノンペンに軟禁されてた頃は
パリで暮らしてたらしいんだけど、そのパリ時代は驚くなかれ、バレエ教師(!)をしてたらしい。
同性愛のウワサもある人みたいで、もう60過ぎだけどずっと独身。後継者どうするんだろうなぁ?

以上、ちょっと余談でした(笑)。
とにかくここはいいホテルだったと思う。イ課長がもし再度プノンペンに行く機会があれば、またココに
泊まってもいいなと思うくらいで、問題なくお勧めできるのである。

 
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by tohoiwanya | 2016-03-30 00:04 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 03月 28日

アンコール遺跡群を見たくなったアナタに

さて、2014年の東南アジア旅行の話に戻ろう。。
これまで、このブログでアンコール遺跡の数々をたくさんご紹介してきたけど、
ベンメリア遺跡でイ課長が見たところに関しては書き終わったことになる。
(なお、本日掲載の写真もぜんぶベンメリア遺跡で撮ったものざます)
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お読みの方の中には「オレも(アタシも)カンボジアの遺跡、見てみたいなぁ」と思った人も
いるかもしれない。そこで、本日はそんな気が芽生えたアナタをますますソノ気にさせるために(笑)、
アンコール遺跡を見に行くために現実的に考えなきゃいけないポイントをいくつか整理しておきたい。
カンボジアっつうてもオイソレと行けるトコじゃないし、考えておくべきことは多いわけヨ。
たとえば・・・


①遺跡がたくさんあって、全部見るのは難しいってことはわかったけど、ドコが必見なの?
・・という質問をしたい方もいるだろう。
しかしこれは回答不可能の質問と言っていい。イ課長が見た遺跡に限ったって、どれも素晴らしくて、
「アソコは大したことない、アッチの方が良かった」なんて言えない。

でも、こういうことは言える。アナタがカンボジアに行き、やがて無事帰国したとしよう。
カンボジアに行ってきたと言えば、周囲の人は絶対確実鉄板で「アンコール・ワット行った?」と聞いてくる。
そのくらいアンコール・ワットは有名なわけで、見てきませんでしたなんて言うと驚かれるかもしれん。
とりあえずアンコール・ワットを押さえておくと、帰国後の話の展開がスムーズになるという
副次的な効果は期待できると思う(笑)。
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②当日の服装とかは?カンボジアって暑いんでしょ?
暑い。雨季の9月も暑かったけど、何月に行っても暑いんだと思う。水は必携。
石造りの通路や階段を歩くことが多くなるからスニーカーもまた必須。ハイヒールは絶対やめるべき。
それと、移動の車が冷房効いてるケースがあるから長時間移動を伴う時はパーカーでもあるといいかも。
いろいろ大変なのである。

雨季と乾季のどっちがいいかというのは、雨季しか知らないイ課長には十分お答えできない。
まぁ雨が降らない方がいいんだろうけど、前にもちょっと書いたように巨石が緑のコケに覆われて
抹茶チョコレートになる雨季の遺跡観光ってのがイイんだコレが。イ課長としては「雨季だからダメ」
ということは全然ないですよ、ということは強調しておきたい。
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③見るのは現地ツアーがいいの?個人で遺跡めぐりって大変?
これは極めて重要なポイントだが、やはりイ課長には十分にお答えできない部分がある。

イ課長は二日とも現地オプショナルツアーを使った。聞いた話では、アンコール遺跡観光は原則として
政府公認ガイドを同行しないといけないようで、個人で入場券だけ買ってブラッと入って自由に見るという
わけにはいかないみたいなんだよね(ガイドは重要な雇用創出になってるはずだし)。

ただ、この規程がどのくらい厳しく適用されてるのかとなると、よくわからない。
個人で入場券買って、どこかのツアーの一員みたいなフリして、集団にまぎれ込んで入る・・なんてことも
その気になれば可能だと思うんだよなぁ。
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ただ、イ課長みたいにアンコール遺跡行くのが初めてで、ナニも知りませんなんていう人はとりあえず
ガイド付きツアーで行くのが安全確実だと思う。遺跡の見どころはちゃんと押さえて回ってくれるし、
複数の遺跡を回るに際しての移動のアシの心配をしなくて済むというのも大きい。

それにベンメリア遺跡みたいに、場所によっては地雷リスクが残る、なんて場所も中にはあるから
そういう場所に行くときは安全上からもガイドさんは必要になる。
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アナタがアンコール遺跡が二度目で、今回は見たいトコを自由にジックリ見たい。しかしガイドは
やっぱり同行しないといけないようだ、となれば個人で公認ガイドを雇うしかない。これは現地の
旅行会社に頼めば手配してくれるはず(日本人向けの旅行会社もある)。高いだろうけどね。
イ課長が次回また行って、前回見た遺跡を団体行動に拘束されず、じっくり見たいと思えば
この方法を使うしかないんだろうなぁ(さもなければ、上に書いた“まぎれ込み方式”か・・)。
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④ところで、カンボジアってそもそも危なくないの?一人旅でも大丈夫?

ポル・ポトとかカンボジア内戦みたいな、戦争・紛争という意味での危険はもうない。
アンコール・ワットを見たくてシェムリアップで殺された一ノ瀬泰三さんの頃とは隔世の感があるよ。
シェムリアップなんて外人観光客だらけで、バリ島並みに観光の町だもん。

一般的な意味での治安という点でも、東南アジアの他の国と同じような感じだと思うよ。
他の国に比べてカンボジアにスリやカッパライが特に多いとは思えない。ただ、逆に言えば
「いないわけではない」ともいえるわけで、イ課長は何事もなかったけど、話には聞く。プノンペンの
トゥクトゥクでiPhoneいじってたら横からサッと手が伸びて持って行かれたとかね。当たり前だけど
「東南アジア旅行におけるフツー程度の注意」は必要なのである。
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⑤でもカンボジアって、直行便がないんでしょ?面倒だなぁー。
今後変わるかも知れないけど、現在のところ日本からの直行便はない。
日本人旅行者の場合、ベトナム経由かタイ経由って人が圧倒的に多いはずで、イ課長は
バスでベトナムから入国し、帰りはまたバスでタイに出国したわけだけど、飛行機便もいっぱいある。
プノンペンなら近隣国の首都とはほぼ全部直行便があると思って大丈夫だと思う。

プノンペンはいいから、いきなりシェムリアップ入りして遺跡をたっぷり見たいという人でも大丈夫。
調べてみたらバンコクからでもハノイからでもサイゴンからでもシェムリアップ直行便がある。
(興味があってさらに調べてみたら、ヴィエンチャンからはないようだ。ラオスがんばれ)。
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いかが?さらにその気になってきた?(笑)

イ課長自身、アンコール遺跡はいつかまた見に行きたいと思ってる。
今回見たところももう一度見たいし、まだ見てない遺跡だっていっぱいある。
もっとも、イ課長はプノンペンに義兄弟トゥクトゥクドライバーがいるから、プノンペン素通りして
いきなりシェムリアップ行ったりしたら、あとで恨まれそうだが(笑)。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-03-28 00:02 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2016年 03月 25日

ラオス国営航空に乗る

ブリュッセルのテロの話のあとにオチャラケ記事も書きづらいので
本日はごくオーソドックスにエアライン搭乗記といこう。

昨年9月の旅行でイ課長はラオス国営航空の飛行機に二度、乗る機会があった。
イ課長を救ってくれたヤラワーンさん(仮名)の勤務先。もちろん生まれて初めて乗る航空会社だ。
どんな感じだったかご報告しておこう。

【2015.9.17 ヴィエンチャン⇒ルアンパバーン】

ヴィエンチャンのワッタイ空港は事前の予想をはるかに越えて小さく、ショボくて、閑散としてた。
しかもルアンパバーンまでだと国内線になるから、ターミナルっつうてもどっかの地方駅程度の規模。
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いざ搭乗となると、乗客たちはターミナルから飛行機までテクテク歩くわけだ。まぁこういうのも
だんだん慣れてきたよ。でも機体はエアバスの立派なジェット機だ。
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機内はこんな感じ。ごく普通だ。ま、エアバスだしね。
写真を見て、前座席モニターがあったことに改めて気づいたけど、何せ短いフライトだから
何も見なかった。どんな視聴覚プログラムがあるのか確認ぐらいしときゃよかった。
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機内で配られたのはこれ。ドライフルーツと水だ。ま、何せ40分程度の短いフライト。
配ったものをいちいち回収してるヒマもないくらいの短さだったよ。
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びよーーーんとヴィエンチャンから飛んだと思ったら・・・
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アッと言う間にしゅるるるるッとルアンパバーンに到着。ご搭乗ありがとうございました。
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評価するヒマもないくらいの短いフライトだったけど、快適で全然問題はなかった。
航空会社にしてみればジェット機は国際線に使い、国内短距離路線はプロペラ機を使った方が
効率的じゃないかと思うんだけど、おそらくヴィエンチャン~ルアンパバーン間は外国人観光客が多い
“ドル箱路線”だから、短距離路線にエアバス製の機体を投入してるんじゃないか?
MA60に乗せられること考えればエアバスで万々歳だが)


【2015.9.20 ルアンパバーン⇒チェンマイ】
今度は国内線じゃない。一応国際線。しかしルアンパバーン空港での搭乗方法は相変わらず
地面テクテク方式が採用されている。まぁいいじゃん。田舎なんだから。
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こんどはATR72っていう欧州製プロペラ機。まぁMA60でさえなきゃ、この際何でも許してやるよ。
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ここでラオス国営航空を利用する上での重要な注意点を書いておきたい。それは何かというと、
チケット等に書かれた出発予定時刻より早く離陸するケースが珍しくなさそうだということだ。

ヴィエンチャンから乗った時も「あれ、ちょっと早めに動き始めた」と思ったんだけど、
ルアンパバーンから乗った時はさらに早く、13時半には機体が動き始めたんだビックリした。
だって本来の出発予定時刻は13:50なんだから。20分も早く出ちゃうのかよ。
一人ふたり乗客積み忘れてねぇだろうな?
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この日は好天だったから眺めも良かったねぇ。
ご覧のようにラオスって日本と同様に山が多い。カンボジアみたいな平原国じゃないんだよ。
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搭乗時間が1時間程度の、やはり短いフライトではあるけど、普通のドリンクサービス+簡単な機内食が
出てきた。中身はサンドイッチと林檎だ。シンプルではあるけど悪くはないよな。
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というわけで、ラオス国営航空は予想に反して(というのも失礼だが)、なかなか快適で、
東南アジアじゃ最貧レベルの国のエアラインのわりには(これも失礼か)ごくマトモだった。
MA60を4機保有してるという問題はあるけど、外国人利用者の多い路線には使ってないみたいだし、
フツーの飛行機に乗る分にはフツーに安心して利用できるエアラインといえるだろう。

え?ラオス国営航空の、シン姿のあでやかな女性CAの写真はないのかって?
いやー申し訳ない。2度のフライトとも窓際の席だったからCAの写真が撮りづらくてねぇ。
シン姿のラオス美女は、美女図鑑の方でお楽しみいただきたいのである。

  
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by tohoiwanya | 2016-03-25 00:09 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 03月 23日

ブリュッセルが・・・・

何ということか。
ブリュッセル空港つうたら、欧州出張のたびに使うことが多くて、このブログでも何度か書いた。
地下鉄のマルビーク駅ってのが、これがまた何度も乗り降りした駅なんだよ。ヘタウマ系の巨大顔面が
駅の壁に描かれたユニークな駅で、写真を覚えてる人もいるかしれない。
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イ課長はブリュッセルに5回行ってるはずで、ナンだカンだ言って、今やけっこう馴染みのある街だ。
出張でしか行ったことないから、どうしても「仕事する街」って感覚があって、もし自分の出張中に
こんなことが起きたら・・と、自動的に考えてしまう。

最後に行った2013年の出張では土曜の夜にブリュッセルに到着し、水曜の昼まで滞在した。
あの出張で、今回と同じように現地時間の火曜朝にこの事件が起きたとしてシミュレーションすると
まったくもって恐ろしい。
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火曜は10時にアポがあったんだよなー。もう爆破テロが起きた後のはずだから、その頃にはもう
街は騒然としてただろう。しかし何が起きたのかよくわからないイ課長の心理としては、とにかく
出張スケジュールを崩壊させたらオワリ、という恐怖感があるから、地下鉄が止まってたとしても
たぶんタクシーで行こうとしただろう。マルビークの駅とはちょっと離れた訪問先だったから、
まぁ午前中のアポはそれでも何とかクリアできたとしよう。

しかし午後はあかん。14時のアポ先はまさに爆破のあったマルビーク駅が最寄駅。完全にアウト。
道路は閉鎖してるみたいだし、地下鉄も市電もストップじゃどうしようもない。「行けなくなりました」って
電話して予定キャンセル、ホテルに戻るしかない。ここでついに出張スケジュール破綻。
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そこから先はもうスケジュールは完全崩壊したはずだ。
水曜10時にマルビークの一つ先の駅で降りたトコでアポがあったけど、ムリだよなぁ。当然キャンセル。
あの事務所はEU本部からも近かったのだ。あの時面談した人たち、大丈夫だろうか?
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午後はブリュッセルからユーロスターでロンドンに行く予定だったけど、今はそのユーロスターも運行停止。
当然ロンドンへは行けない。飛行機に切り替えようにも空港までの電車も止まってるし、そもそも空港が閉鎖だよな。
英国移動不可能。ホテルから英国のあちこちのアポ先に「行けなくなりました」と面談キャンセル電話、
ついでに日本には「出張スケジュールすべて崩壊しました」と電話だ。国際電話代だけがかさんでいく。

あとはホテルの近くで食い物と缶ビールでも調達して、一言もわからぬフランス語のニュースを
ホテルのテレビで見るしかない。泊まったホテルはグラン・プラスのすぐ近くだったけど、どうせあの辺も
厳戒態勢で観光どころじゃないだろ。
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今回のテロは3月下旬に起きたけど、2013年の出張は2月下旬で、締切は年度末の3月末。
もはやスケジュール組み直してもう一度行くなんて時間もない。まさに一巻の終わり。
出張の中断は不可抗力と顧客が認めてくれるか、契約内容不履行でペナルティを食らうか・・
どっちだろうなぁ~?なんて考えながらホテルで暗い時間を過ごす・・そんな展開になったはずだ。
ま、結局のところ危機管理もヘチマもないわけだ。事態にホンロウされるだけの出張者。
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たくさんの死者も出た事件のあとに、こんな仕事の話ばかり書くのは不謹慎なのはわかっている。
しかしイ課長はテロそのものについて書く気になれない。「テロは許せない」なんて言っても空しいだけだし、
「犠牲者のご冥福を・・」なんて書いたって、これだけ理不尽な殺され方をした本人や残された家族にとって
いったい何の慰めになろうか。

2009年のブリュッセル出張の時、証券取引所前広場はW杯出場を決めたアルジェリア人たちで
お祭り騒ぎ。イ課長も見知らぬアルジェリア人と握手したり祝福したり、あれはホントに楽しかった。
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しかしいま、同じあの広場は追悼の場となっている(下の写真はAFP)。
こういう光景はこれまで何度も見たし、今後もまた見ることになるんだろう。もう疲れた。
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仕事ばかりとはいえ5回も行って、イ課長はけっこうブリュッセルって街を気に入ってた。
しかし今はあの街に残してきた楽しい記憶や思い出も破壊されたような気分なのである。

 

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by tohoiwanya | 2016-03-23 13:31 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)
2016年 03月 21日

イ課長ミシュラン・ホテル評価36

さて、2014年東南アジア旅行の話に戻る。
この旅行ではサイゴン、プノンペン、シェムリアップ、バンコクと計4つのホテルを渡り歩いたけど
まだホテル評価を全然やってなかったから、ホテルの話を混ぜながら書いていこう。
まずは最初に2泊したサイゴンのホテル。久しぶりだから評価基準をもう一度載せておこう。

★★★★★  サイコウ
★★★★☆  ケッコウイイ
★★★☆☆  マァマァ
★★☆☆☆  イマイチ
★☆☆☆☆  ダメダメ
☆☆☆☆☆  ウンコ

 
Beautiful Saigon 3 Hotel

3って数字が入ってるだけあって、ビューティフルサイゴンの名称が入ったホテルが近くに
二つだか三つだかある。どれもサイゴンのカオサン通りとでも言うべき、外国人で賑わうデタム通りに
集まってて、イ課長が泊ったこの「美しきサイゴン第三ホテル」もデタム通りの近くにある。

立地・利便性★★★★★
このホテルを選んだ最大の理由はプノンペン行きバスが出るシンツーリストから近いこと。
シンツーリストまで徒歩で、ゴロゴロスーツケースをひきづって行ける距離であることが重要だった。
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この辺は小さいホテルが密集してるから、それでも選択肢はいっぱいあったんだけど、夜も賑わう
デタム通りに面してると夜に騒々しい可能性があったので、わざと少し入った路地に面したホテルを選んだ。
慎重なチョイスの結果だけあって、立地条件も夜の静けさもバッチリ。

賑やかなところだから近所にコンビニやファストフードもあるし、朝になるとバインミー(ベトナム風
サンヂドイッチ)の屋台も出るし、何するにも便利。しかもサイゴンの中心・ベンタイン市場前までは
徒歩で10分もかからないくらいで、立地的には文句なし。★5つあげていいと思うよ。


部屋★★★
部屋代は2泊で72ドルだから、1泊36ドル。今のレートなら4000円くらいってところか。
広い部屋じゃないし、新しい部屋というわけでもないけど、便利な立地で4000円、一人で泊るなら
十分で、問題なし。
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バスルームもこんな感じで、質素だけど十分マトモだ。
前の年、ホイアンで大実験をやったトイレ脇の強力シャワーがここにもついていた(笑)。
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朝食★★★★☆
朝食もなかなか良かった。二日目は早朝の出発だったから1度しか食えなかったのが残念だ。

まずドリンクとパンが出てくる。定評あるベトナムのフランスパンは美味しいんだよホント。
ただし、オレンジジュースは見た目の通り、果汁少なそうで大したことない(笑)。
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オカズは何種類かある中から選ぶ方式だったと思う。イ課長は卵とソーセージにした。
出たきたのはこんな感じで、ごくシンプルなものだけど、このくらいのホテルの朝食としては
十分満足できるレベルだと思う。卵二つフンパツしてくれたのに免じて★四つ。
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従業員★★★★
気さくで親切で感じよかったね。印象はたいへんよろしい。
下の八重歯のお姉さんはバイクツアーの迎えが遅れた時にイ課長が持ってた予約確認書類を見て
わざわざツアー会社に電話で問い合わせてくれた。たいへん助かりました。どうもありがとう。
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豪華さは全然ないけど、一泊4000円としてはいいホテルだったよ。
この辺はプノンペン行き以外にも早朝にいろんなバスが出るところで、サイゴンを早朝のバスで
発つ予定のある人にはお勧めできる。賑やかな場所だけど夜静かっていうのもポイント高い。
美しきサイゴン第三ホテル。グッドです。

 
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by tohoiwanya | 2016-03-21 22:40 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 03月 18日

“東京方式”は世界の孤児だったの?

今日はいきなり変な話について書く。

同じ日本でも東京と大阪じゃこんなに違うという例でよく挙がるのがエスカレーターの追い越し車線。

エスカレーターを階段のように歩いて昇る人は右側を歩き、左側が立ったまま。これが東京方式で、
大阪方式はその逆っていうのは有名な話だ。そういう違いがあることは重々承知しているイ課長だけど、
今でも関西に出張するとうっかり間違えて右側を昇ろうとしてしまうことがある。ちなみに、中間にある
名古屋は「東京方式」だったような気がするんだよなぁ。

これが海外だとどうかというのは詳しく検証したことなかったけど、「大阪方式」の方が多いという
話は聞いたことがある。自分が撮った写真でよく覚えてたのは2007年出張のプラハで撮った
早すぎるエスカレーター。みんなキチンと右側に立ってて、左側が追い越し車線であることが明白。
つまり大阪方式ってことだ。
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海外の地下鉄の駅とかでエスカレーターの写真・・そう多くはないけど他にも撮ってるはずだ。
そこで、過去の写真フォルダの中を探してみた。

まずこれ。2012年東欧・北欧旅行の時の、ヘルシンキの地下鉄エレベーター。
これも明らかに右側が静止車線で、追い越し用に左側の車線を空けている。これまた大阪方式ということだ。
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他にも探したらあった。2010年台湾旅行の時の写真。
これも追い越し車線として左側を空けてるよね。大阪方式がまたひとつ増えた。
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台北の場合、特筆すべきは下の写真みたいにエスカレーターの各段を左右に分ける表示があったことだ。
このエスカレーターは左右“2車線”ですよってことが強調されてて、その上で追い越し車線は左になってる。
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次の写真は2011年ウィーン旅行の時に日帰りで行ったブダペストの地下鉄。
うーん・・これは判然としないな。そもそも「片側を空ける」という考え方自体が存在しないのかもしれん。
ブダペストは東京・大阪どちら方式なのか分類不能。
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これは2010年出張の時のロンドンの地下鉄。この写真はブログにも載せた。
これもやや微妙だ。上の方の人は右側に立ってるから左側が追い越し車線のようにも思えるけど、
手前でエスカレーターを昇ってるオバさんは真ん中通ってる。ただ、ネットで追加的に調査してみると
ロンドンもどうやら「大阪方式」らしいんだよね。
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プラハ、台北、ヘルシンキ、ロンドンが大阪方式。ブダペストは分類不能。東京方式の街はなし。
圧倒的に大阪方式優勢というところで、話はバンコクに飛ぶ。

バンコクの場合「習慣的にこうなっている」というより、ちゃんと「こっちは追い越す人」「こっちは立つ人」と
表示がしてあったからこれまた明白だ。どういう表示かというと・・。
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うーーーむむむ。バンコクもまた大阪方式ではないか。

日本の高速道路等では「追い越し車線は、より“中央分離帯に近い方”」すなわち走行車線より必ず右側だ。
東京エスカレーターの「追い越しは右」は車と同じであり、イ課長は何となく交通ルールがそのままエスカレーターに
浸透したんだろうなぁと思ってた。もしそうなら、国内的には大阪方式が変わり者ということになる。

だが、もしそうだとすると日本と同じ「車は左通行」のルールを持つ英国が大阪方式っていうのは妙だ。
実はタイも日本や英国と同様、車は左側通行なんだけど、上の写真に見るようにエスカレーターは大阪方式。
データが少ないけど、車が左側通行の国でもエスカレーターでは大阪方式が優勢と推測できる。

つまりだよ?
イ課長が撮った写真で見る限り、西欧(ロンドン)も東欧(プラハ)も北欧(ヘルシンキ)も大阪方式。
東アジア(台北)も東南アジア(バンコク)も大阪方式だ。少ないデータではあるが、導き出される結論は
世界的には大阪方式が圧倒的多数派であり、東京方式は“世界の孤児”っぽいということだ(笑)。

うーむ、そうなると今度はなぜ東京が世界的にも珍しい(んだろう、きっと)方式なのか?という疑問が湧く。
東京の場合、バンコクみたいに「立つ人は右」「歩く人は左」なんて表示による誘導は見たことないし、
台北みたいにこのエスカレーターは2車線です、なんていう表示も見たことない。それでもずっと前から
現行方式が当たり前になってる。自然発生的にたまたまそうなったんだろうけど、なぜ東京だけが・・?

近年、東京の地下鉄あたりじゃ「エスカレーターを歩くのやめよう」という呼びかけも始まっている。
だがイ課長はセッカチだから、東京でも海外でも一人の時はエスカレーターはたいてい追い越し車線を歩く。

しかしイ課長が撮った写真の中で東京方式の採用例がイッコもなかったとは意外。
とりあえずこんど海外に行ったら、その国のエスカレーターを少し注意して見てこようと思うのである。

 

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by tohoiwanya | 2016-03-18 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)
2016年 03月 16日

ベンメリア遺跡に行く【その2】

ベンメリア遺跡を一言で言えば「わからないことだらけ」ということになるんだろうと思う。
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そもそも、誰がどういう目的で建てたのかがよくわからない。
一説では「アンコール・ワットを作る前の“予行演習”として作ってみた」とも言われてるようだけど、
巨大寺院を作るための練習に、巨大寺院を作るというのはイ課長には信じがたい。それじゃまるで
落語の「試し酒」じゃねぇか(笑)。
(五升の酒が飲めるか?と言われた男が、まず外の酒屋で五升飲んで試してきたっていう、あれね)
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ベンメリア遺跡って、四角い回廊がグルッと取り巻き、真ん中に高い建物があるという構造らしくて、
もしそうであればスタイルとしては確かにアンコール・ワットに似てる。規模的にも近いらしい。つまり
アンコール・ワット並みにデカい遺跡だったらしいのだ。
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ただ、こんな風に「らしい」を連発してるくらいで、遺跡の全体像はよくわかってない・・・らしい(笑)。
上の画像はWikipediaから拝借したもので、この赤線の範囲が見学可能範囲みたいなんだよね。
つまり赤線の範囲外は地雷除去もまだ完全じゃないって可能性は十分ある。考古学者のみなさんたちも
おいそれと気軽に調査できないんだろうなぁ。
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これだけわからないことだらけだから、見学者のココロモチもアンコール・ワットとは全然違ってくる。
アンコール・ワットだと、ここが西参道、一番外側のここが第一回廊・・みたいに、遺跡の中で自分のいる位置を
把握しながら見学できる。しかしそもそも全体構造がわかってないベンメリアじゃ、自分が今いる場所なんて
「広大な廃墟のどこかである」ってこと以外はわからない。要するにわからないことだらけなのだ。
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しかしタ・プロムでも書いたように、ベンメリア遺跡においても事前知識はあまり必要ないと思うよ。
その出自や由来は考古学者だって(たぶん)よくわかってないんだから、一般旅行者にわかるわけがない。
建築上の特性を考証しようにも、ほとんど崩れてるんだから、これまたわかりっこない。
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そんな具合にわからないことだらけにもかかわらず、ベンメリア遺跡は素晴らしい。
昼なお暗いジャングルに覆われた神秘の巨大廃墟、聞こえるのは風にゆれる木々のざわめきだけ・・
まるで子供の頃に読んだ冒険物語の舞台が現出したかのごとくだ。
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ここに来たら、ひたすらそういう神秘のムードを肺一杯吸い込みましょう。
森林浴ならぬ神秘浴。ベンメリア遺跡はそんな場所ではないかと思うのだ。

ちなみに、下の写真は石の建物の上を植物が這い登っていき、そのあげくに建物てっぺんから
巨大な木を繁らせているという場所で、ここが最も「ラピュタ的」とされる場所らしい。
天空都市ラピュタの廃墟を突き抜けた巨木を連想させるんだろうな、きっと。
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しかしだね。何度も言うけど「ラピュタのモデル説」はどう考えても間違った風説。
さらにこれも繰り返しになるけど、ラピュタのモデルであるかどうか、なんてことを超越して
ベンメリア遺跡は素晴らしい場所だと思うのだイ課長は。ツアーで一緒だったカップルの女性の方が
「なんか、ここ、一番良かったかも・・」と言ってたけど、そういう気持ちになるのもわかる。
特に廃墟系が好きな方にはたまらないと思う。

アナタがカンボジアに行って遺跡見学する機会があったら、ちょっと遠いけどぜひベンメリア遺跡も
候補に加えて旅程を検討することをお勧めしたい。イイよ~?ここは。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-03-16 00:03 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 03月 14日

ベンメリア遺跡に行く【その1】

さて、それではシェムリアップでの観光活動の最後にベンメリア遺跡の話を書こう。

ベンメリア遺跡  と聞いても知ってる人は多くはないはずで、もちろんイ課長も知らなかった。
しかし以下のような事情から「ぜひここを見たい」と思うに至ったのである。

①行った人の話を読むと、ここって典型的な“廃墟系”の遺跡で、やけに良さそう
②行ってみたいと思っていたトンレサップ湖とココが組み合わせのツアーになっていた
③ベンメリア遺跡はアンコール遺跡群の共通入場券の範囲外だから、ムダな3日券を
 買わなくて済む


共通入場券対象外ってことは、アンコール・ワットやアンコール・トムなんかの遺跡密集ゾーンからは
離れた、不便な場所にあるわけで、そもそもこの遺跡が発見されたのが1990年代になってからなんだと。
内戦当時の地雷も多く埋まってたのを何とか除去して、21世紀になって一般公開にこぎつけたらしい。

そんなベンメリア遺跡だが、一部の日本人の間では局所的に知名度がすごく高い。
ある特別な理由があって有名なのだ。その特別な理由が何かというと・・・


④ここって「天空の城ラピュタ」のモデルになった遺跡なんだぜ というもの。
日本でベンメリア遺跡を紹介した情報を読むと、大抵はこのことに言及している。 

だがね、イ課長はこの場を借りて声を大にして言っておきたい。
「ベンメリア遺跡=ラピュタのモデル説」は完全な間違いであると。

考えてもみたまえ。映画「天空の城ラピュタ」が公開されたのは1986年だよ?
当時まだ発見されてもいなかった遺跡が映画のモデルになるわけがないではないか。それを
現地のガイドさんまで「にほんの えいがの もでるになりました」なんて言ってるのはいかがなものか。

ただね、このベンメリア遺跡、とにかく素晴らしくイイんだよ。それは間違いないの。
あの緑に覆われた、打ち捨てられた廃墟を見てラピュタを想起する人がいるのは無理もない話で、
その評判がいつの間にか「ここがモデルになった」っていう誤った風説につながったんだと思われる。

「ラピュタのモデル説」うんぬんを除外しても、ベンメリア遺跡は神秘的で、それはもう素晴らしい。
その素晴らしさを、拙い筆で可能な限りご紹介していきたいと思うのである。

まずは遺跡まで行かねばならぬ。けっこう遠いんだよ。
シェムリアップから80km近く離れてて、車で1時間半くらいかかる。四輪車でそうなんだから、
100ccバイクに牽引されたトゥクトゥクじゃ軽く2時間はかかるはずだ。しかも道は途中から
舗装すらされていないダート。トゥクトゥクだとちょっと厳しいかもなー。
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ダート道路を延々と走ってようやく着きましたベンメリア遺跡。
車を降りると南国のキョーレツな日差しがイ課長を焼き、焦がし、炙り、溶かす。
とにかくこの日は朝からド快晴だったのだ。
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さっきも言ったようにここは共通入場券範囲外だから、別途チケットを買わなければならない。5ドル。
KHAM SOMETHって会社名が書いてあるけど、これ、調べたらカンボジアの建設会社らしい。ってことは、
ベンメリアは例の「ベトナム利権」の範囲外ということになるんだろうな。
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これだけ町から離れた田舎だから、アンコール・ワットみたいに観光客がワンサカいる観光地とは
だいぶ雰囲気も違う。観光地っつうより、周囲はカンボジアの農村って感じだよ。
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歩き始めると・・・うおお、地雷に関する看板だ。
2003年から始まり、現在でもまだ地雷除去は継続中らしい。とりあえず遺跡の中は除去したみたいだけど、
周辺の森にはまだ残ってるんだろうなぁ。だからベンメリア遺跡に来たら、フラフラと見学コースをはずれて
一人でどっか探検してみようなんて了見は起こさない方がいい。それは極めて危険なのである。
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おっと、五頭のナーガ発見。
これ、ベンメリアが竣工した当時(たぶん12世紀頃)から残ってるオリジナル?
もしそうだとしたらビックリするほどの保存状態の良さだ。アンコール遺跡群の中でもこれだけ
キチンと残ってるナーガは少ないじゃないか?
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なーんてイ課長の考えは砂糖菓子のように甘かったようだ。廃墟系のベンメリア遺跡においては
コレと同程度にきれいなナーガが平気で地面に打ち捨てられてたりするんだよ。ひえーーなんてこった。
ここはもはや現世にあらずして幽明の境界。遺跡の保存状態だナンだと騒ぐ人間どもの卑小な営みなど
超越した場所に、我々はこれから入ろうとしているのかも・・。
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そんな神秘に満ちた廃墟・ベンメリア遺跡。
次回、さらにたっぷりとご紹介させていただくのである。写真もいっぱいあるしね。

 
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by tohoiwanya | 2016-03-14 00:05 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2016年 03月 11日

シェムリアップで孤独のグルメ

さて、バンコクの制服からカンボジアに話は戻る。

シェムリアップ二日目にイ課長が申し込んだツアーは

午前中ベンメリア遺跡見学 ⇒ シェムリアップに戻って昼食 ⇒ 午後トンレサップ湖へ

という構成だった。順番どおりに書いてないが。

このツアー、「午前だけ参加」とか「午後の部だけ」みたいな申し込み方もできたようで、途中で
人数が変動した。午前中ベンメリア遺跡に行ったメンバーで「午前・午後通し」で申し込んだ人が
どれだけいるか確認してみたら、これが何とイ課長だけだったのだ。

「午前の部だけ」の人たちはシェムリアップに戻ったところでサヨウナラ。
「午後だけ参加」の人たちは、各自昼食を済ませてから合流することになってるらしい。
つまりツアーについてる昼メシを食うのはイ課長一人ってことだ。あらまぁ。海外に行って
「孤独なグルメ」は慣れてるけど、こういう意図せざるパターンは初めてかも。

意図せざるパターンだから、案内されたレストランは白いテーブルクロスのかかった立派な店。
うーん・・・自分の意志で一人で昼メシ食うとしたら、間違いなく屋台か露店で済ませるところで、
こういう店には入らなかっただろうなぁ・・まぁいい。カンボジアで孤独のグルメといこうじゃないの。
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ランチメニューは決まってるはずだが、何が出てくるか皆目見当がつかない。
んむ?スープが来たぞ?でもスープだけ?もしかして一品ずつ運ぶフランス料理方式?
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スープ飲まずにしばらくガマンしてたら(笑)、ドリンクのオーダーを聞かれた。
別料金だろうがなんだろうが、ビールいっちゃうぜ。出てくるのはお約束のアンコール・ビア。当然である。
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次に出てきたのは、肉野菜炒めみたいなものとライス。やっとメシらしくなってきたぜ。
ちなみに、写真には写ってないけど、ライスは小さいオヒツみたいなのに入ってて自由に皿に盛る。
まだ何か出て来るのかもしれんが、もういい。食っちゃえ。
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食い進んでたら、さらにサラダみたいなのと食後のデザートが運ばれた。ってことはこれで全部か。
一品ずつじゃなくて、こうやってドサッと全部持ってきてくれた方が孤独なグルメとしては食いやすい。
「サバ塩焼き定食」とか「回鍋肉定食」とか、全部一緒に運ばれたものを一人でワシワシ食うのに
慣れたお兄いさんだからね、こっちは。
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というわけで、会社の昼休みに食うメシのようにアッという間に食ってしまった(笑)。
昨日のツアーのランチに比べると、カンボジアらしさがやや希薄で、パブ・ストリートのレストランの
メシみたいに西洋人含めた万人向けにアレンジされた料理って感じだったね。

午後のツアーに参加するメンバーを車に乗せたガイドがイ課長を迎えに来ることになってる。
しかしまだ時間が余ってる。レストランの外で一服して待った。
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実際にはこのあと「午後組」と一緒にトンレサップ湖に行った。
ブログ上では順番が逆になるけど、この昼飯の前に見たベンメリア遺跡のことを
次回からご紹介して行く予定なのである(順番めちゃくちゃ)。

 

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by tohoiwanya | 2016-03-11 00:01 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 03月 09日

バンコクの学校制服に関する考察

カンボジアネタをちょっと離れて、去年の旅行で見たタイの小ネタで気分転換。
ま、同じ東南アジアネタであることには変わりないが(笑)。

タイの他の町、たとえばチェンマイなんかじゃ見た記憶ないんだけど、大都会バンコクでは
制服姿の生徒・学生をよく見かける。バンコクでは小学、中学はもちろん、高校、さらに大学でも
制服ないしそれに準じた服装規定というのがあるみたいなのだ。

これは王宮で見かけた中学生たち・・か、それとも高校生かな?
こんな感じで大体どこの学校も上は白ブラウスかワイシャツ、下は黒スカートかズボンというスタイル。
暑い国だから「冬服」なんてものは存在しないはずで、一年中この恰好なんだと思われる。
まぁこのあたりは日本の中学・高校あたりの夏の制服と大きな違いは感じない。
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しかしバンコクならではの制服ってのもある。代表的なのが女子大生だ。
バンコクでは(あるいはタイでは?)大学生に制服(か服装規定)があって、バンコクの女子大生のソレは
けっこう露出度が高くてセクシーだっていうんで有名なのだ。上が白、下が黒っていう配色はジミだけど、
かなりミニスカっていうことが多い。
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この短いスカート丈を大学が決めたとは考えづらいから、着る本人の自由度がかなりあると思うんだよね。
暑い国だから、肌を出した服を着たいと思うのはある意味当然で、台湾あたりでもミニスカや
ショートパンツの女性は多かった。ただ、それが「女子大生の制服である」ってところがどうも
オトコの妄想をカキ立てるようで(笑)、タイじゃ女子大生ファッション専門誌まであるらしい。

実際、バンコクでスカイトレインなんかに乗ると、ミニスカ制服を着たお姉さんをよく見かける。
確かに露出度高めだけど、足が長くてスタイルいい人が着るとなかなかカッコいいと思うよ。
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しかし、わからないこともある。
同じスタイルなんだけどスカートがやけに長いお姉さんもまたよく見かけるんだよ。
大学による服装規定の違いなのか?あるいはさっき言った「着る本人の自由度」の差ってことか?
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大学ごとにスカート丈の上限・下限が決まってて、お堅い大学だとその範囲が狭いってことなのかもしれん。
しかしそれにしたってずいぶん極端な差だぜ?大体、スカート長いとすげー暑いだろ。着るガワだって
涼しいミニスカにしたいだろうに。あるいは長いのは高校生、短いのは大学生ということなのかなぁ?
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女子大生の制服に若干のナゾは残るが、まぁいいとしよう。問題は男子だ。
バンコクじゃ制服姿の男子生徒も時々見かける。男子となると同性だけに、イ課長の見る目もかなり
“当事者意識”が強くなる(笑)。

たとえば王宮で見かけたガキどもの制服。
小学校高学年くらいってところかな?こういうのは別に違和感ない。コドモだからね。
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下の写真の左に写ってる男の子は体格から考えてもうちょっと大きそうだ。中2~中3くらいかな?
実はこのあたりからイ課長的はかなり違和感を感じる。こういう短パン制服って子供のうちはいいけど、
大きくなるにつれて急速に似合わなくなる気がするんだよね。ま、慣れの問題ではあるんだろうが。
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極めつけはやはりスカイトレインの駅で見かけたこの兄ちゃん。
背もかなり高くて顔も大人びてたから、明らかに高校生以上。そういう大きい兄ちゃんの短パン制服姿って、
日本の長ズボン制服に慣れた目にはすごくヘンに見える。イ課長がもし高校生だったらゼッタイ着たくない。
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女子大生のミニスカ同様、暑いんだから男子高校生が短パンなのは自然な成り行き・・いやいやいや。
「中学以上は長ズボン制服」という日本の風習に慣れたイ課長としてはですね、やっぱ率直に申し上げて
高校生の白ソックスの短パン姿はヤダよ。イ課長に言わせると、男子生徒のこういう短パン制服姿って
小学=○、中学=△、高校=× という順序で、年齢が高くなるほどその評価は急激に下がる。

さて、そうなると、バンコクの男子大学生の制服はどうなのか?という次の疑問が当然出てくる。

これが実はよくわかんないんだよ。あまり見た記憶がない。
女子大生に制服がある以上、男子学生も白ワイシャツ+黒ズボン、みたいな制服があるはずだけど
あまりにも当たり前の服装すぎて目にとまらないのかもしれん。女子大生の方には専門誌まであるのに、
男子学生の服装に関する情報ってほとんどないんだよ。タイには男子学生がいないのか?(笑)

こんどバンコク行く機会があれば、チュラロンコン大学とかタマサート大学とか、バンコ市内の有名大学を
ぜひ見学してみたいもんだ。上に挙げた大学はタイでも頭脳優秀な学生が集まる名門として知られてる。
服装規定もお堅い可能性が高い。そういうお堅い大学の女子大生のスカートの丈がどうなのかも
気になるけど、それ以上に気になるのは男子学生たちが一体何を着てるか、だよ。

まさか大学生までワイシャツ+短パン+白ソックスってことはないよなぁ?いくら何でも・・。

 
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by tohoiwanya | 2016-03-09 00:18 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)