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2016年 05月 30日

ロッブリーでサルまみれ【その3】

その3って、サルまだあるのかよ?!とアナタは思っていますね?まだあるんだよ。
せっかくロッブリーに来たら、もう一カ所ある「サルの名所」を見ずには帰れないのだ。

ロッブリーの駅のそばに一つ寺院があって、ここがまた猿の寺として有名なんだよ。
その名はサーン・プラ・カーン。しかしイ課長だってこの寺の名前なんてトックに忘れて、
この記事を書くために調べ直したくらいだ。ここでは「サル寺」という略称で書かせていただく。
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サル寺とサル遺跡はおっそろしく近い。サル遺跡から踏切と道路をわたるともうサル寺なのだ。
要するにこの一帯がロッブリーで最もサルが集まるエリアなんだろうな。すでにサル遺跡で十分
サルまみれになったイ課長だ。毒を食らわばサルまでも。サル寺上等、行ってくれようじゃねぇの。

おお、階段の両脇が早くもサルときやがった。思いっきりサルをフィーチャーしてきてるね。
まぁ日本だってキツネ(各種稲荷神社)とかタヌキ(秋葉原の神田川沿いにある柳森神社がそう)を
祀った神社があるくらいだから、動物のサルが信心の対象になってもおかしくはない。
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むしろ日本人がキツネやタヌキを信仰してると知ったらタイ人は驚くよなぁ・・って以前にタイには
キツネやタヌキなんているのか?東南アジアで動物を対象にした信心っていうとやっぱゾウとかサルだよな。

叙事詩「ラーマーヤナ」でもサル将軍ハヌマーン率いるサル軍が活躍する。バリ島のケチャで有名な
「チャッ!チャッ!チャッ!」っていう男声合唱?もラーマヤナのサル軍の声を表してるっていうし、
東南アジアじゃなんつったっておサルさんは偉いのだ。
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お?エサ場がある。
しかしエサ場にサルが群がってるという感じじゃない。どうもロッブリーのサルは基本的にみんな
飽食気味なのかもしれない。サル遺跡では「サルに餌やらないで」って看板があったはずだけど、
それでも面白がってエサやる観光客はいるだろうしねぇ。
 
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ここで重要なことを書いておく必要がある。
サル遺跡と違ってサル寺のサルはおとなしいんだよ。サルまみれになることはない。ヨジ登られない。
サル寺においては噛まれるとかひったくられるといった心配せずに「ああサルがいっぱいいるなぁ」と
思いながら普通にサル鑑賞できるわけで、当初はサル遺跡もこういう感じだろうと予想して行ったんだが・・(笑)。

推測するに、サル遺跡の方がいわば「サル団地」で、大人も子供もあそこに居住していると考えられる。
赤ん坊から生意気盛りの中高生バカザル、メスザル等々も多いんじゃないかと思う。
一方このサル寺は道路一つ隔てて出張してこなきゃいけないから大人のオスが多いんじゃないかなぁ?
イ課長の肩にとっついたバカザルどもに比べて顔つき・身体つきが少し大人っぽいように思う。
大人は分別があるからイタズラなんてしないのだ。
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サルまみれになる心配がないと、ちったぁ落ち着いて寺を見ることができる。寺の一角には古い石積みの
遺跡チックなものもある。何だろうか?周囲にクメール遺跡がワンサカあることを考えれば、これもまた
ロッブリーがクメール帝国に支配されてた当時に遺構なんだろうな。
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(たぶん)成熟したサルが多いせいか、おサルさんたちもみんなまったりしてる。
イ課長の経験則からいうと、ゆっくりサル鑑賞したいならサル寺、サルまみれになりたいなら
サル遺跡に行きましょうってことになるな。
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これまでご紹介した「サルなし廃墟」や「サル遺跡」、さらに「サル寺」等々はすべて
ロッブリー駅周辺に集まってる。だから徒歩でまったく問題ない。しかし遺跡とサルだけ見て
帰るというのもナンだし、まだ時間は昼頃だし、腹も減ったし、というわけで、イ課長は
「猿の惑星エリア」を離れてロッブリー中心街の方に行ってみることにしたのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-05-30 00:09 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 05月 27日

ロッブリーでサルまみれ【その2】

カンボジアのアンコール・ワットでもサルは見かけた。しかしここまで膨大なサルに支配された
クメール遺跡なんて、世界広しと言えどもロッブリーの「サル遺跡」だけだろう。

ここも見学者は少なくて、イ課長以外に外国人観光客が3~4人程度のもの。地元の人はいなかった。
まぁ地元民にすりゃ毎日見飽きた遺跡とサルだ。改めて入場料払って見ようなんて気にはならんよな。
結果的に、ここに来た外国人観光客はサルの大群の中に放り込まれた少量のエサのような立場になる(笑)。
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キャーーッ!」って悲鳴が聞こえたからナニかと思ったら、あははは、欧米人カップルの女性の方が
サルにヨジ登られてるよ。慌てて撮ったから背景にピントが合っちまったが。
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・・と思ってたら、うわーー!イ課長にも来やがった。まだ子ザルっぽいのがイ課長の足にとりついて
ヨジ登ってくるではないか。
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うーむ、人を登るのに慣れてるねコイツ。人間の体とか衣服よりも、肩からさげたバッグのヒモとか
ストラップとかを巧みにつかみながらけっこうスイスイ登ってくるんだよ。
あーあ・・とうとうイ課長の肩まで登ってきちゃったよ~。
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恐ろしいことに一匹が“登頂成功”すると、「イ課長のぼり」してみようっていうバカザルどもが
我もワレもと寄ってきて足にしがみつき、登ってくる。うわーオイ勘弁してくれ!

あのねぇ、オレはオマエらのおもちゃになりに来たんじゃないの!遺跡を見に来たの!
ちったぁイ課長に落ち着いて遺跡観光させねぇか!・・・なーんて憮然とした顔してみせても
猿は知ったこっちゃない。イ課長の肩の上で上機嫌でカメラ目線(笑)。
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何匹かは身体をかがめて落としたんだけど、結局2匹のサルがイ課長の両肩に陣取ってご満悦。
まぁクメール遺跡の前でサルまみれになるなんて経験もロッブリーならではと思い直して、
遺跡をバックにもう一枚おバカセルフ撮り。さっきサルにヨジ登られてた欧米人女性が
こんどはイ課長のこのザマを見て大笑いしてたよ。
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上の写真(の無修正版)をFacebookのプロフィール写真にしたところ、たいへん好評だった。
ちょうど申年だったから、同じ写真を今年の年賀状にしてみたら、またもたいへん好評だった。
別に大好評サルまみれ写真を撮るためにこの遺跡に来たのではないのだが・・(笑)。

このバカザルども、とにかく肩の上で一時もジッとしてないし、上の写真じゃ右肩のバカザルが
イ課長のTシャツ脱がそうとしてるくらいで、とにかくイタズラ好きなのだ。おそらくまだ若い、
人間でいうと中学生〜高校生くらいのオスザルではないかと推測される。人間だろうがサルだろうが
男子中高生なんてバカが固まって人間(ないしサル)の形をしてるようなものなのだ。
 
いやしかし、もう参りました。これ以上ここにいてもサルまみれ写真が増えるだけだ(笑)。
このバカザルどもが自発的に“下山”するとは思えないから、身体をかがめて何とかおサル様たちに
地面に落下していただき、逃げるようにサル遺跡を後にしたイ課長なのである。
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いやはや・・・というわけで、サル遺跡ではとても遺跡鑑賞どころではなかった(笑)。
まさかこういう目に遭うとは思ってなかったぜ。
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ロッブリーのサル遺跡。落ち着いて遺跡鑑賞するのはまず不可能だが、代わりにおサルまみれの
記念写真はまず確実に撮れる。アナタもぜひ・・と言いたいところだが、安易にお勧めはできない。
万一サルに噛まれたりしたら狂犬病という危険もある。ここのサルども、人なつこくてイタズラ好きだけど
凶暴という感じではない。それは確かだが、かと言って噛まれるリスクがゼロでないことも確かだ。
とりあえずエサはやろうとしない方がいいと思う。
(指とか噛まれるかもしれないからね。エサやるなって英語の看板もあった)

じゃ、イ課長は狂犬病リスク覚悟でサル遺跡に行ったのかって?とんでもない。
実はそんなことまるっきり考えずに行ったんだよ。ココがサルの多い遺跡だってことは知ってたけど、
まさか自分がサルにヨジ登られるなんて考えてなかった。無知なるがゆえの結果がこうだったわけ。

だが、ココに行けばサルまみれになる可能性が極めて高いことが経験的にわかった以上、
その際に万一噛まれでもしたら狂犬病リスクあり、ということはお伝えしておかないといかん。
上にも書いたようにイタズラ好きだけど凶暴さは感じられないサルたちで、かわいいんだけどね。
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もう一つ、狂犬病ほど深刻じゃないけど注意喚起しておきたいのはヤツらのイタズラ、特にひったくりだ。
こいつら、観光客がぶら下げてるペットボトルをサッ!とひったくるなんてこともするらしい。
左手一本でセルフ撮りする時にカメラをひったくられちゃタマんないから、イ課長としても片手撮りの際は
用心してストラップをしっかり左手首に巻いて撮った。
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ロッブリーのサル遺跡に行ったら、じっくり遺跡観光するのは不可能だがサルまみれ写真は確実に撮れる。
それはそれで楽しい記念になるけど、とにかく噛まれないように、さらに持ち物をひったくられないように、
十分気をつけていただきたいのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-05-27 00:05 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 05月 25日

ロッブリーでサルまみれ【その1】 sanpo

ロッブリーの駅のすぐ北、踏切の近くに残っている壮大な遺跡プラ・プラーン・サーム・ヨート。
名称が長いから、この記事においては「サル遺跡」という略称で書かせていただく。

サル遺跡の方に向かって、線路に沿って北の方に歩く。
こうやってロッブリーの町をほんのちょっと歩いてるだけも、この町のクメール遺跡密度が
いかに高いかよくわかる。線路の反対側にもこんな遺跡・・というか廃墟があるんだから。
廃墟の前に信号機なんかがあると、かえって不思議な気分になる。
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細かい部分をズームでアップにしてみると・・ふーむ・・・けっこう石の彫り物も凝ってるねぇ。
他のもそうだったけど、構造体そのものは石ではなく茶色いレンガ造。近くにいい石が採れる場所が
なかったのかもなぁ。特に名所旧跡ってほどでもない、「町ン中にゴロゴロある遺跡の一つ」ではあるけど
こういうの見慣れてない日本人にはやっぱ物珍しいよねぇ。
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おッ?!サル発見。ロッブリーの町に来て初めてサルを見かけたぞ。
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また発見。イ課長の目の前を平気で横切って行く。ヒト慣れしてるんだねぇ。
話には聞いてたけど、完全な放し飼いみたいで、町の中を「ノラ猿」状態でフラフラしてるようだ。
それだけ「人猿接近」の生活形態だと、ヒトもサルもお互い驚かないよな、そりゃ。
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フと目を上げると・・・うーわぁぁー!サルだらけやん!サルまみれ。まさに猿の町。猿の惑星。
こらすげぇワ。こんなにいるのかよサル。さすが有名なだけのことはある。
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初めは「サル発見」なんて珍しがってたけど、そんな気持ちは10秒くらいで消滅する(笑)。
サル遺跡が近くなってくると、もうどこ向いてもサルだらけ。何たるサル密度。
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さて、いよいよ来たぞサル遺跡。
まさにアンコール・ワット調の、風格あるクメール風の塔が三つ並んで建ってるわけだけど、
その塔のあちこちにも、手前の地面のあちこちにもサルが・・・。
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      遺跡とサル。
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こっちも遺跡とサル。つうか、「サルが構図に入らない、遺跡だけの写真」なんて、ここでは
撮影不可能だ。あらゆる写真が「遺跡とサル」という題名になってしまうのである(笑)。
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こちらは仏像とサル。おい、オメェらがいまタムロっているのは非常にありがたい場所なんだぞ?
一生懸命ホトケ様を信心しろ。サルでも極楽浄土に連れてってもらえるかもしれんぞ。
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サル遺跡のすぐワキには線路が通ってて、踏切がある。
しかしその踏切だってこのアリサマだ。もうあらゆるところがサルだらけなのである。たまげたね。
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とにかくあまりにすごいサルだったので、サルの話をもうちょっと続ける。
次回はイ課長がついにサルに襲われる。話はだんだん「猿の惑星」から「ヒッチコックの猿」という感じに
なっていくのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-05-25 00:02 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 05月 23日

ロッブリーに行ってみよう 【その2】

さて、ロッブリーの駅までは無事たどり着いた。
イ課長を置いてチェンマイ行きの列車は北に向かう。
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およよ。駅のホームには巨大なおサルさんのモニュメントが。
さすがサルで有名な街。だがこの時点におけるイ課長の「サル認識」はまだ蜂蜜のように甘い(笑)。
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さて、たどり着いたはいいけど、無事にバンコクまで戻れるかなぁ~?なんて不安はほとんどない。
帰りの列車の切符なんて買わない。何てったってタイは今や「東南アジアのドイツ」だからね。
時間がアテにならない鉄道より、帰りは車で帰ろうと思ってた。バンコク行きロトゥーは絶対あるから、
その乗り場を見つければOKなのだ。けっこう余裕なのである。

線路(とホーム)は南北に延びてるから、駅の構造としては東側と西側があるわけだけど、
駅のホームから西側を見ると早くもクメール遺跡が見えてくる。ロッブリーのクメール遺跡の数々は
街の中心部に集まってて、こんな具合に「駅前遺跡」もある。ケルン大聖堂並みの駅近物件なのである。
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さっそく行ってみようじゃないの。
この駅前遺跡はワット・プラ・シー・ラタナー・マハータートという、聞いた瞬間に忘れそうな名称。
イ課長はひっくるめてクメール遺跡って書いてるけど、建築的に細かく見るとクメール様式だけじゃなく
アユタヤ様式だのスコータイ様式だの、いろんな建築様式が混じってるらしい。長い期間の間に
増築されたりしたんだろうな。そして、それら全てが今は静かなる廃墟となっている。
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ロクに事前知識もなく廃墟の中をウロついたわけなんだけど、ここはすごく良かったよ。
何がいいって、とにかく人が少なくて静かなのだ。
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やっぱこういう廃墟を散策する時は団体がガヤガヤしてるなんて状況じゃなく、廃墟の中に
一人静かにたたずみ、悠久の歴史に思いをはせる・・・ってのが気分だよねぇ。
周囲には自分しかいないんだから、そういう点じゃ気分満点。
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いやぁ~夢のように静かだ。ロッブリーのクメール遺跡っちゃぁ、そこそこ有名だと思うんだけど、
他に誰もいないおかげで廃墟ムードを満喫。壮大さや知名度という点じゃアンコール・ワットには全然
及ばないけど、観光客の少なさと静かな廃墟感を味わいたいならロッブリーはいいよー。
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お、ムード満点の遺跡だからってことか、何かの撮影をやってるよ。
ロッブリー観光協会の来年のカレンダー用写真かな?女性モデルの方はなかなかお美しいけど
男性の方は・・・オレが代わろうか?(笑)
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てな具合に、駅前遺跡で早くもムードが高まったきたイ課長。次の遺跡に移動するか。
ロッブリーの街ってとにかく町の中心部、駅や線路の周辺にボコボコ遺跡が残ってるんだけど、
線路づたいにちょと北に行くと、踏切のワキにプラ・プラーン・サーム・ヨートという、最も大きな
遺跡があるはずで・・・あ、ほら、もう見えてきたよ。下の写真左に写ってるアレがたぶんそうだ。
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しかしそういう遺跡のワキを鉄道がゴトンゴトン走ってるってのもミョ〜だよねぇ。
奈良の薬師寺のすぐワキを近鉄(だったと思う)が通るのを見た外国人観光客もおそらく
同じような不思議さというか、違和感を感じているんじゃないかと思う。

この時点ではイ課長はまだサルを一匹も見かけてない。
駅前遺跡にはサルなんて一匹もいかなったもんね。もっとワンワンいるのかと思ってた。

だが「サルのいない平和な観光」もこのあたりまで(笑)。
さっき「観光客が少なくて静かな廃墟感を味わえるロッブリー」って書いたけど、それは
サルがいない駅前遺跡に限って、という注釈をつける必要がある。

次回は「クメール遺跡の町・ロッブリー」だけじゃなくサルの町・・というか、ほとんど
「猿の惑星・ロッブリー」と言いたくなる恐ろしい一面が見えてくるのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-05-23 00:21 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2016年 05月 20日

ロッブリーに行ってみよう 【その1】

さて、ヒコーキ関連ネタも終わって、何から書こうか・・。
スケジュールに沿って、最初に到着したヴィエンチャンから順ぐりに書こうなんて殊勝な了見は
もちろんないから、いきなり最後の滞在地・バンコクでの話からイッてしまおう。

前年が尻すぼみで終わっただけに、2015年のバンコク訪問は「今年はガッツリ楽しんでやるぜ」という
ちょっとリベンジ的な性格を帯びていた。日程も4泊5日とちょっと長めにとり、お金もなくさなかった(笑)。
到着翌日はさっそく、かねてから狙っていた「ロッブリー日帰り旅行」を実行したのである。
ロッブリーは前年来た時もちょっと「行ってみたいな」と思ってた街だったのだ。今年は行くぜくぬやろう。

大半の人はロッブリーなんて街、ご存知ないはずだ。いったい何がある街なのか?
端的に言えば、この街で見るべきものは以下の二つなのだと言える。

①なかなか立派なクメール遺跡が残ってる。カンボジアが一時的に強大な王国だった時代には
 タイも支配下に置いてて、タイ国内にはアンコール・ワットに似たクメール遺跡がけっこう残ってる。
 ロッブリーのクメール遺跡はその中でも立派なものとして有名なのだ。

②とにっかくサルがワンサカいる街である

イ課長としては前年にアンコール・ワット見てきたこともあるから、タイに残るクメール遺跡っていうのを
ちょっと見てみたかった。ロッブリー訪問の主たる動機は①メインだったと言っていい。しかし
実際に行ってみたら、もうとにかく②がスゴくて・・・(笑)。

まぁ順を追って話そう。
ロッブリーまでは鉄道で行くことにした。タイ国鉄乗るのは何てったって楽しいからね。
すでにイ課長にとっても、このブログ読者にもおなじみのフワランポーン駅から乗ろうじゃねぇか。
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しかし愚かなるイ課長はさっそく切符買いでミスを犯す(笑)。
「ロッブリー」と言ったら(おお、地名がイッパツで通じた!)窓口の係員が何か尋ねるから
指を1本立てて1枚ということを示した。

料金は374バーツ。1200円くらいか。えええ?やけに高くないか?去年チャチュンサオまで
乗った時(13バーツ=約40円)に比べるとバカ高ぇじゃん。ロッブリーってそんなに遠いのぉ?
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賢明な読者はすでにお察しの通り、1本指を立てたジェスチャーが「1等車」と認識されたのだ。
あらまー何てこったい。貧乏なオラの身分にゃ不相応な車両に乗ることになっちまっただ。
ひゃぁー、タイ国鉄の1等車ってこんなキレーだったかね、初めて見ただよオラ。
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乗った列車は8:30発チェンマイ行きの長距離列車。
そういう列車の1等車ともなると乗客はほとんど熟年欧米人で、地元タイ人はもとより、アジア系の
乗客も少ない。みすぼらしいナリをしたナゾの巨大アジア人・イ課長はやや周囲から浮いてる。
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列車は8:30ちょっと過ぎにもう動き始めた。やけに優秀じゃないかタイ国鉄。8:30発の列車なんだから
当たり前のことなんだけど、つい「もう動き始めた」という書き方になってしまう(笑)。
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すると何と!朝食の配布ですよ。何も言わず全員に同じもの配ってるから、1等車乗客に対する
無料サービスってことなんだろう。ちなみにメニューはコーヒーとクリームパンで、どっちも普通に
おいしかったよ。

日本でグリーン車なんて乗ったことないイ課長。外国の鉄道でも1等車なんて乗るのはおそらく初めてだと
思うけど、未知の世界・1等車の中ではこんな風にリッチでラグジュアリーな世界が展開してたのか・・。
(ま、クリームパンではあるが)
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そんなこと言ってるうちに列車はアユタヤ駅に到着。2013年に半日ツアーで来たところだ。
ロッブリーはアユタヤよりもうちょっと北にある街で、どちらもバンコク~チェンマイ間を結ぶ主要幹線上の
駅になってるわけだ。アユタヤに着いたってことは、ロッブリーももうすぐだ。
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あらら、雨が降ってきた。このバンコク滞在中、イ課長はあちこち行ったけど、結果的には観光活動中は
雨にたたられることはなかった。その代り列車や車で移動中に降られるってことは多かったねぇ。
たった一人で外国のバスや鉄道乗ってると、こんな小さな天気の変化にも心が騒ぐもんなんだよ。
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フワランポーン駅から約2時間。ようやく到着しましたロッブリー駅。雨がやんだようで良かった。
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そしてこれからいよいよクメール遺跡観光、そして問題のサル見物へと進むわけだが、
続きは次回だ。
(ヲマエ・・・駅に着いたとこで終わりかよ、いつものコトとは言え・・・)

  
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by tohoiwanya | 2016-05-20 23:40 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 05月 18日

スワンナプーム空港の危険なワナ

ついでだからこの話も書いておこう。時系列的には前回記事の続きといっていい。
ANAさんに乗って無事到着したバンコク・スワンナプーム空港での話。

この空港も2012年インド出張の乗り換え以来、何度か利用した。
どんな感じの空港かも大体わかってる・・はずだった。だがイ課長はこの空港で危うくヘンな飛行機に
乗りそうになったのだ。それはスワンナプーム空港のあるシステムに起因する。
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ANA機を降り、まず真っ先に立体版乳海撹拌を心ゆくまで鑑賞したイ課長。
まだ時間はたっぷり余ってるが、まぁとりあえずヴィエンチャン行きが何番ゲートから出るか
確認しておかなきゃ。イ課長が乗るのは9:45発のバンコク・エアウェイズのヴィエンチャン行き。
フライトNo.はPG943だったのである。

んんーーーー?
9:45発バンコク・エアウェイズは確かにある。しかし羽田行きのわけないし、フライトNo.も違う。
9:45発のヴィエンチャン行きもあるけど、エティハド航空なんて関係なさすぎだ。
イ課長の乗るヴィエンチャン行きはドレなのだ?
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あ?もしかして9:35分発っていうコレ?出発が10分早まったのか?ラオ・エアラインの表示だけど、
バンコク・エアウェイズがラオ・エアラインと共同運航してるっていうのはあり得る話だ。
そこで9:35発ヴエンチャン行きが出るっていうD8Aのゲートそばで待つことにした。
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しばらく待ったら搭乗ゲートに係員が現れた。一応念のために確認しておくか。
ボーディングパスを見せて「私が乗るのはこのヒコウキであろうか?」と聞くと、首をヨコに振るではないか。
えッ?違うの?だって、それらしきフライトっつうたらこれくらいしか・・・スワンナプーム空港から
ヴィエンチャン行きの朝の便が3つも4つもあるとは思えないんだが。

またモニターの前に行ってヴィエンチャン行きを捜してみた。
コトここに至って、イ課長は「スワンナプーム空港の危険なワナ」にようやく気付いたのである。
この空港の出発案内モニター、一つのフライトをコードシェアしてる全航空会社のフライト情報を
律儀にぜ〜んぶ表示するのだ。しかも英語とタイ語、交互に。

仮にアナタがA、B、C3社の共同運航による東京行きの便に乗りたいとする。だがアナタの持ってる
チケットにはA社のロゴとフライトNo.しか印刷されてない(イ課長のチケットもそうだった)としよう。
つまりアナタは自分が乗る便がコードシェア便かどうか知らないわけだ。

スワンナプーム空港のモニターはどうやらこういう順序で表示されるみたいなんだよね。

①A社ロゴとA社フライトNo、行き先TOKYO ⇒ ②A社ロゴとA社フライトNo、行き先โตเกียว
③B社ロゴとB社フライトNo、行き先TOKYO ⇒ ④B社ロゴとB社フライトNo、行き先โตเกียว
⑤C社ロゴとC社フライトNo、行き先TOKYO ⇒ ⑥C社ロゴとC社フライトNo、行き先โตเกียว


②④⑥は表示としてほとんど意味を持たない。行き先が解読できないんだから(笑)。
頼りは①③⑤だが、③と⑤に別の航空会社+別のフライトNoが表示されるから、見る者はここで
「自分の乗る便とは違う」という勘違いのワナにはまるんだよ。アナタがモニターを見た瞬間に運良く
①が表示されてれば正しい情報を取得することができるけど、それにはけっこう幸運を必要とする。

上記①〜⑥の表示が5秒間ずつ表示されるとしよう(実際もたぶんそんなもんだった)。
そうすると一回りするのに30秒。その間アナタが正しい情報を得ることができるのは5秒間だけ。
残り25秒間は行き先が読めないか、異なるエアライン&フライトNo.表示か、その両方か、だ。

イ課長の場合、さっき見たエティハド航空のEY 7714っていうのが、自分の乗るべき便だったわけだが
そんなのわかんねぇよー。こっちはバンコク・エアウェイズがエティハドとコードシェアしてることすら
知らないで、Bangkok AirwaysのPG 943だけ探してるんだから。だがこの空港の案内モニターでは
自分が探してるフライトの表示をイッパツで運良く目にする確率はかなり低い。

実際にはイ課長が乗るべきヴィエンチャン行きはエールフランスともコードシェアしてたみたいなのだ。
ほら、エールフランスのロゴも表示されてる。当然フライトNoもまた異なる。3社共同運行だから上に書いた
6パターンの表示ってことになる(他にもコードシェアしてたのかもしれない)。
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まぁ要するに変化するモニターの表示を気長にじぃ〜〜ッと見てればいいってことなんだけど、
世の中気の長い乗客ばかりではない。イ課長みたいにセッカチなヤツだって多い。

昨今は複数エアラインによるコードシェアなんてごくありふれてる。
成田もこんな表示方法だったのかもしれないけど、自国語表示が日本語だから問題なかったと思われる。
欧米の空港の場合、自国語表示でもアルファベットだから、さほど問題を感じなかったと思われる。
だがスワンナプーム空港みたいに自国語表示がまるっきり読めないとワナにハマる危険性は高まる。
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しかしこのコードシェア=共同運航ってのもクセモノだよねぇ。
たとえばフランクフルト行きの便がANAとルフトの共同運航なんていうのはよくあるパターンで
イ課長も何度も乗った。発着地それぞれの航空会社同士の共同運航っていうのは想定しやすい。
これがアダとなってイ課長はラオ・エアラインとのコードシェアなんだと思っちまったわけだが。

よりによってバンコク〜ヴィエンチャン間のフライトでエールフランスとエティハドですかぁ?
まぁラオスは旧フランス植民地だからエールフランスが一枚噛んでるってことなのかもしれんが、
エティハドに至ってはもうムリっす。意外な相手すぎる(笑)。しかもこっちは自分の乗る便が
コードシェアかどうかすら知らんときた。間違えやすいよ、これは。

とりあえず、スワンナプーム空港で出発便モニターを確認する時は、少し・・いや、かなーり気を長くして、
じーーッとモニターを眺め続けた方がよろしいのではないかと思うのである。老婆心ながら。

 
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by tohoiwanya | 2016-05-18 00:22 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 05月 16日

ANAの787に乗ってバンコクへ

さて、ちょいと箸休めをはさんだところで、いよいよ昨年のラオス・タイ旅行ネタに着手するか。

不誠実な書き手だから、例によって旅程の順番通りに書いていこうなんて気は全然ないのだが(笑)、
まぁ最初くらいは日本から乗った飛行機の話を書こう。この時は行きも帰りもANAの深夜発で、
出発の日は会社からそのまま羽田に行ったわけだ。

行きはバンコク乗り継ぎヴィエンチャンまでだから、バンコクの天気は関係ないわけだけど、
バンコクの連日の傘マークに少し意気消沈。この分じゃヴィエンチャンも雨なのかなぁ?
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ここ数年で何度か東南アジア行ってるけど、タイ航空やエアアジア使ったこともあったから
ANAさんで行くのは2年ぶり。しかしこの時のANA搭乗はちょっとした期待があった。
なぜかというと、新型機のB787に初めて乗る機会だったからだ。
 
炭素繊維複合材を使って大幅に軽量化した最新鋭機B787。
デビューからだいぶ経つけどイ課長は初めて乗る。どんなんだべ?
実はイ課長は2011年の欧州出張の時、航空機の軽量化目指してエアバスがどうたらとか
ボーイングがこうたらとか、欧州でいろいろ話を聞いた経験があるから興味があったのだ。

とりあえず予約はウンと早くしてたから、しっかり非常口前座席を確保できた。
巨大ロボットにとって前に座席があるかないかはフライトの快適度を大きく左右する要素なのだ。
B787初搭乗、まずは準備怠りなしで滑り出し快調というところか。
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深夜便だから、乗客は晩飯をトックにすませてて眠いという前提。
離陸して最初のドリンクサービスの時に軽い食い物と水も配られるだけでおやすみタイム。
しかし飛行機の中では熟睡できないイ課長。ごそごそと起きだしてトイレに行ってみる。
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ほほ〜。これが787自慢(かどうか知らないが)のウォシュレットか。
ご存知のようにANAはB787のローンチ・カスタマー(最初の1機めの顧客)だから、いろいろと
仕様に注文をつけ、日本人にニーズが高いウォシュレットが導入されたというのは有名な話。
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機内も当然のことながらまだ新しくてキレイ。ただ、適度な湿気を加えた機内エアコンってのは
イ課長みたいな鈍感体質には違いがわからん。目についたのは機内の照明にちょっとムーディな
ブルー系の照明を使ってたことかな(上のウォシュレットの写真もややそんな感じ)。

往路の機内食はもうバンコクが近くなった早朝に供された。こんな感じ。
イ課長には珍しく和食をチョイスしたら鮭そぼろご飯がメイン。
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帰りも深夜便である以上、メシは日本が近づいてきた早朝。こんどは洋食。
オムレツとか、ヤクルト状の何かとか、いかにも朝メシらしい構成になってる。
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というわけで、ANAさんの787はイ課長のバンコク往復に快適なフライトを提供してくれたのである。
一時問題視されたバッテリー発火も改善されたようで、その後トラブルを聞かないのはまことに結構。。


・・と、ここまではANAさん及び787に対しておおむね前向きな評価が並んでいる。しかし最後に一つ
問題を指摘しておきたい。スタアラ派のイ課長としてANAをけなすのは毎回心苦しいのだが・・。
それは何かというと女性客室乗務員の制服なのだ。

ANAの新しい制服、良くないなーということはエアアジアの制服評価の時に言及した。
「女性FAの首には絶対スカーフ」という古き固定観念(とセンス)に支配された年寄り上層部が
決めたんじゃないの?的な、ヒドいことを書いた。その制服の実物を今回初めて見たわけだが・・。

どっかの学校の制服みたいな配色で、フライトアテンダント的なスタイリッシュさが全然感じられない
制服であることは十分わかっていた。こちらとしても特に期待はしてなかった。だがこの制服の
後ろ姿を初めて見てイ課長はさらに驚いたのだ。
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両袖とスカートの後ろにくっついてる青白青のストライプ。ナンなの?これ。
機能上の理由があるとは考えづらいから(背面だし)、デザイン上の理由でこうなってるんだろう。
しかしこのデザインがイ課長にはひどくヘンで、ダサく思えるんだよハッキリ言って。

濃淡グレーの上下だけじゃジミすぎるから紺と白のストライプでアクセント・・ってことなのかも
しれないけどさぁ・・こんなの入れるくらいだったら、ない方がまだナンボかマシだと思うんだが。

ANAの新制服、イ課長はこれまでは「つまんなくてカッコよくない」と思ってたけど、
この背面ストライプを見たことでさらに落ちて「カッコ悪い」という評価になったのは否定できない。
このストライプがついてる方がいいと思う人っているのかねぇ?そりゃまぁ、このデザインに決めた人は
「ついてる方がいい」と思ったんだろうけど・・。

まぁしょせんダサいおっさんの言うことだし、「今やこういうのが一番イケてるの!」と言われりゃ
さいですかと言うしかないけど、仮にイ課長が女性だったら、尻にこんな1本ストライプのついたスカート、
FAの制服ドウコウ以前に、どんな用途でも着たくないと思うだろうなぁ・・と思うのである。

 
 
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by tohoiwanya | 2016-05-16 00:30 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(7)
2016年 05月 13日

避寒について考える

いきなり年寄じみた話で恐縮だが、イ課長は何年も前から「頸椎症」を患っている。
要するにクビの骨の経年劣化の一種で、脊柱管狭窄症のクビ版みたいなモンなんだと思う。

頸椎症ってくらいだから問題の所在は首にある。しかし実際の症状は頸椎を通って神経が伸びた先、
つまり腕や指にでてくる。どんな症状かっていうと、とにかくシビレるんだよ。
別に激痛があるわけじゃないけど、腕や指が恒常的にシビレてるってのもけっこうツラい。
(下の画像はNewton Doctorサイトから拝借。右は頸椎と頸椎の間の緑色のスキマが狭くなってるでしょ?)
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シビレがヒドくなると箸をもつとかボタンをはめるなんていう動作すら難しくなってくるらしい。
イ課長の場合、幸いまだそこまでじゃないけど、これまで何年かに一度のペースで発症して、
そのたびに整形外科行って首の牽引。あれカッコわるいんだよねー。

ところが「数年に一度」のペースだったものが去年と今年は連続して発症。去年は3月、今年は2月に
右腕が強烈にじわーんとシビレる。なんだか再発するたびに少しずつ症状が悪化してるような気がするなぁ・・。
しょうがないからまた整形外科行って首の牽引ですよ。

牽引みたいな対症療法じゃなく手術って方法もあるみたいなんだけど、頸椎症で手術したら
完治したっていう話をあんまり聞いたことがない。それにクビの手術ってちょっとヤダしねぇ。
まぁだましダマシつきあっていくしかねぇだろうなぁと思っているのだが・・。

この頸椎症、発症には明らかなパターンがありそうなのだ。
それは何かっていうと「症状は必ず寒い時期の終わりにでる」というパターンだ。
骨とか関節とか整形外科系の病気って、どうしても寒い時期に症状がでることが多いようで、
医者に聞いてみても「季節は関係あります」と断言してた。
寒くなるとどうしても首や肩をすぼめることが多くなるからクビ的によくないのは間違いないはずだ。

それならいっそのこと・・・と、ここで本日の標題が浮上してくる。
まだ何年か先の話だけど、イ課長が定年退職して「海外旅行バンバン行くぞ生活」を始めたとしよう。
旅行・観光で行ってみたいところはいっぱいある。しかしそういうアクティブな旅行とは別に、
日本が寒い時期、暑い国でグウタラ避寒っていいんじゃないか?それで頸椎症が避けられれば万々歳だ。

避寒っつうからには暑い国で、ある程度長期滞在が前提。やっぱ生活費の安い東南アジアだ。
いちいちビザとるのも面倒だから、ビザなしで入れる国にビザなしでの滞在可能期限ぎりぎりいるのが
いいよな。たとえば12月、ベトナムに2週間(ノービザ滞在期限は15日以内)いて、正月はいったん
日本に帰るけどそのあとまたタイで4週間(同30日以内)のんびりなんて、なかなか美しいではないか。
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冬にカンボジア長期滞在してじっくり遺跡観光ってのもいいけど、カンボジアやミャンマーはビザがいるから
ちと面倒。むしろラオスのルアンパバーンあたりで2週間のんべんだらり・・なんてのもイイなー。
ラオスも15日以内ならノービザなのである。
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そんなこと考え出すと夢はふくらむ。早く定年になりたいぜ(笑)。

あ、みなさん何か誤解してないか?これは別に遊びじゃないんだよ?病気療養のための避寒なんだからね?
寒いと頸椎症が再発するから、イヤイヤ、仕方なく行くんだからね?

などという妄想にふける、50代後半の初老男性なのでありました。
ちなみに、今年の頸椎症は3月から首の牽引を続けたおかげで(+たぶん、暖かくなったおかげで)
だいぶ改善してきた。暑くなる頃にはシビレなんてケロッと忘れちゃうんだろうな、きっと。
もっとも、来年の2~3月頃に再発する可能性も高いわけだが・・・やっぱ東南アジアに避寒だ避寒ッ!!

 
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by tohoiwanya | 2016-05-13 00:07 | 日本での私生活 | Comments(8)
2016年 05月 11日

JAPAN絶景写真撮影スポット

Oh~!サクーラ!フジヤーマ!ゴジュウノトウ。ビューティフォー!ワンダフォー!
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冗談みたいに日本的な、まるでVisit JAPANキャンペーンのポスターであるかの如きこの構図。
いかにも外人が喜びそうな風景だよね~。あまりに出来過ぎた構図なんで、パッと見、CGかとすら思う。
だが恐ろしいことにこれはCGではなく、本当にこういう風景の場所があるのだ。
(上の写真は富士吉田市HPから拝借)

日本に来る外国人旅行者が急増したせいで、CGかと見まごうこのJAPAN絶景ポイントは日本よりも先に
まず海外で有名になり、ここで写真撮りたさに外国人が押し寄せ、そのことが日本でも有名になり、今や
国内外を超越した有名スポットになりつつある。そんな外国人絶対狂喜間違いなしの場所にイ課長とトホ妻は
4月のある土曜日に遠足してきたのである。

場所は富士吉田市の新倉山浅間公園というところで、富士急の下吉田という駅から歩いて行ける。
しかし下吉田まで行くのは楽ではない。ウチからだと京王電鉄で府中⇒高尾、そこでJRに乗り換えて
高尾⇒大月、さらに富士急に乗り換えて大月⇒下吉田 ということになる。

この日はJRのホリデー快速富士山1号というのが高尾から下吉田まで乗り換えなしで運んでくれたけど、
それでも乗車時間は1時間13分。京王線やら高尾の乗りやら換え含めれば2時間くらいかかったことになる。
しかもこのホリデー快速富士山1号ってのが大変な混みっぷり。立ったまま下吉田まで行くわけだけど、
すでにこの段階で車内の外国人比率はやたら高い。
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ようやく着いた下吉田駅。
踏切を渡らないとホームから改札に行けないという田舎駅なんだけど、この駅で降りた乗客に関して言えば
おそらく外人率は6割くらいに達してたはずで、日本人の方が少なかったと思う。
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イ課長たちが行った日はちょうど桜が満開で、山梨県のこの辺だと、桜の満開は東京より
軽く10日~2週間くらいは遅いみたいだね。外国人旅行者の興奮も高まるってもんだ。
  
絶景スポットまで行くにはまず駅から浅間公園の麓まで歩く。これはせいぜい10分くらい。
そこからさらに長いクネクネ坂を上るか、ショートカットで397段の階段をのぼらねばならぬ。
幸い足腰はまだ大丈夫なイ課長とトホ妻は迷わず階段の方をチョイス。

そして来ました五重塔。この塔の裏の高台にギッシリ集まっている人たちが「JAPAN絶景写真」を撮ろうと
世界中からはるばる下吉田までやってきたヒトビトなのである。この場所、一説にはタイで特に有名な
場所らしくて、確かに東南アジア系が多かったという印象がある。こういう不便な場所だから団体旅行の
コースにはなりづらいようで、全員が個人旅行者と推定される。だから人が多いわりに比較的静か。
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どれ、せっかくここまで来たんだ。イ課長も彼らに混じってJAPAN絶景写真を撮ってやろうじゃねぇか。
この日は残念ながら富士山が雲に隠れてたのだが。

    
    どーーーーん。
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桜はまさに満開だけど、雲のヘリから富士山のテッペンのとこだけがちょっと顔を出してるだけ。
これで富士山がスカーンと見えてりゃ、冒頭に載せたみたいな写真が撮れたわけで、外人観光客のみなさんも
JAPAN絶景写真を帰国後に自慢できただろうに、残念だったねぇ。もっとも、富士山が見えない天気でも、
立派なカメラや三脚持ったみなさんの撮影意欲は大変なもので、みんな黙々と、しかも盛んに撮ってた。

考えてみたら、ここに来て絶景写真を撮るのは外国人にとってはチョー難易度が高いはずだ。
今日ここにいる外人旅行者の方々は選ばれし幸運な人たちとも言えるわけで、そりゃ撮影に熱も入るわな。
なぜなら・・

①東京滞在の旅行者なら日帰り可能だけど、列車ダイヤは多くないし乗り換えも何度もある。
 慣れないガイジンさんには簡単な旅程じゃない。
②自分の訪日旅行中に浅間公園の桜が満開時期を迎えるのがベストなわけだが、満開なんて一年のうち
 せいぜい4~5日。旅行者にすりゃ自分の日本滞在中に少しでも桜が咲いてるだけで超ラッキーだよな。
③富士山を含んだ構図にするためには、その日の天気は快晴でなければならない。
 日本人だってこの③の条件ばかりは運まかせなわけで、イ課長たちもダメだったわけだ。


真冬だと富士山は雪で真っ白、真夏だと雪はない。それが桜が満開の頃にちょうどイイ具合に
上の方だけが雪で白い「典型的富士山」の姿になるっていうのもうまく出来てるよねぇ。
JAPAN絶景写真としては五重塔を右に置く構図がスタンダードみたいだけど、イ課長としては反対側の
この角度からの構図もイイと思うよ。ま、もし富士山がキレイに見えてれば、だが。
f0189467_20482146.jpg
 
しかしだね、この五重塔が・・・
確かに「絶景構成要素」としてはバツグンに効果的だけど、塔それ自体に歴史的建築物としての
オーラは全く感じられない(笑)。絶景写真の効果を高めるためにここに作ったのか?と思えるくらい。
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さて、決定的絶景写真(富士山見えんかったが)も撮り終わったし、ヤマを下るか。
日本人的美意識だと、ああいう「典型的JAPAN絶景アングル」より、こんな「里山の春」的な、なにげない
構図の方がイイって意見も多いだろうけど、でもあそこが外国人旅行者にとって絶景撮影スポットとして
有名になるのは当然だと思うよ。特にこの時期はね。
f0189467_20505092.jpg
 
帰りは下吉田から富士急の各駅停車⇒大月からJR各駅停車⇒高尾から京王線とトロトロ乗り継いで
2時間半くらいかかったが、イ課長とトホ妻の日帰り遠足は無事終了したのである。
来年、今度こそ快晴+満開の日を狙って同じ遠足に再挑戦するかどうかはまだ未定(笑)。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-05-11 00:05 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2016年 05月 09日

バンコク尻すぼみ

粛々と二日連続更新するのである。
といっても、本日の記事は単なる雑感でコレといったネタはない。

長々と書いてきた2014年東南アジア旅行ネタもこれが最後になるはずだ。
記事数が全部で109。1カテゴリー(つまり1回の渡航)の記事数としては新記録だよ。
あの旅行はいろんな意味で濃密だったからなぁ。

サイゴンは2泊3日だけだったけど夜のバイクツアーとかあって充実してたし、2回乗った
国境越えバスも新鮮な体験だった。カンボジアには4泊5日したからトゥール・スレンやら
アンコール遺跡群やら見学してこれまた充実。記憶をたどりながら書くのも熱が入って
その分記事数も増えたんだろうな。

ところが最後のバンコク3泊4日が・・・昨日のホテル評価もいささか尻すぼみだったが(笑)
この旅行全体を通しても「最後のバンコクが尻すぼみだった」って印象が拭えないんだよ。
なにせ到着早々「うわ、カネなくしちまった」じゃ・・。

いちばんの思い出が金を捜しに北バスターミナルに行ったことっつうんだから情けないにもホドがある。
到着した日とその翌日は観光気分からはほど遠かった。

次の日に百年市場に行って多少は“挽回”したけど、その翌日はもう帰国日だ。
夜には空港行かなきゃいけないから大したことはできない。ショッピングモールで土産買ったりしたけど
取り立てて書くほどのこともない。あの風鈴も見つからなかったし・・。
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買い物の途中でエラワン廟も見た。昨年爆破テロがあったところだ。しかしここも1年前に見てるから
「ああ、去年も来たなココ」ってなもんだ。前年初めて来た時の「うお、何だココは?!」みたいな
盛り上がりには欠ける。
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その前に滞在したベトナムやカンボジアの観光活動が充実していただけに、バンコク滞在は
欲求不満が残るのだ。ちっくしょ〜。ま、自分以外誰も責められんが。

せめてバンコクで食ったものの紹介記事でも書こうかと思ったけど、写真を確認してみると
これがまたヒドい。すでに載せた挽肉バジル炒めゴハンオムパッタイ以外の食い物の写真っつうたら
これくらい。スーさんご指名で会いに行って、彼女の仕事が終わるのを待つ間に食ったチャーハンでごんす。
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あとナニ食ったっけ?と写真を探すけど、ない。
コンビニで買ったおにぎりと缶ビールとか、現地で買ったトムヤムクンカップヌードルとか、
そんなんばっかり。まぁ外は暑いから、コンビニで何か買って冷房の効いたホテルの部屋で
ゆっくり食おうという気になりやすいとはいえ・・バンコクは食生活的にも尻すぼみ感が濃厚だ。
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まぁそれでもバンコクでは人との出会いという点ではいろいろあった。
金を探しに行ったバスターミナルで会った人たちはその最たるものだし、例の“グレーゾーン店”で
不健全マッサージのことを教えてくれた宮里藍さんもそう。今は大阪で暮らしてるピースアさんに会ったのも
この旅行の時のバンコクだったし、まだジミだった(笑)ビーさんと知り合ったのも最後の帰国日の夜。
観光活動尻すぼみの中にあって、対人的な思い出が多いのが救いといえば救いか。

ま、こういう尻すぼみも含めて旅というものなのだ(⇦強引すぎるまとめ)。

この翌年にラオスとタイを旅行した時、バンコクに4泊5日と長めのスケジュールにしたのも
この時の尻すぼみのリベンジという理由が大きいわけだが、いよいよそのラオス・タイ旅行ネタに
着手するかぁ・・。まだまだ旅は続くぜ(⇦意味がよくわからない)

2014年東南アジア旅行ネタ。長々おつきあい頂きありがとうございました。
とりあえず、1〜2回くらいは箸休めネタをはさんで気分を変えましょうね。その後はまた
延々と東南アジアネタが続くことになるから(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2016-05-09 00:11 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)