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2016年 08月 31日

英国トラブル・ガイド 【リファンド請求編②】

ガキの頃に見たジャングルもの映画につきものの恐怖シーンと言えば、うっかり足を踏み入れた人間を
ズブズブ飲み込む恐ろしい底なし沼。最後に必ず泥の上に手が出て、それが沈んでいくんだよね。

その底なし沼並みにタチが悪い南西鉄道トラブル。不運なガイジン旅行者がうっかりソコに足を踏み入れたら
もう自力では出られない。コトここに至ってイ課長は「お客様個人の力」でドウコウすることを完全にあきらめ、
VI●Aに対応を頼むことにした。これは時間がかかる方法らしいがしょうがない。何せ相手はひと月以上前の
メールにやっと返信した気になって「ところであなたの名前なんだっけ?」などとスッとぼけたこと
聞いてくるトリの南西鉄道だ。トリを相手に英語でリファンドを実行させる力はイ課長には、ない。
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●ISAが作ってくれた英文の決済証明を先方に添付で二度送ったところまでは前回話した。
二度目の送付が7月12日。しかしそれに対する返答は当然なし。ま、これは十分予想されたことだ。
彼女が近い将来、あのリファンド請求メールを読んだとしても、その頃にはソレが何の件だったか
ふたたび忘れているに違いない。

しょうがないから再度V●SAに事情を説明し、「一利用者からのメールじゃいくら送ってもラチがあかない。
この際、VI●Aから直接クレームを入れてほしい」とお願いしたのが3連休明けの7月19日。
今回初めて知ったけどクレジットカード会社からのクレームって、以下のような流れになるらしい。

①基本的にリファンド請求の期限は利用日から120日以内。今回の件の場合、6月1日が利用日だから、
 期限は9月末。だから7月19日の時点ですでに120日のうちの49日はムダにしたことになる。
②VIS●からクレーム通知が南西鉄道に行き、そこから45日以内に相手から異議申し立てがなければ
 リファンドは成立するらしい。クレームは7月下旬に送られてるはずで、リファンドが成立するか、
 しないか白黒つくのは9月中旬頃になるのではないかと思われる。
③ちなみに、本来キャンセルされているべき55.8£の請求、1回は支払を止めてもらったけど、2回止めるのはムリ。
 つまり8月にはイ課長口座から引き落とされる。上記②が成立すれば後で戻されるんだって。

●ISAとしては、リファンド請求が正当なものであることを証拠だてる補強資料を用意することになる。
それはまさに南西鉄道とイ課長の間で交わされた一連の英文メールだ。それを全部送ってくれと言われた。
そこでイ課長とミス・サウスウエストとの全メールを送信日時のヘッダー等も含めてWordに貼り付け、
美しき往復書簡集に編纂しなおしてみたらA4で12枚(笑)。しょうがない。それを送りましたよ。
(こんな写真も撮ったんだっけ。英国のリス)
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こうしてV●SAによるリファンド請求にお任せした今、イ課長としてやることはなくなった。
現在の状況としては「リファンドが成立するか、しないか中途半端な待ち状態」ということになる。

ミス・サウスウエストがVI●Aからのリファンド請求を見て、相変わらず「知ーーらないッ」と何も返事しなければ
45日なんてアッという間に過ぎる。どうせ彼女のPCの中はご存知の通りの(いや、もちろん見たことないどさ(笑))
グチャグチャ状況なわけだから、イ課長とのやりとりをもう一度順を追って確認なんて出来ないだろ、きっと。

そうやって放置プレイされてる間に45日間経過して時間切れ、払い戻し決定・・・と、いうのがイ課長にとっては
望ましいシナリオだ。しかしカネの話になったとたん南西鉄道がガゼン闘志むきだしで抵抗してくる可能性だって
ないとは言えない。そうなればVI●Aだって強制徴収はできないからリファンド不成立。

するとどうなるか?VIS●がダメならまた「お客様ご自身で交渉していただく」ことになるらしい。
一人の外人利用者が南西鉄道と交渉するってことは、放っておかれるというのとほぼ同義であることは十分学んだ。
要するに、もしそうなったら最後、もうリファンドされずイ課長の泣き寝入りってことだ。

こういう経験をした以上、イ課長としてはこの場を借りて言っておかなければならない。

ナショナルレールの他の鉄道会社は知らないが、とにかく南西鉄道には注意した方がいい。
南西鉄道の切符予約でトラブルが生じたら、アナタが先方と交渉し、メールベースで問題を解決できる可能性は
ニュートリノより小さい。カード会社を通じたクレーム処理という方法を早めに検討した方がいいと思うのである。

南西鉄道って、サザンプトンとかポーツマスとか、その名の通りロンドンから南西方面を営業エリアにしてる。
ソッチ方面に鉄道で行きたければ南西鉄道を使わざるを得ない(んだと思う)。イ課長にできることは、
アナタが南西鉄道で切符を予約する時にトラブルが起きないよう祈ることだけだよ。

英国トラブル大長編の最後に、現地で実際に南西鉄道に乗った時に車内トイレのフタにあった注意書きを
ご紹介したいと思う。なかなか印象深い文言だったので写真に撮っておいたのだ。
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このトイレには・・
 おしめ、生理用ナプキン、ペーパータオル、ガム、古くなった電話機、未払いの請求書、
 ジャンクメール、あなたの昔のセーター、希望、夢、あるいは金魚
                        ・・・などを流さないで下さい
 
イ課長が送ったきり返事がないリファンド請求メール、ひょっとするとミス・サウスウエストは
面倒になってトイレに流しちゃったのかもなぁ・・。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-31 00:19 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(10)
2016年 08月 29日

英国トラブル・ガイド 【リファンド請求編①】

さてだ。英国旅行からは無事帰ってきても、南西鉄道の払い戻し問題はこれからだ。
「キャンセルしたよ」と言っておきながらヘーキな顔でクレジットカードに請求してきた南西鉄道。
これまでの英国トラブル経緯から考えて、リファンド請求がスンナリいくわけないのは確実だが
それでも払い戻しはさせねばならぬ。
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まず日本の●ISAに電話して事情を説明し、二つある南西鉄道請求のうち1回目の方の支払ストップを要請。
さらに南西鉄道とのメールのやりとり(の一部)をV●SAに送り、本来キャンセルされているべき
支払いであることを確認してもらった。するとVI●AからPayment Certification(決済証明)という
ごタイソウな英文の書類がPDFで送られてきた。これを添付して南西鉄道にリファンド請求するんだと。

「そのリファンドの請求はVIS●から南西鉄道にイクわけですか?」
「いえ、それはお客さまご自身でやっていただくことに・・・」

またイ課長が英語でやるのォ?・・・・もうウンザリし過ぎてうめき声も出んワ・・・。
南西鉄道担当者との楽しい英語文通再開だ。担当者の名前、メールアドレスは前回の文通でわかってる。
ここでは担当者の名前を仮にミス・サウスウエストとしておこう。

親愛なるミス・サウスウエスト
私は6月6日のメールでアナタにNo.○○○のトランザクションを完全にキャンセルするよう依頼しました。
アナタは6月8日のメールで「キャンセルしたことを確認できる」と返事してきました。
しかし請求がなされています。添付した●ISAの決済証明を確認のうえ、私の1回目の予約に対する
請求55.8£をリファンドされたし。確認の返信を乞う。


このメールを送ったのが7月8日金曜日の話だ。
しかし例によって返事はなし。土日をはさんだせいかも・・と好意的に解釈してさらに待ったが
月曜になっても返事なし。また再度送らないとダメか・・と思い始めた7月12日の火曜日、ついに
ミス・サウスウエストから返信。冒頭は返事が遅れたお詫びと言い訳だった(宛名以外は原文ママ)

Dear Mr Ikacho
Thank you for your email of 03 June 2016. I am sorry for the delay in responding.
Due to an increased amount of correspondence, we have been unable to reply as
quickly as normal.
I will get this investigated for you. I will need some more details however.
Please can you confirm

 (以下、予約時のフルネーム、メールアドレス、金額、予約の日付等々、情報要求項目が並ぶが省略)

「返事遅れてごめん。対応業務多すぎて遅くなっちゃったの。あなたの件について調査するから
以下の項目について教えてくんない?」ということのようだが、ねぇ・・・ミス・サウスウエスト、
かつてイ課長と何度も文通したことをアナタ忘れたの? まぁクレームメールはすごく多そうだから
個々のクレーム相手をいちいち覚えてられなくても仕方ないとしよう。しかしDear Mr Ikacho と宛名を書き
現にメールを送ってる相手の名前やメールアドレスを改めてもう一度イチから教えてもらいたいの?

だがソレどころじゃなかった。もう一度読もうとしてメールの冒頭部分を目にしたイ課長は
さらなる驚愕と衝撃でほとんど腰が抜けたのだ。冒頭部分を再掲するが・・・

Thank you for your email of 03 June 2016 (2016年6月3日のメールありがとう)

はぁ?

はぁぁ?!


ろくがつみっか?!
アナタ一体いつのメールに返信してんの?!いま7月12日だよ?
6月3日って・・・まだ英国に行く前の、トラブル最初期のメールじゃん。その件は完全にキャンセルしたと
6月8日に書いて送ってきたのはミス・サウスウエスト、アナタ自身なんだよ?それも忘れたの?
そんなことよりコッチが7月8日に送ったリファンド請求はどうなっ・・・この様子じゃまだ読んでねぇな。

イ課長の頭にはミス・サウスウエストが使ってるパソコンの中身がイメージされてきたよ。
そこには世界中からクレームメールがチョモランマのように山積し、既読と未読がマダラになり、
どれが解決済みでどれが未解決なのか、コレはアレの続きで、これは新規のクレームなんてことが
まったく把握できてないんだろう。すごい。英国ダメシステムという暗黒の深淵は想像を絶して暗く、深い。
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南西鉄道の社員ってトリなのだろうか?・・・などと、そのダメさ加減に感心ばかりもしておれん。
どんなに信じがたいことでも向こうが質問してる以上、回答してやろうじゃねぇか。そこで下記のような
返事を書いた。「これが読まれるのは来月になるのかもなぁ・・・」と思いながらね(笑)。

親愛なるミス・サウスウエスト
あなたからのメールを受け取って私は驚きました。
あなたは7月8日に
私が送った添付書類付きリファンド請求メールをまだ読んでいないのですか?
6月3日のメールではなく、VI●Aからの書類を添付した7月8日のメールをアナタはすぐに読むべきです。
このメールにもう一度同じ書類を添付します。そしてリファンドを実行してください。早急な返信乞う。

(以下、フルネームやメアド等々、詳細情報要求に対する回答だが省略)

ミス・サウスウエストからの返信?もちろんありません。当然予想されたことだよね。
彼女はきっとサザンプトンにある南西鉄道本社のデスクで「あーもう知ーーらないッ!!」と叫んで
PCをシャットダウンしてパブにビールでも飲みに行ってしまったのであろう(笑)。

だがこのまま返信なしで放置されればイ課長は泣き寝入りだ。そうはさせるか、くぬやろう。
そこでまた続きは次回ということになる。もう書く方も疲れてきたぜ。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-29 00:10 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2016年 08月 26日

英国トラブル・ガイド 【ナショナル・レール編②】

南東じゃないの?いや南西だってば、と、なぜか「東西問題」でモメる南西鉄道への問い合わせ。
「南西鉄道で間違いなってヴァ!」というイ課長のメールに対し、南西から二日後に返事が来た。
今度の返事はさすがにイ課長が東と西をとり違えてるとは思ってないようだったけど、相手は依然として
あなたの予約は南東鉄道を通じてなされた」みたいなことが書いてある。あああ??

向こうがどうしてもそう言い張るなら、考えられる可能性は一つしかない。
南西鉄道のWebサイトに行く前にやった南東鉄道の予約が“影響”したってことだ。信じがたいが。
日本でいえばJR東日本サイトで東北新幹線を予約し、次にJR東海のサイトで東海道新幹線を
予約したらエラー。理由は東海道新幹線の予約が「JR東日本を通じてなされたから」・・不可能だろ!!

だが素晴らしき英国の電脳システムではその不可能が可能になるらしい。
とにかくもうケンカしてる時間はないし、西か東かが問題の本質ではない。
重要なのは乗りたい列車に乗るための切符を予約し、それを発券するコードをもらうことなのだ。
そこでまた英語メール。あーもうウンザリしすぎてヘドがでそう。

○月○日、私はまず南東鉄道でロンドン~カンタベリーの切符を予約した。これは成功した。
次に南西鉄道のサイトでロンドン~プール間の切符を予約した。するとエラーが起きたのである。
ロンドン~プール間の切符をもう一度ネット予約するのは難しいことではない。そこであなたに頼みたい。
予約コード○○を与えられた前回の私のトランザクションを完全にキャンセルし、私のクレジットカードに
請求がこないようにして欲しい。それが確認できれば、私は切符をふたたび予約するであろう。


また中一日おいて南西鉄道から返信。

あなたの前回の予約はキャンセルしたことを私は確認できる。
もうこれ以上は行かない
(請求されない、という意味なんだと思う)。

はぁはぁはぁ・・もうこの時は出発までそんなに日数はなかった。
とにかく相手の言うことを信用してもう一度ロンドン~プール間の切符を南西鉄道で予約したら、
こんどは問題なく切符ピックアップ用のコレクション・コードが記されたメールが来た。
(例によって記事内容にあった写真がないので英国のトリシリーズ)
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このトラブル事例から導き出される結論は何か?
英国ナショナル・レールの予約に際して、異なる鉄道会社のサイトに連続してアクセスして予約すると
何かの理由で2社目の予約が「1社め扱い」になる・・かもしれないということだ。どうにも信じがたいが
向こうがしつこく「南東鉄道ウンヌン」と言い続けてることから考えるとそう結論するしかない。

この不可思議なトラブル。原因がわからないんだから、防止対策だってサッパリわからない。
ただ、旅行日程が決まってるならやっぱり切符予約は早めすべきだということは言える。とにかく
いったん「トラブル・オブ・ブリテン」が始まったら最後、相手の対応はゾウガメのように遅い。 
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しかもだよ?このトラブルにはすごい続きがあるのだ。
この南西鉄道、最初の予約はキャンセルしたとか言っておきながら、結局そのまま請求してきやがった。
1回しか乗ってない南西鉄道から2回分の請求が来たってことだ。もういいかげんにしろイギリスじん。
こんどはリファンド(払い戻し)請求かよー。

このリファンドのゴタゴタがまたスゴいんだワ。これが英国共通の問題なのか、南西鉄道固有の、
あるいは対応した担当者の「個体差」の問題なのかわからんが、まぁとにかく呆れたよホントに。
英国切符予約トラブルに終点はない。話はまだ続くのである。すべて南西鉄道が悪いのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-26 00:04 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(8)
2016年 08月 24日

英国トラブル・ガイド 【ナショナル・レール編①】

読んでおもろい他人のトラブル
書いてげんなり自分のトラブル
みなさまお待ちかね、英国切符予約トラブル第三弾の時間がやってまいりました。

出発前にあった一連の切符予約トラブルについて書き終わらないと、のどかな観光の話に移ろうって
気になれないよね。他人のトラブルネタなんて読んで楽しい話とは言い難いが(そうでもないか?(笑))
何といっても、これから英国に行く罪のない旅行者のために注意喚起はしておかねばならぬ。
英国切符予約トラブルの最後を飾る大ネタ、いってくれようじゃねぇか。

すでにトラベルカード編ヒースローエクスプレス編で2度経験した英国切符予約トラブル。
だがこれから書くナショナルレール編が深刻度としては最も高く、とても1回では書ききれない。
従って、続きものになることを最初におことわりしておかねばならぬ。

コトの起こりは2016年の6月1日。
イ課長は例のナショナルレール総合検索サイトでまずロンドン~カンタベリー間の切符購入に着手した。
乗りたい列車を指定するとサウスイースタン鉄道(以下、南東鉄道)のサイトに転送され、そこで予約。
これは何の問題もなく済み、コレクション・コードを記したメールがすぐに南東鉄道から届いた。一丁あがり。
次はロンドン~プール間の往復をサウスウエスタン鉄道(以下、南西鉄道)で軽やかに予約だ。

この部分が実は今回のトラブルの重要なポイント。
まず南東鉄道の切符を予約、引き続き南西鉄道の切符予約に着手。この「引き続き」というところが
問題を孕んでたみたいなんだよね。技術的原因はまったく不明なんだけど、後の展開から考えると
南東⇒南西と予約行為を連続したことがトラブルに結びついたんじゃないかと思われるのだ。

例によってまず総合検索サイトの方で列車の時刻を確認し、乗りたい列車を指定。すると自動的に
南西鉄道のサイトに転送されるから、そこでホホイのホイで同じ列車を予約、クレジットカードの
決済もすませ、最後にOKボタンをぽちっとクリックしたら以下の画面が表示された。

Error Occurs.
If your transaction was successful you should receive a confirmation email shortly.
If you do not receive an email please try again, alternatively contact us by
emailing websupport@●●●.co.uk
  Customer Number: 12345
  Transaction Number: 12SFN03SEJ


うおッ?!
ちょっ、ちょっと待て。最後のドン詰まりにきて「エラーが起きました」たぁどういうこった?
「成功してれば確認メールが届く。届かなければもう一度やれ」と書かれてる。メールは届いてないぜ?
じゃ、もう一度予約すんの?でも下には顧客ナンバーとトランザクションナンバーも書かれてるじゃん。
これ、イ課長の予約に対する固有のナンバーだろ?このナンバーが発行されてるってことは注文は
“通ってる”ってことなんじゃないの?(本日の記事にあった写真がないので英国のトリでもご覧下さい)
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確認メールというのは一向に届かない。ってことはやっぱ注文は通ってないと考えるべきなのだろうか?
もう一度予約しろっていうなら話は簡単だよ。しかしそうすると二重予約になっちまうんじゃないの?

しょうがない。また英語でお問い合わせだよ・・・げんなり。
表示にあったwebsupport@●●●.co.ukというアドレス宛てに英語メールを書く。
オタクのサイトで切符を予約したらエラーが出た。だが予約No.とトランザクションNo.は表示された。
 このナンバーは無効なのか?
有効なのか?私はもう一回予約し直すべきか?」といった趣旨のメールだ。

するとどうなったと思う?過去の英国トラブルガイドをお読みの方ならもう大体予想がつくよね。
さよう、問い合わせに対する返事は来ないのである(笑)。二日待って同じ宛先に同じメールを再送。
その間、カード会社に電話して確認したら、南西鉄道からシッカリ「照会」(これは正式な請求とは違って、
カード決済前の確認みたいなモンらしい)は来てる。金額は55.8ポンド。当時のレートなら約9000円。
いずれ請求される可能性は高いし、「まぁいいや」で済ませられる金額ではない。

しかし問い合わせを何度送っても返事がないってのはVisit Britain の時と全く同じパターンだ。
そこで、イ課長は南西鉄道本社サイトを捜してみた。すると・・・・おおあったあった。本社サイトに
「お客様の声」窓口があるから、そこにクレームを送りなおした。(また英国のトリでもご覧下さい)
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中一日おいて本社から返事が来た。英国の切符予約で発生する「トラブル・オブ・ブリテン」では本社の
お客様の声窓口に掛け合った方が早いね。この辺「トラベルカード編」の教訓が生きてる。
だが、この時は返信が来たことで事態はさらに複雑化したのである。なぜかというと、
南西鉄道からの返事にはこんなことが書いてあったからだ。

あなたのお問い合わせはウチじゃなくて南東鉄道に対してなされるべきもののようです。
ですから南東鉄道に転送しておきました。かしこ。


おいッ!何ワケのわかんねぇこと言ってんだ、イギリスじんッ!!
この人はイ課長が南東鉄道に出すべきクレームを間違えて南西鉄道に送ったと思ってんのか?
イ課長を西と東の区別もつかないバカだと思ってんのか?(まぁ確かにバカだが、そこまでではない(笑))
またまた静かな怒りを込めて返事を書くことになる。

私は○月○日に、南西鉄道のサイトでロンドンからプールまでの往復切符を予約したのです。
ロンドン~プールは南西鉄道の営業エリアですね?南東鉄道ではありませんね?だから私は南西鉄道に
問いあわせしているのです。南西鉄道の返答を乞う。


南西鉄道担当者とイ課長の愛情あふれる文通はこの後もうしばらく続く。しかし続きは次回だ。
続き物になったからってイ課長に文句を言うな。大英帝国もしくは南西鉄道に文句を言ってほしい。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-24 00:07 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2016年 08月 22日

チェンマイでカオソーイを食らう

英国トラブルの長編に入る前に東南アジアの気楽なネタを一つはさもう。

名物料理がある土地に行って、しかもその名物料理が美味しそうであればソレを食いたくなる。
だがそれがやたら高級だったり、食える店が限られると困る。

たとえば日本に来た外人観光客がスキヤキ食いたいと思っても、すき焼きってそこらの店で
どこでも扱ってるメニューじゃないから、専門店を探して出かけねばならない。しかも値段は高い。
そのうえ「ご注文はお二人様より」なんて条件があったりするから一人旅じゃ食えんことになる。
こういう制約条件の多い名物料理って困る。これは外人じゃなくても、イ課長が地方に出張に行って
「有名なアレ食ってみようかな」なんて思った時によく遭遇する問題だ。

スペインのセゴビアといえば「子豚の丸焼き」が名物だけど、あんなの一匹食おうと思ったら
7〜8人はいないと無理じゃないか?トホ妻と二人分注文しても当然ながら「丸焼きの一部」しか
出て来なかったけど、それでも食うのはけっこうホネだった。
 
やっぱソレを供する店がいっぱいあって、比較的安価で、しかも一人前で食えるものじゃないと
いくら美味しい名物料理っつうてもなかなか気軽に食えないんだよねぇ。

その点、麺類の名物ってのは大変ヨロシい。
麺ならイチイチ店を探さなくてもそこらの屋台で食えるし、安いし、一人前で作るのが当たり前。
こういう名物料理はイ課長のB級グルメ欲を強く刺激する。ホイアンのカオラウとか、
ハノイのブン・チャーとか、その土地の名物麺を食うのは楽しい。

チェンマイにも「これはぜひ食ってみよう」と思っていた名物麺がある。
その名をカオソーイといって、チェンマイ名物料理というと必ずコレが紹介されてる。

チェンマイには2泊して、その間カオソーイも二杯食った。一杯目は到着したその日の夜。
チャンクラン通り近くの、さほど立派でないレストランで食ったのである。

カオソーイって早い話がタイカレーラーメンなんだよね。
調べてみると「ラオス風」と「タイ風」とあるようで、チェンマイのは当然タイ風。
特徴としては卵入りの平麺、具に揚げ麺を載せる、といったあたりがポイントらしい。
写真だと具の揚げ麺しか見えないけど、汁の中にちょっと黄色がかった平麺が沈んでる。
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カレースープの方はタイカレーなんかと同じようにココナツミルクが入ってるらしい。
といってもそれほど激辛ではなく、コクがあって美味しいカレースープ。

カオソーイをメニューに加えてる店はメチャ多いみたいで、味も店によって少しずつ違うらしい。
この際もう一杯食っとこうじゃねぇか、というわけで翌日ドイステープ観光した後の遅いランチに
再び食った。今度はターペー門に近いところにある食堂。

ほほう、今度のカオソーイも揚げ麺が上に乗ってるのは同じだけど、さらにトリの手羽?が
1本ポンと入っておるではないか。なかなかボリュームがあって、味ももちろん美味しかった。
昨日食った一杯目も揚げ麺以外の具があったんだけど、何があったかあまり覚えてない(笑)。
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ちなみに、一杯目のカーソーイは80バーツ=約260円くらい、二杯目は40バー・・えええッ?!
いや、メモにそう記されてるから間違いではあるまい。40バーツだよ。二杯目は一杯目の半分の値段。
写真を見ると確かに二杯目の方が量は若干少なそうだが、トリ手羽が入ってて値段は半分かよ。うーむ・・
カオソーイを食う時はフードコートなんかより、町中のひなびた食堂で食う方がいいのかも。
空腹感が残るようなら別の店でもう一杯食うのだ(笑)。そこらじゅうで食えるみたいだから。

東京に「ティーヌン」いうタイ料理チェーンがある。
トムヤムクンラーメンが有名だけど、最近トホ妻はこの店でカオソーイを食ってきたらしい。
ティーヌンにあるってことは、日本でもタイカレーラーメンがポピュラーになってるんだね。

チェンマイに行ったら一度はおためしあれ、カオソーイ。
特にタイカレーが好きな人なら絶対気に入るし、何てったって安いしね。

 
 

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by tohoiwanya | 2016-08-22 00:17 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(6)
2016年 08月 19日

英国ナショナルレール切符購入ガイド

イ課長ブログおなじみの切符予約シリーズ。
今回は英国のナショナルレール・・・日本で言えば「JR」といえばいいかな。

英国にはドイツのDBやフランスのSNCFみたいな、全国を1社でカバーする「国鉄」ってない。
営業エリアごとに鉄道会社がたくさんあって、それらを総称してナショナルレールと言ってるわけだ。

ポーランドなんかと違って英国なら切符予約情報も豊富だし、すでにご存知の方も多いだろうけど、
そのうちナショナルレール切符予約トラブルの話を書く都合上、先に書いておく必要がある(笑)。
ここで簡単に整理しておきましょう。

乗りたい列車探しは個別鉄道会社ごとではなく、全国一括このサイトで出来る。
そりゃそうだよな。たとえばロンドンからリーズに行きたいとしても、そこがナニ鉄道の営業エリアか
外国人が知るわけないんだから、こういうサイトがなきゃネット予約しようがない。

使い方は他の国と大体一緒。とりあえずロンドン~プール(っていう駅)を例にとってやってみよう。
9月1日にロンドンから片道切符を買いたいとする。朝8時台希望として黄色いGOをクリックだ。
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するとこんな感じで候補が表示される。ナショナルレールって行先によって始発駅が決まってることが
多いけど、プール行きはウォータールー駅から出るわけだ。この例だったら8:35の列車が一番安いし、
乗ってる時間も一番短いから、まぁコレだよな。列車の料金はなぜこんなに差が?ってくらい
差があることがママあって、最安値は黄色く表示される。Buy Nowをクリックだぜ。
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すると、アナタはその列車を運行する鉄道会社の予約サイトに自動的に転送されるから、そこで
最終的な予約・決済をするわけだ。この8:35の列車はサウスウエスト・トレインズという会社が
走らせてるけど、他にもサウスイースタンとか、グレートノーザンとか、ナショナルレールには
地域ごとに鉄道会社がワンサカある。
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予約・決済するとアナタのところに「コレクションコード」を記したメールが送られてくるはずだ。
このコレクションコードがとーてーもー重要なのである。
切符はロンドンの切符自販機で、コレクション・コードを入力して発券しないといけないから
このコードは印刷しておくか、シッカリ書き留めておかなければならない。

イ課長たちはヒースロー空港からパディントン駅に着いた時、さっそく発券作業に着手した。
まずタッチパネル画面の collect ってトコをタッチ。「買う」んじゃなくて「発券・受け取り」だからね。
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次にカードを入れろって画面になるから、画面ワキの差込口に購入時に使ったクレジットカードを入れる。
これは予約した時のものでなくてイイって説もあるけど、何もわざわざ別のにする意味もないので、
イ課長は予約時のカードを使った。こういう時は冒険より安全策ですよオクサン。
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するとさっきのタッチパネル画面がキーボードになるから、そこに例のコレクションコードを入力。
このコードがないとどうアガいても切符は発券されない(んだと思う)。コードが正しければ
すぐに切符がガチャンガチャンと印刷されて下に出てくる。
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このダイダイ色のやつが乗車時に改札口を通したり車掌に見せたりする切符。なくさないように
乗車日まで大事にしまっておきましょう。
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というわけで、ご存知の方も多いだろうからサラッとまとめた英国ナショナルレール切符購入プロセス。
ドイツやフランスやポーランド等々のように事前に切符をPDFで印刷できず、現地でこうやって
発券するしかないっていうのはやっぱ面倒だよね。

しかもヤッカイなのは鉄道会社が送って来るコレクション・コードを書いたメールだ。
同じ書面にやたらといろんなコードやら番号やらが書かれてるから間違えやすい。
下の画像、メールの冒頭がこうなってりゃ、誰だってこのBooking Referenceっていうのが
現地で発券のために必要なコード番号だと思うはずだ。
f0189467_22293191.jpg
 
だが、この10ケタは発券とは関係ないコードなの。肝心のコレクションコードはメールの下の方に
小さく書かれてやがる。なんでこんなヒッカケみたいなことするかなー?これにはイ課長も
見事に引っかかっちまったぜバカヤロウ。
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切符発券で重要なのはあくまでコレクション・コード(リファレンス)で、それは必ず8ケタらしい。
鉄道会社によってはこんな間違い誘発メールを送ってくるから間違えないようにご注意あれ。

この非常に間違えやすいメールを送ってきたのはサウスウエスト・トレインズという鉄道会社だ。南西鉄道。
サウスウエスト・トレインズ。この会社名をご記憶いただきたい。近々書く大長編、英国トラブルシリーズの
最後を飾る大トラブルの主役になるのはこの会社だから(笑)。

  
 

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by tohoiwanya | 2016-08-19 00:05 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2016年 08月 17日

クアンシーの滝からルアンパバーンへ

さて、ラオスネタに戻ろう。
クアンシーの滝からの帰り道の写真がいろいろあるから書いておきたいのだ。

今回みたいなオプショナルツアーの移動の車では、参加者は「行きに座ったのと同じ席に帰りも座る」
という傾向があると思う。別にそういうキマリはないんだけど、何となくそうすることが多い。こないだの
英国旅行のオプショナルツアーのバスでもそうだった。

クアンシーの滝ツアーではイ課長は行きに助手席だったから、何となく帰りも助手席。
せっかくだから途中の風景をいろいろ写真を撮った。その写真を使ってラオスの田舎道ドライブを
お読みの方に疑似体験していただこうではないか。それではルアンパバーンに向けて出発。
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十分ご想像がつくだろうけど、ラオスの道路事情は良好とは言い難い。舗装されてない道だって
けっこうある。クアンシーの滝からルアンパバーンまでの道はこのあたりじゃそこそこの幹線道路らしくて
未舗装って場所は少なかったけど、デコボコは多かった(笑)。

うおっと、いきなりウシさん軍団の登場です。のどかだねー。
こういう時は当然車の方も多少徐行するから写真を撮りやすい。いかにも東南アジア的なショット。
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しかしウシさん軍団くらいならまだイイのだ。行きの道中では土木工事で働くゾウもいた。
東南アジアやインドではゾウが“重機代わり”に使われてるっていう話は知ってるし、絵や写真で
見たこともある。でも実際に「工事現場ではたらくゾウさん」の現場を見たのはアレが初めてだ。
いやーあの写真がないのが残念だ。アッと思ったら通り過ぎちゃったからなぁ。

・・と思ったら橋。木造である。行きもここは通った。
タイヤが乗る箇所が板で二本補強されてて、車はその上を通ることになってる。もしこの補強板から
タイヤがハミ出したら、たちまち腐った橋は崩壊・・することはさすがにないと思うが。
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当然のことながら橋の上では車はすれ違えない。車がアッチから橋を渡っている間、コッチは
待っていなければならないのである。ま、それで渋滞するほど車の数は多くないけどね。

うおっと、そう思ってたら今度は上半身ハダカの人間様の登場です。
ルアンパバーンから「乗合ツアー」で来た欧米人たちに違いない。たぶん滝で泳いで、その後
雨にも濡れて、服着るのメンドくさくなって「泳いだ時のまま」乗ってんだろうな。
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ラオスの田舎道では小中学生くらいが自転車に乗ってる姿もけっこうよく見かける。
これがけっこう危なくてねー。道路がすいてるから車はけっこうスピード出してる。自転車乗ってるガワは
「どうせ車なんてメッタに来ねぇよ」と思ってる様子で道路の中央よりを何台か並んで走ってたりする。
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まぁ車道と歩道の区別なんて最初っからないし、道路の端っこの方はジャリだから、どうしても
自転車は道路にハミ出すことになるんだけど、スピード出した車が追い抜く時はなんかヒヤヒヤする。
イ課長はこの翌日、ルアンパバーンから数km離れた村に行くんだが、徒歩で行った。その理由は
「自転車でラオスの道路はおっかなそう」というこの時の経験なのだ。

バイク乗ってる連中にしたって、ヘルメットしてないからねぇ。
まぁこれはラオスに限ったことじゃないけど、あぶねーなー。事故るなよ、お姉ちゃん。
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行きと同様、滝からルアンパバーンも大体1時間弱くらいだったと思う。
小高い丘を越えていくから、途中見晴のいい場所もあったんだけど、例によってアッという間に
通過しちゃったから写真はなし(笑)。

こうしてクアンシーの滝半日ツアーは無事終わったのでありました。
写真を見ると、シーサワンウォン通りにナイトマーケットのテントがぽつぽつ立ち始めてるから、
ルアンパバーンに戻ってきたのが16時半前後ではないかと推定される。
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というわけで、いやーなかなか面白かったよ。クアンシーの滝半日ツアー。
現地で申し込めば参加費はたかだか1,000円強。ルアンパバーン滞在中の遠足としては
お勧めです。特に雨季は行かない手はないですよダンナ。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-17 00:14 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 08月 15日

お盆・墓参・幽霊画

去年のお盆はカンボジアネタの箸休めで墓参の話を書いた。
今年のお盆はラオスネタを小休止して墓参の話を書くのである。標題は三題噺風なのである。

誰でもそうだろうけど、墓参り経験というのはフツー「子供の頃、親に連れられて行く」
というところから始まるはずだ。イ課長もずっとそうだったわけで、墓参りの作法なんて
よく知らなかった。水の入ったオケや柄杓なんかも、途中オフクロがどっかの店に寄って
調達するのをボーッと眺めてたわけだ。

しかし一人で行くとなるとそういうことも自分でやらねばならぬ。
そういう「墓参りの作法」をチャンと知ったのはオヤジが死んでからだよ。

谷中墓地に行くと必ず同じ花屋で水入りオケや柄杓、タワシ、ホウキ、線香等を調達する。
花屋は何軒もあるけど、おそらく墓の区画ごとに縄張りが決まってるはずで、ウチが毎回寄る
花屋は明治中期創業の、実はすごく歴史ある花屋さんらしい。

とはいえ、イ課長家では墓参で調達するのは花ではなく毎回シキビ。
なぜそうなのかはわからない。おそらく花よりシキビの方が安いからだと思われる(笑)。
シキビ1,300円、線香300円。バカ高いシキビだけど、これは一種の利権料というべきなんだろう。

墓の周りの枯葉とかを取り除き、墓石の汚れたところをタワシで掃除し、あとは水をかけて
線香を置いてお参り。オヤジが死んでもうすぐ3年になるんだなぁ・・。
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オケやらホウキやらを花屋に返して今年のお盆の墓参り終了。
去年ほど暑くなくて助かった。イ課長だって暑さがコタえるお年寄りなんだから(笑)。

行きはJR日暮里から来たけど、帰りは例によって千駄木に出る。
去年も感じたけど、この辺は特に欧米人に人気のスポットみたいで、今日もけっこう
ガイジンさんが多かった。江戸情緒あふれる店が多いからねぇ。これは招き猫屋?(まさか)
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こっちの店は江戸風小物・雑貨屋か?夕焼けだんだんの谷中商店街と違って、このあたりは
飲食店よりこういう雑貨系のお店が多いね。
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円朝まつりなんてのもあるんだ。
大名人・三遊亭円朝ってこの辺に住んでたのかと思って調べたら、このポスターにある
全生庵ってところに円朝のお墓があるんだね。
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そういや円朝作の怪談「牡丹灯籠」や「累ガ淵」にも確か根津という地名が出て来たはずだ。
いずれにしてもこのあたりに縁のあった人だったんだろうな、きっと。

・・と思って何気なく写真を撮ったのだが、よく見たらこの会場の全生庵って、たぶん
今日通ってきた道に面してあったはずだよ。気をつけて見てなかったけど。
しかも落語会は20日だけど、幽霊画一般公開の方は今日行けば見られたのか?!
うわーーもったいない。幽霊画だけでも見てくればよかったクソ。

来年のお盆の墓参りン時には絶対ここに寄ろうと決めたイ課長なのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-08-15 00:02 | 日本での私生活 | Comments(2)
2016年 08月 13日

クアンシーの滝に行ってみよう③

クアンシーの滝に来る観光客の多くにとって、「ここで泳ぐ」ことが大きな楽しみなのである。
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さすがに奥のラスボス滝じゃ泳げないけど、途中で見てきた階段状の滝。アレの平らな部分は
水流も穏やかで(まぁそれでも雨季だから水量は多いが)、危険も少ないから泳ぎたがる人は多い。
最初っからそのつもりで水着を持ってきてる。
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泳げるってことは知ってたけど、まぁねぇ・・イ課長もヤンチャを楽しむお年頃は過ぎたし(笑)、
そもそも自分が泳いでる間に服や財布やカメラを預けられる人がいない。一人旅じゃムリじゃん。
・・というわけで、イ課長は泳ぐ準備はしてこなかった。
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しかしグループで来た若者たちはワンワン泳いでよた。川のワキに脱衣場っぽい小さな小屋があって
そこで着替えられるらしい。水がキレイだし、エメラルドグリーンの川で泳ぐ自分の姿の写真を撮って
SNSあたりで自慢しようってわけだな。若い人は元気でええのう。あの小屋にカギ付きロッカーがあるとは
思えないから、グループのうちの誰か一人が荷物番やってんだろうな、きっと。
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川岸から見てると確かに涼しそうで気持ちよさそうで、ちょっとうらやましかったのは事実だけど、
同時に「あの人たち、ツルッと足滑らせて流されやしないかな?」と心配にもなる。
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何せ一年のうちでも水量は一番多い時期だからねぇ。岩から滑り落ちて、流れの急なトコにハマッて
あの延々と続く階段状の滝をひたすら流されてって、そのうちたぶんメコン川まで流されて、そのまま
ベトナムまで流され・・る前にせめてプノンペンあたりで救助されるといいが(笑)。
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なんてことを考えてるうちに事態は風雲急を告げてきた。
滝に着いた頃からパラパラ雨が降ってたんだけど、この頃から「南国のスコール」という勢いの、
すさまじい降りになってきた。泳いでる人たちには関係ないかも知れないけど、陸にいる連中は
雨宿りの場所探しでひと騒動だ。

そのうち、川で泳いでた連中も「さすがにこの雨じゃ泳ぎどころじゃないな」と思い始めたのか、
陸にあがって雨宿りに加わってきた。着替え小屋の屋根の下はイ課長含めた雨宿りの観光客で
押すな押すなの大盛況(笑)。

イ課長も雨脚が弱まるのをしばらく屋根の下で待ってたけど、降りは勢いを弱める様子はない。
ボンヤリと正面の森を眺め、時々空を見上げながら「ああ・・いま雨季の東南アジアに来てるんだなぁ」と
当たり前のことをシミジミと考えた。こういう「物思いにでもふける以外にすることがない時間」って
旅行中はけっこう貴重といえるけど、この雨宿りのひとときがまさにそうだった。ちょっと懐かしい。
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少~し雨が小降りになったような気がしたから、迎えの車の集合時間まではまだちょっとあったけど
駐車場まで下ることにした。舗装されてない土の道が雨で水たまりだらけだから、滑りやすい。
身体は多少濡れてもいいから、早めに下に行っておこうと思ったわけだ。

イ課長は泳ぐつもりがなかったから底がギザギザになった靴を履いてきたけど、プール気分で
サンダルで来た人は帰り道が滑りやすかったと思うよ。雨季の滝見物はこういうリスクもあるわけだ。
まぁそれでも何とか無事に駐車場まで降りてこられた。雨はまだやんでなかったけどね。
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しょうがないんで、ここでも店のテントの下でちょっと雨宿りさせてもらった。
店のオバさんがやさしい人で、「もっと中に入りなさい」って手招きしてくれる。雨宿り記念に、
お孫さんをダッコしてたところを一枚撮らせてもらった。
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だがこの平和もつかの間。やがてこのテントは中国人観光客の雨宿り団体で急に騒々しくなった(笑)。
静けさを求めてイ課長は別のテントに移動。同じツアーに参加した中国人や韓国人の旅行者も同じように
雨宿りしてたからちょっと言葉を交わした。どちらもまだ若くて、個人旅行でラオスに来たようだ。
中国あたりでも若い人は団体ツアーじゃなく、個人旅行する人が増えてるんだねぇ。韓国女性の方は
「大阪に行ったことがある」って言ってたから「次回はぜひ東京に」と営業しておいた。

そんな話をしてるうちにやっと見覚えのある車とドライバーが来た(30分くらい遅れてきた)。
さて、それでは往路と同じメンバーでルアンパバーンに帰りましょうかね。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-13 00:10 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 08月 10日

クアンシーの滝に行ってみよう②

駐車場から登ってきた観光客がまず目にするクアンシーの滝はこんな感じの階段状の滝。
階段状ってことは水がザーッと落ちる部分と、底がほぼ平らでプール化した部分とがあるわけだけど、
それが複雑に組み合わさってるからなかなか見応えがある。滝のシブキのせいか、このあたりから
こころもち涼しくなってきた。
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さらに特徴的なのは水の色じゃないかと思う。川床は当然岩石質なんだろうけど、黒い岩じゃなく
少し白っぽい。そこに溜まった水がまたほんのりエメラルド色で、やけにキレイなんだこれが。
どういう仕掛けなのかなぁ?
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やっぱ滝を見るんだったら水のショボい乾季じゃなく、水量豊富な雨季の雄大な落ちザマを見たい。
そういう意味じゃラオスの雨季である9月下旬のクアンシーの滝は一年のうちでも最も盛大に
ゴウゴウ落ちてるわけで、観瀑ジジイとしては満足ぢゃ。
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うおっ、何てこと。
雨季で川幅が広がって、本来川岸にあった休憩スペースのテーブルが川に水没しておるぞ。
うーむ、これは良い。雨季ならではの光景であるのう。この際景気よく、そこらじゅうのモノすべて
水没させちまえ。がんばれ、川。
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おおーーーっと。奥にデカい滝が見えてきたぞ。これは階段状じゃなく、けっこうな落差がありそう。
たぶんあれが「クアンシーの滝グループ」の大親分というか、ラスボスというか、そういうモンなんだろう。
早く近く行って見たい、見たい。
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このラスボス滝、確かに相当のモノだ。しかしその全貌を撮ろうとするんだけど、これがタイヘン。
雨季で水量がモノすごいからシブキもまたスゴくて、ある程度滝に近づくと細かいシブキに包まれる。
カメラを向けるとたちまちレンズはシブキで水滴だらけだ。うひゃーカメラが濡れる。しかしここまで来て
ラスボス滝を撮らずにおれようか。シブキに濡れながらエイヤッと撮った一枚。
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華厳の滝や那智の滝に比べりゃ落差は少ないけど、日光の湯滝くらいの高さはあるんじゃないか?
落差が少なくても、そこは泣く子も黙る東南アジアの雨季。水量で勝負だぜ。この光景、ドウドウいう水音、
あたりを包む霧のようなシブキ、いやもう気持ちイイ。しばし恍惚と時を忘れる観瀑ジジイ。

滝自体も十分見応えあるけど、雨季だからいろんなものが水没してるのが楽しい(笑)。
この木製通路も本来は地上にあるべきものなんだろうが、今は半水没状態。逆に面白がってココを歩く
観光客も多い。
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クアンシーの滝とはこういう感じのところなのである。 
いやーなかなかどうして、これぁ立派な観光名所ですよ。名瀑ですよ。恐れ入りやした。
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しかし、多くの観光客にとっては「雄大な滝を見る」だけじゃなく、ここでは別の楽しみもある。
どうせ帰りの車に戻らなきゃいけない時間まではまだたっぷりあるから、次回、もう少し
クアンシーの滝の話を続けたいと思う。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-10 00:04 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)