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2017年 03月 31日

すごすぎるワット・ムアン 【シルバー御殿編】

さて。
ワット・ムアンを観光名所として紹介したガイドブックなんて、たぶん一冊もないはずだ。
アーントーンって町自体、マイナーな地方都市。そこさらにバイクタクシーに乗らなきゃならんような
不便な場所にある寺にイ課長は何を見に来たのか?まずそれを説明しなければならない。
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理由は単純で、この寺に「何やら珍妙でスゴすぎるもの」が3つあるからだ。
スゴすぎ珍奇物件が3つある寺。3つともフツーの意味での観光価値が高いとは言い難い。
かなりモノズキな旅行者でなきゃ、見に行こうなんて気は起こさないだろう。

確かにイ課長はいささかモノズキだと自分でも思う。それでもスゴすぎ物件が1つだけなら
わざわざ見に行くのは面倒だと考える程度の正気はある。だが1箇所に3つある・・3つも?
不便な場所かもしれないけど、そこで一度に三つ見られるなら「見物効率」が高いんじゃないか?
お得じゃないか?・・と、そんな気になってしまう程度のバカでもあるのだよ、イ課長は。

これからその3つのスゴすぎ珍奇物件を順を追って紹介する。これを見れば多くの読み手は
「こんなモノ見るためにわざわざ行ったのかこのバカは」と思うだろうが、そんなことを心配する
書き手ではない。アホらしくもトホウもないスゴすぎ物件、たっぷり見せてやろうじゃねぇか。

とりあえず、まず入り口に最も近いシルバー御殿から行ってみよう。
これは3つあるスゴすぎ物件の中では最も「マトモ度」が高いといっていい。正式名称は何か
あるんだろうけど知らないので、ここでは便宜上シルバー御殿と書かせていただく。
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これがそうらしい。さっそく中に入ってみると・・・うーーわーーー・・・。
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タイのお寺が金ピカ・キラキラなのは知ってるけど、ここはなぜか銀にこだわっている。
どこもかしこも銀。もちろん、本物の純粋な銀を使ってるかどうかはわからない。
もしかするとアルミとかステンレスも混じってるのかもしれん。

壁や天井はぜんぶ鏡だぜ。こういう仕掛けは「部屋がどこまでも続いている」的な
錯覚を与える効果がある。ちょっと迷路みたいだよ。シャンデリヤも何だかすげーなー。
アジアにある仏教のお堂だよな?ここは。
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これがご本尊らしい。当然、全身銀色のシルバーブッダ。
しかし周囲もシルバーだらけだから、うっかりするとご本尊を見落としそうだ。
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そのご本尊の足元にはキティ時計。よくわかりません。わかりませんが、これがタイなのです。
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周囲にはズラッと、やたらにリアルなお坊さんの像が並ぶ。これはブロンズ製かなぁ。
ここに限らずタイのお寺ではよくコレを見る。かつて実在したエラいお坊さんをこうやって
像として残してるんだと思うけど、どれも顔や身体がものすごくリアルなんだよね。
これは金属色だからいいけど、本物っぽく彩色されたりするとお坊さんの剥製かと思っちまう。
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だがそれでも、このシルバー御殿は「マトモ度」が非常に高い方なのだ。たとえキティ時計があろうと。
ワット・ムアンで最初に見るモノとしてはちょうどいいウォーミングアップになる。シルバー御殿を
入口近くに持ってきたのはそういう配慮かも(笑)。せっかくだから天井に映った自分を記念撮影だぜ。
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さて、次のスゴすぎ物件行こうか。
このシルバー御殿を見るだけのためだったらこんな不便なところまで来やしない。シルバー御殿はこのお寺の
「スゴすぎ物件番付」でいえばせいぜい前頭クラス。だがここからはスゴいぜ?スゴすぎ物件の「スゴ度」は
いよいよスゴくなっていくのだ。覚悟はいいか?

次のスゴすぎ物件はとにかくベラボウに大きいはずだから、もう見えるんじゃ・・?

うおおおっと!みみみ見えました。見えてまいりました。
ワット・ムアンのスゴすぎ物件その2。さぁ近くからたっぷり見てくれようじゃねぇか。
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というわけで、次回に続くのである。何せ大ネタだから長編なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-31 00:08 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2017年 03月 29日

イ課長、ついにバイクタクシーに乗る

このブログではアジア各国のバイク事情に関する記事を過去何度も書いたけど、内容的には
「おっかねぇー、気をつけろよー」という論調のものが多かったはずだ。

そういう記事を書く大きな理由はイ課長自身がかつて50cc原付や250c中型自動二輪に
乗ってたからに他ならない。幸いバイク事故で死ぬとか大ケガすることはなかったけど、
小さなケガはしたし、「あの時もし、ほんのちょっとコウなってたら・・」っていう
ヒヤリハット体験は数知れない。そういう恐怖の記憶が身体に残ってる。

だから東南アジアではバイクタクシーには乗らないようにしてた。
バイクタクシーなら必然的に二人乗り。もし二人乗りでバイクがコケたら後ろの乗客は
絶対にケガする。ヒザすりむく程度のケガでは済まない確率も高い。どこかのホネ折るとか、
後続車にひかれてペシャンコとか・・あーこえー。

いくら確率的に低くても海外でそういうリスクは避けたいからバイクタクシーは怖かった。
海外でバイク後部座席に乗ったのはサイゴンのバイクツアーだけ。ところがそんなイ課長も
ついにバイクタクシーに乗る日が来てしまったのだ(下はバンコクのバイクタクシー乗り場)。
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前回書いた、アーントーン行きロトゥー。
車はちゃんとアーントーンのロトゥーターミナル?に着いた。だがイ課長が行きたい場所は
ここからさらに何らかの陸上交通手段で移動する必要がある。不便な場所なんだよ。

トゥクトゥクで行くしかないな、と思ってた。
同じ場所に行った人のブログを読んでもトゥクトゥクで行ってボられたなんて書かれてたし。
とーころがロトゥーターミナルにはトゥクトゥクなんて1台もねぇじゃん。
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トゥクトゥクがないんだから四輪タクシーなんてさらにない。うーむ困った。フと目を転じると
バイクタクシーの運ちゃんたちがヒマそうにタムロってる。まぁとりあえずイ課長が行きたい場所が
ここからどのくらい遠いのか、彼らに聞いてみよう。

彼らのところに近づいて行き、行きたい場所のHPをプリントアウトしたもの(タイ語だから
イ課長には読めない)を取り出して「わっとむあん、わっとむあーん」と言ってみた。
彼らはみんなで紙を覗き込んで、しばらくすると「オー、ワットムアーン」とわかってくれた。
片道なら80バーツ、往復なら150バーツとジェスチャーで示す。

うーむむ・・ええいこうなったらしゃあねぇ。ここまで来たら乗るしかあるまい。他に手段がない。
往復150バーツで手を打ち、一人のおっさんが運転するバイクタクシーに乗ることになった。
ちなみにこの時のイ課長は半袖Tシャツ、下はヒザ下短パンときた。肌の露出面積が大きいほど
バイク転倒時の皮膚ダメージも大きくなるわけだが・・・。

渡された小さいヘルメットをムリヤリ頭にかぶり、リアシートにまたがる。東南アジアじゃ
左右どちらかに両足出して尻だけで乗る女性も多いけど、そんな危ねぇ乗り方できねぇよ。
日本みたいにライダーの腹に手を回すっていう習慣がないのは知ってたから、片方の手で
彼の肩をつかみ、片方の手はシートの後ろのバーをつかんだ。

そういう姿勢だから走行中の写真は当然ない。運転手以上に真剣に道路を見てた。
前の方の道路に少し砂が浮いてる・・よ、よけ・・いや急にハンドル切るなよ、ゆっくり・・
とか何とか、ずっと心ン中で叫んでた。バイクタクシーってこんなに精神的に疲れるのか(笑)。

実際には田舎道で交通量も少ないし、危険度は低い道路だ。この状況なら死ぬ可能性は
低いだろう。しかし何度も言うようにこっちは肌露出しまくり。低速でズザザッと横転しただけでも
大擦過傷は確実だ。頼むからコケないでくりー(←こわがり)。

とりあえずワット・ムアンには無事着いた。乗ってた時間は15分くらいじゃなかったかなぁ?
彼に帰られたらイ課長は帰路の足がないから、見学中は待ってもらうことにした。
お互い最初からそのつもりで往復料金で妥結したから、この辺はスムーズ。

で、見学が終わると駐車場で待ってたおっちゃんのバイクに再びまたがって帰るわけだ。
車が少ない田舎道、道路状況もそうヒドくないといったことは行きに確認してたから、
帰りは多少オビエが少なくなったと思うけど、それでも走行中は緊張してたよ。
「なんでこの客、こんな身を固くしてるんだ?」とあのおっちゃんは思っただろうなぁ。

ようやくロトゥーターミナルまで戻ってきた。はぁはぁ・・。
いやーコケなくてよかった。ライダーのおっちゃん安全運転してくれてサンキュー、ということで
往復150バーツのところ160バーツあげて彼の運転に感謝。
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タイやベトナムあたりじゃ極めてありふれた陸上交通手段であるバイクタクシー略してバイタク。
地元の人はロトゥーで町まで来たあと自宅近くまでバイタクとか、逆に下の写真みたいに
ターミナルまでバイタクで送ってもらって、ここからバンコクまでロトゥー、なんて使い方を
日常的にしてるようだ。便利な交通機関なわけで、こんなにコワがる外国人も珍しいだろうが(笑)、
やっぱケガはこわい。旅行保険も入ってないし(ヲイヲイ)。
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旅行者がバイタクを使うかどうかは結局自己責任で判断ってことになる。
イ課長は今回で多少耐性がついたかもしれないし、東南アジア行けばまた利用する可能性は
たしかにある。あるけど「今日は行程上、バイタク乗るかも」と思う日があったら、せめて
下半身にジーンズくらいは穿いていたいと思ったよ、やっぱ。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-29 00:01 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2017年 03月 26日

戦勝記念塔からロトゥーに乗る

イ課長もうダメざます。
年度末業務の疲労のためか、ついに立派な風邪をひいてしまいました。

こういう時こそ2015年ラオス・タイ旅行最後の大ネタ在庫を放出するのだ。
いざという時のために書き溜めて備蓄してあったのだ。何て計画的な書き手なんだ(笑)。
この大ネタ日帰り旅行、スタートはバンコクの戦勝記念塔ロータリーなのである。

イ課長ブログではタイでロトゥーに乗った話を何度も書いた。
ちょっと離れた、車で1時間を超えるような町を結ぶ交通機関としてロトゥー(乗り合いバン)は
たいへん便利。チェンマイで乗ったソンテウ(乗り合い改造トラック)と違ってバンだから
車内は冷房が効いてて快適だし。

特に地方からバンコクに戻る場合は便利だ。行った先の町でロトゥー乗り場を見つけさえすれば、
バンコク行きは絶対確実にある。だからそれに乗ればいいわけだ。

しかし逆の場合はどうか?つまりバンコクから地方都市にロトゥーで行きたい場合。
それだって原理的には同じで、バンコクのロトゥー乗り場で、目的地行きのロトゥーを捜せば
いいんだけど、大都市バンコクのロトゥー乗り場ってどこにあるの?
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バンコクにはそういうロトゥーターミナルがいくつかあるけど、イ課長はいつも戦勝記念塔から乗る。
ここはスカイトレインで行けるし、たぶんバンコクで一番デカいロトゥー乗り場だろうから、ここに行けば
行きたい町行きのロトゥーは大体出てる。しかし「目的地行き」の乗り場を見つけるのはドえらく難しい。

とにかくそっこらじゅう全部ロトゥー乗り場。行き先は多岐にわたり、表示はすべてタイ語。
事前調査なしに戦勝記念塔に行っても、目的地行きのロトゥーをガイジンが捜すのは不可能に近い。
事前に調べておきましょう。イ課長はこのサイトの情報を頼りにさせていただいた。
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この日、イ課長はアーントーンという町まで行きたかった。
上のサイトを見ると戦勝記念塔のアーントーン行きは「3」のあたりから出るみたいだから、そこに行く。
もちろん現地には「3」なんて看板はないから、上記サイトの地図を見て目星をつけねばならない。

「この辺のはず」ってところに行っても、そこらにいっぱいあるチケット売り場のどれがアーントーン行きか
サッパリわからない。しょうがないから、そこらにいた係員に「あーんとーん?」と聞くしかない。
「あっち」と言われた方に行き、そこでまた「あーんとーん?」。行きたい地名をあちこちで連呼すりゃ
最後には何とかなるよ(笑)。
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こうした努力によって何とかアーントーン行きロトゥーチケットを購入。100バーツ。約300円。
例によって乗客がある程度たまるまで待つことになる。ま、いずれ出るだろうからのんびり待ちましょ。
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やがて出発。
ロトゥーに乗ってる間は別に誰と話をするわけでもないし、前の座席の背面にテレビもない。
でもロトゥーの車窓からタイの道路風景を眺めるのは楽しいし、これでけっこう発見もあるんだよ。

たとえばタイの主要道路にはこんな感じで(下の写真じゃちょっとわかりづらいが)道路をまたぐように
U字型の高架道路が向い合せでくっついてるところがいくつもある。車に乗ってるとそういう箇所を
何度も見るからだんだん疑問になってくる。この向かい合ったU字道路は何のためにあるのだ?
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しばらくしてわかった。これって車がUターンするための高架道路なんだね。高速道路じゃないけど
自動車専用道に近いような国道ではUターン用のU字型高架道路が向い合せにところどころ
設置されてるんだ。へぇ~~・・日本じゃ見ないなぁ、こんなの。

時にはロトゥーが給油で休憩なんてこともある
給油がない場合、2時間くらいだったら「トイレ休憩なし」で走っちゃうことが多いから、
乗る前にはトイレは済ませておきましょう。しかしこの日はトイレ&給油休憩ありだった。
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この日の午前中は呆れるほど天気が良くてねぇ。
見てこの空の色。「東京物語」の笠智衆のセリフじゃないけど「今日も暑うなるぞ」と言いたくなる。
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戦勝記念塔から地方に行くロトゥーの旅。
鉄道のない町に行くには貴重な交通手段だし、同じ距離だとタイ国鉄より早く着くことも多い。
戦勝記念塔での乗り場探し&チケット購入というハードルはあるけど、そこさえ越えればラク。
あとは車窓からのどかなタイの風景を眺めていればいいのである。

というわけで、次回はロトゥーに乗って無事アーントーンに着いたところから。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-26 23:11 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2017年 03月 24日

ロンドン・簡易メシ写真集

あーーーーーもううんざりだぜ今年の仕事には。早く定年になりてぇーーー。

失礼しました。つい率直な心の声が出てしまいました。
何せ仕事嫌いで有名なイ課長なもんで、年度末は毎年精神不安定になりがちなんだけど、
今年はことのほかその傾向が強くて・・はぁはぁ。

前回の続きみたいな話を書こう。
とにかくロンドン滞在中はスケジュールが盛りだくさんだったし、ホテルは朝食なしプランだったし、
晩飯時はシアター系娯楽ってこともあって、旅行中ゆっくり優雅にメシ食う機会は少なかった。

劇場がハネたあとに夜遅くまでやってるレストラン探すのも面倒だし、疲れてるし・・・というわけで
そこらの店で簡易メシを買って駅とか、ホテルの部屋で食うことが多かったんだよね。

だいたいトホ妻は女性には珍しくメシを食うことにさほど執着しないタイプで、一方イ課長は
メシを食うことにあまりおカネをかけないタイプだから、お互い簡易メシでも特に文句がなくて、
「せっかくロンドン来たのにこんなメシぃ?」っていう抵抗感がないのである。
大体、ロンドンにはがんばって食いたいような美味しいものないしねぇ・・。

本日はそんなロンドンの簡易なメシをご紹介しよう。あー貧乏くさい記事だこと。

【朝食編】
ロンドンから日帰り旅行で朝の列車に乗る時は、出発駅の売店で朝メシ調達ということになる
こないだもご紹介したようにレーズンロール+コーヒーというのがイ課長の標準的簡易朝食で、
これはウォータールー駅で食ったやつ。
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こっちはピーターバラに行った水曜日、キングス・クロス駅の売店で買ったパンだ。
この時はレーズンロールじゃなく、ハムをはさんだマフィンみたいなものにしたんだね。
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と思ったら金曜日の朝メシはまたレーズンロールかよ。よっぽど好きなんだな。
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こういうもの買って、どこかのベンチで身をかがめてもしょもしょ食ってコーヒー飲むというのが
ロンドン滞在中の、我々夫婦の標準的な朝食スタイルだったのである。なんて優雅なんだ(笑)。

【昼食編】
昼メシがまたけっこうひどい。というより食べないことが多かった。
二人の空腹サイクルが異なるから(イ課長の方がサイクルは早い)、たとえばカンタベリーとか
プールとかの地方都市に行ってもそこで何か落ち着いて食うってことがなかったんだよね。
結果的にイ課長としては空腹状態のまま旅をするということが多くなったわけだが。

コッツウォルズの村周遊ツアーに参加した時は、ある村で各自自由にランチタイム。
ガイドさんは「こういうパブがある」とか「あのレストランが有名」とか事前に教えてくれたけど
結局我々が選んだのはそこらのパン屋で簡易メシを買うこと。またかよ。
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でもこの時は地元の人たちもたくさん芝生の上でピクニックしてたし、店の中で食うより
外で食う方が爽快だった。いずれ詳しくご紹介するけど、この芝生ランチをしたのは
ボートン・オン・ザ・ウォーターという村(町?)だったのである。

【夕食編】
疲れ切って戻ってきて、いまさらレストランに時間をかける気にもなれず、簡易メシを買って
ホテルで食うってことが三晩くらいはあったような気がする。もっと多かったかもしれん。
そんなモンの写真撮ってどうすんだろうと自分でも思ったけど、ちゃんと使えるんだなぁ(笑)。

簡易メシの基本はこんな感じの三角サンド。欧州どこの国行ってもこういう感じのサンドイッチは
スーパーにいっぱい並んでるよね。もちろんイ課長の場合、これに大量の缶ビールがつくわけで
ビールと簡易メシがあれば基本的に文句はないのだ(右がイ課長、左がトホ妻用)。
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ストーンヘンジのツアー行った日は夜ロイヤル・フェスティバルホールでコンサートだから
帰りが夜遅くなるのは確実。そこでホテル休憩に戻る途中、夜食用の簡易メシを仕入れておくことにした。
三角サンドイッチよりはもう少しボリュームのあるサンドイッチだけど、そんなに大差ないわな。
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別にロンドンで食ったメシが全てこういう簡易メシだったわけではない。
ちゃんとナイフとフォークを使うメシも食ったけど、その特集は年度末を乗り切ってからに
したいと思うのである・・。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-24 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 21日

旅の疲労について考える

年度末、もうイ課長は仕事でクタクタざます。
パソコン画面みすぎて最近は目がチカチカし始める始末。3連休はしっかり休みたかったけど
もちろん休日出勤+自宅仕事に明け暮れなければならない。もう疲れたっす。
だもんで本日は疲労をテーマに書くのである。

2月末から書き続けてきた一連の英国ネタ。
ビクトリア駅からカンタベリー行って大聖堂や聖オーガスティン修道院廃墟を見たのも、ロンドンで
トラファルガー広場ブラをつきポートレートギャラリーを鑑賞したのも、コヴェントガーデンで
オペラ観たのも、ついでにいえばカンタベリーからの帰りの列車で畑のワダチに疑問を感じたのも、
ぜーーーんぶ2016年6月21日火曜日の出来事。

ホテルを出たのがたぶん朝7時頃。オペラ観終わってホテルに戻ったのは深夜0時過ぎ。
列車ン中やオペラ鑑賞中は座ってジッとしてたわけだけど、あとの時間は大体歩き回ってた。
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もうね、ホテルに戻った時は極限まで疲れてましたですよハッキリ言って。
北杜夫の表現を借りれば「掘り出して1年目のゴボウのように疲れ果てて」いた。
それはトホ妻も同様で、ホテルに戻った後は二人とも寝る支度をして先を争うように寝た。

確かにこの日は盛りだくさんの観光メニューではあったわけだが、この日に限らずこの英国旅行では
鉄道で日帰り遠出や夜のシアター系娯楽が多かったからどの日もけっこう盛りだくさんで、結果的に
夜はメシを食うのもそこそこに疲れ果てて寝るっていうことが多かった。
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東南アジア一人旅でも酷暑ン中歩き回って疲れ果てたことは何度もある。しかし英国では明らかに
東南アジアにいた時よりくたびれたという実感がある。なぜなんだろうかとロンドンで考えた。

①気候の違い
これは影響してると思う。クソ暑い東南アジアやインドで朝から深夜まで外出なんてしたら
汗かきすぎて死ぬ。だもんで冷房の効いたホテルに戻って一休みすることがよくある。
しかしヨーロッパだとそういうことはないから汗もかかずにいつまでも歩き回れる。これがいかん。
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②夜の過ごし方の違い

観光客なら世界どこに行っても昼間は観光しようとする。問題は夜だ。
ロンドンに限らずヨーロッパの都市だと夜の娯楽、特にシアター系の娯楽がいろいろあるからねぇ。
コンサートだのオペラだの夜遅くまで外出することになる。イ課長の場合出張でもそうなるが(笑)。

メシ食って夜店をブラつき、さてマッサージ屋でも探すか・・なーんてのどかな夜の過ごし方は
ヨーロッパじゃなかなかできないわけですよ。
 
③連れがトホ妻だから
結局この要素が一番大きいかもしれん(笑)。
トホ妻と海外行ったことは何度もあるけど、実はヨーロッパ以外一緒に行ったことないんだよね。
これはヤツが他のところに行こうという気にならないという単純な理由によるんだけど、結果的に
トホ妻との旅行では必ず①②の条件が揃うことになる。

そう考えるとトホ妻と行った過去の旅行でもいろいろ疲れ切ったシーンが思い出されてくる。
新婚旅行の時ウィーンでオペレッタ見た時は昼間の疲労でイ課長は9割がた睡眠鑑賞した。
トホ妻だってフィレンツェじゃ疲れ果てて眠りコケてイ課長ひとりで晩飯食いに行ったなんて
ことがあったもんなぁ(イ課長の場合、疲れててもメシは食いたがる)。
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ブログに書いたウィーン旅行の時もけっこうなハードスケジュールで、ブダペスト日帰り旅行の
帰路の列車で失神するように泥眠したことは今でも話題になるくらい。トホ妻とヨーロッパを
旅行するのはなかなかタイヘンなのである。

我々が生き延びれば24年後に金婚旅行ということになるかもしれないが、その時は二人とも超老人。
国内で温泉行くくらいがせいぜいかなぁ・・。そう思えばムリできるうちにしておけという
ことになるのかもしれないが・・(書き手が疲れてるので本日の記事に結論はない)。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-21 00:07 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(6)
2017年 03月 19日

コヴェント・ガーデンでオペラを観る

年度末の地獄・在宅仕事の合間を縫って深夜に更新するイ課長でございます。

しかしオペラネタも久しぶりだよなぁ。
こればかりは東南アジア旅行じゃ書けないネタだからね。

ロイヤル・オペラ、通称コヴェントガーデン・オペラには新婚旅行ン時のホロ苦い思い出がある。
当時はネットもなかったから事前に演目スケジュールなんて確認できない。そこで、ロンドン到着後に
とにかくブッツケで行ってみたわけだ。何かいい演目があれば切符を買うつもりだった。
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すると滞在中に「サムソンとデリラ」をアグネス・バルツァとホセ・カレーラスという当時の
二大スター歌手で見られる日があった。ただ、すごく高い席しか残ってなかったんだよね。

で、結局あきらめたんだよ。今にして思えばあの時ムリしてでも・・と思うが。
何せ貧乏新婚旅行だったからねぇ。その後2度ロンドン出張するたびにコヴェントガーデンの
演目はチェックしたんだけど、なぜかいつもいい演目と日程が合わず、ナショナル・オペラや
ロイヤル・アルバートホールには行ったけどコヴェントガーデンだけは縁がなかった。

だからイ課長とトホ妻にとっては今回のコヴェントガーデンでのオペラ初鑑賞は25年の時を経た
リベンジだったといえる。新婚旅行のアダを銀婚旅行で討つんだから執念深い夫婦だ(笑)。
演目はヴェルディの「ナブッコ」。もちろん今回は日本にいるうちにチケットをネット予約し、
事前にDVD借りて予習もして準備万端で臨んだのである。

行ったのは例のナショナル・ポートレート・ギャラリーの後。コヴェントガーデンまでは歩いていける。
これがロイヤルオペラハウス。一応ギリシャ神殿みたいなネオ・クラシック様式の建物だけど、
外観的にはウィーンやミュンヘンやブリュッセルの方が風格あるんじゃないか?
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中はこんな。一応廊下のジュウタンは赤いけど天井も低いし大したことないねぇ。
欧州の歴史あるオペラハウスならもうちょっとゴージャスな内装を期待したいんですが・・
そりゃ確かに廊下を見に来たわけじゃないけどさ・・。
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まぁいい。客席に入ってみよう。中はこんな感じ。
ふむ、やっと「歴史あるヨーロッパの歌劇場」って感じになってくるね。バルコニー席がぐるーっと
馬蹄形に取り囲む伝統的スタイル。照明も昔のロウソクっぽさを出してムードある。
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天井はこんな感じ。
一応「ソレらしく」作ってはいるけど、印象としては「そんなに古くない建物」って感じがするなぁ。
以前みたロンドン・ナショナルオペラの建物の方がよっぽど歴史と伝統を感じさせた。もしかすると
コヴェント・ガーデンは第二次大戦の空襲で壊れて建て直したのかも。その可能性は十分ある。
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休憩時間にロビーをぶらついたら、昔の舞台の写真が展示されていた。女性歌手のこの衣装を見れば
演目は蝶々夫人だと一目でわかる。過去の有名な蝶々さんソプラノ歌手4人の写真ってことだろうが
欧米人が演じた蝶々夫人の姿って、悪いけど日本人にはコッケイにしか見えない。
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その中で下の写真の左側の歌手、キモノ姿は変だけどちょっと昔の白黒映画のスチール写真風だ。
誰かと思って写真の下の名前を見てトホ妻とイ課長はビックリしたよ。ドイツの大ソプラノ歌手
エリザベート・シュヴァルツコップじゃん。彼女はロンドンで喋々さんを演じたことがあるんだ。
へー・・彼女がムリヤリ日本人に扮するとこういう感じになるのか。
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で、「ナブッコ」はどうだったかっていうと、なかなか良かったよ。
さっき言ったように渡英前にDVDも見て予習もしたしね。しかし知れば知るほど内容はトンデモない。
バビロン捕囚の時代が舞台で、ナブッコって実はネブカドネザルのこと。そのネブカドネザルが
最後は「ユダヤの神様ばんざーい」でハッピーエンドって、めちゃくちゃすぎる。そんなのアリか。
しかしそれまで売れないオペラ作曲家だったヴェルディはこれでアテて、後に大作曲家になった。

そんなオペラもはねてホテルへの帰路。
毎度思うけど、ヨーロッパの大都市でオペラ劇場に行って過ごす夜って、それだけで何となく
うきうきする。オペラがはねた後、駅まで夜の町を歩くのもまた楽しからずやってやつだ。
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ちなみに、この夜のオペラチケットは1枚148ポンド。当時のレートなら2万円を越えてる。
ビンボイ新婚旅行当時はいきなり現地に行ってわずかに残った高額チケットに手が出なかったが
日本にいるうちに演目を確認して切符も予約しておけるなんて隔世の感があるよ。

あれから25年。銀婚夫婦のロンドンオペラ・リベンジはこうして果たされたのでありました。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-19 00:53 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(6)
2017年 03月 16日

ナショナル・ポートレート・ギャラリー

さて、夜のオペラまではまだ時間があるから、トラファルガー広場でしばらく休んだあと
ナショナル・ポートレート・ギャラリーに行った。

ここはその名の通り、肖像画ばっかりが集まった美術館。
英国史なんて大して詳しくないし、ましてや「顔を見ただけで誰だかわかる人」なんて少ないから
そんなにジックリ鑑賞したわけじゃないけど、それでも本で見覚えのある人が何人かいたから
ご紹介しよう。写真も禁止されてなかったし。

【ヘンリー8世関係者】
英国史の中で、なぜかイ課長が局所的にそこだけ詳しい「ヘンリー8世と6人の妻」。
希代の自分勝手&好色王として有名な王様だから彼にまつわる女性たちの肖像画は多い。
これはお妃1号、キャサリン・オブ・アラゴン。
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自分の兄嫁だった女性と結婚したわけだけど(兄自身は結婚してすぐ若死に)・・うーーん・・
ヘンリーの女の趣味はちょっと変わってたとしか・・・(笑)。

そのキャサリンを強引に離婚した理由がこのアン・ブーリンと交尾したかったからなんだけど、
この絵を見るとますますヘンリーの女の趣味を疑いたくなる(笑)。相当フェロモン系の女性だっと
想像されるんだけど、この絵を見る限りイ課長は全くソソラれない。
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これはヘンリーの女の趣味の問題っつうより、16世紀イギリス肖像画家の技量の問題だと思った。
ハッキリ言ってヘタだ。様式的っていうのとはちょっと違うと思う。やっぱりヘタだよ。
同時期にドイツの大画家ハンス・ホルバインがチューダー朝関係者の肖像画をいくつも描いてるけど、
それらに比べたらガッカリするくらいヘタ。下の絵の右側はたぶんメアリ1世(お妃1号の娘)だろうが
わざと醜く描いてるようにすら思える。そりゃ確かに英国に美人は少な・・いや何でもない。
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「イギリス人は絵を描くのはヘタだが収集するのは上手」ってある本で読んだけど、たしかに
こういう絵を見るとそう思いたくなる。そういえばハンプトン・コートの幽霊回廊にあった王族肖像画も
絵としての魅力は全然なかったなぁ・・。

【ヴィクトリア女王】
背が低い女性だったようで「偉大なる矮人」なんて言われた人だ。
しかしルックスに関しては上のキャサリン・オブ・アラゴンやアン・ブーリンよりはマシ・・というか
まぁ普通の顔だ。16世紀よりは画家の技量も上がってモデルを理想化する技術をマスターしたかな。
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ヴィクトリア女王といえば19世紀、まさにイギリス最盛期に君臨した女王。けっこう長生きした。
ホームズが活躍してた頃の英国の女王様でもあるわけだよ、ワトソン君。

【マイケル・ファラデー】
20£紙幣の肖像にもなったくらいの、英国の大物理学者。
紙幣の肖像より若い頃だろうけどやけに二枚目だ(笑)。この頃になるとイギリスの画家も
マトモな肖像画を描けるようになったと思われる。
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意外なことにファラデーって平民出身で、高等教育受けてないんだよね。若い頃デービーって科学者の
助手に雇われたのがキャリアの始まり。デービーにしてみりゃ学歴もないファラデーを科学者として
育てようなんて考えはこれっぱかしもなかったに違いない。

とーころがファラデー君、才能あるある。
特に物理実験におけるセンスは天性のもので、メキメキ頭角を表し、様々な決定的実験によって
物理学、特に電磁気の研究分野では永久不滅の名を残した。

雇い主のデービー自身も新元素をいくつも発見した、けっこうエラい科学者だったんだけど、
「デービーの科学上最大の発見はファラデーを見つけたことだ」なんて人から言われたらしい。
それが面白くなかったのか、後年は優秀な弟子に嫉妬して足を引っ張ろうとしたこともあったようだ。
しかしファラデーは恩ある師匠には決して逆らわなかった。晩年まで科学者として尊敬され続けた、
人望あるけど謙虚な、立派な人だったらしい。

【アーネスト・シャクルトン】
うわーシャクルトンの肖像画が見られるとは嬉しい。
ちょうど英国に行く前にこの人に関する本を集中的に読んだもんで、シャクルトンはイ課長にとって
ちょっとした「マイブーム」だったのだ。
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ご存知ない方のために彼のしたことを紹介したいけど、短くまとめることはとても不可能だ。
いずれシャクルトンについては別ネタで取り上げる予定だから、その時改めて書くことにする。
シャクルトンというのは英国の極地探検家なのである。

というわけで、ザッと見たナショナル・ポートレート・ギャラリーでした。
もっと性根を据えてじっくり見ればいろいろ発見もあったんだろうけど、こン時はカンタベリー帰りで
疲れた上に腹も減ってたもんで、鑑賞もややテキトウだったのである(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-16 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 13日

謎ではなくなったミステリー・サークルの謎

何十年前だったかなぁ?(いま調べたら1980年代だと)
ミステリー・サークルっていうのが騒がれたことがある。畑ン中に忽然と出現した
ミョーに幾何学的な跡。まるでナスカの地上絵。たとえばこんなの(写真はWikipediaから拝借)。
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「あれは宇宙人が仲間の宇宙船に向けた送った信号だ」「空飛ぶ円盤の発着跡」その他モロモロ
様々に荒唐無稽な解釈がなされたけど、何年かあとに「あれはボクたちがふざけて作った」と告白する
者が出た。その話はけっこうニュースになってイ課長も昔読んだ記憶がある。

なんでこんな話を始めたのか?
実はイ課長は当時からずーーっと、ミステリーサークルってのは米国の農村地帯で起きたことだと
思ってたんだよ。宇宙人だのUFOだのって話ってほとんどはアメリカから来るじゃん?だから当然
ミステリーサークルも「アメリカもの」なんだと思ってた。ところがこれって英国発祥なんだってね。

英国の田舎をバスや鉄道に乗ってると、畑(牧草地?)をトラクターで突っ切った跡、つまりワダチが
ずーーーっと並んでる風景をものすごく頻繁に見る。空からじゃなくて列車の窓から見てもほんとに
クッキリはっきり目立って見えるんだよ。
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あんなにクッキリ轍が残るんだったら、あれで絵を描こうと思うヤツも出てくるよなぁきっと。
そういや昔ミステリー・サークルなんてのもあったっけなぁ・・でもあれはアメリカか・・。
てなことをずっとボンヤリ考えてたわけ。列車の窓から轍を見ながらね(笑)。

今やミステリー・サークルは宇宙人が作ったなんて言うヤツは1人もいない。謎なんてない。
しかし英国の車窓風景で散々あのワダチを見てるうちにイ課長は徐々に不思議に思い始めた。
だもんで列車の窓から何枚かワダチの写真まで撮ったのである。高速で走る車窓から狙い通りの
写真を撮るのは難しい。
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謎その1:なぜ畑の中にあんなワダチを作る必要があるのか?
あのワダチついてる畑は麦畑っぽく見える。
もしそうなら、あのワダチはトラクターでせっかく育った麦を踏んづけて通った跡ってことになる。
もし田んぼの稲をトラクターで踏んづけてワダチをつけたら「うわあ何てもったいないことを」と思う。
これはイ課長でなくたって、アジアの稲作民族ならおそらくみんなそう思うはずだ。その作物が何であれ、
ソレがせっかく育っている畑になんであんなワダチをつける必要がある?

仮説① あれは畑の中を移動したり、向こう側に行ったりするためにいわば作業用の“通路”で、
    トラクターは同じワダチの上を通って何度も行ったり来たりしている
仮説② 理由なんてない。一面の畑に跡をつけてみたいだけである。

Wikipediaの写真をもそうだけど、ワダチは一定の間隔をおいて規則的に形成されてるように見える。
何本も作物を踏んづけて通路を作るとなるとる仮説①はちょっと根拠が弱くなる。ってことは
②か?でも他にコレといった理由が思いつかないのだ。
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謎その2:あのワダチはなぜ英国にだけあるのか?

イ課長は過去に欧州のいろんな国で鉄道に乗り、その国の田園風景も散々眺めた。
しかし畑のワダチをこんなに頻繁に見たのはたぶん英国だけだと思うんだよ。もし他の国に
同様にたくさんあれば「あれ何だろうなぁ?」と絶対に思ったはずだ。なぜ英国だけに?

仮説① 英国で栽培されるある作物はああやってワダチでスキマをつくるとよく育つ。ないしそれに類した
    作物を育てる上での何らかの必要性によるものである。
仮説② 英国人は一面の畑に轍をつけたがる衝動を抑えることができない変わった人種なのである。

①はどうにも信じ難い。となるとやっぱ②か?英国の農業従事者は畑の作物を一部ムダにしてでも
ワダチをつけたいのか?あるいはそういうのが流行ってる?あるいは古来からの英国農業独特の習慣?
うーむ・・どれにしても信じ難いが。
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ただ、ミステリー・サークルが英国で生まれた理由は何となく理解できたよ。
理由は不明だが、英国の農民はトラクターで畑によくスジを描く。中にはスジだけで飽き足らず
世間をアッといわせる絵を描きたいと思ったヤツも出て、それがミステリー・サークルになった
・・・と考えればね。

最後の仮説はロジックとしては一応スジが通っている。しかしホントにそうなのなぁ?
英国の畑についてるワダチについて知見をお持ちの方がいたら(そんな人いるのだろうか)
ぜひその形成理由をご教示いただきたいのである。

  

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by tohoiwanya | 2017-03-13 00:22 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 10日

トラファルガー広場というところ

ロンドン行ったことない人でもトラファルガー広場の名前は知っている。

太古の昔、新婚旅行でイ課長とトホ妻がロンドンで別行動をとった時(とるか?普通)
合流したのもトラファルガー広場のライオン像の前だった。イ課長は早めに来て、待ち合わせまで
ナショナル・ギャラリーの一部を駆け足でザーッと見たっけなぁ。
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あれから25年、くたびれ初老夫婦になった我々はカンタベリーの帰り、懐かしきこの広場に来た。
この日はコヴェント・ガーデンでオペラを見る予定だったんだけど、夜の開演まではまだたっぷり
時間があったから、絵でも観ようかと思ってここを通りかかったのだ。

いやぁ~・・トラファルガー広場にいると本当に「あー自分はいまロンドンにいるなぁ」という
気分になるね。時間はたっぷりあるんだから少しここで休んでいこうぜ。
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この日は快晴というわけじゃなかったけど、気温も暑くも寒くもなく比較的快適で、
広場もいろんな人たちで賑わってた。見てると楽しい。

地面に絵を描いてる。欧米の広場っていうとよくこういう路上画家がいるよね。
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しかしこの日トラファルガー広場で目立ってたのは絵描きではなく宙に浮くパフォーマンス。
棒に何か仕掛けがあって体重を支えるようになってるんだろうけど、うまく出来てる。
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だが(おそらく)毎日やってるせいだろうなぁ、あまり注目を集めてない。お賽銭も少なそう。
向こうでやってるハシゴを使ったパフォーマンスの方が圧倒的に集客力が高い。
宙に浮いてる本人も向こうのパフォーマンスに見とれてるようじゃあかんな(笑)。
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由緒ある広場だけあって、こっちには立派な騎馬像。誰かと思ったらジョージ4世。
このジョージ4世って人がねぇ~・・父ちゃんのジョージ3世はマジメな人柄だったようなんだけど
コドモはみんな問題児ぞろい。ジョージ4世自身も皇太子時代は超放蕩借金バカ息子。息子たちの
相次ぐスキャンダルのせいか、父ちゃんのジョージ3世は最後に精神障害で頭おかしくなった(マジ)。
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自分が即位してジョージ4世になっても相変わらず問題王。今度はなぜか正妻キャロラインを
異常なほど嫌い、自分の戴冠式にも出席させないという仕打ち。何なんだろうか。キャロラインと
離婚したい王とそれを認めない議会で散々モメたらしい。そんなお騒がせ問題王でも一応は王様だから
こうしてトラファルガー広場に騎馬像作ってもらえるんだなぁ。

・・と思って調べてみたら、何と、元々は王室の厩があったこの場所の再開発を命じたのが実は
ジョージ4世だったんだと。その再開発がやがて現在の広場につながったってことらしい。いわば
トラファルガー広場成立の大功労者。一応マトモなこともやったんですね(笑)、ジョージ4世。

このジョージ4世銅像がナショナルギャラリーに向かって右側にある。
こういうのは大体左右対称に置かれるもんだ。向かって左には誰の銅像があるんだろうかと思って
行ってみたら驚いた。げぇッ?!何だい?こりゃあ。
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位置的にはさっき見たジョージ4世騎馬像のちょうど反対側に置かれているから「セット」のはずだ。
それが何でガイコツ?ブラックジョークか?イギリスじん~~お前らの考えることはわかんねぇよ。

その後調べたところ、このガイコツ馬の像はつい最近、2015年に設置されたもののようで、
設置時に「来年まで展示される」って書かれてたから、2016年の訪英当時はあったけど、今は
ないのかもしれん。要するに一時的に置かれた現代芸術ということらしいが、ガイジン旅行者が
そんなこと知るわけない。てっきり昔からここにあったガイコツだと思ってブッたまげたぜ。

ま、トラファルガー広場とは要するにこんな感じのトコなわけですよ(笑)。
それでも、さっきも言ったようにこの広場は「ああロンドンに来たんだなぁ」という旅情に
ぼんやりと浸るにはすごくいいスポットだと思う。
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歩き疲れてトラファルガー広場で一休み。さて、次はどこに行こうかとなった時、ビッグ・ベンでも
ウエストミンスター寺院でもコヴェントガーデンでも、ロンドン名所の多くに歩いて行けるしね。

もちろん広場の真後ろにある巨大美術館ナショナル・ギャラリーを見るのもいい(タダだし)
そのまた裏にはナショナル・ポートレート・ギャラリーもある(これもタダ)。イ課長とトホ妻は
結局この後ポートレート・ギャラリーの方に行くわけだが、その話はまた後日。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-10 00:15 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 08日

聖オーガスティン修道院の廃墟

カンタベリーといやぁ大聖堂がとにかく有名で、もちろん世界遺産に指定されている。

しかしこの町には大聖堂といわば“抱き合わせ”で世界遺産になってる所がある。その一つが
聖オーガスティン修道院っていうところで、どうやら“廃墟系”らしい。トホ妻が好きそうだ。
場所は大聖堂から歩いてせいぜい5~6分ってところかな。近い。

行くとまずビジター・センターみたいな建物があり、そこを出ると修道院の廃墟がある。位置的には
下の写真を参照してほしい。アナタはいまMUSEUMと書かれたビジターセンターを出たところだ。
これを見ると修道院が元は「上から見て十字架」の形状だったことがよくわかる。さぁ行ってみよう。
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いざ行ってみると、これが想像以上に風化・崩壊してて、今見ているものがかつて修道院の
ドコだったのかなんて全然わかんない。英国中の修道院を解体したヘンリー8世の頃、つまり
16世紀頃まではチャンと建ってたはずなのに、古代ローマ遺跡より古そうに見える。
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ここはいろいろヘンリー8世に縁のある場所みたいで、例の「初対面で離婚を決意」したお妃4号を
迎えた時は宮殿に改造されたらしい。それも当然16世紀の話だ。それが今やこんな廃墟。
調べたところでは18世紀に大嵐で激しく損壊し、そのままこんな廃墟になっちまったんだとか。

しかしここはイイよ。草原の中にひっそり残る石造建造物の残骸。これぞまさに廃墟って感じだ。
廃墟の極北。ザ・廃墟。廃墟マニアのトホ妻は恍惚としてあたりをさまよってた(笑)。
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一応世界遺産ではあるけど、カンタベリー大聖堂と違って観光客からもほとんど無視されてる。
だもんで、人が全然いなくてロマンチックだったねぇ。こういう廃墟を観光する時は人がワンサカいたり
猿がワンサカいたりすると(笑)ムードが出ない。その点、ここは静かで良かったよ~。
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気候の悪いイギリスだけど、それでもやがて廃墟はこうして植物たちのものになっていく。
もっとも、ここは遺跡として公的に管理されてるから、草ボウボウになることはないんだろうけど、
だんだん植物の中に埋もれていく廃墟というのは気分出るねぇ。
このピンクの花をあちこちで見かけた。なんだろうか?(←植物には信じられないくらい無知)
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あっちの方には廃墟じゃない、マトモな建物がある。あれは現在でも使われてるっぽい。
何に使われてるんだろ?学校に見えるけどなぁ・・中には入れないようだ。
まぁ廃墟さえ見れば我々は・・特にトホ妻は満足なわけだが(笑)。
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訪れる人も少ない聖オーガスティン修道院の遺跡・・というか廃墟。
大聖堂から近いし、何せ人が少なくて静かだし、カンタベリー観光するなら行くなら大聖堂から
ちょっと足を伸ばしてみることをお勧めしたいのである。廃墟系物件がお好きな人は特に。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-08 00:24 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)