2017年 06月 08日

イーリー大聖堂というところ【その2】

奥の方まできてようやく純正ゴシックらしくなってきたイーリー大聖堂。
調べたところでは、この大聖堂、着工が11世紀で完成は14世紀。建設期間が300年ともなると、
その間に建築技術も進歩するし、様式も変わるわなぁ、そりゃ。
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大聖堂奥の部分は側廊天井もリブが延びたヴォールト天井になってる。重々しい雰囲気だねぇ。
イーリー大聖堂、見学者がワンワンいるということもなくてわりと静かで、それなりに宗教的神秘を
感じさせてくれる空間だ。
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(たぶん)聖職者席からロマネスク様式の西側を見るとこんな感じ。
うーん・・やっぱ大聖堂はええのう。マイルドなゴシック教会建築ヲタクのイ課長だから、やっぱり
こういう所に来ると軽い興奮状態になって写真の撮影枚数がバカスカ増えていく。
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この(おそらく)聖職者席ってフランスの大聖堂でも見たけど、なぜかここは木で作ることが多い。
だからここでは木彫の装飾が見ものであることが多いんだけど、イーリーの木彫もなかなか見事だ。
ちょっと暗いけどストロボは焚かずに撮った(それでも手ブレしないカシオはえらいと思う)。
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イーリー大聖堂で面白かったのは、ひざまずいてお祈りするためと思われるクッションだ。
それぞれ名前やイニシャルが刺繍がしてある。つまりこのクッションは誰がヒザを置く場所かってことが
決まってるんだね。クッションが専用予約席になってる。
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しかも刺繍された年代を見るとおっそろしいほど古い。
これなんて1000年以上前だぜ?まさかこのクッションが当時作られたものとは考えられないけど、
このクッションにヒザをのせていいのはエルシン家関係者のみであるってことが1000年以上前から
決まってるっぽい。それってすごいね。10世紀って大聖堂着工より前じゃねぇ?このエルシンさんってのは
建設前の大口寄付者か何かだったんだろうか。
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こっちのクッションは12世紀からヘンリーさん専用の祈祷場所だったと思われる。今はその子孫がここを
使ってるのかな?こうやってトテツもない歴史の古さをクッションの刺繍でさりげなく自慢するあたり
英国らしいと言うべきか。
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おお、大聖堂の一番奥の方まで来ると英国ゴシックの神髄(だと、イ課長が勝手に思っている)、
異常装飾天井がソコかしこに。英国ゴシックはやっぱこれがなきゃね。しかしコレもまたすごいね。
天井がハチの巣みたいだ。よくまぁこんな天井作ったね。
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大聖堂に接続して増築したと思われるホールの天井もこんな。これですよやっぱ。
英国の大聖堂に来たらこの過剰(ないし異常)装飾の天井がなきゃつまんない。イーリー大聖堂の
異常装飾天井も十分異常です(笑)。
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いやーーー大聖堂見学は面白いですなぁ。
ワガママを言って「大聖堂の日」を作った甲斐があったってモンだぜ。
せっかくだからイーリー大聖堂の話題はもう一つ続けたいと思う。この大聖堂の見事な
ステンドグラスをまだ全然ご紹介してなかったのだよ。次回たっぷりご覧に入れるからね。
 
 

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# by tohoiwanya | 2017-06-08 01:00 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 06月 06日

イーリー大聖堂というところ【その1】

我々が乗った列車はキングス・クロス駅8:44発。イーリー駅9:51着。1時間強の英国鉄道の旅。

イーリーって、英語で書くとスペルは Ely 。知らなければイ課長は「エリー」って読んじゃうだろう。
しかし日本のどんな地図・書籍・ガイドブック等々でも「イーリー」表記のはずだから、ここでもイーリーで
書かせていただきます。現地の英国人が実際どう発音するのかは聞いてない。
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一応駅から大聖堂らしき建物は遠くに見える。でも歩くと10分強はかかるかな。
小さいけど歴史はありそうな、落ち着いた感じの町だったね。もし大聖堂がなければこんな小さな町を
訪れる観光客なんて皆無だっただろうなぁ。

うぉっと、いきなり見える巨大な建築物。あれがそうか。
写真を見るとわかるように、この日は曇ってて気温も低かった。この時は大丈夫だったけど、この後
雨が降るんだよね。
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イーリー大聖堂はこんな感じで十字架型の基本形に加え、いろいろ増築されているみたい。
とりあえず、下の写真でいうと左側の端っこにある入口から中に入る。
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ゴシック大聖堂入って最初にすることは・・・はい、おなじみの首を背中をそらせる体操です。
うわーーー・・と口を半開きにして天井を見上げ・・ありゃ?
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てっきり壮大なドーム型のリブ・ヴォールト天井があると思ってたら、わりとフラットな天井で
絵が描かれてる。こういうのはゴシックというより古いロマネスク様式の教会で見られる天井だ。
へーーー、そうだったの。

身廊左右のアーチもゴシック特有の尖頭アーチじゃなく、半円アーチ。ふーーむ・・。
愚かなるイ課長はこの時「建てられた時代が古いんだな」と思ったくらいで、あまり深く考えなかったけど、
帰国後に改めて確認してちょっと驚いた。
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実はイーリー大聖堂って部分的にロマネスク様式も取り入れられてて、ロマネスクとゴシックの
ハイブリッドと言ってもいいみたいなんだ。いやーーそれは存じませんでした。オラてっきり
イーリーはカンペキにゴシックだと決めてかかってただよ。

イ課長がロマネスクとゴシックの決定的な違いと思ってるのは「壁の厚さ」。
ロマネスクはやたら厚い。そう言われて見ると確かに一番上の窓の部分、壁が厚いのがわかる。
壁を厚くすることで建物の重さ支えようとしたロマネスクの特徴だ。非リブ・ヴォールト天井、
非尖頭アーチ等々と合わせて考えると、ロマネスク的建築要素だらけといえる。
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しかし何度も言うように、実際に大聖堂にいる時はそこまで深く考えてなかった。
「たぶんコッチを先に作り、奥の方は後で作ったから、奥はもっとゴシックっぽい天井かな」とか
その程度のことしか考えてなかったんだよ。バカだからしょうがないのである。

身廊と交差廊の“交差点”で立ち止まって再び真上を見上げましょう。
うっひゃー。カンタベリーもそうだったけど、ここの身廊と側廊の“交差点”上もたぶん塔だ。
塔の窓から明かりが差し込んで、まさに天上の世界の華麗な装飾。
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さらに奥の方に行くと・・ほら、こっちはリブ・ヴォールトの天井でいかにもゴシックらしい。
おそらく、交差廊のコッチとアッチとじゃ建築年代がだいぶ差があるんだと思われる。
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左右の壁のアーチも半円じゃなく、尖頭アーチ。ゴシック的建築要素が満ちた空間になって
イ課長も何となく安心?した。
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イーリー大聖堂の探索はまだまだ続くわけだが、すでにだいぶ長くなっちまった。
続きは例のごとく次回ということで。

 

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# by tohoiwanya | 2017-06-06 00:18 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 06月 04日

大聖堂の日

去年の英国銀婚旅行では曜日ごとに“その日の観光テーマ”が決まってることが多かった。
日曜は「コッツウォルズ観光の日」、火曜は「カンタベリー観光の日」みたいにね。

そういう感じの日程になることは海外旅行ではよくあるけど、英国旅行の時は到着翌日の
日曜(コッツウォルズの日)から木曜(ストーンヘンジの日)まで連日そういう感じだった。
だから月曜も火曜も水曜も「何かの日」だったんだよ。ちなみに、まだ書いてない月曜日は
「廃墟の日」で、水曜が本日標題の「大聖堂の日」だったのである。

カンタベリー以外にもう一日、どこかに英国ゴシック教会を見に行きたいというのはイ課長が
希望したことで、どうせトホ妻は他のトコに行きたがるだろうから、水曜は別行動になると
思ってたんだけど、トホ妻も同行すると言い出したので二人で行った。
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問題はどの大聖堂を見に行くかだ。ロンドンから日帰り可能範囲に限っても有名な大聖堂は
いっぱいある。せっかく「大聖堂の日」なんだから、ここはイッキに2か所くらい見たい。
そうなると「その大聖堂の見たさ加減」「ロンドンからの移動距離」だけじゃなく、二つの町の間の
移動時間も考慮せねばならず、ドコとドコに行くか、かなり迷った。

結果として決まったのは以下の通り。

①まずロンドンからイーリーの町に行き、かの有名なイーリー大聖堂を見学
②イーリーからピーターバラに移動し、かの有名なピーターバラ大聖堂を見学
③ピーターバラからロンドンに戻る


・・と、こう書くと全然どうってことない旅程に見えるけど、この結論に落ち着くまではホント迷ったよ。
ソールズベリ大聖堂も見たいし、グロスター大聖堂も見たいし、リンカンやオックスフォードその他
見たい大聖堂は多い。だがしょせんは短期旅行者、かなう希望よりあきらめる希望の方が多いのだ。

それでもまぁ一日でイーリーとピーターバラの2か所見られりゃオンの字ってもんだ。
二つの町は共にロンドンの北にあるので、「大聖堂の日」の旅の出発はキングス・クロス駅。
ここはロンドンから北に行く主要鉄道路線の始発駅で、ハリー・ポッターでも有名な駅だ。
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しかしイ課長にとってここは過去の出張で何度も使った駅として記憶深い。
クソ寒い冬の早朝、隣りのセント・パンクラス駅の時計台が7時を指す頃にキングス・クロス駅で
通訳さんと待ち合わせし、リーズハルの街に行ったもんだった。今こうして同じ駅をプライベートな
旅行で利用できるなんて、ちょいと感慨深いぜ。
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北に行くだけあって、乗った電車は「大北部鉄道」ときたもんだ。
チケット予約した鉄道会社はテームズ・リンクとかって名称だったはずだが、相互乗り入れ?
コードシェア?まぁとにかくイーリーに行く列車はこれだからコレに乗るのだ。
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車内はこんな感じ。なかなかキレイでモダン。しかしこのガラ空きぶりは何なのだ。
こんな乗車率で大北部鉄道の経営は成り立つのかね?
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そして列車は定刻通り、大北部に向けてキングス・クロス駅を出発。
いよいよ「大聖堂の日」の幕が開く・・・ということで本日は例によって
出発したところで終わるのでした(笑)。

 

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# by tohoiwanya | 2017-06-04 00:17 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 06月 01日

ロンドンで食ったもの【英国料理編】

標題だけ見れば、大きな期待は持てない記事であることはわかってもらえるだろう(笑)。

簡易メシが多かったロンドン銀婚旅行だが、椅子とテーブルのあるレストランで普通の晩飯を
食った日ももちろんある。本日はそのうちから一応「英国料理」と言っていいであろう二品を
ご紹介いたしましょう。

まずはコッツウォルズの帰りに食った晩飯。場所はパディントン駅ワキのGarfunkel'sだ。

過去2度のロンドン出張で2回メシを食った店だから、ここはおなじみのつもりだった。
ロンドンのファミレスみたいなトコで、メシ代も大衆的価格だったと記憶している。
しかし今回メニュー見て「やけに高けぇな・・」と思った。ロンドンの物価、高いねぇ。
しょうがないからソーセージのナントカとビールで済ませることにして、まずは乾杯。
しかしビールは小瓶ときやがった。チビチビ飲まなきゃ・・まったくもう〜。
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運ばれてきたのがこれ。料理名を忘れたけど、とにかくソーセージのナントカだよ(笑)。
問題の多い英国製ソーセージだが、この時は濃厚なソースがごまかして?くれたせいか
特に問題なく食えた。
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ちなみに、トホ妻が頼んだのはこちら。これは何ていったっけなぁ?
マッシュルームのグラタンみたいなもんだよね。あとガーリックトースト。
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安いメニューを選んで食ったけど、飲み物代と合わせるとメシ代はけっこう高かった。
いくらだか正確に覚えてないのだが(この旅行ではモノの値段をメモしなかったのだ)。
Garfunkel'sって、もっと安いレストランのはずだったけどなぁ?

その次の日。こんどはベイズウォーター駅の近くで晩飯を食った。
ベイズウォーター近辺って、安いメシ屋(それも主に移民による非英国料理系)が多いんだよ。
この時はハラルレストランっていうトコに入った。ハラルっていうからには中近東系か?
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しかしイ課長は敢えてフィッシュ&チップスを頼んだ。
中近東系レストランでそんなもの食わんでも・・と思うが、新婚旅行から出張含めて今回で
4回目のロンドン。フィッシュ&チップス食うのは3回め。何だカンだ言ってイ課長にとっては
「英国の味」を象徴する食い物になってるわけですよ。

だがこの店、イスラム戒律のせいかどうか知らんがビールを置いてなかった。がーーん!
びっ・・ビールがない・・(⇦相当ショック)。しょうがないから缶コーラ。トホホ。
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しばらくして出てきたのがこれ。いやー相変わらずのお姿ですね(笑)。これぞまさに
英国料理ど真ん中。今回もまぁまぁの味で普通に食った・・途中までは。
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しかし何つうても巨大揚げ物に大量のポテトだからね。
ビールの大ジョッキでもありゃちょうどいいんだろうけど、缶コーラじゃ・・・。
徐々に唾液が少なくなるというか、嚥下に必要な水分がノドから失われるというか・・
時々コーラでノドの滑りを確保しながら、何とか全部飲み込んだ。途中でコーラを
飲み尽くさないようにかなり気を使ったぜ(笑)。

ちなみに、トホ妻が食ったのはこれ。チキンの炙ったやつとサフラン・ライスかな?
こっちの方が良かったかも・・。
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結局、英国料理と言えそうなメシを食ったのはこの2回だけじゃなかったかな?
あとはホテルでの簡易メシか、非英国料理で済ませたわけだ。いずれ続編として
“非英国料理編”を取り上げたいと思う。写真もあるしね。
 
 

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# by tohoiwanya | 2017-06-01 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 05月 29日

ロンドンで髪を刈る

世界をマタに髪を刈りまくる男、その名はイ課長。英国で髪を刈るのは二度目だ。
前回は英国出張最後の半日観光の時、ハンプトン・コートの近くの床屋行ったんだよな。
あの時のおばさん、ロシアか東欧か、とにかくスラブ系言語を話してたっけ。

今回はトホ妻と二人だから、一人でフラッと床屋に行く機会って作りづらいわけだけど
もちろん、そんな障害をモノともせず行くのである。ヤツもバカ亭主の変態趣味は
重々わかってるので、今さら驚かない(笑)。

プールという町での大廃墟観光からロンドンに戻ってきた日、時刻はまだ夕方。よし散髪だ。
さっそくトホ妻をホテルにほっぽらかして、一人でパディントン駅の方に床屋探しに出撃。
ホテル周辺じゃ床屋を見かけなかったけど、以前、パディントン駅近くに泊った時、駅の近くに
インド系の床屋を見た記憶があったんだよ。
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・・・と思ったけど、ないねぇ・・。駅からそんなに遠くなかった気がするけどなぁ?
しょうがないから近くの店に入ってキャンディを買い、そこの店員に聞いてみることにした。
「この辺にあるバーバーショップを貴殿、ご存知か?」
すると「向こうにあるよ」と、さらに先を指さすから、そっちに行ってみた。

おお、あるある。むかし見た店と同じかどうかはわからんが、ここで問題ない。
さっそく中に入る。最近は海外床屋に対する躊躇とか不安を感じるより前に、とにかく
店に入ってしまうことにしてるのだ。何とかなるって。
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店はすいてて、入るとすぐに座れと指示された。
その後カットの値段を確認したんだけど、いくらだったかメモを残しておかなかった。スマヌ。
英国だから安くはなかった。けどボッタクリという金額でもなくて、大体10ポンドくらいじゃ
なかったかと思う。当時なら約1600円ってとこか。

どのくらいに切るのだ?って聞かれるから、毎度おなじみの返答をする。
「ごく短髪を所望いたす。機械にてウィーーーンもOKでござる」
するとニイちゃんが「オレくらい?」と自分の頭を指して確認してきた。なるほど、確かに
このニイちゃん、スソの方は完全刈り上げだ。「貴殿のように?うむ、結構でござる」

さっそく始まるバリカンタイム。
このニイちゃんナニ人だろ?この辺はインド系が多いはずだけど、アラブ系にも見える。
他の店員を見ても、全員アングロ・サクソン系じゃないのは確かなようだ。
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バリカンでザリザリと刈り、ハサミでチョキチョキと整え、最後に「この辺とこの辺、もそっと
短くしてほしゅうござる」と希望を出して、散髪は順調に終了。散髪中は特段ネタにするような
こともなく、ごくごく手慣れて安定した仕事ぶりでござった。
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一応“成果”の写真も残しておこうと思って、帰りがけに窓ガラスでセルフィー。
例によって「ほぼ坊主」。結構でござる。
 
散髪に要したのはせいぜい30分もかからなかったと思う。ホテルへの帰り道でも
まだ外は夕方のままだ。ま、ちょうど6月下旬で、一番日の長い時期だったからね。
(反対側からの写真だからゆるい下り坂になってる)
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こうしてイ課長の人生における・・・何回目なのか勘定するのも面倒になった海外散髪は、
ここ英国においてもつつがなく終了したのでありました。
 

 

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# by tohoiwanya | 2017-05-29 00:48 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 05月 26日

ぐれーとぶりてん道路交通事情

ストーンヘンジ往復ではバスの最前列に座ったから、広い窓からロンドン市街や田舎の道路を
たっぷり観察できた。日本と同じ左側通行の国ではあるけど、やっぱそういう位置から見てると
英国道路交通事情について「へぇ、そうなんだ」と思うことも多い。たとえば・・
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①自転車通勤が多い
ロンドン中心部では自転車通勤はすごくよく見かける。ちゃんとヘルメットかぶって、
本格的なウエアを着た人も多かった。
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ただ、彼らがみんな自宅から職場まですべて自転車で走ってるとは考えづらい。
おそらく車通勤者が途中に車を置いて、渋滞する都心を自転車で、ってことじゃないか?
もし電車&地下鉄通勤なら地下鉄に乗ったまま都心に行った方が早いだろうし。
(もっともロンドン地下鉄の信頼性も相当低いから、自転車の方が確実かも・・)
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ま、渋滞の中をスイスイ自転車で走れるのは大変けっこうだけど、
雨の日はどうするんだろうか?(この日も朝は雨だったから地面が濡れてる)

②ラウンドアバウトだらけ(ただしソレそのものの写真はない)
これは本当に多い。ちょっと郊外にいくと交差点はほとんどラウンドアバウト(環状交差点)で、
普通に信号のついた平面交差点はメッタに見なくなる。

調べたところでは、ラウンドアバウトって車が少なかった昔はそれなりに機能したんだけど、
車が増えすぎるとフン詰まって動かなくなることが多くなり、スタレた。
ところが英国では「回る車優先・それが途切れた時だけ進入車がサークルに入れる」という
オキテを導入したことで、車フン詰まり問題が改善され、再び普及したんだとか。

ただねぇ、イ課長が見た感じだと車が多い都市部のラウンドアバウトの近くでは必ず
渋滞が発生してた。回る車が多いと進入できる車の数が限られるから、その詰まりが
後続に波及して渋滞を引き起こしたんだと思われる。

車がガラすきの田舎道で、交差する道路の交通量も全然ないのに赤信号でジッと停止するのが
アホらしいという気持ちはわかる。進入自由なラウンドアバウトの効用はあるんだろうけど、
車が多すぎると結局変わらないね。環状交差点でも普通の交差点でも結局渋滞するってことだ。

③信号システムが日本と違う
これは一番びっくりした。日本の場合、車両用の信号は
(停まれ)⇒(走っていいよ)⇒(もうすぐ赤よ)⇒(停まれ)⇒・・・というサイクルで
点灯する。そんなのは当たり前で全世界共通ルールと思ってたら、英国では違うんですねー。
こうなってるんだよ。

       赤(停まれ)
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       赤+(もうすぐ緑よ、準備いい?)
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       緑(はーい走っていいよーー)
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へぇーー英国じゃ赤⇒緑の間に「+ダブル点灯」っていうのが一瞬、あるんだ。
これは今まで全く気がつかなかったよ。バスの先頭座席にいたからこその発見だった。

当然ながらどこの信号も同じだ。もう1回撮ったから左から順に見てね。
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赤からすぐ緑にならず、黄色がチラリともってドライバーに「ほら走り出すぞ」という
注意喚起をする。それはそれでまぁいい。わかりづらいルールだとは全然思わない。
でもイ課長にはどうしてもこれがF1か何かのスタートシグナルみたいに思えちゃってさぁ、
+点灯からになった瞬間、さぁグリーンシグナルがともった!各車一斉にスタート!
早くもセナとプロストが先頭争いだ!第一コーナーに先に飛び込むのはどっちだー!


・・って気分になっちゃうんだよ、カンカク的に(セナ、プロストって古すぎる)。
もしイ課長が自分で運転してたら思わずアクセル激踏みしちゃいそうでコワい(笑)。

ま、こんな感じで日本と同じ左側通行の国・イギリスでも、その道路交通状況を観察してると
いろいろ感じるところがあるのでありました。


 

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# by tohoiwanya | 2017-05-26 00:12 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)