2008年 10月 25日

DB(ドイツ国鉄)切符購入ガイド

時差ボケ早朝定期更新の時間がやってまいりましたイ課長ブログ。

今日はマジメなお役立ち情報をご提供するのである。
今後ドイツ旅行を考えてる人は必読。

ドイツの国鉄はDBっていう。Deutsche Bahnの略で、「デーベー」って発音する。

とにかくDBの時刻表検索システムやオンライン切符発行システムときたら、
泣きたくなるくらい便利&お役立ち&お得で、9月、10月の2度のドイツ出張では
どれだけイ課長をサポートしてくれたか、表現する言葉もないくらいだ。

出張計画を立てようと思ったら、目的地に何時に着き、だから相手に何時のアポを
リクエストし、次の目的地まで何時までに移動できるか等々の確認が不可欠なわけで、
もしDBの検索システムを知らずにいたらと思うとゾッとするよ。
出張計画立案自体が不可能だったとも言える。ホントに助かった。

DBの路線検索サイトはここ。英語版の方ね。
ここに出発駅と目的地の駅を入れて検索する。たとえばFrankfurtって入力すると
フランクフルトという名のつくドイツ中の駅が候補として出てきて、その中から
選べばいいから正確な駅名を知ってる必要はない。この辺は日本の路線検索と似てる。

ただ、DBサイトのスゴいところは他の国のダイヤでも調べられちゃうことだ。
ブリュッセル南駅からブリュッセル空港までの所要時間、発車時刻も調べられる。
ダメ元でやってみて、ちゃんと表示された時はビックリしたよ。

まぁここは例として、フランクフルト中央駅からブリュッセル南駅まで鉄道で行くとして、
夕方5時頃にはブリュッセルに着いていたい、という条件でやってみよう。

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出た出た。
乗り換え2回で7時間以上かかるルートもある一方で、乗り換えなし3時間半で
着いちゃう便利な列車もあるっていうのがわかる。

じゃあ、一番所要時間が短い、ブリュッセル南駅に17:01に着くヤツにするか。
そこをクリックすると下の段のDetailed viewっていうのが表示されて、
フランクフルト中央駅の19番線から発車すること、途中の通過駅等々がわかる。
イ課長はケルン大聖堂の写真を撮って、14:44にケルンからこの列車に乗ったのだ。

だが重要なのはここから。
この列車の料金は96.80ユーロって書いてある。1万円以上かかるわけだな。
ところがその横の割引料金を見ると何と39ユーロ!半分以下やん!!
DBのチケットってこんな感じで、いわゆる「早割」でメチャお得な場合がけっこうある。

当然、39ユーロの方を買うよな。
Check availabillity ってとこをクリックして、まだ切符が残っていれば
この超格安チケットをそのままネットで買うことができるのだ。
通訳と二人で移動、なんて時はすごいコストセーブになる。

で、オンラインで買ったチケットは自分でプリントアウトする。こういうの。
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検札がきたら、このA4のチケットを見せると二次元バーコードをピッと読み取って
確認。その時はオンライン購入したときのクレジットカードを見せる必要がある。

最初は慣れなかったけど、そのうちこのDBサイトを使ってホイホイと切符を
買いまくるようになった。便利だし、お得だし、現地で切符購入の心配をせずに
移動できるっていうのは、ものすっごく出張者をラクにしてくれるんだよね。
駅ではゆっくりビールを飲み、ソーセージパン食って発車を待てばいいのだ。
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DBのこの高度かつ便利なシステムを知っちゃうと、JRがいかに遅れてるかわかる。
日本人が日本語でJRのチケットをネット購入&自分でプリントなんてことすらムリ。
ましてや外国人が外国で、英語で新幹線のチケットを買うなんて夢物語だ。

それがDBだと出来ちゃう。すごいぞDB。お世話になったよDB、ありがとう。
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# by tohoiwanya | 2008-10-25 07:50 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2008年 10月 24日

欧州メシ

時差ボケ全開、あけがたが活動期のイ課長ですおはようございます。

さて。
今日は食い物の話でも書くか。

10月出張の食い物写真、すでにブリュッセルで寒さに震えつつ食った
サンドイッチの写真は載せたけど、まぁ当然のことながら、あのサンドイッチ以外の
食い物だっていろいろ食ってきたのだ(笑)。

ミクシには載せた2枚の写真。これと…
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これ。
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実はこの2枚の写真は同じ店で撮った。
その店っていうのはトルコ料理の店で、ドイツにはトルコ移民が多い関係で
立ち食いドネル・ケバブ屋をはじめとしてトルコ料理屋はすごく多い。

特にイ課長がフランクフルトで泊まったホテルの周りはトルコ料理か中華ばっかし。
ちょっと歩くとイタリア料理店、マクドナルド、寿司屋…なんだよ、普通のドイツ料理の
店ってないのかい?この辺には。

っていうんで、結局2晩続けてトルコ料理屋でメシ食ったのだ。まぁ安いしね。

しかし、それを知った通訳さん(ドイツ在住日本人)は呆れることしきり。
この通訳さんとは昨年以来3回目の付き合いだからすっかりトモダチ感覚。

「イ課長、せっかくドイツ来て毎日トルコ料理ばっか食べてんですか?!(呆れ顔)」
「いやだって…他に店がねぇし…そりゃオレだってウィナー・シュニッツェルとか
 食わせる普通のドイツ料理屋がありゃ行きたいけど」
「もぉ〜〜…ウィナー・シュニッツェルがありゃドイツ料理だと思ってんでしょ?」
「そ、そんなことはない…ビールとソーセージとパンのトリオもちゃんと食ったし…」
「…はぁーーー…」

イ課長のあまりの粗食?と貧乏性ぶりに呆れて声を失う通訳さんであった。

そう言われてみると、イ課長は出張で「その国の名物料理」的なモノって食わない。
トホ妻と二人でスペイン行く、とかであればまた話は変わってくるんだけど、
孤独な出張者がチャンとしたレストラン入るのはオックウだし、高いし…(←貧乏性)、
ドイツであればビールと、あと何かあればとりあえずイ課長には十分だし。

結局、出張すべてを通じて大体こんな感じだったなぁ。
貧乏性のイ課長に海外グルメなんて期待してもダメなのだ。

ブリュッセルで夜のグラン・プラスの写真を撮って戻ってきたら…後はもう
南駅の中の店で何か食うしかない。しょうがねぇ、ピザでも食うか。
ベルギーまで来て低級ピザの晩メシ。しょうがないのだ。イ課長は貧乏性なのだ。
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ブリュッセルからミュンヘンへの移動は夜遅かった。
だから晩メシはブリュッセル空港で食うしかない。肉団子トマトソース。
これぞベルギーの名物料理…と思う人は世界に誰もいないよな(笑)。
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最後の土曜日、アウクスブルク半日観光で食ったランチはこれだ。
どうだ、ちゃんとテーブルクロスがかかったレストランだぞ。イ課長だって
こういう店に入る時もあるのだ。まずビールとサラダ。
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やがて出てきたメインディッシュはこれ。要するに「炙り肉盛り合わせ」だな。
トリだのひき肉だのレバーだの(たぶん)羊肉だのがいろいろ盛ってある。
ボリューム満点。お値段もたしか7.9€で大変リーズナブルだったと思うよ。
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そういえば、最後の仕事を済ませたミュンヘンで通訳さんとランチを食った。
彼女は「天ぷらソバが食いたい!」と希望したので日本料理屋に行った。
で、イ課長が食ったのはこれ。トリ照り焼き御膳みたいな感じだな。
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ビール抜きで考えると、イ課長が今回の出張で食ったメシの中で、
一番高級だったのはこのトリ照り焼き御膳かも(笑)。

 

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# by tohoiwanya | 2008-10-24 06:22 | 2008.10 欧州出張 | Comments(0)
2008年 10月 23日

眼福

昨日から風邪をひいて体調ワルワル、会社も休んだイ課長。
しかも時差ボケでこんな時間に起きているのである。
もう自分の身体の様子が自分でわからなくなりつつあるぞ(笑)。

今日は欧州出張中に見た名画のハナシ。
欧州の美術館・博物館は「カメラ持っててイイよ」ってところが多い。
だからネフェルティティも写真に撮れたんだけど、でも絵を撮ろうとは思わない。
従って、Webで拾ってきた画像を使わせていただこう。

9月出張ではハンブルクで美術館に行った。
どんな絵があるのか、よく知らないで行ったんだけど
「うわ、コレはココにあったのか」と一番驚いたのはフリードリヒの「氷海」だな。
フリードリヒの代表作。冴え冴えと、ヒエビエとした、実に印象的な絵だよなー。
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ブリュッセルでは王立美術館っていうのに行った。
ここもどんな絵があるのか予備知識ゼロだったんだけど、けっこう知ってるのがある。

うわ、これこれ。
作者も題名も覚えてないけど、この絵はよく本にも引用されてるし、とにかくまぁ
何ともいえず異様〜な絵だから一度見たら忘れないよ。コレはココにあったんだー。
クノップフっていう人が描いた「スフィンクスの愛撫」って絵。ミョ〜な絵だよなーつくづく。
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さらに驚いたのがこれ。ダリの「聖アントワーヌの誘惑」じゃん!
ダリの代表作の一つだよ。これ、ブリュッセルにあったんだー。これはラッキー。
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ミュンヘンには有名な美術館が二つある。
アルテ・ピナコテークとノイエ・ピナコテーク。
ノイエがたぶん19世紀以降かな。アルテの方はそれ以前。
昔の宗教絵画なんて見てもつまんないから、ノイエの方に行った。

クリムトもセザンヌもゴッホも、大御所の名作はごっそりあるんだけど、
イ課長が最も好きだったのはコレ。セガンティーニの絵が一つだけあった。
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いい絵は印刷や画像にするとどうしても実物より劣るけど、
セガンティーニの絵は特にそれが著しい気がする。実物は素晴らしかったよ。
馬の背中の日があたってるところの色のニュアンスなんて近くで見るとすごかった。
日本の、大原美術館にあるセガンティーニも素晴らしいけど、ノイエ・ピナコテークの
コレは彼の作品の中でも屈指の傑作だろうな…題名よく知らないんだが(笑)。

他にも名作・名画はワンサと見てきたけど、「うわ、ココでコレが見られるとわ!」という
オドロキの特に強かったものをいくつかご紹介したのである。

あーあ…まだ風邪治らないけど、今日は会社行かんとなぁ…。
 
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# by tohoiwanya | 2008-10-23 06:06 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2008年 10月 21日

駅前世界遺産

フランクフルトからブリュッセルには鉄道で行った。意外に近いんだよブリュッセルって。

フランクフルトからケルンまでICEで1時間10〜20分、
ケルンからブリュッセルまでだって2時間半弱で行けちゃう。
もちろん、ケルンで乗り換えずにフランクフルトから直通でも行ける。

でもイ課長は乗り換えの方を選んだ。ケルンで1時間くらい時間が空く。
同じ「電車まで少し時間がある」ならフランクフルトよりケルンで時間があった方がいい。
ケルンなら駅の真ん前のケルン大聖堂を見るという楽しみがあるからだ。

去年も見た、この世界遺産の大聖堂。今年もまた来ることになるとはなぁ…。
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昨年の出張以来、「ホンのちょいと教会建築オタク」になったイ課長。
ゴシック建築を代表するケルン大聖堂は外側からだけでももう一度見たかった。
(スーツケースをゴロゴロ引いていたから中に入るのは最初からあきらめてた)

うーむやっぱりスゴいのう。
交差するヨコの廊下…つうか、教会を上から見て十字架の腕にあたる部分のデッパリ。
そこを支える華麗なフライング・バットレス。こうなると構造上の必要性っていうより
素人目にはまったくの建築装飾に見えちゃうよな。
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大聖堂の前に巨大なモニュメントみたいなのがある。
去年見たときも「何だこれ?」と思ってたんだけど、実はコレ、大聖堂のテッペンの
実物大装飾を飾ってるんだってね。
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じゃ、地上の実物大模型と塔のテッペンが一緒に入るアングルで写真撮るか。
手前のコレが、テッペンに載ってるわけだ。落ちてきたら痛そうだ。
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しかしケルン大聖堂ってホントに駅に近い。何度見てもその近さに呆れる。
「世界で一番、街の中心駅に近い世界遺産」なんじゃないんだろうか?
まさに駅前世界遺産。ホームの向こうはすぐ大聖堂だからねぇ。
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…てな感じで、ケルンでチャッチャッと乗り換え時間に写真を撮ってから、
ブリュッセルに向かったイ課長なのであった。
  
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# by tohoiwanya | 2008-10-21 05:18 | 2008.10 欧州出張 | Comments(0)
2008年 10月 20日

慣れる、ということ

ミクシで正解発表したから、もうすべてバラすぞ(笑)。

10月の欧州出張は結局のところ
フランクフルト3泊→ブリュッセル1泊→ミュンヘン2泊という日程だった。
ベルギー1泊をはさんで前後がドイツ滞在っつう形だな。

この日程が決まったときから、すでにイ課長には
「ひょっとすると、自分はそう感じるんじゃないかなぁ?」という予感があったんだけど、
実際に経験してみたら、予想以上に感じた。

ナニを感じたかっていうと、イ課長が「ドイツに慣れた」っていうことを、だ。
特にブリュッセルからミュンヘンに戻ってきたときにそれを強く感じた。

ベルギーはイ課長が生まれて初めて行く国だった。
街の表示もフランス語とオランダ語の併記で、サパーリわかんねぇ。
最初は「戸惑う」なんて通り越して「途方にくれる」に近い状態だったな。

市電の切符ひとつ買うにも、まず自動販売機の使い方にハタと悩む。
散々悩んだ果てにようやく買おうとして…ありゃ?紙幣は使えないの?
ううう…じゃ、どっかで紙幣をくずして小銭をゲットしなきゃ。
市電でグラン・プラスに移動するだけのことが何でこんな大事業なんだよ?(笑)

店員さんから「ムッシュー?」なんて呼びかけられただけで
「うひゃ、さすがフランス語圏!」とか思っちゃうイ課長。(←バカ)
ま、要するにそういう感じで1泊2日、ブリュッセルを歩き回ってたわけヨ。

木曜の遅くにブリュッセルからミュンヘンに空路移動。ミュンヘン空港駅まで歩く。

その辺からもうすでに、ブリュッセルにいた時とは感覚が全然違うのがわかる。
自分の行動に伴う不安感が全くと言っていいくらいない。

下の写真みたいな、電車のドイツ語行き先表示を「ふむ、よしコッチね」と確認し、
はいはい、って感じで自動販売機でキップを買ってる自分がいる。
要するに、ドイツっていう国に慣れたんだよイ課長は。
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海外に行くと最初は戸惑って、だんだん慣れてくるっていうのがいつものことだけど
今回は「最初から慣れてた」って感じがあった。こういうのも初めての経験だ。

まぁ何せ昨年10月からの13ヶ月の間に3回目のドイツ、前回出張からわずかひと月。
慣れというのは恐ろしいもんだ。ドイツ語は相変わらずさっぱりわかんないけど
それでも「ドイツに戻れば安心だ」って感じるモンなんだなー。我ながらビックリ。

ま、ミュンヘンのマリエンプラッツの駅じゃまた迷ったりしたわけだから
慣れたといっても実際には大したことないけど(笑)、感覚的には大変な違い。
「新鮮な緊張感を感じない」ということに、大変な新鮮さを感じたイ課長なのであった。
 
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# by tohoiwanya | 2008-10-20 13:37 | 出張・旅行あれこれ | Comments(0)
2008年 10月 18日

日光浴

まだ一応言わないでおくが、「第二の街」での出来事。
ってことは、昨日の話なわけだが、なんだか遠い昔のことに思える(笑)。

朝からけっこう寒かった。
おまけに小雨模様でますます寒かった。
コートのフードをかぶって歩いてたけど、とにかく寒いもんだから
暖を取るのも兼ねて床屋に入った。
(床屋についてはいずれ詳しく書くっす)

床屋を出たら雨は止んでたけど、首の後ろが涼しくてますます寒くなった(笑)。

あーここで風邪をひくわけにはいかない。まだ日程途中だし。
とりあえず何か食うか。

暖かい料理が食いたかったけど簡単なサンドイッチ屋くらいしかない。
まぁテーブルクロスがかかってるようなレストランに入ろうっていう気分でも
なかったけど、この時は日本の立ち食いソバ屋が恋しかったよ(笑)。

仕方ない。サンドイッチを買い、ついでに缶ビールを買った。
どこかに座るとこはないかと探したら公園があるからそこのベンチに座った。
まださっきの雨が残っててベンチも濡れてるよ…でも仕方ない。
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寒くて、疲れて、なんだかシミジミとわびしかった。
傍から見れば、ショボクレ果てた東洋人が公園のベンチでわびしくサンドイッチを
かじってる姿に見えただろうが、実際、イ課長はその通りだったのだ(笑)。

北杜夫がマンボウ航海でアントワープかどっかの超安宿に泊まったときのことを
「今もあの安宿の壁のシミのひとつひとつまで思い出せるようだ」って後に書いてた。
やっぱり人間ホトホトわびしい状況のときのことってよく覚えるみたいで、
イ課長も寒い思いしながらパン食ったこの公園のことは忘れないだろうなぁ。
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その時だ。
雲の割れ目から日が射し始めるではないか。
「うおお、太陽にあたって暖まろう!」と即座に思って、日向のベンチに移動した。


あーー…救われる。温まる。ひきかかってた風邪が治っていくようだ。あーー。

欧州、それもアルプス以北~北欧のヒトたちは日本人なんかからみるとまるで
「何かに取りつかれたように、必死になって日光浴する」ってよく聞くけど、
その理由がわかった。理屈ではなくカラダでわかった。
カラダがとにかく欲しがるんだよ、日光を。

見知らぬオバサンがイ課長の隣に座る。
バスを待ってんのかな?と思ったらとんでもない。
彼女もイ課長と同じように日光浴したいんだ。目をつぶってジッと座ってる。

異国の地で見知らぬオバサンと二人並んで
ベンチで日光浴したら、さっきまでワビシさの極北にいるようだったイ課長も
少し元気が出たよ。
 
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# by tohoiwanya | 2008-10-18 06:29 | 2008.10 欧州出張 | Comments(0)