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2014年 06月 26日

東南アジア送電設備事情

非喫煙者にとっては何の興味もない海外喫煙事情の話を過去何度が書いたけど、今日はとうとう
ほぼ全ての人にとって何の興味もない送電設備事情ときやがった。でも書きたいから書くのだ。

以前、インドのチャンドニー・チョーク小冒険の記事を書いたとき、インドの下町の送電線のアリサマが
スゴいということを書いた。実際、あの時見た送電線のメチャクチャさ加減ときたら、とてもじゃないけど
まともな保守管理がなされているとは思えない。

だがしかし、これに関してはインドばかりを責められない。
送電線や送電設備の混沌ぶりは東南アジアにおいてもあまり違いはないようなのである。
電線って、ふだん街歩きしてるときはあんまり注目せずに見逃しちゃうけど、フと気づいてみると
ベトナムやタイでも送電線という名前の“黒いスパゲティ”がソコココで盛大にからみあっている。

【バンコク編】
バンコクって今や東南アジア屈指の大都会で街もかなりキレイだけど、電線の様子に注意を向けると
これがどうして、なかなかのヒドさだ。

たとえばこんな風景写真。別に電線の写真を撮るつもりではなかったのだが、改めて見ると
空中にある電線密度はけっこう高い。まぁ日本だって町の空中に電線が縦横無尽に
張り巡らされているという点じゃ五十歩百歩だし、この程度ならどうってことはない。
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しかし1本の電信柱にこれだけムッチャリと電線が密集して絡み合ってるとさすがに驚く。
バンコクを代表する繁華街・スクンビット通り沿いの電柱でもこんな感じなのだ。
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さらに、同じ電柱の上の方にスーッと視線を上げるとこれがまたスゴい。
こんなヤキソバみたいにからみあった電線見て、ドレがドコとつながってるかわかるのか?
もしイ課長がバンコク市内配電網の保守点検担当者だったら、これ見ただけで作業はあきらめるぞ。
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【ハノイ編】
サイゴンに着いた時はベトナム到着早々だったから、町の電線の様子まで見る余裕がなかったけど
ハノイじゃリラックスしてたから、空を見上げて配電網のスゴい状況に驚いたことも何度かあった。
ハノイの旧市街ってねぇ、街路樹が高いし、そこココに鳥カゴが吊るしてあって鳥が鳴いてたりで
頭上を眺めたくなる機会の多い街だったんだよ。

しかし街路樹や鳥カゴならいいんだけどこれが送電線となると・・・うおお・・・なかなかスゴい。
バンコクやニューデリーと十分張り合えるスパゲティ状態ではないか。
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ハノイに電力を供給しているのが何ていう会社か知らないけど、仮にそれを「ハノイ電力」だとしよう。
こういう電柱の配線接続状況をキチンと把握してる設備保守技術者がハノイ電力社内中探しても
一人もいないことは賭けてもいい。配線図?仮にそんなモノがあったとしても、すでに配線図と実態とは
1光年くらいかけ離れた状態になってると思うなーー。
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特にたまげたのはコレだ。商店の入口の軒の上にドカンと巨大変圧器が置かれてる・・というより
この商店自体が一種のミニ変電所として変圧器と一体化している。この店で買物したいと思えば
変電施設の下をモグッていかないといけないのだ。
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よく知らないけど、変圧器って電磁波とか発してるんじゃないの?下で暮らしてるオバちゃんに影響ないの?
しかもこの高さなら、ハシゴを使えば誰でも触れて、イタズラして、破壊できる。ハノイ旧市街一帯を停電させて
混乱に陥れる“停電テロ”なんて簡単だ。ただしテロリスト本人も感電死しそうだが・・。

というわけで、ハノイ旧市街の送電網の状態はまったくもってカオスで、コンフュージョンで、ラビリンスで、
ヤキソバで、スパゲティなのである。いやはや。

もっとも、ハノイの名誉のために言っとくと、ゴミゴミした旧市街じゃなく、ホテルやビジネスビルが建ち並ぶ
新市街(というのかな?あの辺は)になると、スパゲティ状の送電線なんてまるで目にしなくなる。
キチンと整備されたキレイな街並みで電柱らしきものもあまりない。電線地中化してるのかも。
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ご存知のように発展途上国・新興国では盗電という行為がわりとありふれてると言われる。
要するに電気代を払いたくない世帯主がヤミ電気工事屋に頼んで、公共の送電線に勝手に接続して
自分ンとこに電気を引き込んじゃうというアレね。

インドやタイやベトナムの送電線のアリサマを見ると、何年にもわたってそこらじゅうの家が盗電しまくり、
しまくったあげくに、あんなヤキソバ・スパゲティ状態になったのかな?とも思う。

しかし、もしそうならどんなに愚鈍な電力会社だってすぐ気づいて“盗電線”は片っ端からチョン切るだろ。
それをしないでいるということは、あの送電線カオス状態は電力会社管理の下で形成されたことになる。
アレを保守・管理するのぉ~?とても人間業とは思えぬ。インドやタイやベトナムの送電設備保守担当者は
「電気工事業界のブラックジャック」みたいな天才技師が揃ってるのか?

・・・いや待て。

思いついたぞ。電力会社が町の送電線を「ナニがナンだか誰にもわからない」というカオス状態に
しておくことで生じる明白なメリットが一つあるよ。それは

盗電されにくい
ということだ。あのメチャクチャぶりじゃヤミ電気工事屋だって手を出しづらい。

   ・・・・そうなのかなぁ~??

この問題に知見のある方は(多いとは思えないが)、ぜひご教示いただきたいのである。
 

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by tohoiwanya | 2014-06-26 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 06月 06日

ベトナム人たちが座るイス

ひょっとするとアレはベトナムだけじゃなく、ある程度東南アジア全体で使われてるのかもしれん。
なぜならイ課長はその後タイでもアレを一度だけ見かけたからだ。

しかしベトナムでは「一度見かける」どころか、毎日あまりにもたくさんのアレを目にする。
日本人が見れば多くの人は「あらま・・」と思って最初は小さな違和感を覚えるはずだ。しかし
ベトナムでアレがあまりにも普及してるから、違和感もしまいには鈍化・消滅するかもしれない。


何の話かっていうと、ベトナム人たちが座るイスのことだ。

ベトナムって、おそらく一般家庭じゃまだエアコンがほとんど普及してないはずで、
ウチの中にいるより外にいた方がまだしも涼しいんだと思う。だから昼となく夜となく、
路上でメシ食ったり仕事したり談笑してる人たちをよく見かける。彼らは当然イスに座ってる。

そういうイスとしてもっとも普及しているのがプラスチック一体成型の、4本足のヤツなのだ。
ベトナムのイス市場において、このタイプのシェアが圧倒的なのは間違いない。

しかし多くの日本人にとって樹脂製の四本足のイスといやぁ、連想するのは「風呂イス」だ。
日本人が風呂イスのイメージを持つあのイスを、ベトナム人は屋外のそこらじゅうで使ってるわけ。

たとえばこんな感じ。
ごく当たり前に、歩道や路上で風呂イスに座って仕事したり談笑したり。
驚愕の光景というほどじゃないけど、日本人としては当たり前の光景とも言いがたい。小さな違和感。
風呂イスが食卓も兼ねているあたりは違和感もやや増大する。
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こっちのバアちゃん(かどうか、よく見えないが)は小型の風呂イスを商品の置き台にしてる。
右のヤツなんてすさまじく色落ちしてて、ビンテージものの風呂イスだ。長く使ってるんだろう。
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こっちは路上の・・・たぶん自転車修理屋じゃないかと思うんだよね。
客は背もたれ付きのイスに座らせてるけど、自分は風呂イスに座って作業してる。
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こちらも背もたれ付き高級タイプ。これだとさすがに風呂イスという印象はなくなるけど、
見かける頻度としては風呂イスの方が圧倒的に高いのだ。
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とにかくベトナムの路上で見かけるイスといやぁ風呂イス。これは冷厳なる事実なのである。
サイゴンのチョロン地区に行ったときはこんな店も見かけた。プラスチック製イス専門店。
背もたれのある高級タイプから庶民的風呂イスまで幅広い品揃えだ。
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当たり前のことだが風呂イスは普通のイスに比べるとグッと低い。
眺めてるだけなら「ちょっとおかしい」で済むけど、自分が使うとなるとタイヘンなんだよこれ。

え?ベトナムの路上に座ることなんてないから大丈夫?
ところがアータ、ベトナムでは飲食店のイスも風呂イスが当たり前に使われているのだ。

ほら、これは前に載せた写真だけど、メシ屋の客はみんな風呂イスに座ってるでしょ?
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こっちの店も風呂イス。ベトナムのこういう庶民的な店でメシを食おうと思えば、
客である自分も風呂イスに座る可能性が高くなる。
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イ課長も当然「風呂イス地獄」に落とされた。忘れがたいのはこの店だよ。
ハノイの、名称不明の麺を食わせる店。
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いざメシを食おうとして風呂イスに座るとね、もうその低さにガクゼンとする(笑)。
まぁテーブルだってあまり高くないから、それなりにバランスがとれてるとも言えるけどさ。
しかし身体がデカいイ課長にはこれ、大変なんだよ。

あまりの低さに感動し、自分の写真を撮った。ほとんど俗にいう「M字開脚」状態ではないか(笑)
この店では(いずれ詳細は書くと思うけど)、この名称不明の麺がすごく美味しかったことと、
風呂イスが異常に低かったことと、値段をぼったくられたことの3つが忘れられない。
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風呂イスが海外でこういう形で、しかもここまで広く普及しているのを見たのは初めてだ。
日本では風呂イス。ベトナムではオールマイティに近い普及イス。

ひょっとすると、あのイスを見て「風呂イス」というイメージを持つのは日本人だけなのかな?
だとすると、「ベトナム人が町の至るところで風呂イスに座っててオカシい」という印象を
持つことができるのは日本人だけの“特権”といえなくもない。

キミもその“特権行使”のために、ベトナムに行って風呂イス文化を見てこないか?




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by tohoiwanya | 2014-06-06 00:36 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 03月 27日

インド人は借景がお好き?

さて、インドに話を戻そう。
これまで書いたように、イ課長はアグラ城やタージ・マハルをガイドつきツアーで見学してきた。

そのいわば副産物として、ある風習・文化がインドで特に好まれるのではないか?という
疑問を抱くことになった。もし1人だけで行ってれば、こんな疑問を感じる機会はなかったはずで、
インド人のガイドさんと一緒だったからこそ発見できたことなんだよ。


借景:庭園外の山や樹木、竹林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込むことで、
   前景の庭園と背景となる借景とを一体化させてダイナミックな景観を形成する手法
   (Wikipediaより引用)



これを広義で捉えれば、「バックの景色をうまく前景に取り込んで活用すること」といえるよな。
どうもインドでは観光地における記念撮影というありきたりなシチュエーションでこの「借景」が
非常に広く浸透しているのではないか、と推測されるのだ。

インドの借景文化について書く前にひとつ断っておかなければならないことがある。
本日の記事にはイ課長の見苦しいバカ面が複数連続して出てくる。まことに申し訳ないと思う。
ただ、これもインド借景文化を考える上での研究材料と思ってガマンしていただきたいのである。

そもそも記念撮影に際しての、インドの借景文化ってナンなのか?
アグラ城とタージ・マハルには専用ガイドという名の専属カメラマンがついたって書いたじゃん?
彼はイ課長のカメラを使って「ソコに立ってこういうポーズをとれ」だの「手をこうやれ」だの、
要求の多いカメラマンだったが、そういう要求こそインド借景文化の発露に他ならなかったのだ。
ま、とにかく写真をお目にかけよう。


イ課長が最初にアグラ城でやらされた典型的借景はこれ。


 
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・・・なんというバカバカしさ(笑)。
しかしガイドつきツアーでアグラ城に行った人なら、同じ借景で写真撮った人は多いと思うなぁ。

アグラ城でのもう一つの借景定番といえばこれ。


 
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ユーミンに「手のひらの東京タワー」という名曲があるけど、これは「手のひらのタージ・マハル」(笑)。
これまた、アグラ城で同じことやらされた人は多いと思う。インド人ガイドなら必ずこのショットを
撮ろうとするはずで、イ課長についたガイドだけが特殊だったとは考えられない。

アグラ城ではこんな借景ポーズを何度かとらされた。
繰り返すが、イ課長が「こういうポーズで撮って」と頼んだのではない。ガイドが撮りたがったのだ。
要するにインド人のガワに「ここでこういうポーズで写真を撮ってあげればガイジンは絶対喜ぶ」という
認識があるんだよな、明らかに。

こういうインド借景文化が最も炸裂する場所はやはり「世界の観光地タージ・マハル」なのである。
ここでもガイドという名の専属カメラマンがここに立てだの座れだの、いろいろ言ってくるんだけど、
最後に「ベンチに乗ってこういうポーズをとれ」という要求があった。どんなポーズかっていうと・・・



 
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アグラ城と同じじゃねぇか(笑)。インド人、よほどこの「つまみポーズ」が好きとみえる。
現地ガイドと一緒にタージ・マハル観光をした人なら、やはり極めて高い確率でこのポーズを
とらされたんじゃないかなぁ?

これに類した借景で有名なのはピサの斜塔だよな。行ったことないけど。
斜塔のカタムキを支えるようなポーズをしたり、反対に押して傾けてる格好をしてみせたりするアレ。
ああいう「バックの建物を使った借景ポーズ」がインドでは非常に発達?しているようなのだ。

イ課長は海外に一人で行くことが多い。観光でも一人旅するし、出張なら確実に一人だ。
観光地で誰かに写真を撮ってもらうという機会は非常に少ない。だからこんな借景ポーズを
要求されたことも初めてで、ちょっと驚いたんだよ。

だって、さっき言ったピサの斜塔を唯一の例外として、借景ポーズ写真なんて見たことないもん。
もちろんこういう「つまみポーズ」も知らなかった。他の国でこんな風習あるかい?

タージ・マハルみたいに先が尖ったドーム型の建物なんて欧米にいっぱいあるけど、たとえば
ローマのサン・ピエトロ大聖堂やワシントンの国会議事堂で観光客が「つまみポーズ」で写真撮らんだろう?
後者はイ課長も実際に見たことあるけど、そんなポーズで写真撮ってるヤツは一人もいなかったよ。

どうもインド人が特に「借景がお好き」なんじゃないかって気がするんだよなぁ~。
しかし、仮にインド人がことさら借景ポーズを好むとしても、それがなぜか?となると
これを解明するのは難しい。

巨大建造物をつまんだり手の平に載せるってことは、孫悟空に出てくるお釈迦様の手のひらみたいに、
掌それ自体を一つの小宇宙とする仏教観の影響なのだ、というコジツケも不可能ではないだろうが、
こうやって書いててもたぶん違うだろうな、と思う(笑)。

そもそも、インド人がなぜ借景ポーズが好きかという疑問以前に、まず本当にこれがインドで特に
顕著な傾向なのか、実は他の国でもみんなやってることなのかということを検証する必要がある。

イ課長のごく狭い経験では、こういうのをやらされたのはインドだけで、他の国で同じようなことを
やってる人や写真を見たことがない(除・ピサの斜塔)。しかしイ課長が知らないだけで、
実はありふれたことなのか?また、インドの他の観光地ではどうなのか?

これらに関して知見をお持ちの方はぜひご教示いただきたいのである。
 

 
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by tohoiwanya | 2014-03-27 00:22 | 2012.10 インド出張 | Comments(12)
2014年 02月 26日

煙草パッケージ・きもワル写真集

また突然ヘンなこと書きたくなっちゃったから、書かせちくり。
インドネタもちゃんと書きます(←言い訳っぽい)。タージ・マハルも近々たっぷり書きます!
でも今日はヘンな話。ちょっとグロい話でもあるからご注意いただきたい。


ご存知のようにイ課長は現在もタバコを吸う。

海外に行けば、海外でタバコを買うこともある。珍しいから何の気なしにパッケージの写真を撮る。
そういうのがたまると、それはそれでなかなか興味深い研究対象になるんだよ。

これまでの経験では東南アジアが断トツで、それを頂点として
東南アジア>インド>欧州≒日本 という順番になるんじゃないかと思う。

何の順番かって?むろん味や値段じゃない。煙草のパッケージにある警告の強烈さが、だ。

昨今は世界のどこでタバコを買っても「タバコ吸うと肺ガンなるぞ、テメェ」とか
「病気の覚悟した上で吸いな、バカタレ」みたいな、要するに喫煙に伴う健康リスクを説明する文句が
印刷されている。ちなみに、いまイ課長が持ってる日本のタバコに書かれた文句はこうだ。

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。 疫学的な推計によるとウンヌンカンヌン・・・

しかし、これはおそらく世界で最もソフトな部類のワーニングじゃないかと思うんだよ
世界には「それでも吸うんだな?いいんだな?!」「死ぬ気で吸えよおんどりゃ!!」と言わんばかりの、
キョーレツな警告がほどこされた煙草パッケージもあるのだ。

とりあえず「日本並みにユルい」ところからご紹介していこう。まずドイツ。
ひじょうに軽いタバコなので、ドイツに出張するといつもこのR1っていうのを買う。
ドイツ語が読めないけど、警告文冒頭に「ラウヒェン」っていう単語があるから、おそらく日本のタバコと同様に
「喫煙はあなたの健康を害する恐れがあるウンヌン」って書かれてると推測される。
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ポーランドでも同じ銘柄があったから買った。
ポーランド語になるとサッパリわからないけど、まぁドイツ語と同じような意味なんだろうな。
単語が二つしかないから「吸いすぎ 注意」といったシンプルな警告なのかもしれない。
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こういった欧州タバコのパッケージを見ると、おおむね日本と大差ないといえるよね。
そりゃまぁ警告文の「調子の強さ」に違いはあるのかもしれないけど、要するに文章表現上の違いであって
「健康リスクを知らせる文言を煙草のパッケージにいれる」という考え方は日欧とも同じだ。

ところが、これがインドになると「警告度合い」がワンランクアップして、画像が加わってくる。
絵をいれるっていうのは識字率が低い地域もあることを考慮したパッケージデザインなのかもしれない。
「喫煙は殺す」っていう表現もシンプル&ストレートで大変けっこう。
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だが、「禁煙奨励画像」の内容という点じゃ、インドもまだまだユルいのだ。
以前載せたシンガポールのタバコ。あのグロさに比べれば、インドの「肺男」の絵なんて超ソフトコアだぜ。



(前に載せたときも書いたけど、閲覧注意ね)



 

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いやキモチ悪いったらない。
しかしこの程度のグロさでは済まない国もあるんだよ。世界は広い。
インド出張に行くとき、乗り換えで降りたバンコクのスワンナプーム空港の売店で、イ課長は
信じ難いものを見てしまったのだ。

どんなものかといえば、要するにシンガポールのグロ路線を、もっと、もぉーーーっとグロくしたパッケージ。
こんなタバコが普通に売られていることに驚き、思わず写真を撮った。



一応、その写真を掲載する。



しかし、シンガポール以上に閲覧注意。気の弱い人はササーーッとスクロールして
イッキに下にとんでしまうことをお勧めする。










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いやもうビックリした。タイのタバコのパッケージって、ここまでスーパーグロだったのかい!
しかし間違いないんだよ。グロいんだよ。この翌年、イ課長はベトナムとタイを旅した。そして
バンコクのコンビニでこの超グロいパッケージのタバコが当たり前に売られているのを見たのだ。

上の方で 東南アジア>インド>欧州≒日本 と書いた意味がわかったでしょう?
東南アジアの煙草パッケージはかなりグロい。エグい。日本や欧州みたいにヤワな警告文じゃないのだ。
「これでも吸うんやな?!こうなってもええんやな?」というメッセージ性たっぷりのグロさ。
明らかに死体の胸を開いたと思われる画像までパッケージになってるっていうんだから、ぶったまげるぜ。

2012年のインド出張の時、このタイの煙草パッケージをイ課長はタイの空港で見た。だから、翌年の
ベトナム・タイ旅行でも、さすがにタイでは煙草を買いたくなかった(笑)。しかしベトナムはどうだろうか?
ダナン空港で待ってるときに、売店で現地産(と思われる)タバコを一つ買ってみた。

あらまぁ。日本や欧州と同じ、ごく穏当な警告文だけだよ(読めないけど)。
シンガポールやタイと比べてなんという違い。同じ東南アジアでもこれだけ差があるわけだ。
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イ課長の推測ではシンガポールやタイには「タバコ業界」ってものがないんじゃないか?特に国が小さい
シンガポールにタバコメーカーやたばこ栽培農家がないのは間違いない。だから政府としても思いっきり
「それでも吸うか?」路線を突っ走れるんじゃない?仮に、このパッケージのせいでタバコが売れなくなって、
税収が落ちても、喫煙者減少による医療費削減効果の方がメリットは大きいと胸を張って言えるし。

それに対し、ベトナムは日本と同様、自国内に煙草メーカーがあり、たばこ栽培農家もそれなりに
いるんじゃないかと思うんだよなー。国内の特定業界の商品を政府としてアカラサマに買いづらく
させるわけにはいかないのでは?それに「たばこ産業に従事する人民」だけを苦しめるような施策は
社会主義国としてとりづらいって気もするよね。同じ労働者、同じ農民なんだからさ。

大まかに東南アジアが断トツって上の方で書いたけど、仔細に比較すると、煙草パッケージのグロさは
国ごとに大きな差があるようだ。現段階ではタイ>シンガポール>ベトナム≒日本という感じだけど、
ではラオスやカンボジア、ミャンマーあたりの周辺国はどうなのか?これは興味深いテーマだ。
東南アジアと欧州の間にあるインドが、グロさの点でも両者の中間くらいというのも非常に面白い。

今年の海外旅行、また東南アジア行きたいなぁ、なんてバクゼンと考えてるところなんだけど、
もしベトナム&タイ以外の国に行くなら、現地の煙草パッケージ検証は欠かせないな(笑)。




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by tohoiwanya | 2014-02-26 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(10)
2014年 02月 14日

インド コントン トラフィック

さて、長かったポーランド・フィンランド旅行ネタもおおむね書いたし、そろそろ次のネタ在庫、
すなわちインド出張ネタの消化に本格的に注力しよう。もう1年4ヶ月前の話になってるが・・。

今日はインドの道路交通について書く。
どこをとっても混沌としているインド、当然道路交通もまたコントンとしているのである。
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インドの道路交通に混沌をもたらす要因、現地で感じたのは主に下記の3点だ。
この3点はそれぞれにからみあってインドの道路交通を混沌へ、そしてさらなるカオスへと導く。

①道路を通行しているモノの種類がやたら多く、その速度がバラバラ
②一応車線区分はあるけど、ほとんど守られていない
③とにっかくまぁみんなよくクラクションを鳴らす

まず①だ。これはスゴかったよ。十分事前に予想してたとはいえ、やっぱりスゴかった。
大型トラック、乗用車、オートリクシャー、バイク、自転車、荷車、馬車、歩行者、ウシ等々のモノモノが
混在してるからね。しかもそれが都市部の狭い道じゃない。本来は自動車専用道路じゃねぇのか?と
思うような片道3者線くらいある幹線道路で、だ。

①の結果として②が生じる。
車のドライバーは自分の前を走る様々な「遅いもの」を次々と追い抜いていくという作業が常に求められる。
渋滞じゃムリだけど、道路が空いてりゃ必然的にそうなる。インドのすいた道路を快調に走るということは
前方にある「遅いもの」を追い抜き・追い越し続けることとほぼイコールと言っていい。

次々と前の物体を右に左にと避けながら追い抜くとなれば、車線の持つ意味はあまりない。
むしろ最初から車線区分をまたいで走ってる方が「左右に動きやすい」状態ともいえるわけで、実際そうやって
走るドライバーも少なくなかった。みんがそんな調子で走ってりゃ、混沌とするのも当然だよな。

さて、問題は③だ。これは②の問題と深くつながっている。
要するに②の追い抜きのときに「オラ、今からお前のこと抜くから、抜き終わるまでフラフラすんな」って
前を走る「遅いもの」に注意してるんだよね。上でもいったように、そういう追い抜きの場面はしょっちゅう
あるわけだから、結果的にクラクションもしょっちゅう鳴らすことになる。

なにせインドの道路を走る「遅い人たち」の「後方確認してなさかげん」ってスゴいからね。
自転車や荷車はしょうがないとして、バイクですらバックミラーがない場合が多いからあぶなっかしい。
たとえば下の写真、おっちゃんの乗ってるバイクにバックミラーないでしょ?こんなのザラ。
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こんな風にバックミラーをわざわざ内側に折り曲げてるバイクもよく見かけた。
これ、おそらく渋滞時にすり抜けしやすいようにってことのはずで、何のためのバックミラーなんだか・・。
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総じて、インドのバイクでまともにバックミラーを左右に広げて走ってるのは半分くらいじゃないかなぁ?
むかし250ccバイクに乗ってたイ課長の感覚としては信じられん・・っつうか、おっかないよ。
道はデコボコもある。道路のヘコんだところをよけようとして、ひょいと左右にハンドル切ることだってあるだろ。
それを後方確認なしでやるなんて、あっぶねーよなー。

こういう「後ろを見てない(かもしれない)連中」が前をチンタラ走ってるわけだから、車のガワにすれば
「おらおら、今からオマエのこと抜くぞ」ってクラクション鳴らして注意する必要があるわけだ。

クラクションに関してはもう一つ奇怪なものを見かけた。それはトラックの荷台のケツの部分だ。
ここに「ホーンを鳴らせ」って書いてあるトラックがもンのすごく多いんだよ。

ほら、BLOW HORN って書いてあるでしょ?
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こっちも。
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こっちは「ホーンお願い」ときたもんだ。
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こっちもお願いプリーズ型。これ、アグラ往復の間の車中から撮った写真なんだけど、とにかくもう
ほとんどのトラックにはケツの部分にコレが書いてあるんだよ。ここまであちこちで懇願されりゃ、
後続車がトラックを追い抜くときは。そりゃ絶対クラクション鳴らすよな。
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デリーからアグラまで、タージ・マハルを見にいくとしたら、車か鉄道か、そのどちらかになる。
イ課長としては当初、鉄道にかなり心ひかれたんだけど、デリーに早く戻ってくることを優先して車にした。
車だと片道4時間くらいかかる(鉄道でも同じくらいかかるけどね)。

最初は片道4時間も乗るのかよ~と思ったけど、混沌の道路事情・運転事情を眺めたり、
トラックの尻の写真撮ったりして、意外と退屈しなかった。
もっとも、デリーに戻ってきた時は「面白かったなぁ」ではなく、あの混沌とした道路を往復8時間走って
「事故に遭遇しなくて良かったなぁ」だったけどね。


 

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by tohoiwanya | 2014-02-14 00:56 | 2012.10 インド出張 | Comments(2)
2013年 12月 04日

海外のタカリとコジキに関する考察

例によって、衝動的にヘンなテーマで書きたくなったから書く。

日本ではメッキリ減ったが、海外では時々コジキを見かける。さらにタカリも寄ってくる。
タカリとコジキっていうのは、いわば世界の物乞い業界(つまり犯罪とは違う業界)における
2大ビジネスモデルといえる。しかし、イ課長の狭い経験の範囲で思い返してみると、この
二つのビジネスモデルには意外と地域差があるような気がするんだよ。

まずコジキとタカリの定義を明確にしておこう。
「コジキはジッとして動かない」「タカリは相手に自ら寄って行く」という点が重要な違いだ。
コジキは定置型物乞いで、タカリは移動型物乞い。コジキは受動的でタカリは能動的。もちろん
スリやカッパライも自分から相手に寄っていくが、そういう純粋犯罪は本日の考察の対象外。

さてだ。
イメージ的にコジキやタカリが多そうなインドや東南アジアあたりから検討してみよう。
イ課長の経験だとアジア、特に東南アジアのタカリ・コジキにはある特徴があるように思う。
それは大人と子供の分業制というシステムだ

①大人はジッと座ってコジキをする。
②子供は渋滞で停車中の車などに積極的に寄ってって、タカる。

昔行ったマニラなんかではタクシーに乗った外人(つまりイ課長)めがけて、小さな子がワンサと
寄ってきて、窓ガラスに手をべったりくっつけておねだりしてた。でも、大人からそういうことを
されたことは一度もない。大人はみんなジッと座ってコジキをしてる。

しかも、インドではそのコジキ自体も意外なほど少なかったと思うんだよな。
「コジキ都市」として有名なカルカッタなんかだと事情は違うのかもしれないけど、少なくとも
デリーやムンバイじゃコジキって見かけなかったし、子供のタカリも目立たなかったなぁ。
出張で動いた範囲(ま、ごく限られてるが)に関して言えば、インドは意外にも健全だったよ。
(下の写真はインドの街角)
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一方、ヨーロッパじゃタカリもコジキも主に大人の仕事だ。
90年代にトホ妻と行ったスペインじゃ、バルの中にタカリが入ってきて商売?するんで驚いた。
店の人も追い出そうとしなかったから、おそらく各タカリごとに「縄張りバル」が決まってるんだろう。
相手が大人だとこっちも冷たい。「にほんごでいってください」と日本語で応戦して撃退した。

欧州の観光地じゃ寄付を装ったタカリもすごく多いし、何だかよくわからずペラペラと愛想よく
金をくださいと言ってくる大学生みたいなのもいた。もちろん「小銭くれませんか~?」的な、
タカリの王道をいくような方々も多い。大人がやるせいか、欧州はタカリの数も種類も多いんだよ。
(下の写真はブリュッセルの街角)
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アメリカでは見るからにホームレスっぽい大人の(年配者も多い)コジキをけっこう見かけたな。
なにもしゃべらず、コップの中の小銭を振って音で「カネくれ」と催促してたりする人が多かった。
昔(80年代)にはNYのマクドナルドの中を巡回するタカリなんかもいたけど、今でもいるのかな?
でも米国でも子供のタカリやコジキっていうのはいなかったね。この点は欧米共通の傾向。

つまり欧米においては「物乞いは大人の仕事」で、タカリもコジキも大人がやる。特に欧州のタカリは
いろんな大人たちがいろんな“業態”を開発して、しのぎを削ってるようにみえる。一方アジアじゃ、
さっきも言ったように「コジキは大人、タカリは子供」っていう分業制が発達してるように見える。

この違いって、なぜ生じたんだろう?(時々、こういうバカなことを考えるんだよ、イ課長は)

思うに、アジアの物乞いは“かわいそう”って思わせて、同情をひくことが重要なんだろうな。
イ課長も同じアジア人であり、その自分自身を省みてもそう思うんだよ。

貧しい子供って、その存在自体が同情を誘いやすいじゃん?
それを最大限利用して積極的にタカリにいく。ジッとしてるより能動的ビジネス展開が有効なんだよ。
一方、大人が車の窓たたいて金せびったって相手は同情してくれないから、彼らは「かわいそう感」を
アピールできるもの(障害のある体、やせた赤ん坊等々)を前面に出してコジキをした方が効果的。

一方欧米、特に欧州の物乞い業界では何らかのロジックで相手を説得?することが重要っぽい。
たとえば、欧州のタカリは「黙ってネダる」ってことは絶対ない。アナタが私にお金をくれるべき理由を
必ず口頭で“プレゼン”してくる。コジキは黙ってジッとしてるけど、それでも立て看板なんかで
「コジキの主旨説明」してるコジキってけっこういたよ(読めないけど)。

そう考えると欧州に子供の物乞いがいないのも納得出来るよな。
子供に「タカリやコジキの主旨説明」しろっつうたって、無理だ。そういうのは最低でもハイティーン
くらいの年齢にならないと(さっきも言ったように、大学生くらいの年齢のタカリなら欧州は多い)。

結論:同じ物乞い業界でも、アジアは情緒で、欧州は論理で、それぞれ“武装”する必要がある。
   子供の果たす役割に地域差があるのも、この武装すべきモノの違いから生じたものである。



フと思いついたわりには、ちょいとばかり説得力のある仮説だと思わんか?(笑)

 

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by tohoiwanya | 2013-12-04 12:11 | 出張・旅行あれこれ | Comments(11)
2013年 10月 16日

ベトナムという国は女が支える

みなさん、台風は大丈夫でしたか?
電車が停まったから、イ課長は午前中のんびりして昼に出社してきたのである。

さて、今日はベトナムの話を書く。
「古いネタから先に消化する」というのを原則として書いてるけど、この調子だとベトナムネタに到達するのは
確実に来年だ(笑)。時々、少しずつベトナムネタをはさんでいこう。

ベトナムはとにかく楽しかったから、書きたいこともヤマのようにあるけど、今日はやはり偉大なるベトナムの
女性たちに敬意を表して、そのことについて書きたい。ベトナムの女性は偉大なのである。

近藤紘一さんという人をご存知だろうか?
元新聞記者で、「サイゴンから来た妻と娘」「サイゴンのいちばん長い日」とか、ベトナム関係の著作が多い。
最初に結婚した日本人の奥さんを亡くし、ベトナム戦争取材でサイゴン赴任中にベトナム人のバツイチ女性と
知り合って再婚した。近藤さんご自身は残念ながら40代の若さで亡くなられたんだけど、彼の著作は
未だにロングセラーになっててファンも多い。イ課長も読んだ。

近藤さんの本を読むと、ベトナムにおいていかに女性が強いかということがよくわかる。
庶民レベルじゃ女が一家を養うなんていう状況は全然珍しくなくて、とにかく女が働く、稼ぐ、養う。
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というようなことは近藤さんの本で知識としては持っていた。しか、近藤さんがベトナム人の奥さんと再婚し、
暮らした時期はベトナム戦争末期からその後の混乱期。まぁ一種の「特殊な時期」であって、新興国として
経済発展著しい今のベトナムじゃ、さすがに事情も変わってるんじゃないかと思ってた。

しかし、実際にベトナムを見た印象としては全然変わってないだ、これが。
市場でも飲食店でも物販点でも露店でも行商でも、とにかく「商売してる」のはことごとく女性ばっかり。
これにはちょっと驚いた。どこ行っても働いているのは女性なのだ。

暑いベトナムで、天秤棒かついて行商するなんて大変な商売だと思うよ?しかも、こう言っちゃナンだが
一日の稼ぎなんてタカが知れてるだろう。そういうのも全部女性がやってる。頭が下がるよホント。
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じゃ一体ヤロウどもは何やってんのかっていうと、これがまたしょうもないんだよねぇ。
街中で最もよく目にする「男の労働姿」って、街中にバイクや足コギ人力車を停め、自分はそのシートに座って
ガイジン観光客なんかにダルそうに「乗らな~い?」て感じで声をかける姿だよ。何だかなぁ〜・・・。
落語に出て来る江戸時代の駕篭屋と大差ねぇじゃねぇか。カミさんが汗水たらして天秤棒かついて行商して
いるんだぞ?亭主ももうちょっと何とかしたらドウなのだ?

とにかく「店を持って商売してる」というような、腰の据わった、実のある商売はほとんど女性がやってる。
ヤロウどもは失礼ながら「引っ掛けシゴト」中心って感じで、ベトナム女性の偉大さばかりが目立つ。
少なくともベトナムの流通・サービス産業の大半は女性で支えられてると言っていいんじゃないか?
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まぁね、そりゃもちろんオフィスビルの中とかお役所の中なら忙しく働く男性もたくさんいるんだろう。
政治、行政、軍なんていう世界はやはり男性層が支配しているはずだ。
しかしガイジンが普通に街歩き&観光してれば、そんな人たちとは会わないわけで、接する相手は
どうしたってメシ屋や物販店等々の人たちだ。そういう“現場レベル”はことごとく女性が仕切ってる。
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イ課長がベトナムで最も驚いたのはゴミ収集作業だよ。なんとこれも女性がやってるのだ。
ホイアンでゴミ収集車(荷車だが)をオバさんがひいてるのを見た時はびっくりした。
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こういうのはホイアンという田舎だからであって、都市部じゃさすがに男がやってるだろうって?とんでもない。
ハノイでもゴミ収集は女性の仕事なのだ。やっぱり荷車をひいて、「ゴミ収集が来たよーー」っていう合図の
鐘を鳴らしながら夜のハノイを黙々とゴミ収集してる。

海外でゴミ収集の様子を目にしたことはあるけど、例外なく男がやってた。
しかしベトナムでは女性がやるのだ。女が働き、稼ぎ、養う。いやもう感動したよ、イ課長は。
本当に頭が下がる。ベトナム女性、偉大です。働くベトナム女性はみんな美しいです。
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ただし、これだけたくましいだけに、ベトナム女性は気も強い。一家を養う女性であれば、
彼女が「一家の長」として一番権力を持つのもまた当然のことだ。
たとえばダンナの浮気がバレた、なんて時のベトナム女性の怒りっぷり&容赦ない復讐もまた
ものすごく“偉大”なものらしいけど、残念?ながらそういう現場は見ることがなかった(笑)。

上で書いたハノイのゴミ収集オバさんが鳴らす鐘。
これ、正確には金属で出来たワッカ状の棒を片手に持って、別の金属製の棒で叩くというもので、
カンカンカンカン・・・というすごく目立つ(というか、耳立つ)音がする。この音を聞くと、ハノイの主婦たちは
「あ、ゴミ出さなきゃ」と思ってこんな風にポリ袋に入れてゴミを歩道に出すわけだ。これを集めて周る。
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ハノイのホテルにいる時、時々この音が外から聞こえて「何の音かなぁ?」と思ってたんだよね。
イ課長がガキの頃はよく焼き芋屋さんがカランカランと鐘を鳴らしながら町を歩いていたもんだったが、
今や東京じゃそんな姿はついぞ見なくなった。カンカンカン・・・と合図の音を鳴らしながらゴミ収集に
励むハノイの偉大なるおばちゃんたちの姿は将来も残るのかなぁ?あの音がちょっと懐かしい。
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とにかく、ベトナム女性がタフな働き者であるという点についてはイ課長、ホトホト感じ入った。
時に缶ビール代を高くボッタクラれたとしても、彼女たちが養ってる子供たちのこととか想像すれば、
まぁここはひとつ、気がつかなかったフリして払っちまおうじゃねぇかっていう気になったよ。
こう見えてイ課長もけっこう義理人情に弱いオッサンなのだ(笑)。

ベトナム女性の偉大さに関してはもうちょっと書きたいので、次回更新も関連ネタでいく予定ざます。


 
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by tohoiwanya | 2013-10-16 13:13 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2013年 09月 11日

ムンバイのアンビリーバボーな交通機関

クラクフのダーク観光が一段落したところで、例によって、他の国の話題をちょいとはさむ。
気分を変えるためにハデな?話題にしよう。インドの、ムンバイの話だ。

インド屈指の人口規模と経済規模を誇るムンバイ。
ムンバイって、街の形がちょっと特殊で、海に突き出した半島の先端部分に市街地がある。
Google Mapで見るとこんな感じで、半島の先ッちょ、「フォート」って地名のあるあたりが街の中心。
だから朝夕の通勤・通学ラッシュも普通の街とはちょっと構造が異なる。
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これがデリーであれば通勤・通学ラッシュは「四方八方からデリーに集まる」って感じになるはずだけど
こういう特殊な地理条件だと通勤・通学の流れも偏る。要するに朝は“太い”北の内陸部から“細い”
南の先端部に人が集まり、夕方はその逆っていう流れになる。特に問題は朝だ。細い先端部に
北から一斉にドシャーッと人や車が集まるとなれば、「すごく混む」ってのは直感的にわかる。

ムンバイの人口はすごい勢いで増えてるらしいけど、細い先端部は土地も少ないし、土地代も高いから
人口が増えるエリアも北の「太い方」ってことになる。そうなれば必然的に南北移動を必要とする
人間の数はますます増えていくわけだ。事態は悪化する一方。

南北を貫く道路や鉄道路線は限られ、新たに作る余地は少ない。何せ先端部は細くて、土地ないし。
インフラは増えず、利用者だけが増えていくというオソロシい状態がずーーっと続き、続きすぎた結果、
ムンバイにおける朝夕のラッシュは道路も鉄道もタイヘンなことになっちまった。
もはやアンビリーバボーなレベルと言っていいのだが、まぁ順を追ってご紹介していこう。
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まず道路交通機関から。ムンバイの道路、朝夕の渋滞はすごかった。
タクシーはこんな感じで黒と黄色のツートンカラー、車体はおおむねボロい。冷房もないはずで、
年がら年中渋滞のムンバイじゃ、あまり快適な交通機関とはいえないんじゃないかなぁ?
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ムンバイにはオートリクシャーもワンサといる。デリーと違って車体カラーはやはり黒と黄色だ。
こちらは四輪タクシーより多少小回りは利くだろうけど、渋滞になりゃどうしようもない点じゃ同じ。
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結局、自分でバイクを運転するというのが、渋滞もスリ抜けられて一番早いかもしれないのである。
バイクの数は多かったよ。ノーヘルの人もかなり多かったが(笑)。でも自転車はまったく見なかったな。
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公共交通機関としてはまずバスがある。
ボディはハデな赤とか薄紫ってのが多かったな。旧英国植民地の伝統を引き継いでか、2階建てバスが
走ってるのを見たときはちょっとびっくりした。ただし車体はやはり手ひどくボロい。べこべこやん。
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え?これまでのところはちっとも信じ難くない?ごく普通の交通機関だろうって?まぁ待ちたまえ。
これから書くムンバイ近郊鉄道のアリサマを知れば、あなたもアンビリーバボーだと思うだろう。

デリーと違って地下鉄のないムンバイ。鉄道通勤しようと思えば昔からある近郊鉄道に乗るしかない。
ところがその混みっぷりがもう表現する言葉もなくいくらい・・・まずこの動画でも見て驚いてほしい。

         

ムンバイの電車通勤はまさに修羅場。命がけ。あまりの混みように、2008年は死者数が17人。
この17人っていうのが一日あたりの平均死者数だっつうんだから、驚きすぎて腰が抜ける。
年間だと6000人以上の死者。開いた口がふさがらん。ナンなのだこの数字は?!ここはムンバイだろ?
アウシュビッツじゃないはずだぞ?!(データ出所はAFP通信だから、いいかげんなものではないはずだ)。

もっとも、死者で圧倒的に多いのは線路を歩いてた人たちで、「乗ってて死んだ」ってケースに限れば
もっと少ないはず。しかし乗ってる時でも、開きっぱなしのドア(!)から転落とか、車両の外側に
しがみついてて滑落とか、屋根に乗ってて架線に触れて感電とか・・死ぬ理由は色々あるらしいんだよ。
「ムンバイ近郊鉄道」で画像検索すると気が遠くなるような画像がいっぱい出てくる。いくつか拝借しよう。
(拝借写真その1↓)
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かくのごとくアンビリーバボーなムンバイ近郊鉄道。このことを知った時、イ課長は恐れおののくと同時に、
ムショーに乗ってみたくなった(笑)。平日の朝夕に乗るのは自殺行為だろうが、日曜なら空いてるはず。
ムンバイ到着はちょうど日曜だから、ホテルに一番近い駅(それでもちょっと遠いが)から乗ってみようか・・・。
ところがムンバイに到着したその日の午後はドシャ降りの夕立で、結局あきらめたんだけどね。
(拝借写真その2↓)
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その後、ムンバイ滞在中は残念ながら近郊鉄道の写真を撮るチャンスすらなかった。
ただ、走ってるところは車から何度か見たよ。メチャ混みってほどの時間帯じゃなかったけど、それでも
走行中ドアは開けっ放し。暑い上に車内冷房がないから、そもそも走行中に車両の扉を閉めるという
習慣自体がないらしい。むしろ、好んでドアから身体を出してる様子すらあったぞ。たぶん風があたって
涼しいからだと思うけど、それにしたって・・・。
(拝借写真その3↓)
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でも乗ってみたいなー。
イ課長は海外に行くと「マイルド鉄っちゃん」になるから、駅とか鉄道とかって、基本的に好きなんだよ。
こないだ、タイでも相当ボロいローカル電車に乗ったけど、ああいうのってメチャ面白いんだよなー。
またムンバイに行く機会があれば、このアンビリーバボーな近郊鉄道を一度体験してみたい。

しかし平日の朝は絶対乗れないよ。イ課長だって死ぬのはコワい。彼らはコワくないのか?
このアンビリーバボー列車に乗って毎日電車通勤してるムンバイっ子たちの「死生観」って、
東京の通勤ラッシュしか知らないイ課長のソレとは、たぶん根本的に違うんだろうなぁ・・・。

 

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by tohoiwanya | 2013-09-11 00:02 | 2012.10 インド出張 | Comments(4)
2013年 07月 26日

バンコク・ウォシュレット事情

もうここまできたんだ、トイレネタをとことん続けてくれようじゃねぇか(笑)。
今日は別に壮大な実験を伴うようなものではなく、小ネタだが。

前回前々回、高圧放水シャワーが“可動式ウォシュレット”なのかどうかについて書いた。
さて、では皆様はこれまで海外で日本と同じような“定置式”ウォシュレットを見たことがある?

海外で使うトイレつうたら、まず筆頭にあがるのは「ホテルのトイレ」なわけだけど
定置式ウォシュレット導入ホテルなんて、少なくともイ課長が泊まる程度グレードのホテルじゃ
絶無にして皆無。まっっっったく見たことがない。
ホテル以外で、レストランとか、美術館とか、デパートとかのトイレを使うことだってもちろんある。
でも、海外のそんな施設でもウォシュレット設置例なんて、これまた絶無にして皆無だ。

イ課長の場合、出張にいけば「訪問先の会社のトイレ」を借りることも時々あるわけだけど、それでも
ウォシュレットが置かれたトイレなんて一度も経験がない。オフィスでも普及してないのだ。
ちなみに、イ課長の勤務先のトイレにはウォシュレットがある。

要するに、ウォシュレットってまだまだ「日本だけのもの」なんだよね。
未だに「日本でウォシュレットを初体験したガイジンの反応」っていうのがネタになるくらいだから、
海外でウォシュレットなんて、現地在住日本人宅とかでもない限り、ほぼ「ない」と考えるべきだろう。

・・・と、イ課長は思っていた。
しかし、そんなイ課長もついに「定置式ウォシュレット海外進出」の現実を目の当たりにする日がきた。

発見した場所はタイのバンコク。ついこないだの話。
最終日にホテルをチェックアウトし、バンコクの街を観光してたらトイレに行きたくなった。

ううう・・・どこかそこら辺でトイレを借りなきゃいかんが、ホレ、やっぱ惰弱なる日本人としては
なるべく安全でキレイそうなトイレを探したくなるのが人情じゃん?

ファーストフード店のトイレならまぁ大丈夫かな、と思いながら歩いてたら、目の前に
すっごくデカくて、キレイなショッピングモールがあった。よし、ここで借りるか。

入口で制服を着たドアマンがちゃんとドアをあけてくれる。すごい高級モールだよ。
こういう施設にとって日本人観光客は上客なんだろう。そういう所に、ただトイレを借りたいという
理由だけで入店するのはちょっと気がひけるが、そんなことも言っておれん。
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ほどなくトイレを発見した。コンパートメントに入ると、普段あまりにもよく見慣れた便器があるから、
最初は気に留めなかったんだけど、その表示がタイ語であるのに気づいてハッとした。

おお何と。イ課長にとって、海外で初めてウォシュレットに遭遇した記念すべき瞬間だ。
うーむ、いまやバンコクの高級ショッピングモールじゃ、ウォシュレットが導入されているのか。
前回記事で、タイのホテルには高圧洗浄シャワーがなかったって書いたけど、その代わり?に
こうして日本と全く同じ定置式ウォシュレットが、一部とはいえ普及し始めてるわけだ。
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便器のワキにある洗浄ボタンとか、水を止めるボタンの表示も当然のことながら全部タイ語。
面白いんだけど、表示が小さいから写真が撮りづらいなぁと思っていたら・・・

目の前のドアに「ウォシュレットの使い方」がタイ語でデカデカと説明されているではないか。
タイの人にとっちゃ、定置式ウォシュレットってものすごく珍しいはずで、どうやって使用するのかを
大きく説明するのは親切だよな。しかしタイ語って、一文字も読めないけど、ビジュアル的には
つくづく面白い文字だ。
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おかげさまで、自宅にいる時のようにスッキリ、トイレを水びたしにすることもなく(笑)洗浄できました。
バンコクの高級ショッピングモール・TERMINAL 21、どうもありがとう。
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日本でウォシュレット慣れした人は、海外のトイレで「イマイチ感」を味わうことが少なくない。
イ課長だって、けっこうウォシュレット慣れしてるから、海外ではどうしてもイマイチ感が拭えない。
その挙げ句、5〜6年前頃から、イ課長は海外のホテルのトイレでは、横にある流しに水を細く流して
先にトイレットペーパーをちょっと濡らしておくという秘法を編みだすに至った(笑)。

しかし、バンコクのスクンビットだったらもう大丈夫ですよ。スカイトレインのAsok駅から直結した
高級ショッピングモール、TERMINAL 21なら日本と同じようなウォシュレットがあります。
スクンビット通りをショッピング中などに急を要する事態になったら、ここに駆け込みましょう(笑)。


常に旅行者に役立つ情報をご提供し続ける、イ課長ブログなのである。


 
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by tohoiwanya | 2013-07-26 11:19 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(8)
2013年 07月 24日

海外トイレのナゾ その2

続きものにしちまったから、また二日連続で粛々と更新するのである。

とにかくだ。まず「ホイアンの実験」を始めよう。
イ課長は全裸でトイレに入り、用を済ませ、ウォシュレットとは若干順序が異なるが、
まずトイレットペーパーで拭き、その後の“仕上げ”として放水シャワーを試してみることにした。
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放水を開始してから自分の尻に持っていこうとすれば、その間に大量の水が飛び散る。
先に狙いを定めておいて、よしと思ったところでノズルを押し、いきなり尻で水を受け止めるしかない。
しかし自分の尻は見えないわけだから、位置決めがラフなのは致し方ないところ。
まぁいい。この辺だろ。えいやっとノズルを押して放水開始。

ぎゃーーーーー。予想通り、高圧放水は激しく跳ね返り飛び散り、アッという間に周囲はビショビショ。
狙いを“補正”しても、何しろ尻は球形。ちょっとズラしただけで水の跳ね返り角度も変わって始末におえん。
この高圧放水シャワーを使って、水の飛散を防ぎつつ、尻を洗浄するなんて到底不可能だろー。
「トイレを水びたしにする」という実験結果が出るのは確実、というか、今まさに結果が出てる最中だ(笑)。

水圧がすごいから、シャワーを持ってる手にも圧力の反動が伝わってくる。すごいな。
うっかりシャワーの狙いが尻からはずれると、高圧放水は壁の高いところまでビシャーッと濡らしちまう。
手元が狂えば天井まで届くだろう。いくらトイレびしょびしょとはいえこれはひどい。実験中止、中止。

はぁはぁ・・・まさにトイレで水遊びをした後のような状況ではないか。
棚の上の予備トイレットペーパーにも放水がかかって濡れちまった(下の写真は濡れる前のもの)。
いやしかしこれでハッキリした。不慣れな者が衣服を着たまま、この高圧洗浄シャワーを使おうものなら、
衣服もトイレも、ビショビショになることは絶対に間違いない。全裸で実験したのは正解だったのである(笑)。
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さてだ。話はこれで終りではない。

ベトナムで泊まった3つのホテルには全部、この尻洗浄用高圧シャワーがついていた。
ところがバンコクのホテルにはなかったんだよ(下写真参照)。「ありゃ?タイにはシャワー、ないんだ」と思った。
まぁなくても不満はない。よほど慣れない限り、あの高圧シャワーを尻洗浄に使えないことは「ホイアンの実験」からも
明らかだし、そもそもイ課長にとっちゃ「高圧シャワーなんて存在しないトイレ」の方が普通なんだし。
しかし、国によって高圧シャワーの普及度って差が大きいんだなぁ。インドとベトナムは明らかに普及率が高い。
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あの高圧放水シャワー、「尻洗浄用」ではなく「トイレの汚れ落とし用」なのかも?っていうのは確かに考えた。
要するに、日本のトイレの横によくあるブラシの代わりに、高圧水で汚れを落とすためのモノ。

それなら跳ね返りで水びたしという大惨事も起きないし、水があれだけ超高圧である理由にもなる。
それに、ベトナムやインドじゃ高圧放水シャワーはよく見かけたけど、トイレブラシなんてものは全く見なかった。
あれがトイレブラシ代わりだとすれば、バカ丸出しのイ課長はトイレ汚れ落とし用の高圧水を自分の尻にあてて
ヒャーヒャー大騒ぎするという愚かな茶番劇を演じたことになる。

いやしかし、「ベトナムのトイレ」や「インドのトイレ」で検索してみると、高圧放水シャワーの話は出て来る。
「ピストル式ウォシュレット」なんて言い方もあるくらいだから、やはりアレは尻洗浄用なんだろう。
インド人やベトナム人はホントにみんなアレ使ってるの?洋服着たままじゃ使えないと思うんだけどなぁ。
彼らはあの高圧放水シャワーを、水を飛び散らすことなく使う秘法を持っているのか?たとえば便座に座ったまま、
前側からヤレば、少なくともトイレ中びしょびしょという事態は避けられるはずだ。そうなのか?

疑問は続く。イ課長がこのトイレシャワーを最初に見たのはヘルシンキのバンター空港だ。
まさかフィンランドのトイレがインドやベトナムと同じように「以前は手桶水+手洗浄」だったとは思えない。
イ課長が近年使った海外のトイレっていうと、出張先の関係上、ヨーロッパのホテルのトイレが圧倒的に多いけど、
ドイツやフランスあたりのホテルで、日本と同じトイレブラシを見かけた記憶がある。だからフィンランドの場合も
あのシャワーは「トイレブラシの代わり説」が妥当な推測だと思うんだよね。

一方、インドやベトナムの場合は、総合的に考えても、前回記事に寄せられたコメントから推測しても
「尻洗浄用+トイレ掃除用」というあたりがこれまた妥当な結論だろうと思うのだ。

しかしこの高圧洗浄シャワー。
日本にはほとんどないよね。シンガポールにもなかったと思う。しかしインドやベトナムでは普通。
それがタイでは(少なくともイ課長の投宿先では)やっぱり見ない。東〜東南アジアの中でも普及状況は
国によってかなり差があると思われる。

トイレ高圧洗浄シャワーの国別設置率は世界レベルで比較するとどういう感じなのか?
さらに、「尻洗浄」と「トイレ汚れ落とし」という二つの設置目的のウェイトは各国ごとにどう違うのか?

もし、このテーマを自分の論文のテーマにしたいという研究者の方がいたら(どんな研究者だ?)
イ課長は喜んで、このテーマを進呈したいと思うのである。
 

  
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by tohoiwanya | 2013-07-24 00:09 | 出張・旅行あれこれ | Comments(12)