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2017年 10月 23日

ヤンゴンは実に不思議な町だった5

すでに何度も書いたように、外国人であるということだけでイ課長はヤンゴンで目立ったはず。
ヤンゴンで「トモダチ電波」が行き交うのも、結局は外国人の“希少性”が高く、現地の人が
イ課長を見て「あ、ガイジンだ」と注目することが大きな要因になっているのは間違いない。

しかし、だからってガイジンらしさを消すのはムリだ(笑)。
ヤンゴンの町は物珍しいし、ほう・・と思う風景があれば外人観光客丸出しで写真撮るさ。
すると突然そこにいたオッサンが「撮って!撮って!撮って!」と寄ってきた。

な、ナンですかアナタ。
手に新聞のカケラ?を貼り重ねたようなもの持ってるけど、新聞売りなのか?
インド人街だからか、顔立ちもインド風のおっちゃんだ。
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手に持った新聞?を指して「コレも一緒に写してくれ」って言ってたから、政治運動でもしてたのか?
撮ってモニターを見せると大喜び。で、握手して別れた。現地の人とのちょっとした触れ合いってやつ。
ヤンゴンはこの触れ合いがやけに多いから楽しい。
 
だがしかし・・・この後の展開はもう予想がつくよね?(笑)
何せ「再会する町・ヤンゴン」だから、このオッサンともこれっきりではなかったのだ。
しばらくブラブラしてたらまた「撮って!撮って!撮って!」と同じオジサンが寄って来た。
うわぁそうか、さっきと同じトコをまた通ってたんだ、オレ。

何で二度も写真に撮ってもらいたがるのかよくわからない。
撮った時は気がつかなかったけど、写真見るとさっきとは手に持つ新聞の紙面が違ってるね。
何やってる人なんだ?
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話はまだ終わらない。ホテルに戻ろうとして歩いてるとまた「撮って!撮って!撮って!」の声。
うわああまたさっきのオジサンだ。「再会する町・ヤンゴン」で、再会するたびに
写真を撮ってもらいたがるナゾのおじさん。その職業は永久にナゾだ。
 
いやそれにしても・・だよ。
ガイジンに写真を撮ってもらったとしてだよ?そのガイジンがまた自分の前を通りかかった時に
手を振って挨拶する・・程度ならイ課長もわかる。しかしそのたびに写真を撮ってほしがる
その熱意はどこから湧いてくるのだ。エネルギー消費量の多そうな生き様だ。
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外国人が少ない中での外国人。しかも巨大。イ課長ガワに目立つ要因は確かにある。
しかしそれだけではあるまい。ヤンゴンの再会パワーや電波パワーの背景には、明らかに
ミャンマー人ガワにも要因がある。それが何かと言われたら「異邦人に対するフレンドリーさ」
という言葉以外には思いつかないのだ。

ヤンゴンだけでなくミャンマーの他の町でもそういう感じをうけたことは多かった。
「あ、ガイジンだ」と思うと興味シンシン、視線が合えばニッコリ。イ課長が何か困ってそうに
見えたらどんどん話しかけ、教えようあげようとするその姿勢。要するに外国人に対する
仲良し&親切&好奇心オーラがやけに強いわけよ、ミャンマーの人は。対日感情の良さという要因が
そこに加わってたかどうかまではわからないが。

イ課長が知る範囲ではミャンマーを旅した人の多くが「ミャンマーすげー良かった」と言う。
見るものといえば仏教関連施設くらいしかないミャンマーをほめる人の多くが「とにかく
ミャンマーの人たちが良かったんだよ」と、特に人をほめる。それはイ課長もまったく同感で、
ヤンゴン滞在があんなにミョーに楽しかったのはヤンゴンの人たちのおかげ。

「ヤンゴンは実に不思議な町だった」シリーズを5つ書いたわけだけど、この5つのできごと、
例の兄ちゃんとの3・4度めの再会以外は全て「はじめてのおさんぽ」で発生したことばかり。
予定より相当長くなった散歩を終えてホテルに戻ってきた頃には「今回の旅はなんだかやけに
面白くなりそうだぜ」っていう嬉しい予感がイ課長の中に形成されていたのである。

 

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by tohoiwanya | 2017-10-23 00:11 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(1)
2017年 09月 29日

ヤンゴンは実に不思議な町だった3

ヤンゴンにボージョー・アウンサンマーケットっていう大きな市場がある。
サイゴンにおけるベンタイン市場みたいなもんかな。

ここは宝飾品・土産物なんかの一大集積市場で、ガイドブックにも必ず載ってる。
ヤンゴンに来た観光客は大体一度はここに土産物買い行くんじゃないか?

しかしイ課長みたいに食い物系市場見るのは大好きだけど、雑貨・宝飾系には興味なし、
買い物自体にも基本的に興味なし・・なーんて鬼畜外道の観光客にとってはドウでもいい場所。
ヤンゴンでもここに行くつもりはハナからなかった。
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ところが「はじめてのおさんぽ」が面白いもんだからつい足が伸びて、アウンサン・マーケットまで
来ちまった。寝不足だから「近場を軽く散歩」のつもりだったのに、こんなトコまで来てしまったか。
うーむ・・しかしこの市場の向こうにはミャンマー国鉄の線路があるはず。宝飾品はどうでもいいが
線路は見たい(笑)。この市場ン中突っ切って向こう側に抜けようと思って入って行った。

にほんからきたかたですか?

トツゼン聞こえてくる、ギョッとするほど流暢な日本語。見るとロンジーを着た地元の若者が
イ課長のワキを並んで歩いてる。

「・・え?・・??・・に・・日本語・・お上手ですね?」
「いえ、すこしです。べんきょうして おぼえました」
「いや・・しかし・・その日本語は学校で勉強したんですか?」
「おてらの おぼうさんから おそわりました。そのおぼうさんは
 にほんに いったこと あります」
「へぇぇぇ〜・・そうなんですか・・」

海外で日本人旅行者が日本語で話しかけられること自体は今や珍しくもない。
土産物屋の「ヤスイ、ヤスイ」から、ポン引き野郎の「ヘイ シャチョサン」に至るまで
商業的アプローチ手段としての日本語は世界に普及している。しかし彼の日本語は
そんなレベルをはるかに超越してる。「話し込む」ということが可能なくらい上手なのだ。

市場を通り抜ける数分間、彼とイ課長は歩きながらまさにそういう感じで話をした。
市場の話、ミャンマー物産の話、ロンジーの着かたは難しいという話・・・いろいろ話をし、
市場の向こう側に着いたところで別れた。

ハタから見たら友人同士が話をしながら肩を並べて歩いてる姿に見えたかもしれない。
テキスタイルを売る店で働いてるって言ってたから多少は商売っ気もあったとは思う。
でもイ課長は初めて来た外国で、知らない現地の人から、こんなにシッカリした日本語で
話しかけられたことってあんまりないよ。これがその彼ね。
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しかしだ。ここはヤンゴンだ。例によってこれだけで話は済まないのだ(笑)。
市場の向こうで線路を見たりメシ食ったりして、さすがにそろそろホテル戻ろうかと思った。
戻るならまた市場を突っ切るのが早い。さっきの通路に再び入ると・・

にほんのかたですか

だぁぁ、また流暢すぎる日本語が。しかもさっきとは別の若者だぜ。
その人、たった今メシ食ったお店の関係者らしい。うしろから近づいて話しかけてきたってことは
「イ課長と話すためにあとを追ってきた」と考えられる。

「さっきのみせ わたしのみせです」
「え、そうだったんですか?とても美味しかったです」
「わたしのかぞく ほんこんで しょうばいしてます、わたし ヤンゴンで みせやってます」
「ご家族は香港で?へぇぇ〜・・」

彼ともいろんな話したよ。「ミャンマーは商売がむずかしい」なんてことを言ってたな。
さっき日本語で話しながら通った市場の中央通路を、今度は別の人と日本語で会話しながら
再び通り抜け、向こう側の通りに出たところで分かれた。うっかり写真撮り損ねちまったい。

それにしても何なのこの市場。日本人が足を踏み入れると、日本語が異常に上手な現地の人に
話しかけられるよう宿命づけられた市場なの?まぁ結局は単なる偶然と考えるしかないんだが
ヤンゴンってその「偶然レベル」がやや異常じゃないか?もちろん、日本人旅行者に話しかけて
日本語の練習がしたいという、彼らガワの思いもあったんだろうけどさ。

イ課長が再びボージョー・アウンサンマーケットに行くことがあるかどうかはわからない。
しかし現段階においては、この市場は「日本語の上手な現地の人から話しかけられることなく、
日本人が一人でだまって通り抜けることが不可能な市場」として記憶されているのである。
しょうがないのだ。事実なんだから。

 

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by tohoiwanya | 2017-09-29 00:29 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2017年 09月 22日

ヤンゴンは実に不思議な町だった2

ヤンゴン最初の訪問スポット、スーレー・パゴダで早くもオトモダチができたイ課長。
いい気分でパゴダを後にし、また例の歩道橋を渡って向こう側に渡った。
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すると今度はヘンなニイちゃんが英語で話しかけてきた。
「どっから来た?日本?日本のどこ?トーキョー?」って感じでイ課長の後にくっついてくる。
こういうテアイはちょっと注意を要する。外人観光客を狙うタカリやサギという可能性もある。

「ドコに行く?オレは今日ホリデーだ。問題ない。一緒に行こう」なんて言い出す。
うーむ・・限りなくタカリ系っぽい(笑)。こういうのはうるさいから早々に別れるに限る。
人物写真ゲットを兼ねて写真+握手作戦で素早く別れよう。

「キミの写真を撮らせて。パシャッ。ほらこんな風に撮れた。ありがとう。ではバイバイ」と言って
サッと写真を撮り、サッとモニターを見せ、サッと握手して足早に立ち去ろうとした。すると
後ろから「レディーは?レディーいらないか?」なんて声かけてくる。なんだヲイ、ポン引きか?
いずれにしろ用はない。「ノーサンキュー、グッバイ」と言ってサッサと別れた・・・はずだった。
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しかしここは「再会する町・ヤンゴン」なのである。
この後・・たぶん1時間後くらいかなぁ?スーレー・パゴダとは離れたところにある
ボージョー・アウンサンマーケットに向かう歩道橋を渡ろうとしたら、ヘンなヤツが声をかけてきた。

うわ!またさっきのチンピラ兄ちゃんじゃん。何で今度はココにいるんだ?!
「ヘイ、マイフレンド オレはホリデーだ。問題ない。一緒に行く」またくっついて来ようとする。
来んでいいってヴァ。「またアナタと会って私は驚いた。しかし私は一人で行く、グッバイ」
ついて来ようとするのを何とか振り切る。いやはや。しかしさっきとはけっこう離れた場所を
歩いてるのに同じチンピラに出くわすって、どうなってんだ?ヤンゴンってトコは。

信じ難いことに、このチンピラ兄ちゃんとはこの日の夜、またまた再会したのだ。今日3回目。
シュエダゴン・パゴダの夜間見学からタクシーでホテル近くに戻ったら、誰かが声をかけてくる。
うっそーー!またオマエかよ!呆れた偶然だ。ヤンゴン再会パワー、スゴすぎる。

こんどは「日本のコインくれ」なんて言い出す。ヤンゴン歩くのに日本の硬貨持ってるわけねぇだろ。
昼間と同じ手でいくかと思って「よしもう一枚記念写真を撮ってあげよう」と言ってカメラを出すと、
「写真はもう撮った。写真はいい」とイヤがる。ふーむ・・写真イヤがるところを見ると、おめぇ、
なにか後ろ暗いことしてねぇか?まぁいい。とにかくこの場はサッサと別れねば。

「私はホテルに帰らんとしている、さらばである」
「ホテルはどこだ?」
「う・・それは秘密である(教えたらますますくっついて来かねない)」
「オレたちは友達だ。なぜ教えてくれない?」 調子いいヤロウだなー。苦笑するしかない。

まぁこれだけ再会するのも何かの縁か・・ということでこの時は1000チャット(約90円)だけ
ヤツにおこずかいあげることにした。これも一つの功徳。んじゃね、バイバイ・・・あーおどれぇた。
同じチンピラと3回とは・・こんな連続再会事件があれば、「ヤンゴンは再会する町である」という
岩よりも固い印象がイ課長の中に形成されるのは当然なのだ。
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しかしヤンゴンの恐ろしさはこんなモンじゃないの。
この翌日、イ課長はまたまたこの兄ちゃんに再会したっつうんだから、もはや笑うしかない。
「ヘイ、ヘイ、マイフレンド」って肩たたかれた時は思わず「うぁ!」って叫んじまったぜ。
偶然と呼ぶには偶然すぎる偶然。コイツとはよほど縁が深いのか。そういうご縁はできることなら
オマエとではなく、ミャンマーの美しいご婦人との間に作りたかった。

また日本のコインの催促。ないってば。「キミとは何度も会った。お金は昨日あげた。じゃあね」と言って
サッサと別れたけど、この後「5度目」があるんじゃないかと町を歩くのが少しこわかった(笑)。

ちなみに彼と会ったポイント4カ所を会った順に地図に落とし込むと以下の通り。
そうバカ広くない範囲なのは確かだが、あれだけ人がワンサカいるヤンゴンで同じチンピラと
4回も会うというその偶然パワーはもはや異常。ヤンゴン恐るべし。
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ちなみに、4回目の時も彼は記念写真をイヤがった。
やっぱオマエ、あまり世間に顔を知られたくない事情がありそうだな。ま、外人観光客に
「レディーいらないか?」なんて言ってるわけだからなぁ・・・。というわけで、一応彼の
後ろ暗い事情?に配慮して上の写真には目線を入れたというわけ。

そうはいってもこの兄ちゃん、別に強引ってわけじゃない。
フランスあたりのタカリやクソチンピラどもに比べれば格段に「控えめ」だったけどね。

とにかくこの兄ちゃんにはヤンゴンの「再会パワー」のすごさを思い知らされた。
ホテル関係者以外ではこの兄ちゃんはヤンゴン滞在中最も頻繁に接したミャンマー人なのは
間違いないだろう。今となっては懐かしいよ。

え?イ課長とこの兄ちゃんとの間にも電波があった? そ、それはない。断じてない。
少なくともイ課長ガワからは一切コイツに何も発信してない。してないってヴァ!

 
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by tohoiwanya | 2017-09-22 00:08 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 09月 20日

ヤンゴンは実に不思議な町だった

初めてのミャンマーに到着し、はじめてのおさんぽに出たイ課長。
傍からみれば、まだヤンゴンに不慣れなガイジンがオドオド、キョロキョロしながら歩いてるように
見えたはずだが、この「ガイジンである」ということが重要なファクターだったんだと思う。
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すでに書いたようにヤンゴンの外人観光客の数は意外なほど少なかった。
だから外人は珍しくて目立つ。そういう珍しくて目立つモノに対してミャンマーの人たちは
非常にフレンドリーで、しかも好奇心いっぱい。そうすると以下のような状況が起きるわけよ。

①ヤンゴンは“電波が行き交う”町である
町中でフッと目が合った人とイ課長とがやたら意識し合うってことがよくあった。
向こうにしてみれば「あ、ガイジンだ(しかも巨大だ)」という珍しさがあるから見る。
こっちはコッチで「あ、あの人オレのこと見てる」と思って見る。そんな状態が続くと
イ課長とその人との間に一種の“トモダチ電波”とでも言うべきナニカが通いはじめる。

電波を感じ合った両者が仮に両方から歩いてくれば、すれ違う頃にはどうしたってお互い
「うふ、うふふ」状態になってるわけよ(笑)。どっちかが話しかけるな、という予感がある。
そのまま黙ってスレ違ってしまうことの方が不自然な状況になってるのだ。

スーレー・パゴダに行く途中に発生した最初の“電波事例”で具体的にご説明しよう。
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前にも書いたようにここは周囲の道路がロータリーになってるから歩道橋をわたる必要がある。
歩道橋の階段をのぼると橋の向こうでキレイな民族衣装?を来たお嬢さんが二人でセルフィを撮ってた。

「わぁキレイ、あれ民族衣装かな?」とイ課長は思わず注目する。すると向こうは
「あ、ガイジンさんがあたしたちのこと見てる」とイ課長に注目する。ここで電波が通い始める。

彼女たちは歩道橋の橋の向こうにたたずみ、イ課長は橋を渡るためにそっちの方に向かって歩く。
「きっとあたしたちの衣装に見とれてるんだわ・・」と向こうは笑いながら相変わらずこっちを見る。
「あのコたち、オレのことずっと見てるな・・」と思いながらイ課長はそっちに向かって歩く。
互いに笑顔で視線を合わせたまま両者の距離は接近。そうなればもう話しかけますよ、あっしは。

「とてもビューティフルなドレス。あなたたちの写真を撮ってもいいですか?」

もちろんすぐOKしてくれた。“電波”を感じた間柄だから近づいた時点で何となく仲良し。
ヤンゴン到着早々、民族衣装のかわいいお嬢さんの人物写真をゲット。すばらしい。
しかしトモダチ電波だけで済まないのがヤンゴンのさらに面白いところ。

②ヤンゴンは“再会する町”である
写真を撮らせてもらって御礼を言って別れ、イ課長はスーレー・パゴダ境内に入った。
仏塔の周りをブラブラ歩いてると、ありゃ?さっき写真を撮らせてもらったお嬢さんたちがいるじゃん。
ははぁ~・・彼女たちもスーレー・パゴダ参拝に来たんだ。参拝用にちょっとオシャレしてたのかな。
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そう広くもない円形の境内だから、歩いてると彼女たちとは何度も再会することになる。
再会すれば「あ、さっきのガイジンさんとまた会った」って感じでお嬢さんたちは嬉しそうに笑う。
あ、いかん忘れてた。あの写真を彼女たちに送ってあげなきゃ。

何度目かに会ったとき「写真を送ります。Facebookのアカウントをお持ちですか?」と聞いてみた。
すると彼女たち(もしくはどちらか?)の兄という青年が登場し、「私がFacebookやってます。
私のアカウントに送ってくれれば彼女たちに渡します。ついでに一緒の写真をお撮りましょう」と
言い出すではないか。あ、いやそんな・・きょ、恐縮です。
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ミャンマー美人×2の写真のはずが、真ん中にヘンな巨大ロボットが・・しかしご安心あれ。
歩道橋で撮った彼女たちだけのアップの写真がちゃんとある。来年の美女図鑑をお楽しみに(笑)。
もちろん、これらの写真はお兄さんの方に送ってあげたから、彼女たちも見ただろう。

初めて来たヤンゴンで、はじめての散歩を開始したばかり。
まだ「その町の空気」になじんでもいないのに、オトモダチができてしまうこの展開。不思議だ。
過去、東南アジアで友人ができたケースって「その人のトゥクトゥクに乗ったから」とか
「その人のお土産物屋さんで買い物したから」とか、知り合う必然性みたいなものが多少はあった。
しかしこういう“電波系”の友人ってあんまり経験ないと思うんだよなぁ。

不思議な町・ヤンゴン。だがこのあとイ課長はヤンゴンの「電波」と「再会」パワーのスゴさに
ますます驚き、呆れ、面白がることになるのである。

 

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by tohoiwanya | 2017-09-20 00:12 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 03月 13日

謎ではなくなったミステリー・サークルの謎

何十年前だったかなぁ?(いま調べたら1980年代だと)
ミステリー・サークルっていうのが騒がれたことがある。畑ン中に忽然と出現した
ミョーに幾何学的な跡。まるでナスカの地上絵。たとえばこんなの(写真はWikipediaから拝借)。
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「あれは宇宙人が仲間の宇宙船に向けた送った信号だ」「空飛ぶ円盤の発着跡」その他モロモロ
様々に荒唐無稽な解釈がなされたけど、何年かあとに「あれはボクたちがふざけて作った」と告白する
者が出た。その話はけっこうニュースになってイ課長も昔読んだ記憶がある。

なんでこんな話を始めたのか?
実はイ課長は当時からずーーっと、ミステリーサークルってのは米国の農村地帯で起きたことだと
思ってたんだよ。宇宙人だのUFOだのって話ってほとんどはアメリカから来るじゃん?だから当然
ミステリーサークルも「アメリカもの」なんだと思ってた。ところがこれって英国発祥なんだってね。

英国の田舎をバスや鉄道に乗ってると、畑(牧草地?)をトラクターで突っ切った跡、つまりワダチが
ずーーーっと並んでる風景をものすごく頻繁に見る。空からじゃなくて列車の窓から見てもほんとに
クッキリはっきり目立って見えるんだよ。
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あんなにクッキリ轍が残るんだったら、あれで絵を描こうと思うヤツも出てくるよなぁきっと。
そういや昔ミステリー・サークルなんてのもあったっけなぁ・・でもあれはアメリカか・・。
てなことをずっとボンヤリ考えてたわけ。列車の窓から轍を見ながらね(笑)。

今やミステリー・サークルは宇宙人が作ったなんて言うヤツは1人もいない。謎なんてない。
しかし英国の車窓風景で散々あのワダチを見てるうちにイ課長は徐々に不思議に思い始めた。
だもんで列車の窓から何枚かワダチの写真まで撮ったのである。高速で走る車窓から狙い通りの
写真を撮るのは難しい。
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謎その1:なぜ畑の中にあんなワダチを作る必要があるのか?
あのワダチついてる畑は麦畑っぽく見える。
もしそうなら、あのワダチはトラクターでせっかく育った麦を踏んづけて通った跡ってことになる。
もし田んぼの稲をトラクターで踏んづけてワダチをつけたら「うわあ何てもったいないことを」と思う。
これはイ課長でなくたって、アジアの稲作民族ならおそらくみんなそう思うはずだ。その作物が何であれ、
ソレがせっかく育っている畑になんであんなワダチをつける必要がある?

仮説① あれは畑の中を移動したり、向こう側に行ったりするためにいわば作業用の“通路”で、
    トラクターは同じワダチの上を通って何度も行ったり来たりしている
仮説② 理由なんてない。一面の畑に跡をつけてみたいだけである。

Wikipediaの写真をもそうだけど、ワダチは一定の間隔をおいて規則的に形成されてるように見える。
何本も作物を踏んづけて通路を作るとなるとる仮説①はちょっと根拠が弱くなる。ってことは
②か?でも他にコレといった理由が思いつかないのだ。
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謎その2:あのワダチはなぜ英国にだけあるのか?

イ課長は過去に欧州のいろんな国で鉄道に乗り、その国の田園風景も散々眺めた。
しかし畑のワダチをこんなに頻繁に見たのはたぶん英国だけだと思うんだよ。もし他の国に
同様にたくさんあれば「あれ何だろうなぁ?」と絶対に思ったはずだ。なぜ英国だけに?

仮説① 英国で栽培されるある作物はああやってワダチでスキマをつくるとよく育つ。ないしそれに類した
    作物を育てる上での何らかの必要性によるものである。
仮説② 英国人は一面の畑に轍をつけたがる衝動を抑えることができない変わった人種なのである。

①はどうにも信じ難い。となるとやっぱ②か?英国の農業従事者は畑の作物を一部ムダにしてでも
ワダチをつけたいのか?あるいはそういうのが流行ってる?あるいは古来からの英国農業独特の習慣?
うーむ・・どれにしても信じ難いが。
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ただ、ミステリー・サークルが英国で生まれた理由は何となく理解できたよ。
理由は不明だが、英国の農民はトラクターで畑によくスジを描く。中にはスジだけで飽き足らず
世間をアッといわせる絵を描きたいと思ったヤツも出て、それがミステリー・サークルになった
・・・と考えればね。

最後の仮説はロジックとしては一応スジが通っている。しかしホントにそうなのなぁ?
英国の畑についてるワダチについて知見をお持ちの方がいたら(そんな人いるのだろうか)
ぜひその形成理由をご教示いただきたいのである。

  

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by tohoiwanya | 2017-03-13 00:22 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2016年 03月 18日

“東京方式”は世界の孤児だったの?

今日はいきなり変な話について書く。

同じ日本でも東京と大阪じゃこんなに違うという例でよく挙がるのがエスカレーターの追い越し車線。

エスカレーターを階段のように歩いて昇る人は右側を歩き、左側が立ったまま。これが東京方式で、
大阪方式はその逆っていうのは有名な話だ。そういう違いがあることは重々承知しているイ課長だけど、
今でも関西に出張するとうっかり間違えて右側を昇ろうとしてしまうことがある。ちなみに、中間にある
名古屋は「東京方式」だったような気がするんだよなぁ。

これが海外だとどうかというのは詳しく検証したことなかったけど、「大阪方式」の方が多いという
話は聞いたことがある。自分が撮った写真でよく覚えてたのは2007年出張のプラハで撮った
早すぎるエスカレーター。みんなキチンと右側に立ってて、左側が追い越し車線であることが明白。
つまり大阪方式ってことだ。
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海外の地下鉄の駅とかでエスカレーターの写真・・そう多くはないけど他にも撮ってるはずだ。
そこで、過去の写真フォルダの中を探してみた。

まずこれ。2012年東欧・北欧旅行の時の、ヘルシンキの地下鉄エレベーター。
これも明らかに右側が静止車線で、追い越し用に左側の車線を空けている。これまた大阪方式ということだ。
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他にも探したらあった。2010年台湾旅行の時の写真。
これも追い越し車線として左側を空けてるよね。大阪方式がまたひとつ増えた。
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台北の場合、特筆すべきは下の写真みたいにエスカレーターの各段を左右に分ける表示があったことだ。
このエスカレーターは左右“2車線”ですよってことが強調されてて、その上で追い越し車線は左になってる。
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次の写真は2011年ウィーン旅行の時に日帰りで行ったブダペストの地下鉄。
うーん・・これは判然としないな。そもそも「片側を空ける」という考え方自体が存在しないのかもしれん。
ブダペストは東京・大阪どちら方式なのか分類不能。
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これは2010年出張の時のロンドンの地下鉄。この写真はブログにも載せた。
これもやや微妙だ。上の方の人は右側に立ってるから左側が追い越し車線のようにも思えるけど、
手前でエスカレーターを昇ってるオバさんは真ん中通ってる。ただ、ネットで追加的に調査してみると
ロンドンもどうやら「大阪方式」らしいんだよね。
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プラハ、台北、ヘルシンキ、ロンドンが大阪方式。ブダペストは分類不能。東京方式の街はなし。
圧倒的に大阪方式優勢というところで、話はバンコクに飛ぶ。

バンコクの場合「習慣的にこうなっている」というより、ちゃんと「こっちは追い越す人」「こっちは立つ人」と
表示がしてあったからこれまた明白だ。どういう表示かというと・・。
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うーーーむむむ。バンコクもまた大阪方式ではないか。

日本の高速道路等では「追い越し車線は、より“中央分離帯に近い方”」すなわち走行車線より必ず右側だ。
東京エスカレーターの「追い越しは右」は車と同じであり、イ課長は何となく交通ルールがそのままエスカレーターに
浸透したんだろうなぁと思ってた。もしそうなら、国内的には大阪方式が変わり者ということになる。

だが、もしそうだとすると日本と同じ「車は左通行」のルールを持つ英国が大阪方式っていうのは妙だ。
実はタイも日本や英国と同様、車は左側通行なんだけど、上の写真に見るようにエスカレーターは大阪方式。
データが少ないけど、車が左側通行の国でもエスカレーターでは大阪方式が優勢と推測できる。

つまりだよ?
イ課長が撮った写真で見る限り、西欧(ロンドン)も東欧(プラハ)も北欧(ヘルシンキ)も大阪方式。
東アジア(台北)も東南アジア(バンコク)も大阪方式だ。少ないデータではあるが、導き出される結論は
世界的には大阪方式が圧倒的多数派であり、東京方式は“世界の孤児”っぽいということだ(笑)。

うーむ、そうなると今度はなぜ東京が世界的にも珍しい(んだろう、きっと)方式なのか?という疑問が湧く。
東京の場合、バンコクみたいに「立つ人は右」「歩く人は左」なんて表示による誘導は見たことないし、
台北みたいにこのエスカレーターは2車線です、なんていう表示も見たことない。それでもずっと前から
現行方式が当たり前になってる。自然発生的にたまたまそうなったんだろうけど、なぜ東京だけが・・?

近年、東京の地下鉄あたりじゃ「エスカレーターを歩くのやめよう」という呼びかけも始まっている。
だがイ課長はセッカチだから、東京でも海外でも一人の時はエスカレーターはたいてい追い越し車線を歩く。

しかしイ課長が撮った写真の中で東京方式の採用例がイッコもなかったとは意外。
とりあえずこんど海外に行ったら、その国のエスカレーターを少し注意して見てこようと思うのである。

 

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by tohoiwanya | 2016-03-18 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)
2016年 03月 09日

バンコクの学校制服に関する考察

カンボジアネタをちょっと離れて、去年の旅行で見たタイの小ネタで気分転換。
ま、同じ東南アジアネタであることには変わりないが(笑)。

タイの他の町、たとえばチェンマイなんかじゃ見た記憶ないんだけど、大都会バンコクでは
制服姿の生徒・学生をよく見かける。バンコクでは小学、中学はもちろん、高校、さらに大学でも
制服ないしそれに準じた服装規定というのがあるみたいなのだ。

これは王宮で見かけた中学生たち・・か、それとも高校生かな?
こんな感じで大体どこの学校も上は白ブラウスかワイシャツ、下は黒スカートかズボンというスタイル。
暑い国だから「冬服」なんてものは存在しないはずで、一年中この恰好なんだと思われる。
まぁこのあたりは日本の中学・高校あたりの夏の制服と大きな違いは感じない。
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しかしバンコクならではの制服ってのもある。代表的なのが女子大生だ。
バンコクでは(あるいはタイでは?)大学生に制服(か服装規定)があって、バンコクの女子大生のソレは
けっこう露出度が高くてセクシーだっていうんで有名なのだ。上が白、下が黒っていう配色はジミだけど、
かなりミニスカっていうことが多い。
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この短いスカート丈を大学が決めたとは考えづらいから、着る本人の自由度がかなりあると思うんだよね。
暑い国だから、肌を出した服を着たいと思うのはある意味当然で、台湾あたりでもミニスカや
ショートパンツの女性は多かった。ただ、それが「女子大生の制服である」ってところがどうも
オトコの妄想をカキ立てるようで(笑)、タイじゃ女子大生ファッション専門誌まであるらしい。

実際、バンコクでスカイトレインなんかに乗ると、ミニスカ制服を着たお姉さんをよく見かける。
確かに露出度高めだけど、足が長くてスタイルいい人が着るとなかなかカッコいいと思うよ。
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しかし、わからないこともある。
同じスタイルなんだけどスカートがやけに長いお姉さんもまたよく見かけるんだよ。
大学による服装規定の違いなのか?あるいはさっき言った「着る本人の自由度」の差ってことか?
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大学ごとにスカート丈の上限・下限が決まってて、お堅い大学だとその範囲が狭いってことなのかもしれん。
しかしそれにしたってずいぶん極端な差だぜ?大体、スカート長いとすげー暑いだろ。着るガワだって
涼しいミニスカにしたいだろうに。あるいは長いのは高校生、短いのは大学生ということなのかなぁ?
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女子大生の制服に若干のナゾは残るが、まぁいいとしよう。問題は男子だ。
バンコクじゃ制服姿の男子生徒も時々見かける。男子となると同性だけに、イ課長の見る目もかなり
“当事者意識”が強くなる(笑)。

たとえば王宮で見かけたガキどもの制服。
小学校高学年くらいってところかな?こういうのは別に違和感ない。コドモだからね。
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下の写真の左に写ってる男の子は体格から考えてもうちょっと大きそうだ。中2~中3くらいかな?
実はこのあたりからイ課長的はかなり違和感を感じる。こういう短パン制服って子供のうちはいいけど、
大きくなるにつれて急速に似合わなくなる気がするんだよね。ま、慣れの問題ではあるんだろうが。
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極めつけはやはりスカイトレインの駅で見かけたこの兄ちゃん。
背もかなり高くて顔も大人びてたから、明らかに高校生以上。そういう大きい兄ちゃんの短パン制服姿って、
日本の長ズボン制服に慣れた目にはすごくヘンに見える。イ課長がもし高校生だったらゼッタイ着たくない。
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女子大生のミニスカ同様、暑いんだから男子高校生が短パンなのは自然な成り行き・・いやいやいや。
「中学以上は長ズボン制服」という日本の風習に慣れたイ課長としてはですね、やっぱ率直に申し上げて
高校生の白ソックスの短パン姿はヤダよ。イ課長に言わせると、男子生徒のこういう短パン制服姿って
小学=○、中学=△、高校=× という順序で、年齢が高くなるほどその評価は急激に下がる。

さて、そうなると、バンコクの男子大学生の制服はどうなのか?という次の疑問が当然出てくる。

これが実はよくわかんないんだよ。あまり見た記憶がない。
女子大生に制服がある以上、男子学生も白ワイシャツ+黒ズボン、みたいな制服があるはずだけど
あまりにも当たり前の服装すぎて目にとまらないのかもしれん。女子大生の方には専門誌まであるのに、
男子学生の服装に関する情報ってほとんどないんだよ。タイには男子学生がいないのか?(笑)

こんどバンコク行く機会があれば、チュラロンコン大学とかタマサート大学とか、バンコ市内の有名大学を
ぜひ見学してみたいもんだ。上に挙げた大学はタイでも頭脳優秀な学生が集まる名門として知られてる。
服装規定もお堅い可能性が高い。そういうお堅い大学の女子大生のスカートの丈がどうなのかも
気になるけど、それ以上に気になるのは男子学生たちが一体何を着てるか、だよ。

まさか大学生までワイシャツ+短パン+白ソックスってことはないよなぁ?いくら何でも・・。

 
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by tohoiwanya | 2016-03-09 00:18 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 02月 19日

東南アジアのタバコパッケージ考察

2014年の2月にこんな記事を書いた(リンク先には閲覧注意の写真があるから、ご注意ください)。

シンガポールやタイのタバコのパッケージはグロい。なかんずく、タイのタバコのグロさ加減ときたら
ホント気持ち悪くて、ポケットに入れておくのもイヤだという気にさせる。イ課長はここ数年で
何度かタイに行ったけど、タバコだけは現地で買わず、他の国(もしくは日本)で買っていく。

あの記事では同じ東南アジアでもベトナムのパッケージは非常にソフトだということにも触れた。
こんな感じだったもんね。グロ画像なんてなく、日本と同じ警告文だけ。ちなみに、WHOは
加盟国にタバコのパッケージ面積の何%以上を喫煙リスク表示に使え、みたいな勧告を出してるらしい。
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このCRAVENっていうタバコをダナン空港の売店で買った時のことはよく覚えてた。
だから、翌年またベトナムに行った時、また同じ銘柄のタバコを買った。値段は2.1万ドン。
約110円ってとこか(メモ残しとくもんやのう)。上の写真だと3万ドン(150円くらい)って
シールが貼ってあるってことは、町で買うより空港で買う方が高いってことか?

まぁ値段の問題はいい。
それより、CRAVENのパッケージを見たイ課長はちょっと驚いたんだよ。なぜなら・・


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おおお。1年の間にベトナムも「キモ悪パッケージ」路線に方向転換したのかよ。
まぁ「キモ悪」って言っても、不健康そうなオッサンがタバコを手にゲホゲホッ!・・っていう絵だから
タイやシンガポールに比べればずぅーーっとマイルドなグロではあるが、それでも「画像つき」の
パッケージになったとはなぁ。この1年の間に変わったってことだよな。

ベトナムの後行ったカンボジア。ここではどうだったか?
そもそもカンボジアに国産タバコなんてものがあるのかどうかも行くまでわからなかったんだけど、
プノンペンの独立記念塔をデザインした、明らかにカンボジア製と思われるタバコがあったから
ためしに買ってみた。価格は0.5$。約60円か(メモ残しとくもんやのう)。
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喫煙者に対する警告内容は文字だけ。日本と同じレベル、あるいは2013年当時のベトナムと
同じレベルと言ってもいいだろう。周辺国に比べればグロさなんてまーったくなし。
ベトナムは穏健派→グロ派に転向したけど、カンボジアはずっと穏健派のままということか。

東南アジア、タバコパッケージ検証の旅は続く(笑)。

その翌年、つまり昨年行ったラオスではどうだったか?
ラオスでは、比較的軽そうなタバコでブルーのパッケージのヤツを買ったんだけど、
それはこんな感じ。価格は1万キープ=約150円だ(メモばんざい)。
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なんと、警告文すらないではないか。
このパッケージをよく見ると下の方にハングル文字が見える。「ビアラオ以外はこれといった
大手製造業がない」と言われるラオスだから、これが韓国からの輸入タバコという可能性は十分ある。
ラオスにしちゃ(というのは失礼だが)パッケージデザインもやけにアカ抜けてるし。

しかし、たとえば日本製のマイルドセブンだって、タイで販売する時は例のグロ・パッケージになる。
つまり輸入タバコであっても当該国での販売に際しては当該国の規定に従う必要があるはずで、
ラオスには喫煙の健康リスク表示規定自体がないのではないかと推測されるんだよ。

・・と、こう見てくるとだよ?ある種の法則が成り立たないか?
「東南アジアでは経済的に発展し、豊かになるとタバコのパッケージがグロくなる」という法則が、だよ。
ためしにタバコのパッケージのグロさのレベルと、その国のGDPを比べてみようか?


 タ イ   → たぶんずっと前から超激グロ   → GDP 404.82(10億$)
シンガポール → たぶんずっと前から激グロ    → GDP 307.87(同上)
 ベトナム → 数年前にややゆるいグロ派に転向 → GDP 185.90(同上)
カンボジア → 警告文だけで、全然グロくない  → GDP 16.55(同上)
 ラオス   → 警告文すらなし。ゆるゆる    → GDP 11.68(同上)


ほらぁ〜〜〜。
タバコパッケージのグロ度と、その国のGDP総額は見事なほどの相関関係にあるではないか。
(ま、一人当たりGDPで比較するとここまでキチンとは並ばないのだが)

GDP総額がある程度になるとタバコパッケージがグロくなる。
これを「GDP・タバコグロ化の法則」と名付けよう(笑)。国が経済的に成熟してくると
「国民の健康」とか「WHOの勧告」なんかに配慮する余裕ができるってことなのかもしれない。
しかし国も国民も貧しいと、そんな余裕はないと。

この法則が正しいとすれば、だ。
カンボジアやラオスのタバコのパッケージがグロ化するまでにはまだ時間がかかるだろうな。
GDPという点じゃミャンマー(63.14(10億$))の方がグロ化に近いはず、と思って
「ミャンマー タバコ」で検索してみると、おお、ホントにもうグロ派みたいだ。
それならGDP総額ならシンガポールより多いマレーシアは絶対にグロ派のはず、と思って
調べてみたらやっぱりそうだ。

ただ、「GDP・タバコグロ化の法則」はかなり当たってそうだけど、適用できるのは東南アジアだけ。
ドイツなんて、ずっとずぅーーっと豊かな国だけどパッケージはグロくなかった。
もちろん日本もそうだし、アメリカだってこんなグロパッケージはなかったもんなぁ。

とりあえず東南アジア限定の法則ということで・・・(笑)。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-02-19 00:05 | 出張・旅行あれこれ | Comments(4)
2014年 11月 21日

モンゴロイドとコーカソイドの温度感覚の差異

またまた論文じみた標題だな(笑)。
別に大した話ではないけど、どなたも一度くらいは同じことを考えたことがあるんじゃないかなぁ?

たとえばちょうど今頃の季節。
すっかり寒くなった東京で、欧米人旅行者が半袖Tシャツ1枚で平気な顔して歩いてるの見て
見てるだけで寒くなったって経験、ない?そういうテアイは必ず欧米系で、アジア系旅行者にはいない。
これは以前からよく指摘されてて、すでにいろんな回答がある。ネットでザッと見ただけでも・・

①基礎体温が違うから説(アメリカ人の平均体温、37度くらいあるとか)
②白人は皮膚構造が東洋人と違うから説(毛穴や汗腺の数、冷たさを感じる点の数なんかが違うとか)
③上記①②のような肉体的差異に加え、居住地域という点で欧米人の方が“寒さ慣れ”してるから説

イ課長個人は何となく③が大きいんだろうなぁと思ってた。
コーカソイド=白人が居住する北米や欧州はおおむねアジアより寒冷な国が多い。
アジアにも寒い地域はあるけど、全体的に比較すりゃ圧倒的に欧米の方が寒いのは確かだ。
従って欧米人は寒さ慣れしており、アジアの寒さでも薄着でいられる・・・

・・・と、そういうもんだと思ってた。

逆もまた真なりで、高温湿潤な東南アジアの暑さに対しては、日本人はある程度慣れてるけど、
“寒さ慣れ”した欧米人には耐え難いはず。理屈で考えれば当然そうであるはずだ。

だが事実はどうも逆みたいなのである。

ハノイの、蒸し暑~~~い日の、午後1時か2時くらい。日がカンカン・暑さ真っ盛りの時間帯だ。
もうこの時はホンっトに暑くてさ、いつもなら車やバイクが行きかって横断するのもタイヘンな
ハノイ旧市街のロータリーもこの有様。「今は何かするのやめて、この暑さをやり過ごしてからにしましょうよ」って
町中の人が思ってるような感じ。それはイ課長も同じ気持ちだった。
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だもんで、イ課長もホアンキエム湖畔の木陰のベンチで少し休んだ。
だがそこで衝撃的な光景を見たのだ。衝撃のあまり、カメラを出して写真を撮った。 
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欧米人旅行者が帽子もかぶらず日向ではしゃいでる。それがポイント1。もう一つ重要なポイントは
十分“暑さ慣れ”してるはずの地元ベトナム人たちがイ課長同様、ちゃんと日陰に避難してるってことだ。
すごく暑くて日差しも強い。だから日陰に入って少し休む。アジア的には自然な行動だ。

しかるにこのコーカソイドたちはナンなのだ?
この暑さの中、よくまぁ〜お日様ギラギラの日向にいられるな・・・紫外線だって浴びまくりだぞ?
温度感覚器官のネジが2〜3本はずれてんのか?

これには驚いたというか、呆れたというか、生物学的ショックを受けたと言ってもいい。
暑さを避けて日陰にたたずむ地元のベトナム人(とイ課長)、日なたで平気にしてる欧米人旅行者。
この事実から導き出されるのは唯一つ、「寒さ慣れしてる欧米人の方が、実は暑さ耐性も強い」という結論だ。

そういうもんだったの?でも実際そうなんだからそう結論するしかないよな。
暑いから陽射しを避けよう、日陰に入ろうとするアジアの民=モンゴロイド(黄色人種)。
暑くても日差しカンカンでも、何も感じてなさそうな欧米人旅行者=コーカソイド(白人)。
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こうなると、「なぜ欧米人は冬でも薄着なのか?」という疑問に対する答えはすべて矛盾してくる。
欧米人が全体的に寒さ慣れしてるなら、逆に彼らはベトナムの暑さに体がついていかないはずだ。
もし彼らの平均体温が高いんだったら、彼らはベトナムでバタバタと熱中症でブッ倒れてていいはずだ。
しかし実際にはモンゴロイドよりコーカソイドの方が暑くても平気っぽい。

要するにコーカソイドは温度を感じる機能の幅が広いというか、タフというか、鈍感というか・・
もしかするとそんな機能、最初から備わってないのかもしれない(笑)。

これについてご存知の方、識者の方がいたらぜひ知見を賜りたいと思うのである。
今回はコーカソイドとモンゴロイドの比較だったけど、ネグロイド(黒人)だとどうなのかというのも気になる。

南にあるサイゴンと違って、ハノイは東京ほどじゃないにしても、冬はそれなりに寒いらしい。
もしかすると、冬のハノイを旅する欧米人観光客もやっぱり異様に薄着で、それを見た地元民たちを
視覚的に震え上がらせてるのかもしれないなぁ。

 
 

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by tohoiwanya | 2014-11-21 00:00 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(14)
2014年 06月 26日

東南アジア送電設備事情

非喫煙者にとっては何の興味もない海外喫煙事情の話を過去何度が書いたけど、今日はとうとう
ほぼ全ての人にとって何の興味もない送電設備事情ときやがった。でも書きたいから書くのだ。

以前、インドのチャンドニー・チョーク小冒険の記事を書いたとき、インドの下町の送電線のアリサマが
スゴいということを書いた。実際、あの時見た送電線のメチャクチャさ加減ときたら、とてもじゃないけど
まともな保守管理がなされているとは思えない。

だがしかし、これに関してはインドばかりを責められない。
送電線や送電設備の混沌ぶりは東南アジアにおいてもあまり違いはないようなのである。
電線って、ふだん街歩きしてるときはあんまり注目せずに見逃しちゃうけど、フと気づいてみると
ベトナムやタイでも送電線という名前の“黒いスパゲティ”がソコココで盛大にからみあっている。

【バンコク編】
バンコクって今や東南アジア屈指の大都会で街もかなりキレイだけど、電線の様子に注意を向けると
これがどうして、なかなかのヒドさだ。

たとえばこんな風景写真。別に電線の写真を撮るつもりではなかったのだが、改めて見ると
空中にある電線密度はけっこう高い。まぁ日本だって町の空中に電線が縦横無尽に
張り巡らされているという点じゃ五十歩百歩だし、この程度ならどうってことはない。
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しかし1本の電信柱にこれだけムッチャリと電線が密集して絡み合ってるとさすがに驚く。
バンコクを代表する繁華街・スクンビット通り沿いの電柱でもこんな感じなのだ。
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さらに、同じ電柱の上の方にスーッと視線を上げるとこれがまたスゴい。
こんなヤキソバみたいにからみあった電線見て、ドレがドコとつながってるかわかるのか?
もしイ課長がバンコク市内配電網の保守点検担当者だったら、これ見ただけで作業はあきらめるぞ。
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【ハノイ編】
サイゴンに着いた時はベトナム到着早々だったから、町の電線の様子まで見る余裕がなかったけど
ハノイじゃリラックスしてたから、空を見上げて配電網のスゴい状況に驚いたことも何度かあった。
ハノイの旧市街ってねぇ、街路樹が高いし、そこココに鳥カゴが吊るしてあって鳥が鳴いてたりで
頭上を眺めたくなる機会の多い街だったんだよ。

しかし街路樹や鳥カゴならいいんだけどこれが送電線となると・・・うおお・・・なかなかスゴい。
バンコクやニューデリーと十分張り合えるスパゲティ状態ではないか。
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ハノイに電力を供給しているのが何ていう会社か知らないけど、仮にそれを「ハノイ電力」だとしよう。
こういう電柱の配線接続状況をキチンと把握してる設備保守技術者がハノイ電力社内中探しても
一人もいないことは賭けてもいい。配線図?仮にそんなモノがあったとしても、すでに配線図と実態とは
1光年くらいかけ離れた状態になってると思うなーー。
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特にたまげたのはコレだ。商店の入口の軒の上にドカンと巨大変圧器が置かれてる・・というより
この商店自体が一種のミニ変電所として変圧器と一体化している。この店で買物したいと思えば
変電施設の下をモグッていかないといけないのだ。
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よく知らないけど、変圧器って電磁波とか発してるんじゃないの?下で暮らしてるオバちゃんに影響ないの?
しかもこの高さなら、ハシゴを使えば誰でも触れて、イタズラして、破壊できる。ハノイ旧市街一帯を停電させて
混乱に陥れる“停電テロ”なんて簡単だ。ただしテロリスト本人も感電死しそうだが・・。

というわけで、ハノイ旧市街の送電網の状態はまったくもってカオスで、コンフュージョンで、ラビリンスで、
ヤキソバで、スパゲティなのである。いやはや。

もっとも、ハノイの名誉のために言っとくと、ゴミゴミした旧市街じゃなく、ホテルやビジネスビルが建ち並ぶ
新市街(というのかな?あの辺は)になると、スパゲティ状の送電線なんてまるで目にしなくなる。
キチンと整備されたキレイな街並みで電柱らしきものもあまりない。電線地中化してるのかも。
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ご存知のように発展途上国・新興国では盗電という行為がわりとありふれてると言われる。
要するに電気代を払いたくない世帯主がヤミ電気工事屋に頼んで、公共の送電線に勝手に接続して
自分ンとこに電気を引き込んじゃうというアレね。

インドやタイやベトナムの送電線のアリサマを見ると、何年にもわたってそこらじゅうの家が盗電しまくり、
しまくったあげくに、あんなヤキソバ・スパゲティ状態になったのかな?とも思う。

しかし、もしそうならどんなに愚鈍な電力会社だってすぐ気づいて“盗電線”は片っ端からチョン切るだろ。
それをしないでいるということは、あの送電線カオス状態は電力会社管理の下で形成されたことになる。
アレを保守・管理するのぉ~?とても人間業とは思えぬ。インドやタイやベトナムの送電設備保守担当者は
「電気工事業界のブラックジャック」みたいな天才技師が揃ってるのか?

・・・いや待て。

思いついたぞ。電力会社が町の送電線を「ナニがナンだか誰にもわからない」というカオス状態に
しておくことで生じる明白なメリットが一つあるよ。それは

盗電されにくい
ということだ。あのメチャクチャぶりじゃヤミ電気工事屋だって手を出しづらい。

   ・・・・そうなのかなぁ~??

この問題に知見のある方は(多いとは思えないが)、ぜひご教示いただきたいのである。
 

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by tohoiwanya | 2014-06-26 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)