タグ:危険・リスク ( 16 ) タグの人気記事


2017年 05月 03日

たびレジというものに登録してみた

もう一つ、英国とは関係ないネタを続けよう。

一昨日、某官庁の外郭団体みたいなところから「たびレジ登録のおすすめ」ってメールが届いた。
外務省が始めたシステムみたいで、旅行者が自分のメアドや旅程を登録しとくと現地でお知らせが届く。
私的旅行の際にご登録を、なんて書いてあったけど、それだけじゃさっぱりわからん。
だもんで、シカトして放っといた。

すると昨日、こんどは会社から社員全員に同じメールが来た。
正確に言うと、最初に来た外郭団体からのメールが社員全員に転送されたものだ。
私的旅行の際にご登録を・・だからわかったよそれは。しかしそもそも「たびレジ」ってナンなの?
外務省がなにしたいわけ?コトここに至って、イ課長もようやく「たびレジ」について調べた。

たびレジって、一種の「海外安全情報提供サービス」なんだね。
f0189467_13152108.jpg
 
たとえばイ課長が韓国旅行中、北朝鮮との戦争がオッ始まるとか(冗談にならないから困る)
バンコク滞在中、現地で爆弾テロ発生とか(これも冗談になってない)、欧州出張中に
アイスランド火山噴火で欧州中の主要空港閉鎖とか(これは昔シミュレーションした)・・・

たびレジに登録しておくと、そういう非常時に現地日本大使館等から安全情報が配信されると。
ははーなるほど、そういうことですか。
f0189467_13050668.jpg
 
外務省が国ごとに危険情報みたいなのを出してるのは知ってる。
地図が黄色や赤で塗り分けされてるアレだ。しかしこのたびレジは有事の際の緊急臨時情報を
現地にいる時に配信してもらえるところがミソらしい。ふーむ、ためしに登録してみるか。
旅程が会社にバレるわけじゃないし(バレるのがイヤなんかい!)。

まず自分の名前と携帯電話を登録。スマホは問題ないみたいだけど、ガラケーによっては
登録できないって書いてある。非常時緊急情報を携帯で受信できなきゃしょうがないじゃん。
幸いイ課長のガラホは登録できたようで、「続きの登録はここで」みたいなメールがすぐ来た。

次は旅程の登録だ。これは同じ国の中であっても、たとえばいつからいつまでニューデリー、
何日から何日まではムンバイ、みたいに都市ごとに登録するようで、10件まで登録可能。
ヘンピな行き先の場合、都市名は手入力になる。
f0189467_13050753.png
 
いざコトが起きた時の緊急情報の送り先、これも何件か追加できるようだ。
たとえば家族のメールアドレスとか勤務先とかね。イ課長は携帯メールアドレスに加えて
パソコン用メアドも登録しておくことにした。ガラホの小っちゃい画面じゃ何かと不便だし。

登録完了を押すと、さっそく胸のガラホが震える。登録完了通知メールが来ました。
見ると、8月の旅行で行く国の大使館住所、電話番号、URLなんかが記載されている。
ほほう、パスポートをなくした時なんかは真っ先に必要な連絡先だ。こういう情報を
携帯に入れてすぐ確認できるようになってるとイザって時有用かも。
f0189467_13050797.jpg
 
イ課長は海外で戦争や革命、暴動、テロ、大洪水、大地震、火山噴火等々に遭遇したことは
幸いにしてない。しかし自分の行った場所で後日そういう事態が起きたってケースは多い。
これまでは運がよかったってだけの話。
 
8月の旅行先だって今は普通の国だけど昔はけっこうヤバかった。もっとも、いま地球上で
リスクゼロの地域なんてないけどね。とりあえず登録してみた現地危険情報提供サービスだが、
8月の旅行ではこのサービスが無用に終わることを期待しよう。

というわけで、たびレジというものに登録してみたというお話でした。
このたびレジ、イ課長はつい一昨日知ったばかりで、まだそんなに普及してないと思う。
この先、リスクの高そうな国に旅行or出張される方の参考になれば、というのでご紹介しました。
 
  

[PR]

by tohoiwanya | 2017-05-03 00:03 | 出張・旅行あれこれ | Comments(3)
2016年 09月 09日

気をつけよう 南の国での 交通事故

本日の標題は2015年のASEAN交通安全標語を和訳したものである(←大嘘)。

サイゴンとかハノイとかバンコクとか、東南アジアの大都会は車やバイクがとにかくメチャ多くて
道路交通は極めて混雑・錯綜している。そういう街に滞在してれば交通事故に遭遇する確率も高いわけで、
車同士ももちろんだが、バイクと人間、あるいはバイクと車の接触事故が多いと思うんだよねー。

ここ数年行ってるベトナムやタイ等では幸いなことにイ課長自身が交通事故に遭うことはもちろん、
そういう現場を目撃することもなかった。しかし「なかった」と過去形を使っていることからわかるように
実は昨年のチェンマイ滞在中、イ課長のすぐそばで交通事故が起きてしまった。
 
チェンマイで事故に遭遇したのは、実は以前書いた二杯目のカオソーイを食ってた時のことなのである。
タイカレーラーメンをずるずる食ってたら、近くで「キャーッ!」っていう女性の悲鳴、さらにドカッ
何か重いものがぶつかる音がした。それ聞いた瞬間に「あ、バイク事故・・」とすぐ感じたけど、
何せこっちは口をモグモグさせてる状態。イ課長より先に店の人が外に様子を見に行って、
大声で何か言いながら戻ってきた。

メシの最中ではあるが、やはりイ課長としても気になる。
食いかけのカオソーイをおいて外に出てみたら・・・あららー・・まだ若い女性が道路に倒れて
何人かの男性が彼女のワキと足を持ってとりあえず歩道の方に運ぼうとしてる。そばに小型バイクが1台
倒れてるから、この女性がバイクに乗ってて車と接触したに違いない。

不幸中の幸いというか、大量出血するような重傷ではないようだから、打ち身か、最悪でも骨折くらいの
ケガで済んでるようで、女性の方はケガよりも自分が事故った精神的ショックの方が大きそう。
その気持ちはよくわかる。かわいそうに。

日本だったらすぐ119だ救急車だってことになるだろうけど、不思議と救急車を呼ぶ様子はなかった。
欧米の大都市では夜遅くなんかに救急車のサイレンがフィーフィー響き渡ることよくあったけど、
そう言われると東南アジアで救急車ってあまり見た(聞いた)記憶ないねぇ・・救急車自体が少ないのか?
それとも渋滞がヒドくて救急車なんて置いてもあんまり機能しないから置いてないのかな?
こういう時は加害者(か、そこら)の車で病院に運んだ方が早いということなんだろうか?

それほどヒドそうなケガではなかったので、ややホッとして店の人は仕事に戻り、イ課長は
テーブルに戻って残りのカオソーイを食った。さらにアイスティーを飲み干して(この店はビールを
置いてなかったのだ)勘定を済ませ、さてホテルに戻ろうと道路に出た。
f0189467_21293653.jpg
 
さっきの事故現場では、倒れてたスクータもどこかに片付けられ、人だかりもなくなってる。
ところがクツが片方ころがってるじゃん。このクツ、さっきの被害者女性のクツだよな。
こうして路上にクツだけ残ってると、この場所ですっげー凄惨な事故が起きたように思えちゃう。
f0189467_13282568.jpg
 
この時はわりと軽い事故で済んだとはいえ、交通事故の現場に居合わせるのは気分のイイもんじゃない。
チェンマイといえば一応タイ第二の都市。バンコクに比べれば圧倒的にのどかな町ではあるけど、
かつての城壁に沿って、町を囲むように作られた大通りの交通量はかなり多い。主要交差点には
信号機があるから(全部ではないが)、慣れない歩行者はコレを押して安全に横断しましょうね。
f0189467_13282544.jpg
 
上にも書いたように、東南アジアでは特にバイクがらみの事故って日本より何倍も多いと思う。
ドライバー、ライダー、歩行者のみなさん、事故にはくれぐれもお気を付けください。
と同時に、あの時事故にあった女の人、どうぞお大事に。
(まぁ深刻なケガではなかったはずだから、たぶんもう治ってるとは思うが)


 
[PR]

by tohoiwanya | 2016-09-09 00:15 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2016年 04月 18日

Cheer up! KUMAMOTO!

熊本県というのはイ課長にとって長く未踏の県の一つだった。

中年過ぎても九州は博多と与論島しか行ったことがないというテイタラクだったんだけど、
2008年の夏に何度か九州に出張することになり、佐賀、長崎、そして熊本がイッキに
「行ったことある県」になった。
このブログを書き始める動機になった3ヶ月連続海外出張の直前で、今調べたらたぶん2008年の
9月の初めだったと思う。イ課長ブログ開始の3週間前くらいだ。

もっとも熊本県に行ったっつうても福岡県に近い端っこの方で、住所が玉名郡ナントカ町。
確か博多から九州自動車道を通る高速バスか何かで行ったんじゃなかったかなぁ?

高速バスの後は確か同行者の運転するレンタカーで移動したと思う。
で、訪問先の企業に行ったわけだけど、9月の初めだから暑くて、夏草ボウボウの平原以外
何もないところだったねぇ。
f0189467_00121125.jpg
 
仕事の面談の内容はよく覚えてない(笑)。
鮮明に覚えてるのは、そのレンタカーを運転してた同行者が「うまいラーメンがあるんですよ
食っていきましょう!」って言って、田舎道を通って道路沿いのラーメン屋に連れていかれた
ことだ。ちょうどお昼頃だったと思う。

このラーメンが抜群に美味かった。あれが熊本ラーメンというのかどうかよくわからないけど
とにかく美味くて、もう一杯食いたいくらいだった。あれは忘れられないよ。
f0189467_00121146.jpg
 
そのあとレンタカーで再び福岡県内に戻って大牟田まで送ってもらい、そこからは鉄道で
福岡に戻った(と思う)。
イ課長の唯一の“熊本体験”は福岡県のヘリに近いところに行き、実質的には猛烈にウマい
ラーメン食ったということだけと言っていい(笑)。

そんな熊本県にも個人的知り合いが二人いる。

一人はもう30年来の知り合いで、今も年賀状のやりとりをしてる。当然住所を知ってる。
その住所っていうのがニュースでも報道されるくらい被害があった町で、死者も出てる。
頼むから本人・家族ともに無事でいてくれ。

もう一人はネット友達で、帝国初期の頃からの知人。こちらは住所は知らないけど携帯メールの
アドレスは知ってる。メールを送ってみたけどアドレスを変更したようでメールが届かない。
ううう・・無事でいてくれ。

とにかく余震・余震の連続で大変な状況だ。身体が無事であっても家が壊れたとか、避難生活を
強いられてるとか、最低でも電気やガスが停まって大変、なんて状況である可能性はかなり高い。

しかしそれはイ課長の知人に限った話じゃない。
熊本・大分はじめ九州のみなさん、心配するくらいのことしかできなくて申し訳ないですが、
どうかがんばって、苦境を乗り切って下さい。

本来はフワランポーン駅からタイ国鉄に乗った前回の話の続きを書くはずだったんだけど、
こんな話を臨時で書かせて頂きました。

 
[PR]

by tohoiwanya | 2016-04-18 00:18 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2016年 03月 23日

ブリュッセルが・・・・

何ということか。
ブリュッセル空港つうたら、欧州出張のたびに使うことが多くて、このブログでも何度か書いた。
地下鉄のマルビーク駅ってのが、これがまた何度も乗り降りした駅なんだよ。ヘタウマ系の巨大顔面が
駅の壁に描かれたユニークな駅で、写真を覚えてる人もいるかしれない。
f0189467_1122847.jpg
  
イ課長はブリュッセルに5回行ってるはずで、ナンだカンだ言って、今やけっこう馴染みのある街だ。
出張でしか行ったことないから、どうしても「仕事する街」って感覚があって、もし自分の出張中に
こんなことが起きたら・・と、自動的に考えてしまう。

最後に行った2013年の出張では土曜の夜にブリュッセルに到着し、水曜の昼まで滞在した。
あの出張で、今回と同じように現地時間の火曜朝にこの事件が起きたとしてシミュレーションすると
まったくもって恐ろしい。
f0189467_1305786.jpg
 
火曜は10時にアポがあったんだよなー。もう爆破テロが起きた後のはずだから、その頃にはもう
街は騒然としてただろう。しかし何が起きたのかよくわからないイ課長の心理としては、とにかく
出張スケジュールを崩壊させたらオワリ、という恐怖感があるから、地下鉄が止まってたとしても
たぶんタクシーで行こうとしただろう。マルビークの駅とはちょっと離れた訪問先だったから、
まぁ午前中のアポはそれでも何とかクリアできたとしよう。

しかし午後はあかん。14時のアポ先はまさに爆破のあったマルビーク駅が最寄駅。完全にアウト。
道路は閉鎖してるみたいだし、地下鉄も市電もストップじゃどうしようもない。「行けなくなりました」って
電話して予定キャンセル、ホテルに戻るしかない。ここでついに出張スケジュール破綻。
f0189467_1124747.jpg
 
そこから先はもうスケジュールは完全崩壊したはずだ。
水曜10時にマルビークの一つ先の駅で降りたトコでアポがあったけど、ムリだよなぁ。当然キャンセル。
あの事務所はEU本部からも近かったのだ。あの時面談した人たち、大丈夫だろうか?
f0189467_11352445.jpg
 
午後はブリュッセルからユーロスターでロンドンに行く予定だったけど、今はそのユーロスターも運行停止。
当然ロンドンへは行けない。飛行機に切り替えようにも空港までの電車も止まってるし、そもそも空港が閉鎖だよな。
英国移動不可能。ホテルから英国のあちこちのアポ先に「行けなくなりました」と面談キャンセル電話、
ついでに日本には「出張スケジュールすべて崩壊しました」と電話だ。国際電話代だけがかさんでいく。

あとはホテルの近くで食い物と缶ビールでも調達して、一言もわからぬフランス語のニュースを
ホテルのテレビで見るしかない。泊まったホテルはグラン・プラスのすぐ近くだったけど、どうせあの辺も
厳戒態勢で観光どころじゃないだろ。
f0189467_1714664.jpg
 
今回のテロは3月下旬に起きたけど、2013年の出張は2月下旬で、締切は年度末の3月末。
もはやスケジュール組み直してもう一度行くなんて時間もない。まさに一巻の終わり。
出張の中断は不可抗力と顧客が認めてくれるか、契約内容不履行でペナルティを食らうか・・
どっちだろうなぁ~?なんて考えながらホテルで暗い時間を過ごす・・そんな展開になったはずだ。
ま、結局のところ危機管理もヘチマもないわけだ。事態にホンロウされるだけの出張者。
f0189467_1833436.jpg
 
たくさんの死者も出た事件のあとに、こんな仕事の話ばかり書くのは不謹慎なのはわかっている。
しかしイ課長はテロそのものについて書く気になれない。「テロは許せない」なんて言っても空しいだけだし、
「犠牲者のご冥福を・・」なんて書いたって、これだけ理不尽な殺され方をした本人や残された家族にとって
いったい何の慰めになろうか。

2009年のブリュッセル出張の時、証券取引所前広場はW杯出場を決めたアルジェリア人たちで
お祭り騒ぎ。イ課長も見知らぬアルジェリア人と握手したり祝福したり、あれはホントに楽しかった。
f0189467_034620.jpg
 
しかしいま、同じあの広場は追悼の場となっている(下の写真はAFP)。
こういう光景はこれまで何度も見たし、今後もまた見ることになるんだろう。もう疲れた。
f0189467_13104111.jpg
 
仕事ばかりとはいえ5回も行って、イ課長はけっこうブリュッセルって街を気に入ってた。
しかし今はあの街に残してきた楽しい記憶や思い出も破壊されたような気分なのである。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2016-03-23 13:31 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)
2015年 11月 04日

続・健全と不健全のはざまで その4

さて完結編を書こう。こんな話で「その4」まで続けたなんて我ながら恥ずかしい(笑)。

ここまで書いてきたことをまとめると、問題の核心は以下のようになるはずだ。

①東南アジアでは「健全100%の店=清」もあれば「不健全100%の店=濁」もある。
 まぁそれはそれでいい。
②問題は「清濁どっちも対応する店」、すなわちグレーゾーン店が思いのほか多いということで、
 しかもグレーゾーン店と100%健全店の明確な識別は不可能っぽい。どうしたらいいのか?


アナタがイ課長同様、健全マッサージを求めるヒトだという前提で話を進めよう。
グレーゾーン店の不健全性に期待したい人はこの先を読む必要はない(笑)。
f0189467_11090663.jpg
 
店構えだけで判別するのが困難だとすると、どうすればいいか?
イ課長なりに考えられる方法としては以下の二つくらいだ。

①ひたすらフットマッサージだけ頼むようにする
たぶんこれが一番確実だと思う。
グレーゾーン店も健全店も、店の1階にフットマッサージ用の長椅子がズラッと並んでる。
だから全身マッサージじゃなくフットマッサージを頼んでる限り、2階のカーテン仕切り部屋や、
3階の「シャワーつきベッド個室」に(あれば、だが)移動することはない。いくら何でも
道路から見える1階でオプション勧誘なんてあり得ん。

ただ、これはかなり確実な方法ではあるけど、イ課長自身積極的に採用したいとは思わない。
せっかく東南アジア行ったら、あのパジャマみたいなの着て全身マッサージしてもらうのが
楽しみの一つなわけで、それをフイにすることになる。じゃ、どうするか?
  
②場所からある程度推測する
・・・と、こうならざるを得ない。
これまでに書いた記事だけでも、スクンビット・ソイ22は「グレーゾーン出現確率」が
けっこう高いと考えられる。一方、そこから通りの反対側に渡ったソイ29のカドッコにある店は
実際にイ課長も行ったけどごく普通の健全店。「この辺は危なそう」とか「この辺は大丈夫」とか
店の立地である程度推測するしかない。

しかし、これって要するに「経験則から判断する」ってことで、初めて行く街じゃ使えっこない。
識別指標にもナンにもなっとらんではないか。ばかもの。

だがイ課長に言えることはこれ以上ないのだ。とにかく昔の記事だけは忘れてほしい(笑)。
どんなに店構えをチェックしても、東南アジアで成人男性が全身マッサージをしてもらおうと思って
入った店が実はグレーゾーン店でしたって可能性はある。そうなったら自己責任で対処するしかない。
強いて言えそうなのは、タイでは一度断ればしつこい営業はなかったってことくらいだけど、これも
どの程度当てはまるかと言われれば、わからないと言うしかない。
f0189467_11090695.jpg
 
・・と、ここまで読んで、ある疑念を抱く読者も多いと思う。
「ブログでは『断った』なんて書いてるけどさぁ、イ課長、実は不健全路線でアヘアヘいってたんじゃ
ないの~?」という疑いだ。飲み会でこの話をしたら会社の連中からもそう言われたくらいだから(笑)、
同じ疑いを抱く読み手も少なくないだろう。

不健全マッサージを断ってばかりいるのはイ課長が聖人君子だからというわけではもちろんない。
もうそんなトシじゃねぇよっていうのも理由だけど、それ以上に重要なのはグレーゾーン店における
「客のガワの選ぶ権利」という問題なのである。

通常、初めて入る健全マッサージ店で自分を“担当”するのが誰になるかは偶然に支配される。
店の前で営業されたとか、たまたま入り口近くにいたとか、その店独自のローテーションとか、
そういうことで決まるはずだ。たまさか自分の担当施術者がジャバ・ザ・ハットみたいなオバさんでも
マッサージさえ上手なら不満を言う筋合いではない。
f0189467_22554453.jpg
 
恐ろしいのは、グレーゾーン店でも「客に選ぶ権利がない」という点は同じらしいってことだ。
健全店でもグレーゾーン店でも「誰がいい?」なんて聞かれることはないし、後者がゴーゴーバーみたいに
従業員採用に際して容姿やスタイルを重視なんかしてないことも明らかだ。要するに普通のオバさんや
お姉さんたちが働いてるわけ。そんな普通のご婦人から突然オプションを勧誘されてだよ?たちまち
その気になるかい?もちろんなる人もいるんだろうけど、イ課長はムリです。
 
断っとくけど、これは別にイ課長を担当した施術者がヒドいのばっかだったと言ってるわけではないよ?
普通の顔カタチしたごく普通のお姉さん・オバさんだ。それに対してこっちも普通のマッサージを希望
してるわけだから、その限りにおいて両者の関係は平和だ。でもこっちにその気がないのにトツゼン
「その気になれ」と勧誘されたらだよ?よーっぽどモチベーションが強く喚起される要素がなきゃ、
高いカネ払って不健全コースに移行しようって気にはならんて。

まぁ若い頃のラクウェル・ウェルチみたいな(古すぎる)お姉さんにたまたま当たり、そのお姉さんから
「その気になれ」と言われれば前向きに考えるかもしれんけどさ(笑)。
最初から不健全な目的で来て「相手にはこだわらない」って客ならともかく、健全な目的で来た客が
途中で「もっとお金払って不健全になれ」って言われて、相手は誰でもいいなんてこと少ないと思うけどなぁ?
f0189467_11090629.jpg
 
でもグレーゾーン店における「客の選ぶ権利」問題は正直いってイ課長にもまだよくわからない。
仮にある客が、かなり不健全寄りな目的でグレーゾーン店に入り、たまたま入口の近くにいた
おデブのオバさんが担当になったとする。客が「あなたじゃイヤ、あっちの若いコがいい」とか
ワガママ言えるもんなんだろうか?「客が選ぶ権利」が多少は考慮されるもんなのか?

しかしイ課長はそんなこと自分で実験してみる気は毛頭ないからね。
興味がある方はぜひご自身で確認して、あとで結果をご報告いただきたいと思うのである。

 
[PR]

by tohoiwanya | 2015-11-04 00:04 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 11月 02日

続・健全と不健全のはざまで その3

バンコク最終日にイ課長がハマッた落とし穴。
場所はまたスクンビットのソイ22。昨年の宮里藍さん(仮名)がいた店と、距離的には少し
離れてるけど面してる通りは同じ。この辺はとにかく店はどっさりあるのだ。

しかしこの時はさすがにイ課長も少しは警戒した。ルアンパバーンやチェンマイでの
経験があったからね。だから健全店っぽく見えても前でタムロってるお姉さんの化粧がやけに
濃いなと思えた店はスルーして、店内の長椅子でお姉さんたちがゴロゴロ寝てスマホいじってる
店に入った。よもやこんなブッたるんだ雰囲気の店が不健全店のわけはあるまい。
f0189467_11043875.jpg
 
オバさんに施術メニューを見せられた。古式マッサージ1時間200バーツ・・2時間はないのか?
2時間は?って聞くとオバさんはちょっと意外そうな顔をして倍の400バーツだと言い、そのうえ
クスクス笑いながら「2時間なら十分よね・・」なんて英語でボソッと言う。

     ビーッ!ビーッ!ビーッ!

イ課長の不健全センサー早くも作動。過去の経験を経てだいぶ感度が向上したと思われる(笑)。
この店どうもミョ〜な雰囲気だし、あとで慌てるより先に「そういうニーズはない客」であることを
宣言しといた方がいい。「ティーニー(ここ)、ノーマッサージ」と、チェンマイの時と同じセリフを
ちょっと冗談めかしてオバさんに言った。

このセリフがなぜか爆発的にウケた。そのオバさんはもとより店内にいた他のオバさん&お姉さんたちまで
一緒になって笑ってる。い、いまのがそんなにツボなの?

どうやらここも「清濁どっちもあり」の店っぽいけど、「清コース2時間」なんて客はどうもほとんど
いないみたいだ。イ課長が「オーケー、じゃ1時間にします」と言ったら、その申し出はすみやかに
承認された。売り上げは少なくなるけど、オプションのない、儲からない客は1時間にしてくれた方が
客の回転効率という点で都合いいんだろう。

結局、大笑いしてたオバさんに健全マッサージを1時間してもらった。もちろん場所は2階の
「カーテン仕切り、布団ずらり」という典型的健全レイアウトの施術スペース。
このオバさん、施術中も「ティーニー ノーマッサージ・・ぷはは!」と何度も思い出し笑いしてた
くらいだからよっぽどコッケイな客だったんだろうなイ課長は。おかげでこのオバさんとはけっこう
話がはずんで「清濁どっちもあり」のシステムをいろいろ教えてもらった。
 
濁、つまり不健全サービスのことを業界用語?では「ハッピーエンディング」っていうとか、
不健全メニューにも松竹梅3段階あるとか、梅が500バーツだとか、そういう話を教えてもらって
ものすごく勉強になったけど詳しくは書きません。「松竹梅ってナニ?」って聞かれても答えません。
だがイ課長が一番聞きたいのは「そういう店とそうでない店をどうやって見分けるの?」ってことだ。

イ「このあたりのマッサージ屋はみんなそういうサービスがあるのですか?
施「ある店、ない店、両方よ。そこの○○マッサージはハッピーエンディングなしよ
イ「し、しかし・・『ある店』と『ない店』の区別が私にはつきません

個々の店ごとに「あそこはアリよ」とか「あの店はないわよ」なんて言われたって、ガイジン旅行者に
わかるわけない。識別は事実上不可能に近いと考えるべきなんだろう。ううむ。よし、ついでに
もう一つ確認したかったことも聞いてみよう。

イ「客がハッピーエンディングを所望した場合、シャワーなしでそれを行うのですか?
施「上の階にね、シャワーのある部屋があるのよ

おおおおなるほど。
昨年、宮里藍さん(仮名)に案内されたシャワー&ベッド付き個室はまさにそういうための部屋
だったんだな。この辺のマッサージ屋はああいう部屋を併設してるところが多いのかもしれん。

いいトシした外人のオッサンがそういう店にノコノコ入ってきて「ココ、マッサージ、ナシネ」なんて
ズレまくったこと言うもんだから、彼女たちは大笑いせずにいられなかったということらしい。
例によってイ課長はオプションなしの儲からない客ということになる。

「普通のマッサージ1時間だけでソーリー」って言ったら「いいのよノープロブレムよ、アタシはどっちも
上手なんだから。うふふふ」と笑う。清濁あわせ飲むオバちゃん強し。このオバちゃんには最後に
ニッコリ笑顔の写真を撮らせてもらったけど、話の性格上掲載は見合わせる。すごくざっくばらんで
話してて楽しいオバちゃんだった。
(例によって下の写真は本文と何の関係もありません)
f0189467_11043802.jpg
 
さてだ。
ここまで3回連続記事に書いたような一連のコトをイ課長はこの2年間に東南アジアで経験した。
もはや「外観がこういう店は健全、こういう店は不健全」なんて知った風なこと、口が裂けても言えぬ。
昔書いた識別指標は使えないことをオノレの身をもって知ったわけだからね。

じゃ、東南アジアではクジ引きのようなつもりでマッサージ屋に入らないといけないのか?
たしかに「これなら絶対区別できます」という方法は思いつかないんだけど、その問題について
イ課長なりにさらに考察してみたいと思うのである(まだ続くのかよ!!)

 

[PR]

by tohoiwanya | 2015-11-02 00:06 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 10月 30日

続・健全と不健全のはざまで その2

話はことし9月のラオス・タイ旅行に移る。
1年ぶりに「健全の不健全のはざま」の深淵を見たのはラオスの、ルアンパバーンでの
ことだったのである。まさかラオスでそんなコトが?と思うでしょ?イ課長も思った。

この話には伏線がある。実は前日、ルアンパバーンで最初に入ったマッサージ屋が
イマイチだったのだ。どうイマイチだったかというと

①施術者が若い男性。力は強いけどけっこう乱暴で痛くて、ちょっと懲りた。
②マッサージにつきものの、パジャマみたいな柔らかい服への着替えなし。入店時に着てた
 Tシャツ&短パンのまま施術を受ける。施術中、邪魔だからサイフなんかはポケットから
 いちいち出すわけだけど、なんだかなぁ・・ラオスではこういうもんなの?


だから翌日は「やっぱ女性施術者」で「服着たままは避けたい」と思いつつ別のマッサージ屋を探した。
するとお姉さんがポツンと店番してる店があった。ふむ、ここでいいか。

見れば1階はフットマッサージ用の長椅子が並んだ典型的健全店パターン。
ルアンパバーンで不健全リスクなんてハナから考えてないから、油断120%状態と言っていい。
f0189467_10553932.jpg
 
前日、男性施術者に痛い思いをさせられたのは「ラオマッサージ1時間」というやつだったから
今日は別のにしようと思って「オイルマッサージ1時間」というのを選んでみた。オイルマッサージなら
ソフトにやってくれるはずだし、服着たままってこともない。裸になってやるはずだからね。
オイルマッサージで裸になるっていうのは昔バリ島でもやってもらったし、それ自体はちっとも
異常ではない。たぶん腰にタオルをかけてやるはずだ。裸になるマッサージを選んだことが
あとで自分を不利にするとはこれっぽっちも考えてない。さっきも言ったように油断120%。

通されたのは2階の部屋、カーテンで区切っただけの布団の上。これも健全120%パターンだ。
マッサージも健全なまま進行した。ところが1時間のうちの45分くらい過ぎた頃だったか、
お姉さんが「マッサージ、ヒア?(ここもマッサージする?)」と言い出すではないか。

不健全センサーが警報を発する間もない、完全な奇襲攻撃。驚いたね。ルアンパバーンで
こんな目に遭うのかよ!しかもこっちは裸ときた。防戦する上で極めて不利だ。
とりあえず「ノーサンキューです」って言ったけど、このお姉さん、引き下がらない。

この時は「させろ」「だめ、やめて」という、どっちが男だか女だかわからない攻防が
けっこう長く続いた。前回書いたバンコクの宮里藍さん(仮名)みたいに、こっちが断ったら
すぐに了承してくれるような理解のある人ではなかったんだよ。

相手の話のコシを折るために、わざと「あなたはいくら追加のお金を欲するのか?」と
聞いてみた。ちなみにこの店の1時間のオイルマッサージ代は4万キープ(約600円)。

そのお姉さんは言った。「20万キープ」・・約3000円か・・ラオスじゃけっこう大金だ。
もちろん断ると「10万」「5万」とだんだん下がる。いやだから値段の問題じゃなくて・・

実はこの時イ課長が考えたのは自分の貞操問題より「シャワーも浴びてないのに?」ということ。
仮にイ課長が「5万ならお願いします」と言ったらだよ?彼女はシャワー浴びてないイ課長に
そのまま不健全コースに移行するわけ?残り時間から考えてそうなんだろうなぁ。

客ン中には何日もシャワー浴びてねぇバッチい客だっているかもしれん。そういう客の場合でも
シャワーなしなの?それさぁ・・する方もイヤだろうけど、される方だってやだよ。
実際にはこの時イ課長は昼間の観光で汗びっしょりになってホテルに戻り、一度シャワーを
浴びた後だったからそれほど汚くはなかった(はずだ)けど、それでもやっぱ・・・。

しかもさっきも言ったようにここはカーテンで区切られただけのスペースだぜ?
カーテンの向こうから人の話し声とかも聞こえる。そんな状況&そんな場所でアータ・・・。
結局、1時間のうち最後の15分くらいは「させろ」「だめ」の攻防に終始したようなもんだ。

しかしラオスでこういう勧誘があるっていうのには本当に驚いたよ。まさかと思った。
あとでこの話をバンコクでしたら、バンコクの施術者オバさんも「ラオスでもあるのねぇ」って
ちょっと驚いてたくらいだからイ課長が驚くのも当然だ。外人観光客がワンサと集まる町だと
こういう商売が発生するのかもなぁ。

ルアンパバーンの次に行ったチェンマイでもややコレに近い事態が起きた。いやはや。
この時も健全マッサージ屋と思って入ったら、女性施術者から「ここもマッサージする?」と聞かれた。

ただこの時は「ティーニー(ここ)、ノーマッサージ」とタイ語+英語で言ったら強引な勧誘はなく、
宮里藍さん(仮名)の時と同様、その後は普通のマッサージが続いた。「客のニーズがあるかどうか、
一応確認します」的な、ユルい営業スタイルだったので助かったけど、もし「お願いします」って
言えば不健全コースに移行したわけだろ?要するにドッチも可ってことだ。それって恐ろしい話で、
客は健全店か不健全店かの区別がつかねぇじゃん。
f0189467_10584627.jpg
 
そんなチェンマイを経て最後に行ったバンコク。いちばん危なそうだ(笑)。
ところが意外なことにバンコクでは途中まで何の問題もなかった。健全店だろうと思って入った店で
ちゃんと健全なマッサージを受けたわけで、昔の記事で書いた識別指標が有効に機能してたよ。途中までは。

しかし、最後の日にまた罠にハマッたのだ。
バンコクにおいて「正面がガラス張りで1階にフットマッサージ用の長椅子が並んだ店なら
健全と見なせる」と書いたあの記事は根底から修正しないといけないとつくづく痛感したよ。
しかしまた長くなってしまったから続きは次回だ。

 
[PR]

by tohoiwanya | 2015-10-30 00:03 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 10月 28日

続・健全と不健全のはざまで その1

ちったぁ腰を落ち着けてベトナムネタを書き続けるのかと思ったら、また脱線。
しかしこれはいつかは書かねばならぬ話だったのだ。

以前にイ課長は同じ標題(もちろん「続」なし)でこういう記事を書いたことがある。

あの記事の中で健全マッサージと不健全マッサージの識別指標について書いた。
こういう店構えならまず健全とか、こういうのは明らかに不健全っぽいなんて話で、
書いたのは2013年末バンコク避寒旅行の後だった。

だが、その後も行った東南アジアでの経験から、今やこのテーマに関して修正・補足記事を
書く必要性をイ課長は強く感じるに至ったのである。

要するに「鉄板で健全」と思った店でうげげ!という事態になり、イ課長自身が周章狼狽した
ケースが何度かあったからだ。自分で書いた識別指標が使えないことを自分で悟ったわけ。
詳細に書けない部分もあるけど、自己批判も兼ねて修正・補足させていただきたいのである。

どこから話し始めるべきか・・・。
とりあえず昨年のカンボジアの話から始めるか。

シェムリアップ到着日。国境越えバス予約を終え、メシも食い、明日は遺跡観光が待ってる。
とりあえず今日はマッサージでもしてもらって長時間バスの疲れをほぐすか、というわけで
ごく普通っぽいマッサージ屋に入った。

この時イ課長は汗ダク。マッサージの時は例のダボダボしたパジャマみたいなものに着替える
はずだけど、たぶんそれもすぐ汗で濡れるだろう。みっともないから出来れば施術前に
シャワーを浴びられると嬉しい。

そう言うと「じゃ、あそこにシャワー室があるから浴びて来て」と言われた。
なるほど。暑い国のマッサージ屋にはシャワー室くらいあるよな。ここでシャワーを浴び、
さっぱりして何の問題もなくマッサージを受けたのである(下の写真がシャワー室)。
f0189467_10231922.jpg
 
そのシェムリアップから国境越えバスで着いたバンコク。
バンコクで入ったマッサージ屋さんも最初のうちは問題なかった。スーさんのいる店ほか、
誰が見ても健全っぽい店で健全なマッサージをしてもらった。

そして迎えたバンコク最終日。夜の飛行機に乗る前にもう一回マッサージしてもらおうと思って
スクンビット通りソイ22を歩いていた。あそこはマッサージ屋がゴロゴロ並んでるのだ。
同じような店が何軒もある中で、ある店の前でプロゴルファーの宮里藍風の、いかにも
南方系のお姉さんが「マッサージ」って声かけてきたからココでいいやと思って入った。

健全店の場合、足マッサは1階の長椅子、全身マッサは上の階の布団でやることがほとんど。
宮里藍さん(仮名)は2階を通り越してイ課長を3階に案内し、ある部屋に通したんだけど、
ここで初めてイ課長は自分が置かれた窮地に気付いた。

普通、全身マッサージ用のフロアって大体どの店でもカーテンで区切った各スペースごとに布団が
敷いてあるという構造。ところが通された部屋は完全個室。だがそれだけならまだいい。
見るとシャワー室は個室の中についている。つまりシャワー付き個室。ええええ?
しかも布団じゃなくベッドときた。シャワーがある個室にベッド?!

 ビーッ!ビーッ!ビーッ!

いかに愚かなるイ課長でも、ここまで道具立てがそろえば脳内の「不健全センサー」が
警報を発する。こりゃヤバいかも。いや「かも」というよりかなり確実にヤバい。
うわぁ変な店に入っちまった。店構えはフツーだったのに参ったなぁ・・。

一応シャワーは使った。汗かいてるからこれは助かる。
しかしシャワー浴びながらもイ課長はこの後どうやって切り抜けるかをいろいろ考えた。

まぁ不健全なオサソイを切り抜けたければ、シャレた方法なんてないよな。
正直に言うしかない。それなら先手を打つに限る。シャワーを出たイ課長は施術が始まる前に
宮里藍さん(仮名)に「トラディショナル、ノーマルマッサージだけプリーズ。OK?」と言った。

幸い、宮里藍さん(仮名)は寛容な女性で、さしたる追加営業も勧誘もなく申し出は承諾された。
イ課長がやけに真剣な顔してたから「営業してもダメそうだ」と思って諦めたのかもしれない。
(下の写真と本文は何の関係もありません)
f0189467_10504819.jpg
 
このあとマッサージを受けながら宮里藍さん(仮名)からいろいろ話を聞いた。
客の半分くらいは日本人、その他にファラン(タイでは欧米系白人をこう言う)、さらに
韓国人とか中国人の客もちらほらいるそうで、もちろんほとんどは男性客である。ま、男性客が
多いというのは健全店でもそうだと思うが。

この部屋に案内された客はシャワーを浴び、マッサージを受け、その途中でオプションの
勧誘を受けることになるようだ。当然その分は追加料金で、彼女たちの身入りも増える。
従ってイ課長みたいなのは儲からない客ってことになる。

宮里藍さん(仮名)の実家はバンコクに近いみたいだけど、実家への仕送りをしてるらしい。
まだ独身だそうだけど「稼がないといけないし、結婚は難しいわー」なんて言う。
気取りのないざっくばらんなお姉さんで、人柄的にはすごくイイ人だった。
(以前書いた、蝶々サンって聞こえたって言われたのがこのお姉さん)

イ課長は昨年バンコクでこういう経験をした。
この時に「マッサージ屋の店構えだけじゃ間違えることもあるんだなぁ」と思ったけど、
その翌年、つまり今年9月の旅行でイ課長は不健全センサーが作動する経験をさらに
重ねることになる。しかし長くなったから続きは次回だ。

  
[PR]

by tohoiwanya | 2015-10-28 00:11 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2015年 08月 19日

海外渡航にはキケンが伴う

バンコク中心街で爆弾テロ発生。

中心街ってどこだろ?バンコク市街地だったらイ課長が行ったことある場所っていう
可能性もあると思ったけど、ニュースを読んで驚いた。

あのエラワン廟かよ!(下の写真はロイターのもの)
f0189467_00125875.jpg
 
エラワン廟つうたら確かにド中心街だ。イ課長も行ったことある。
しかしあれって一応宗教施設だろ?宗教施設で爆弾テロってヒドい。

去年の9月の旅行でも滞在最終日にエラワン廟に立ち寄った。
スカイトレインの駅もすぐだし、この辺には巨大ショッピングモールがたくさんあるから、
最後に土産物を買い物した時にフラッと寄ってみたのだ。
f0189467_00102692.jpg
 
バンコクじゃ「願いがかなうエラワン廟」っつうんで大人気で、いつ行っても人が絶えない。
願いがかなった人はお礼参りに来て、舞踊を奉納?したりするんだよね。ここのタイ舞踊の
ダンサーを以前美女図鑑でご紹介したこともある。

そんな、バンコク屈指のパワースポットと評判の場所で爆弾テロに遭うなんて・・・
願い事しに来た参列者はもちろん、供物の花を売るおばちゃんたちも犠牲になったはずだ。
ご冥福をお祈りするなんて言われても、理不尽すぎて本人たちは死にきれないよなぁ。
f0189467_00102618.jpg
 
海外旅行に行けば誰でも行き先の安全や治安を気にする。

一番“身近”なのはやっぱスリやカッパライ、強盗、旅行者狙いのサギといった「犯罪系」か。
しかしいくら「この国は治安がいい」って言っても、犯罪系リスクゼロの国なんて存在しないわけで、
結局旅行者本人が気を付けるしかない。ただ、犯罪系の唯一の救いはこの「本人の注意」が
実際にリスク対策としてかなり有効であるという点だ。

しかし今回みたいな爆弾とか銃撃だなんていう「テロ系」になると旅行者は注意しようがない。
まぁ「テロ確率の高そうな国」を避けるといった本人のリスク回避努力も多少は有効だけど、
今回のエラワン廟のテロなんて事実上確率と運に支配されてると言っていい。行ったこと
ある場所だけに、イ課長が巻き込まれてても何の不思議もなかったよなぁと思うワケよ。

海外旅行のキケンでもう一つ重要なのが「事故系」だ。典型的なのが飛行機事故。
これまた旅行者本人はほぼ完全に無力。確率と運のみに支配された世界。旅行者の努力で
飛行機事故リスクを低減させたければ旅行をやめろってことになっちまう。

バンコクの、よく知ってる場所で爆弾テロと聞いて、海外でのキケンというものについて
いろいろ考えて、ついこんな記事を書いてしまいました。

バンコクの爆発で重傷を負った日本人男性、帰宅途中に偶然通りかかっただけなんでしょ?
彼には油断も落ち度も不注意も全くなかった。まさに天から降ってきた災難だ。
重症だけどなんとか容態は安定してきたようで、とにかく一日も早い回復を祈りたい。
 
結局のところ、自分で気をつけることで防げるキケンなんてけっこう限られてる。
「テロ系」や「事故系」となると、ある意味運を天に任せて行くしかないわけだけど、
そうやって9月にまたイ課長も海外に行くのである。無事に帰ってこられるだろうか・・

 
[PR]

by tohoiwanya | 2015-08-19 00:17 | 出張・旅行あれこれ | Comments(6)
2014年 03月 11日

高度3万フィートの恐怖

三流の航空機サスペンス小説っぽい標題でスマヌ。
いやー、例のマレーシア航空行方不明の件が気になってさぁ。
「次回はタージ・マハルだぞー」と言っておきながら、今日は緊急ネタで違う話なのである。

飛行機の安全性って昔に比べればだいぶ向上したはずで、実際、イ課長の印象でも
飛行機事故のニュースって国内はもちろん、海外でも昔よりずいぶん減ったなぁと思うんだよ。
f0189467_00012788.jpg
イ課長が子供~青年の頃ってねぇ、飛行機事故のニュースがけっこうよくあった。
記憶に残る最も古い事故は全日空機の羽田沖墜落事故かなぁ?今調べたら1966年のことらしい。
国内線じゃ御巣鷹山のJALの事故以来、多数の死者が出るような大きな飛行機事故って起きてないけど
海外じゃその後も時々落っこちてた(おなじみの、乗客に日本人はいませんでした・・)。

しかし、昔に比べるとそういう海外での飛行機事故のニュースを聞くことも減ったと思うんだよ。

世界中で航空需要が拡大し、フライト数も増える一方で事故が減るってスゴいことだ。
機体や空港管制、気象予報その他モロモロの技術・システムの進歩がそれを支えてるってことなんだろう。
いまや航空機事故の確率って、たぶんウン万フライトどころか、ヘタすりゃウン十万フライトに1回くらいの
低確率じゃないかと思うんだよね。
f0189467_00012757.jpg
しかし、それでもやはり飛行機事故は起きる。
飛行機事故だと、いったん起きれば高い確率で「乗員・乗客全員死亡」というニュースがその後に続く。
マレーシア航空の件も、そうなりそうなイヤな感じになってきよねぇ。
ああいうニュースに接すると、忘れかけていた「空の恐怖」が思い出されてくる。

イ課長の通算飛行機搭乗回数って、ヘビーユーザーに比べればホント微々たるもんで、たぶん
過去の人生のフライト数全部足しても100フライトいかないんじゃないかなぁ?
そんな、フリークエントフライヤーとは程遠いイ課長でも、これまで数回ほど飛行機でコワい思いをした。

天候が悪くてキャンセルとか遅延、代替空港とかっていうのは、わりとよくあるケースだろう。
しかしこれが「機体トラブル」とか「不具合」となると、ちょっとイヤ感じするよね。しかもその不具合っていうのが
離陸した後に発覚となると、激しくイヤな感じになるけど、イ課長はそういう経験が1.5回ほどある。
f0189467_00012700.jpg
1回は忘れもしない、2005年にオヤジとオフクロをイスタンブールに連れていった時だ。使ったのはトルコ航空。
帰りのフライトはイスタンブールを夕方頃に離陸、成田に午前中到着というようなスケジュールだったと思う。

イスタンブールを発って4時間たった頃だったかなぁ?
映画を1本みて、さてまだ眠くないけどどうしよう・・という感じのところで、(たぶん)機長からアナウンスがあり
外国人乗客がザワザワしはじめた。しかしトルコ語なんてサッパリわからないイ課長一家はポカーン。
日本語でのアナウンス(東京行きのせいか、日本人CAが何人かいた)を聞いてやっとガクゼンとした。

「当機は機体に小さな不具合がございますため、ただいまからイスタンブールに引き返します」

当初は不具合ウンヌンより「ここまで来て引き返すの?」というショックの方が大きかった。
すでに半分近く、おそらく飛行ルートの4割程度は来てたはずなんだから。これからイスタンブールに戻るだけで
また4時間くらいかかるわけじゃん。うぇぇ~勘弁してくんねぇ?

しかし乗客は無力だ。そこからまた延々とイスタンブールに戻り、真夜中の空港に着陸することになった。

その時、はじめて恐怖感がわいてきた。
それがナニであるかは不明だが、この機体には引き返さなければならないほどの「不具合」があるのは確か。
相当ヤバい問題なのかもしれん。何か問題を抱えた、万全じゃない機体で夜中の空港に着陸。リスク高いよ。
イ課長も相当緊張してたけど、トホ妻の緊張ぶりはさらにスゴくて、血管切れそうになってた(笑)。

地面に激突すると、機体の前の方がまず破壊され、一瞬のうちにその破壊が自分たちのいる所まで
バリバリと伝わってくるのかな?それを見ることになるのかな?なんて思ったよ、本気で。

イ課長が現在生きている事実からわかるように、幸い飛行機は無事イスタンブール空港に着陸してくれた。
全員一度降ろされ、夜中の1時だか2時のターミナルでしばーらく待たされ、こりゃもう今日はダメかと思ったら
真夜中3時くらいに「ほらまた飛ぶぞ」となって、ゾロゾロと機内へ戻され、再び離陸した。

結局、今度は引き返すこともなくちゃんと日本に戻ってきたけど、本来の到着時間からは軽く10時間くらい
遅延したわけで、日本の家族はだいぶ心配したらしい。もちろん「小さな不具合」の詳細はナゾのままである。
機長がお風呂に浮かべるアヒルちゃんをイスタンブールに忘れてきてしまったために、取りに戻った」という
斬新な仮説を唱える者もいたが、真面目に耳を傾ける者はいなかった(笑)。
f0189467_00012986.jpg
これが1.5回のうちの1回。
残りの0.5回というのは、実はトホ妻との新婚旅行の時のことなのである。
旅行が全部終り、最後にチューリッヒ空港からナントカっていうローカル航空に乗ってロンドンまで飛び、
バージンアトランティックに乗り換えて、そのまま日本に戻る予定だった。

ナントカ航空の飛行機がチューリッヒ空港の滑走路の一番端っこまで行き、向きを変え、いざ離陸。
エンジン最大出力の轟音と共に滑走速度がドンドン速くなり、そろそろ機首が持ち上がって・・・・

だがここで、シロウトのイ課長が聞いてもエンジン音がおかしかったんだよ。
音が一定してなくて、ガー ギュー ガー ギュー って感じでヘンな音が間にはさまる。
「あ、エンジン変だ。このまま飛んだらこの飛行機落ちる」とトッサに思った。

次の瞬間、逆噴射のゴワーーという大騒音が響き、乗客はベルトしたまま少し前に引っ張られた。
シロウトのイ課長ですら音がヘンだと感じたくらいだから、パイロットはヤバい事態を察知したに違いない。
いきなりの離陸中止。

こういう時「えーい、飛んじまえ」っていう乱暴な機長もいるんだろうなぁ。中止するほうが勇気がいる。
幸い、勇気ある機長だったようだけど、判断がモタモタしてたら滑走路を飛び出してたかもしれないよな。
明らかにエンジンはヘンだったけど、とりあえずスンデのところで離陸直前に何とか停止してくれたわけで、
だから0.5回というわけだ。あの時も結局2時間くらい待ったあと同じ機体で再離陸したっけ。
f0189467_00012681.jpg
今までのイ課長のフライト人生で「あン時はこわかった」と本当に思えるのはこの2回くらいかなぁ。
これまで緊急着陸はもちろん、「悪天候で代替空港」すら経験したことないんだよね。非常に幸運な
飛行機搭乗人生を(少なくとも現在までのところでは)歩んできたわけだ。

もしアナタが「あの時は死ぬかと思った」という恐怖フライト経験があったら、コメント欄にお寄せ下さい(笑)。
f0189467_00012706.jpg
しかしだよ、マレーシア航空の話に戻るけどさ・・・。
子供の頃、飛行機事故のニュースをたくさん見てきたイ課長だけに「飛行機事故はなぜか連続して起きる」と
言われてることもよく知ってる。実際、子供の頃に日本で二日連続飛行機事故なんてこともあったはずだ。

それだけに、久しぶりの大型旅客機事故のニュースが気になる。
今回のマレーシア航空の件が、この後「連続して起きる」ことの、最初の引き金でなきゃいいんだが・・・・。
 



[PR]

by tohoiwanya | 2014-03-11 00:05 | 出張・旅行あれこれ | Comments(14)