タグ:地方都市 ( 36 ) タグの人気記事


2017年 01月 27日

地方都市のごぉごぉばぁ

ある時期までイ課長ブログの風俗ネタなんてせいぜい欧州の飾り窓くらいだったけど、
東南アジアに行くようになってハッキリ言って増えた。グレーゾーンマッサージ店の話とか
書いたからねぇ。

中でもバンコクのゴーゴーバーじゃ深く反省したり友人ができたり、いろいろあった。
ゴーゴーバーなら任せといてくれよと言いたいところだけど、イ課長が知ってるのは
タイの、バンコクの、ソイカウボーイだけ。バンコク以外の町にそんな業態の店が
あるかどうかも知らなかった。
 
ところがチェンマイには一応ゴーゴーバーが二つか三つくらいあると知った。
となれば、そういう田舎のゴーゴーバーを一度見てみっか、という悪心が湧いてくる。
たぶんバンコクほどキラキラしてなくて、田舎臭いものであることは十分想像されるが
まぁ百聞は一見に如かず。行ってみようか。

チェンマイではゴーゴーバーも全然密集しておらず、ポツポツと散在してるらしい。
ホテルから徒歩圏にとりあえず一つ存在するようだったから、そこに行った。
前回の散歩の続きだから、せいぜい夜の8時頃じゃなかったかと思う。

店があるはずの場所に行ってみると、こんな感じの店がポツリ。
え?・・これがそうなの?ホントにゴーゴーバー?隣は洗濯屋みたいですけど(笑)。
チャンクラン通りから一つか二つ入った、薄暗い、細い道に面した店。何だか
入るのに勇気がいるなぁ・・。
f0189467_11044957.jpg
 
同じゴーゴーバーでもきらびやかなネオンで昼を欺くようなソイカウボーイに比べると
感動すべき落差。まぁ地方都市だからねぇ・・。
(参考:下の写真がバンコク・ソイカウボーイのゴーゴーバー街)
f0189467_14571843.jpg
 
しかしここまで来て引き返すのもバカバカしいからエイヤで中に入ってみた。
店内はすげーすいてたね。イ課長以外に客がせいぜい数人。時間が早すぎたのかな?
テーブルに案内され、ビールを頼み、さて改めてゆっくり店内を観察してみると・・・。

・・ううーむ・・舞台の上に確かにダンサーはいる。ゴーゴーバーに間違いない。
しかしダンサーは3人くらいで、客席同様ステージもやけに閑散としてる。内装も一応
ソレらしく作ってるけど、店内照明はやや暗め。ハデハデ照明に照らされたバンコクの
ステージと比べちゃうとウラブレ感は如何ともし難い。
 
ステージ上で踊るご婦人たちも何となく「シゴトでステージ立ってまーす」って雰囲気が漂う。
「アタシの美貌とスタイルで客をゲットして稼ぐわ!」っていう意欲はあまり感じられない。
まぁこんなに客の少ない状態で、意欲マンマンでこられてもかえって困るが。

控えのダンサーがイ課長んトコに来て「ねぇ、そこ座っていい〜?」ってモーションかけてきた。
意欲のあるダンサーらしい。でも暗くて顔がよく見えないし、体型の感じから直感的に
お断りした。あとで彼女がステージに上がったのを見てイ課長の直感は正しかったと思った(笑)。
あのご婦人、あの店のダンサーじゃ最年長かもしれない。
 
チェンマイはイ課長が昔絵本を送ったパヤオとも近い。もしかしてすごい偶然が・・なんて
ことも夢想したけど、別に話をしたいと思うダンサーもいねぇなぁ・・・と思いつつ、ビールを
ちびちび飲んでたら突然「あーゆー じゃぱにーず?」とウェイトレスから声をかけられた。
あーー驚いた。い・・イエス、日本人だけど?

そのウェイトレスさん、ニニさん(仮名)という若い子で、たどたどしいひらがなで紙に「ににです」なんて
自分の名前を書いたりする。あらすごい。来日経験はないらしいんだけど、日本好きみたいで、
一人でボンヤリしてる日本人客を見て話かけてみようと思ったらしい。

客も少なくてヒマだったから、ニニさんは飲み物を運んだりしてイ課長の近くを通るたびに
立ち止まって話し相手になってくれる。地方のひなびたゴーゴーバーで「なんだかなぁ・・」と
思いながらボーッとしてるしかなかっただけに、ニニさん(仮名)が話し相手になってくれて
ホントに助かったよ。
 
結局このゴーゴーバーではニニさんと話をして過ごしたようなもんだ。彼女には深く感謝したい。
店を出る時、ポケットにあったコインを全部チップとしてあげたけど、金額的にはだいぶ
ショボかったと思う・・ごめんね。

この時、ニニさんとはFacebook友達になったんだけど、その後投稿してる写真を見ると
彼女、どうも米国に移り住んだみたいなんだよ。留学なのか移住なのか、はたまた国際結婚なのか
その辺の事情はわからない(結婚ではなさそうだが・・・)。ニニさん、日本ファンってだけじゃなく
海外志向の強いコだったんだろうな。とにかく彼女はいまカリフォルニア州にいる。

ニニさん、ゴーゴーバーで知り合ったFacebook友達としてはビーさんに続いて二人目だ。
もう会うことはないだろうけど、米国におけるニニさんの幸福をお祈りしたいのである。

ちなみに、ビーさんの方は写真を見る限り、バンコクでの仕事は辞めてイーサーンの
実家に戻ったようだ。ビーさんの幸福も相変わらずお祈りするよ、イ課長は。
 
 
 

[PR]

by tohoiwanya | 2017-01-27 00:09 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 01月 25日

夜のチェンマイ

さて、それではのんびりした東南アジアの話に戻りましょう。本日は中でものんびりした
夜の散歩の話だ。

昼間はルアンパバーンから飛行機移動、サンデーマーケット歩いてクタクタになり、夕方には
マッサージ屋で足をモンでもらい・・という感じで、イ課長の東南アジア旅行で極めてよくある
パターンの一日が過ぎて夜になった。
f0189467_17040380.jpg
 
さて晩メシだ。夜のチェンマイに出撃だぜ。
イ課長が泊まったホテルは旧市街(要するに城壁の中)からちょっと離れてるけど、その分
チャンクラン通りのナイトバザールには近いはず。とりあえずそこでも覗いてみっか。

ははぁ~~・・・これがそう?バザールというわりには、やけに閑散としてないか?
f0189467_17040318.jpg
 
バンコクのシーロム通りとかスクンビット通りの歩道は別にナイトバザールなんて名称ないけど、
夜になるとギッシリ露店が立ち並んで地元民と観光客とでたいへんな賑わい。それに比べると
ずいぶん人が少なくてのどかなこと。やっぱ大都会バンコクと比べちゃうと、さすがのチェンマイも
ひなびた地方都市って感じが漂うねぇ。

むー?あそこにもナイトバザールってネオンがあるぞ。あそこは賑やかなのかな?
まぁヒマなんだし、行ってみっか。夜のチェンマイをさまよってみようじゃないの。
f0189467_17040332.jpg
 
ふーむ・・中に入ると民族音楽のナマ演奏なんてやってる。これ、タイの民族衣装かね?
胡弓なんか弾いてるとこみると、中国のドコカの地方風なんじゃないか?
f0189467_17041652.jpg
 
フと上を見ると、ほら、ここにも中国人観光客いらっさい垂れ幕がどかーん。
チェンマイじゃ今や中国人旅行者こそが最大のお得意様であることがうかがえる。
日本も爆買いブーム終焉なんて言われるけど、日本旅行費用における買い物ウェイトの高さじゃ
中国人観光客が断トツなんだよね。
f0189467_17041543.jpg
 
ここは要するに観光客向け土産物屋が集まったモールみたいだな。
ここも人が少ないし、大して面白いブツもないので、奥のフードコートでカオソーイだけ食って
散歩の方向をナイトバザールではなく、他の方向に向けてみた。
f0189467_17054360.jpg
 
チェンマイには夜の歓楽街も皆無ってわけじゃなくて、ウッフン系ナイトスポットもあるにはある。
ただバンコクのパッポンとかソイカウボーイみたいにギッシリ集積してなくてちょこっ、ちょこっと
町のあちこちに散在してるみたいなんだよね。

これは・・どこだったかな?チャンクラン通りからさほど離れてない場所のはずで、ウッフン系
地帯のようにも思えるけど、照明暗いし、お客が少なくて活気もないし、よくわからん。
まだ時間も早かったからなぁ(たぶん7時半頃だったと思う)。
f0189467_11045786.jpg
 
反対側にはこんなアトラクション用のムエタイ(キックボクシング)のリングまである。
むかーし、パッポン通りの妖しいバーの中にムエタイのリングを設置してるの見たっけなぁ。
とすると、やっぱこの辺りは立派な「チェンマイの夜のプレイスポット」ってことなんだろう。
だいぶショボめではあるが。
f0189467_11044979.jpg
 
てな感じで、バンコクの夜の賑わいを知ってると、どうしてもチェンマイのナイトスポットは
やっぱ「地方都市のソレ」って感じだよねぇ。ま、それはそれでノドカでいいが。
(なぜかチェンマイにはホフブロイハウスもある。本家のチェンマイ支店?うっそぉ・・)
f0189467_11045768.jpg
 
しかし昨日までいたルアンパバーンと比べりゃ、ナイトプレイスポットが多少はあるだけでも
大変な大都会だよ(笑)。世界から隔絶されたようなのどかなラオスから、世俗感あふれるタイに
来たんだから、いっちょ世俗にまみれて夜のプレイスポットに行ってくれようじゃねぇか

というわけで、このあとイ課長はある店に入るのだが、続きは次回だ。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2017-01-25 00:36 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 12月 02日

ルアンパバーンで見たもの

こうして思い返すと、ルアンパバーン滞在中はホントにいろんなものを見た。
町内でお寺を見学するか、あとは車で遠足にでも行くくらいしかない超田舎町のはずなのに、
見たり感じたりしたことは多かったように思う。要するに充実してたワケだな。

本日は「一つの記事にするほどじゃないけど、紹介しないのはもったいない」というネタを
まとめてご紹介しよう。いわばルアンパバーン小ネタ集。どんなのかというと・・

①傘をさすライダーたち
ヴィエンチャンで早朝のスコールに遭った時、ヘルメット姿でバイクに乗った女性が雨傘をさして
乗ってるのを見て、「ヘルメットかぶって傘さす人を初めて見た」と書いた。その時の写真がこれ

あの時は雨だった。
しかしルアンパバーンでは「日傘をさすライダー」っていうのもけっこう見たんだよ。こんな感じ。
f0189467_11465473.jpg
 
イ課長も台湾や東南アジアでいろんなライダーたちを見たけど、日傘さしてるのは初めてだと思う。
自転車であれバイクであれ、片手で傘を持てば必然的にバイクは片手運転しなきゃならん。
右手はスロットルを握るために必要だから、日傘は必然的に左手ってことになるが、危なくないか?
ちなみに、イ課長は傘さして自転車乗る時は左手自転車、右手傘じゃないと乗れない。
何度か逆にトライしたことあるけど、とたんに不安定になる。

二人乗りで前の人が運転担当、後ろの人が傘持ち担当という、分業制の乗り方も見た。
こっちの方が運転者は両手使えるから、片手運転よりは安全といえるか。
f0189467_11465357.jpg
 
しかしですね、ラオスのライダーさんたちよ。イ課長としてはですね、日焼け対策という点でも
安全性という点でも、やっぱりヘルメットを着用していただきたいと思うんでごんすよ。


②ちょっとコワい橋
例の織物の村への死の行軍の最中、ボロい橋があった。この橋はプーシーの丘からもよく見えた。
ああ、あの時見た橋がこれかぁと思ってちょっと立ち止まって観察。
f0189467_11490287.jpg
 
ふーむ・・この橋、車は通れないようになってるんだね。バイクオンリー。
理由は「重い車が通ると橋が崩落するかもしれんから」・・以外に考えられないよな・・ううう。
モノが通る部分を木材で補強した橋って、クアンシーの滝行く時にも通ったなぁ・・。

バイクだけかと思えば、一応歩行者用の細い通路がワキに付いてる。これも床は木製。
f0189467_11491139.jpg
 
ちょっと歩いてみようか、と思って足を踏み入れてみたものの・・・うううう。
何せイ課長はブダペストのくさり橋でも恐怖を感じるくらいの、大変敏感な危機意識の持ち主(笑)。
ほら、下の写真一番左の板なんて、金具との接続ボルトがはずれてるじゃん。やめてーーー。
f0189467_11491174.jpg
 
f0189467_11490285.jpg
 
ビクビクしてたら向こうからお坊さんが来た。もちろん地元の人たちは平気で渡ってる。
しかしイ課長はもういいです。目的地は橋の向こうじゃないんだし、途中で引き返します。
というわけでこの橋からすごすご退散したのである。あーおっかねー。

③社会主義プロパガンダ
あんまりそういう感じしないけど、一応ラオスってベトナムなんかと同じ社会主義国・・のはずだ。
隣国のカンボジアやタイには王様がいるけど、ラオスでは王政なんてトックに廃止してて
ラオス人民革命党による一党独裁が続いてる・・はずだ。

ヴィエンチャンやルアンパバーンを歩いててそういうことを意識することってほとんどなかったけど。
ルアンパバーンでは例の死の行軍の途中にこんなものを見かけた。
f0189467_11504443.jpg
 
おおお。これってサイゴンでよく見たプロパガンダアートのラオス版ってことだよな?
真ん中にはラオス国旗と並んで鎌とハンマーがでかでか。これは旧ソ連国旗としてってことじゃなく
マルクスレーニン主義とシンボルとして掲げてるんだと思うけど、ひょっとするとラオス人民革命党は
旧ソ連寄りだったのかも。ベトナム戦争後のベトナムもそうだったし。
f0189467_11504343.jpg
 
サイゴンで見たのに比べると色が薄いけど、ひょっとすると日に焼けて色落ちしたのかな(笑)。
ベトナムのプロパガンダアートは人間の顔描く場合でも黒目と白目を分けたりせず黒目だけで
シンプルにデザインしたのが多かったけど、黒目の中のヒカリまで描いてる。ちょっと劇画調。

というわけで、写真を交えたラオス小ネタ集でした。
まだいろいろ写真あるから、またやるかも、この企画。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2016-12-02 00:04 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 08月 05日

ルアンパバーンという町

今さらだけど、イ課長はこのブログにおいてこの町のことをずっと「ルアンパバーン」と表記してきた。
しかし「バ」と「ン」の間の伸ばしを入れずに「ルアンパバン」と書く人もけっこう多い。

しかも「ルアンプラバーン」「ルアンプラバン」って書き方も、これまたかなり多いんだよね。
Wikipediaは「ルアンパバーン」、地球の歩き方は「ルアンプラバン」を採用しているようだ。
アルファベットで書く時は必ず LUANG PRABANG と書くはずなんだよ。
f0189467_17051003.jpg
 
ある記述によると、ラオスやイーサーン(タイ東北部)では「PRA=プラ」の発音がほとんど「パ」になるらしい。
LUANG PRABANG と書いてあっても、PRAの部分を「パ」と発音すればルアンパバーンになる。

要するに、ドッチが正しく、どっちが間違ってるということではない。
パバーンでもプラバーンでも、伸ばしを入れても入れなくてもいいみたいだけど、このブログでは
前から「ルアンパバーン」と書いてたはずだから、今後もその表記で統一させていただきます。

さてだ、ルアンパバーンですよ。
19世紀くらいまでルアンパバーン王国の首都として栄えた古都ルアンパバーン。
そして、今やラオスに二つしかない世界遺産のうちの一つルアンパバーン。前にも書いたように、
観光地としてルアンパバーンの人気の高さはとにかく絶大で、世界中から旅行者がワンワン押しかけてる。
f0189467_00150675.jpg

町のメインストリートを歩けばすれ違うのは地元の住人より旅行者の方が圧倒的に多い。
そういうところはアンコール遺跡観光の町・シェムリアップと似た感じがあるけど、ルアンパバーンが
特徴的なのは、そこが「世界遺産を観光するための拠点の町」じゃなく「町そのものが世界遺産である」
という、まさにその点にあると思う。
f0189467_17072399.jpg
 
ここを訪れた者は世界遺産で目をさまし、世界遺産を散歩し、世界遺産でメシ食って世界遺産で寝るという
生活を送ることになる(笑)。ここを拠点にどこかに行くっていうより、この小さな田舎町に滞在すること
ソレ自体がすでにゼイタクな観光体験になってる。ホントにいい感じの町なんだよ。

シェムリアップで遺跡観光せずに毎日ゴロゴロしてたらバカと言われるだろうけど、ルアンパバーンでは
どこにも遠出せず、町の中を散歩するくらいで、あとはネコみたいに過ごすというのは悪くないと思うなぁ。
今回、イ課長はクアンシーの滝ツアーに参加したり、それなりに観光客らしいこともやったけど、
次回ルアンパバーンに行くチャンスがあれば「ネコ生活」もちょっとしてみたい(笑)。
f0189467_17061839.jpg
 
まさに他をもって代え難い、この町の独特の雰囲気を味わいたくて観光客は世界中からヒキも切らず来る。
町の中には次々とホテルやゲストハウスが作られるけど、それでも需要に追い付かないくらい来る。
小規模ゲストハウスが多いんだけど、これだけ魅力ある町だから大手観光資本も目をつける。

で、大手による豪華ホテルも建てられるわけだ。
もっとも世界遺産の町だから、勝手に高層ビル建てて景観を壊すわけにはいかない。既存の建物を
強引に高級ホテルに改装しちゃう。たとえば・・・

HOTEL DE LA PAIX: 元刑務所を改装した超高級ホテル

HOTEL AMANTAKA: 元州立病院を改装した超高級ホテル

超高級リゾートチェーンとして有名なアマンリゾートもルアンパバーンに進出してたんだよ。
実はイ課長は昔、この超高級リゾート・アマンにバリ島で泊まったことがあるのだ。すげぇだろ。

だもんで、ルアンパバーン滞在3日め、炎天下死の行軍中に(またかよ)アマンを見た時は
びっくり仰天した。この時までルアンパバーンにアマンがあるなんて知らなかったからね。
f0189467_17051001.jpg
 
思わずしみじみと外から眺めちゃったよ。
確かに言われてみれば元病院っていう感じの低層建物だ。お金かけて改装したんだろうなぁ・・。
「アマンが進出した」となると、いよいよルアンパバーンも世界的リゾート地だよなぁ・・。
f0189467_17050981.jpg
 
というくらい、今やタイヘンなところなんですよ、ルアンパバーンは。
もっとも、そうは言っても、何せ人口が少ないラオスの小さな古都だからのんびりしてるけどね。
人の少ないヴィエンチャンの居心地もよかったけど、ヴィエンチャンよりずーっと田舎なルアンパバーンの
居心地はまたタイヘンよろしい。この町に来て「桃源郷」という言葉を思い出す人も少なくないらしい。

ヴィエンチャンネタもまだけっこう残ってるけど、これからルアンパバーンネタもおいおい
ご紹介しようと思うのである。


 
[PR]

by tohoiwanya | 2016-08-05 00:16 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 06月 01日

ロッブリーという町

ロッブリーって実はすごく歴史ある町だって何かで読んだ。
それについて調べててちょっと驚いた。「タイ史」ってずいぶん“最近”から始まってるんだね。

タイ王国.comってところの記述では13世紀のランナータイ王国とか14世紀のアユタヤ王朝あたりからが
「タイの歴史」として扱われてて、それ以前は「先史時代」としてまとめられちゃってる。
12世紀から前はもう先史時代なのぉ?しかしよく考えればそれは無理もないことだ。

アンコール・ワットだのをバンバン建設してクメール王国が最盛期を迎えたのは12世紀頃のはず。
日本が「いい国作ろう鎌倉バフク」の頃、クメール王国はシェムリアップを首都として領土拡大し、
ロッブリーもその支配下にあった。だからクメール遺跡がこんなにいっぱい残ってるわけで、
この町では道の真ん中にもこんな遺跡がデンとあるのだ。
f0189467_01205291.jpg
 
つまりだよ。「タイ史観」的に考えれば11〜12世紀頃はタイって国はまだなかったといえるわけだよな。
その頃タイの大部分はクメール王国(カンボジア)だったんだから。

ただしそのずっと前、日本が「虫も殺さぬ大化の改新」とか「なんときれいな平城京」なんて言ってた頃に
ロッブリーはドヴァーラヴァティー王国っていう古代王国の要衝だったらしい。要衝だからこそ、
後にこの町を支配したクメール王国も、ココにこんなにいくつも寺院を作ったんだろうな。
タイの“先史時代”においてロッブリーというのは非常に重要な町だったのである。

しかしまぁそれも遠い昔の話。いまのロッブリーはクメール遺跡とサルを除けば、タイのどこにでも
ありそうな地方都市だ。町の中心部と思われるあたりを歩いてたら市場を発見。市場好きのイ課長は
例によってフラフラと吸い寄せられる。
f0189467_01205349.jpg
 
東南アジアの市場で何が楽しいって、やっぱりその「野趣あふれる」ワイルドな感じだよね。
肉だろうが魚だろうが、クソ暑い気候の中でただ置いてあるだけという陳列ぶりが東南アジア気分だ。
小分けされた切り身が冷蔵ケースに並ぶだけになっちゃったら猛烈につまらん。イ課長がガキの頃は
日本の魚屋もこれに近かったよ(さすがに肉は冷蔵ケースで売られてたが)。
f0189467_01205257.jpg
  
そろそろ腹が減ってきたぞ。もう昼だもんな。
今日は8:30発の列車に乗るためにけっこう早起きしたのに、1等車で出たクリームパン以外は
何も食っとらん。腹が減った。ロッブリーで何か食うぞ。

で、ヌードルを食うことにした。この旅行ではバンコクに滞在した最後の4日間、イ課長はなぜか
「麺食いヤロウ」になったから、この店でも食ったのは麺。この時の「麺食い生活」ぶりはいずれ
詳しくご紹介することになるだろうが。

出てきました。うーーうまそうじゃん。これもクイッティアオ(タイラーメン)の一種かな?
タイでは何も言わずにクイッティアオ頼むと米粉の麺で出されることが多いけど、ここでは
バーミーっていう黄色い小麦粉麺を頼んだ。要するに中華麺だね。暑い国で汗たっぷりかいた後は
熱くてしょっぱいヌードル食ってさらに汗ダクダクになるのが気分ってもんだ。
f0189467_01211149.jpg
 
腹減ってたから写真を撮ったあとはズルズルむさぼり食いましたよ。いやーーうまかった。
オバちゃんごちそうさま。ちなみにここのクイッティアオは35バーツ。約110円くらいか。
f0189467_01211142.jpg
 
クメール遺跡も見たし、サルまみれにもなったし、美味いクイッティアオも食って腹も満ちたし
何となく気分は充足した。そろそろバンコク戻るか。軽く2時間はかかるはずだから早めに帰るとしよう。

実はロッブリーの駅を降りたあと、バンコクまでのロトゥー乗り場の場所は用意周到に確認しておいた。
駅を出たすぐ西側にあるんだよ。市場からそこまでテクテク歩いてたらナゾの遺跡を発見。
いや、これは取り壊した家のレンガの土台が残ってるだけか?これだけ街中に遺跡がゴロゴロあると、
遺跡なんだか、取り壊した家なのか区別がつかなくて困る(笑)。
f0189467_23300300.jpg
 
はい着きましたロッブリーのロトゥー乗り場。
これに乗ってイ課長は無事バンコクに戻ってきたのである。ちなみに料金は120バーツ。
約380円くらいで、行きに間違って一等車の切符買っちまった鉄道料金よりずっと安い。
f0189467_01263162.jpg
 
前にも書いたけど、このロッブリー行き、前年タイに来た時もちょっと狙ってたプランだったのだ。
しかし例の現金紛失事件のためにソレどころじゃなくなった。だから今回はバンコク到着翌日に
何はさておきロッブリーに行ってやろうと思ったわけ。

去年の「バンコク尻すぼみ」のリベンジを果たし、イ課長の一年越しの溜飲も少しは下がったのである。

 
[PR]

by tohoiwanya | 2016-06-01 00:06 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2014年 10月 15日

ホイアンの朝

ホイアンには一泊しかしなかった。
従って夢のように美しいホイアンの夜も、陽光燦々たるホイアンの朝も一度しか見てない。

「今日チェックアウトするんだ」って言ったら、泊まったホテルのお姉さんからも
「Too short・・(短すぎる)」って怒られ?たけど、イ課長自身、ホイアンがあまりにもイイから
「ああもっとこの町にいたいな」という気分になったのは事実だ。
f0189467_17584952.jpg
 
しかし一泊だけで良かったのかもしれないと今となっては思う。
神がセットしてくれたかのごとく美しかった昨夜の満月祭りの記憶は「あれは夢だったんじゃないか?」と
思えるくらいの方がいいのかもしれない。

朝食前にまた市場に行ってみることにした。
市場は早朝の方が活気があるはずだし、例の豆売りのおばちゃんがいるかな・・と思ったからね。

ランタンに彩られた夜のホイアンも美しかったけど、抜けるような青空の下、ヤシの木が立ち並ぶ
ホイアンの町もまた東南アジア旅情にあふれてる。ああもうベトナム最高じゃん。
f0189467_17584953.jpg
 
うっひゃーー。朝の市場は予想通り活気にあふれてる。たちまち嬉しくなってしまうイ課長。
市場の向こうはすぐ川だから、おそらく今朝とれた魚を船から仕入れて並べてるんだろうな。
f0189467_17584949.jpg
f0189467_17584938.jpg
 
肉屋ゾーンも活気に満ちてて、カメラを持ってウロウロしてるガイジンなんてイ課長しかいない。
こういう店で働いてるのはほぼ全員が女性。こういう風景をみてると、前にも書いたように
ベトナムという国は女が支えるということを実感する。
f0189467_17584960.jpg
 
この朝の市場で豆を買ってボラれ、そのショックをひきづりながら昨日仲良しになったカオラウ屋の
おばちゃんと挨拶を交わしたわけだ。前にも書いたけど、イ課長はホイアンに昨日到着したばかり。
その町にもう知り合いのおばちゃんがいて挨拶を交わせる。そういうことがムショウに嬉しいし、
あのおばちゃんともう会えないかと思うとすごく悲しい。

朝のホイアン散策を終え、ホテルに戻ってちょっと遅めの朝メシを食った。
ダナン空港に11時頃行くと考えると、ホテルを出るまでに残された時間はそんなにない。

名残惜しいから、残った時間はホテルの近くをぶらぶら散歩。
すばらしい快晴。暑かったけど、いい気分だった。
f0189467_17584920.jpg
 
昨日の昼過ぎに着いて、昼下がり、夕方、夜、そしていま朝のホイアン。
しかしそこを流れるゆったりと静かな時間は変わらないね。

良すぎる町・ホイアン。
もう一度行きたいという気持はもちろんある。しかし、もし死ぬまで行く機会がなくても
ホイアンにおける夢のごとき記憶は消えない。再度確認しなくても大丈夫なのだ(笑)。

・・・と、これまで数回にわたってホイアンの良さをホメちぎってきた。
もしこの記事を読んで「自分もホイアンに行きたい」と思った方がいたら、もちろん大お勧めだ。
ただイ課長の場合、すでに書いたようにホイアンではやたらと幸運に恵まれていたことも事実なのだ。

①たまたま一番月がデカく見えるスーパームーンの満月祭りの夜にあたり、天気もよかった。
②たまたまナントカフェスティバル期間中だったので、あらゆる入場料がタダだった。


という二つの幸運があったことはすでに書いた。しかしもっと重要な問題があって、

③たまたま行ったのが6月で、1~8月はホイアンは乾季にあたる  ということだ。

9月から12月くらいにかけてはホイアンは雨季に入る。特に今頃、10・11月は雨季マッサカリ。
雨季で雨がザバザバ降るとなると時期的に観光には向かない。しかし事態はそれをはるかに越えている。

ホイアンは雨季になると、毎年のように洪水になるらしいんだよ。いったん洪水となると町はこんな具合で
世界遺産の町は完全に「世界遺産の川」と化す。移動手段は舟だけ。もはや観光に適するとか適さないとかの
問題ではないのだ(写真はロイターのサイトから拝借)。
f0189467_23232356.jpg
f0189467_23232382.jpg
 
まぁホイアンの人にとっちゃ洪水なんて毎年のこと。商魂たくましく観光客を船に乗せて「洪水クルーズ」で
稼いでるらしいんだけどね(笑)。しかし初めてホイアンに行こうっていう方は雨季、特に10~11月は
避けた方が良さそうだ。ナンも知らず、たまたま乾季に行ったイ課長は幸運だったのだ。

ホイアンの売りは世界遺産にもなっている歴史保存地区の木造古民家。しかし、その木造家屋も毎年のように
洪水でビシャビシャにされてるわけだから、傷みも進んでいるらしい。このままじゃホイアンという町が
いずれなくなってしまう、なんて心配する声まであるらしい。


美しき、そして忘れがたき、ベトナム中部の世界遺産の町ホイアン。


なくなる前に見ておくべきだと思いますよ~~~? ふふふ。


 
[PR]

by tohoiwanya | 2014-10-15 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(10)
2014年 10月 13日

ホイアンの夜

ホイアンの満月祭りの夜は、あの旅行における最も美しい記憶の一つになっている。

すでに夕暮れの段階で、川面に映るチョウチンを見て「夜はキレイだろうなぁ・・」と思いながら心の準備を
したつもりだったけど(笑)、いざ夜を迎えるとその良さに陶然となったね。

2013年6月の満月はいわゆるスーパームーン。一年で最も月が大きく見える夜。そんな夜の満月祭り。
まるで仕組まれたようなホイアンの夜。夕方からの幸福感を感じっぱなしのまま観光客でにぎわう
通りを歩きまわった。

雲のかげから満月が現れた。冗談みたいに美しい。
こんな美しい満月を、フルムーン祭りの橋の上から眺めてる。ベトナムのホイアンの橋からだ。
何だかすごく気分のいい夢を見てるようで、現実感がない。
f0189467_16192594.jpg
 
ホイアンの満月祭り、別名ランタン祭りって、世界のカメラ愛好ヤロウ、愛好ジジイどもにとっちゃ
おそらく格好の被写体なんだろうな。橋の上には立派なカメラ+三脚で撮影する人たちも多かった。
こういうの見ると現実に引き戻されるね(笑)。
f0189467_16192529.jpg
  
しかし・・・あーー・・・いいワ、ホイアン・・・。
f0189467_16192507.jpg
 
ホイアン・・・いい~・・・・
f0189467_16242271.jpg
 
昼間歩いてた時から感じたことだけど、ホイアンに来る旅行者は圧倒的に欧米人が多くて日本人は見かけない。
アジア系で多かったのは(たぶん)中国系かなぁ。欧米人なんかにとっちゃ、ホイアンの夜はいかにも
エキゾチックな、アジア情緒たっぷりの風景なんだろうな。

しかしすでに書いたように日本人のイ課長にとってホイアンは異国情緒どころか、
自分でも不思議なくらい「子供の頃見た風景のような・・」という懐かしさばかりが湧いてくる。
サンダル履いて100円玉握りしめて神社のお祭りに行ったガキの頃の記憶・・・
f0189467_16192506.jpg
 
ナイトマーケットの一角に提灯屋さんが並んでた。ランタン祭りっていうくらいだから当たり前とはいえ、
うすボンヤリした提灯がたくさん並んでいるサマは本当にうっとりだ。
f0189467_23143037.jpg
f0189467_16192579.jpg
 
あまりにイイ夜なんで、ホテルに帰るのがもったいない。
明日この街を離れてハノイに移動しちゃうのはさらにもったいない、そんな気分になってきた。

通りはまだお祭りの人出で賑やかだ。
空を見上げると、さっきよりだいぶ高い位置に月が輝いてる。
f0189467_16271426.jpg
  
川面にはハスの花のイルミネーションが浮かび、さらに目をこらすと(たぶん)観光客を乗せた夜船が
ギーッとかすかな音をたてて暗い水面をすべっていく。
f0189467_16192574.jpg
  
あーもうダメ。良すぎますホイアンの夜。もうこれ以上やめて。
明日ハノイに行きたくなくなる程度ならまだしも、日本に戻りたくなくなっちゃうから(笑)。
見る者をして「帰りたくない」「朝が来てほしくない」と思わせるホイアンの満月祭りの夜は
こうして更けていくのでありました。


  
[PR]

by tohoiwanya | 2014-10-13 00:05 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(6)
2014年 10月 11日

ホイアンの夕暮れ

ホテルで缶ビールを飲んで一休みし、少し日が傾きかかってからもう一度ホイアンの町を歩いてみた。

午後に比べるとほんのちょびっとだけ涼しくなったような気もするけど、歩いてるとすぐに汗ダクになる。
でも同じように町をぶらぶらする観光客で夕方もホイアンの町は相変わらずにぎやかだ。そんな観光客向けに
灯篭を売る少女たちが川っぺりに何人も並んでる。
f0189467_23193079.jpg
f0189467_23193051.jpg
 
夕方近くともなると古民家の中を見学しても暗い。せっかく入場無料の日に当たったんだからはりきって
見学すりゃいいのかもしれないけど、前回書いたようにこの頃にはもうイ課長は歴史的家屋の中を見るより
外でホイアンの夕暮れをのんびり眺めていたかった。

川べりにちょっとしたカフェがあった。
お母さんがサトウキビしごきマシン(とでも言うしかないアレ)でサトウキビをガーガーしごき、中学生くらいの
娘さんが配膳係。そんなカフェで冷えたサトウキビジュースを飲んだ。1杯1万ドン(50円)。
f0189467_23184286.jpg
 
冷たいさとうきびジュースを飲みながらホイアンの夕暮れを眺め続けた。
この時はもう泣きたいくらい東南アジア旅情に浸りきったね。ホイアンの夕暮れ、忘れられないんだよ。
f0189467_23184268.jpg
 
「あーー・・・オレはいまベトナムにいるんだ・・・・来てよかったなぁ・・・」

自分でも不思議なくらいの幸福感に包まれながらそんなことを考えた。
マジェスティックホテルでの近藤紘一さんじゃないけど、さとうきびジュースを飲み、暮れゆくホイアンを
ぼんやり眺めながら、イ課長は幸福だった。

この旅行の前にオヤジの体調が悪くなり、旅行もキャンセルしようかと考えたことがあった。
でも来られた。来てよかった。体調回復して予定通りこの旅を実現させてくれたオヤジに感謝した。
「大丈夫よ行ってきなさいよ」と言って送り出してくれたオフクロにも感謝した。
(オヤジはこの旅行の5ヵ月後に天国に行った)

夕暮れの川には相変わらずバイクと人をぎっしり積んだ渡し舟が行きかう。
船が到着したときだけ、船から降りるバイクのエンジン音で船着き場は一時的に賑やかになる。
何かの予定を抱え、どこかに行くために、ベトナムの人たちがバイクで夕暮れの町に散って行くわけだ。
そこに混じって、日本の様々なことから隔絶された自分がここでボンヤリしていられることが不思議だった。
そしてバイクがいなくなると、また川に静けさがもどってくる・・・
f0189467_12182477.jpg
 
なんか、ホイアン、最高だワ・・・。そんな気分になっていた。
空が暗くなり始め、提灯やロウソクの明かりが灯る。もっと暗くなるともっとキレイになるんだろうな。
でも夕暮れの、暗くなり始めたホイアンの雰囲気だけでイ課長はすでに十分幸福だった。
f0189467_11042628.jpg
 
提灯や灯篭の明かりがだんだん明るく目立ち始めた。
薄暗い川のほとりで灯篭を売る少女たちも、おばあちゃんも、ロウソクの明かりに映えてしみじみと美しい。
f0189467_23184255.jpg
f0189467_01423967.jpg
 
夕暮れのホイアン。本当に美しい時間だった。
イ課長もトシだから、こういう情景見てるとフッと昭和40年代くらいの懐かしい記憶の中を歩いているような
気分になってくる。海外でこんな気分になるのも初めてじゃないか?今そこにある風景と、自分の記憶にある
心象風景とがふわっと重なったような感じ。だから「この町を昔から知ってる」って気がしてくる。こういうのって
東南アジアだからこその旅情かもしれないよねぇ・・・欧米じゃ味わえないよねぇ、たぶん。
f0189467_23184210.jpg
 
イ課長はホイアンという町の良さに完全にヤラレた。ほんと、良すぎる町なんだよ、ホイアンって。
今夜の満月祭り、さぞかし美しいに違いない。たまたまこの町に来た日が満月祭りだったという幸運も
何となくイ課長とホイアンの間で決まっていた成り行きだったようにも思えてくる。

さて、次回はいよいよ夜の散歩だ。ランタンに彩られ夢幻のごとく美しい
満月祭りのホイアンの夜をご覧にいれよう。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2014-10-11 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(0)
2014年 10月 09日

ホイアンの昼下がり

9月の旅行ではエアアジア以外にも、これから行く人のために「早めに書いておいた方がいいかな」って
ネタがないわけではない。国境越えバスのこととかね。

しかしまだ昨年の東南アジアネタの在庫がコンモリと残っている。特にイ課長が大好きになった
ホイアンの話が中断したまま1ヶ月経ってるというのはよろしくない。
そこでホイアンの話の続きに着手することにした。良すぎる町・ホイアン。

ベトナムを旅行した人がもしサイゴンとハノイだけしか行かないとすれば、おそらくその人は
この国はいかにも経済発展中の新興国という感じで、活気にあふれた国だったという感想を抱いて
ベトナムを後にするだろう。イ課長自身を考えてもそう思う。

しかしアナタの旅程にホイアンという「田舎」を加えると、ベトナムの印象はグッと違ってくる。
のんびりして、のどかで、静かなホイアンの午後。この町での1泊をサイゴンとハノイの間にはさんだことは
イ課長のベトナムに対する印象に大きく影響している。
f0189467_22371227.jpg
 
例の大杉蓮の床屋で髪を切ってもらったりしながら、静かなホイアンの午後を散策。
世界遺産でもあるホイアンの歴史保存地区はおそらく旧中国人居住エリアで、古い中国風家屋が残っている。
ホイアン観光といえば、こういう古い中国商家を見学することが中心になる。古くて重厚な木造家屋は
確かに歴史を感じさせる立派なものだ。
f0189467_22371273.jpg
 
でもイ課長としてはそういう古民家に関しては「ふむふむ」と何件かサラッと見るだけで十分だった。
それよりもとにかくホイアンという町の静かでのんびりした雰囲気が気に入っちゃったんだよね。
車もバイクも走っていない細い道を気の向くまま歩くことが楽しい。
f0189467_23331826.jpg
 
下の写真はホイアン最大の観光名所といえる来遠橋、別名「日本橋」。
2万ドン札の裏の図柄になってるくらいだからベトナム国内では大変有名な橋なんだろう。
しかし日本橋という別名があるとはいえ、橋そのもののスタイルは完全に中国様式っぽいね。
f0189467_22404345.jpg
f0189467_22371245.jpg
 
町を歩いてると提灯の飾りがあちこちで目につく。もしこれが夜になって一斉に灯ったりしたら、さぞかし
キレイだろうなぁ(実際、夜には灯るわけだが、その時点ではわからなかった)。
f0189467_22410436.jpg
 
日本橋から西の方にぶらぶら歩いて市場の方に行ってみた(例のカオラウを食ったのはこの時)。
東南アジアでは市場を見るのが何てったって面白い。
f0189467_22371232.jpg
 
サイゴンで見たベンタイン市場なんかに較べるとグッと素朴というか、簡素というか、田舎っぽい。
一方、都会ではかぶる人が減ったと言われるノンラーの着用率は高い。
f0189467_22371217.jpg
 
川向こうとコッチを結ぶのは渡し船だ。これだけワンサとバイクが積まれてるけど、実際には町中を
走るバイクは非常に少なくて静かなんだよ。
f0189467_01090226.jpg
 
なんかホイアン、いいじゃん。
のどかで静かで田舎っぽい感じが今朝までいたサイゴンとは劇的に違って、しばらく散歩しただけで
この町がすっかり気に入った。店先のワンコものんびりしてる。
f0189467_22410956.jpg
 
いったんホテルに戻ることにした(例のビールぼったくり姉ちゃんと会ったのはこの時)。
一泊してるんだから時間はある。汗かいたし、ビールでも飲んで一休みしよう。

実はあるベトナム紹介サイトに「ホイアン観光が日帰りなんてもったいなさ過ぎる。ホイアンは夜こそ
素晴らしいから絶対に一泊すべき町である」って書かれてたんだけど、実際に一泊したイ課長としても
その意見には全面的に賛成したい。

この後「夕方編」「夜編」と記事は続く予定なんだけど、ホイアンってね、暗くなるにつれてね、
もうどんどん良くなっていくんだよ。


  

[PR]

by tohoiwanya | 2014-10-09 00:04 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 08月 29日

ホイアン三大名物料理

次回、ホイアンの歴史的建造物のご紹介を、なんて言っておきながら、急に気が変わって食い物の話。
ホイアンには三つの名物料理があるって話は観光情報なんかに必ず書かれてる。

イ課長は昼間の散歩でそのうちの一つはもう征服していた。すでにご紹介したカオラウである。
残るは二つ、ホワイトローズと揚げワンタン。ホイアンで一度しかない晩メシにこの両者を同時征服し、
軽やかにビールジョッキを傾けようではないか。

というわけで満月祭りでにぎわうホイアンの一角にあるテラスレストランに入った。
もちろん注文は上に書いた「残り二つ」とビール。中学生くらいの女のコがウェイトレス役で、ニコニコ笑顔で
接客してくれてたいへん感じがよろしい。

こういう場合、まず冷蔵庫に冷やしてあるビールが真っ先に出てきて、続いて料理・・というのが普通だけど、
ここではトップバッターでいきなりホワイトローズが出てきた。これは意外。
ホワイトローズって一種の「蒸しワンタン」みたいなものらしいんだけど、皮は米粉で作られてる。そのせいか
ほんのりと透明感がある。中はエビのすり身らしくて、上に揚げニンニクがたっぷりかかってる。
横に置かれた黄色いのはヌクマム(魚醤)っぽくて、これにつけて食えってことだろう。
f0189467_15211785.jpg
 
ふーむ・・・モグモグ・・・なかなかおいしい。
イ課長の知る東南アジア各国の食い物の中でもベトナム料理っていわゆる「激烈な辛さ」からは
遠い位置にあると思うけど、これも非常にソフトなお味。ほんのりエビの甘みすら感じられるくらい。
タイガービールの大瓶も来たことだし。ワシワシ食おう。
f0189467_15211716.jpg
 
ホワイトローズを半分くらい食ったところで揚げワンタン様の登場。
うおーーーけっこうデカい・・というか面積が広い。これはもうヌクマムにつけるとか何とかじゃなく
バリバリと食っていいんだろうな。
f0189467_15211778.jpg
 
しかしこれが意外に難しい。ミックスベジタブルみたいなやつを載せて、箸でつかんでエイヤと端っこに
かぶりつくんだけど、ワンタンが割れる拍子にベジタブルはぼろぼろとこぼれる(笑)。
ほどなくイ課長は戦術を変更し、揚げワンタンをまず手で割り、そこにミックスベジタブルを載せ、さらにそれを
手で食うことにした。手づかみ。行儀悪いのかもしれないけど、こっちの方が断然食いやすい。
f0189467_15212598.jpg
 
このあたりはレストラン街になってて、ちょうど晩飯どきだからどの店も賑わってる。
ちなみに上の写真に写ってる西洋人男性三人組はドイツ人。言葉でわかった。
イ課長がこの店に入った頃にはすでに食い終わってペチャクチャ話をしてて、イ課長が食い終わってもまだ
ペチャクチャ話をしてて、しばらくして再び店の前を通りかかったらまだペチャクチャ話をしてた。
話題が尽きないんだねぇ。イ課長が同年代のオッサン3人で旅行したりしたら無口になるだろうなぁ(笑)。
f0189467_15212534.jpg
 
海外であれ、日本国内であれ、その土地の名物料理があれば食ってみようかという気になるもんだけど、
単独旅行者の場合、そのこと自体が制限事項になって名物料理にありつけないってケースがけっこうある。
博多名物もつ鍋なんかはその典型で、「ご注文はお二人様から」っていう店が多いんだよね。海外でもたとえば
セゴビア名物・子豚の丸焼きなんて一人じゃどうしようもない(トホ妻と二人でも子豚の全身は出てこなかったが)。

でもホイアンの三大名物料理はどれも「お一人様」で何とかなる量・・・というか、晩メシにするんだったら、
この時のように二つを一度に注文しても全然大丈夫。たぶんイ課長の若い頃だったらカオラウ含めて
三ついっぺんに制覇することだって出来たんじゃないかなぁ。

しかし今やワシも老人ぢゃ。よぼよぼ。
ホワイトローズに揚げワンタン、それにタイガービール大瓶というくらいでちょうどいいんぢゃよ。

おっとそんなこと言ってたら、パイナップルのデザートをサービスでくれたよ。
これは嬉しい。カム・オン(=ありがとう)。
f0189467_15211749.jpg
 
このレストラン、家族経営みたいで、お母さんがボスで(これはどこでもそう)、娘や息子たちが従業員という感じ。
パイナップルを持ってきてくれたのは最初に書いた中学生くらいの娘さんで、ホントに感じのいい、カワイイ子だった。
写真を撮りたいなと思ったんだけど、忙しそうだったんで機会を逸してしまった。

というわけでイ課長はホイアンではみごとに地元三大名物を征服してきたのでありました。
どれが一番美味しかったかと言われると難しいけど、小腹が減ったときに空腹を満たすならカオラウ、
ビールと一緒に食うならホワイト・ローズって感じかなぁ。美味しゅうございました。


 
[PR]

by tohoiwanya | 2014-08-29 00:05 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)