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2017年 09月 04日

ヤンゴンに一泊しかしなかった理由

「理由」シリーズが続きます(笑)。

ミャンマー7泊の内訳はヤンゴン1泊、車中1泊、バガン2泊、マンダレー3泊の順だった。
しかしどの町で何泊するかでは計画段階で相当迷った。
最初に到着するのがミャンマー最大の都市ヤンゴン。いろいろ行きたい所もある。
当初はここに2〜3泊するつもりで後の日程を考えた。
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しかしバガンでもマンダレーでも行きたいところはある。どれか削らないとムリか。
最後はバンコクで少し休みたかったし、半日仕事の予定もあるからネット環境のいいバンコク滞在を
何日かは残しておきたい。となるとミャンマーのスケジュールを調整する必要がある。
アレを削ろうかとか、アレとコレは無理すりゃ一日で出来ないかとか、いろいろシミュレーションしたが
なかなか決まらない。

ところでこの三つの町の8月の天気ってどんな感じなんだろうか?
まぁどこも暑いに決まってるが、8月のミャンマーは雨季のはずだから、雨があまり多いと
やっぱ困る。フと思い立って調べてみた。最初のヤンゴンはこんな感じ。
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我が目を疑ったのは7月・8月の降雨日数だ。31日のうち26日?ほとんど雨の日じゃんよ!!
いくら雨季だっつうたってこれはスゴすぎる。ちなみに、マンダレーはこんな感じ。
8月の降水日数8.7日。ヤンゴンより大幅に少ない。
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バガンはこう。降水日数データがないけど、8月の降水量がマンダレーより大幅に少ない以上、
降水日数もマンダレーよりさらに少ない可能性が高い。やっぱヤンゴンの雨の降りっぷりが
際立ってスゴいよ(お天気データは「旅行のとも、Zen Tech」のもの)。
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不安になって雨季のヤンゴンの様子について情報収集してみた。
どうもヤンゴンの雨季って「ダーッと降ってパッとやむ」というスコール的な感じじゃなくて
一日中雨なんて日もけっこうあるらしい。たまさか土砂降りになると道路はあちこち冠水。
とても観光どころじゃない・・って、おい勘弁してくれよヤンゴン。

ヤンゴンで行きたいとこ、したいコトはあるけど、雨ばっかりじゃどうしようもないべさ。
それならいっそのこと・・・というわけで思い切ってヤンゴンは一泊だけにしたわけ。
深夜便で朝到着、次の日を夜行バスにすればそれでもほぼ1泊2日はヤンゴン見られるし。
よし、ヤンゴン予定大幅カット。その分バガンやマンダレーの宿泊日数を増やそう。

実際ヤンゴンに1泊2日してどうだったかっつうと、二日とも雨に降られた。やっぱ雨は多い。
幸い一日中降り続くようなことはなく、1時間程度のシトシト雨が一日数回って感じだったから
観光活動がダメになるというほどではなかったが、たぶんこれは幸運だったんだろう。
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ちなみに、その後行ったバガンとマンダレーでは雨に降られることは一度もなかった。
お天気データは正しかった。8月のヤンゴンは降雨日数がやたら多く、バガンやマンダレーは少ない。
身をもって体験させてもらったよ。雨季にミャンマー旅行を計画される方の参考になれば幸いです。

現地で話を聞くとミャンマー観光のオンシーズンは11~2月頃らしい。8月は完全なオフシーズンで
確かにヤンゴンはもちろんバガンやマンダレーでも外人観光客はやけに少なかった。

朝日・夕日鑑賞絶景ポイントとして知られるバガンのシュエサンドー・パゴダなんてオンシーズンは
カメラを持った世界中からの観光客で押し合いヘシ合いらしいけど、そんなこと全然なかったし、
それ以外の観光スポットもガラガラに空いてた。マトモなホテルが軒並み3,000円台で泊まれたのも
オフシーズンであるがゆえ、だったのかもしれない。

休みをとれる時期の関係でイ課長はラオスやカンボジアも雨季に訪問せざるを得なかった。
そういう意味じゃイ課長はいつも東南アジアで「雨季の、オフシーズンの、すいた観光地」を
まわってることになるけど、安くてすいてるという意味じゃ雨季の観光も悪くないよ?
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たださすがにヤンゴンの雨季は・・26/31の降雨日数というのはちょっと参る。
雨が多そうなヤンゴン滞在を思い切って短縮し、他を増やしたのはエイヤの決断だったけど
結果的には正解だったといえるだろう。

ただ、それだけにヤンゴンでは「本当はアレもしたかったなぁ・・」という心残りが多少ある。
いずれ定年になってから、今度は雨の少ないオンシーズンにヤンゴン行ってみようかなぁ。
「することのない町」という人もいるけど、イ課長にはやけに面白かったんだよ、ヤンゴン。

  

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by tohoiwanya | 2017-09-04 01:17 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 07月 06日

脱水症状の思い出

イ課長、どんどん回復しております。元気になりつつあります。ご安心下さい。
今日のランチは豚肉生姜焼き定食を食いました(ゴハンは少し残したが・・・)。
脱水症状からの回復記念に、脱水症状についてもう一つ記事を書こうという気になった。
むかーーしの旅の話だ。

イ課長がこれまでの人生で「あの時こそまさに脱水症状だった」と自信を持って言えるのが
遠い昔の旅先での出来事で、場所は東南アジアではなく日本国内、佐渡島の一人旅の時だった。
大学の1年か2年の頃だからもう40年近く前ってことになる。イ課長に歴史あり。

あれが初めての「泊りがけ一人旅」だったような気もするけど、ついでに人生初脱水症状まで
体験したんだから、ずいぶん有意義な旅だったぜ。旅程そのものは行きあたりバッタリそのもので、
1泊目は夜行列車の中、2泊目はほぼ野宿、3泊目は佐渡汽船の待合室で眠り、4泊目は新潟市内の
オールナイト成人映画館でせっかくの成人映画も観ずに(笑)寝た。若いからこそできるバカ旅。
バカさって素晴らしい。

今回のハイパーゲーリー以外で人生最大の脱水症状というのはそのバカ旅の二日目のこと。
いよいよ佐渡島に入って、島の最北端までバスで行こうとしたんだけど、バスは途中の入川って
トコまでしか行かず、仕方なく徒歩で行くことにした。
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バスを降りた入川(赤い印)から、その晩野宿した鷲崎(黒印)まで20km近くありそうだ。
地図は持ってたはずで、徒歩で行くのはムチャだってことはバカなりにわかったはずなんだけど、
「バスがないんじゃ仕方ないなぁ」ってんで歩き始めた。何たるバカさ加減。だがこのバカぶりは
トシとった今でも東南アジアあたりで時々顔を出しているような気がする(笑)。

今はどうか知らないけど、40年近く前の佐渡島の海っぺりの道路なんて「左が海・右が陸」っていうだけで
それ以外なーんにもないの。飲み物の自販機なんて皆無。お日様カンカン。どうなるかは目に見えてるわな。
見事に脱水症状ですよ。あの時「ああ脱水症状ってこうなるのか」ってことをイ課長は身体で学んだ。

身体がダルいとか、思考能力低下とかはまだいい。若きイ課長が最も感動?したのは脱水症状になると
口腔内がベタベタしてくるという症状の発見だ。本来なら水分でヌルヌルしてるはずの口ン中がベタベタ。
それだけ水が足りないわけ。これはけっこう恐ろしい。

昨日行った胃腸科の医者もイ課長にベロ出させたけど、それも口腔内の「濡れっぷり」を見るため。
イ課長の舌はヌルヌルじゃなくザラザラしてたようで、医者はすぐに脱水症状と断定したわけだ。

佐渡島に行った頃の若きイ課長にはそんな知識もなかったけど、口ン中がベタベタした時点でさすがに
「これはヤバい」と思ったよ。道端にポツンと一軒あった雑貨屋を見つけ、ジュース飲んでアイス食って
どうにか水分補給できたおかげでイ課長は今もこうして生きていられるわけだ。

これからいよいよ猛暑の季節。皆さまも汗やゲーリーによる脱水症状にはくれぐれもお気を付けあれ。
口ン中がベタベタし始めたらもうヤバいですよ。けっこうな危険ゾーンだと思いますよ。

ちなみに、佐渡島では脱水症状になったあと、海辺の粗大ゴミ置き場で両輪がパンクした自転車を
奇跡的に発見し、それに乗って島の最北部を回ったのである。両輪パンクとはいえ、自転車があると
ないとじゃ大違い。あれで相当距離をかせげた。特に下り坂では絶大な威力を発揮してくれたよ。
尻は痛かったけど風うけて気持ち良かったなぁ~(←バカ)。

もしあの時、捨てられた自転車を偶然発見しなかったら・・と想像すると恐ろしいものがある。
全行程徒歩だったら、鷲崎まで無事辿りついたとはあまり思えない。おそらく途中のどこかで
「東京から来たバカな大学生の干物」が一匹できあがっていたんだろう。あーおっかねぇ。

現在でも愚かなるイ課長が愚かなる大学生だった頃の、愚かなる旅の思い出でございました。

 

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by tohoiwanya | 2017-07-06 00:12 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2017年 06月 13日

遣らずの雨

イーリー大聖堂の中を一通り見て、ピーターバラ移動まではまだ時間がある。
さてどうしようか、とりあえず駅の方に歩きながらイーリーの町をブラついてみっかな・・
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・・・てなこと考えながら外に出ようとしたら、ありゃー何てこった、雨じゃん。
細かい雨だけどけっこうシッカリ降ってる。念のためフードつきの上着を着てたけど、これは
ちょっと外歩きたくないなぁ。しょうがねぇ、時間はあるし、大聖堂ン中で小降りになるのを
待つとするか。やけに神聖な雨宿り場所だこと。

昔風にいえば「遣らずの雨」ってやつか。
イーリー大聖堂が「もっとボクんトコでゆっくりしていきなよ」って言ってるのかも(笑)。
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入口のベンチに座って休むことにした。
何もすることはない。ボーッと雨が小降りになるのを待つだけ。こういう「ボーッとしてる時間」って
旅先ではけっこう貴重で、後で考えるとなかなか味わい深いひと時であることが多い。

遺跡だの大聖堂だのを見学してる時の観光客というのは気分的にも高揚した状態にある。
それほどシッカリした観光でなく、たとえばメシを食うとか、バスに乗ってるとか、
マッサージしてもらうなんて時でもそれなりの目的を持って外国で活動してるわけだから、
いろいろ考えたり思ったりする。

しかし雨宿りの時ってのはホントに空虚な時間だ。目的も考えるべきこともなく、ただもう
「早くやまないかなぁ・・」と思いながらボーッと待つだけ。そういう極めて空虚なひとときが
後で振り返るとやけに懐かしく思えることがあるんだよ。

ヴィエンチャンの早朝散歩でスコールに遭った時なんかもそうだった。
一昨日まで東京にいた自分が今ラオスの木陰で雨宿り・・なんと不思議な運命であることか・・
なんてバカみたいなこと考えたよ。他にすることないからさ。
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シェムリアップのマッサージ屋でも「遣らずの雨」に遭ったっけ。あの時は仕方なく店の中で
雨宿りさせてもらい、マッサージ屋のお姉さんたちが屋台のラーメン食うのをボーッと見てた。
遠い異国で、雨に降り籠められてるという事実だけが雨音と共にカラダに浸透してくる、この感じ。
悪くないヒトトキだと思うんだよ。後になって振り返れば、だけどね。
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こういう時は身近なものをボンヤリしみじみと眺めたりする(他にすることないし)。
イーリー大聖堂でも座っている石造りのベンチをじっと眺めた。・・・ははぁ、こりゃ~古いワ。
何百年にもわたってすごい数の信者の尻でこすられたからテロテロに磨かれてる。
雨宿りしなけりゃ、こんな古いベンチに注目することもなかった。
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次は外に出て入り口の扉を眺めてみる。
ははぁ・・木製の扉だけど、ぎっしりと金属製の装飾がついてる。これは装飾目的だけじゃなく、
扉そのものの強度アップって目的も兼ねてるんだろうなきっと。遣らずの雨のおかげで
キミの見事な扉の装飾をじっくり拝見させてもらったよ、イーリーくん。
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外に出たついでだ。カメラが濡れないように注意しながら大聖堂外観の写真も撮った。
ここもカンタベリー大聖堂同様フライング・バットレスはなくて、すげー重量感のあるナナメの
出っ張りがある。これ、控え壁かい?何だかスゴいね。
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おお、雨どいから水が・・・なんでぇ、せっかく雨が降って、こうして屋根から水が落ちてるのに
肝心のガーゴイルがないじゃん、ちぇっ。ガーゴイルがげーげー水吐くトコ見たかったなぁ。
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こんな感じで20分くらい雨宿りしてたかなぁ。そのうち雨も多少は小降りになったようだったので
ブラブラ駅まで戻ることにした。結局イーリーの町そのものはほとんど見ることなかったけど、
大聖堂以外にはコレといって見るべきものあったのかな?。雨で町の人通りも少なかった。

イーリー大聖堂で遭遇した遣らずの雨。
そんな、どうでもいい旅のヒトコマでございました。
 
 

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by tohoiwanya | 2017-06-13 00:10 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 01月 08日

晴れ男 vs.雨のきわどい戦い

義母の葬儀の時、彼女の「晴れ女」としての能力が恐ろしく高かったという話が出た。
そこで自分の「晴れ男パワー」についてもちょっと考えた。

2015年のラオス・タイ旅行に行く前にこんな記事を書いた。
雨季の9月。東南アジア。土砂降りスコールに遭遇することはまず不可避。
この自然の摂理に対してイ課長の晴れ男ヂカラがどこまで抵抗できるか?

結果を一言でいうと「ヤラレた日もあるけど、きわどくカワシた日が多かった」って感じか。
晴れ男・イ課長、けっこう頑張ったのだ。

ヴィエンチャンでは到着翌日、さっそく早朝のスコールの洗礼をうけて雨宿り。
ルアンパバーンでは例のクアンシーの滝ツアーで土砂降りに遭遇したし、旅の前半ラオスでは
明らかに雨の方が優勢でイ課長劣勢。
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しかしタイに入って状況が変わってきた。チェンマイでは全然雨に降られなかったんだよね。
これは晴れ男ヂカラっていうより、タイ北部がこの時期そういう気候なのかもしれん。

雨との戦いがきわどいものになったのは最後に行ったバンコクだよ。
空港からホテルに行くまでは大丈夫だったけど、晩飯を食いに出ようとすると夜の雨。
でもまぁこの程度ならどうってことない。
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翌日は日帰りでサルまみれロップリーに遠出。幸い観光中は雨に降られることはなかった。
メシを食い、少し市街をぶらぶらし、バンコクに戻るロトゥーに乗っても雨が降る様子はない。
チェンマイ同様、大丈夫じゃん。

とーころがバンコクに戻る途中、空が暗くなって「あ、こりゃ来るな」と思ったら・・
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アッという間にこのアリサマ。いやー車ン中でよかった。外歩いてたらえらいことだった。
きわどいところでセーフ。
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南国のスコールだからそんなに長くは続かない。バンコクに戻ってきたらすっかり止んでた。
濡れずにホテルに帰ることができるってもんだ。ラッキー。
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ところがホテルから晩飯食いに出ようとするとまた夜の雨(笑)。
とはいっても昼間の観光中に降られないのは大助かりだ。どうせ近場に行くだけだから
ヘナチョコカッパ着てメシ食いに行ったよ。
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翌日、こんどはアーントーンという町に出かけた。午前中~昼にかけて雨の気配は全くなし。
というより、快晴すぎて暑くて死にそうだった。今日は大丈夫そうかな。
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とーころがまたまた帰りのロトゥーの中でドシャ降りに襲われた。
こりゃ明らかに幸運だよな。連日のようにスコールに遭遇してるけど、観光が終わったあと
車の中にいる時だから被害がなくて済んでる。
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この経験から言えるのは、雨季のタイでは午前中のスコールというのは少なそうってことだ。
午後の2時~4時くらいがヤバそうなんだよ。車中で降られたのは連日、そのくらいの時間帯だった。
行く場所にもよるだろうけど、雨季は観光活動をなるべく午前中~昼過ぎくらいまでに済ませて
「午後のスコールタイム」を車や電車の移動中にやり過ごせると助かる。

もっとも相手は天気だから、実際にはせいぜい「その確率が高まる」って程度でしかない。
この翌日、ワット・プラケオに行った日も早めに出て、午前中~昼に観光活動した。この時も
暑くてさぁ・・。で、スコールに備えて早めに帰路についてホテルで一休み。窓からのんびり
雨のバンコクを眺めようと思ってたら、なぜかこの日はスコール降らねぇでやんの。
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なんだよーこっちはせっかく早起きしてクソ暑い日盛りに観光して早めに帰ってきたんぞテメー。
そんで、冷房の効いたホテルから缶ビール片手にのんびり南国のスコールでも見ようと思ってたのに。
イ課長の努力にこたえてスコール降らせろ!天気ッ!!


 

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by tohoiwanya | 2017-01-08 00:18 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 11月 23日

パノム村まで歩いてはいけません

前回の記事で、テキスタイル好きの方はぜひパノム村に、みたいなことを書いた。
せっかくだから場所をお教えしておこう。ホテルのあるルアンパバーン中心部からいささか離れてる。
距離にすると3~3.5kmくらいかなぁ?
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路線バスなんてないから、行き方としてはトゥクトゥクのチャーターというのが
妥当なところなんだと思う。貸し自転車というのも一つの手だ。

しかし、愚かなるイ課長は結局ホテルからパノム村までの往復、すべて徒歩だったのである。
3.5kmとすれば、道を間違えず、かつ道草食わずにいけば、たぶん45分もあれば十分のはず。
そうバカ遠くはない。しかしラオスはバカ暑いわけで、徒歩はお勧めしない・・というより、
マネしてはいけませんと言っておくべきだろう。

しかもこの時イ課長は決定的ミスを犯していた。帽子を持ってこなかったのだ(←大バカ)。
途中でハッと気が付いたんだけど、もはや帽子取りにホテルに戻るのも面倒だ。しゃあねぇ。
というわけで帽子ナシで往復徒歩。どこまで愚かなんだ、自分。

出発して初めのうちはそれでもまだ良かった。すいか寺に寄り道見物したりして楽しく歩いていた。
しかしルアンパバーンの町を出て、交通量がめっきり減ってくるあたりから苦しくなる。
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日差しを遮る影もほとんどないラオスの田舎道。しかもこっちは帽子なし。しかも
ヴィエンチャンで坊主刈りにした直後ときた(笑)。頭皮がジリジリと日に焼けていくのが
体感できるってもんだ。ううううう・・あぢい。

こんなところで脱水症状でブッ倒れたら命に関わる。誰かに助けを求めたくたって、
人家はなく人通りもほとんどない。もちろん水の入手も不可能だ。カバンの中にある
飲みかけの水だけが頼り。とにかく生きて無事にパノム村まで辿り着かねば。
要衝アカバをめざし、ラクダで砂漠を横断したアラビアのロレンスになった気分。
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おまけに、途中につながれてないバカ犬がいたんだよ~。
そのバカ犬、怪しい巨大ロボットを見て道路の反対側から激しく吠えたてる。あ、あのキミね、
どんなに吠えてもいいよ、いいけど、こっちに走ってきてオレに噛みつくのだけはやめてね。
こんなところで狂犬病にかかったらどうすればいいのだ。吠えるだけにしてね。

ようやくパノム村に着いた時は、とりあえず身体が無事であることに感謝して、織物のことなんて
実はほとんど忘れてた(笑)。いやーーこの時はホントに暑くてどうなるかと思った。
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行ってみると、パノム村に「流しのトゥクトゥク」なんてしゃれたものはマッタクなかった。
あああ・・・帰りもまた徒歩か。またあの道で犬にビクビクしなきゃならんのか。

バカ犬の関所は何とか無事に通過した。一応水も残ってたから水分補給も多少はできた。
とにかくツラかったのは頭皮だよ。坊主刈りの下、特にツムジの薄くなったところなんてもう
マッカッカで大変なことになってる。見なくてもわかる。とうとう最後にはハンカチタオルを
水で湿らせ、頭に載せ、温泉に浸かるオッサンみたいな姿で歩いた。頭皮を守るには
それしかなかったのだ。カッコ悪いなんて言ってる場合じゃないのだ。
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こうして何とかイ課長はルアンパバーン中心部まで生還できた。
この時、イ課長が腹ペコ、喉カラカラの状態で倒れ込むように入ったのが交差点にある
カオ・チー・サイ・クアンのテント屋台だったというわけなのである。

ルアンパバーン近郊の織物の村、パノム。
しかし、イ課長がそこで織物を物色してた時間より、往復に要した時間の方が長かったはずだ。
個人的には「パノム村徒歩往復」はあの旅行における重要な思い出として記憶されてるけど
もちろんそれは甘美な思い出としてではない(笑)。

過去にバンコクとかで経験した炎天下・死の行軍はそれでも「その気になりゃタクシーに乗る」という
解決策があった。しかしこの時は誰もいない田舎道をとにかく歩くしかなかったわけで、
ありゃーほんとにツラかったよ。決してマネしてはいけません。この日のパノム村往復だけで
露出してた首とTシャツで隠れてた肩とがこんな色違いになっちまったぜ。バクみたい。
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さて、それでは前回記事最後のクイズの答えの発表です。正解は・・・


35,000キープ。日本円にすれば530円くらいってところか。ちょっと値切ったと思う。
テキスタイルの値段にもウトいイ課長だけど、あのキレイな(たぶん)手織りの織物が500円ちょっとって
目玉が飛び出すほど安いんじゃないかと思うよ。

さぁ、あなたもパノム村に行きたくなった?(笑)
しかしくれぐれも徒歩で行くなんて愚かなことだけはしないようにお願いしたいのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-11-23 00:07 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 04月 13日

暑くてどうでもよくなるイ課長

去年の夏、あまりにも暑くてこんなバカ記事を書いた。

この「暑かった大賞」候補の⑦に2014年のバンコク徒歩観光を挙げている。
その徒歩観光というのは、北バスターミナルから乗った路線バスをプラスメーンで降り、
鯉が泳ぐ廃墟」を見た後から実質的にスタートしたといえる。

あの辺って、スカイトレインからもメトロからもすげー離れた場所で、不便なトコなんだよねぇ。
カンカン照りのバンコク、さてこの後どうしようか?こういう暑さの中を無計画に歩き回ればどうなるか
何度も経験してるのに、未だに学習してない。それに、この時は落とした金は見つからないってことが
はっきりした後だったから、何となく節約気分でタクシーを使おうって気にならなかったんだよね。

地図を見るとカオサン通りというところがわりと近い。行ってみっか。
バックパッカーの聖地として有名な場所で、たしかに夜はネオン街になって面白いのかもしれないけど、
昼間来ても特に面白くねぇなぁ。暑いもんだから、早くも気分はどうでもいいモードに入りつつある。
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カオサン通りのあとはいよいよ目的地なし。「コッチの方向に歩けばいつかは中華街に出て、いずれ
フワランポーン駅の方に出るはず」というバクゼンとした方向性だけで歩いた。その方向感覚自体は
それほど狂ってないけど、どのくらいの距離かを確認しないで歩くイ課長は狂っている。
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あ・・・あちぃ・・暑すぎる。節約でタクシーはダメとしても、せめてバスに乗ろう。
バス停でみんな日陰に入ってバス待ってる。コーカソイドと違うアジア人らしい姿に好感が持てる(笑)。
だが乗ったと思ったら、乗り間違いと言われ、たちまち降ろされのは前回書いた通り。
ってこたぁつまりナニか?結局歩けってことかよ?・・ハァハァ・・。

しょうがないからさらに歩く。あ・・・あぢぃ。だんだん頭もボンヤリしてきた。
ナントカ運河の橋を渡る。いま地図で確認すると、鯉の廃墟からカオサン通りを抜けてこの運河まで
約2kmってとこかなぁ(途中200mくらいバス乗ったが)。大した距離じゃないけど、何せ暑くて・・・
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するとだ。
何やら巨大なヤマの上に金色のお寺らしきものが見える場所に来た。あ、これ、見たことある。
白い岩山の上に建てられた金色のお寺だろ?ガイドブックに載ってた。
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その時は名称を思い出せなかったけど、ここ、ワット・サケットっていうお寺で、別名「黄金の丘」。
(おそらく人工の)山の上に建てられた寺で、さしたる標高じゃないんだけど、平坦なバンコク市街だと
図抜けて高く見える(下の写真はタイスマイル www.thaismile.jp/から拝借)。
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愚かなるイ課長はさらにムボウにもこの山に登ろうという気になった。
炎天下・死の行軍に続く灼熱の山登り。完全に狂っておる。正気に戻れイ課長。
ちなみに頂上までの階段は344段あるらしい。
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それをひたすら登る。
暑くなければ344段くらい大したことはない。もっと高い大聖堂の塔だって金毘羅様だって登ったお兄ぃさんだ。
しかし何しろクソ暑く、登る前から半脱水症状気味だからね。あーだんだんモウロウとしてきた。

やっと頂上到着。ぜぇはぁ。
周りに高い場所がないから眺めはすごくいいんだけど、暑くて汗ダラダラでクタクタで
それどころじゃない。目の中に汗は入ってきても景色は入ってこないのである(笑)。
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一応寺の中にも入ってみる。この緑のガラスで出来たみたいな仏像はエメラルド仏ってヤツだな。
バンコクの王宮(ワット・プラケオ)にあるヤツが一番有名なはずだが、ここにも三つあるんだ。
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たしかワット・サケットのどこかには有名な地獄絵図の壁画があるんじゃなかったかな?以前に
ガイドブックで読んで、ちょっと見てみたいなと思った記憶があるのだが、・・・しかし、あまりの暑さに
イ課長は完全にドウでもよくなってきた。地獄絵図?いま自分がリアル灼熱地獄にいるんだから、いいよ、もう・・

フラフラとワット・サケットを下り、自分の体力の限界を悟ったイ課長は素直に四輪タクシーをつかまえ、
フワランポーン駅まで連れてってもらったのである。もっと早くそうすりゃ良かったのに。

フワランポーン駅からは冷房の効いたメトロでスクンビットまで戻り、ヨロヨロとホテルに戻った。
とりあえず汗でびしょ濡れになったTシャツを脱いで干したわけだけど、ご覧の通り、
シャツが乾くと塩がたくさん採れた。今日も東南アジアで製塩業に励んじまったぜ(笑)。
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というわけで、またまたバンコクの暑さに完膚なきまでにやられたイ課長なのでありました。
東南アジア観光ではこんな具合に汗ダクダクになるのは当たり前っちゃー当たり前ではあるけど、
賢明なるみなさんは暑い国でこんな愚かな徒歩観光はやめましょうね。

そういや、タイは確か今日からソンクラーン(旧正月)のはずだ。
4月というのはタイやカンボジア、ラオスあたりが一番暑い時期。
タイでソンクラーン見物してるみなさん、くれぐれも熱中症にはお気を付け下さい。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-04-13 00:12 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 09月 15日

晴れ男の出発が近づく

イ課長は基本的に晴れ男で、海外の旅先でもこの効力はけっこう発揮される。
溶けそうなほど暑かった東南アジアとか、凍死しそうに寒かったワシントンDCとか、いろいろ
つらい気象条件にはブチ当たってはいるけど、「雨にたたられる」ってことは不思議と少ない。

サイパンに行った時(思い出したくもない社員旅行だったが)もそうだった。
マニャガハ島ツアーってのに申し込んだんだけど、当日は朝から雨が降って大ガッカリ。
でも申し込んじまった以上しょうがねぇってんで行ってみたら、島に着く頃には空は晴れて
それからはずっと晴れ続けた(下の写真はサイパンとは関係ない台北)。
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新婚旅行の時行ったユングフラウ・ヨッホも代表的なイ課長の晴れ男伝説エピソードだ(笑)。
あの時は下界から全然山が見えないドンヨリ曇りで、「あんなトコに登っても・・」と思って
イ課長もトホ妻も半ば諦めかけたんだけど、それでも行くだけ行ってみようと思って登ったら
ミルミル天気は好転し、展望台から素晴らしい眺望を楽しむことができた。

去年行った東南アジアも、9月の雨期だから本来雨が多いはずなんだけど天気には恵まれた。
遺跡見学ツアーで雨降られたりしたらけっこう厳しいものがあっただろう。石も滑るし。

「雨で参った」っていう記憶があるのは2012年のポーランドでクラクフ行った時くらいか。
要するに、ことほどさように海外でのイ課長の晴れ男ヂカラはなかなかのものなのである。
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そんなイ課長の今年の海外旅行も出発が迫ってきた。
明日(つうか、もう今日だが)火曜にいつも通り会社に行き、そのまま深夜の羽田発の飛行機で
出発するのである。インド出張の時と同じパターンだ。

前にも書いたように今回の旅行は半年も前から基本構想はあったから、異常に準備期間は
長かったわけだけど、いざ行こうとすると結局「その時の状況」にホンロウされるね。

たとえば為替相場。ここ数週間でかなり動いた。
円が高くなった上に相手国通貨は安くなったから、結果的に1ヶ月前に比べたら1割くらい
円高になった。これは日本から行くガワにすれば喜ばしいことといえるだろう。

問題は現地の天気だ。
行き先の天気予報を調べてみたら、やたら傘マークが多くてちょっとショック。
海外での観光活動はどうしたって歩き回ることが中心になる。カッパ着てビショ濡れになって
歩き回るってのはツラいものがあるよなぁ。

これがパリとかロンドンみたいな大都会ならそれなりに対処法はある。
室内観光に切り替えて、ルーブルとか大英博物館みたいなトコを一日じっくり鑑賞するってのも
なかなかオツだ。しかしそういう感じの行き先じゃないんだよなぁ・・。
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どうしたもんかねぇ・・・。
しかしまぁ旅の手配は全部済ませちゃったんだから、あとは運を天にまかせるしかない。
雨に降りこめられてホテルでごろごろすることになるか、イ課長の晴れ男ヂカラが勝つか?

今日の深夜にはもう羽田だから、日本での更新はしばらくお休みします。
とは言ってもパソコンは持ってくので、ヒマがあれば現地から「ここにいる情報」お送りする予定。
(雨がひどくて外出できず、ホテルでブログ書くくらいしかすることがなかったりして・・)

行き先は・・・例によってシミツ。
そんな難しい行き先じゃないスよ、どうせ(笑)。
 
  
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by tohoiwanya | 2015-09-15 00:06 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(6)
2015年 08月 06日

「暑かった大賞」受賞都市選考(←バカ企画)

暑中お見舞い申し上げます。いやそれにしても暑いですな、日本。
毎年この時期は同じようなこと言ってるけど、今年の暑さは一段とキテますな。
東京都心は昨日が観測史上初5日連続猛暑日、今日は記録更新して6日連続猛暑日。きっと
明日はまたまた記録更新して7日連続になるのであろう。もうカンベンしちくり。

去年と一昨年は欧州出張のときの雪のブリュッセルやゲントの写真があったから、
このブログで涼感企画をやったけど、今年は写真の在庫が東南アジアの写真ばっかりだから
見るとよけい暑くなる(笑)。

そこでつらつら考えてみた。
国内・海外ひっくるめて、これまで一番暑いと思ったのってどこだろう?
イ課長の過去のジンセイで行った場所、その中から「暑かった大賞」を贈るとすれば栄冠は
どこの都市のものだ?暑すぎてこんなバカな企画を考えた。暑さがいけないのだ。

正確な比較が出来るわけじゃないが「体感記憶」でチョー暑かったって記憶がある場所。
「あんときゃぁ暑かった」っていう熱い思い出。考えだすといくらでも出て来るんだよ。
思いつくままに列挙していくとだよ・・・

①1996年ジャカルタ出張。最後の土曜半日観光は暑すぎて最後どうでもよくなった。
②同じ出張で行ったバンコク。日曜の徒歩観光の時も同じパターン。①と②は前に書いたね。
③スペインのアンダルシア地方、特にセビリアあたりの日差しは暑すぎてメマイくらくら。
④いつ行ったか忘れた夏の奈良。甘樫丘に昇った頃には脱水症状でイ課長もトホ妻も無口に。
⑤2007年京都出張のついでの観光。南禅寺から銀閣寺までトホ妻と歩いたのは無謀すぎた。
⑥2009年シンガポール出張後に行ったゲイラン散策(これも書いた)も死ぬかと思ったなー。
⑦2014年バンコクで徒歩で観光した時、やっぱ最後は暑すぎてどうでもよくなった。
(下の写真は⑤の時の銀閣寺)
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たとえばインド出張の時みたいに徒歩移動がほとんどなかったような場所だと、いくら外が暑くても
イ課長の体感記憶としては「暑かった大賞」にはエントリーされないことになる。やっぱ暑さにヤラレるのは
延々歩いてる時ってことが多い。そうなるとやっぱ旅行か、出張中のミニ観光中ってケースが多くなるね。

書き並べてみると、やっぱ暑さではアジアが断然強いことがわかる。
欧米で暑かったって経験もあるけど、日本やアジアほどの、危険を感じるほどの暑さって感じじゃ
なかったと思う。唯一殺人的レベルといえそうなのは③のスペインで、「暑かった大賞・欧州部門」を
贈呈するなら文句なくスペインだろう。特にセビリアなんて「アンダルシアのフライパン」って
言葉もあるくらいだから、まずは順当な受賞結果といっていいんじゃないか?

しかし「暑かった大賞・アジア部門」選定は難しい。競争が激しすぎる。
東南アジアは確かに暑いけど、④の奈良とか⑤の京都も全然負けてなかったと思うんだよね。
他にも沖縄とか台湾とかベトナムとか、アジアは「暑かった大賞」有力候補がひしめいてる。
2010年に出張した時の富山も地獄の暑さで、市電ン中で女子高生が首にタオル巻いてたっけ。

まぁそれでもムリヤリ選ぶとすれば、やっぱ①と②の同時受賞って感じかな。
①②が他に比べて特に気温が高かったとは思わない。あの時はやっぱ初めての東南アジア訪問で
「東南アジアの暑さってこうなのか」っていう初体験ショックが加わったことが受賞の決め手だろう(笑)。

東南アジアの暑さって、純粋に気温と湿度が高いっていうのに加えて道のホコリっぽさやら、
バイクやトゥクトゥクの排気ガスやら、それらが発する騒音やらが混然一体となってイ課長を
「も、もうダメ、もうアカン」というところまで追い込む。その後シンガポールやバンコクでも
同じような目に遭ったけど、1996年当時のジャカルタやバンコクの暑さ+排気ガス、ホコリ、
騒音、ポン引き、その他モロモロの複合攻撃はイ課長を完膚なきまで打ちのめしたもんだった。
(下の写真は⑦のバンコク。寺院の屋根のお日様ギラギラ反射が見てるだけで暑い)。
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で、ホテルに戻ってTシャツを脱いでみるとこんな具合に塩ジミがついてることになる。
黒いシャツって汗で濡れた部分の色があまり変わらないから(灰色なんかだとタイヘン)、
暑い国ではよく着るんだけど、白い塩ジミが目立つのが欠点なのである。
何の気なしに撮ったこんなバカ写真をまさかブログで使うたぁ思わなかったぜ(笑)。
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というわけで、とにかくあまりに暑いので、取りとめもない暑さの話でした。
どちら様も熱中症にはお気を付けてお過ごしください。

 
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by tohoiwanya | 2015-08-06 00:09 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2015年 04月 13日

気温差のある旅

さて、面白くてしょうがなかった2013年ベトナム・タイ旅行ネタが終われば、次は同じ年の暮れに
行ったバンコク短期避寒旅行ネタが続くことになる。東南アジアばっかじゃん。
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そもそも旅の主要目的が「東南アジアにあったまりに行く」だったくらいで、年末の東京の気温は
ヒトけた台だったけどバンコクは30度くらいあるはずだ。こういう極端な気温差をまたぐ旅って
過去にあまりやったことがない。強いて言えば2009年、暑いシンガポール出張の翌月に
寒い欧州出張に行った時くらいか。あの時はブリュッセルで見事に風邪をひいた。

「温度差をまたぐ旅」については椎名誠がちょっと面白いことを書いている。
彼は熱暑のニューギニアから数日の間に真冬のシベリアに移動したことがあって、自分の身体が
この気温差にどう対応するかと思ってたら、シベリアに着いたトタンにひたすら「居眠りするヒト」に
なったらしいんだね。極端な暑→寒の気温差に、身体が一時的に冬眠モードになっちまったのでは
なかろうか、みたいなことを書いてた。

しかし今回のイ課長は逆、寒→暑だ。バンコク着いたとたんに冬眠することはないだろうが(笑)、
とりあえず着ていくものに悩む。現地空港に着いたトタンに南国ファッションにならないと暑い。
結局イ課長はTシャツ1枚の上にモコモコのフライトジャケットを重ね、バンコクに着いたらすぐに
ジャケットはカバンにしまって行動するという計画で成田に行った。お正月に常夏のハワイに行く人とか
この寒暖横断衣料計画、どうしてるんだろうか?

出発当日の朝は「この冬一番」というほどの寒さじゃなかったけど、冬だからやっぱり寒い。
おまけにしょぼしょぼと雨まで降りやがって・・・何せ下はTシャツ1枚だから、ジャンパーの
フロントジッパーを首まであげて、例の1000円バスで銀座から成田に向かった。
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この時使ったのはタイ航空。スターアライアンス組だから成田は第一ターミナルになる。
第一ターミナル出発時のお約束、花月園のラーメンで搭乗前の腹ごしらえ。寒いからこういう
暖かいヌードルがうめぇ。
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飛行機の機内は特に問題なかった。さすがにTシャツ1枚じゃナンだからジャンパーを着たまま
過ごしたけど特に暑くもなく寒くもなく、バンコクまで快適なフライトが続いた。チャンビールうめぇ。
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ちなみに、機内食はこんな感じ。うめぇ。
タイ航空には2012年のインド出張で乗ってるから何となく「慣れてて安心」って感じがあったね。
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さてバンコクに着いた。
南の国に着くと、飛行機を出てボーディングブリッジを渡るところで早くもムゥッという熱気に包まれて
「うお、早くもきやがったな、さすが南の国」って気分になる。初めてジャカルタに行った時には
「ボーディングブリッジの熱気」が強く印象に残ってるよ。さて、ではこの日バンコクに着いたときは
どうだったかっていうと・・・


・・・・・あれっ??・・熱気はどこに・・??


・・・って感じだったんだよ(笑)。
もちろんバンコクだから東京に比べりゃずっと暖かいんだけど、冷えた身体で大浴場に入った時のような、
むわーッと全身が暑さに包まれるような感じを期待してたイ課長としてはちょいと拍子抜け。
12月のバンコクって意外と涼しいんだね。

空港の外に出てもそう暑くない。一応ガイジンさんたちは短パン姿でタバコ吸ってたけど、家をでるとき
履いてた長ズボンをそのまま履いててもちっとも暑くない。
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この拍子抜け感はバンコクにいる間じゅうずっと続いた。
もちろんTシャツ&短パン&サンダルでも過ごせる気候ではあるんだけど、6月に来たときの、
あの「南国だぞ参ったか!!」って感じの、汗ダラダラの暑さに比べればずっとマイルド。

6月に来たとき、タクシーの運転手から「バンコクの観光ハイシーズンは12月や1月さ。その頃には
ジャパニーズやコリアンが来る。今(つまり6月)はインド人ばっかだけど、やつらは金持ってない」って
言ってた。12月がハイシーズンなのはバンコクが比較的涼しいからっていうのが大きな理由だろうけど
クソ寒い東京から避寒に来た身としてはお日様ギンギラ・汗ダラダラの暑さがちょっと懐かしかった。

この時は何せ急に思い立って来たから、観光計画なんてロクに考えてない。
到着した日の夜、今やすっかりなじんだスクンビット通りをブラブラ歩き、マッサージしてもらい、
晩メシは屋台でこんな感じの肉ソバを食ったのでありました。気温差がどんなにあっても
イ課長の場合、日本とタイとで食うものにはあまり差がないようだ。でもうめぇ。
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さて、3泊4日の短いバンコク滞在、明日は何をしようかなぁ・・・。

  
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by tohoiwanya | 2015-04-13 22:03 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(0)
2014年 11月 21日

モンゴロイドとコーカソイドの温度感覚の差異

またまた論文じみた標題だな(笑)。
別に大した話ではないけど、どなたも一度くらいは同じことを考えたことがあるんじゃないかなぁ?

たとえばちょうど今頃の季節。
すっかり寒くなった東京で、欧米人旅行者が半袖Tシャツ1枚で平気な顔して歩いてるの見て
見てるだけで寒くなったって経験、ない?そういうテアイは必ず欧米系で、アジア系旅行者にはいない。
これは以前からよく指摘されてて、すでにいろんな回答がある。ネットでザッと見ただけでも・・

①基礎体温が違うから説(アメリカ人の平均体温、37度くらいあるとか)
②白人は皮膚構造が東洋人と違うから説(毛穴や汗腺の数、冷たさを感じる点の数なんかが違うとか)
③上記①②のような肉体的差異に加え、居住地域という点で欧米人の方が“寒さ慣れ”してるから説

イ課長個人は何となく③が大きいんだろうなぁと思ってた。
コーカソイド=白人が居住する北米や欧州はおおむねアジアより寒冷な国が多い。
アジアにも寒い地域はあるけど、全体的に比較すりゃ圧倒的に欧米の方が寒いのは確かだ。
従って欧米人は寒さ慣れしており、アジアの寒さでも薄着でいられる・・・

・・・と、そういうもんだと思ってた。

逆もまた真なりで、高温湿潤な東南アジアの暑さに対しては、日本人はある程度慣れてるけど、
“寒さ慣れ”した欧米人には耐え難いはず。理屈で考えれば当然そうであるはずだ。

だが事実はどうも逆みたいなのである。

ハノイの、蒸し暑~~~い日の、午後1時か2時くらい。日がカンカン・暑さ真っ盛りの時間帯だ。
もうこの時はホンっトに暑くてさ、いつもなら車やバイクが行きかって横断するのもタイヘンな
ハノイ旧市街のロータリーもこの有様。「今は何かするのやめて、この暑さをやり過ごしてからにしましょうよ」って
町中の人が思ってるような感じ。それはイ課長も同じ気持ちだった。
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だもんで、イ課長もホアンキエム湖畔の木陰のベンチで少し休んだ。
だがそこで衝撃的な光景を見たのだ。衝撃のあまり、カメラを出して写真を撮った。 
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欧米人旅行者が帽子もかぶらず日向ではしゃいでる。それがポイント1。もう一つ重要なポイントは
十分“暑さ慣れ”してるはずの地元ベトナム人たちがイ課長同様、ちゃんと日陰に避難してるってことだ。
すごく暑くて日差しも強い。だから日陰に入って少し休む。アジア的には自然な行動だ。

しかるにこのコーカソイドたちはナンなのだ?
この暑さの中、よくまぁ〜お日様ギラギラの日向にいられるな・・・紫外線だって浴びまくりだぞ?
温度感覚器官のネジが2〜3本はずれてんのか?

これには驚いたというか、呆れたというか、生物学的ショックを受けたと言ってもいい。
暑さを避けて日陰にたたずむ地元のベトナム人(とイ課長)、日なたで平気にしてる欧米人旅行者。
この事実から導き出されるのは唯一つ、「寒さ慣れしてる欧米人の方が、実は暑さ耐性も強い」という結論だ。

そういうもんだったの?でも実際そうなんだからそう結論するしかないよな。
暑いから陽射しを避けよう、日陰に入ろうとするアジアの民=モンゴロイド(黄色人種)。
暑くても日差しカンカンでも、何も感じてなさそうな欧米人旅行者=コーカソイド(白人)。
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こうなると、「なぜ欧米人は冬でも薄着なのか?」という疑問に対する答えはすべて矛盾してくる。
欧米人が全体的に寒さ慣れしてるなら、逆に彼らはベトナムの暑さに体がついていかないはずだ。
もし彼らの平均体温が高いんだったら、彼らはベトナムでバタバタと熱中症でブッ倒れてていいはずだ。
しかし実際にはモンゴロイドよりコーカソイドの方が暑くても平気っぽい。

要するにコーカソイドは温度を感じる機能の幅が広いというか、タフというか、鈍感というか・・
もしかするとそんな機能、最初から備わってないのかもしれない(笑)。

これについてご存知の方、識者の方がいたらぜひ知見を賜りたいと思うのである。
今回はコーカソイドとモンゴロイドの比較だったけど、ネグロイド(黒人)だとどうなのかというのも気になる。

南にあるサイゴンと違って、ハノイは東京ほどじゃないにしても、冬はそれなりに寒いらしい。
もしかすると、冬のハノイを旅する欧米人観光客もやっぱり異様に薄着で、それを見た地元民たちを
視覚的に震え上がらせてるのかもしれないなぁ。

 
 

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by tohoiwanya | 2014-11-21 00:00 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(14)