タグ:天候・気温 ( 28 ) タグの人気記事


2017年 01月 08日

晴れ男 vs.雨のきわどい戦い

義母の葬儀の時、彼女の「晴れ女」としての能力が恐ろしく高かったという話が出た。
そこで自分の「晴れ男パワー」についてもちょっと考えた。

2015年のラオス・タイ旅行に行く前にこんな記事を書いた。
雨季の9月。東南アジア。土砂降りスコールに遭遇することはまず不可避。
この自然の摂理に対してイ課長の晴れ男ヂカラがどこまで抵抗できるか?

結果を一言でいうと「ヤラレた日もあるけど、きわどくカワシた日が多かった」って感じか。
晴れ男・イ課長、けっこう頑張ったのだ。

ヴィエンチャンでは到着翌日、さっそく早朝のスコールの洗礼をうけて雨宿り。
ルアンパバーンでは例のクアンシーの滝ツアーで土砂降りに遭遇したし、旅の前半ラオスでは
明らかに雨の方が優勢でイ課長劣勢。
f0189467_11002632.jpg
 
しかしタイに入って状況が変わってきた。チェンマイでは全然雨に降られなかったんだよね。
これは晴れ男ヂカラっていうより、タイ北部がこの時期そういう気候なのかもしれん。

雨との戦いがきわどいものになったのは最後に行ったバンコクだよ。
空港からホテルに行くまでは大丈夫だったけど、晩飯を食いに出ようとすると夜の雨。
でもまぁこの程度ならどうってことない。
f0189467_17594875.jpg
 
翌日は日帰りでサルまみれロップリーに遠出。幸い観光中は雨に降られることはなかった。
メシを食い、少し市街をぶらぶらし、バンコクに戻るロトゥーに乗っても雨が降る様子はない。
チェンマイ同様、大丈夫じゃん。

とーころがバンコクに戻る途中、空が暗くなって「あ、こりゃ来るな」と思ったら・・
f0189467_12480509.jpg
 
アッという間にこのアリサマ。いやー車ン中でよかった。外歩いてたらえらいことだった。
きわどいところでセーフ。
f0189467_12480517.jpg
 
南国のスコールだからそんなに長くは続かない。バンコクに戻ってきたらすっかり止んでた。
濡れずにホテルに帰ることができるってもんだ。ラッキー。
f0189467_12480481.jpg
 
ところがホテルから晩飯食いに出ようとするとまた夜の雨(笑)。
とはいっても昼間の観光中に降られないのは大助かりだ。どうせ近場に行くだけだから
ヘナチョコカッパ着てメシ食いに行ったよ。
f0189467_12481772.jpg
 
翌日、こんどはアーントーンという町に出かけた。午前中~昼にかけて雨の気配は全くなし。
というより、快晴すぎて暑くて死にそうだった。今日は大丈夫そうかな。
f0189467_12481875.jpg
 
とーころがまたまた帰りのロトゥーの中でドシャ降りに襲われた。
こりゃ明らかに幸運だよな。連日のようにスコールに遭遇してるけど、観光が終わったあと
車の中にいる時だから被害がなくて済んでる。
f0189467_12481745.jpg
 
この経験から言えるのは、雨季のタイでは午前中のスコールというのは少なそうってことだ。
午後の2時~4時くらいがヤバそうなんだよ。車中で降られたのは連日、そのくらいの時間帯だった。
行く場所にもよるだろうけど、雨季は観光活動をなるべく午前中~昼過ぎくらいまでに済ませて
「午後のスコールタイム」を車や電車の移動中にやり過ごせると助かる。

もっとも相手は天気だから、実際にはせいぜい「その確率が高まる」って程度でしかない。
この翌日、ワット・プラケオに行った日も早めに出て、午前中~昼に観光活動した。この時も
暑くてさぁ・・。で、スコールに備えて早めに帰路についてホテルで一休み。窓からのんびり
雨のバンコクを眺めようと思ってたら、なぜかこの日はスコール降らねぇでやんの。
f0189467_13135267.jpg
 
なんだよーこっちはせっかく早起きしてクソ暑い日盛りに観光して早めに帰ってきたんぞテメー。
そんで、冷房の効いたホテルから缶ビール片手にのんびり南国のスコールでも見ようと思ってたのに。
イ課長の努力にこたえてスコール降らせろ!天気ッ!!


 

[PR]

by tohoiwanya | 2017-01-08 00:18 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 11月 23日

パノム村まで歩いてはいけません

前回の記事で、テキスタイル好きの方はぜひパノム村に、みたいなことを書いた。
せっかくだから場所をお教えしておこう。ホテルのあるルアンパバーン中心部からいささか離れてる。
距離にすると3~3.5kmくらいかなぁ?
f0189467_01424013.jpg
 
路線バスなんてないから、行き方としてはトゥクトゥクのチャーターというのが
妥当なところなんだと思う。貸し自転車というのも一つの手だ。

しかし、愚かなるイ課長は結局ホテルからパノム村までの往復、すべて徒歩だったのである。
3.5kmとすれば、道を間違えず、かつ道草食わずにいけば、たぶん45分もあれば十分のはず。
そうバカ遠くはない。しかしラオスはバカ暑いわけで、徒歩はお勧めしない・・というより、
マネしてはいけませんと言っておくべきだろう。

しかもこの時イ課長は決定的ミスを犯していた。帽子を持ってこなかったのだ(←大バカ)。
途中でハッと気が付いたんだけど、もはや帽子取りにホテルに戻るのも面倒だ。しゃあねぇ。
というわけで帽子ナシで往復徒歩。どこまで愚かなんだ、自分。

出発して初めのうちはそれでもまだ良かった。すいか寺に寄り道見物したりして楽しく歩いていた。
しかしルアンパバーンの町を出て、交通量がめっきり減ってくるあたりから苦しくなる。
f0189467_15163225.jpg
 
日差しを遮る影もほとんどないラオスの田舎道。しかもこっちは帽子なし。しかも
ヴィエンチャンで坊主刈りにした直後ときた(笑)。頭皮がジリジリと日に焼けていくのが
体感できるってもんだ。ううううう・・あぢい。

こんなところで脱水症状でブッ倒れたら命に関わる。誰かに助けを求めたくたって、
人家はなく人通りもほとんどない。もちろん水の入手も不可能だ。カバンの中にある
飲みかけの水だけが頼り。とにかく生きて無事にパノム村まで辿り着かねば。
要衝アカバをめざし、ラクダで砂漠を横断したアラビアのロレンスになった気分。
f0189467_15151519.jpg
 
おまけに、途中につながれてないバカ犬がいたんだよ~。
そのバカ犬、怪しい巨大ロボットを見て道路の反対側から激しく吠えたてる。あ、あのキミね、
どんなに吠えてもいいよ、いいけど、こっちに走ってきてオレに噛みつくのだけはやめてね。
こんなところで狂犬病にかかったらどうすればいいのだ。吠えるだけにしてね。

ようやくパノム村に着いた時は、とりあえず身体が無事であることに感謝して、織物のことなんて
実はほとんど忘れてた(笑)。いやーーこの時はホントに暑くてどうなるかと思った。
f0189467_15152115.jpg
 
行ってみると、パノム村に「流しのトゥクトゥク」なんてしゃれたものはマッタクなかった。
あああ・・・帰りもまた徒歩か。またあの道で犬にビクビクしなきゃならんのか。

バカ犬の関所は何とか無事に通過した。一応水も残ってたから水分補給も多少はできた。
とにかくツラかったのは頭皮だよ。坊主刈りの下、特にツムジの薄くなったところなんてもう
マッカッカで大変なことになってる。見なくてもわかる。とうとう最後にはハンカチタオルを
水で湿らせ、頭に載せ、温泉に浸かるオッサンみたいな姿で歩いた。頭皮を守るには
それしかなかったのだ。カッコ悪いなんて言ってる場合じゃないのだ。
f0189467_15151544.jpg
 
こうして何とかイ課長はルアンパバーン中心部まで生還できた。
この時、イ課長が腹ペコ、喉カラカラの状態で倒れ込むように入ったのが交差点にある
カオ・チー・サイ・クアンのテント屋台だったというわけなのである。

ルアンパバーン近郊の織物の村、パノム。
しかし、イ課長がそこで織物を物色してた時間より、往復に要した時間の方が長かったはずだ。
個人的には「パノム村徒歩往復」はあの旅行における重要な思い出として記憶されてるけど
もちろんそれは甘美な思い出としてではない(笑)。

過去にバンコクとかで経験した炎天下・死の行軍はそれでも「その気になりゃタクシーに乗る」という
解決策があった。しかしこの時は誰もいない田舎道をとにかく歩くしかなかったわけで、
ありゃーほんとにツラかったよ。決してマネしてはいけません。この日のパノム村往復だけで
露出してた首とTシャツで隠れてた肩とがこんな色違いになっちまったぜ。バクみたい。
f0189467_00100099.jpg

さて、それでは前回記事最後のクイズの答えの発表です。正解は・・・


35,000キープ。日本円にすれば530円くらいってところか。ちょっと値切ったと思う。
テキスタイルの値段にもウトいイ課長だけど、あのキレイな(たぶん)手織りの織物が500円ちょっとって
目玉が飛び出すほど安いんじゃないかと思うよ。

さぁ、あなたもパノム村に行きたくなった?(笑)
しかしくれぐれも徒歩で行くなんて愚かなことだけはしないようにお願いしたいのである。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2016-11-23 00:07 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 04月 13日

暑くてどうでもよくなるイ課長

去年の夏、あまりにも暑くてこんなバカ記事を書いた。

この「暑かった大賞」候補の⑦に2014年のバンコク徒歩観光を挙げている。
その徒歩観光というのは、北バスターミナルから乗った路線バスをプラスメーンで降り、
鯉が泳ぐ廃墟」を見た後から実質的にスタートしたといえる。

あの辺って、スカイトレインからもメトロからもすげー離れた場所で、不便なトコなんだよねぇ。
カンカン照りのバンコク、さてこの後どうしようか?こういう暑さの中を無計画に歩き回ればどうなるか
何度も経験してるのに、未だに学習してない。それに、この時は落とした金は見つからないってことが
はっきりした後だったから、何となく節約気分でタクシーを使おうって気にならなかったんだよね。

地図を見るとカオサン通りというところがわりと近い。行ってみっか。
バックパッカーの聖地として有名な場所で、たしかに夜はネオン街になって面白いのかもしれないけど、
昼間来ても特に面白くねぇなぁ。暑いもんだから、早くも気分はどうでもいいモードに入りつつある。
f0189467_13212849.jpg
 
カオサン通りのあとはいよいよ目的地なし。「コッチの方向に歩けばいつかは中華街に出て、いずれ
フワランポーン駅の方に出るはず」というバクゼンとした方向性だけで歩いた。その方向感覚自体は
それほど狂ってないけど、どのくらいの距離かを確認しないで歩くイ課長は狂っている。
f0189467_13212805.jpg
 
あ・・・あちぃ・・暑すぎる。節約でタクシーはダメとしても、せめてバスに乗ろう。
バス停でみんな日陰に入ってバス待ってる。コーカソイドと違うアジア人らしい姿に好感が持てる(笑)。
だが乗ったと思ったら、乗り間違いと言われ、たちまち降ろされのは前回書いた通り。
ってこたぁつまりナニか?結局歩けってことかよ?・・ハァハァ・・。

しょうがないからさらに歩く。あ・・・あぢぃ。だんだん頭もボンヤリしてきた。
ナントカ運河の橋を渡る。いま地図で確認すると、鯉の廃墟からカオサン通りを抜けてこの運河まで
約2kmってとこかなぁ(途中200mくらいバス乗ったが)。大した距離じゃないけど、何せ暑くて・・・
f0189467_13351374.jpg
 
するとだ。
何やら巨大なヤマの上に金色のお寺らしきものが見える場所に来た。あ、これ、見たことある。
白い岩山の上に建てられた金色のお寺だろ?ガイドブックに載ってた。
f0189467_13214263.jpg
 
その時は名称を思い出せなかったけど、ここ、ワット・サケットっていうお寺で、別名「黄金の丘」。
(おそらく人工の)山の上に建てられた寺で、さしたる標高じゃないんだけど、平坦なバンコク市街だと
図抜けて高く見える(下の写真はタイスマイル www.thaismile.jp/から拝借)。
f0189467_13214203.jpg
 
愚かなるイ課長はさらにムボウにもこの山に登ろうという気になった。
炎天下・死の行軍に続く灼熱の山登り。完全に狂っておる。正気に戻れイ課長。
ちなみに頂上までの階段は344段あるらしい。
f0189467_13214850.jpg
 
それをひたすら登る。
暑くなければ344段くらい大したことはない。もっと高い大聖堂の塔だって金毘羅様だって登ったお兄ぃさんだ。
しかし何しろクソ暑く、登る前から半脱水症状気味だからね。あーだんだんモウロウとしてきた。

やっと頂上到着。ぜぇはぁ。
周りに高い場所がないから眺めはすごくいいんだけど、暑くて汗ダラダラでクタクタで
それどころじゃない。目の中に汗は入ってきても景色は入ってこないのである(笑)。
f0189467_13214893.jpg
 
一応寺の中にも入ってみる。この緑のガラスで出来たみたいな仏像はエメラルド仏ってヤツだな。
バンコクの王宮(ワット・プラケオ)にあるヤツが一番有名なはずだが、ここにも三つあるんだ。
f0189467_13212815.jpg
 
たしかワット・サケットのどこかには有名な地獄絵図の壁画があるんじゃなかったかな?以前に
ガイドブックで読んで、ちょっと見てみたいなと思った記憶があるのだが、・・・しかし、あまりの暑さに
イ課長は完全にドウでもよくなってきた。地獄絵図?いま自分がリアル灼熱地獄にいるんだから、いいよ、もう・・

フラフラとワット・サケットを下り、自分の体力の限界を悟ったイ課長は素直に四輪タクシーをつかまえ、
フワランポーン駅まで連れてってもらったのである。もっと早くそうすりゃ良かったのに。

フワランポーン駅からは冷房の効いたメトロでスクンビットまで戻り、ヨロヨロとホテルに戻った。
とりあえず汗でびしょ濡れになったTシャツを脱いで干したわけだけど、ご覧の通り、
シャツが乾くと塩がたくさん採れた。今日も東南アジアで製塩業に励んじまったぜ(笑)。
f0189467_13122398.jpg
 
というわけで、またまたバンコクの暑さに完膚なきまでにやられたイ課長なのでありました。
東南アジア観光ではこんな具合に汗ダクダクになるのは当たり前っちゃー当たり前ではあるけど、
賢明なるみなさんは暑い国でこんな愚かな徒歩観光はやめましょうね。

そういや、タイは確か今日からソンクラーン(旧正月)のはずだ。
4月というのはタイやカンボジア、ラオスあたりが一番暑い時期。
タイでソンクラーン見物してるみなさん、くれぐれも熱中症にはお気を付け下さい。
 
 
[PR]

by tohoiwanya | 2016-04-13 00:12 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 09月 15日

晴れ男の出発が近づく

イ課長は基本的に晴れ男で、海外の旅先でもこの効力はけっこう発揮される。
溶けそうなほど暑かった東南アジアとか、凍死しそうに寒かったワシントンDCとか、いろいろ
つらい気象条件にはブチ当たってはいるけど、「雨にたたられる」ってことは不思議と少ない。

サイパンに行った時(思い出したくもない社員旅行だったが)もそうだった。
マニャガハ島ツアーってのに申し込んだんだけど、当日は朝から雨が降って大ガッカリ。
でも申し込んじまった以上しょうがねぇってんで行ってみたら、島に着く頃には空は晴れて
それからはずっと晴れ続けた(下の写真はサイパンとは関係ない台北)。
f0189467_0212698.jpg
 
新婚旅行の時行ったユングフラウ・ヨッホも代表的なイ課長の晴れ男伝説エピソードだ(笑)。
あの時は下界から全然山が見えないドンヨリ曇りで、「あんなトコに登っても・・」と思って
イ課長もトホ妻も半ば諦めかけたんだけど、それでも行くだけ行ってみようと思って登ったら
ミルミル天気は好転し、展望台から素晴らしい眺望を楽しむことができた。

去年行った東南アジアも、9月の雨期だから本来雨が多いはずなんだけど天気には恵まれた。
遺跡見学ツアーで雨降られたりしたらけっこう厳しいものがあっただろう。石も滑るし。

「雨で参った」っていう記憶があるのは2012年のポーランドでクラクフ行った時くらいか。
要するに、ことほどさように海外でのイ課長の晴れ男ヂカラはなかなかのものなのである。
f0189467_23180182.jpg
 
そんなイ課長の今年の海外旅行も出発が迫ってきた。
明日(つうか、もう今日だが)火曜にいつも通り会社に行き、そのまま深夜の羽田発の飛行機で
出発するのである。インド出張の時と同じパターンだ。

前にも書いたように今回の旅行は半年も前から基本構想はあったから、異常に準備期間は
長かったわけだけど、いざ行こうとすると結局「その時の状況」にホンロウされるね。

たとえば為替相場。ここ数週間でかなり動いた。
円が高くなった上に相手国通貨は安くなったから、結果的に1ヶ月前に比べたら1割くらい
円高になった。これは日本から行くガワにすれば喜ばしいことといえるだろう。

問題は現地の天気だ。
行き先の天気予報を調べてみたら、やたら傘マークが多くてちょっとショック。
海外での観光活動はどうしたって歩き回ることが中心になる。カッパ着てビショ濡れになって
歩き回るってのはツラいものがあるよなぁ。

これがパリとかロンドンみたいな大都会ならそれなりに対処法はある。
室内観光に切り替えて、ルーブルとか大英博物館みたいなトコを一日じっくり鑑賞するってのも
なかなかオツだ。しかしそういう感じの行き先じゃないんだよなぁ・・。
f0189467_23180162.jpg
 
どうしたもんかねぇ・・・。
しかしまぁ旅の手配は全部済ませちゃったんだから、あとは運を天にまかせるしかない。
雨に降りこめられてホテルでごろごろすることになるか、イ課長の晴れ男ヂカラが勝つか?

今日の深夜にはもう羽田だから、日本での更新はしばらくお休みします。
とは言ってもパソコンは持ってくので、ヒマがあれば現地から「ここにいる情報」お送りする予定。
(雨がひどくて外出できず、ホテルでブログ書くくらいしかすることがなかったりして・・)

行き先は・・・例によってシミツ。
そんな難しい行き先じゃないスよ、どうせ(笑)。
 
  
[PR]

by tohoiwanya | 2015-09-15 00:06 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2015年 08月 06日

「暑かった大賞」受賞都市選考(←バカ企画)

暑中お見舞い申し上げます。いやそれにしても暑いですな、日本。
毎年この時期は同じようなこと言ってるけど、今年の暑さは一段とキテますな。
東京都心は昨日が観測史上初5日連続猛暑日、今日は記録更新して6日連続猛暑日。きっと
明日はまたまた記録更新して7日連続になるのであろう。もうカンベンしちくり。

去年と一昨年は欧州出張のときの雪のブリュッセルやゲントの写真があったから、
このブログで涼感企画をやったけど、今年は写真の在庫が東南アジアの写真ばっかりだから
見るとよけい暑くなる(笑)。

そこでつらつら考えてみた。
国内・海外ひっくるめて、これまで一番暑いと思ったのってどこだろう?
イ課長の過去のジンセイで行った場所、その中から「暑かった大賞」を贈るとすれば栄冠は
どこの都市のものだ?暑すぎてこんなバカな企画を考えた。暑さがいけないのだ。

正確な比較が出来るわけじゃないが「体感記憶」でチョー暑かったって記憶がある場所。
「あんときゃぁ暑かった」っていう熱い思い出。考えだすといくらでも出て来るんだよ。
思いつくままに列挙していくとだよ・・・

①1996年ジャカルタ出張。最後の土曜半日観光は暑すぎて最後どうでもよくなった。
②同じ出張で行ったバンコク。日曜の徒歩観光の時も同じパターン。①と②は前に書いたね。
③スペインのアンダルシア地方、特にセビリアあたりの日差しは暑すぎてメマイくらくら。
④いつ行ったか忘れた夏の奈良。甘樫丘に昇った頃には脱水症状でイ課長もトホ妻も無口に。
⑤2007年京都出張のついでの観光。南禅寺から銀閣寺までトホ妻と歩いたのは無謀すぎた。
⑥2009年シンガポール出張後に行ったゲイラン散策(これも書いた)も死ぬかと思ったなー。
⑦2014年バンコクで徒歩で観光した時、やっぱ最後は暑すぎてどうでもよくなった。
(下の写真は⑤の時の銀閣寺)
f0189467_01543140.jpg
 
たとえばインド出張の時みたいに徒歩移動がほとんどなかったような場所だと、いくら外が暑くても
イ課長の体感記憶としては「暑かった大賞」にはエントリーされないことになる。やっぱ暑さにヤラレるのは
延々歩いてる時ってことが多い。そうなるとやっぱ旅行か、出張中のミニ観光中ってケースが多くなるね。

書き並べてみると、やっぱ暑さではアジアが断然強いことがわかる。
欧米で暑かったって経験もあるけど、日本やアジアほどの、危険を感じるほどの暑さって感じじゃ
なかったと思う。唯一殺人的レベルといえそうなのは③のスペインで、「暑かった大賞・欧州部門」を
贈呈するなら文句なくスペインだろう。特にセビリアなんて「アンダルシアのフライパン」って
言葉もあるくらいだから、まずは順当な受賞結果といっていいんじゃないか?

しかし「暑かった大賞・アジア部門」選定は難しい。競争が激しすぎる。
東南アジアは確かに暑いけど、④の奈良とか⑤の京都も全然負けてなかったと思うんだよね。
他にも沖縄とか台湾とかベトナムとか、アジアは「暑かった大賞」有力候補がひしめいてる。
2010年に出張した時の富山も地獄の暑さで、市電ン中で女子高生が首にタオル巻いてたっけ。

まぁそれでもムリヤリ選ぶとすれば、やっぱ①と②の同時受賞って感じかな。
①②が他に比べて特に気温が高かったとは思わない。あの時はやっぱ初めての東南アジア訪問で
「東南アジアの暑さってこうなのか」っていう初体験ショックが加わったことが受賞の決め手だろう(笑)。

東南アジアの暑さって、純粋に気温と湿度が高いっていうのに加えて道のホコリっぽさやら、
バイクやトゥクトゥクの排気ガスやら、それらが発する騒音やらが混然一体となってイ課長を
「も、もうダメ、もうアカン」というところまで追い込む。その後シンガポールやバンコクでも
同じような目に遭ったけど、1996年当時のジャカルタやバンコクの暑さ+排気ガス、ホコリ、
騒音、ポン引き、その他モロモロの複合攻撃はイ課長を完膚なきまで打ちのめしたもんだった。
(下の写真は⑦のバンコク。寺院の屋根のお日様ギラギラ反射が見てるだけで暑い)。
f0189467_13031828.jpg
 
で、ホテルに戻ってTシャツを脱いでみるとこんな具合に塩ジミがついてることになる。
黒いシャツって汗で濡れた部分の色があまり変わらないから(灰色なんかだとタイヘン)、
暑い国ではよく着るんだけど、白い塩ジミが目立つのが欠点なのである。
何の気なしに撮ったこんなバカ写真をまさかブログで使うたぁ思わなかったぜ(笑)。
f0189467_12580281.jpg
 
というわけで、とにかくあまりに暑いので、取りとめもない暑さの話でした。
どちら様も熱中症にはお気を付けてお過ごしください。

 
[PR]

by tohoiwanya | 2015-08-06 00:09 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2015年 04月 13日

気温差のある旅

さて、面白くてしょうがなかった2013年ベトナム・タイ旅行ネタが終われば、次は同じ年の暮れに
行ったバンコク短期避寒旅行ネタが続くことになる。東南アジアばっかじゃん。
f0189467_16411776.jpg
 
そもそも旅の主要目的が「東南アジアにあったまりに行く」だったくらいで、年末の東京の気温は
ヒトけた台だったけどバンコクは30度くらいあるはずだ。こういう極端な気温差をまたぐ旅って
過去にあまりやったことがない。強いて言えば2009年、暑いシンガポール出張の翌月に
寒い欧州出張に行った時くらいか。あの時はブリュッセルで見事に風邪をひいた。

「温度差をまたぐ旅」については椎名誠がちょっと面白いことを書いている。
彼は熱暑のニューギニアから数日の間に真冬のシベリアに移動したことがあって、自分の身体が
この気温差にどう対応するかと思ってたら、シベリアに着いたトタンにひたすら「居眠りするヒト」に
なったらしいんだね。極端な暑→寒の気温差に、身体が一時的に冬眠モードになっちまったのでは
なかろうか、みたいなことを書いてた。

しかし今回のイ課長は逆、寒→暑だ。バンコク着いたとたんに冬眠することはないだろうが(笑)、
とりあえず着ていくものに悩む。現地空港に着いたトタンに南国ファッションにならないと暑い。
結局イ課長はTシャツ1枚の上にモコモコのフライトジャケットを重ね、バンコクに着いたらすぐに
ジャケットはカバンにしまって行動するという計画で成田に行った。お正月に常夏のハワイに行く人とか
この寒暖横断衣料計画、どうしてるんだろうか?

出発当日の朝は「この冬一番」というほどの寒さじゃなかったけど、冬だからやっぱり寒い。
おまけにしょぼしょぼと雨まで降りやがって・・・何せ下はTシャツ1枚だから、ジャンパーの
フロントジッパーを首まであげて、例の1000円バスで銀座から成田に向かった。
f0189467_16410129.jpg
 
この時使ったのはタイ航空。スターアライアンス組だから成田は第一ターミナルになる。
第一ターミナル出発時のお約束、花月園のラーメンで搭乗前の腹ごしらえ。寒いからこういう
暖かいヌードルがうめぇ。
f0189467_16410143.jpg
 
飛行機の機内は特に問題なかった。さすがにTシャツ1枚じゃナンだからジャンパーを着たまま
過ごしたけど特に暑くもなく寒くもなく、バンコクまで快適なフライトが続いた。チャンビールうめぇ。
f0189467_16411751.jpg
 
ちなみに、機内食はこんな感じ。うめぇ。
タイ航空には2012年のインド出張で乗ってるから何となく「慣れてて安心」って感じがあったね。
f0189467_16411780.jpg
 
さてバンコクに着いた。
南の国に着くと、飛行機を出てボーディングブリッジを渡るところで早くもムゥッという熱気に包まれて
「うお、早くもきやがったな、さすが南の国」って気分になる。初めてジャカルタに行った時には
「ボーディングブリッジの熱気」が強く印象に残ってるよ。さて、ではこの日バンコクに着いたときは
どうだったかっていうと・・・


・・・・・あれっ??・・熱気はどこに・・??


・・・って感じだったんだよ(笑)。
もちろんバンコクだから東京に比べりゃずっと暖かいんだけど、冷えた身体で大浴場に入った時のような、
むわーッと全身が暑さに包まれるような感じを期待してたイ課長としてはちょいと拍子抜け。
12月のバンコクって意外と涼しいんだね。

空港の外に出てもそう暑くない。一応ガイジンさんたちは短パン姿でタバコ吸ってたけど、家をでるとき
履いてた長ズボンをそのまま履いててもちっとも暑くない。
f0189467_16412981.jpg
 
この拍子抜け感はバンコクにいる間じゅうずっと続いた。
もちろんTシャツ&短パン&サンダルでも過ごせる気候ではあるんだけど、6月に来たときの、
あの「南国だぞ参ったか!!」って感じの、汗ダラダラの暑さに比べればずっとマイルド。

6月に来たとき、タクシーの運転手から「バンコクの観光ハイシーズンは12月や1月さ。その頃には
ジャパニーズやコリアンが来る。今(つまり6月)はインド人ばっかだけど、やつらは金持ってない」って
言ってた。12月がハイシーズンなのはバンコクが比較的涼しいからっていうのが大きな理由だろうけど
クソ寒い東京から避寒に来た身としてはお日様ギンギラ・汗ダラダラの暑さがちょっと懐かしかった。

この時は何せ急に思い立って来たから、観光計画なんてロクに考えてない。
到着した日の夜、今やすっかりなじんだスクンビット通りをブラブラ歩き、マッサージしてもらい、
晩メシは屋台でこんな感じの肉ソバを食ったのでありました。気温差がどんなにあっても
イ課長の場合、日本とタイとで食うものにはあまり差がないようだ。でもうめぇ。
f0189467_16412961.jpg
 
さて、3泊4日の短いバンコク滞在、明日は何をしようかなぁ・・・。

  
[PR]

by tohoiwanya | 2015-04-13 22:03 | 2013.12バンコク旅行 | Comments(0)
2014年 11月 21日

モンゴロイドとコーカソイドの温度感覚の差異

またまた論文じみた標題だな(笑)。
別に大した話ではないけど、どなたも一度くらいは同じことを考えたことがあるんじゃないかなぁ?

たとえばちょうど今頃の季節。
すっかり寒くなった東京で、欧米人旅行者が半袖Tシャツ1枚で平気な顔して歩いてるの見て
見てるだけで寒くなったって経験、ない?そういうテアイは必ず欧米系で、アジア系旅行者にはいない。
これは以前からよく指摘されてて、すでにいろんな回答がある。ネットでザッと見ただけでも・・

①基礎体温が違うから説(アメリカ人の平均体温、37度くらいあるとか)
②白人は皮膚構造が東洋人と違うから説(毛穴や汗腺の数、冷たさを感じる点の数なんかが違うとか)
③上記①②のような肉体的差異に加え、居住地域という点で欧米人の方が“寒さ慣れ”してるから説

イ課長個人は何となく③が大きいんだろうなぁと思ってた。
コーカソイド=白人が居住する北米や欧州はおおむねアジアより寒冷な国が多い。
アジアにも寒い地域はあるけど、全体的に比較すりゃ圧倒的に欧米の方が寒いのは確かだ。
従って欧米人は寒さ慣れしており、アジアの寒さでも薄着でいられる・・・

・・・と、そういうもんだと思ってた。

逆もまた真なりで、高温湿潤な東南アジアの暑さに対しては、日本人はある程度慣れてるけど、
“寒さ慣れ”した欧米人には耐え難いはず。理屈で考えれば当然そうであるはずだ。

だが事実はどうも逆みたいなのである。

ハノイの、蒸し暑~~~い日の、午後1時か2時くらい。日がカンカン・暑さ真っ盛りの時間帯だ。
もうこの時はホンっトに暑くてさ、いつもなら車やバイクが行きかって横断するのもタイヘンな
ハノイ旧市街のロータリーもこの有様。「今は何かするのやめて、この暑さをやり過ごしてからにしましょうよ」って
町中の人が思ってるような感じ。それはイ課長も同じ気持ちだった。
f0189467_00225549.jpg
 
だもんで、イ課長もホアンキエム湖畔の木陰のベンチで少し休んだ。
だがそこで衝撃的な光景を見たのだ。衝撃のあまり、カメラを出して写真を撮った。 
f0189467_00225529.jpg
 
欧米人旅行者が帽子もかぶらず日向ではしゃいでる。それがポイント1。もう一つ重要なポイントは
十分“暑さ慣れ”してるはずの地元ベトナム人たちがイ課長同様、ちゃんと日陰に避難してるってことだ。
すごく暑くて日差しも強い。だから日陰に入って少し休む。アジア的には自然な行動だ。

しかるにこのコーカソイドたちはナンなのだ?
この暑さの中、よくまぁ〜お日様ギラギラの日向にいられるな・・・紫外線だって浴びまくりだぞ?
温度感覚器官のネジが2〜3本はずれてんのか?

これには驚いたというか、呆れたというか、生物学的ショックを受けたと言ってもいい。
暑さを避けて日陰にたたずむ地元のベトナム人(とイ課長)、日なたで平気にしてる欧米人旅行者。
この事実から導き出されるのは唯一つ、「寒さ慣れしてる欧米人の方が、実は暑さ耐性も強い」という結論だ。

そういうもんだったの?でも実際そうなんだからそう結論するしかないよな。
暑いから陽射しを避けよう、日陰に入ろうとするアジアの民=モンゴロイド(黄色人種)。
暑くても日差しカンカンでも、何も感じてなさそうな欧米人旅行者=コーカソイド(白人)。
f0189467_00243577.jpg
 
こうなると、「なぜ欧米人は冬でも薄着なのか?」という疑問に対する答えはすべて矛盾してくる。
欧米人が全体的に寒さ慣れしてるなら、逆に彼らはベトナムの暑さに体がついていかないはずだ。
もし彼らの平均体温が高いんだったら、彼らはベトナムでバタバタと熱中症でブッ倒れてていいはずだ。
しかし実際にはモンゴロイドよりコーカソイドの方が暑くても平気っぽい。

要するにコーカソイドは温度を感じる機能の幅が広いというか、タフというか、鈍感というか・・
もしかするとそんな機能、最初から備わってないのかもしれない(笑)。

これについてご存知の方、識者の方がいたらぜひ知見を賜りたいと思うのである。
今回はコーカソイドとモンゴロイドの比較だったけど、ネグロイド(黒人)だとどうなのかというのも気になる。

南にあるサイゴンと違って、ハノイは東京ほどじゃないにしても、冬はそれなりに寒いらしい。
もしかすると、冬のハノイを旅する欧米人観光客もやっぱり異様に薄着で、それを見た地元民たちを
視覚的に震え上がらせてるのかもしれないなぁ。

 
 

[PR]

by tohoiwanya | 2014-11-21 00:00 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(14)
2014年 07月 25日

ゲント名物・ワーテルゾーイ

さて、ゲントネタは本日で終わりだ。また食い物ネタなのだが。
熱くてフーフーいいながら食った料理の写真を見て、ますます暑くなっていただこう(笑)。

祭壇画を見学して、なおもしばらく性懲りもなく運河周辺を歩き回った。
人影のない中世の街の雪景色。人影ゼロでまさに死都。幻想的で美しい。が、寒い。
f0189467_02313329.jpg
 
f0189467_02313316.jpg
 
雪の降るクソ寒い死都を歩き回ってさすがに疲れたし、とにかく腹が減った。
何か食おう。こういう時は暖かいものが食いたい。

しかしゲントにおいてはそういう食欲と暖欲?を満たす明確なターゲットがあった。
ワーテルゾーイっていう料理で、これはベルギーの、とりわけゲントの名物料理とされている。
ゲントの情報収集してると必ずこの料理の話が出てくるからイ課長も知ったわけだ。

事前に見た写真ではホワイトシチュー、しかもあんまりドロッとしてないユルめのものに見えた。
美味そうだし、とにかくこういう寒い日には暖かい料理というのはそれだけで値打ちだ。
しかもこの街の名物料理とくれば、これを食わずして帰ることなどできぬ。

たまたまあるレストランで waterzooï (たぶんオランダ語)って文字が見えたから迷わず飛び込む。
あーやっと暖房の効いた室内でコートを脱げる。やれやれ。
さっそくワーテルゾーイとビールを注文。あれほど寒い寒いと言っておきながら、イザとなると
結局ビールを注文。いいじゃないか。ベルギービールおいしいもん。
f0189467_02384098.jpg
 
ピーナッツを齧りつつビールを飲んで待つことしばし。やってきましたワーテルゾーイ。おおおお。
トリムネ肉っぽいのがほぼ一羽分ドカンと入ってて思った以上にボリュームありそうだ。
しかもそれが熱い汁モノ料理。ああ嬉しい。さっそくむさぼり食う。
f0189467_02384056.jpg
 
  あーーーーうまいッ!(ガツガツ!)
            おいしいッ!(ガツガツ!!)
                  あったまるッ!!(ガツガツ!!)

こんなに一生懸命メシを食ったのも久しぶりかもしれない。
ロンドン到着の夜にステーキ食ったときなんかとは比較にならない真剣さで食った(笑)。
空腹だったのももちろんだけど、とにかく寒かったからねぇ。

トリ肉はホロホロに柔らかく煮えてて、フォーク1本で簡単に崩して食える。
こういう料理なら日本でもホワイトシチューの素で似たようなものが作れるんじゃないか?
すごく美味しかったし、身体も温まったよ。

さて、せっかく温まった体をもう一度身体を冷やすのもナンだからブリュッセルに戻るか。
往きと同様、市電に乗ってセントピータース駅に戻った。到着したときは気がつかなかったけど、
この駅ってこんな煙突みたいにタテ長の時計台があるんだね。
f0189467_02404322.jpg
 
というわけで、あの欧州出張における唯一の観光らしい観光、ゲント日帰り観光でした。

この街にはもう一度来たいな、っていう気持ちがちょっとあるんだよ実は。
白い雪景色のゲント、誰もいない死都のごときゲントを見られたのはそれはそれで良かったけど、
もうちょっと観光に適した気候・気温の日に来て、“生都”ゲントの様子も見たいわけで・・・


 
[PR]

by tohoiwanya | 2014-07-25 00:13 | 2013.02欧州出張 | Comments(6)
2014年 07月 18日

死都・ゲント

蒸し暑くなってきましたなー。
こんな時こそ、寒々しいゲントの写真をたっぷりご覧いただこう。

今日の標題「死都」というのは、2009年の出張でイ課長が半日観光したブリュージュの、いわばまぁ
枕詞であって、ゲントが死都と称されることはないはずだ。

しかしイ課長が行った日のゲントは真冬の2月、しかも雪の日。
とにかく呆れるくらいヒトがいなくて、あの時撮った写真をいま改めて見ても、人影のなさに驚く。
まるで街中の人が消滅しちまったみたいで、しかも雪景色。寂寥感という点じゃ最高の演出効果だったわけ。
アレはアレでなかなか不思議な体験だったから「死都」という標題にさせていただいた。

ゲントって中世の面影を残す古都で、決定的撮影スポットのひとつは運河ごしに見た旧市街。
グラン・プラスのギルドハウスに似たギザギザファサードが連なる向こうにそびえ立つ高い時計台は
ゲント観光案内なんかでもよく使われるショットだ。
f0189467_20093946.jpg
 
うーん・・・キレイだ。キレイだが、人影ゼロ。おまけに寒い。
中世に黒死病か何で住民が全員死に絶え、街だけがそのまま残ったなんて例があったとすれば、
ちょうどこんな感じになるのだろうか。タトエが不謹慎で申し訳ないが。

この運河を中心としたあたりがゲント観光の中心のはずで、たしかに風景は美しい。
このキレイな風景が白く雪化粧した状態で見られるというのはある意味非常にラッキーだったといえるし
普段なら観光客で賑わってるはずの運河沿いがこんなにすいてて、ちょいと幻想的に見えるっていうのも
ラッキーだったといえるかもしれない。
f0189467_20093907.jpg
f0189467_20125460.jpg
 
しかしいくら何でも人いなさすぎ、寒すぎ。こんな日に観光してるイ課長、可哀想すぎ(笑)。
こういう天候じゃ「きれいだなぁ」という感想より「こんな雪の日に何だってオレは・・・」というグチが
出てきてしまうのは致し方ないところだ。

Ticketって表示があるから、ここはかつて運河遊覧船乗り場だったのか・・・いや、今でもそうなんだろうけど
もうすっかり「住む者もない廃墟」を歩いてる気分になってきた(笑)。
f0189467_20093905.jpg
 
まぁしょうがない。とりあえずザッと街をまわってみよう。誰もいないけど。

中世から続く歴史を誇る街だけあって、こんな古いお城がある。
フランドル伯の城とか何とかいうらしいけど、寒いから詳しいことはよくわからない。
f0189467_20093993.jpg
 
歩いてたら市場もあった。おそらく昔から残ってる由緒あるものなんだろう。
f0189467_20093922.jpg
 
内部はぶっとい木で柱や梁が作られている。
外側は明らかにレンガ(石?)造りだったけど、内部だけ見ると木造建築みたいだ。今は市場じゃなく
飲食施設が集められてるけど、この天気だから客も入らんわなぁ。
f0189467_20093959.jpg
 
ゲント中心部には大きな教会がいくつもある。避寒も兼ねてその一つに入ってみた。
教会内部もとても「暖かい」とは言えないけど、外にいるよりは多少はマシだ。
なかなか立派な教会ではないか。暖をとらせていただいたお礼に毎度おなじみロウソク寄付。
しかし教会の中もだーーーーれもいません。
f0189467_20144742.jpg
  
しばらく休んで、再びクソ寒い屋外に出る。ああ寒い、勘弁してくれ。
ちなみに、この日のイ課長の格好というのはこんなスタイルだったのである。
欧州出張中のビジネスマンには見えんわなぁ(笑)。
f0189467_20093923.jpg
 
しかしホントは出張中の身なのだ。初日の半日観光で風邪ひくわけにもいかないのだ。
歩き疲れたことでもあるし、そろそろ屋内観光に切り替えるか。
ゲントの屋内で見るべきもの。世界的に有名なものが一つある。イ課長もそれはぜひ見ておきたかった。
さっそくソレを見に行こうではないか。というわけで次回に続くのである。


  
[PR]

by tohoiwanya | 2014-07-18 00:07 | 2013.02欧州出張 | Comments(4)
2014年 07月 13日

ゲントに行ってみよう(涼感企画)

台風一過、とたんに暑くなりましたな・・・。

暑いこの時期、去年は涼感企画なんていうのをやったけど、今年もやることにした。
昨年2月欧州出張における唯一の大ネタ、ゲント日帰り旅行の話を書くのである。
これは大ネタだから続きものになる。写真もいっぱいある。雪の降る寒々しいベルギーの古都の写真を
たっぷりご覧いただき、たっぷりと涼んでいただけると思う(笑)。
f0189467_19560751.jpg

まず出張日程作成の話をしなければならない。
例外もあるけど、イ課長の欧州出張では「月曜から金曜まで仕事」ってパターンが圧倒的に多い。
だから日本出発は日曜午前、同じ日曜の夕~夜ころに欧州現地に到着するというパターンになる。

しかし、昨年2月の欧州出張では日曜ではなく土曜日に出発するという方法をとった。
なぜか?それは飛行機代のせいなのだ。日曜出発より土曜出発の方が大英帝国航空が安かったんだよ。
そのぶん余計にホテルに1泊することを考慮しても、土曜に出発するほうがまだちょっと安い。

移動を土曜のうちに済ませちゃって、日曜まるまるフリーに遊べるなら好都合・・・なーんてことは
ヒトコトも口に出さず、「土曜出発の方が出張費が安い、一日早けりゃ時差ボケ調整上も助かる」と、
あくまでマジメな理由に基づいて会社に説明し、土曜出発で了承をとった。で、大英帝国航空で
ロンドン経由、土曜の夜遅くにブリュッセルに着いたわけだ。

しかし何だカンだ言ってイ課長も5回目のベルギーだ。ブリュッセルからの日帰り観光っつうても
アントワープもブリュージュも行ってる。じゃ今回はどこに行こうかと出発前にずいぶん考えた。

そこで浮上したのがベルギーの古都・ゲントなのである。
ちなみに、ゲントって街も読み方がいろいろで、Wikipediaでは「ヘント」になってる。おそらく
英語・ドイツ語だとゲント、オランダ語だとヘント、これがフランス語だとガンっていうらしい。バラバラ。
とりあえず、このブログではイ課長が言いなれた「ゲント」表記で統一させていただく。

ゲントって誰もが知ってる地名じゃないけど、ブリュッセル・アントワープに次ぐベルギー第三の街。
かつて繊維交易で栄え、中世の面影を残す建物も豊富、世界遺産の立派な教会もあるらしい。

うーむ、なかなか魅力的な街のようではないか。
ブリュッセルから日帰りでちょいと足を伸ばす場所として距離的にもちょうどいい(鉄道で片道35分くらい)。
よし行こう。行くぞイ課長は。ゲントに。

しかし日曜の朝は例の雪。もうとにかくクソ寒かったんだよ。
この時はパソコンがネットに接続できなかったり(この問題はロンドンに移動しても続いた)、携帯電話が
死んだり(これは何とか復活させたが)トラブル続きで、あんまりウキウキ観光気分って状態じゃなかった。
この寒さで風邪ひくわけにもいかないし、ゲント行きの切符もまだ買ってるわけじゃないし・・・っていうんで
「ゲント、やめよっかなぁ~?」という後ろ向きな気持ちが湧いてきた。
f0189467_2339645.jpg

まぁゲント行きの列車はけっこう頻発してるようだったから、とりあえず行く行かないは別として駅まで様子を
見に行くかっていうんでブリュッセル中央駅まで行ってみた。ゆ~き~のふ~るま~ちを~♪
f0189467_23591538.jpg

駅で列車の表示を見てたら、9:59にゲントのセント・ピータース駅を経由してオーステンデに行く列車が
あることを発見した。うーむ、この列車にエイヤで乗っちまおうかなぁ?
f0189467_19560739.jpg

おや?気がついたら乗ってるじゃないか、イ課長(笑)。
我ながら計画性があるんだかないんだかよくわからんが、こういう行動をとれるのもフリーな日曜だからこそ。
明日から仕事が始まればもうほとんど何もできないし、帰国便は昼出発だから最後の土曜も観光できない。
チャンスは今日しかないのだ。ちったぁ観光したっていいじゃないか(会社にはナイショにしてください)。
f0189467_19560789.jpg

てなことを言ってるうちに、もうゲントに着いちまった。
特急(急行だったかも)で35分つうんだから、東京から鎌倉あたりに行くよりずっと近い。
ものすごく凝った天井装飾のあるゲントのセント・ピータース駅がイ課長を迎えてくれたのである。
f0189467_19560790.jpg

というわけで、昨年2月欧州出張における唯一の大ネタ、ゲント半日観光。
これから書き続けていくわけだけで、まぁ3~4回くらいにはなるかな。それらの記事の文中で
最も頻出する単語は「美しい」でも「素晴らしい」でもなく、「寒い」だと思われるのである(笑)。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2014-07-13 00:52 | 2013.02欧州出張 | Comments(6)