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2017年 04月 07日

すごすぎるワット・ムアン 【地獄編2】

とても一回じゃ紹介しきれない、目くるめくタイの地獄ワンダーランド。

前回記事でご覧に入れた写真でも十分想像がつくように、タイの地獄寺における阿鼻叫喚の
地獄絵図の造形はやたら素朴・・といえば聞こえはいいけど、早い話コドモが作る粘土細工に
ハデなペンキで着色したような感じなんだよね。塑造作成の技巧レベルはハッキリ言ってヘタ。

これはワット・ムアンの地獄造形請負業者が特にヘタなわけではない。
イ課長がネットで見た地獄寺の展示って全部こんな感じなんだよ。このトホホなペンキ着色人形こそ
タイ地獄寺の真髄なのである(あ、本日も一応小さなお子様などは閲覧注意画像です)。

まぁ確かにトゲの生えた木を登る亡者をやたらリアルに作られたら残酷で正視できん。
このくらい戯画化されてるからこそ楽しく?見て回れるともいえわけだが。
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これって日本の地獄に付きものの「ハリの山」に似てるから、もしかすると仏教に由来するのかも
しれないけど、タイではトゲの木に登りながら目玉をトリに食われるという悲惨なオプション付き。
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巨大釘抜き(日本ではこれを文字通りエンマともいう)で舌を抜かれる女亡者。
この地獄イメージも日本と共通だね。
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ほほう、これがたぶんタイ風の閻魔様なんだな。ここで亡者が裁かれて・・
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たとえばこうやってノコギリで胴を切られたりオノで頭を割られたり・・
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よくわからんグリグリ串刺しの刑とかになる。生前の功徳が足りないとこうなるんだよ、という
一種の教育的展示といえるだろうが、なぜタイの地獄の亡者はかくのごとくベロが長くなるのか、
そっちの方が気になる。
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こっちは地獄の釜ゆでと血の池地獄のミックス版とでもいうか。血の鍋地獄。ここでも鍋でグラグラ
煮られながら、なおかつヤリで刺されるという悲惨なオプション付き(笑)。
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こっちじゃ口の中にヤリがぐさーーッ。
驚くべきは刺された二人がキチッと足をまっすぐ揃えているところで、まるで体操選手のようだ。
仰向けで口にヤリ刺されると自然とこういう姿勢になるのか?刺されたことがないのでわからない。
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おおおっ、チョン切られた自分の首を持つ切られた本人。これはむかーし書いたドニさんそのもの
ではないか。タイ風ドニさんはやはり舌が長いのである。
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タイじゃ首を切られたあとこうやって他の動物の頭をくっつけられるという地獄の刑罰?が
あるのかもしれない。こういうのは日本ではあんまり見たことないなぁ。
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獣頭人身、とにかくものすごくたくさんいる。基本的にガネーシャと同じだからこのくらいなら
タイして悲痛な刑罰とも思えないが・・。
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いやそうでもないらしい。魚頭人身にさせられた亡者はこうやってオニに釣られるみたいだ。
釣られるのってやっぱツラいことなのかな?血だけはハデに飛び散ってるが(笑)。
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鳥頭人身になると内蔵をトリに食われるようだ。ある種の共食い。立体造形技術はともかく、
こういう地獄の刑罰バリエーションというか、イマジネーションは大変豊かだと思う。
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エビ頭もいます。割かれてます。まぁこんな立派なイセエビ?ならタテ半分に割かれても仕方ない。
チーズでも乗せて焼かれるのかもしれん。ある学説によると、エビという生き物には痛覚があるそうで、
だとしたらさぞかし痛いだろうなー。
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・・・といった具合に、ワット・ムアンの地獄ワンダーランドはまさに筆舌に尽くし難い
スヴァらしき造形描写で見る者を感動させてくれる。写真はまだ一杯あるけどとても紹介しきれん。
しかしタイの地獄寺を一度は見たいと思って、バンコクからロトゥーやらバイクタクシーやらに乗り、
はるばるここまで来たイ課長は強い満足感に酔いしれていたよ(笑)。
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地獄見物のあとは冷えたコーラで喉を潤して一休み。さて、待ってもらってるバイクタクシーに
乗って帰るとするか。フと振り返ると、例の巨大すぎる大仏が地獄エリアをやさしく見下ろしてる。
いやーめちゃくちゃ面白かったよワット・ムアン。はるばる来たかいがあったぜ。
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マトモな観光客ならまず行かない超不便なところにある、すごすぎる寺ワット・ムアン。
しかしアナタの身体の中に多少なりともモノズキ、珍奇好みの血が流れていれば
この寺には惹かれるものがあるはずだ。おや?行きたくなってきましたか?(笑)


 

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by tohoiwanya | 2017-04-07 00:38 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2017年 04月 05日

すごすぎるワット・ムアン 【地獄編】

一部の好事家の間では有名な「タイの地獄寺」ってご存知?

これねぇ・・何と説明したらいいのか・・。
要するに「生きてる間に功徳を積まないと死んでこんなオソロシい地獄に堕ちるよ」ってことを
極めて即物的に表現した展示物・・とでも言えばいいのか。タイにはそういう地獄を展示したお寺が
けっこうあちこちにあるのだ。大分類としては「立体系」と「壁画系」に分けられる。

しかし同じ見るなら、断然立体系ですよオクサン。とにかくこれがもうアータ・・・。
立体版地獄寺として特に有名なのがワット・パイロンウアってお寺で、これはかの有名な奇書
「奇界遺産」にも紹介されている。しかしさっきもいったように地獄寺は他にもたくさんある。

イ課長が訪れたこのワット・ムアンもまた地獄寺としちゃ、ちったぁ知られた存在なのである。
一度は行きたいと思っていたタイの地獄寺。シルバー御殿と巨大すぎる大仏というスゴすぎ物件を
見た上にさらに地獄めぐりが出来る珍物件の宝庫ワット・ムアン。珍物件観光のクライマックスは
当然めくるめく地獄めぐりだぜ。さあ行こうぜ、ごーとぅーへる。

巨大すぎる大仏を背にして、やや右前方の方に歩いて行くと何やら不穏な立像たちが見える。
ついにタイの地獄寺で地獄めぐりが出来るんだ。ああワクワクを抑えられない・・。
あ、ご存知ない方のためにご注意しておきますけど、これからお見せする一連の地獄画像、
大人ならアレを見て失笑する人はいても真剣に怖いと思う人はまずいないだろうと思う。しかし
小さなお子様などには一応閲覧注意画像としておきます。血だけはハデだから(笑)。
 
む?象に乗った誰かをみんなが拝んでる。ふーむ・・でもこれは地獄じゃないだろ?
何かの歴史絵巻の立体版っぽいね。このワット・ムアン、地獄寺と一口に言っても“展示”には
「地獄エリア」「歴史エリア」等々、いろいろあるようで、広大にして複雑なのである。
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これもそう。うぎゃーっていう残酷場面を描いてはいるけど、これは戦争場面っぽい。
やはりこの辺は歴史エリアなのだろうと推測される。もっとも、人形たちの造形レベルが
ヒジョーにアレなもんだから、どんな残酷場面もコミカルに見えちゃって・・(笑)。
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・・と油断してたら、いきなり赤ん坊を炙り焼きにするオッサン登場。
ナンですかこれは。これも歴史絵巻ですか、それともこの辺から地獄に入るんですか。
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・・と思うと。こっちじゃセクシー美女たちが手招き。ナンなんだ一体。
美女たちの前に箱があり、小さなスリットがあることから推測して、これはおそらく
「お賽銭ちょうだい、うふん」という誘惑と推定される。美女にお金を要求されるというのも
男にとってはある意味地獄かもしれんが(笑)、周囲との関連がまったく不明だ。
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だぁーーーーッ!!
うわ何ですか。脅かさないでください。私ただの観光客ですってばタイ語わかりませんってば。
そんなコワい顔して怒られても・・。
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どうもこの辺りは「宗教者エリア」なのではないかと推定される。
いろんなポーズをとったお坊さん達が並んでる。しかしまぁ・・さっきシルバー御殿で見た
剥製かと見まごう精巧なお坊さん像と比べて何という造形レベルの差・・・
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うがーーーーッ!! 
いや、ですから私ただの観光客ですってば。あいきゃんのっとあんだすたん たいらんげーじ。
そんなスゴいポーズで叫ばれてもイミがわかりません。
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うぉっと出ました。この異様なる巨大立像。地獄寺のシンボルともいえる「ピー」の登場だぜ。
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ピーって、まぁ「お化け」とでも訳すしかないんだろうなぁ。
仏教とは違う土着的な信仰における一種の霊的な存在で、ベトナムでも幽霊ないし精霊を
ピーっていうらしいから、東南アジアにおいてピーはポピュラーな存在みたいなんだよね。
日本でいえば「座敷わらし」とか「河童」みたいなものかな。タイの地獄寺においては
このベロをべろーーんと伸ばしたピーはなくてはならないシンボルなのである。

この男女ピーカップル。腰に布巻いてるけど、真下から見上げるとちゃんとあるべきものが
ついてる(笑)。タイ人のおばさんが足元から見あげてキャハキャハいって大笑いしてた。
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おお、ななな何ですかこれは。女二人で男一人を取り合い?地獄に堕ちても三角関係?
しかしさっきのピーもそうだが、タイでは地獄に堕ちるとベロが長くなるのか?
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こっちじゃ亡者どもが火に炙られてます。炙られてるからちゃんと黒くコゲてます。
その上にさらにヤリで刺されというデュアル刑罰、地獄の二重苦。しかし亡者さんたち、
黒くコゲても刺されればちゃんと赤い血が流れるんだからいつまでもミズミズしいです。
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さぁいよいよ本格的地獄エリアに入ってきたみたいだぜ。
何といってもこれが見たくてここまで来たんだ、文句あっかくぬやろう。たくさん写真も撮ったから
じっくりとご紹介してやろうじゃねぇか、タイ人が想像&造形した阿鼻叫喚の地獄絵図ってやつを。

もっとも、これまで見ただけでもその地獄絵図とやらがどういうカンジのものかは
大体ご想像がつくと思うが(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-05 00:25 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2017年 04月 03日

すごすぎるワット・ムアン 【巨大すぎる大仏編】

タイの田舎の、ド不便な場所にあるワット・ムアン。
そんなお寺が参拝客を引きつける理由があるとすれば、なんといってもこの巨大すぎる大仏だ。

これはホントーーーにデカいんだよ。「デカい」以外に形容しようがないブツなのだ。
バイクタクシーの運転手が途中でこの大仏を指さして「ホラ見えたあれだ」って教えてくれたけど、
教えてもらった地点からお寺に到着するまでけっこう時間がかかった。周りに何もないから
すごく遠くからでもすごく大きく見えるのだ(下の写真はタイ国政府観光庁から拝借)。
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ワット・ムアンに3つある珍妙物件の中でも、“途方もなさ”では随一のこの巨大すぎる大仏。
調べたところでは高さ93m、幅62m。ちなみに東大寺の大仏が台座を入れて高さが約18mだぜ?
奈良の大仏を5つ重ねた高さっつうんだから腰が抜ける。もちろんタイ最大。恐れ入りやした。
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まさにスゴすぎ物件と言うにふさわしいスゴすぎさ加減。これは見たくなるでしょ~? 
深く感動しながらどんどん近づいていく。ほら、巨大さが伝わってきた?え?わかんない?
まぁバックが真っ青な空だけで比較対象物がないからなぁ。
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これならどうだ?まだダメ?
いい方法がある。この超巨大大仏、座禅座りした自分の右足のスネのあたりに右手を置いて、
ダラッと手を垂らしてるじゃん?彼の右手に注目していただきたい。
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さらに近づく。この右手ね。この巨大そうな右手がどのくらい巨大なのかというと・・・
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このくらい巨大なのだ。ここに来た参拝者はみんなこの右手のツメを触って有り難い
ご利益をいただくわけで、そのための台まである。一種のパワースポットなのである。
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このスゴすぎ物件を見に、はるばるここまで来たんだ。イ課長もご利益をいただこう。
しかし事前に説明されなきゃ、これが巨大すぎる大仏の指のツメだとわかる人なんて
世界に一人もいないよな。
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この角度から見た大仏さまの姿はこんな感じ。一体何の前衛建築ですか。
全身金色だけど金箔貼ったわけじゃなく、おそらく金色の塗装だな、これは。
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せっかく来たんだ。大仏を一周してみよう(そんなことする人は誰もいなかった)。
右ヒジにはちゃんとツッカイ棒がカマしてあります。これをはずしたら大仏様の右腕は
自重で肩からモゲて崩落するのかもしれない(笑)。
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これが背中。いやもう何と言っていいんだか・・・。
なぜか小窓が二つある。何のためにある窓か?そんなことはもうどうでもいいよ。
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左側までまわってきた。さっきあのホトケ様の右手の指のツメを触ったのが、なんだか
遠い昔のことのように思える(笑)。
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そのあたりからホトケ様の顔を見上げるとこんな感じに見える。うーーーむ・・・。
相変わらず望遠で撮った写真じゃ伝わらないと思うけど、とにかく「参りました」と言うしか
ないような、ヒュージでトレメンダスな大仏様なのである。
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ちょっと離れたところから。うーむ・・・ここまでスゴすぎるとウナるしかない。
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フツーの観光客ならまず行かない、不便なところにあるタイ最大のスゴすぎる大仏。
いやー感動いたしましたですよ。由緒ある格調高きお寺じゃ絶対味わえない種類の感動だ(笑)。
スゴすぎるデカさでアッと言わせることだけを追求した、まさにスゴすぎスピリットの精華。
素晴らしいではないか。巨大すぎる大仏を見られてイ課長の気分も高揚してきたぞ。

さぁそしていよいよ次回はワット・ムアンが誇る珍物件その3をご紹介するぞ。
ついに真打ち登場。イ課長が最も見たかったものがこの「その3」なのだ。
この時はイ課長もけっこうワクワクしたよ。というわけで、待て次号。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-03 00:05 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2017年 03月 31日

すごすぎるワット・ムアン 【シルバー御殿編】

さて。
ワット・ムアンを観光名所として紹介したガイドブックなんて、たぶん一冊もないはずだ。
アーントーンって町自体、マイナーな地方都市。そこさらにバイクタクシーに乗らなきゃならんような
不便な場所にある寺にイ課長は何を見に来たのか?まずそれを説明しなければならない。
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理由は単純で、この寺に「何やら珍妙でスゴすぎるもの」が3つあるからだ。
スゴすぎ珍奇物件が3つある寺。3つともフツーの意味での観光価値が高いとは言い難い。
かなりモノズキな旅行者でなきゃ、見に行こうなんて気は起こさないだろう。

確かにイ課長はいささかモノズキだと自分でも思う。それでもスゴすぎ物件が1つだけなら
わざわざ見に行くのは面倒だと考える程度の正気はある。だが1箇所に3つある・・3つも?
不便な場所かもしれないけど、そこで一度に三つ見られるなら「見物効率」が高いんじゃないか?
お得じゃないか?・・と、そんな気になってしまう程度のバカでもあるのだよ、イ課長は。

これからその3つのスゴすぎ珍奇物件を順を追って紹介する。これを見れば多くの読み手は
「こんなモノ見るためにわざわざ行ったのかこのバカは」と思うだろうが、そんなことを心配する
書き手ではない。アホらしくもトホウもないスゴすぎ物件、たっぷり見せてやろうじゃねぇか。

とりあえず、まず入り口に最も近いシルバー御殿から行ってみよう。
これは3つあるスゴすぎ物件の中では最も「マトモ度」が高いといっていい。正式名称は何か
あるんだろうけど知らないので、ここでは便宜上シルバー御殿と書かせていただく。
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これがそうらしい。さっそく中に入ってみると・・・うーーわーーー・・・。
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タイのお寺が金ピカ・キラキラなのは知ってるけど、ここはなぜか銀にこだわっている。
どこもかしこも銀。もちろん、本物の純粋な銀を使ってるかどうかはわからない。
もしかするとアルミとかステンレスも混じってるのかもしれん。

壁や天井はぜんぶ鏡だぜ。こういう仕掛けは「部屋がどこまでも続いている」的な
錯覚を与える効果がある。ちょっと迷路みたいだよ。シャンデリヤも何だかすげーなー。
アジアにある仏教のお堂だよな?ここは。
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これがご本尊らしい。当然、全身銀色のシルバーブッダ。
しかし周囲もシルバーだらけだから、うっかりするとご本尊を見落としそうだ。
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そのご本尊の足元にはキティ時計。よくわかりません。わかりませんが、これがタイなのです。
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周囲にはズラッと、やたらにリアルなお坊さんの像が並ぶ。これはブロンズ製かなぁ。
ここに限らずタイのお寺ではよくコレを見る。かつて実在したエラいお坊さんをこうやって
像として残してるんだと思うけど、どれも顔や身体がものすごくリアルなんだよね。
これは金属色だからいいけど、本物っぽく彩色されたりするとお坊さんの剥製かと思っちまう。
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だがそれでも、このシルバー御殿は「マトモ度」が非常に高い方なのだ。たとえキティ時計があろうと。
ワット・ムアンで最初に見るモノとしてはちょうどいいウォーミングアップになる。シルバー御殿を
入口近くに持ってきたのはそういう配慮かも(笑)。せっかくだから天井に映った自分を記念撮影だぜ。
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さて、次のスゴすぎ物件行こうか。
このシルバー御殿を見るだけのためだったらこんな不便なところまで来やしない。シルバー御殿はこのお寺の
「スゴすぎ物件番付」でいえばせいぜい前頭クラス。だがここからはスゴいぜ?スゴすぎ物件の「スゴ度」は
いよいよスゴくなっていくのだ。覚悟はいいか?

次のスゴすぎ物件はとにかくベラボウに大きいはずだから、もう見えるんじゃ・・?

うおおおっと!みみみ見えました。見えてまいりました。
ワット・ムアンのスゴすぎ物件その2。さぁ近くからたっぷり見てくれようじゃねぇか。
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というわけで、次回に続くのである。何せ大ネタだから長編なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-31 00:08 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2017年 01月 18日

ドイステープというところ その2

ドイステープに来たら、有り難い黄金の仏塔とその周囲にいるホトケ様軍団を見学。
そうやって仏塔の周りをグルグル回ってあちこち歩いてると、やがて見晴らしのいい
場所を発見するはずだ。

・・・と言っても工事中だったんだけどね(笑)。
でも大丈夫。この近くに展望デッキみたいなところがあって、そこの二階に登れば
手すりギリギリまで近寄って景色を見ることができる。
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うひゃーー。チェンマイ市街が一望に見渡せる。
そのくらいドイステープってトコは市街から離れた、しかも高い場所に位置してる
わけだ。行きに乗った乗り合いソンテウにおけるクネクネ上り坂のカーチェイスも
けっこう長かったもんなぁ。
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あ、あれ空港だろ?チェンマイ空港。市街から近いんだなぁ。
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しばらく見てると豆ツブみたいな飛行機が滑走路を動いてるのも見える。
明日、イ課長はこの空港からバンコクに飛ぶわけだが、その時もこの展望デッキから
豆ツブみたいなイ課長搭乗機を誰かが見ているんだろう。

風も感じられて涼しいし、眺めもいいし、ここはたいへん気持ちのいいところだった。
バンコク第二の都市(英国と同じで第二の都市がドコかは諸説あるんだが)といっても
バンコクに比べたら格段に地方都市っぽくて高層ビルもあんまりない。全体に平らだ。
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さて、乗り合いソンテウの集合時間までにはまだ多少時間が残ってるけど下に降りるか。
もちろん今度はあんな有料の短距離ケーブルカーは使わずに無料の階段を使う(笑)。
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何せ暑くてノドが渇いてたから、下に降りたら何か飲みたかった。
お、ラオスでもよく飲んだフルーツスムージー屋があるじゃないか。これを飲もう。
しかし何を飲んだかは忘れてしまった。値段は40バーツ。
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40バーツつうたら約120円だ。ラオスで飲んだ時は一律1万キープだったよな。つまり150円。
うーむやっぱタイの方が安いんだ。前に書いたようにラオスの物価は高めなのである。
氷もいっぱい入ってて、ほてった体に気持ちイイ。
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やがて自分が乗ってきたソンテウを探し出し(みんな同じ色だからナンバープレートが頼り)、
再びめくるめく下りのカーチェイスを経てチェンマイに戻ったというわけだ。こうして、
チェンマイにおける最も重要な観光スポット、ドイステープ見学は一通り無事に
済んだわけでありました。トラブルもなく、まずは順調な観光でめでたしめでたし。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-18 00:03 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2017年 01月 16日

ドイステープというところ その1

ドイステープというお寺(なんだろうな、一応)の中心は実は四角い“広場”になってる。
この広場を囲むように建物があり、広場の中心には黄金の仏塔。広場だから屋根はないわけで、
雨が降れば濡れる。入り口で参拝者は全員靴を脱いだから、雨の日はハダシで濡れた床を
歩いてお参りすることになる。そういう時、傘はさすんだろうか?
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この日はクソ暑い好天だったから、ハダシで床を歩くのはむしろ気持ちいい。
とりあえずこの仏塔を囲む広場をぐるっと一周してみましょうかね。

お、さっそくゴールデンブッダ軍団。その前には緑色のエメラルドブッダ様。
ホトケ様といい、背面の装飾といい、早くもキンピカキラキラ攻撃の火ぶたが切られました。
なーにイ課長だってこれまでに金ピカブッダは散々見た。このくらいどうってことないぜ。
 
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こっちにもまた何やら・・。
東南アジアで、こういう風に「そこらじゅうにいるホトケ様」を見るたびに思うんだけど、
一番エラいご本尊様ってのはドレなんだい?日本だと、寺の本堂にある一番デカい仏様が
ご本尊だということになるが、こうたくさんいると・・・。
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ここにもホトケ集団。どうでもいいが正面向いてる仏様の、その表情は何とかならんか?
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とにかくそこらじゅうホトケだらけで、ドイステープのご本尊がドレなのかわからぬ。
下の写真は大きさから考えても、その数の多さから考えても相撲でいえばせいぜい「前頭」くらいの
地位と思われる。どこかに「横綱」がいるんじゃないの?と思ってしまうけど、こういうホトケ軍団
全体でドイステープの宗教パワーを形成しているということなのかもしれない。
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しかし何たって天下のドイステープ。地元のタイ人たちは熱心にお参りしてます。
ここでも「全員がお参りするコレ」っていう“的”があるわけじゃなく、参拝者によって
お祈りする対象のホトケ様は異なる。
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うむ?何だコレは。
みんながオタマで液体をすくって火の壷に入れているようだが・・・
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こりゃ油だ。この火の壷の下に大きな「油溜まり」があって、太い芯が沈めてある。
ここに油を注げば火が絶えないということで、きっと何かのご利益があるのであろう。
とりあえず珍しいからイ課長もやってみた。油の中にもお賽銭が沈んでら。
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しかしドイステープといえばやっぱコレ。あちこちからこの金ピカ仏塔を眺めてしまう。
ドイステープを紹介する写真には鉄板でこの仏塔だもんなぁ。
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アップで見ると、まぁーーすごいね、金箔がハゲたところなんて一カ所もない。
というか、これは何かに金箔を貼ったというより、元々金色をした板金を加工してこういう
形に組み立てたように見える。細かい飾りの装飾がスゴいワ。
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とにかく理屈を越えて圧倒する絢爛豪華金ピカパワー、堪能させていただきました。
ドイステープ、こういうところなのである。しかしせっかくここまで来たら、ぜひ
もう一カ所行くべき所があるので、それは次回ご紹介しよう。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-16 00:14 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2017年 01月 13日

ドイステープに登るには

さてだ。
激走ソンテウを降りた乗客たちは駐車場で一時解散・・といってもどうせ全員ドイステープに
行くに決まってんだけどさ。
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だがここでイ課長は間違えた。チェンマイに行こうが火星に行こうがバカはバカなのである。
ドイステープが駐車場からさらに高いところにあるっていうのは想像ついたんだけど、
どこからどうやって登るのかよくわかんなくて、ウロウロしちゃったんだよね。

これが登り口?いやこれはあの金色の巨大お坊さん像を見るための階段っぽいよな?人も少ないし。
じゃ、ドイステープに登る階段はどこなの?どうもよくわからない。
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しょうがないから、いかにもこれからドイステープに行くという風情の 欧米人の後をついてった。
すると彼らはまず入場券とケーブルカーのチケットを買ってるではないか。え?あ、そうなの?
何だかわかんないけど、登り方を知らないイ課長も同じようにチケットを2種類買ってついていく。
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ははー。これがケーブルカーね。なるほど。ふーむ。意外に近代的なんだねぇ。
オラまたてっきり、金毘羅様みたいに階段をヒイハアいいながら登るんだと思ってただに。
写真じゃ水平に(もしくは垂直に)見えるだろうけど、これ、実はナナメの斜坑なのだ。
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はーい。頂上に着きました。そんなに長い距離じゃなく、アッという間に着いた。
さて、これからいよいよキラビヤかなドイステープの本体に進撃するわけだが、どっから入るんだ?
上に行っても再びウロウロするバカ男。
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するとどうよ。ちゃんと地上からの階段あるじゃん!!
えーー?じゃナニ?さっきのケーブルカーはもしかして足腰の弱いジイサマ&バアサマ向け?
くぁー!みっともねぇ。そんなモノに乗るために20バーツも無駄遣いしちまったぜ。階段があるなら
徒歩で登ったのに!バカタレ!自分!(そこまで騒ぐなよ、60円なんだからさー)
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この階段の入口、どこにあったんだろ?気が付かなかったなぁ・・段数としちゃ大したことなさそう。
ルアンパバーンのプーシーの丘よりラクなんじゃないか?みなさん、ドイステープに行ったら
足腰の丈夫な方は階段でいきましょう。ケーブルカーで行くなんて達成感がなくてつまらん。

さて、階段見落としミスはいいとして、ドイステープの本体はどこからドウ行けばいいのか?
と思ってると、何やら大量の靴が脱ぎ棄てられた場所がある。どうやらここから先は屋外ではあるけど
お堂ってことになるようで、土足厳禁みたいだ。イ課長も靴を脱ぐ。脱いだ自分の靴が盗まれるのを
心配する様子の人は誰もいないから、イ課長も心配するのはやめた。
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おっとーーー。さっそく出ました。
ドイステープといやぁ、お約束で出てくるのがこのピカピカ輝く黄金の仏塔。眩しすぎる。
全てのタイ人が「チェンマイに行ったら一度はお参りしたい」と思っている由緒ただしきドイステープに
ようやくイ課長も来たわけだ。長生きはするもんじゃのう。
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ここは何しろどこを見てもキラキラ・ピカピカの場所なんだけど、
登ってくるだけでだいぶ長くなったから、詳細なご紹介は次回だ(ヲマエなぁ~~また続き物かい)。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-13 00:04 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 12月 07日

チェンマイの仏教建築&遺跡

チェンマイって町は「タイの古都」とも、「バンコクが東京ならチェンマイは京都」とも言われる。

ここは昔あったランナータイ王国の首都だったところで、まぁ要するにタイ王国として統一される前、
いくつかあった国の首都。遺跡も多い。ただ、面白いのは遺跡は遺跡、現役のお寺はお寺って
キチンと分かれてなくて、金ピカの現役のお堂の裏に黒ずんだ遺跡があったりする。

チェンマイ到着翌日、ホテルからドイステープ行きソンテウ乗り場がある北門(チャンプアック門)まで
イ課長は歩くことにした。地元の人だったら「ソンテウ乗り場までソンテウで行く」ってのが
普通なんだろうけど、そこまで行くソンテウを捜すのが面倒だし、歩きながら市内の重要なお寺&遺跡を
回ろうと思ったわけだ。どんなトコに行ったかというと・・・

①ワット・チェディ・ルアン
チェンマイを代表するお寺(らしい)。近づくとこんな風にまず金ピカの現役のお堂が見える。
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しかしイ課長としては現役のお堂より退役した遺跡の方に興味がある。お堂はザッと見て裏に回る。
おおっ、すると早くも廃墟ムードたっぷりの巨大仏塔らしきものが。
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青空をバックにした遺跡はなかなか美しい。しかもこれ、デカい。
上部は半分くらいブッ壊れてるけど、昔はすげー壮大な仏塔(寺?)だったと思われる。
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しかしまぁ何という好天。この青空から想像されるように、こン時はすっげぇ暑かった。
階段には誰もいないからたぶん登っちゃいけないんだろうな。まぁこの時は体力を温存する
必要があったから、特に登りたいとも思わなかったが。
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②ワット・チェンマン
チェンマイじゃなくチェンマンね。まぎらわしいが。
チェンマイでは一番古いお寺ということらしいけど、正面からの見た目は金ピカ。
つうか、さっきのワット・チェディ・ルアンの本堂正面と区別がつかない(笑)。
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裏に行くとやはりこんな仏塔がある。テッペン部分はピカピカだけど、土台の部分はやけに
黒ずんで遺跡じみてる。13世紀に建立された歴史ある寺院らしいけど、イ課長の想像では
さっきの金ピカお堂や、この金ピカ屋根?は後年作り直したものなのに対し、この土台だけは
13世紀当時のオリジナルじゃないかなぁ?ゾウさんがたくさんいて見応えある土台だ。
個人的には金ピカ屋根よりこの土台の方が好きだ。
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③ワット・・・不明
すまん、名前を忘れた(地図で確認したんだがイマイチよくわからない)。
ここも同じように現役のお堂があった・・と思うんだが、イ課長の関心はやはり遺跡の方に向かう。
たとえばこんな遺跡っぽい仏塔がドンとある。
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ふーむ。やっぱり先端だけは何がナンでも金ピカに光らせてるのに対し、土台は古そうだねぇ。
ワット・チェディ・ルアンの壊れた仏塔と似て、カドッコがギザギザなってナナメに突き出してる。
後で気づくことになるが、ドイ・ステープの黄金の仏塔も形としてはコレに似てた。
もしかするとチェンマイ様式っていうんだろうか?(仏塔にはラオス様式とか、いろいろある)

④ワット・・・不明その2
これはお寺からお寺に移動する途中でたまたま通りかかったお寺。
なぜここに寄ったかというと、とにかく木造の質感を強く残すその建築に惹かれたからだ。
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金ピカ度は低いけど、この木造のたたずまいはイイねぇ。
中を見ることはしなかったけど、いかにも木造というこの外観は金ピカ系の寺院建築より
日本人にとっちゃむしろなじみやすい。なんていうお寺なんだろうなぁ?
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この日はとにっかく暑くて、しかもドイステープ観光に向け体力を温存しておきたかったから、
これら由緒あるお寺の数々もササーッと歩いて見るだけだったけど、さすがタイの京都と
言われるだけあって、どのお寺もなかなか見応えがあった。しかしイ課長の関心はどうしても
今ある金ピカ寺院より、古びた遺跡の方に向いてしまうのは致し方ないところだが。
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遺跡の写真ばかりご紹介したけど、もちろん現役のお堂の中にも一応入ってみた。
予想通り、でっかい黄金仏がある金ピカ寺院で、たいへんキレイだけどこういうのはもう
あちこちでけっこう見たし、イ課長だってもうそんなに驚かんよ。

その代りと言っちゃナンだが、そういうお堂の中に描かれた絵がさぁ・・・もうナンと言うか・・
ルアンパバーンのタレ目大仏を上回る違和感というか・・これはかなり驚いた(笑)。
次回はそのあたりについてご紹介したいと思うのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-07 00:16 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2016年 10月 18日

ルアンパバーンのホトケ様たち その2

さて、ルアンパバーンで見てきたホトケ様の話の続きだ。
いかにも東南アジア的というか、日本人にはどうも違和感アリアリのラオスのホトケ様たち。
もうちょっと見てみようではないか。


【プーシーの丘の上のお堂】
プーシーの丘は眺望を楽しむところであって、あんまり仏様に参拝って感じの場所じゃないんだけど
それでもてっぺんには小さなお堂があった。

たぶん真ん中にいる一番デカい仏様が一番エラいご本尊なんだろう。
しかし堂内がちょっと暗く、お顔も目が細すぎて人相がよくわからない(笑)。真ん中の
大型ホトケ様を囲んで金銀飛車角って感じで4人の中型仏様が周囲を固めこれもまた人相が
よくわからない方々が多い。右手前の仏様の顔が一番ハッキリしてるか。明るいし。
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ちなみに、プーシーの丘ってどのくらい高いのかというと、望遠で撮るとこんな感じ。
山のてっぺんの、金のトンガリ屋根がお堂で、この中に上の仏様がいるのである。
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【ワット・ビスンナラート】
寺の名前なんていちいち覚えられないよ、という方でもここに関しては心配はいらない。
上の赤字で書いた寺の名前は今すぐ忘れていい(笑)。

この寺の場合、「すいか寺」という別名で知られてる。その理由はこの寺にある仏塔が
ちょっと変わった形で、すいかみたいに見えるからに他ならない。ほらね。
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この時はルアンパバーンでの炎天下死の行軍の途中で、汗ダクダク状態だったんだけど、
ここは観光客も少なくて(中心部からはほんのちょっと離れてる)、静かで、なかなか
居心地のいい寺だった。こっちに小さいお堂があって、また金色仏様がいるみたいだが・・・

うっぐわ・・・これには驚いた。タレ目の仏様はワット・シェントーンあたりでもすでに見たけど、
これはあまりに極端なタレ目。しかも黒目がまた異様なほどロンパリで、人間のカオとしてもはや異常。
ルアンパバーンで見たホトケ様の中では前回載せた「ビョーキのホトケ様」と並んで衝撃度が高かった。
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本堂のご本尊様はどうだ?と思って入ると・・うーむ、こちらも相当のタレ目ではあるが、
さっき見た、タレ目・ロンパリの顔面崩壊に近い仏様に比べればまだしも人間らしいような気が・・・。
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このすいか寺でイ課長が気に入ったのはタレ目大仏ではなく、周囲にワンサとある立像の方だ。
こちらの方は日本人の仏教美術観でも受け入れやすいような気がする。
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外は暑いけど本堂の中は暗くて、ソコハカとなく涼しいような気分になる。
ま、この程度の「気分的な涼しさ」では効果がないくらい、この時は汗ダクダクだったのだが。
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以上、イ課長がルアンパバーンで見てきたホトケ様たちでした。

前にも書いたように、ルアンパバーンの町内を昼間観光しようとすれば、お寺を見るというのは
まずはずせない・・というか、町内で他にそんなに観光メニューはない(笑)。
アナタもルアンパバーンに行けば必ず二つや三つ、お寺を見ることになるだろう。

建物(特に屋根)や外壁装飾にはラオス的特徴が感じられると思う。
もちろん仏様も立派だよ。相貌という点じゃかなり「う・・・」という感じのホトケ様たちだったけど、
東南アジアに行って、日本と全く同じような仏像見てもあんまり面白くないのもまた確かなわけで、
そういう意味じゃラオスのホトケ様たちはけっこう違和感キョーレツで面白かったよ。


 
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by tohoiwanya | 2016-10-18 00:12 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 10月 13日

ルアンパバーンのホトケ様たち その1

ルアンパバーンに来た観光客がクアンシーの滝みたいな“遠足”ではなく、ルアンパバーンの“町内”を
観光するとなると、やっぱメインはお寺の参拝、あとは王宮博物館見学、プーシーの丘に登って
絶景を楽しむといったあたりがオーソドックスなところで、イ課長もこれらは一通りやった。
まずはそのうちからお寺をご紹介していこう。ワット・プラケオに続いて東南アジア寺社シリーズ。

まずルアンパバーン到着初日。ホテルにチェックインし、部屋でひと休みし、とりあえずこの日は
ひたすら徒歩で“町内”の主要なところを見て回ろうと思ってた。となれば、まずホテルから最も近い
ワット・マイから観光をスタートするのがスジってもんだよな。

【ワット・マイ】
ワット・マイはイ課長が泊まったホテルから激しく近かった。ホテルの玄関から40秒くらい歩けば
もうそこはワット・マイの塀。何て近いんだ。

ルアンパバーンのお寺の多くは幾層も重なった様式の屋根を持ってて、それぞれ特徴がある。
ワット・マイの場合はあまり反りのない屋根が大小重なってて、わりと直線的なデザイン。
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ワット・マイの最大の見物は黄金のレリーフなのである。
門から庭までは無料で入れるワット・マイだが、このレリーフを近くから見ようと思って寺の中に
入ろうとすると階段のところで入場料徴収がある。1万キープ。約150円。

これがその黄金のレリーフ。カンボジアのアンコール・ワットやタイのワット・プラケオでも
おなじみのラーマーヤナ叙事詩の場面を描いてるらしい。ラオスもまた「ラーマーヤナ文化圏」
だったわけやな。恐るべしラーマーヤナ。
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タイもそうだけど、ラオスの仏様のお顔も日本人が見慣れた「ホトケさまのお顔」とはだいぶ違う。
それでもこのワット・マイの仏様は違和感が少ない方だと、今となっては思う(笑)。
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このお寺の仏様、後ろから見るとさらに面白い。
わかる?仏様の背中に鼻をつけるくらい近くにもう一つ小柄な仏様がくっついてて、その後ろに
さらにまた背中合わせでもう一体の立像が。どういう理由でこういう置き方になったのか?
単に仏様の数に対してお堂の面積が狭いからこういうホトケ密度になったのだろうか?
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かと思うとトツゼンこんなキンキラ仏もいるから戸惑う。顔は完全にインド風だ。
うーむ、ルアンパバーンのホトケ様ってひなびた感じかと思ってたけど、こうやって見てみると
いかにも東南アジア的ハデ路線ブッダなのかも。
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【王宮博物館のワキにあるお寺】
名前を忘れた。しかもここは外から見ただけで、ホトケ様の顔も見てこなかった。
外観で特徴的なのはやはり屋根で、上で見たワット・マイの直線的屋根に比べるとグッと反りがあって、
華やかな印象。
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【ワット・シェントーン】
ルアンパバーンの中心部からワット・マイ⇒王宮博物館と見ながら、さらにずんずん歩き続けると
川の分岐点、つまり町のどん詰まりに近いあたりでワット・シェントーンに行きあたる。
このワット・シェントーン、ラオス国内で最も美しい寺との呼び声も高い。16世紀に建てられたそうで
参拝者にグウとも言わせない歴史と格式を誇る寺でもあるのだ。

ここでもまず見るべきはやはり屋根なのである。ワット・シェントーンと言えばその特徴的な屋根で有名。
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うーむ確かにこの屋根の形は印象深い。建物はそんなに大きくないところに、このグッと反りのある屋根が
深くかぶさってるから、壁は屋根に隠れちゃってるといっていい。

日本の寺社建築と比較すると興味深いね。
日本もラオスも雨が多い。だから雨が降りこまないように屋根を大きく張り出させて建物を隠すように
してるという点で基本的な寺社設計思想は共通してる(んじゃないかなぁ?)。

ただ、そうは言っても冬寒い日本では日差しも多少は欲しい。だから屋根の影がいくぶん小さくなるように
屋根の端にいくほど反りを強くしてるけど、暑い国ラオスじゃそんなことするより、とにかくガバーッと
深く屋根を建物にかぶせて直射日光を防いでる(・・・んじゃないかなぁ?)。
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本堂に入るにはやはり入場料をとられる。20,000キープ。約300円。さっき見たワット・マイの倍。
ま、何せ物価は安くないラオス。そのラオスで最も美しい寺とあっちゃ、しょうがあんめぇ。
とりあえずホトケ様だよ。ここの寺のホトケ様はどんな顔だ?

う・・かなりのタレ目。しかもマブタがやけに腫れぼったくて、どうも日本人にはシックリこない
お顔だよなー。ま、ラオスの人からみれば金箔ハゲハゲの日本の仏様なんて「修復前のものが置いてある」
ようにしか見えないんだろうなきっと。
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隣りのお堂にいたこの仏様なんて、見た瞬間思わず「うわぁ病気のホトケ様だ」と思っちまった。
とにかく表情に生気がなくて全然健康的に見えぬ。養命酒でも飲んだ方がいいんじゃないか?
顔色も悪いよねぇ。金箔貼られた仏像に対して「顔色」の良し悪しを言うのもヘンだけどさ。
やけにゲッソリしたその表情にイ課長も動揺したせいか、写真もややピンぼけ(笑)。
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まぁホトケ様のお顔は置いといてだね、ワット・シェントーンは壁画にも一見の価値があるのだ。
これは「生命の樹」という、有名な壁画モザイク。ま、有名っつうても大したことはないが(笑)。
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こっちのお堂の壁画は変わってるねぇ。切り貼りモザイクとでもいうか。人物描写も単純化されて
ちょっと漫画調。こういうのは素朴派絵画みたいでちょっと面白い。
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同じ仏教でもそこは東南アジア。ルアンパバーンの仏教美術、特にホトケ様のお顔は(日本人には)かなり
変わってて異国情緒タップリだ。写真はいっぱいあるのでこのネタは次回もう一度続けたいと思う。


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by tohoiwanya | 2016-10-13 00:08 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)