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2017年 10月 06日

バガンが世界遺産ではない理由

ヤンゴンからいきなりマンダレーに話が飛んだから、この際さらにバガンに飛ばしてしまおう。
いずれバガンの話はたんまりと書くわけだけど、本日は、まぁバガン遺跡の背景説明みたいな
感じかな。おなじみの「理由」シリーズ(笑)。

バガンについて詳しくご存知の方は少ないと思う。ここはカンボジアのアンコール遺跡、
インドネシアのボロブドゥールと並び、「世界三大仏教遺跡」とされている場所なのだ。
三つの中ではおそらく知名度という点では一番低いんだろうと思う。

バガン遺跡の最大の特徴は超巨大遺跡がドンとあるっていうんじゃなくて、広大なエリアに
散らばった大小様々な寺院仏塔群なのである。その数約3,000(昔はもっとあったらしい)。
緑の平原に無数の仏塔が林立するサマはまさにバガンだけが見せてくれる絶景・奇観で、
それはもう素晴らしかったですよ。
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見る者に圧倒的感動を与えてくれるバガンの大仏教遺跡。
だが意外なことに、ここは世界遺産に登録されていないのだ。

なんで?世界三大仏教遺跡の他の二つはとっくの昔に世界遺産だろ?
バガンだけ何でダメなのさ?ドコがいけねぇっていうんでいッ!両方見たイ課長が言うがな、
バガンはアンコール・ワットに勝るとも劣らねぇぞ?もしかしてヒネクレ軍事政権がユネスコに
申請してなかったとか?・・・いや、実は申請したけど却下されたらしいのだ。なぜなら・・

①あろうことか遺跡群の中にゴルフコースとか、展望タワーを作っちゃったから。
 これはイ課長も「ああ何てバカなことを」と思ったよ。ゴルフコースは高さがないから
 まだいいが、遠くにぽこっと建ってるのが見えちゃう展望タワーは最悪。これのせいで
 景観が損なわれてると言われたら反論できまい。地元の評判もよくないらしい。当然だ。


②遺跡の修復が「元の通り」じゃなく、近代的材料・工法でなされた部分があるから。
 これはさらに大きな問題らしい。遺跡自体の歴史的価値を損なう修復はマズいよ。
 ・・と言いたいところだが、もうすでに相当あちこちやっちまったらしいんだな。
 素人目にはわかりづらいけど、こんな風に赤いレンガ壁と装飾との継ぎ目がやけに
 不自然な箇所とか、「あれ?」と思うような修復がところどころ目についたのは確か。

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①はミャンマー軍事政権の悪行の一つといわれる。
ナチス並みに「何でも悪いことは軍事政権のせい」とされてるけど、かつて遺跡の周りに
びっしりある掘っ立て小屋を強制移住させてニューバガンの町を造り、遺跡を今あるように
キレイに整備したのも軍事政権らしい。功罪ともにあるといえるだろうけど、展望タワーは
罪の最たるものだとイ課長は思う。

バガン遺跡は他にもいろいろ災難に遭ってるんだよ。たとえば地震。1975年の地震では有名な
仏塔が倒壊したりしたし、2016年、つまり去年も大きな地震があって、かなり多くの仏塔に
被害があったらしい(写真は時事ドットコム)。去年そんな地震があったなんて知らんかったよ。
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ただ、軍事政権時代にズサンに進められた修復箇所(コンクリート使ってたり)が地震で
かなり壊れたおかげで、逆にチャンとした修復をやり直しやすくなったなんていう意見も
あるらしい。いろいろ複雑みたいなんだよ、バガン遺跡の修復に関する事情は。

イ課長の予想では、いずれユネスコとミャンマー政府の間で“落としどころ”の調整がつき
バガン仏教遺跡は世界遺産に登録されると思う。これだけの遺跡だもん。ユネスコにしたって
登録してあげたい気持ちはヤマヤマなのだが・・・じゃないかと思うんだよなぁ。
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ミャンマー政府との調整はずっと続いてて、最近ではタワーや修復の問題より、今後の
保存方針が焦点だという話も読んだ。ミャンマー政府は眺望を楽しめる場所を作るために
人工丘を作りたいとか何とか・・ねぇ、あの展望タワーで一度懲りてるんだからさぁ・・
なんか新しく作るのはやめなよ、もう。

バガンの仏塔の中には上に登れるところがいくつかある。シュエサンドー・パゴダなんかが
その代表なんだけど、最盛期には朝日や夕日を見るために千人(!)が登楼して危険だから
登らせないようにすべしという意見もあるらしい。せ、千人ってスゴすぎます。

幸いイ課長はガラ空きオフシーズンに行ったから、朝日鑑賞の観光客なんて100人もいなかった。
でもいずれバガンが世界遺産に登録され、観光客が押し寄せれば千人じゃきかなくなるかもしれん。
観光客が転落死なんてことも・・パゴダの上層部回廊って手すりないからねぇ。
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果たしてバガン遺跡は世界遺産に登録されるのか?昨年の地震のせいで、現在バガンの仏塔群は
あちこち修復真っ盛りだったけど、それはチャンとした修復方法でなされているのか?これからも
観光客はパゴダに登って朝日や夕日を鑑賞し続けることができるのか?さらに、今後人工丘なんて
ヘンなものが出来たりすることはないのか?バガン遺跡の今後については不安要素がつきない。

世界に二つとなき光景が広がる仏教遺跡・バガン。何度も言うがここは本当に素晴らしかった。
バガンが登録されていないことは世界遺産という制度の損失ではないか、とすら思う。
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と同時に、バガンにはあんまり新しくアレコレ作らないでほしいとも思うイ課長なのである。
危険だから登楼させるな問題とかもあるし、もしかすると、世界遺産に指定されて混む前に
早めに行って、仏塔の上からあの絶景を味わった方がいいのかもしれないスよ、バガン。
 
 

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by tohoiwanya | 2017-10-06 00:01 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 09月 18日

はじめての おさんぽ

ヤンゴン空港に着いたところから、話はいきなりホテル到着後に飛ぶ。
途中の入国審査とか、ホテルまでの移動手段はいずれ別の記事で書くっす。
「順を追って書く」なんて言ってもしょせんこの程度の、不実な書き手なのである(笑)。

ところで皆さまは生まれて初めての国に到着した直後って、軽~い緊張状態にならない?
もう慣れたからそんなことないよって人もいるだろうけど、イ課長は何度経験しても
初めての国に入るとそうなるね。

ちゃんと入国できるか?空港からホテルまでの移動がうまくいくか?タクシー代を
ボッタクられねぇか?初めての国ではホテルに着くまでの間だけでもいろいろ
不安要素は尽きない。イ課長は本質的に心配性で気が小さいヤロウだからさ。

そういった諸々の不安を乗り越えてホテルの部屋に入り、ホッと一息ついて一休みして、
さて、そんじゃちょいと町を散歩してみっか。これも初めての国に来た時の定型パターンで、
散歩してその国の雰囲気に身体をなじませると、緊張状態がほぐれていくんだよね。
この「はじめてのおさんぽ」が後々まで深く記憶に残ることはけっこう多い。

2007年欧州出張、生まれて初めての東欧・チェコのプラハでの最初の散歩は今も忘れ難い。
外は寒く、身体は疲れてたけど、夜のプラハの美しさは本当に感動的だったし、あの散歩で
「この町は夜一人で歩いても大丈夫そうだな」という雰囲気を身体で感じられた。
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2012年のインド出張のデリー到着日、一人で行ったチャンドニー・チョーク小冒険もまた
極めて思い出深い。あの時チョー久しぶりにアジアの混沌に触れ、「あーオレこういうの
好きなんだよなぁ」と再認識したことが翌年以降の東南アジア行きにつながったとも言える。
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生まれて初めて来たミャンマーの、ヤンゴンでの最初の散歩も忘れ難いものになった。
あの散歩で「ヤンゴンって、なーんかおもしれぇ」という印象が形成されわけで、その後
ミャンマーを旅してる間、この印象が強まることはあっても弱まることはなかった。

「はじめてのおさんぽ」で最初に行ってみようと思ったのはスーレー・パゴダだ。
これはまぁ言うなればヤンゴンの中心、ダウンタウンのシンボル。宿泊ホテルからも近いし、
ミャンマー入国後の最初の観光スポットとしては妥当なところだろう。地図だとこんな感じ。
この丸いところがスーレー・パゴダ。東京で言えば銀座4丁目交差点と言っていいのかも。
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地図でもわかるように、スーレー・パゴダの周りはグルリとロータリーになっている。
そのロータリーを歩道橋で渡り、パゴダ入り口でサンダルを脱いでハダシになって境内へ。
中に入ると入場チケット買って、と言われる。チケット代は3,000チャット(約270円)。
入り口にチケットブースがあるんじゃなく、中に入ってからチケット買えと言われる。

ミャンマーのパゴダの写真は日本にいる間にいくつも見た。
スーレー・パゴダはヤンゴン最大の聖地、シュエダゴン・パゴダのミニ版みたいな感じか。
とにかく大都市のド真ん中で立地がいいから参拝者は多い。ただし外国人の姿は皆無。
地元の人ばっかりだ。
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日本ならお寺、西洋なら教会にあたる場所と言っていい。でもその雰囲気はかなり違う。
たとえばこんな風にカップルがデートしてたりする。宗教的行為の場というだけじゃない、
ユルい感じが漂う。公園みたいな性格も帯びたところ、と言っていいんじゃないか?
他のパゴダじゃ昼寝したり、スマホ見ながらゴロゴロしてる人もいっぱいいたもんね。
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ミャンマーのお寺はどこもそうなんだけど、参拝に際しては「生まれた曜日」が極めて重要。
自分が生まれた曜日のところに行ってお祈りしないといけない。間違った曜日にトコに行って
どんなにお賽銭をはずんで真剣にお祈りしてもアナタの願いはかなわない(んだと思う)。
イ課長は用意周到に自分の誕生曜日を調べておいた。イ課長は木曜生まれなのである。
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大都市・ヤンゴンのド真ん中にあるのに、地元の人が参拝するだけで観光客はゼロ。
やけに静かで、なんとなくイイ雰囲気じゃん?スーレー・パゴダ。
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・・・と、ここまで書いた内容を読む限りでは「そんなに面白いトコだったの?」と
アナタは思うだろう。確かにスーレー・パゴダ自体は金の仏塔がキレイな寺院だけど、別に
「ウワ何て面白いんだ!」と思うほどの観光スポットじゃない。

しかしねー、問題はヒトなんだよ。ヤンゴンの人たち。
ホテルを出て、スーレー・パゴダまではゆっくり歩いてもせいぜい徒歩7〜8分ってとこか。
その国に来て最初の散歩の、最初の7〜8分で、イ課長はたちまちおトモダチができ、しかも
パゴダの中でそのお友達と再会するという展開になったのだ。こっちはまだ初めての国に来た
緊張状態が解けてもいないっていうのに。

だもんで、散歩の初っ端から「ヤンゴンって不思議な町だなぁ〜」とイ課長は思い始めたわけだ。
しかも恐ろしいことにその印象は散歩を続けるにつれてどんどん強まっていくのだ。次回以降、
「不思議な町・ヤンゴン」でのエピソードをご紹介していきたいと思うのである。

 

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by tohoiwanya | 2017-09-18 00:23 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2017年 04月 07日

すごすぎるワット・ムアン 【地獄編2】

とても一回じゃ紹介しきれない、目くるめくタイの地獄ワンダーランド。

前回記事でご覧に入れた写真でも十分想像がつくように、タイの地獄寺における阿鼻叫喚の
地獄絵図の造形はやたら素朴・・といえば聞こえはいいけど、早い話コドモが作る粘土細工に
ハデなペンキで着色したような感じなんだよね。塑造作成の技巧レベルはハッキリ言ってヘタ。

これはワット・ムアンの地獄造形請負業者が特にヘタなわけではない。
イ課長がネットで見た地獄寺の展示って全部こんな感じなんだよ。このトホホなペンキ着色人形こそ
タイ地獄寺の真髄なのである(あ、本日も一応小さなお子様などは閲覧注意画像です)。

まぁ確かにトゲの生えた木を登る亡者をやたらリアルに作られたら残酷で正視できん。
このくらい戯画化されてるからこそ楽しく?見て回れるともいえわけだが。
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これって日本の地獄に付きものの「ハリの山」に似てるから、もしかすると仏教に由来するのかも
しれないけど、タイではトゲの木に登りながら目玉をトリに食われるという悲惨なオプション付き。
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巨大釘抜き(日本ではこれを文字通りエンマともいう)で舌を抜かれる女亡者。
この地獄イメージも日本と共通だね。
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ほほう、これがたぶんタイ風の閻魔様なんだな。ここで亡者が裁かれて・・
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たとえばこうやってノコギリで胴を切られたりオノで頭を割られたり・・
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よくわからんグリグリ串刺しの刑とかになる。生前の功徳が足りないとこうなるんだよ、という
一種の教育的展示といえるだろうが、なぜタイの地獄の亡者はかくのごとくベロが長くなるのか、
そっちの方が気になる。
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こっちは地獄の釜ゆでと血の池地獄のミックス版とでもいうか。血の鍋地獄。ここでも鍋でグラグラ
煮られながら、なおかつヤリで刺されるという悲惨なオプション付き(笑)。
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こっちじゃ口の中にヤリがぐさーーッ。
驚くべきは刺された二人がキチッと足をまっすぐ揃えているところで、まるで体操選手のようだ。
仰向けで口にヤリ刺されると自然とこういう姿勢になるのか?刺されたことがないのでわからない。
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おおおっ、チョン切られた自分の首を持つ切られた本人。これはむかーし書いたドニさんそのもの
ではないか。タイ風ドニさんはやはり舌が長いのである。
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タイじゃ首を切られたあとこうやって他の動物の頭をくっつけられるという地獄の刑罰?が
あるのかもしれない。こういうのは日本ではあんまり見たことないなぁ。
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獣頭人身、とにかくものすごくたくさんいる。基本的にガネーシャと同じだからこのくらいなら
タイして悲痛な刑罰とも思えないが・・。
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いやそうでもないらしい。魚頭人身にさせられた亡者はこうやってオニに釣られるみたいだ。
釣られるのってやっぱツラいことなのかな?血だけはハデに飛び散ってるが(笑)。
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鳥頭人身になると内蔵をトリに食われるようだ。ある種の共食い。立体造形技術はともかく、
こういう地獄の刑罰バリエーションというか、イマジネーションは大変豊かだと思う。
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エビ頭もいます。割かれてます。まぁこんな立派なイセエビ?ならタテ半分に割かれても仕方ない。
チーズでも乗せて焼かれるのかもしれん。ある学説によると、エビという生き物には痛覚があるそうで、
だとしたらさぞかし痛いだろうなー。
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・・・といった具合に、ワット・ムアンの地獄ワンダーランドはまさに筆舌に尽くし難い
スヴァらしき造形描写で見る者を感動させてくれる。写真はまだ一杯あるけどとても紹介しきれん。
しかしタイの地獄寺を一度は見たいと思って、バンコクからロトゥーやらバイクタクシーやらに乗り、
はるばるここまで来たイ課長は強い満足感に酔いしれていたよ(笑)。
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地獄見物のあとは冷えたコーラで喉を潤して一休み。さて、待ってもらってるバイクタクシーに
乗って帰るとするか。フと振り返ると、例の巨大すぎる大仏が地獄エリアをやさしく見下ろしてる。
いやーめちゃくちゃ面白かったよワット・ムアン。はるばる来たかいがあったぜ。
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マトモな観光客ならまず行かない超不便なところにある、すごすぎる寺ワット・ムアン。
しかしアナタの身体の中に多少なりともモノズキ、珍奇好みの血が流れていれば
この寺には惹かれるものがあるはずだ。おや?行きたくなってきましたか?(笑)


 

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by tohoiwanya | 2017-04-07 00:38 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(6)
2017年 04月 05日

すごすぎるワット・ムアン 【地獄編】

一部の好事家の間では有名な「タイの地獄寺」ってご存知?

これねぇ・・何と説明したらいいのか・・。
要するに「生きてる間に功徳を積まないと死んでこんなオソロシい地獄に堕ちるよ」ってことを
極めて即物的に表現した展示物・・とでも言えばいいのか。タイにはそういう地獄を展示したお寺が
けっこうあちこちにあるのだ。大分類としては「立体系」と「壁画系」に分けられる。

しかし同じ見るなら、断然立体系ですよオクサン。とにかくこれがもうアータ・・・。
立体版地獄寺として特に有名なのがワット・パイロンウアってお寺で、これはかの有名な奇書
「奇界遺産」にも紹介されている。しかしさっきもいったように地獄寺は他にもたくさんある。

イ課長が訪れたこのワット・ムアンもまた地獄寺としちゃ、ちったぁ知られた存在なのである。
一度は行きたいと思っていたタイの地獄寺。シルバー御殿と巨大すぎる大仏というスゴすぎ物件を
見た上にさらに地獄めぐりが出来る珍物件の宝庫ワット・ムアン。珍物件観光のクライマックスは
当然めくるめく地獄めぐりだぜ。さあ行こうぜ、ごーとぅーへる。

巨大すぎる大仏を背にして、やや右前方の方に歩いて行くと何やら不穏な立像たちが見える。
ついにタイの地獄寺で地獄めぐりが出来るんだ。ああワクワクを抑えられない・・。
あ、ご存知ない方のためにご注意しておきますけど、これからお見せする一連の地獄画像、
大人ならアレを見て失笑する人はいても真剣に怖いと思う人はまずいないだろうと思う。しかし
小さなお子様などには一応閲覧注意画像としておきます。血だけはハデだから(笑)。
 
む?象に乗った誰かをみんなが拝んでる。ふーむ・・でもこれは地獄じゃないだろ?
何かの歴史絵巻の立体版っぽいね。このワット・ムアン、地獄寺と一口に言っても“展示”には
「地獄エリア」「歴史エリア」等々、いろいろあるようで、広大にして複雑なのである。
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これもそう。うぎゃーっていう残酷場面を描いてはいるけど、これは戦争場面っぽい。
やはりこの辺は歴史エリアなのだろうと推測される。もっとも、人形たちの造形レベルが
ヒジョーにアレなもんだから、どんな残酷場面もコミカルに見えちゃって・・(笑)。
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・・と油断してたら、いきなり赤ん坊を炙り焼きにするオッサン登場。
ナンですかこれは。これも歴史絵巻ですか、それともこの辺から地獄に入るんですか。
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・・と思うと。こっちじゃセクシー美女たちが手招き。ナンなんだ一体。
美女たちの前に箱があり、小さなスリットがあることから推測して、これはおそらく
「お賽銭ちょうだい、うふん」という誘惑と推定される。美女にお金を要求されるというのも
男にとってはある意味地獄かもしれんが(笑)、周囲との関連がまったく不明だ。
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だぁーーーーッ!!
うわ何ですか。脅かさないでください。私ただの観光客ですってばタイ語わかりませんってば。
そんなコワい顔して怒られても・・。
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どうもこの辺りは「宗教者エリア」なのではないかと推定される。
いろんなポーズをとったお坊さん達が並んでる。しかしまぁ・・さっきシルバー御殿で見た
剥製かと見まごう精巧なお坊さん像と比べて何という造形レベルの差・・・
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うがーーーーッ!! 
いや、ですから私ただの観光客ですってば。あいきゃんのっとあんだすたん たいらんげーじ。
そんなスゴいポーズで叫ばれてもイミがわかりません。
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うぉっと出ました。この異様なる巨大立像。地獄寺のシンボルともいえる「ピー」の登場だぜ。
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ピーって、まぁ「お化け」とでも訳すしかないんだろうなぁ。
仏教とは違う土着的な信仰における一種の霊的な存在で、ベトナムでも幽霊ないし精霊を
ピーっていうらしいから、東南アジアにおいてピーはポピュラーな存在みたいなんだよね。
日本でいえば「座敷わらし」とか「河童」みたいなものかな。タイの地獄寺においては
このベロをべろーーんと伸ばしたピーはなくてはならないシンボルなのである。

この男女ピーカップル。腰に布巻いてるけど、真下から見上げるとちゃんとあるべきものが
ついてる(笑)。タイ人のおばさんが足元から見あげてキャハキャハいって大笑いしてた。
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おお、ななな何ですかこれは。女二人で男一人を取り合い?地獄に堕ちても三角関係?
しかしさっきのピーもそうだが、タイでは地獄に堕ちるとベロが長くなるのか?
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こっちじゃ亡者どもが火に炙られてます。炙られてるからちゃんと黒くコゲてます。
その上にさらにヤリで刺されというデュアル刑罰、地獄の二重苦。しかし亡者さんたち、
黒くコゲても刺されればちゃんと赤い血が流れるんだからいつまでもミズミズしいです。
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さぁいよいよ本格的地獄エリアに入ってきたみたいだぜ。
何といってもこれが見たくてここまで来たんだ、文句あっかくぬやろう。たくさん写真も撮ったから
じっくりとご紹介してやろうじゃねぇか、タイ人が想像&造形した阿鼻叫喚の地獄絵図ってやつを。

もっとも、これまで見ただけでもその地獄絵図とやらがどういうカンジのものかは
大体ご想像がつくと思うが(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-05 00:25 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 04月 03日

すごすぎるワット・ムアン 【巨大すぎる大仏編】

タイの田舎の、ド不便な場所にあるワット・ムアン。
そんなお寺が参拝客を引きつける理由があるとすれば、なんといってもこの巨大すぎる大仏だ。

これはホントーーーにデカいんだよ。「デカい」以外に形容しようがないブツなのだ。
バイクタクシーの運転手が途中でこの大仏を指さして「ホラ見えたあれだ」って教えてくれたけど、
教えてもらった地点からお寺に到着するまでけっこう時間がかかった。周りに何もないから
すごく遠くからでもすごく大きく見えるのだ(下の写真はタイ国政府観光庁から拝借)。
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ワット・ムアンに3つある珍妙物件の中でも、“途方もなさ”では随一のこの巨大すぎる大仏。
調べたところでは高さ93m、幅62m。ちなみに東大寺の大仏が台座を入れて高さが約18mだぜ?
奈良の大仏を5つ重ねた高さっつうんだから腰が抜ける。もちろんタイ最大。恐れ入りやした。
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まさにスゴすぎ物件と言うにふさわしいスゴすぎさ加減。これは見たくなるでしょ~? 
深く感動しながらどんどん近づいていく。ほら、巨大さが伝わってきた?え?わかんない?
まぁバックが真っ青な空だけで比較対象物がないからなぁ。
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これならどうだ?まだダメ?
いい方法がある。この超巨大大仏、座禅座りした自分の右足のスネのあたりに右手を置いて、
ダラッと手を垂らしてるじゃん?彼の右手に注目していただきたい。
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さらに近づく。この右手ね。この巨大そうな右手がどのくらい巨大なのかというと・・・
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このくらい巨大なのだ。ここに来た参拝者はみんなこの右手のツメを触って有り難い
ご利益をいただくわけで、そのための台まである。一種のパワースポットなのである。
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このスゴすぎ物件を見に、はるばるここまで来たんだ。イ課長もご利益をいただこう。
しかし事前に説明されなきゃ、これが巨大すぎる大仏の指のツメだとわかる人なんて
世界に一人もいないよな。
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この角度から見た大仏さまの姿はこんな感じ。一体何の前衛建築ですか。
全身金色だけど金箔貼ったわけじゃなく、おそらく金色の塗装だな、これは。
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せっかく来たんだ。大仏を一周してみよう(そんなことする人は誰もいなかった)。
右ヒジにはちゃんとツッカイ棒がカマしてあります。これをはずしたら大仏様の右腕は
自重で肩からモゲて崩落するのかもしれない(笑)。
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これが背中。いやもう何と言っていいんだか・・・。
なぜか小窓が二つある。何のためにある窓か?そんなことはもうどうでもいいよ。
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左側までまわってきた。さっきあのホトケ様の右手の指のツメを触ったのが、なんだか
遠い昔のことのように思える(笑)。
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そのあたりからホトケ様の顔を見上げるとこんな感じに見える。うーーーむ・・・。
相変わらず望遠で撮った写真じゃ伝わらないと思うけど、とにかく「参りました」と言うしか
ないような、ヒュージでトレメンダスな大仏様なのである。
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ちょっと離れたところから。うーむ・・・ここまでスゴすぎるとウナるしかない。
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フツーの観光客ならまず行かない、不便なところにあるタイ最大のスゴすぎる大仏。
いやー感動いたしましたですよ。由緒ある格調高きお寺じゃ絶対味わえない種類の感動だ(笑)。
スゴすぎるデカさでアッと言わせることだけを追求した、まさにスゴすぎスピリットの精華。
素晴らしいではないか。巨大すぎる大仏を見られてイ課長の気分も高揚してきたぞ。

さぁそしていよいよ次回はワット・ムアンが誇る珍物件その3をご紹介するぞ。
ついに真打ち登場。イ課長が最も見たかったものがこの「その3」なのだ。
この時はイ課長もけっこうワクワクしたよ。というわけで、待て次号。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-03 00:05 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2017年 03月 31日

すごすぎるワット・ムアン 【シルバー御殿編】

さて。
ワット・ムアンを観光名所として紹介したガイドブックなんて、たぶん一冊もないはずだ。
アーントーンって町自体、マイナーな地方都市。そこさらにバイクタクシーに乗らなきゃならんような
不便な場所にある寺にイ課長は何を見に来たのか?まずそれを説明しなければならない。
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理由は単純で、この寺に「何やら珍妙でスゴすぎるもの」が3つあるからだ。
スゴすぎ珍奇物件が3つある寺。3つともフツーの意味での観光価値が高いとは言い難い。
かなりモノズキな旅行者でなきゃ、見に行こうなんて気は起こさないだろう。

確かにイ課長はいささかモノズキだと自分でも思う。それでもスゴすぎ物件が1つだけなら
わざわざ見に行くのは面倒だと考える程度の正気はある。だが1箇所に3つある・・3つも?
不便な場所かもしれないけど、そこで一度に三つ見られるなら「見物効率」が高いんじゃないか?
お得じゃないか?・・と、そんな気になってしまう程度のバカでもあるのだよ、イ課長は。

これからその3つのスゴすぎ珍奇物件を順を追って紹介する。これを見れば多くの読み手は
「こんなモノ見るためにわざわざ行ったのかこのバカは」と思うだろうが、そんなことを心配する
書き手ではない。アホらしくもトホウもないスゴすぎ物件、たっぷり見せてやろうじゃねぇか。

とりあえず、まず入り口に最も近いシルバー御殿から行ってみよう。
これは3つあるスゴすぎ物件の中では最も「マトモ度」が高いといっていい。正式名称は何か
あるんだろうけど知らないので、ここでは便宜上シルバー御殿と書かせていただく。
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これがそうらしい。さっそく中に入ってみると・・・うーーわーーー・・・。
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タイのお寺が金ピカ・キラキラなのは知ってるけど、ここはなぜか銀にこだわっている。
どこもかしこも銀。もちろん、本物の純粋な銀を使ってるかどうかはわからない。
もしかするとアルミとかステンレスも混じってるのかもしれん。

壁や天井はぜんぶ鏡だぜ。こういう仕掛けは「部屋がどこまでも続いている」的な
錯覚を与える効果がある。ちょっと迷路みたいだよ。シャンデリヤも何だかすげーなー。
アジアにある仏教のお堂だよな?ここは。
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これがご本尊らしい。当然、全身銀色のシルバーブッダ。
しかし周囲もシルバーだらけだから、うっかりするとご本尊を見落としそうだ。
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そのご本尊の足元にはキティ時計。よくわかりません。わかりませんが、これがタイなのです。
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周囲にはズラッと、やたらにリアルなお坊さんの像が並ぶ。これはブロンズ製かなぁ。
ここに限らずタイのお寺ではよくコレを見る。かつて実在したエラいお坊さんをこうやって
像として残してるんだと思うけど、どれも顔や身体がものすごくリアルなんだよね。
これは金属色だからいいけど、本物っぽく彩色されたりするとお坊さんの剥製かと思っちまう。
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だがそれでも、このシルバー御殿は「マトモ度」が非常に高い方なのだ。たとえキティ時計があろうと。
ワット・ムアンで最初に見るモノとしてはちょうどいいウォーミングアップになる。シルバー御殿を
入口近くに持ってきたのはそういう配慮かも(笑)。せっかくだから天井に映った自分を記念撮影だぜ。
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さて、次のスゴすぎ物件行こうか。
このシルバー御殿を見るだけのためだったらこんな不便なところまで来やしない。シルバー御殿はこのお寺の
「スゴすぎ物件番付」でいえばせいぜい前頭クラス。だがここからはスゴいぜ?スゴすぎ物件の「スゴ度」は
いよいよスゴくなっていくのだ。覚悟はいいか?

次のスゴすぎ物件はとにかくベラボウに大きいはずだから、もう見えるんじゃ・・?

うおおおっと!みみみ見えました。見えてまいりました。
ワット・ムアンのスゴすぎ物件その2。さぁ近くからたっぷり見てくれようじゃねぇか。
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というわけで、次回に続くのである。何せ大ネタだから長編なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-31 00:08 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 01月 18日

ドイステープというところ その2

ドイステープに来たら、有り難い黄金の仏塔とその周囲にいるホトケ様軍団を見学。
そうやって仏塔の周りをグルグル回ってあちこち歩いてると、やがて見晴らしのいい
場所を発見するはずだ。

・・・と言っても工事中だったんだけどね(笑)。
でも大丈夫。この近くに展望デッキみたいなところがあって、そこの二階に登れば
手すりギリギリまで近寄って景色を見ることができる。
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うひゃーー。チェンマイ市街が一望に見渡せる。
そのくらいドイステープってトコは市街から離れた、しかも高い場所に位置してる
わけだ。行きに乗った乗り合いソンテウにおけるクネクネ上り坂のカーチェイスも
けっこう長かったもんなぁ。
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あ、あれ空港だろ?チェンマイ空港。市街から近いんだなぁ。
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しばらく見てると豆ツブみたいな飛行機が滑走路を動いてるのも見える。
明日、イ課長はこの空港からバンコクに飛ぶわけだが、その時もこの展望デッキから
豆ツブみたいなイ課長搭乗機を誰かが見ているんだろう。

風も感じられて涼しいし、眺めもいいし、ここはたいへん気持ちのいいところだった。
バンコク第二の都市(英国と同じで第二の都市がドコかは諸説あるんだが)といっても
バンコクに比べたら格段に地方都市っぽくて高層ビルもあんまりない。全体に平らだ。
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さて、乗り合いソンテウの集合時間までにはまだ多少時間が残ってるけど下に降りるか。
もちろん今度はあんな有料の短距離ケーブルカーは使わずに無料の階段を使う(笑)。
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何せ暑くてノドが渇いてたから、下に降りたら何か飲みたかった。
お、ラオスでもよく飲んだフルーツスムージー屋があるじゃないか。これを飲もう。
しかし何を飲んだかは忘れてしまった。値段は40バーツ。
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40バーツつうたら約120円だ。ラオスで飲んだ時は一律1万キープだったよな。つまり150円。
うーむやっぱタイの方が安いんだ。前に書いたようにラオスの物価は高めなのである。
氷もいっぱい入ってて、ほてった体に気持ちイイ。
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やがて自分が乗ってきたソンテウを探し出し(みんな同じ色だからナンバープレートが頼り)、
再びめくるめく下りのカーチェイスを経てチェンマイに戻ったというわけだ。こうして、
チェンマイにおける最も重要な観光スポット、ドイステープ見学は一通り無事に
済んだわけでありました。トラブルもなく、まずは順調な観光でめでたしめでたし。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-18 00:03 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2017年 01月 16日

ドイステープというところ その1

ドイステープというお寺(なんだろうな、一応)の中心は実は四角い“広場”になってる。
この広場を囲むように建物があり、広場の中心には黄金の仏塔。広場だから屋根はないわけで、
雨が降れば濡れる。入り口で参拝者は全員靴を脱いだから、雨の日はハダシで濡れた床を
歩いてお参りすることになる。そういう時、傘はさすんだろうか?
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この日はクソ暑い好天だったから、ハダシで床を歩くのはむしろ気持ちいい。
とりあえずこの仏塔を囲む広場をぐるっと一周してみましょうかね。

お、さっそくゴールデンブッダ軍団。その前には緑色のエメラルドブッダ様。
ホトケ様といい、背面の装飾といい、早くもキンピカキラキラ攻撃の火ぶたが切られました。
なーにイ課長だってこれまでに金ピカブッダは散々見た。このくらいどうってことないぜ。
 
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こっちにもまた何やら・・。
東南アジアで、こういう風に「そこらじゅうにいるホトケ様」を見るたびに思うんだけど、
一番エラいご本尊様ってのはドレなんだい?日本だと、寺の本堂にある一番デカい仏様が
ご本尊だということになるが、こうたくさんいると・・・。
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ここにもホトケ集団。どうでもいいが正面向いてる仏様の、その表情は何とかならんか?
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とにかくそこらじゅうホトケだらけで、ドイステープのご本尊がドレなのかわからぬ。
下の写真は大きさから考えても、その数の多さから考えても相撲でいえばせいぜい「前頭」くらいの
地位と思われる。どこかに「横綱」がいるんじゃないの?と思ってしまうけど、こういうホトケ軍団
全体でドイステープの宗教パワーを形成しているということなのかもしれない。
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しかし何たって天下のドイステープ。地元のタイ人たちは熱心にお参りしてます。
ここでも「全員がお参りするコレ」っていう“的”があるわけじゃなく、参拝者によって
お祈りする対象のホトケ様は異なる。
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うむ?何だコレは。
みんながオタマで液体をすくって火の壷に入れているようだが・・・
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こりゃ油だ。この火の壷の下に大きな「油溜まり」があって、太い芯が沈めてある。
ここに油を注げば火が絶えないということで、きっと何かのご利益があるのであろう。
とりあえず珍しいからイ課長もやってみた。油の中にもお賽銭が沈んでら。
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しかしドイステープといえばやっぱコレ。あちこちからこの金ピカ仏塔を眺めてしまう。
ドイステープを紹介する写真には鉄板でこの仏塔だもんなぁ。
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アップで見ると、まぁーーすごいね、金箔がハゲたところなんて一カ所もない。
というか、これは何かに金箔を貼ったというより、元々金色をした板金を加工してこういう
形に組み立てたように見える。細かい飾りの装飾がスゴいワ。
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とにかく理屈を越えて圧倒する絢爛豪華金ピカパワー、堪能させていただきました。
ドイステープ、こういうところなのである。しかしせっかくここまで来たら、ぜひ
もう一カ所行くべき所があるので、それは次回ご紹介しよう。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-16 00:14 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 01月 13日

ドイステープに登るには

さてだ。
激走ソンテウを降りた乗客たちは駐車場で一時解散・・といってもどうせ全員ドイステープに
行くに決まってんだけどさ。
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だがここでイ課長は間違えた。チェンマイに行こうが火星に行こうがバカはバカなのである。
ドイステープが駐車場からさらに高いところにあるっていうのは想像ついたんだけど、
どこからどうやって登るのかよくわかんなくて、ウロウロしちゃったんだよね。

これが登り口?いやこれはあの金色の巨大お坊さん像を見るための階段っぽいよな?人も少ないし。
じゃ、ドイステープに登る階段はどこなの?どうもよくわからない。
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しょうがないから、いかにもこれからドイステープに行くという風情の 欧米人の後をついてった。
すると彼らはまず入場券とケーブルカーのチケットを買ってるではないか。え?あ、そうなの?
何だかわかんないけど、登り方を知らないイ課長も同じようにチケットを2種類買ってついていく。
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ははー。これがケーブルカーね。なるほど。ふーむ。意外に近代的なんだねぇ。
オラまたてっきり、金毘羅様みたいに階段をヒイハアいいながら登るんだと思ってただに。
写真じゃ水平に(もしくは垂直に)見えるだろうけど、これ、実はナナメの斜坑なのだ。
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はーい。頂上に着きました。そんなに長い距離じゃなく、アッという間に着いた。
さて、これからいよいよキラビヤかなドイステープの本体に進撃するわけだが、どっから入るんだ?
上に行っても再びウロウロするバカ男。
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するとどうよ。ちゃんと地上からの階段あるじゃん!!
えーー?じゃナニ?さっきのケーブルカーはもしかして足腰の弱いジイサマ&バアサマ向け?
くぁー!みっともねぇ。そんなモノに乗るために20バーツも無駄遣いしちまったぜ。階段があるなら
徒歩で登ったのに!バカタレ!自分!(そこまで騒ぐなよ、60円なんだからさー)
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この階段の入口、どこにあったんだろ?気が付かなかったなぁ・・段数としちゃ大したことなさそう。
ルアンパバーンのプーシーの丘よりラクなんじゃないか?みなさん、ドイステープに行ったら
足腰の丈夫な方は階段でいきましょう。ケーブルカーで行くなんて達成感がなくてつまらん。

さて、階段見落としミスはいいとして、ドイステープの本体はどこからドウ行けばいいのか?
と思ってると、何やら大量の靴が脱ぎ棄てられた場所がある。どうやらここから先は屋外ではあるけど
お堂ってことになるようで、土足厳禁みたいだ。イ課長も靴を脱ぐ。脱いだ自分の靴が盗まれるのを
心配する様子の人は誰もいないから、イ課長も心配するのはやめた。
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おっとーーー。さっそく出ました。
ドイステープといやぁ、お約束で出てくるのがこのピカピカ輝く黄金の仏塔。眩しすぎる。
全てのタイ人が「チェンマイに行ったら一度はお参りしたい」と思っている由緒ただしきドイステープに
ようやくイ課長も来たわけだ。長生きはするもんじゃのう。
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ここは何しろどこを見てもキラキラ・ピカピカの場所なんだけど、
登ってくるだけでだいぶ長くなったから、詳細なご紹介は次回だ(ヲマエなぁ~~また続き物かい)。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-13 00:04 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 12月 07日

チェンマイの仏教建築&遺跡

チェンマイって町は「タイの古都」とも、「バンコクが東京ならチェンマイは京都」とも言われる。

ここは昔あったランナータイ王国の首都だったところで、まぁ要するにタイ王国として統一される前、
いくつかあった国の首都。遺跡も多い。ただ、面白いのは遺跡は遺跡、現役のお寺はお寺って
キチンと分かれてなくて、金ピカの現役のお堂の裏に黒ずんだ遺跡があったりする。

チェンマイ到着翌日、ホテルからドイステープ行きソンテウ乗り場がある北門(チャンプアック門)まで
イ課長は歩くことにした。地元の人だったら「ソンテウ乗り場までソンテウで行く」ってのが
普通なんだろうけど、そこまで行くソンテウを捜すのが面倒だし、歩きながら市内の重要なお寺&遺跡を
回ろうと思ったわけだ。どんなトコに行ったかというと・・・

①ワット・チェディ・ルアン
チェンマイを代表するお寺(らしい)。近づくとこんな風にまず金ピカの現役のお堂が見える。
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しかしイ課長としては現役のお堂より退役した遺跡の方に興味がある。お堂はザッと見て裏に回る。
おおっ、すると早くも廃墟ムードたっぷりの巨大仏塔らしきものが。
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青空をバックにした遺跡はなかなか美しい。しかもこれ、デカい。
上部は半分くらいブッ壊れてるけど、昔はすげー壮大な仏塔(寺?)だったと思われる。
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しかしまぁ何という好天。この青空から想像されるように、こン時はすっげぇ暑かった。
階段には誰もいないからたぶん登っちゃいけないんだろうな。まぁこの時は体力を温存する
必要があったから、特に登りたいとも思わなかったが。
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②ワット・チェンマン
チェンマイじゃなくチェンマンね。まぎらわしいが。
チェンマイでは一番古いお寺ということらしいけど、正面からの見た目は金ピカ。
つうか、さっきのワット・チェディ・ルアンの本堂正面と区別がつかない(笑)。
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裏に行くとやはりこんな仏塔がある。テッペン部分はピカピカだけど、土台の部分はやけに
黒ずんで遺跡じみてる。13世紀に建立された歴史ある寺院らしいけど、イ課長の想像では
さっきの金ピカお堂や、この金ピカ屋根?は後年作り直したものなのに対し、この土台だけは
13世紀当時のオリジナルじゃないかなぁ?ゾウさんがたくさんいて見応えある土台だ。
個人的には金ピカ屋根よりこの土台の方が好きだ。
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③ワット・・・不明
すまん、名前を忘れた(地図で確認したんだがイマイチよくわからない)。
ここも同じように現役のお堂があった・・と思うんだが、イ課長の関心はやはり遺跡の方に向かう。
たとえばこんな遺跡っぽい仏塔がドンとある。
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ふーむ。やっぱり先端だけは何がナンでも金ピカに光らせてるのに対し、土台は古そうだねぇ。
ワット・チェディ・ルアンの壊れた仏塔と似て、カドッコがギザギザなってナナメに突き出してる。
後で気づくことになるが、ドイ・ステープの黄金の仏塔も形としてはコレに似てた。
もしかするとチェンマイ様式っていうんだろうか?(仏塔にはラオス様式とか、いろいろある)

④ワット・・・不明その2
これはお寺からお寺に移動する途中でたまたま通りかかったお寺。
なぜここに寄ったかというと、とにかく木造の質感を強く残すその建築に惹かれたからだ。
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金ピカ度は低いけど、この木造のたたずまいはイイねぇ。
中を見ることはしなかったけど、いかにも木造というこの外観は金ピカ系の寺院建築より
日本人にとっちゃむしろなじみやすい。なんていうお寺なんだろうなぁ?
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この日はとにっかく暑くて、しかもドイステープ観光に向け体力を温存しておきたかったから、
これら由緒あるお寺の数々もササーッと歩いて見るだけだったけど、さすがタイの京都と
言われるだけあって、どのお寺もなかなか見応えがあった。しかしイ課長の関心はどうしても
今ある金ピカ寺院より、古びた遺跡の方に向いてしまうのは致し方ないところだが。
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遺跡の写真ばかりご紹介したけど、もちろん現役のお堂の中にも一応入ってみた。
予想通り、でっかい黄金仏がある金ピカ寺院で、たいへんキレイだけどこういうのはもう
あちこちでけっこう見たし、イ課長だってもうそんなに驚かんよ。

その代りと言っちゃナンだが、そういうお堂の中に描かれた絵がさぁ・・・もうナンと言うか・・
ルアンパバーンのタレ目大仏を上回る違和感というか・・これはかなり驚いた(笑)。
次回はそのあたりについてご紹介したいと思うのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-07 00:16 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(0)