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2017年 09月 22日

ヤンゴンは実に不思議な町だった2

ヤンゴン最初の訪問スポット、スーレー・パゴダで早くもオトモダチができたイ課長。
いい気分でパゴダを後にし、また例の歩道橋を渡って向こう側に渡った。
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すると今度はヘンなニイちゃんが英語で話しかけてきた。
「どっから来た?日本?日本のどこ?トーキョー?」って感じでイ課長の後にくっついてくる。
こういうテアイはちょっと注意を要する。外人観光客を狙うタカリやサギという可能性もある。

「ドコに行く?オレは今日ホリデーだ。問題ない。一緒に行こう」なんて言い出す。
うーむ・・限りなくタカリ系っぽい(笑)。こういうのはうるさいから早々に別れるに限る。
人物写真ゲットを兼ねて写真+握手作戦で素早く別れよう。

「キミの写真を撮らせて。パシャッ。ほらこんな風に撮れた。ありがとう。ではバイバイ」と言って
サッと写真を撮り、サッとモニターを見せ、サッと握手して足早に立ち去ろうとした。すると
後ろから「レディーは?レディーいらないか?」なんて声かけてくる。なんだヲイ、ポン引きか?
いずれにしろ用はない。「ノーサンキュー、グッバイ」と言ってサッサと別れた・・・はずだった。
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しかしここは「再会する町・ヤンゴン」なのである。
この後・・たぶん1時間後くらいかなぁ?スーレー・パゴダとは離れたところにある
ボージョー・アウンサンマーケットに向かう歩道橋を渡ろうとしたら、ヘンなヤツが声をかけてきた。

うわ!またさっきのチンピラ兄ちゃんじゃん。何で今度はココにいるんだ?!
「ヘイ、マイフレンド オレはホリデーだ。問題ない。一緒に行く」またくっついて来ようとする。
来んでいいってヴァ。「またアナタと会って私は驚いた。しかし私は一人で行く、グッバイ」
ついて来ようとするのを何とか振り切る。いやはや。しかしさっきとはけっこう離れた場所を
歩いてるのに同じチンピラに出くわすって、どうなってんだ?ヤンゴンってトコは。

信じ難いことに、このチンピラ兄ちゃんとはこの日の夜、またまた再会したのだ。今日3回目。
シュエダゴン・パゴダの夜間見学からタクシーでホテル近くに戻ったら、誰かが声をかけてくる。
うっそーー!またオマエかよ!呆れた偶然だ。ヤンゴン再会パワー、スゴすぎる。

こんどは「日本のコインくれ」なんて言い出す。ヤンゴン歩くのに日本の硬貨持ってるわけねぇだろ。
昼間と同じ手でいくかと思って「よしもう一枚記念写真を撮ってあげよう」と言ってカメラを出すと、
「写真はもう撮った。写真はいい」とイヤがる。ふーむ・・写真イヤがるところを見ると、おめぇ、
なにか後ろ暗いことしてねぇか?まぁいい。とにかくこの場はサッサと別れねば。

「私はホテルに帰らんとしている、さらばである」
「ホテルはどこだ?」
「う・・それは秘密である(教えたらますますくっついて来かねない)」
「オレたちは友達だ。なぜ教えてくれない?」 調子いいヤロウだなー。苦笑するしかない。

まぁこれだけ再会するのも何かの縁か・・ということでこの時は1000チャット(約90円)だけ
ヤツにおこずかいあげることにした。これも一つの功徳。んじゃね、バイバイ・・・あーおどれぇた。
同じチンピラと3回とは・・こんな連続再会事件があれば、「ヤンゴンは再会する町である」という
岩よりも固い印象がイ課長の中に形成されるのは当然なのだ。
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しかしヤンゴンの恐ろしさはこんなモンじゃないの。
この翌日、イ課長はまたまたこの兄ちゃんに再会したっつうんだから、もはや笑うしかない。
「ヘイ、ヘイ、マイフレンド」って肩たたかれた時は思わず「うぁ!」って叫んじまったぜ。
偶然と呼ぶには偶然すぎる偶然。コイツとはよほど縁が深いのか。そういうご縁はできることなら
オマエとではなく、ミャンマーの美しいご婦人との間に作りたかった。

また日本のコインの催促。ないってば。「キミとは何度も会った。お金は昨日あげた。じゃあね」と言って
サッサと別れたけど、この後「5度目」があるんじゃないかと町を歩くのが少しこわかった(笑)。

ちなみに彼と会ったポイント4カ所を会った順に地図に落とし込むと以下の通り。
そうバカ広くない範囲なのは確かだが、あれだけ人がワンサカいるヤンゴンで同じチンピラと
4回も会うというその偶然パワーはもはや異常。ヤンゴン恐るべし。
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ちなみに、4回目の時も彼は記念写真をイヤがった。
やっぱオマエ、あまり世間に顔を知られたくない事情がありそうだな。ま、外人観光客に
「レディーいらないか?」なんて言ってるわけだからなぁ・・・。というわけで、一応彼の
後ろ暗い事情?に配慮して上の写真には目線を入れたというわけ。

そうはいってもこの兄ちゃん、別に強引ってわけじゃない。
フランスあたりのタカリやクソチンピラどもに比べれば格段に「控えめ」だったけどね。

とにかくこの兄ちゃんにはヤンゴンの「再会パワー」のすごさを思い知らされた。
ホテル関係者以外ではこの兄ちゃんはヤンゴン滞在中最も頻繁に接したミャンマー人なのは
間違いないだろう。今となっては懐かしいよ。

え?イ課長とこの兄ちゃんとの間にも電波があった? そ、それはない。断じてない。
少なくともイ課長ガワからは一切コイツに何も発信してない。してないってヴァ!

 
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by tohoiwanya | 2017-09-22 00:08 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 09月 20日

ヤンゴンは実に不思議な町だった

初めてのミャンマーに到着し、はじめてのおさんぽに出たイ課長。
傍からみれば、まだヤンゴンに不慣れなガイジンがオドオド、キョロキョロしながら歩いてるように
見えたはずだが、この「ガイジンである」ということが重要なファクターだったんだと思う。
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すでに書いたようにヤンゴンの外人観光客の数は意外なほど少なかった。
だから外人は珍しくて目立つ。そういう珍しくて目立つモノに対してミャンマーの人たちは
非常にフレンドリーで、しかも好奇心いっぱい。そうすると以下のような状況が起きるわけよ。

①ヤンゴンは“電波が行き交う”町である
町中でフッと目が合った人とイ課長とがやたら意識し合うってことがよくあった。
向こうにしてみれば「あ、ガイジンだ(しかも巨大だ)」という珍しさがあるから見る。
こっちはコッチで「あ、あの人オレのこと見てる」と思って見る。そんな状態が続くと
イ課長とその人との間に一種の“トモダチ電波”とでも言うべきナニカが通いはじめる。

電波を感じ合った両者が仮に両方から歩いてくれば、すれ違う頃にはどうしたってお互い
「うふ、うふふ」状態になってるわけよ(笑)。どっちかが話しかけるな、という予感がある。
そのまま黙ってスレ違ってしまうことの方が不自然な状況になってるのだ。

スーレー・パゴダに行く途中に発生した最初の“電波事例”で具体的にご説明しよう。
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前にも書いたようにここは周囲の道路がロータリーになってるから歩道橋をわたる必要がある。
歩道橋の階段をのぼると橋の向こうでキレイな民族衣装?を来たお嬢さんが二人でセルフィを撮ってた。

「わぁキレイ、あれ民族衣装かな?」とイ課長は思わず注目する。すると向こうは
「あ、ガイジンさんがあたしたちのこと見てる」とイ課長に注目する。ここで電波が通い始める。

彼女たちは歩道橋の橋の向こうにたたずみ、イ課長は橋を渡るためにそっちの方に向かって歩く。
「きっとあたしたちの衣装に見とれてるんだわ・・」と向こうは笑いながら相変わらずこっちを見る。
「あのコたち、オレのことずっと見てるな・・」と思いながらイ課長はそっちに向かって歩く。
互いに笑顔で視線を合わせたまま両者の距離は接近。そうなればもう話しかけますよ、あっしは。

「とてもビューティフルなドレス。あなたたちの写真を撮ってもいいですか?」

もちろんすぐOKしてくれた。“電波”を感じた間柄だから近づいた時点で何となく仲良し。
ヤンゴン到着早々、民族衣装のかわいいお嬢さんの人物写真をゲット。すばらしい。
しかしトモダチ電波だけで済まないのがヤンゴンのさらに面白いところ。

②ヤンゴンは“再会する町”である
写真を撮らせてもらって御礼を言って別れ、イ課長はスーレー・パゴダ境内に入った。
仏塔の周りをブラブラ歩いてると、ありゃ?さっき写真を撮らせてもらったお嬢さんたちがいるじゃん。
ははぁ~・・彼女たちもスーレー・パゴダ参拝に来たんだ。参拝用にちょっとオシャレしてたのかな。
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そう広くもない円形の境内だから、歩いてると彼女たちとは何度も再会することになる。
再会すれば「あ、さっきのガイジンさんとまた会った」って感じでお嬢さんたちは嬉しそうに笑う。
あ、いかん忘れてた。あの写真を彼女たちに送ってあげなきゃ。

何度目かに会ったとき「写真を送ります。Facebookのアカウントをお持ちですか?」と聞いてみた。
すると彼女たち(もしくはどちらか?)の兄という青年が登場し、「私がFacebookやってます。
私のアカウントに送ってくれれば彼女たちに渡します。ついでに一緒の写真をお撮りましょう」と
言い出すではないか。あ、いやそんな・・きょ、恐縮です。
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ミャンマー美人×2の写真のはずが、真ん中にヘンな巨大ロボットが・・しかしご安心あれ。
歩道橋で撮った彼女たちだけのアップの写真がちゃんとある。来年の美女図鑑をお楽しみに(笑)。
もちろん、これらの写真はお兄さんの方に送ってあげたから、彼女たちも見ただろう。

初めて来たヤンゴンで、はじめての散歩を開始したばかり。
まだ「その町の空気」になじんでもいないのに、オトモダチができてしまうこの展開。不思議だ。
過去、東南アジアで友人ができたケースって「その人のトゥクトゥクに乗ったから」とか
「その人のお土産物屋さんで買い物したから」とか、知り合う必然性みたいなものが多少はあった。
しかしこういう“電波系”の友人ってあんまり経験ないと思うんだよなぁ。

不思議な町・ヤンゴン。だがこのあとイ課長はヤンゴンの「電波」と「再会」パワーのスゴさに
ますます驚き、呆れ、面白がることになるのである。

 

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by tohoiwanya | 2017-09-20 00:12 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(0)
2017年 09月 18日

はじめての おさんぽ

ヤンゴン空港に着いたところから、話はいきなりホテル到着後に飛ぶ。
途中の入国審査とか、ホテルまでの移動手段はいずれ別の記事で書くっす。
「順を追って書く」なんて言ってもしょせんこの程度の、不実な書き手なのである(笑)。

ところで皆さまは生まれて初めての国に到着した直後って、軽~い緊張状態にならない?
もう慣れたからそんなことないよって人もいるだろうけど、イ課長は何度経験しても
初めての国に入るとそうなるね。

ちゃんと入国できるか?空港からホテルまでの移動がうまくいくか?タクシー代を
ボッタクられねぇか?初めての国ではホテルに着くまでの間だけでもいろいろ
不安要素は尽きない。イ課長は本質的に心配性で気が小さいヤロウだからさ。

そういった諸々の不安を乗り越えてホテルの部屋に入り、ホッと一息ついて一休みして、
さて、そんじゃちょいと町を散歩してみっか。これも初めての国に来た時の定型パターンで、
散歩してその国の雰囲気に身体をなじませると、緊張状態がほぐれていくんだよね。
この「はじめてのおさんぽ」が後々まで深く記憶に残ることはけっこう多い。

2007年欧州出張、生まれて初めての東欧・チェコのプラハでの最初の散歩は今も忘れ難い。
外は寒く、身体は疲れてたけど、夜のプラハの美しさは本当に感動的だったし、あの散歩で
「この町は夜一人で歩いても大丈夫そうだな」という雰囲気を身体で感じられた。
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2012年のインド出張のデリー到着日、一人で行ったチャンドニー・チョーク小冒険もまた
極めて思い出深い。あの時チョー久しぶりにアジアの混沌に触れ、「あーオレこういうの
好きなんだよなぁ」と再認識したことが翌年以降の東南アジア行きにつながったとも言える。
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生まれて初めて来たミャンマーの、ヤンゴンでの最初の散歩も忘れ難いものになった。
あの散歩で「ヤンゴンって、なーんかおもしれぇ」という印象が形成されわけで、その後
ミャンマーを旅してる間、この印象が強まることはあっても弱まることはなかった。

「はじめてのおさんぽ」で最初に行ってみようと思ったのはスーレー・パゴダだ。
これはまぁ言うなればヤンゴンの中心、ダウンタウンのシンボル。宿泊ホテルからも近いし、
ミャンマー入国後の最初の観光スポットとしては妥当なところだろう。地図だとこんな感じ。
この丸いところがスーレー・パゴダ。東京で言えば銀座4丁目交差点と言っていいのかも。
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地図でもわかるように、スーレー・パゴダの周りはグルリとロータリーになっている。
そのロータリーを歩道橋で渡り、パゴダ入り口でサンダルを脱いでハダシになって境内へ。
中に入ると入場チケット買って、と言われる。チケット代は3,000チャット(約270円)。
入り口にチケットブースがあるんじゃなく、中に入ってからチケット買えと言われる。

ミャンマーのパゴダの写真は日本にいる間にいくつも見た。
スーレー・パゴダはヤンゴン最大の聖地、シュエダゴン・パゴダのミニ版みたいな感じか。
とにかく大都市のド真ん中で立地がいいから参拝者は多い。ただし外国人の姿は皆無。
地元の人ばっかりだ。
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日本ならお寺、西洋なら教会にあたる場所と言っていい。でもその雰囲気はかなり違う。
たとえばこんな風にカップルがデートしてたりする。宗教的行為の場というだけじゃない、
ユルい感じが漂う。公園みたいな性格も帯びたところ、と言っていいんじゃないか?
他のパゴダじゃ昼寝したり、スマホ見ながらゴロゴロしてる人もいっぱいいたもんね。
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ミャンマーのお寺はどこもそうなんだけど、参拝に際しては「生まれた曜日」が極めて重要。
自分が生まれた曜日のところに行ってお祈りしないといけない。間違った曜日にトコに行って
どんなにお賽銭をはずんで真剣にお祈りしてもアナタの願いはかなわない(んだと思う)。
イ課長は用意周到に自分の誕生曜日を調べておいた。イ課長は木曜生まれなのである。
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大都市・ヤンゴンのド真ん中にあるのに、地元の人が参拝するだけで観光客はゼロ。
やけに静かで、なんとなくイイ雰囲気じゃん?スーレー・パゴダ。
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・・・と、ここまで書いた内容を読む限りでは「そんなに面白いトコだったの?」と
アナタは思うだろう。確かにスーレー・パゴダ自体は金の仏塔がキレイな寺院だけど、別に
「ウワ何て面白いんだ!」と思うほどの観光スポットじゃない。

しかしねー、問題はヒトなんだよ。ヤンゴンの人たち。
ホテルを出て、スーレー・パゴダまではゆっくり歩いてもせいぜい徒歩7〜8分ってとこか。
その国に来て最初の散歩の、最初の7〜8分で、イ課長はたちまちおトモダチができ、しかも
パゴダの中でそのお友達と再会するという展開になったのだ。こっちはまだ初めての国に来た
緊張状態が解けてもいないっていうのに。

だもんで、散歩の初っ端から「ヤンゴンって不思議な町だなぁ〜」とイ課長は思い始めたわけだ。
しかも恐ろしいことにその印象は散歩を続けるにつれてどんどん強まっていくのだ。次回以降、
「不思議な町・ヤンゴン」でのエピソードをご紹介していきたいと思うのである。

 

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by tohoiwanya | 2017-09-18 00:23 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
2017年 07月 31日

テムズ川をくだってみよう

英国銀婚旅行ネタはまだ少し残ってるけど、今日の記事でいったんお休みかな。
何せ今週金曜の夜には出発だ。あまり落ち着いてジックリ書いていられないし。
旅行前最後のロンドンネタということで、サービスで写真をいっぱいつけちゃおう。

さてだ。
往路はDLRに乗って行ったグリニッジ。復路も同じ方法で戻ることはもちろんできる。
しかしイ課長は復路は断然船でロンドン中心部まで戻りたかった。テムズ川からロンドンの街を
眺めるなんていいじゃん。乗り物好きのイ課長はさっそく「船で戻る案」を強力に推進。
乗り物はどうでもいいトホ妻は黙ってついてきた(笑)。

グリニッジの船乗り場は川っぺりの、例のトンネルの出入口近くにある。
切符売り場はこんな感じ。さっそく二枚購入しましょう。
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ここで重要な情報を一つ。イ課長たちは一週間市内交通乗り放題のトラベルカードを持ってったけど、
このリバークルーズでトラベルカードを提示すると割引のメリットがある。8£のところが5.35£。
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2/3の料金になるってことだ。日本円にして一人400円以上おトク。無視できないメリットである。
もっとも物価の高いロンドンじゃ400円なんて瞬時に雲散霧消してしまうが(笑)。
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トホ妻は室内デッキの方に座ったけど、写真を撮りたいイ課長は屋外の、船最後尾のところに陣取った。
さぁ出発でござんす。グリニッジの町がだんだん小さくなっていくでござんす。
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この日はとにかく天気が良かったからテムズ川くだりも大変気分がいい。
しばらく川を進むと橋の下をくぐる。ん?待てよ、この特徴ある橋の形は・・・
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じゃーん。タワーブリッジでございました。ロンドンを象徴する風景の一つだ。
今タワーブリッジの下をくぐったってことはだよ?目を左に転じれば・・・
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じゃーん。ロンドン塔でございますね。ロンドン出張の時にこの辺まで来たけど中には入らなかった。
しかしこうやってロンドンおなじみの光景をテムズ川から眺めるのは気分がええのう。
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このあたりからはもうロンドン名所が次から次とやってくる。
この辺はもう金融街シティだ。ウォーキートーキー・ビルやらガーキンやら、
ヘンな形のビルがひしめく。
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かと思えばこんどは巡洋艦ベルファスト。ここに軍用艦が係留されてることは知ってた。
調べてみたらこの船、現在は戦争博物館の分館っていう扱いになってるんだってね。へぇーー。
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ロンドン中心部に入ると橋の下をくぐることが増えてくる。さすが大都会。
これはナニ橋だっけ?2010年出張の時、地下鉄が停まってたんで寒さに震えながら
この橋のワキを歩いたのを覚えてるよ。今日はポカポカ陽気であの時とは大違いだ。
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じゃーん。セントポール大聖堂です。ロンドンの真ん中を流れるテムズ川なわけだから、
そこを船で下れば両側にロンドン名所が散らばってるのは当然だが、それにしても次々と
いろいろ見えてくるから乗っててぜんぜん飽きない。
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あーあの超タテ長三角形のビルも有名だし、その手前の地球儀みたいなビルも
見たことある。しかし名前を調べるのが面倒だ(笑)。もうそろそろ終点も近い。
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お、細い橋がある。歩行者専用ミレニアム橋だ。ってことはそのワキにある巨大煙突の建物が
元火力発電所、現在のテート・モダンか。この辺も昔歩いたなぁ。
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最後にウォータールー橋の下をくぐり、ナントカってところが終点(調べろって)。
この船着き場は地下鉄のチャリング・クロス駅なんかと近いから、船を降りたあとも便利。
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いやー天気もよくて、大変楽しかったざますよテムズ川リバークルーズ。
もしアナタがグリニッジに行くことがあったら、行きか帰りか、どっちかはテムズ川を船で行くことを
お勧めしたい。

ちなみに、イ課長がデッキ最後尾で「おおっ」「あれは」なんて思いながら張り切って写真撮ってる間、
トホ妻はずーっと室内デッキ席に座ってたようだ。たぶん居眠りしていたのではないかと思われる。
せっかくこんな楽しい乗り物に乗って、寝てるんだからなぁ・・・。

 

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by tohoiwanya | 2017-07-31 00:10 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 10日

トラファルガー広場というところ

ロンドン行ったことない人でもトラファルガー広場の名前は知っている。

太古の昔、新婚旅行でイ課長とトホ妻がロンドンで別行動をとった時(とるか?普通)
合流したのもトラファルガー広場のライオン像の前だった。イ課長は早めに来て、待ち合わせまで
ナショナル・ギャラリーの一部を駆け足でザーッと見たっけなぁ。
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あれから25年、くたびれ初老夫婦になった我々はカンタベリーの帰り、懐かしきこの広場に来た。
この日はコヴェント・ガーデンでオペラを見る予定だったんだけど、夜の開演まではまだたっぷり
時間があったから、絵でも観ようかと思ってここを通りかかったのだ。

いやぁ~・・トラファルガー広場にいると本当に「あー自分はいまロンドンにいるなぁ」という
気分になるね。時間はたっぷりあるんだから少しここで休んでいこうぜ。
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この日は快晴というわけじゃなかったけど、気温も暑くも寒くもなく比較的快適で、
広場もいろんな人たちで賑わってた。見てると楽しい。

地面に絵を描いてる。欧米の広場っていうとよくこういう路上画家がいるよね。
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しかしこの日トラファルガー広場で目立ってたのは絵描きではなく宙に浮くパフォーマンス。
棒に何か仕掛けがあって体重を支えるようになってるんだろうけど、うまく出来てる。
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だが(おそらく)毎日やってるせいだろうなぁ、あまり注目を集めてない。お賽銭も少なそう。
向こうでやってるハシゴを使ったパフォーマンスの方が圧倒的に集客力が高い。
宙に浮いてる本人も向こうのパフォーマンスに見とれてるようじゃあかんな(笑)。
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由緒ある広場だけあって、こっちには立派な騎馬像。誰かと思ったらジョージ4世。
このジョージ4世って人がねぇ~・・父ちゃんのジョージ3世はマジメな人柄だったようなんだけど
コドモはみんな問題児ぞろい。ジョージ4世自身も皇太子時代は超放蕩借金バカ息子。息子たちの
相次ぐスキャンダルのせいか、父ちゃんのジョージ3世は最後に精神障害で頭おかしくなった(マジ)。
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自分が即位してジョージ4世になっても相変わらず問題王。今度はなぜか正妻キャロラインを
異常なほど嫌い、自分の戴冠式にも出席させないという仕打ち。何なんだろうか。キャロラインと
離婚したい王とそれを認めない議会で散々モメたらしい。そんなお騒がせ問題王でも一応は王様だから
こうしてトラファルガー広場に騎馬像作ってもらえるんだなぁ。

・・と思って調べてみたら、何と、元々は王室の厩があったこの場所の再開発を命じたのが実は
ジョージ4世だったんだと。その再開発がやがて現在の広場につながったってことらしい。いわば
トラファルガー広場成立の大功労者。一応マトモなこともやったんですね(笑)、ジョージ4世。

このジョージ4世銅像がナショナルギャラリーに向かって右側にある。
こういうのは大体左右対称に置かれるもんだ。向かって左には誰の銅像があるんだろうかと思って
行ってみたら驚いた。げぇッ?!何だい?こりゃあ。
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位置的にはさっき見たジョージ4世騎馬像のちょうど反対側に置かれているから「セット」のはずだ。
それが何でガイコツ?ブラックジョークか?イギリスじん~~お前らの考えることはわかんねぇよ。

その後調べたところ、このガイコツ馬の像はつい最近、2015年に設置されたもののようで、
設置時に「来年まで展示される」って書かれてたから、2016年の訪英当時はあったけど、今は
ないのかもしれん。要するに一時的に置かれた現代芸術ということらしいが、ガイジン旅行者が
そんなこと知るわけない。てっきり昔からここにあったガイコツだと思ってブッたまげたぜ。

ま、トラファルガー広場とは要するにこんな感じのトコなわけですよ(笑)。
それでも、さっきも言ったようにこの広場は「ああロンドンに来たんだなぁ」という旅情に
ぼんやりと浸るにはすごくいいスポットだと思う。
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歩き疲れてトラファルガー広場で一休み。さて、次はどこに行こうかとなった時、ビッグ・ベンでも
ウエストミンスター寺院でもコヴェントガーデンでも、ロンドン名所の多くに歩いて行けるしね。

もちろん広場の真後ろにある巨大美術館ナショナル・ギャラリーを見るのもいい(タダだし)
そのまた裏にはナショナル・ポートレート・ギャラリーもある(これもタダ)。イ課長とトホ妻は
結局この後ポートレート・ギャラリーの方に行くわけだが、その話はまた後日。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-10 00:15 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2016年 09月 22日

早朝のスコール

タラート・クアディンを後にして、さてホテルに戻ろうとランサン通りを歩き始めたところで
スコールが降りだした。降り出したな、と思ったらたちまち「うわ、こりゃダメだ」ってんで
散歩を一時中止せざるを得ないザーザー降り。というかドシャ降り。ここは悪あがきせず
雨宿りしましょう。タラート・サオ近くの建物の軒下に入って小降りになるのを待った。

この時が何時頃だったかなぁ?もう7時は過ぎてたんじゃないか?
6時前にくらべると道路も多少車やバイクで混んできたけど、朝っぱらからこの雨じゃ・・
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まぁ雨季なんだし、地元に人にすれば早朝のスコールくらいどうってことないんだろう。
イ課長もタバコを1本吸って、のんびり待つことにした。シトシト長く降る雨じゃないだろうから
やんでからホテルに戻っても朝食には十分間に合うだろ。
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そうしてる間もタラート・サオに(たぶん)出勤してくる人がいる。
ヘルメットかぶった上から傘をさすバイク乗りをたぶんイ課長は生まれて初めて見た(笑)。
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フと気付いたんだけど、ヴィエンチャンのバイク乗りって無防備だねぇ・・。
ヘルメットはバックミラーにポンと乗せただけ、雨ガッパもバサッとバイクにかぶせたまま。
盗むのは簡単だ。何十年も前にイ課長がバイク乗ってた頃、長時間バイクを離れる時は
ヘルメットを盗まれないようにバイクにカチンとはめるか、手に持ってったぜ?それを・・・。
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「ラオスってけっこうのんびりしてて、治安悪そうな感じが全然ないな・・」
・・と最初に思ったのがこの時だった。ラオス人の欲のなさ、ガツガツしたところのなさは
その後滞在日数を重ねるにつれてますます強く感じるわけだが。

クアンシーの滝でドシャ降りにあって雨宿りした時もそうだったけど、この時も軒下で
他にやることもないから、ただぼんやりと物思いにふける。

いやー・・なんかけっこう充実した早朝散歩だったなぁ。
昨日到着したあと見たパトゥーサイとかタート・ルアンみたいな観光名所とはだいぶ性格の違う
活気あふれる場所を見られてイ課長は嬉しかった。やっと「生活するラオスのひとびと」を
垣間見たって気分になれた。道路の向こうの食堂?も朝の仕込みで活気があるねぇ。
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さて、雨もやんだみたいだからホテルに帰るか。
ランサン通りをずっと北の方に歩く。向こうに昨日行ったパトゥーサイが見えるね。
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朝の散歩ネタだけで4記事も書いちまったけど、この早朝散歩はホントに思い出深いんだよ。
お坊さんの朝のオツトメも見て、活気&野趣あふれる市場も見て、おまけに
南国スコールの洗礼もうけて、イ課長の気分はだいぶ変わった。いくら人が少ないっつうても
ヴィエンチャンもやっぱ猥雑で人間臭くて面白い東南アジアじゃん。

ホテルで5時過ぎに起きたあと、もし再び眠りコケてたらイ課長はクアディン市場も路上市場も
見ることはなかったわけで、「人の少ないヴィエンチャン」という印象ばかり残っただろうけど
「散歩してみっか」と思ったおかげで非常に充実した早朝のヴィエンチャン見物が出来たわけだ。
前にも書いたけど、やっぱり早起きは三文の徳という哲理はラオスでも絶大な威力を発揮するのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-09-22 00:41 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(2)
2016年 07月 10日

世界で最も静かな首都

のんびりラオスの記事を続けよう。イギリスに送った払い戻し要求メールの返事は来ねぇし・・・。

パトゥーサイタート・ルアンの記事の中でも触れたけど、イ課長はヴィエンチャンを歩き回って
その人の少なさにホトホト感心した。この町に行った人はみんな同じ感想を持つようで、
「世界一静かな首都」なんて言われてるらしいんだよ。
ほかにも「世界一何もない首都」とか「世界一ショボい首都」とか、けっこうな言われよう。
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まぁ「静か」「何もない」「ショボい」という評価は、基本的にはどれも否定できないものばかりだ。
圧倒的観光物件があるわけじゃないし、名物料理もないし、ナイトスポットなんてものも(たぶん)ない。
観光客という立場で考えれば「世界一何もない首都」と言いたくなる気持ちは理解できる。
そもそも「観光客用にセッティングされた」ってブブンがほとんどない町だと考えた方がいい。

しかしイ課長にとってはヴィエンチャンって意外と居心地よかったんだよ。
見るべきものは確かに少ない。それでも居心地はよかった。その理由はまさに「人が少ないから」に他ならない。

パトゥーサイやタート・ルアンでは何度も「ガイジン観光客、オレしかいないな・・」と感じた。
これって実はスゴいことで、バンコクやハノイの観光スポットで外人観光客が自分だけなんて状況
まずあり得ない。同じラオスでもルアンパバーンだったらこれまたあり得ない。そのせいか、
ヴィエンチャンでは東南アジアで過去経験したことのない気分になることがママあった。

要するに自分だけがムキだしの状態で、たった一人ポツンと外国にいるような気分・・とでもいうか・・。
自分と同じガイジン観光客だらけのルアンパバーンとかシェムリアップみたいな観光の町でも、
バンコクやサイゴンみたいな大都市でもこんな気分、あまり感じたことがない。
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ヴィエンチャンじゃガイジン観光客が少ないどころか「あたりに人が誰もいないな・・」って状況すら
けっこうあった。特に早朝のヴィエンチャンを歩いた時なんて、あまりに人が少なくて静かで、ちょっと
非現実的ですらあったよ。でも危険だとかコワいという感じは全然ないの。ラオスの治安上のリスクって
おそらく東南アジアの中じゃ低いと思う。あまり緊張する必要がない町って感じなのだ。

前に書いたことがあるけど、ラオスって、そもそも国の人口がびっくりするほど少い。
(約690万人。これはタイの1/10、カンボジアの半分以下)当然首都ヴィエンチャンの人口密度だって
低いはずだ。そこでデータを捜してみた。ヴィエンチャン特別市の人口密度ってこうなのだ。

  人口密度:206.8人/km² (データはWikipediaから引用)

これを周辺の東南アジア諸国主要都市の人口密度データと比べてみよう。圧倒的な差があるのは
わかりきってるが、比較対象はバンコク、サイゴン、ハノイ、プノンペンという、イ課長が行った4都市にしよう。
データは同じくWikipediaのもので、カッコ内は「ヴィエンチャンの約何倍か」を示す数字ね。

    バンコク   5,258.6人/km² (25倍)
    サイゴン   3,531人/km²  (17倍)
    プノンペン  3,293.6人/km² (15倍)
    ハ ノ イ    1,943人/km²  (9.4倍)


うーーむ・・・予想されたことだがホントにすごい差だ。
ポル・ポト派によって一度はゴーストタウンにさせられたプノンペンだって今やヴィエンチャンの15倍。
バンコクなんて25倍っつうからスゴい。バンコクなら25人いるスペースに、ヴィエンチャンは1人だよ?
満員電車とガラ空きの電車くらいの違いだ。これまで東南アジアで「満員電車みたいな街」に慣れて、
いきなり「ガラ空きの電車みたいな町」に来りゃ、その静かさ・のどかさは感動的ですらある。

ヴィエンチャンのヘソ、観光客が集まる(らしい)ナンプー広場ですら、イ課長が行った時はこのアリサマ。
全然人影がないではないか。ま、晩メシ時になればさすがに少しは賑わうんだと思うが・・・。
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「世界一静かな首都」とか「世界一何もない首都」といった評価はイ課長も基本的に賛成する。
個人的にはヴィエンチャンは今後もずっとそうであって欲しいとも思う気持ちもある。

人が少なくて、静かで、のどかで、緊張する必要があまりない町・ヴィエンチャン。
イ課長はこの町に一泊しかしなかったけど、とにかく居心地よかったし好感も抱いている。
できればヴィエンチャンの魅力をこのブログで伝えていきたい。そうたくさんはないかもしれんが(笑)。
パトゥーサイ、タート・ルアンの「両横綱」以外にも行った場所はあるから、書いて行こうと思うのである。

  
 

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by tohoiwanya | 2016-07-10 00:19 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
2016年 06月 28日

ロンドンから帰国した日本人に聞いてみました

月曜からまた出勤であります。
歴史的なEU離脱決定の日にロンドンにいたということで、会社でもやたらそのことを聞かれる。

会社で聞かれるだけならまだいいけど、昨日は成田空港でTVのインタビューまでされちまったぜ。
日本テレビのZIPっていう朝番組で、成田の到着フロアにインタビュアーとカメラが待機してた。
聞きたいことは当然「離脱が決まって現地の様子はどうでしたか?」で、彼らがどんな答えを
期待してるかは十分わかってる。しかしだよ・・・?
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投票直前、離脱・残留双方のキャンペーンは確かにかなり盛り上がってた。
でもねぇ、英国全体の投票直前のムードとしてはイ課長同様「結局は残留だろ、どうせ」って感じじゃ
なかったかと思うんだよなぁ。直前に女性議員が殺されたことで投票行動も影響されるだろう的なことを
新聞も書いてたし、そもそもこういう時はおおむね「変化が大きくドラマチックな方」より「そうでない方」が
選択されるのが常、と思ってたからね。
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投票が終わったのが23日の夜。イ課長たちがロイヤルフェスティバルホールの音楽会からホテルに
戻ってきたのが10時半頃だったかな(もちろん投票当日の音楽会も多くのイギリス人で満員だった)。
テレビをつけるとBBCがすでに開票結果特別番組やってたけど、382ある選挙区のうち結果が出たところは
その時点ではまだ一つもなかった。

早めに結果が出るのは田舎選挙区だろうと思ってたら、結果発表第一号はジブラルタル選挙区だった。
ははー、あそこも英国領だもんな。有権者が少ない小選挙区みたいで、その圧倒的多数が残留。
離脱の投票数なんて何百人単位という少なさだから、テレビに映る棒グラフも残留がぐいーーんと
伸びるのに対して離脱グラフなんて、ほんのちょっぴり。

次のニューキャッスル選挙区はジブラルタルほど極端じゃないけど、やっぱ残留派がリード。2/382の開票序盤は
残留派出だし好調だったところにもってきて「『残留が勝っただろう』とファラージュ氏(←離脱派急先鋒)は語った」
なーんていう三味線ニュースまで流れたから(笑)、こっちも「ほら、結局残留じゃん」と思って寝たわけだ。
イ課長たちと同様このまま残留だな・・と思って眠りについたイギリス人は少なくなかったと思う。
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ところが早朝目が覚めてBBCをつけたら、あららら!339/382まで開票が進んで離脱の方が多いじゃん!!
しかも「あとウン十万票で離脱が過半数」なんて表示が出て、それが刻々と減ってる。ななな何ということか。
それが5時ちょっと過ぎ。イ課長たちと同様、早朝のBBCを見て驚いたイギリス人もすごく多かったと思う。
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で、6時ちょうどに離脱が過半数に達し、勝負あり。いやこれは意外な結果でござる。
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でもね、何度も言うけど直前のムードは「残留で決まりだろ」だったと思うんだよ。
金曜の朝刊(投票翌日だけどまだ結果がわからない時に刷られてる)じゃ上に書いたファラージュ氏(←英国独立党の党首)の
沈んだ顔が「It's all over(終わったな・・)」、キャメロンの笑ってる写真が「Remain Power(残留の力)」なんて
わかりやすいキャプション付きで載ってたくらい(写真なくてスマン)。少なくとも新聞の紙面を見る限りでは
投票が近づくほど「残留勝利ムード」が強かった。
   
結局、直前のこの“残留勝利ムード”が土壇場で影響したって気がするんだよね、イ課長は。
「どうせ結果は残留だろうけどさ、離脱派の意地を見せてやるぜ」と思って離脱に投票した人が
けっこういたんじゃないかなぁ?再投票の請願が300万を超えたなんてニュースを見ると、離脱に投票した
人の中にも「まさかホントに離脱になるなんて・・」と思ってる人が少なくないような気がするのだ。

EU離脱が決まった金曜日のロンドンはすごく天気が良かった。
でも街の様子は特に変わらない。勝ってうれしい離脱派の集会も、負けてくやしい残留派の暴動もない。
この状況はその後行ったどの場所でも同様で、その夜のナショナルシアターの「三文オペラ」も予定通り開演し、
英国人で満員だったし、テムズ河畔のレストランは金曜の夜を楽しむイギリス人で大変なにぎわい。
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そこで冒頭に書いた成田空港でのインタビューだ。
ロンドンで歴史の転換点を目撃した日本人から何かスゴいコメントを・・というTV局の気持ちはわかる。
ロンドン、もう大混乱ッスよ~。徹底抗戦を叫ぶ残留派が街のあちこちに籠城して市街戦おっ始めるし、
 離脱派は離脱派で“残留派狩り”の大虐殺やってるし・・・え?観光?観光どころじゃないッスよもう~

・・・くらいのことは言ってあげたい(笑)。

しかしマスコミに対するサービスより事実を尊重するイ課長としては次のように答えざるを得ない。
ロンドンには観光で行きました。え?何か問題?うーん・・観光する分には何の問題もなかったですねぇ。
 強いて問題といやぁポンドが急落して、旅行に持ってったポンドをいま円に戻すと損するから・・


・・・何てつまんねぇ答え(笑)。インタビュアーも失望を隠せなかったようだけど、事実だからしょうがない。

というわけで、イ課長のインタビューはたぶん採用されなかったと思うのである。
(今朝の放送だったらしいけど、見てないのだ)。


 
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by tohoiwanya | 2016-06-28 00:17 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2015年 10月 26日

サイゴンにメトロができる

サイゴン到着翌日の朝。いい天気で、暑かった。

朝イチで国境越えバスの予約確認を済ませ、ベンタイン市場ワキの床屋で頭もサッパリさせて、
さて市内観光すっか、というわけで大聖堂や中央郵便局あたりの方に行くことにした。
あの辺は前回来たときに行ってないのだ。

ベンタイン市場からサイゴン大聖堂までは徒歩だと15分くらいかなぁ?市場前ロータリーから
レロイ通りを行き、国立劇場に突き当たったら左折すればいいはずだ。大した距離じゃないけど
トホトホ歩いてると暑いからすぐ汗ダク。

おりょ?いつもならバイクがワンサカ行き交うはずのレロイ通りが通行止めじゃん。
何か工事やってるっぽい。
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しょうがないから囲いの塀のワキの細くなった歩道を歩く。何の工事だろうか?
掲示してあった完成予想図みたいなのを見てイ課長はちょっとビックリした。
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・・・地下鉄じゃん、これ。
えええ?まさかサイゴンに地下鉄建設計画があるの?全然知らなかったよ。マジ?

これがマジなのだ。調べたところではベンタイン市場のあたりを始点に、国立劇場の下を通り
そのまま市の北東に延びる路線が1号線ということのようで、その工事ってことらしい。
2013年に来たときはこんな看板カゲも形もなかったけど、今や地下鉄プロジェクトかよ。
実際にはこの看板を見たのも2014年の話だから、現在は工事はもっと進んでるはずだ。
メリメリと音をたてて発展するサイゴン、さすがやねー。

ベトナムは今はバイク保有世帯の方が圧倒的に多いだろうけど、いずれみんなが車を買うように
なるのは間違いない。渋滞も今よりヒドくなる。となればメトロってことだろうな。
地下鉄が1本開通したくらいじゃ渋滞緩和効果も大したことないけど、サイゴンの場合
6路線くらい計画があるらしい。すげー。

完成のあかつきにはこんな感じになるようだ。
中心部は地下を通し、用地を確保しやすい郊外はこうやって高架式で作るんだろうな。
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その中心部の完成予想図も見たけど、これがすごい。
ベンタイン市場前のロータリー、まさにサイゴンのド真ん中に始発駅ができるっつうんだから。
あんな交通量の激しい場所の真下にこれ作るの?マジですか。工事となりゃロータリーは
かなりの部分が通行止めになるだろ?そんなことできるの?
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上の絵はいわば「透視図」で地下の様子が描かれてるけど、地上の完成予想図を見たら
イ課長はまたまた驚いた。地下鉄が出来たらベンタイン市場前はロータリーなくしちゃうの?!
少なくともこの予想図では市場前は車が通らない歩行者専用広場になることが示唆されている。
ひええーーーマジですかホントですか。

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さらに驚きは続く。この完成予想図によるとベンタイン市場前から国立劇場までレロイ通りを
歩行者専用にするようなことが描かれている。計画によるとベンタイン市場の次の駅が国立劇場
らしいから、ひと駅分歩行者専用にしちまうようだ。ひぃーー、ホンマですかサイゴンさん。
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本当にこれが実現したら、サイゴン中心部の感じは劇的に変わるはずだ。
サイゴンの最も賑やかな中心部の大通りから車とバイクがいなくなっちゃうわけだもんな。
日比谷から銀座まで晴海通りが歩行者専用道路になっちゃうような感じと言えばいいか。

これが現在のレロイ通りで(奥に国立劇場が見える)、当然バイクがびっしり。でも途中に
さっきの壁があってそこから先が通行止めになってる。工事による通行止めで“慣らして”、
最終的に全面的に歩行者専用にしちゃうってことなのかもなぁ。すごいなぁ。
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レロイ通りは道幅が広いから歩行者専用になれば道路っつうより長い広場みたいになるはずだ。
プラハのヴァーツラフ広場の車ナシ版みたいな感じか。すごいなー、もしそうなったら
東南アジア新興国の首都の中でも屈指のキレイな街路になるんじゃないか?

計画ではサイゴン・メトロ1号線の開業は2019〜20年頃らしい。実はベトナムではハノイでも
地下鉄建設中っていうから、東京オリンピックの頃にはサイゴンやハノイを観光する時に
「旧市街をひたすら徒歩で」なんてスタイルはすでに時代遅れになるんだろうな。

メトロ開通も楽しみだけど、レロイ通りが歩行者専用になるってのも楽しみだよ。
その頃まで生きていられたら、ぜひサイゴンを再訪して“レロイ広場”をソゾロ歩きたいもんだぜ。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-26 00:01 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(6)
2015年 10月 23日

サイゴンは今日も夜だった

さて、麻婆ラーメンから2014年東南アジア旅行に話は戻る。

2014年旅行ネタではこれまでルイの話とかポル・ポトとか、プノンペンネタが続いたけど、実際には
あの旅行でプノンペンは2番目の滞在地であり、日本から飛行機で最初に降り立った街はサイゴンだった。


   あーーサイゴン。

         あーーーーーーサイゴン。
   
                 また来ちゃったーーーー


2013年に初めて来て、イ課長はベトナムがかなり気に入った。また来たいなと確かに思った。
しかしだからって、1年後にさっそくノコノコやってくるってはどんなモンだ?
もちろんこの時はサイゴン発プノンペン行き国境越えバスに乗りたいという、立派な「来る必要性」が
あったわけだけど、やっぱり「うひょっ、またベトナム来ちゃった♪」っていうウキウキ感がある。
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2013年初訪問のときはANAで来た。昼すぎの直行便で、サイゴン着は夜。
14年はエアアジアの早い便だったけどバンコク乗り継ぎを経てサイゴン到着はやっぱり夜。
サイゴンに来るときはいつも夜だ。本日の標題にはそういう意味がこめられてるの(笑)。

空港からタクシーでホテルまで移動し、チェックインし、やれやれと一息ついたのはもう夜の
10時頃だったと思う。しかし2度目のサイゴンでイ課長も少し図々しくなってたと見えて、
ホテルのチェックインカウンターにいたアオザイ美女とさっそくツーショット記念写真。
旅のすべりだしとしてはなかなかよろしい(見苦しい物体は半分カット)。
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ドンムアン空港で4時間の乗り継ぎ待ちを経ての到着だったからさすがに疲れてたけど、
サイゴンの夜は長い。今夜の缶ビール調達という重大な使命もあったので、さっそく
買い物を兼ねて夜のサイゴンをブラついてみた。

ホテルのすぐ裏がデタム通り。夜になっても相変わらずバイクがわんわん走って賑やかだ。
去年泊まったベンタイン市場からも近い場所だけど、こっちの方には来たことがなかった。
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ちんたらとベンタイン市場の方に向かって歩き、去年泊まったホテルの前を通った。
そういや去年はここの路上でお姉ちゃんから何度も缶ビール買って顔覚えられたんだよな。
あのお姉ちゃんまだいるかな・・・・

・・・うわーーー、いるよ。同じ場所に店出してる。間違いない(下の写真は去年撮った)。
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どうしようかなと思ったけど、一応近づいてって「私を覚えてますか?」って聞いみた。
二度目のせいか、ここでも図々しくなってるようだ。しかし十分予想されるように彼女は
イ課長をまったく覚えてなかった(笑)。

一応「昨年、私はここでビールを買いました」とは言ったけど、彼女から缶ビールを買う客なんて
外国人旅行者だけでもたぶん一日に何人も、一年なら何百人といるはずで、覚えてろっていう方が
ムリな話。まぁ現実はこんなモンなのである。

ファングーラオ通りに面した公園じゃホーチミン市の何かのフェスティバルが開催されてた。
夜10時をまわってるっていうのに、けっこうな人出だ。
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ベンタイン市場前のロータリーに面した広場にはこんなイルミネーションも。
キレイやのー。しかしどういう主旨のフェスティバルなのかがイマイチよくわからない(笑)。
市制ホニャ周年記念みたいな感じのイベントなんだろうか。
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こういうスポットは夜になるとバイクデートのカップルが多くなる。
こういう感じも変わってないのゥ。ま、1年しか経ってないんだから当然ではあるが。
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この旅行ではサイゴンに2泊したけど、最初の到着がかくのごとく夜。翌々日は国境越えバスに
乗るために早朝出発したから、実質的にサイゴン見物は中一日しかなかったわけだけど、
夜のバイクツアーに行ったりして、けっこう精力的に動いたって気がする。これからおいおい
ご紹介していきます。もちろんカンボジアネタについちゃアンコール遺跡観光の話がたっぷり
残ってるし、タイネタもある。さらに今年行ってきた旅のネタ在庫もどっさり。

例によって時系列性を無視して書き散らかしていくことになるから、読む方はワケわかんなくなるかも
しれないけど、書き手にとってはネタの在庫が豊富にあるということは「持続可能なブログ」という
感じがして、何となく安心感があるのである(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2015-10-23 00:21 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)