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2015年 06月 12日

ふたたびウォンウィエンヤイ駅からオンボロ列車に乗る

さて、2013年暮れのバンコク避寒旅行に話を戻そう。つまり1年半前の話だが・・(笑)。

その半年前、2013年6月の旅行で、鉄道でメークロン市場に行ったあの面白すぎた日帰り旅行
あの時出発点になったのがタイ国鉄のウォンウィエンヤイ駅という、異様に発音しづらい駅だった。
それから半年後にまた行ったバンコクで、イ課長はある場所に行きたいがために、ふたたび
あの懐かしいウォンウィエンヤイ駅に向かった。あの列車に乗る必要があったのだ。

半年ぶりのウォンウィエンヤイ駅。
初めて行ったときは場所がわかんねぇでオロオロしたけど、今回は余裕ブッこき。
スカイトレインの駅から鼻歌気分であの懐かしきオンボロ駅に向かう。

おおーーーちっとも変ってないよ、駅の入口にはまったく見えないこの入口(笑)。
懐かしいなーウォンウィエンヤイ駅。相変わらずオンボロそうで何よりだぜ。
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この時は近場に行く予定だったから、メークロン行ったときみたいに早起きすることもなく
テキトウな時間に駅に行き、来た列車に乗りゃいいやっていう非常にいいかげんなスタンス。
心に余裕があるから、ホームの上に並ぶ屋台や露店を観察したくなる。

とにかくこのウォンウィエンヤイ駅って、ホームの上が食い物屋やら店舗やらであふれてる。
メークロンが「線路市場」だとすれば、ここはさしずめ「ホーム市場」とでもいったところか。
雑然・混沌とした東南アジアの駅って香りがプンプンしてて、めちゃくちゃ楽しい。
前回初めて来て、すっかり気に入ってしまったのである。

これはなんだろう・・?形状・色からすると焼きバナナ?
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こっちは何かの串焼きっぽい。
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さらにこっちは・・何だろうな?揚げ物屋か?ビンで材料をゴリゴリ平らに延ばしてる。
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こういう店だけじゃなく、もっと本格的な食堂スタイルの店もいっぱいあるんだよ。
これなんかもそう。シンガポールで食ったみたいに、客が好きなオカズを何種類か注文し、
あとは山盛りのゴハンがつくスタイルの食堂じゃないかと思うんだよね。こういうのが何軒もある。
この駅にメシ食いに来て、列車に乗らず帰る客もけっこういるんだろうな。
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ホームの反対側から見るとこんな感じ。
下に写った線路がなければ誰もこれを駅のホームだとは思うまい。普通の屋台街にしか見えない。
いやー、この駅はいつ来ても雰囲気サイコウだぜ。
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お?ネコが寄ってきた。
ネコ知恵を働かせて、まぶしくないようにイ課長の影に入ってグウタラしてやがる。
てめぇ~・・完全にオレを日除け代わりにしてるな?つまりトホ妻と同類ってことだな?(笑)
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てなこと言ってると、おおお来ました来ました。おなじみのおんぼろディーゼル車。
相変わらず波打つ線路をヨタヨタやってくる姿は何度見ても嬉しくて泣けてくるぜ。
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懐かしいオンボロ車両に乗り込む。
おいおい、ホームのないガワ、乗り降りする人のいないガワのドアまで開いてるぞ。閉めろって。
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開いてる理由はすぐわかった。壊れててドアが閉まらないのだ(笑)。
閉まらない以上、列車が動き始めてもドアは開きっぱなし。あーもう何たるポンコツさ加減。
走行中にドアが開きっぱなしなんて、日本的基準で考えればとんでもなく危険な車両だけど、
ここタイでは誰も気にしない。イ課長もこの路線のボロさに関してはだいぶ慣れたからあまり気にしない。
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しかし半年前に乗ったときは一応ドアが開いたり閉まったりしてたけどなー?
この時乗った車両が半年前に乗ったものと同じ車両かどうかはわからないけど、
半年前の車両よりだいぶ状態が劣化しているのは確かなようだ。

ドアが閉まらなくなってるくらいだから他にも不具合はヤマのようにあるんだろう。
このペースでポンコツ化が進行すれば、いずれ遠くない将来この車両は老衰で死ぬ(笑)。
海外鉄道ファンでまだコレに乗ったことがない方は、ぜひ車両の存命中に乗っていただきたい。

さて、この愛すべきオンボロ・ポンコツ列車に乗って、イ課長はドコに行こうというのであろうか?
話は次回に続くのである。

 
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by tohoiwanya | 2015-06-12 00:13 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(6)
2015年 04月 06日

スカイトレイン(BTS)に乗ってみよう

このネタが残ってた。
バンコクの地下鉄の話を書いたのに、スカイトレインについて書いてなかったじゃん。

イ課長はバンコクの高架鉄道を言うときに「スカイトレイン」という言い方を多用するけど、
ガイドブックなんかにはBTS(Bangkok Mass Transit System)って書かれる場合が多いと思う。
地元ではロットファイファーって呼ぶことが多いということは今Wikipediaを読んで初めて知った(笑)。

おそらくバンコクを訪れた外国人旅行客にとってスカイトレインは最も便利な都市交通だと思う。
地下鉄が1路線だけなのに対して2路線あって、まぁ「バンコクのどこでも」とまでは言えないけど
かなり行動範囲は広がる。ハノイじゃひたすら旧市街を徒歩で観光したけど、大都会バンコクでは
こういう交通機関の存在意義は重要。しかもバスやタクシーと違って渋滞なしってのがさらに重要。
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今回の旅行で初めて乗ったけど、乗り方はごく簡単だ。
こんな風に切符の自販機の横に路線図があるから、自分が行きたい駅(駅名は英語併記)を探して
その表示金額を確認し、自販機でその金額のボタンを押し、お金を入れる。ただそれだけ。
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切符はこんな感じのカード形式。イ課長の親指のツメの上に青い矢印がついてるから、この方向で
自動改札機に差し込むのだ。
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自動改札機はこんな感じ。この辺はバンコクであろうがフランクフルトであろうが大差なくて、
まず間違えることはない。乗る時は切符を入れるとすぐピュッと出てくるからそれを取る。
降りる時は切符を改札機に入れると戻ってこないから自分だけそのままゲートを出ればいい。
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高架鉄道だから、構造としては切符売場や改札は2階にあり、ホームはさらに上の3階。だから
切符を買った後さらに階段をのぼる。スカイトレインっつうだけあって高いところにあるのだ。
電車はわりと頻発してて、5〜6分間隔くらいじゃないかな?
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車内はモダンで清潔。今ドコを走ってるかっていうのもちゃんと電光表示される。
夜間であっても雰囲気は全然悪くなくて、安全な乗り物といっていいと思う。
暑い中歩き回った後に冷房の効いたスカイトレインに乗るとホッとしたもんだった。
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かくのごとく便利で安全で渋滞のないバンコクスカイトレイン。しかし弱点もないわけではない。
特にイ課長が不便だなぁと思ったのは、切符自販機で紙幣が使えないことだ。
小銭がない時は100バーツ紙幣をいちいち窓口でコインに両替してもらわないといけない。
係員もわかってるから、タイ語不要で何も言わず紙幣を出せば何も言わずコインに両替してくれる。
このコイン両替でけっこう並ぶことがある。
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両替して、さて切符を買おうかと思うと、自販機にまた長蛇の列ってことがあるから困ったもんだ。
特に夕方なんかは込み合う時間帯みたいで、両替と切符購入だけでけっこう時間がかかる。
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しかしそういった問題を差し引いても、やっぱり渋滞の心配なしにバンコク都心部を軽快に
移動できるメリットは極めて大きい。メークロン市場訪問の始点になったウォンウィエンヤイ駅も
このスカイトレインで近くまで行けたから簡単だったけど、もしスカイトレインがなければ
タクシーで行くしかなかったわけで、大変な違いだ。
 
実はこのスカイトレインはイ課長にとってちょっと思い出のある交通機関でもある。

1996年に出張で初めてバンコクを訪れたとき、シーロム通りでちょうどコレの建設中だったんだよ。
その時は「ここに高架鉄道ができりゃ、ちったぁ渋滞も緩和するかなぁ、でも完成は何年も先だろうから
オレが乗ることなんてないよなぁ・・」と思ったもんだった(開業は1999年だったらしい)。

あの出張から17年たってバンコクを再訪し、あの時建設中だったスカイトレインに乗り、17年前に
30代サラリーマンとして歩いたシーロム通りを高架の上から眺めた時はちょいと感慨深かったよ。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-06 00:03 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 03月 09日

メークロン市場に行く その4

魚屋や干物屋、その他モロモロの店の雑踏を抜けて歩いていくと、塔の上にヨットを乗せた
大きな建物があった。おお、あれが渡し舟の船着場に違いない。駅から徒歩せいぜい5分ってとこか。
わりとスンナリ見つかったぞ。複雑怪奇な旅程をまた一歩進んだぜ。
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さて、それじゃ渡し舟に乗るか。一応乗船券があるようだ。料金は3バーツ・・・つまり約10円。
ウォンウィエンヤイからマハーチャイまで1時間乗った鉄道のキップ代10バーツ(約30円)も安いが
この渡し舟代はさらに輪をかけて安い。今回の旅行で支払ったあらゆる交通費の中で最も安かった。
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渡し舟はこんな感じ。料金相応というか、小さいボロ船だけど、大して川幅があるわけじゃないし、
向こうに着くまでの間、沈まないでくれさえすりゃいいのだ。
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渡し舟はけっこう頻繁に出てるようで、2隻で行ったり来たりを繰返してるっぽい。
だから船着場で船が来るのを延々待つとか、そういうことはまずないと考えて大丈夫だと思う。
このボロ船、こうやってバイクに乗ったままの乗客も多かったから、一種のフェリーも兼ねているといえる。
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対岸は最初っから見えてるくらいだから、川を渡る所要時間はせいぜい5~6分ってとこじゃないかな?
しかし実に充実感にあふれた時間だったよ。いやーーーいい気分だ。
オンボロ列車の旅の前半を乗り切って、いまこうしてオンボロ渡し舟の旅。
バスや車でぴゅーんと来るだけじゃ味わえない東南アジア旅情をイ課長は満喫しておるぞ。
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てなことを考えてるうちに船は早くも対岸に着いた。
船着場からはこんな感じの廊下?が続いてる。さて、ここからバーンレムの駅まではどう行けばいいのか・・?
船着場→バーンレム駅に関しても地図がなくて道を知らなかったのだ。そうバカ遠いはずはないのだが。
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んおッ?やった。こんな看板がある。こっちに行きゃいいんだ。よし、方向さえわかれば大丈夫だ。
マハーチャイ駅を降りてから渡し舟に乗って対岸に来るまでは思いのほか順調だったなー。
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看板の矢印の方向にちんたら歩く。暑い。
フと空を見上げると(写真じゃ見えづらいが)、月が見える。ああ・・ホイアンで満月祭りに酔いしれてから
もう4日経ったんだなぁ・・・もう月もあんなに欠けたんだなぁ・・。
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テクテクと7〜8分も歩いたかな?ありました。線路です。バーンレム駅発見。難関また一つ突破。
ここまで辿りつけばこっちのモンだ。あとはメークロンまでスーパーローカル線に乗ればいいだけ。
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しかしこのバーンレム駅っつうのがまた・・・なんと言っていいのか・・・とにかくスヴァらしすぎる。
奥に一つ車両があるけど、あれは乗るべき列車じゃなくて、ただあそこに置いてあるだけ(らしい)。
もしかすると「燃えない粗大ゴミ」なのかもしれない(笑)。
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とりあえずキップを買う。料金はまた10バーツ。
駅のキップ売場はこんな感じで一応窓口らしくなってはいる。ワキの時計を見るとわかるけど、この時まだ
時刻は9時半。発車予定時刻は10時10分。のんびり待ってりゃいいや。
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こんな田舎駅からメークロンに行くモノズキもいないだろうと思ってたけど、他にも観光客が集まってきた。
なぜかドイツ人が多かったね。ドイツ野郎が二人、駅に来てキョロキョロしてたから、窓口を指差して
キップはあそこで買うんだよって教えてあげた。
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駅にはベンチがあるにはあるけど、冷房も何もない屋外、ただ屋根があって日陰ですってだけのシロモノだ。
暑くてしょうがない(例のライスパフェを食ったのはこの時)。
 
それにしても何というのどかすぎる駅だろうか。駅のホームがそのまま食堂になってて、おそらく
この食堂を経営する一家の住居にもなってるんだろう。まぁ一日4本しか列車が出ない駅だからねぇ・・。
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発車時刻の10時10分を過ぎ、20分を過ぎても列車はまだ来ない。
まぁウォンウィエンヤイ駅でも少し遅れたくらいだから、ここじゃ遅延なんて日常茶飯事なんだろう。
待ってりゃそのうち来るだろ・・と思っていたのだが、実はこれは砂糖菓子のように甘い考えだった。
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次回、イ課長は突然のピンチでイチかバチかの予定変更を迫られることになるのである。
タイ国鉄は甘くない。そしてメークロンまでの道もまたイージーではないのである。

 

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by tohoiwanya | 2015-03-09 00:05 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 03月 06日

メークロン市場に行く その3

タイの、のどかでオンボロな鉄道の旅。

列車はいわゆる「電車」ではない。電化されてないからディーゼル車。けっこう頻繁に停車するんだけど、
その駅がまた超トホホなたたずまいの駅ばっかり。これなんかはまだそれでも駅らしい駅といえる。
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これもたぶん駅だと思うんだけど、民家の軒先に停車してるようにしか見えない。
しかも床は木を並べただけ。なんというショボさ加減。東南アジアローカル線の旅はこうでなくちゃ。
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こんなおんぼろローカル線でも検札はある。車掌に切符を出すと真ん中で折って、折り目のところに
チョキンとハサミを入れる。だから広げるとこんな感じで真ん中に左右対称の穴があくことになる。
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元々そんなに混んでなかったけど、バンコクから遠ざかるにつれて乗客はどんどん減っていく。
みんな大体こんな感じのリラックスポーズになってガタガタ揺れるオンボロ列車に乗ってる。
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まぁ郷に入れば郷に従えという。イ課長も現地の人に混じって裸足の足を投げ出そうか。
終点近くになると車内はガラ空きで、人気観光スポット・メークロン市場に行く外人観光客の姿も全くない。
前にも書いたように大体の観光客はこんなオンボロ列車じゃなく、早くてラクな車かバスで行くんだと思う。
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しかし海外鉄道ファン、旅のプロセス重視の人、さらにイ課長みたいに物好きな人には断然鉄道がお勧め。
何せ「波打つ線路」を走るわけだから、列車はそんなにスピード出せない。いかにも東南アジアらしい
水上家屋なんかの車窓風景を見ながらガタピシ・のんびり走るオンボロ列車の旅。いやもう最高です。
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考えてみたら、1996年に出張で東南アジア数カ国(インドネシア・タイ・フィリピン)をまわった時は
マニラのMRT、つまり都市交通をちょっと利用したくらいで、こういう純粋鉄道は1回も乗らなかった。
17年ぶりに東南アジアに来た今回の旅行でもベトナムじゃ乗らなかった。つまりこのオンボロ鉄道の旅は
イ課長が生まれて初めて東南アジアの鉄道に乗った機会と言っていいわけだ。
雑然としたボロい駅、ボロい列車、そして車窓風景。そりゃ最高だと言いたくもなるわな。

だんだん風景が田舎臭くなってきたかと思うと、時々こんな金ぴかのワット(お寺)がある。
土地代が安い郊外に新しい宗教施設を作るというのはどこの国でもよくある話だ。
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そんな車窓風景に見とれてるうちに、列車はようやく終点・マハーチャイの駅に着いた。
これで鉄道の旅はいったん終了して、次はターチーン川をわたる“船の旅”になるわけだ。

しっかしまぁ、このマハーチャイの駅も相当スゴいよこれ。
駅が市場、もしくは市場が駅。「線路市場」という領域に十分片足くらいは突っ込んでる。
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駅を出るとあたりは「東南アジアの雑踏」を絵に描いたようなワヤワヤした光景が広がっている。
東南アジアの雑踏を行く孤独な旅行者であるオレ・・というとカッコよさげだけど、実はこの時
イ課長は渡し舟乗り場までの道がわかってなくて、心は不安に閉ざされていたんだよ。
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しかしこのマハーチャイって町、川っぺりにあるだけあって魚介系の店が多いね。これはカニ屋か。
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こっちは干物屋さんかな?東南アジアに来て、イ課長は自分の「市場好き」を再認識したんだけど、
そう考えると「市場好き」とか「線路長屋好き」とか、この旅行は自己再発見の多い旅だったぜ(笑)。
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例によって後で調べたところによると、このマハーチャイという街、別名サムットサーコーンともいって
ターチーン川の河口にある漁港の街なんだってね。だから魚屋さんが多いのも当然なのだ。
昔は中国人が多く住んでたらしいけど、最近は水産加工に出稼ぎに来てるミャンマー人が多いらしい。

しかしそんな街の知識はいいのだ。当面は渡し船乗り場を発見することの方が重要だ。
たぶんコッチじゃないかなぁ?という根拠のない根拠を頼りに、町の写真を撮りながらフラフラと
東南アジアの雑踏に飲み込まれていくイ課長なのでありました(つづく)。
 
 
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by tohoiwanya | 2015-03-06 00:08 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(4)
2015年 03月 04日

メークロン市場に行く その2

車でパーッと行ってしまえばメークロン市場観光は「珍しい線路市場を見た」で終わる。しかし
鉄道ルートだと、心細さと不安と面白さとオドロキに満ちたその行程自体が忘れ難いものになる。
あの時のことならイ課長はいくらでも思い出せるし、いくらでも書けるよ。面白かったなぁ~。

さて、スカイトレインのウォンウィエンヤイ駅からタイ国鉄ウォンウィエンヤイ駅までの徒歩移動。一応地図はある。
途中大きな通りを渡ったりして「こっちの方にあるはず」という方向に進む。方向を間違えてはいないはずだ。

しかしわからない。まだなのか、もう通り過ぎたのかもわからない。発見しづらい駅と覚悟はしていたが・・
朝早くて人通りも少ないけど、誰かに聞こう。歩道に立ってたお兄さんに「鉄道の駅はドコデスカ?」って
聞くと指さして教えてくれた。ははぁ・・もうちょっと先なの?もうすぐ近くまで来てるはずなんだが・・・

うーーわッ!!これ?これかい?!発音しづらい上に発見しづらいウィンウィエンヤイ駅、きっとこれだよ。
確かにこれは駅の入口には見えないべさーー。小屋だべさーー。いやもう呆れるやら感動するやら・・。
さっそく駅のホームに向かうべく、この怪しげな小屋の中に入る。
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おおお、中には人がいっぱいいる。駅だよ、間違いない。
タイ国鉄のウォンウィエンヤイ駅に着きました。まず最初の関門を突破できたぞ。
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さっそくキップを買おう。ホーム中ほどにソレらしき窓口がある。次の列車が出る7:40って表示もある。
「マハーチャイ、ワン」と言うと切符はすんなり買えた。料金は10バーツ=30円。ひぃーー安すぎる。
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この国鉄ウォンウィエンヤイ駅ってのがまた・・・駅そのものが半分市場みたいで、いろんな露店がホームの上で
いろんな食い物を売ってる。朝だから、お坊さんたちの托鉢の光景もあちこちで見られる。
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こないだ紹介した、あのフワランポーン駅と比べて何という違い。異次元的な落差。
とても同じ国の、同じ鉄道会社の駅とは思えない。しかしこの圧倒的にボロくて猥雑な感じが
逆にこたえられません。東南アジア鉄道の旅、サイコウですね。
 
駅は線路が1本だけの単線ホーム。しかも行き止まり式。
今、ホームに列車がないということは、もうすぐ反対側から列車がやってくるんだろう。それ以外あり得ない。
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ってことはつまりその・・こっ・・・この線路を走ってくるわけ・・だよな?
これは廃線の跡ではない。現役の線路なのである。しかしこの線路・・・波打ってないか?(笑)
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発車時刻の7:40になった。しかしまだ列車は現れない。
まぁここはタイだ。5分や10分の遅れは珍しくないんだろうし、こっちもその辺はある程度織り込んで
時間に余裕を持たせてる。気長に待つとしましょうかね。

うおっと来た!列車が来ました。おお、おおおなんということだ。
イ課長もこれまで海外でいろいろ鉄道を利用してきたけど、列車が出現しただけでこんなに感動したことはない。
とにかく線路が波打ってるくらいだから、遠くから見てても列車が左右にユラユラ揺れてるのがわかる(笑)。
この写真だと少し左にカシイでるよね。なんたるボロさ。コレに乗るのか、うひゃひゃ・・・。
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これに乗ればとりあえずマハーチャイまでは行ける。よしよし。旅程は順調に進んでおるぞ。
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列車の内部はこんな感じ。これ・・・もしかすると日本で使われた車両の中古品じゃないかな?
ほら、つり革とか扇風機の感じなんかが何となく日本製っぽいでしょ?どこで使われてたんだろうか?
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あとで調べたら、この路線を走ってる車両はNKF型っていうらしい。このNKFっていうのは
「日本車輌+近畿車両+富士重工」の頭文字を合わせたものなんだとか。やっぱ日本製だったんだ。
 
しかし車体は手ひどくボロい。いよいよ発車すると例の波打つ線路をヨロヨロと走るから車両は上下左右に
かなり揺れるんだけど、このドア上の板なんてネジが抜けてるせいか固定されてない。車体が揺れるたびに
バッタンバッタンと騒々しい音をたてやがる。
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さて、これから約1時間、タイのおんぼろローカル線でマハーチャイまでの旅を楽しもうじゃないの。
いよいよ面白くなってきたぞ〜(つづく)。

 

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by tohoiwanya | 2015-03-04 00:01 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2015年 03月 02日

メークロン市場に行く その1

さぁ~て、それではいよいよ2013年6月のベトナム・タイ旅行における超大ネタ、
メークロン市場訪問記に着手しようじゃねぇか。

これは確実に続きものになる。メークロン市場そのものも面白いんだけど、そこに行くまでの
道のりがまさに東南アジアの旅の醍醐味って感じで面白くてしょうがなかったんだよ。

まずメークロン市場について簡単に説明しておきたい。
その信じ難い立地条件のためにタイの衝撃的観光スポットとしてすっかり有名になったメークロン市場。
いわく「線路市場」「傘閉じ市場」「世界で最も危険な市場」・・キャッチフレーズも多い。
下の市場の写真、線路が写ってるけど、わかる?
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これは線路の遺構なのではない。現役の線路なのだ。この線路を実際に列車が通るのだ。それによって
冗談としか思えないような、あり得べからざる光景が現出するわけで、まぁこの動画でもご覧頂きたい。
メークロン市場に関しちゃたくさんの動画がアップされている。
 

イ課長がメークロン市場の存在を初めて知ったのは、たぶん2010年だったと思う。
ちょうど台湾の十分で線路長屋を堪能したあとで、世界にはもっとスサマジい場所があるんだってのを
たまたま知ったのだ。初めて動画でそのサマを見たときはそりゃーイ課長もブッたまげたさ。

すでにカミングアウト?したように、イ課長は線路長屋というのが本能的に好きらしい。
17年ぶりにタイに行くことになり、メークロン市場がバンコクから日帰り圏にあることを知ってからは、
仕事も忘れてここに行くための情報収集に没頭した(笑)。

オプショナルツアーも多いから、メークロン市場に行く観光客の大半は車かバスで行くはずだ。
その方が早いし確実なのは間違いない。しかしイ課長は少なくとも行きだけは何が何でも鉄道で行きたかった。
なぜなら車より鉄道で行く方が圧倒的に面白そうだったからだ。その旅程をザッと整理すると・・・

①まずホテル近くの駅からスカイトレインに乗ってバンコクの西の方まで行く。ここまでは簡単。
②そこから歩いて、超発音しづらい&超発見しづらいタイ国鉄のオンボロ駅をなんとか発見する。
③そのオンボロ駅からオンボロ鉄道に乗ってターチーン川手前の終点まで行く。この先はない。なぜなら
 鉄橋がないからで、鉄橋がなければ鉄道は川の向こうには行けない。
④じゃ、どうするのか?ターチーン川を渡し船で渡河するのである。
⑤対岸に着いたら超オンボロ始発駅に行き、超オンボロ鉄道でメークロンまで行く。

この最後の「超オンボロ鉄道」こそ市場の真ん中を突っ切るあの列車に他ならないのだ。

旅程はやたら面倒で難しそうだけど、めちゃくちゃ面白そうではないか!渡し舟だよ?渡し舟。
そして最後はモーゼの海割れのように市場に突入・・なななな何て面白そうなんだ!!
往路は何としても鉄道+渡し舟で行く。こんな面白そうなルートを捨てて車でパーッと行っちゃうなんてつまらぬ!

苦労してタイ国鉄の鉄道ダイヤをネットで調べた。まず発音&発見しづらいウォンウィエンヤイ駅(言えた?)から
川の手前のマハーチャイ駅までの路線だ。ふむ、大体1時間に1本ってところか。所要時間もほぼ1時間だ。
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対岸のバーンレム駅からメークロンまでのダイヤはこう。1日に4本っつうんだから恐るべき本数の少なさだ。
ともに2013年6月のダイヤである(まぁこの本数だし、現在も大して変わってるとは思えないが)。
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これだけ本数が少ないとバーンレム駅10:10発、メークロン着11:10の列車以外に選択肢はない。
問題はマハーチャイからバーンレムまでの渡河+乗り換えだ。どのくらいかかるんだ?安全策をとって1時間の余裕を
もたせるとすると、マハーチャイに9時頃には着いていたい。ってことはウォンウィエンヤイ駅7:40発の電車に乗らにゃ。

さらにホテル最寄駅からのスカイトレイン乗車時間、発見しづらいウォンウィエンヤイ駅が見つからないリスク等々を
慎重に検討し、イ課長は6時半にホテルを出ることにした。当然朝メシ抜きである。
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2013年6月28日。メークロンまでの長く険しい旅の始まりは早朝のスカイトレイン・アソーク駅から始まった。
平日だけど、朝早いせいか乗客もマバラ。
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アソーク駅からウォンウィエンヤイ駅まで乗り換え含めて11駅。20分くらいだったかなぁ。ま、ここまでは何の心配も
リスクもない都市交通による移動。ここまではいい。ここからが徐々に難しくなってくる。

国鉄のウォンウィエンヤイ駅まで歩いて移動しないといけない。地図だと徒歩10~15分くらいと推定された。
問題は歩く距離ではない。この駅を発見できるかどうかだ。事前に調べた感じじゃとにかく「駅に見えない駅」で
すんなり見つけられる自信が全くなかった。しかし最初っからつまづくようじゃ先が思いやられる。
発見しづらい駅を発見すべく、決然と歩き始めるイ課長なのであった(当然つづく)。


 

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by tohoiwanya | 2015-03-02 00:09 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)
2014年 12月 22日

ヒースロー・エクスプレスに乗ろう

この際だからイギリスの鉄道ネタを続けよう。
といっても、今回は長距離ではない。ロンドンのパディントン駅とヒースロー空港を約15分という
ドえらい早さで結ぶヒースロー・エクスプレス。

イ課長はロンドン市街からヒースロー空港までの鉄道移動を二十数年前に一度やったことがある。
はるか白亜紀の昔、トホ妻と行った新婚旅行の時で、地下鉄を使ったんだけどずいぶん時間が
かかった記憶があるから「ヒースローって遠い」っていうイメージが強かった。
(いま調べたら、地下鉄ピカデリー線のピカデリー駅からヒースローまで50分くらいかかるらしい)

それが15分!夢のようなスピードではないか。
イ課長はロンドン出張では2回ともパディントン駅近くのホテルをとったんだけど、その理由として
帰国の時にヒースロー・エクスプレスを利用しやすい駅だからというのも大きかった。

それでは出張が終わったイ課長と一緒に、パディントン駅からヒースロー空港に向かいましょう。
ロンドンにたくさんある長距離線ターミナル駅の中でもパディントン駅って前にも書いたように
内部はなかなか風格があって好き。でも外観はややショッピングモールっぽい(笑)。
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まず何より重要な切符購入。
パディントン駅構内をキョロキョロ探してると、こんな紫色の看板の専用チケット売り場がある。
これはヒースロー・エクスプレス専用切符売り場だから、駅名の発音に気を使う必要もなく
「ワン チケット」と言ってお金を払えばいい。料金は当時20ポンドだった。
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切符はネット予約もできる。でもイ課長は当日駅で切符を買う方を選んだ。
何せ15分おきに頻発してるヒースロー・エクスプレスだから、どの列車に乗るかあんまり早く決めとく
必要もないだろうと思ったのだ。

切符はこれね。
ネット予約した場合どうなるのかわからないけど、当日駅買った切符には「3日間有効」と書いてある。
日本のスカイライナーの予約なんかだと、何月何日何時発のスカイライナー●号みたいに、乗るべき列車が
厳密に決まってるから、その列車を逃すと新しく切符を買わないといけない(んだと思う)。
ちょっとした予定変更にもビクビクしないといかん。
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この切符を見る限り、ヒースロー・エクスプレスは発券後3日間ならどの列車に乗ってもいいわけだ。
パディントン駅で切符を買ったイ課長は、すぐに行きたければ「次に発車するヤツ」に乗ることもできるし
ちょっと買物してって、2本くらい後の列車に乗ることもできる。このくらい融通が利いた方が利用者は助かる。

イ課長は寄り道すべきところもないから直近の列車に乗った。以前も乗ったけど宇宙船チックな車体だ。
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「どの列車にも乗れる」ということは、逆に言うと指定席ではないということになる。
キモチ早めに乗車して、好みの席を確保しましょう。空港専用列車だけあって立派な荷物置き場が
あるけど、混んでる時はこの荷物置き場確保の競争率も高くなるはずだからね。
もっとも、この時はけっこう空いてたが。
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あとはヒースロー空港までアッという間だ。エクスプレスだと途中停車駅はない。
ただ、注意すべきは成田と同じように空港には駅が複数あって、ターミナル5(主に大英帝国航空)を
利用する人はヒースロー・セントラル駅(ターミナル1・2・3用)ではなく、ターミナル5駅まで乗る必要がある。
さらにターミナル4駅っていうのもあるみたいだけど、エクスプレスは停車しないようで、ターミナル4に
行きたい人は「セントラル」駅でシャトルっていうのにまた乗り換える必要があるらしい。この辺が難しい。
日本人旅行者ならセントラル(JALとかANA)か、ターミナル5(英国航空)利用者が大多数だとは思うが。

ちなみに「空港まで15分」っていうのはセントラル駅利用の場合で、ターミナル5駅まで行く場合は
もう5分くらいかかる。ま、大きな違いではないが。

切符代が20ポンド(現在は21ポンドらしい)つまり3,000円以上する。けっこう高い。
しかし空港まで15分という早さには代え難い。どうせ出張だ。交通費は会社が払うのだ(笑)。

出張じゃないよ、少しでもお金を浮かせたい貧乏旅行だよ、という人は上にも書いたように地下鉄がある。
50分かかるけど、料金は6ポンド弱らしいし。

世界有数の混雑空港として名高いロンドン・ヒースロー空港。
しかしさすがは大都市ロンドンだけあって、市街から空港までのアクセスにもリッチ層向けから
プア層向けまで、いろいろ選択肢があるようだ。こういうところ、さすが階級社会が色濃く残る
大英帝国というべきか。
 
  
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by tohoiwanya | 2014-12-22 01:04 | 2013.02 欧州出張 | Comments(4)
2014年 12月 19日

キングストン・アポン・ハルまで鉄道の旅

東南アジアネタの間に時々挟もうと思って、昨年の欧州出張の時の話を少しだけ残してた。
しかしもうすぐ「一昨年の欧州出張の時の話」になっちまう。さすがにマズい。

というわけで、ロンドンからキングストン・アポン・ハルに行った話をサラリと書こう。
やたら長い地名だけど、普通はただ「ハル」って言うことが多いはずで、以下「ハル」と書く。
言っとくけど、大して内容のある記事じゃない(笑)。

ロンドンからハルまでは電車でたしか2時間半くらいかかった。
キングス・クロス駅から、隣のセントパンクラス駅の時計台を眺めるのも何度目だろう?しかも
時刻はクソ寒い朝の7時。楽しい東南アジア旅行を経て、今こうしてあの出張を思い返すと、
海外出張ってつくづく楽しくねぇなぁと改めて思う。
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駅構内の売店で買った朝メシはこれ。これを駅のベンチに座って食う。みじめなもんだ。
海外出張なんてこんなモンなのだ。
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ハル行きは7:22発の予定だけど、7:19:55になってもまだ列車はカゲも形も見えない(笑)。
結局定時より少し遅れて到着し、少し遅れて発車した。ま、イギリス鉄道業界においては
この程度の遅延、遅延のうちに入らないんだろう。
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車窓風景は寒々したイギリスの原っぱばっかり。何も見るべきものはない。
つまらないことはなはだしい。
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座席は「QUIET COACH(静寂車両とでもいうか・・)」だった。ここ、タバコや携帯はもちろん、
iPodも使っちゃいけないんだねぇ。イヤホンの音モレがイカンってことなんだろうな。
車窓風景はつまらない、車内でiPodも聞けない・・退屈な旅だぜ。
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ハルという街、イ課長も全然知らなかったけど、海みたいに広い川幅をもつハンバー川の
河口近くにある街なのだ。だからハルに近づくと線路のすぐ近くにハンバー川が見えてくる。

ハル到着が近づくと、この鉄道の旅で「ちょっと実物見たいな」と思っていた唯一のものが
見えるはずだ。まだかな?そろそろ見えるんじゃないか?

おーーー見えた、見えましたハンバーブリッジ。この橋を見たかった。
これ、吊り橋屋さん・・というか、吊り橋業界?ではけっこう有名な橋で、中央の柱と柱の間、
つまり中央支間長が1,410mという長さ。これは明石海峡大橋ができるまでは世界一の長さだった。
調べたところ、現在でも世界第5位らしい。確かに長いよねーーー。
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ハルで見たかったものといえばこれだけ。街自体はまったくもってつまらない。
仕事の面談内容は非常に実り多いものだったけど、旅行ネタとして書くことはないのだ。

まぁ駅の写真でも載せておくか。ハル駅ってこんな感じ。
カマボコドームの屋根を持った、典型的な欧州の行き止まり型の駅といえる。小さいけどね。
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ハルでの面談が終り、メシを食い、さてまた鉄道に2時間半ゆられてロンドンに戻らにゃ。
今度は反対側からハンバーブリッジを見ることになるから、カメラを構えて近くから撮ろうと思ったけど
いざ近づくと手前の木がじゃまでよく見えぬ。ばかたれ。
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あとはロンドンまで再び退屈な鉄道の旅。窓の外はハンバー川とイギリスの原っぱだけ。
雲間からさしこむ太陽の光もどこか弱々しくて、風景は相変わらず寒々しい。
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そして、ようやくキングス・クロス駅に戻ってきました。朝7時に出て、もう夕方6時だ。
一日かけてロンドンからハルまで鉄道で往復し、現地の有識者と面談してきたという、
面白くも何ともない欧州出張の一日がこうして暮れていくのでありました。
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東南アジア旅行記に比べると、ただ「行って、帰ってきました」ってだけの、何の感慨もない記事。
ま、海外出張なんてね、こんな感じの、つまらない日々の連続なわけですよ結局は。けっ。


 
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by tohoiwanya | 2014-12-19 00:02 | 2013.02 欧州出張 | Comments(6)
2014年 07月 15日

ゲントの市電

ゲントの話を続ける。といっても1年5ヶ月前の話だが(笑)。

ゲントって中世以来の歴史を誇る、由緒ある街だ。そういう街が大抵そうであるようにゲントも
観光面での見どころの多くは旧市街に集まっている。しかし到着したセントピータース駅から旧市街って
ちょっと遠いんだよね。ましてや雪の日だから歩いて行くなんて論外。そこで市電ということになる。

ゲントの市電。ブリュッセルあたりならともかく、ゲントの市電情報なんて知りたいニーズがあるとも
あまり思えないけど、せっかく写真もあるから一応お伝えしておこう。

駅から旧市街に行くには「1番」っていう路線に乗る。おそらく1番以外にも旧市街まで行く路線は
いくつかあるはずだけど、寒いから詳しいことはよくわからない(ヲイヲイ)。とにかくイ課長は
1番の市電に乗ったのだ。
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切符はこんな。欧州の多くの公共交通機関がそうであるように、ここもカード方式。
ちなみに、切符は停留所にある自動販売機で買った。
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この切符を車内にある黄色い機械に挿し込んでガチャンと日時を印字してもらう。
こういうところは大体欧州共通のやり方だし、なんとなく察しがつくよね。
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裏側に印字してもらうとこんな感じ。(おそらく)最低区間運賃が1.2ユーロだったんだと思う。
この頃はまだ主要なモノの値段をメモに残してなかったから(東南アジア旅行の時はけっこう残した)、
こういう写真を撮っておくと後で料金が確認できる。
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車内はこんな感じ。低床式のモダンな車体だ。
出入り口近くで二人の東洋人が地図を見ながら何か一生懸命話し合ってたけどよく聞こえなかった。
日本人じゃなさそうだったから、中国人かなぁ?韓国人かな?
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実はイ課長自身もどこで降りりゃいいのかよくわからなかったんだけど、教会の高い塔が近い停留所で
けっこうみんながゾロゾロ降りたから、きっとここが旧市街に違いないと思ってイ課長も降りた。

ううううううううう・・・外は寒い、寒すぎる。雪もぜんぜんやまない。
見たまえ、この寒々しい市電風景を。こういうの見れば、いま7月の日本で蒸し暑いだナンだと
コボしてる自分がこの上なく幸せに思えてくるでしょう?(笑)
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この辺が旧市街の街の中心だろうな、たぶん。旧市街はそんなに広大じゃないから、あとは徒歩で観光だ。
雪の中じゃかえってツラいけど徒歩観光でいくしかない。


しかしそれにしても歩いてる人が少ないね・・

    ・・・・・いや少ないというより、人がいないね・・・
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         ・・・人が・・ぜんぜんいない・・・ひとりもいないね・・
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クソ寒い雪の日曜の午前中。こんな時にゲント観光しようなんてモノズキは少ないよなぁ、そりゃ。
イ課長だって、これが「出張中唯一のフリーな日」でさえなければ、暖かいホテルの部屋で
ゴロゴロしていたかったさ。しかしここまで人が少ないとは思わなかったなぁ。

まぁいい。来てしまったのだ。来てしまった以上は寒さに負けずに町を観光しようではないか。
というわけで、雪化粧で美しいけど異常なほど人影のないゲント旧市街。次回更新でさらにご紹介します。


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by tohoiwanya | 2014-07-15 09:56 | 2013.02 欧州出張 | Comments(0)
2014年 05月 16日

バンコクの地下鉄(MRT)に乗ってみよう

外人旅行者がバンコク市内を移動する時に使う公共交通機関となりゃ、主にスカイトレイン(BTS)と
地下鉄(MRT)を使うことになる。タクシーも安いけど渋滞の激しいバンコクじゃ使い勝手悪いし、
バスは渋滞問題に加えて路線が複雑でよくわからん。そうなると頼りはスカイトレインと地下鉄で、
イ課長もよく乗った。本日はそのうちの地下鉄の方をご紹介しよう。

バンコクの地下鉄。いまある路線は(はい、音読しましょう)チャルームラチャモンコン線だけで、
これは2004年に開通したらしい。まだ新しいんだよ。ちなみに、東南アジアで地下鉄がある都市は
バンコクで4つ目で、現在のところこれが一番新しいようだ。(あとの3つ、わかる?)

それでは東南アジアで最も最近開通した(いずれ、ジャカルタで新地下鉄が開通するらしい)
ピカピカの地下鉄に乗ってみましょう。

まず最初のハードル、それはどこに国でも切符購入なのである。
自販機で買うわけだけど、タイ語表示じゃガイジンには手も足も出ないから、タッチパネル右上の
English を押して英語表示に変えるところから始めましょう。
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はい変わった。自分がいまいる駅は赤丸で表示されてるから、自分が行きたい駅名を探して、
画面を押せばいい。東京みたいに路線が多いと、まず行きたい駅が「いくら区間」なのかを
確認してから買う必要があるけど、路線が少ないと、こういうところはシンプルで助かる。
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お金を入れると黒いトークンが出てくる(むろん、お釣りも)。
改札に入る時は改札機このトークンを「触れさせる」だけ。改札を出る時は機械の穴に入れる。
だから乗ってる間はトークンを持ってることになる。なくさないようにね。下の写真を参照されたい。
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さぁホームまで来たぞ。イ課長が見た限りでは駅はぜんぶホームドアつきで、東京の南北線みたい。
歴史がないぶん、モダンで非常にきれいだ。
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新しい地下鉄だけあって車内もキレイ。もちろん車内はエアコンつきで涼しい。
車内テレビモニターなんかもあったりして、これまた非常にモダンだ。
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この地下鉄、日本の円借款で作られたそうで、ファランポーン駅にはこんなプレートも貼ってある。
バンコクは車の渋滞がひどいから、こういう都市鉄道インフラの整備は重要だと思うよ。
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・・と、ここまで読むとバンコク・メトロは東京の地下鉄と大差ないように見える。
安全で、快適でたいへん結構だ。しかし、東京と同じっていうだけだとしたら、ちょっとつまらない。
だがご安心あれ。バンコク・メトロはちゃんと「バンコクならでは」っていうモノ、ガイジン旅行者に
「おおっ」と思わせるモノも見せてくれる。

まず重要なのが、自販機で切符(トークン)を買うのに異常に時間がかかるということだ。
操作が複雑だからではない。切符を買いたい人の行列がスゴいからだ。特にスクンビットみたいに
利用者の多い駅だとこんな状態だっつうんだから、そりゃ時間もかかるわな。
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約束の時間が決まってて、しかも利用者の多い駅から地下鉄に乗るときは、乗車時間に加えて
「切符購入時間」も考慮すべきだ。これがマイナー駅だとガラ空きなんだけどねぇ。

あと、地下鉄駅に入るためにセキュリティチェックでゲートをくぐるのもお忘れなく。こういうところは
デリー・メトロと一緒だ。カバンの中にカメラが入ってる程度じゃ引っ掛からないから大丈夫。
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「地下鉄べからず集」にもお国柄が出る。禁煙とか、危険物持ち込み禁止なんて当たり前のことに加えて
風船もダメ、ペットもダメ、飲食ダメ、いろいろダメなものが多い。

その中でも東南アジアならではなのがこの「ドリアン禁止」だ。ちゃんとあるんだねぇ。
ドリアンの匂いってイマイチよく知らないんだけど、悲惨な「地下鉄ドリアン事件」発生防止のためには
とにかく禁止しとけってことなんだろう。
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あと、車内表示で面白かったのは何といってもこれ。
「席をゆずってあげましょう」の対象としてお年寄りや妊婦があるのは当然としても、だよ?
お坊さんも対象になってるのにはびっくり。仏教国タイならではの乗車ルール。これは面白い。
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2駅分乗って22バーツ=70円弱くらいだったから料金的には安いし、涼しくて快適だし、
切符を買うのに並ぶ以外は早いし、スカイトレインと並んでバンコク市内観光には欠かせない足だ。
もうちょっと路線が増えたり、伸びたりしてくれると旅行者としてはさらに助かるんだけどなぁ。




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by tohoiwanya | 2014-05-16 00:36 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(2)