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2017年 04月 28日

コッツウォルズ地方をめぐる【総括編】

トホ妻の話によると、英国のコッツウォルズ地方とか湖水地方って、もうだいぶ前に
女性誌等でだいぶもてはやされたらしいね。湖水地方っつうたらピーターラビット
ゆかりの地でもある。その影響でツアーに参加する人も(特に女性には)多いのかも。

でも実際に一日バスに揺られてコッツウォルズ地方の美しき村や町をあちこち回ってると、
ツアーの内情みたいなものが多少わかってくる。要するに「ああ、そういうことなんだな」と
察しがつく部分があるんだよ。

本日はその辺について整理してみたい。
いわばコッツウォルズ・ツアーに参加してみての所感というか、考察とでもいうか。
これからコッツウォルズに行こうと思っている方の参考になるかもしれない。
どんな考察かって?たとえばだよ?

①なぜこの4つが訪問地になったの?
まず素朴な疑問はコレだよね。何でこの4つが?
キレイだから、有名だから、その他理由はいろいろあるだろう。しかし実際参加してみると
この4つの村が選ばれた決定的理由がわかってくる。それは何かというとズバリ、
大型バスが停められる場所があるということだ。
 
なにせバスの数は1台や2台じゃないからね。日本人向けツアーだけでも毎日複数あるし、
他国の観光客もバスを使う。駐車場のない村じゃムリなんだよ。逆に広い駐車場がある村には
各国の観光客を乗せた大型バスがすげーたくさん集中する。
(下の写真はボートン・オン・ザ・ウォーターの駐車場。ここが一番広かったと思う)
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レンタカーとかで行くならまた話は変わってくるだろうけど、それでもバイブリーみたいな
有名どころは路上駐車の車だらけ(笑)。なんだかなーーー。
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コッツウォルズツアーの行き先は「その村がキレイかどうか」と同じくらい「その村に
ツアーバスが停められるかどうか」が重要な判断要素。これはまず間違いない。

②じゃ、実はほかにもキレイな村があるの?
4か所しか行ってないわけだから印象で答えるしかないけど、たぶんあると思う。
バスで走ってるとわかるんだよ。車窓から外を見てるとライムストーンの屋根が連なった、
こじんまりしてキレイそうな、小さな村って感じの場所を何度か見かける。

そういうの見るたびに「ああいう村、どんな感じなんだろ?」と思うわけなんだけど、
バスは通り過ぎてしまうので確認することはできない。しかし今にして思えば、それがどんなに
美しい村であっても、バスが停められなきゃ素通りするしかない。
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③他のツアーも全部同じ町に行くの?

これは確認してないのでわからないけど、おそらくどんなツアーでもバイブリーは必ず行くはずだ。
あそこは確かに観光客がイメージするコッツウォルズそのものって感じの田園の村で美しいし、
何といってもバスが停められるからね。一方、ボートン・オン・ザ・ウォーターは大きい町で
飲食店も多いから、昼飯どきはあの町で長めの自由時間をとるツアーが多いはず。
(下の写真はイ課長たちが簡易メシを買ったパン屋)
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④結論として行く価値はある?
「英国の田園」「ライムストーンの家」といったものに対する好み&思い入れの問題もあるから
一概にはナンとも言えないが、イ課長は4つめのブロードウェーではちょっと疲れた(笑)。

それを見透かしたように、最後にロンドンに戻るバスの中でガイドさん(現地の日本人女性)が
こう言った。「みなさんいかがでしたか?疲れましたかー?飽きましたかー?

個人的には、訪問地はバイブリー+2か所でもいいんじゃないかと思う。朝8時半にビクトリア駅に
集合して、同じビクトリア駅に戻ってきたのが・・6時頃だったかな?(よく覚えてないスマヌ)
バスや車にゆられ続ける一日ツアーってやっぱ疲れるよね。もう少し早く帰れると嬉しい。
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帰路、また地下鉄サークル線が止まってやがったので、すげー遠回りのハマースミス駅経由で
パディントン駅まで戻り、メシを食い、ホテルに戻った時は正直クタクタでござんしたよ、ええ。
例によって先を争うように寝床に入った我々でござんしたよ。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-28 00:31 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 04月 26日

コッツウォルズ地方をめぐる【ブロードウェー編】

最後の村はブロードウェーというところです。N.Y.の劇場街とは関係ありません。
その名の通り、広々した道路+歩道がだぁーーんとあるきれいな町だった。
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しかしイ課長も今日一日だけでキレイな町だの村だの田園だの、散々見てきたからね。
目が慣れてきて、このくらいのキレイさなら驚かなくなる(笑)。

この町にもライムストーンの家はある。でも鬱蒼たる緑に包まれたバイブリーと違って、
建てられた年代もやや新しそうでモダンに見える。その分「おとぎ話のような」的雰囲気は
やや希薄になって、現実にヒトが住んでる家って感じだ。
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この町でも自由時間は40分くらいじゃなかったかな?
まぁブラブラと散歩しましょう。暑い日ではなかったけど、トホ妻はこの町でアイスクリーム購入。
このアイス売りのお姉さん、かわいいね。
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トホ妻がベンチに座ってアイスを食ってるワキで、しばらくイ課長も休んだ。さすがに疲れたぜ。
向こうでも地元の子供たちがアイス食ってる。のどかだなぁ。この写真は前に載せたよね。
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アイス食ったあとはまた散歩。このツアーでは到着地ですることは散歩以外はあまりない(笑)。
今日一日ですっかり見慣れたライムストーンの蜂蜜色の屋根と石壁の家が多いのはもちろんだけど、
こんな異彩を放つ家もある。これは・・・藁葺き屋根か?壁はコゲ茶のレンガかな?
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ほぉ、こんな渡り廊下もあるよ。路地の上の渡り廊下ってなんかヨーロッパっぽくて好きな風景だ。
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そんなことをしてるうちにそろそろ集合時間。
他の町では駐車してあるバスに戻ればよかったけど、この町では指定されたパブの前の歩道で
待ってるとバスが来るという方式。「馬と猟犬」なんてパブの看板はいかにも英国らしい。
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うわ、看板じゃなく本物の馬もいるじゃねぇか。
バイブリーに比べるとずいぶん町らしい町だと思ったけど、こうして見るとやっぱ田舎だねー。
牧場というほどじゃないけど、馬が何匹か飼育されている原っぱらしい。
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やがてバスが来てゾロゾロと乗り込み、一路ロンドンに戻ったわけでありました。
途中ドッシャーと雨が降って、こりゃヤバいと思ったけど幸いロンドンは降ってなかった。
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こうしてロンドン発・コッツウォルズの村をめぐる一日バスツアーは終了したわけでありました。
最後はちと疲れた(笑)。
しかしコッツウォルズ編はこれで終わらない。このツアーに参加してイ課長なりにいろいろと
考えるブブンも多かったので、次回「総括編」を締めくくりとしたいのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-26 00:21 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(4)
2017年 04月 24日

コッツウォルズ地方をめぐる【ボートン・オン・ザ・ウォーター編】

さぁまたコッツウォルズめぐりに戻るぞ。
3番目はボートン・オン・ザ・ウォーターだ(長いので以下BoWと略す)。

ここは「コッツウォルズのベニス」と言われる町だそうで、地名に「ウォーター」って
ついていることから考えても、何やら水に縁の深い町なんだろうってことは想像できた。
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ここは昼食タイムを含めて1時間半くらい自由時間があったと思う。
この日は日曜だったから、ガイドさんはパブでサンデー・ローストを食べてはいかが?とか
いろいろ教えてはくれたんだけど、イ課長とトホ妻は前にご紹介したように屋外で簡易メシ。
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とにかくねぇ、ここはこの川べりの芝生の公園がとても気持ちのいいところなんだよ。
店ン中で注文が出来るのを待って時間を使うのはもったいない。せっかくだからこの
気持ちのいい川べり公園で地元の人たちに混じってピクニックランチしようじゃないの。
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平日だとまただいぶ雰囲気が違うのかもしれないけど、天気のいい日曜の昼過ぎだから
ほんとにたくさんの人たちが芝生でくつろいでる。BoWに住んでる人たちはみーんな
キレイなこの町が好きなんだろうなー。
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川っぺりでメシ食っただけじゃなく、もちろん町も散策してみた。ほんと、きれいな町だよ。
バイブリーは美しき田園そのものだったけど、実際に住むとなるとBoWくらいの賑やかさが
あった方が住みやすいかもね。
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塀も壁も屋根もぜんぶ石造り。さらに外壁には何かの植物を這わせてる家がすごく多い。
英国人のガーデニング執念。
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BoWでもう一つ驚かされたのは何だか知らない革ジャンバイク軍団がそこらじゅうブイブイ
走り回ってたことだ。コッツウォルズになぜヘルズ・エンジェルスみたいな連中が・・・
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ただの集団ツーリング?マッチョなバイク野郎も英国の美しき田園風景が見たいのか?
とにかくすごい台数だったよ。バイク野郎どもの大集会でもあったんだろうか。
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美しき水辺の公園でメシを食い、のどかな街並みを眺め、暴走ヘルズ・エンジェルス?たちの
爆音に見送られつつ、我々はBoWを後にしたわけでありました。さぁ次の訪問地が最後だぞ。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-24 00:14 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 04月 19日

コッツウォルズ地方をめぐる【バイブリー編】

第二の目的地、バイブリーに向けてバスは走る。
このバイブリーという村の説明で枕詞のように使われるのが
あのウィリアム・モリスが『イギリスで最も美しい村』と評した」というエピソード。
どんだけ美しいっていうの?

先に結論を書いちゃうけど、バイブリーは確かに非常に美しいところなんだよ。
美しき英国の緑の田園の中を川が流れ、古い石の橋がかかり、向こうにはライムストーンの古い民家。
「コッツウォルズの村」と聞いてイメージする風景そのものという感じの村じゃないかと思うのだ。
本日のツアーで周る4つの村の中でも白眉と言っていい。
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イ課長の乏しい語彙力では「美しい」「田園」「ライムストーンの家」といったコッツウォルズに
付き物の言葉以外で説明するのが難しいので、とにかく写真をご覧いただこう。

ほーら・・。
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ほーら、美しいでしょう?なんといっても白鳥がいるってところがズルい。
ヤバいくらい風景が美しかった町・ブリュージュでも白鳥を見たことを卒然と思い出した。
恐るべし“白鳥効果”。こいつのおかげで心理的には美しさ3割増し。
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川の水がまたやけに澄んでるんだコレが。
こんどはジョン・エヴァレット・ミレーの「オフェーリア」って有名な絵を卒然と思い出した。
イギリスの田舎の川ってほんとにあの絵みたいだなー。
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ツアーの白眉・バイブリーの中でも誰もが必ず行く場所がこのアーリントン・ロウ。
コッツウォルズっていうと取り上げられる風景みたいだね。映画のロケにも使われるらしい。
しかもちょっと調べてみたら驚いたことに、このアーリントン・ロウは英国のパスポートカバーの内側の
図柄になってるんだと。英国政府もココが「美しき英国の田園」を代表すると思ってるのか。
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このあたりの家は建てられた年代も古そうで、けっこう屋根が低いところまでセリ出してる。
だから石で葺いた屋根というを身近から見られる。ふーむ、こういう感じなんだ。
石を薄く割って、それを瓦代わりにしてるって感じに見える。これなら屋根の重みを
あまり心配する必要もないのかな?(ま、どうせこの辺に地震なんてないだろうが)
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このバイブリーには民家風の立派なホテルもある(写真はない)。
天皇陛下が訪英した時に泊まったホテルっていうから、こんな田舎でもすげー高いんだろうな。
イ課長も金があり余ってたらそんなホテルで散歩と読書だけで過ごしてみたいぜ。ムリだが。

と、まぁこんな具合で、この村で目にする光景は何もかも美しいんだよ。
コッツウォルズの中でも随一の人気を誇るのも当然。しかしそれだけ人気があるところだけに
観光客の数はスゴいよ。観光客を除外したアングルで蜂蜜色の古い民家を撮ることは不可能に近い。
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美しすぎる風景であるがゆえに、美しさを阻害するモノが集まってしまうという皮肉。
そういうイ課長たちだって阻害ブツなわけだが。まぁ人気観光地だからなぁ・・。
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とはいえ、この美しすぎるバイブリー滞在時間もやっぱ40分程度だったはずで、我々はまた
バスで次に移動しなければならない。次に行く町でランチタイムなのである。あー腹減った。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-19 00:26 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 04月 17日

コッツウォルズ地方をめぐる【バーフォード編】

最初の降車地バーフォードに着いたのは10時か10時半くらいだったと思う。
ここでツアー参加者はバスを降りてしばし自由散策。散策時間が40分くらいあったかな?
1時間よりは短かったはず。この辺、ウロ覚えで申し訳ない。

ここは田園の村っつうより、“町”くらいの規模はあるところのようだ。
真ん中に幹線道路が通ってて、交通量も多い。気をつけて横断しないと車にひかれる。
のどかな散策という感じじゃないけど、何とか道路を横断して向こう側にいってみた。
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おおっ、幹線道路から細道に入ると急にムードある風景に。
古びた家が連なる静かな道。いかにも英国の美しき田舎という感じになってくる。
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さらに細道を進む。うーむ・・・なんか美しくなってきたねぇ。
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ライムストーンで作られた家ってたぶんこういう感じなんだ。確かに色がかすかに蜂蜜色。
石造りだからおそらく断熱性が高くて冬は暖かいんだろうけど、夏は暑いんじゃないか?
もっともこの辺なら夏はそんなに暑くないようにも見えるが。
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うーん・・こういう風景は確かにキレイだ。自然そのままの水路じゃなく、周囲の緑は
キッチリ手入れされてる。英国人のガーデニング執念。
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この町で忘れられないのは名も知らぬ教会に行ったことだ。
中には入れないようだったので、何となくグルッと外側を歩いて教会の裏の方に行ってみた。

そこには墓地があった。
緑に覆われたこの墓地は静かで、素晴らしい雰囲気だったね。おそらく墓参りに来る人も
ほとんどいないような古い墓地だろうけど、こういう所に葬られるのっていいなーー。
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緑に覆われた墓地でしばし静寂なひととき。
しかし表通りに出ると相変わらず車だらけの幹線道路。たちまちムードが壊れちまうじゃねぇか。
まったくもーー。
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この道路沿いには骨董屋なんかが多いらしい。あんまりよく見てこなかったが(笑)。
トホ妻はこの町でお土産物用布バッグを何枚か買ったけど、例によって買い物に対する
情熱が乏しいイ課長は何も買わず。
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・・・てな感じでバーフォード散策の約40分(もっと長かったかなぁ?)は過ぎていったので
ありました。何せ移動を含めて一日で4つ回るから、一つトコロにそう長くはいられない。
ふたたびバスで次の目的地・バイブリーに向かう我々なのでありました。
なかなか忙しいんだよ、このツアーは。 

 
 

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by tohoiwanya | 2017-04-17 00:21 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 04月 14日

コッツウォルズ地方をめぐる【序章】

さて、東南アジアネタは書き終えたから腰を据えて英国ネタ。
ロンドン到着翌日に行ったコッツウォルズの村をめぐる一日ツアーの話。

コッツウォルズの村って言われて、すぐに「おお、いいねー」とわかる人ってどのくらいいるんだろう?
ちなみに、イ課長はコッツウォルズがどういうトコかなんて当初は全然知らなかった。

コッツウォルズ地方の村には何かスゴい観光物件なんてものは全然ない。
英国の美しき田舎の、田園の、のどかな村々を見ること自体がツアーの目的なわけで、行きたいと
希望したのは“廃墟系”と並んで“民家系”大好きなトホ妻。銀婚ツアーである以上、トホ妻の希望は
優先されるのである。

「キレイな田舎を見るツアー」と言ってしまえばそれまでだけど、やっぱちょっと違うんだよね。
そもそも英国人が考える「田舎生活」自体が日本人のソレとはだいぶ違うと思われる。
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日本でも大都会での仕事を辞めて田舎に移り住む人はいるけど、割と若い人が多いんじゃない?
田舎が年寄りばっかりになったから、ぜひ若い人にわが町に定住してもらいたい的なキャンペーンを
やってる自治体もけっこうあったはず。

英国の場合、都会の仕事で成功し、引退し、コッツウォルズみたいな美しい田舎に移り住み、
悠々自適の生活を田舎で送るっていうのが大ステイタスみたいなんだよね。都会から田舎に
移住するのは同じでも英国のソレは裕福なリタイア層、つまり「もうやることがない人たち」の
やることみたいで、そういう人たちが田舎で何やるかっつうたら、ガーデニングなわけですよダンナ。
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コッツウォルズにはそういう「英国人憧れのリタイア後田園生活」の象徴といえるかもしれない。
この地方は美しい田園に加えて家も特徴的で、ライムストーンと呼ばれるちょっと黄色い石で
壁はもちろん屋根まで葺いてる。石葺きの屋根なのだ(下の写真は変な物体が写ってるが)。
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「美しき英国の田園と蜂蜜色の石で作られた家々」
コッツウォルズ地方のPRっつうと大体こんな感じのコピーが使われる。
ロンドン発、コッツウォルズを回るオプショナルツアーに参加する観光客も多い。

ツアー当日、ビクトリア駅の待ち合わせ場所に集まった日本人は十数人いたかな。さすがの人気。
日曜だったせいか、現地在住の日本人家族らしき人もけっこういたね。
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出欠を確認してビクトリア駅のとなりにあるバスターミナルにぞろぞろ移動。
ここからバスに乗るのである。
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このバスツアーが回るコッツウォルズの村は以下の通り。行く順番もちゃんと決まっている。
①バーフォード(どんなところがよく知らない)
②バイブリー(かのウィリアム・モリスが『英国で最も美しい村』と評したトコらしい)
③ボートン・オン・ザ・ウォーター(その名の通り川辺の村らしい)
④ブロードウェー(NYの方は知ってるが英国のブロードウェーとなるとトンと・・)

この四つがこの順番で選ばれた理由は行く前はわからなかった。
しかし今となってはその理由をイ課長は十分推測できるわけだが、まぁオイオイ書いて行こう。
え?ぜんぶBで始まる地名を選んだんだろうって?いやそうじゃないだろーー(笑)。
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リタイア英国人憧れの田園生活の象徴、美しきコッツウォルズ地方をめざしてバスは走る。
とりあえず次回更新は①のバイブリーから始める予定なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-14 00:15 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 02月 14日

渡し船で対岸の村に行ってみる その3

メコン川対岸の、小さな村の早朝。
観光価値は全然ない。早朝でなくたって、昼になっても夜になっても観光価値はない(笑)。
しかしイ課長の気分はけっこう高揚してたよ。
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もしこの対岸の村に来てなければ、イ課長は普通の観光客として普通の観光地を見て歩き、
普通の観光客のままラオスを後にしていただろう。しかし今日この村に来たことで
イ課長は「素のラオス」にほんの少しばかり触れられた気分。そのことが嬉しい。

とは言ってもあまりゆっくりしてられない。ホテル戻って朝飯、荷造り、そして空港行かにゃ。
短時間ではあったけど、「ふつうのラオス」を垣間見て満ち足りた気分で船着き場に向かった。

おんや?
こっちの道・・・舗装してあるねぇ。こっち岸に来て以来、スコールが降ったらたちまち
ヌルヌルしそうな土の道ばっかり歩いてたから、舗装した道には敏感に反応してしまう。
こっちはナンなんだろうか?
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ふーむ・・野良犬が多いのいいとして(笑)、平らに舗装された道、両側にはレンガの舗石?もキレイに
並べられてる。さっきまでいた村とはかなりの“格差”が感じられる。同じような場所にあるのに、
何でこんなに道路インフラ整備状況が違うんだろうか?
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こんな看板があった。ここはシェンメン(シェンマン?)村という場所だと思われるが、
それがここ一帯を指すのか、この舗装された道があるところだけを指すのかは不明。しかも
書かれてる内容も不明だ。「シェンマン文化村」と言われてもよくわからないし、一番下にある
「シェンマン完全初等レベル」に至ってはマッタクわからない。何なんスか?
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しかし何度も言うがあまりゆっくりしてられない。
名残惜しいがシェンマン完全初等レベルを後にして船着き場への坂を下る。
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向こう岸に戻れるかなぁ・・という一抹の不安はあったけど、幸いすぐに渡し船が来てくれた。
来る時に乗った船とは船員の顔ぶれが違うから、やっぱ2艘で行ったり来たりしてるんだな。
はーい出航でーす。
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いやーー・・・早朝の短い探検だったけど、向こう岸を見に行って良かったーーー。
「素のラオス」を見るか見ないかで、ラオスに対する印象もだいぶ違ったと思うよ。
 
向こう岸の村はヴエンチャンやルアンパバーンに比べたら月とスッポンの差で何もなく、貧しい。
でも、あの村を見たことでイ課長はラオスという国が一層好きになったよ。観光客が行くような
エリアを見ただけだったら、こんな気分にはならなかったんじゃないかと思う。
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再びメコン川を渡るオンボロ渡し船の上で、やや大げさに言えばイ課長は幸福だった。
ラオスってイイなー。ルアンパバーンまた来たいなーー。
昨日の夕方、メコン川の夕暮れでボンヤリと渡し船の出航風景を見てて、トツゼンあれに乗って
向こう岸に行きたい衝動にかられた自分を再び褒めてやった(笑)。
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ルアンパバーン側の岸に戻ってきた。こうして見ると向こう岸の風景と大差ないようだが(笑)。
それでも川面まで降りる下り坂は土ではなくコンクリート。ここにも格差があるねぇ。
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いずれ定年退職してゆっくり旅行できるようになったら、ビザなし滞在可能期間(15日)を使って
もう一度ラオスにゆっくり来たいなぁという思いはある。そうなったら当然ルアンパバーンにも
また来て、何日もダラダラとネコ生活したい。

もちろん、その時にはまたこの渡し船に乗って「普通のラオスの村」をもっとゆっくり
歩いてみたいと思うのである。
 

 

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by tohoiwanya | 2017-02-14 00:35 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2017年 02月 12日

渡し船で対岸の村に行ってみる その2

メコン川の向こう岸、土の道路の両脇に掘立て小屋に近いレベルの店が並ぶ商店街。
しかしコレを商店街と呼んでいいのかどうか・・・。
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ルアンパバーンだってかなりの田舎だけど、それでも道路はちゃんと舗装されてた。
もちろんヴィエンチャンだって大通りから裏道まで道は舗装されてた。そのことを特に
気にも留めなかったけど、今こうして土むきだしの商店街を見ると、ラオスじゃ実は
こういう道の方が多いのかも、と思えてくる。

あー・・ラオスの田舎ってこういう感じなんだな。
当然のことながら、こんな対岸の村に来ようなんてモノズキ観光客は皆無だからガイジンは
イ課長だけ。世界の人気観光地ルアンパバーンからメコン川ひとつ渡れば、観光客が
全然知らない、こんな世界があるんだねぇ。
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肉屋さんだ。生肉をドサッと並べただけの肉屋は東南アジアじゃ珍しくないけど
ここは一段と野趣あふれるたたずまい。ビニール袋に入れたものは豚か何かの血だよな。
ラオスも欧州みたいに血のソーセージとか食うんだろうか。
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ここにも肉屋。赤身肉に加えて生の豚足、さらに豚の顔面まで売ってる(笑)。
ブダペストの市場でも豚の顔売ってるの見たなぁ。欧州じゃ豚を無駄なくトコトン使うって
意識が強いのは知ってたが、ラオスもそうなんだねぇ。
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こっちじゃお姉さんが魚焼いてる。
まだせいぜい朝の7時だけど、店はどこも開店してるし、おそらくみなさんすでに朝食も
済ませて「今日の仕事」に取りかかってる様子が伺える。田舎は早起き。
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商店街を通り抜けるともうホントに何もない田舎の村って感じだ。
だが向こうの方に何やら寺院の屋根とおぼしきピカピカ・ギザギザした尖塔が見える。
まぁちょっと行ってみっか。
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ははー・・これか。お寺じゃなくて、銅像設置用の祠というか東屋というか・・。
この銅像がどなたかは存じません。お札に印刷されてた人かなぁ?ラオスでは大変エラい
人なんだろう。
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しっかしこの辺の家のたたずまいも、ラオスの田舎そのものって感じだ。。
こっちじゃ早朝から大規模たき火(あるいは小規模野焼き?)やってる。何なんだろうか。
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この家もまぁ率直に言ってすさまじくボロい。
戸の下を掘って排水路にしてるから、食器洗った後の水なんかはここから捨てるんだろう。
当然下水はないはずだが、トイレはまた別のところにあると想像される。
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村人たちにしてみれば、イ課長は「自分たちの貧しい暮らしを珍しがってる外人」に
他ならない。それは承知してる。しかし彼らはそんなガイジン観光客にほとんど注意を
向ける様子はない。誰が来ようが来なかろうが、自分たちの生活をするだけのこと。
ラオスの大多数の人はおそらく毎日、こんな村で、こんな朝を迎えているんだろう。

メコン川対岸の、なーんもない田舎村。
ラオス最後の日に早起きしてここに来る気になった自分を褒めながら、さらにもうちょっと
探検は続くのである。ま、探検っつうても相変わらず何もないんだけどさ(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2017-02-12 00:03 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2017年 02月 09日

渡し船で対岸の村に行ってみる その1

早朝のメコン川渡し船乗り場。向こう岸に行きたい人や車も集まってきた。
船はまだかな・・。
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日中歩いてるとすぐ汗ダクになるラオスだけど、この時間は涼しくてホントに気持ちがいい。
山には朝モヤかかってて、何となく東南アジアっていうより日本のどこかの山奥で
早朝散歩してるような気分になる。
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お、向こう岸から船が来た。あれに乗るわけだな。
実はこの時、イ課長にはかすかな不安があった。渡し船の運行体制を知らないから、
向こう岸に行った後、短時間のうちに戻りの船があるかどうかわからなかったのだ。
(昼には空港に行かないといけないし)。
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でも昨日の夕方見た感じじゃ2艘、早朝でも最低1艘では行ったり来たりしてるだろうから
向こう岸に行ったが最後、帰れないってことはないだろう。えーいブッツケ本番で乗っちまえ。
イ課長は向こう岸に何があるのか全然知らないわけだから、ほんのちょっとだけ冒険気分。
こういう軽い不安とドキドキこそ海外一人旅の醍醐味ってもんだ。
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いやーーーーイイ気分だなーーーーー。朝のメコン川は気持ちいいねぇ。
早起きは三文の徳という哲理はラオスでは特に威力を発揮するようだ。
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これが操舵室・・いや、室になってないが(笑)、とにかく操舵する場所らしい。
お父ちゃんが操舵手兼船長で、ムスコが船の運航を手伝ってるみたい。
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川をナナメに横断するような感じで、船はほどなく向こう岸に。ちなみに船賃は乗ってる間に
お兄ちゃんが集金に来た。いくら?って聞いたら片道5000キープ=約75円の短い船の旅。
到着を待ちかねたようにバイクたちが船から降りていく。
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ううむ・・・ルアンパバーンの船着き場だってホメられたものじゃないけど、こっち岸は
また一段と素朴というかイナカというか・・地面が舗装されてなくて、土むきだしの登り坂。
けっこうな傾斜の坂だけど、雨が降ると泥でツルツル滑って登れないんじゃないか?
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とりあえず今は地面は乾いてるからイ課長もみんなと同じように坂道を登る。船着き場からの
道はこれ以外に存在していないわけだから、船を降りたらこの坂を登るしかない。
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うはぁーーーーこれはまた・・・。
坂を登るとこの商店街?があるわけだけど、ここをひと目見てイ課長はある意味感動した。
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イ課長がモノ心ついた昭和30年代の東京にはもうこういう光景はなかったね。
土の道路の両側にボロい小屋みたいな商店が並ぶ光景って、年寄りのイ課長にとってすら、
なんだか時代劇のセットを見てるような気分になる。
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メコン川の向こう岸はこんなだったんだ。いやーこれは見に来てよかった。
ゆっくりはできないけど、とりあえずこのオンボロ商店街をもっと奥に進んでみよう。
というわけで、次回に続くのである。別に大したものは出てこないけどね。


 

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by tohoiwanya | 2017-02-09 00:19 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2017年 02月 07日

メコン川の夕暮れ

もうルアンパバーンの話はトックに終わったと思ってたとしたら大間違い(笑)。
ルアンパバーンはとにかく良かったし、あそこで経験した最後の大ネタが残ってるのだ。
張り切って書いてくれようじゃねぇか。

ラオスを旅行した人で「メコン川の夕日がいかに美しかったか」を力説する人は多い。
ヴィエンチャンもルアンパバーンも位置関係としては「町から川越しに西を見る」ことが可能だ。
 
しかしイ課長はどうも「夕日運」はなかったらしい。
ヴィエンチャンで夕方メコン川の岸まで行ってみたけどまだ夕焼けには早そう。しかも曇り空。
夕日に期待できそうもないし、この日は夕日はあきらめてホテル帰って寝ましたよ。だって
前夜東京を発って到着した日で、この時はとにかく眠かったんだもん。
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ルアンパバーンでも三日目の夕方(5時過ぎだったと思う)に川岸まで行ってみた。
しかしやっぱまだ早い。12月とか1月とか、冬の時期の方がメコン川越しに
夕日を見るにはイイって説もあって、時期も時間も悪かったのかもしれん。
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でも別に予定があるわけじゃないし、しばらく川岸でボンヤリしてた。
ルアンパバーンから見るメコン川は夕日がなくたって、のどかで美しい。そういう風景を見てると
まぎれもなく自分はいま東南アジアにいるんだなぁという実感がわいてくる。
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お?なにやらボロッちい小屋がくっついたような船が出港準備してるぞ。
あれ、一応動力がついた船だよな?横に飛び出した鉄板でバイクや人間を乗せる、まぁ一種の
フェリーみたいなもんなんだろう。
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やがて船は出航。なんだかすげー船だなー。どっち側に接岸してもいいように、船の両側に
鉄板が飛び出してる。そんなに遠くまで行かない、渡し船みたいな感じなんだろうな。
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ホイアンに行った時に、こうやってボンヤリと渡し船を見ながら旅情に浸ったことを思い出したよ。
川辺で生活する人たちを旅行者としてつかの間眺めるのって、悪くない時間だ。
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んん?向こうからまた同じような船が来たぞ。こんどはやけに混んでて車も何台か積まれてる。
同じように鉄板が飛び出してるから、あれもフェリーか。
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何となく様子がわかってきた。
これ、おそらく二艘のおんぼろフェリーで行ったり来たりしてメコン川の向こう岸とルアンパバーンを
結ぶ渡し船なんだな。メコン川の向こう側にナニがあるのかなんて気にしたことなかったけど、
この様子を見るとバイクや車も多くて、それなりに生活してる人が多そうじゃん。
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メコン川はかなりの部分がそのままラオスとタイの国境になってる。
だから気軽に渡ることはできないけど、このあたりなら川の向こう岸もラオスだよな・・。

急に、猛烈に、メコン川の向こう岸に行ってみたいという衝動が湧いてきた。
あの渡し船に乗ってみようか・・・でももう夕方だし、この渡し船が何時まで運行してるか
わからない。帰れなくなったらサイアクだ。

明日の朝に賭けるか・・そう考えた。
明日は昼には出発して空港に行かなきゃいかん。あまり時間はないけど、早起きして
この渡し船に乗ってチラッとでもいいから向こう岸を見てみたいなぁ。
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というわけで、イ課長はルアンパバーンを出発する当日の朝、すごく早起きしたのである。
小学校前で二度目の托鉢を見たあと、修行僧たちにくっついて歩くような形で昨日見た渡し船の
船着き場の方に向かった。時刻はまだ6時半頃だったと思う。

そんな早い時間に渡し船が営業してるのかもわからず、とにかく行ってみたんだけど、
船着き場にはすでに人がいる。どうやら「今日の一番船」がそろそろ出るみたいだ。
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前日の夕方、メコン川を見てて発作的に「向こう岸に行ってみてぇ!」と思ったイ課長。
このあといよいよ未知の渡し船に乗って未知の向こう岸に行くことになるわけだが、
向こう岸の詳細は次回更新で(つづく)。


 

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by tohoiwanya | 2017-02-07 00:17 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)