2009年 06月 15日

シャンゼリゼ通りの生存競争

シャンゼリゼ通りの、(たぶん)チェーン店のサンドイッチ屋で
遅いランチを食ったときのことだ(凱旋門を見た後のことネ)。
f0189467_0401179.jpg

店内にも席はもちろんあったけど、どうせなら外のテラスで食いたいじゃん?
というわけで、トレーを持って、一人で外のテーブルで食い始めた。
ハムサンドイッチとデザートとコーヒーのセットで…いくらだったかなぁ?
とにかくそんなに高くはなかった。6€くらいじゃなかったかな?

フランスパンの長いサンドイッチをワシワシと食ってるうちに、フと気付いた。
なんだかこの店…やけにハトが多くないか?
f0189467_0411071.jpg

そりゃ屋外のテラス席なんだから、ハトがいても異常というわけじゃない。
ただ、その数がやけに多いし、しかもやたらに貪欲というか獰猛というか、
ヒトが食ってるテーブルの上に平気で乗ってきて、恐れる様子が全くない。
それどころか、イ課長の皿の上のタルトにクチバシを突っ込もうとして近づいてくる。
f0189467_04155100.jpg

あっち行け!オレのタルトだぞてめぇ!なんて図々しいんだ、フランスバカ鳩!
ハトの図々しさに呆れてたら、今度はスズメまで参入してきやがった。鳥だらけ。
ココはサンドイッチ屋なのか?それとも野鳥の楽園なのか?(笑)
ハトやスズメなんてなぁ、おとなしく地面に落ちたパン屑でもつついてろ!
f0189467_0423363.jpg


ここでイ課長はハタと気付いた。
シャンゼリゼ通りの中でもこの店は特にトリが多くて当然なんだよ。

日本風の柔らかい食パンのサンドイッチならともかく、外側の硬いフランスパンの
サンドイッチを噛み、食いちぎろうとすれば絶対にパン屑がボロボロ落ちる。
この店はそういうサンドイッチ専門店。つまりココはパン屑の大量発生地域だ。

店のランクとしてはシャンゼリゼ通りの中でも最下級だろうが、トリにとっちゃ
最高級に魅力的なエサの供給源なんだな。エサのあるところに動物は群がる。
大自然のオキテは、ここシャンゼリゼ通りにおいても当てはまるのだ。うーむ。

だがこの店の「エサ獲得競争」ではトリ以外に、さらに重要なプレーヤーがいる。
それは人間のホームレスなのである(笑)。

客が一口残していったサンドイッチとかをサッと食うホームレスおじさんがいた。
彼にとっちゃ、たぶんこの店は「縄張り」であり、サンドイッチの残りは日々の重要な栄養源なんだろう。
だとすれば、必然的にトリどもは彼にとって最大の競合相手になる。
その証拠にホームレスおじさん、時々来ては必死にハトどもを追い払おうとしてる。
自分が食うべきパンのきれっぱしを先にハトに取られたら死活問題だもんな。

高級ブランド店やコジャレたカフェが軒を連ねるパリ・シャンゼリゼ通り。
その一角では今日もまたハトとスズメとホームレスおじさんという三者の間で、
厳しい生存競争が繰り広げられているはずだ(笑)。



[PR]

by tohoiwanya | 2009-06-15 00:44 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


<< エッフェル塔という塔 -その1-      映画ヲタクの旅 -シベールの日... >>