2009年 06月 18日

エッフェル塔という塔 -その2-

エッフェル塔の姿なんて、パリ行ったことない人でもみんな知ってる。
イ課長もエッフェル塔なんてすでにイヤってほど見てきたはずなんだが、
やっぱ実際に行ってみるといろいろ発見するものはある。

イ課長が特に感心したのは細部の装飾なんだよね。
鉄骨タワーとしての強度と機能だけじゃダメ、美しさこそが必要なのだっていう、
設計者エッフェル氏の意志が伝わる。そこがスゴい。

たとえばこういうところ。
バッテンに組まれた鉄骨にコブ?がついて、ちゃんと規則的な模様を生み出してる。
おまけにその下のカーブの部分にまでクルリと唐草文様っぽい模様付き。
こんなの、建物強度&機能上の意味はゼロなのは間違いなくて、純粋に美観上の
問題でこうしたに違いない。この装飾のために一体いくら余分な建築コストが
かかったことか。しかし「絶対コウじゃなきゃダメ!」という設計意志がある。
強い主張がある。こういうのを見ると感心しちゃうなぁ。
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東京タワーみたいにリベット打った鉄骨だけじゃ(それを一概に悪いとは言わんが)、
こういう美しいシルエットは出来っこない。
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塔のマタの下に何も作らない以上、展望台に行こうとすればこういう変チクリンな
エレベーター?に乗っていかなきゃいけない。こんなナナメのエレベーターなんて
間違いなく「ココだけのために作った」特注品のはずで、こんな設計のために
一体いくら余分な建築コストがかかったことか。
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ほら、こういうところも、まるでイオニア式の柱頭みたいにクルリンと巻いて
デザイン処理してある。こんなことする必要がどこにある?こんな設計のために
一体いくら余分な建築コストが…いや、要するに、こういう細部に象徴される
設計美学があるからこそエッフェル塔は美しいんだ…と思ったわけ、イ課長は。
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エッフェル塔を観に行ったのはもう6時頃だったんだけど、まだ全然明るい。
この日はちょうど夕方から天気も回復して青空が見えてきたんだよね。
エッフェル塔の少し南、ビラケム橋からセーヌ川ごしに撮った絵葉書ショット。
ライトアップに輝くエッフェル塔を撮りたくて、後日同じ場所にまた来ることになる
イ課長なのであった。
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by tohoiwanya | 2009-06-18 09:30 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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