2009年 07月 06日

川沿いのレストランで

アミアン大聖堂シリーズ中休み。中休みだから昼飯にしよう。

フランスで、マトモなレストランで昼飯を食ったのは、アミアンが最初だった。
アミアン大聖堂から歩いて5分くらいのサン・ルー街で昼飯を食うことにしたのだ。
川沿いに何軒もレストランが並んでて、非常に風情のある一角なのである。

フランスのレストランやカフェやブラッスリーの入口には必ず小さい黒板が立ってて、
「本日の定食」みたいなのが手書きチョークで書いてある。
なぜかグニョグニョの筆記体で書くのがお約束みたいで、非常に読みづらい。
もっともフランス語だから、読めたとしても理解できっこないのだが。

イ課長が観察したところ、フランスのレストランの昼の定食は
①「前菜+メイン+デザート」のコースか、もしくは
②「前菜+メイン」
③「メイン+デザート」のどっちか  っていうのがパターンみたいだ。

①が一番高いのは当然として、②と③はどこでも必ず同じ価格。
フランスにおいては前菜とデザートというのはほぼ等価値とみなされてんだな。
entrée って書いてあるのがたぶん前菜 、plato っていうのがメインだと思われる。
ぐにょぐにょ手書きチョーク文字だけを頼りに、ここまでの認識に到達する間に
すでにイ課長は自分の脳の限界に近い観察力と洞察力をふり絞った(笑)。

まぁとりあえず、ここでは②の組み合わせでイッてみようではないか。
発音はわかんないからテキトウに言うしかないが、向こうも商売だ、わかるだろう。
いざとなったら指さし指さし。
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イ課長が入ったのは結局、写真中央の、ストライプ模様の日よけ屋根の店ね。
川ごしに大聖堂が見えるテラス席に座ると、ほどなくウェイターが寄ってくる。

ウ「ボンジュール ムッシュー」
イ「ボンジュール…あー… エントリ?(語尾上げ)えー… プラト? シルヴプレ」
ウ「ホニャホニャホニャ?」
イ「……???…………(あっ、お飲み物を聞いたのかも)えー…ビア」

これで通じた。フランス語による注文作業、無事終了。すばらしい語学力だ(笑)。
「前菜とメインください」って言うだけで、料理名は言わなかったわけだけど、
実際問題として黒板に書かれた entrée と plato の料理名はもうマッタク、全然、
ヒトカケラだに読めない。読めないんだから、言えっこない。
当然、このあとどんな料理が出てくるのかカイモクわからない。こりゃー楽しい。
(ちなみに、entrée って、本来はアントレって発音するらしい)
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メシを待つ間、アミアン大聖堂を眺めつつテラス席でビールを飲む。
「ああ〜…出張じゃないって、ノンビリしていいなぁ〜」という喜びにまた浸る。
今回の旅行はこの喜びに浸るために来たんだから、何度でも浸るのである(笑)。
おっと、ヒタってるうちに前菜が来た。おお?…これは…ナンだ?
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野菜とキノコの上に炒めベーコン?が乗ってる。うーむ…料理名の推測すらできん。
ややマリネっぽくて、オリーブオイルの風味が効いてて、なかなか美味しかったよ。
料理名が不明でもうまけりゃイイのだ。
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メイン登場。う?…バッテンの左はフライドポテトとトマトだ。それはわかる。
しかし右にある白いモノは何だ?ナイフを入れてみたら白身魚だった。
それにしてもまたやけに黒くなるまでイモを揚げたもんだなー。ポテト焼死体(笑)。
白身魚の方は非常に淡白なオアジ。濃厚なクリームソース(かな?)と調和して
こちらもなかなか美味しかった。

ビールをお代わりして、18€とか、そのくらいじゃなかったかなぁ?
20€超えたっけかなぁ?まぁいずれにせよ、約2000〜2500円ってトコか。
まぁこんなモンだろうと思うよ。ごちそうさまでした。
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ピカルディ地方の古都・アミアンの、川辺のレストランが並ぶサン・ルー街。
眺めもイイし、注文も通じたし、おいしかったし、大変ケッコウなランチでした。
ちなみに、写真を見てわかる通り、この川の中には常に人が立っているのである(笑)。
   
  

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by tohoiwanya | 2009-07-06 00:06 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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