2009年 07月 08日

アミアン大聖堂 -その3-

アミアン大聖堂シリーズの最後。
パリ、アミアンとそれぞれ「1大聖堂につき、ブログ3記事消費」というペースだ。
このあとまだシャルトルとランスの大聖堂訪問記が控えてるっつうんだから、
一体どういう展開になるのか、イ課長自身よくわからないのである(笑)。

さてだ。アミアン大聖堂の総括として、イ課長はズバリ言おう。
もしアナタが華麗で美しいステンド・グラスを見にゴシック教会に行くのであれば、
アミアンはお勧めしない。シャルトルの方が断然イイ。

アミアンはやはり天井高43mという数字に象徴される壮大な建物の魅力が大きい。
イ課長としてもとにかくその建物の全容を見たかったわけだけど、それに加えて
この大聖堂には、個人的にぜひお会いしたかった美人がいた。そのことを書こう。

アミアン大聖堂の内部にはあちこちに、一種の「彫刻4コマ漫画」的なモノがある。
もちろん題材は宗教的なもので、「聖ホニャララの生涯」みたいなのが多い。
代表的なヤツを4コマ漫画風に紹介しよう。

【聖フィルマン物語】
①むかし、フィルマンというキリスト教のエラーいお坊さんがアミアンに来ました。
左側から現れるフィルマンさんを、アミアンの街の人たちが迎えてます。
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②フィルマンさんはアミアンでいっぱい布教活動をしました。
奥の祭壇の上でフィルマンさんがありがたーい説教をしてるのが見えますね。
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③カトリックに帰依した人に、奥の方で水かけて洗礼しています。
こうやって地道な活動をしながらアミアンの街にキリスト教を広めたんでしょうねー。
えらいですねー、ありがたいですねー(だんだん、また淀川サン調になってきた)。
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④しかし急転直下、4コマめではフィルマンさんは邪教を広めた罪で逮捕されてしまいます。
そして、4コマめからハミ出した一番右、フィルマンさんが今まさに首をチョン切られる
ところです。斬首刑。殉教者。聖ドニさんとおんなじですねー。こわいですねー。
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…という、この4つの場面が左から右に、下の写真みたく並んでるわけ。彫刻による4コマ漫画。
下の方ではフィルマンさんが死んで(たぶん地中に)横たわっている。
ちなみに、いまでは聖フィルマンはアミアンという街の守護聖人になってるのだ。
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ある本で「美しいアミアン娘」と紹介され、イ課長がぜひ一目お会いしたかったという美人が
この4コマ漫画の中にいる。気がついた?アップでお目にかけよう。
1コマめの、頭巾みたいなのをかぶったこのコだ。
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マリア様とか天使とかの様式的な宗教彫刻と違って、表情がすごく人間的で、
聡明そうで、イキイキとして、写真で見たときから印象に残ってた。
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ほら、美人でしょ?涼しげで、まっすぐで、しかも凛としたマナザシが実によろしい。
誰かに似てるような気がするんだよなー。三日月眉で目鼻立ちクッキリってあたりが
土屋アンナに似てるかな?という気も…。
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うーん…美人だ。
どの角度から見ても美人だ。もっともレリーフ彫刻だから見る角度は限られるが(笑)。

アミアン大聖堂にはこの「聖フィルマン物語」以外にも彫刻でできた宗教4コマ漫画がいっぱいある。
これは洗礼者ヨハネの生涯のうちのふたコマ。右側でヨハネが首をはねられてる。
(しっかし、みんなよくまぁ次々と首チョン切られるねぇ)
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どれも非常に精密な浮き彫りで、着色もキレイに残ってるから何となく木彫みたいに
思えるけど、本によるとどれも石らしい。石から彫ったの?コレを!すんげー。

というわけで、ステンドグラスを見るならシャルトル。だが、もしアナタがこの見事な
石彫り「宗教4コマ漫画」を見たいなら、アミアンに行くっきゃないと思うのである。
美しいアミアン娘も待ってるよ。



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by tohoiwanya | 2009-07-08 00:31 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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