2009年 07月 15日

映画ヲタクの旅  -男と女2-

どんなに呆れられても飽きられても続ける映画ヲタクの旅。

映画「男の女」のロケ地として、それ以上に世界のセレブたちの高級避暑地として
知られるドゥーヴィルにはシェルブールからの帰りに足を伸ばした。
映画ロケ地めぐりの帰りに別の映画のロケ地めぐり。散々列車を乗り継いで
ドーヴィルに着いたのは夕方5時過ぎ。どんより曇って寒い。雨まで降ってきた。

もっとも、ウスラ寒い悪天候は「男と女」ロケ地めぐりにとってはありがたい。
やっぱ映画と同じように海岸は誰もいない、寒々としたものであって欲しい。
(前回の写真でおわかりのように、あの映画の設定は冬なのだ)。
陽光サンサンたる天気で砂浜は海水浴客で大賑わい…なんて状態だったら
イ課長の対仏感情はまたまた悪化したに違いない(笑)。
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人気の少ない道を、フードかぶって雨を防ぎながら背中を丸めて歩く。
ああ、ヨットがたくさん停泊してる。ここもチラッと映画に出てきたなぁ…。
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海に突き出したこの埠頭は映画の中で何度か出てくる。
特に印象的なのは二人の再会シーンでジャン・ルイ・トランティニャンが
この埠頭に停めたムスタングに飛び乗る、あのシーンだよなぁ。
今回も、静止画に加えてYou Tube動画も一応リンクしておこう。
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白いムスタングが海岸の二人に向かって疾走する。
早いテンポのダバダバダ…の主題歌が恋のムードをさらに高める。
なんてロマンチックで、なんてシャレてるんだろう。
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車を停めてアヌーク・エーメたちを呼ぶ、この有名なショットの撮影場所は
おそらくココだと思うんだよなー。
この白い4本の円柱が映画にも写ってたし。
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この板敷きの道はドゥーヴィルのセレブ向け海の家がズラーーッと並ぶ建物の前に
どこまでも…っていう感じで続いている。映画の中でも「犬を連れる老人」の
ショットとか、この板敷きの道を使った印象的なショットがいっぱいあった。
イ課長がいた時もちょうど雨がやんで、何組かの老夫婦がこの道を散歩してたよ。
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ドゥーヴィルではこの海岸を散歩する以外に、コレといった目的もなかった。
「ああ…ドゥーヴィルに来られた…」と思いながら、いつまでもボーッと
人気のない砂浜を眺め、波の音を聞き、潮風に吹かれ続けるイ課長。
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天気の悪い、誰もいない避暑地の海岸。観光価値は限りなくゼロに近いけど
映画オタクにとってはしみじみと嬉しいドゥーヴィルの海辺の夕暮れなのでした。

 

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by tohoiwanya | 2009-07-15 00:19 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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