2009年 07月 17日

ムール貝を食らう

5月19日に行ったシェルブールやドゥーヴィルはいわゆる「ノルマンディー地方」に属する。
海の向こうはイギリスで、パリからだと西方向っていうことになるね。
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この地方の名物料理がムール貝のワイン蒸しなんだとか。
「貝の酒蒸し」系の食い物って別にノルマンディー地方に限らず、あちこちにある。日本にもある。
ノルマンディー地方のソレが、他のソレとどう違うのかといわれるとイ課長もよくわからんが、
とにかくウリは「巨大容器一杯ムール貝」という、そのボリューム。ちょっと食ってみたかった。

ドゥーヴィルの海岸から駅前に戻ったのは夜の7時頃。まだ昼間みたいに明るいけどね。
列車まで時間はたっぷりあるからここで晩飯食おうと思ってウロウロしてると、ある店の前で
こういう看板を見かけた。
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このMOULESって書いてあるのはムール貝のワイン蒸しことじゃないかなぁ〜?
値段的にいくつかグレードがあるようだけど、これは味付けの違いか…添え物の違いか?
とにかくノルマンディー地方でMOULESとくりゃ、ムール貝のワイン蒸しとみて間違いあるまい。
フランスにいると、このグニョグニョ文字で書かれたレストラン看板を推定で読み解く能力が
異常に発達するのである(笑)。よし、ここでムール貝を食おうじゃないか。

10.8€の、一番安いのにしてみよう。外のテラスに座って注文する。しかし、発音が…
まぁいいや。えーっとね  「あー…ムール…マリニエ〜レ… えー…ビア   シルヴプレ」
これでちゃんと通じた。ふふん。フランス語なんてこわかねぇぞ(笑)。
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ビールをちびちび飲んでると、巨大な空の器がイ課長の前にドンと置かれる。
おそらく殻入れだろうけど、でっけぇなーー。いやが上にも期待が高まる。
そして、いよいよ登場ムール貝のワイン蒸しでぇーーす。どーん。
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うーむ…鍋からあふれそうじゃん。これで一人前か。ま、ほとんどは殻だが(笑)。
フライドポテトがけっこうな量ついてる。パンもついてる。こりゃいいや。

いやもう、腹減ってたところにコレだもん。イ課長必死ンなって一生懸命食ったよ(笑)。
ムール貝だけだと「酒のつまみ」っぽくなるけど、パンとポテトがつけば食事としても十分な量だ。
しかも、こういう料理は最後に重要なお楽しみが待ってるのをオレは知っているのだ…。
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ふう…半分くらいまで食ったぞ。1個あたりの身の量なんてタカが知れてるけど、
これだけ数があると食いでがある。あ、ビールのお代わりくださーい(←byジェスチャー)

あー食った食った。やっと底が見えた。さぁて、いよいよ最後のお楽しみだぞ。
底に残った煮汁をパンに吸い取らせて…ぎゅうっ…ぱくりッ …ウンマーーーーーーー!!
「料理の最後の汁をパンに吸わせて食うヨロコビ」には昔スペインで目覚めたんだけど、
ムール貝のワイン蒸しなんかには最高のフィナーレだ。あーーうめー。
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あんなに暗くて雨まで降ってた空が、ムール貝食ってる間は日が射してきた。
それでも食い終わって、駅に向かうために橋をわたる頃には少〜し夕方っぽくなってきたね。
といっても、時刻はすでに8時近くなのだが。しかしやっぱ夕暮れの海辺の街は情緒あるのう…。
「男と女」ン中でもドゥーヴィルの街の、夜景の美しいショットがあったっけなぁ…
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腹の中でムール貝をちゃぷちゃぷいわせながら(いわせてないけどさ)
ムードたっぷりの海辺の街をあとにして駅に向かうイ課長なのでありました。
これからパリまで2時間、電車の旅だ。

 

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by tohoiwanya | 2009-07-17 00:19 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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