2009年 08月 12日

ギュスターヴ・モロー美術館

今度はチャンとパリにある美術館だからね(笑)。

今回はルーブルとかオルセーとか、メジャー系美術館には全く足を運ばなかったイ課長も、
マイナーな、このギュスターヴ・モロー美術館には行ったのだ。要するに個人美術館。
まぁモローっつう画家自体がモネだのルノワールだのに比べりゃややマイナーだよなぁ。

モローっていう人は…なんていうかなぁ…非常に耽美的な画風で知られる。
一番有名なのはチョン切られた洗礼者ヨハネの生首が宙に浮かんでるのを見て、
サロメがアヘアヘ言ってる「出現」っていう絵だろう。ただし、この美術館には「出現」はない。
下はネットで拾ってきた「出現」の画像なのである。
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ただ、イ課長がギュスターヴ・モロー美術館に行ったのは絵を見たかったってのもあるけど、
それと同じくらい建物を見たかったからだ。
実はこの美術館はモローの私邸なんだよね。彼の住んでた家やアトリエがそのまま
美術館になってる。メジャー系美術館に比べると観光客も少なくてイイ感じだった。

中に入るとまずモローの書斎がある。
うーむ…まるでついこないだまで使われていたようなたたずまいだ。
今や誰にも使われなくなったデスクをカーテンごしの柔らかな光が照らす。
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展示されてる絵の数たるや、すさまじい密度だ。
油絵だけでも壁じゅうにギッシリ飾られてるし、素描や下絵みたいなヤツは
大型の専用展示バインダー?にとじてあるヤツを1枚ずつめくって鑑賞するんだからスゴい。
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おお、モローが愛してやまなかったサロメの絵があるぞ。
よーっぽど好きだったんだろうなぁ。
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これだけギッシリとたくさん絵があると、「あの1枚が印象に残ったワ」なんて
悠長なことは言ってられなくなるんだけど、この美術館を訪れたモノ好きな観光客&美術ファンに
「これだけは絶対に強烈な印象で忘れられない」と言わせるモノが、ひとつある。
それは何かというと、実は絵じゃなくて、このらせん階段なのだ。
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このらせん階段はすごいインパクトがある。
今までの人生で相当の数のらせん階段を見たり上ったり降りたりしたはずだけど、
これほど妖しい存在感を放つらせん階段なんて見たことがない。
コレだけでも世界遺産にして保存したくなるくらいの、素晴らしい出来だ。
このらせん階段を見るためだけでもこの美術館に行きたまえ、とイ課長は言いたい。

古今東西の名画で埋まり、観光客でゴッタ返すルーブルもいいけど(行ったことないけどさ)
もしパリに行く機会があったら、画家自身の私邸を美術館にしたこのギュスターヴ・
モロー美術館もお勧めざますよ。




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by tohoiwanya | 2009-08-12 01:34 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(4)
Commented by みゅげ at 2010-02-06 20:14 x
>このらせん階段を見るためだけでもこの美術館に行きたまえ

美しいですね・・・。
行かねばなりませんね(笑)
滞在アパルトマンから、たぶん徒歩2~3分♪♪
Commented by tohoiwanya at 2010-02-07 10:17
ここはいいですよー。ぜひ行ってみて下さい。

サン・ラザール駅からも徒歩圏、モロー美術館からも徒歩圏とすると…

…ふむ、ふむ、みゅげさんの滞在するアパルトマンがどの辺か、何となくわかってきた。
ひょっとして、サン・トリニテ教会なんかが近いんじゃないですか?
 
Commented by みゅげ at 2010-02-08 16:07 x
すごい!大正解(笑)
サント・トリニテ教会の真向かいらしいですが、地図で見ると真向かいではないような・・・。

ちなみにサン・シュルピスなどのサンは男性聖人で、サント・トリニテのサントは女性聖人ということで、サント・トリニテ教会はトリニテさんという女性聖人の教会らしく、ここも結構渋くていいとかで、どれどれ・・・と顔を出して来ます♪
Commented by tohoiwanya at 2010-02-08 23:42
ひーーー。「サン」と「サント」で男性・女性が分かれるんですか。
まぁ何せ私はシャンゼリゼを「しゃんぷす えりぜー」なんて読むくらいの
フランス語パープリンとはいえ、全くお恥ずかしい。いやしかし勉強になります。

サント・トリニテ教会の近くなら、メトロの駅もいろいろ使えて観光にも便利だし、
街の雰囲気もいいですよねー。いいなーーー。

トリニテ教会は外から眺めただけで、中には入らなかったんです。
ぜひ、中をご覧になって、あとで写真見せてください(笑)。
 


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