2009年 09月 04日

不良チンピラとのタタカイ

今日は、今回のパリ旅行で唯一体験した「不愉快な出来事」の話を書くのである。
それは5月21日木曜日の午後、シャルトルで発生した。

大聖堂を見終わってシャルトルの駅に戻る途中、突然若い男が寄付を要求してきた。
たぶん高校生くらい。ヘタな英語で「身体障害者のために寄付を」とか何とか言いながら
寄付&署名の台帳をイ課長に向かって突きつける。
台帳見ると、いろんな国のいろんな名前で署名がしてあるよ。

しょうがないなぁ…その時点ではまだあまり怪しまず、台帳に「Japan  Ikacho」と書いて
ポケットから2ユーロコインを取り出して渡した。

するとどうよ(その1)。そのクソガキ野郎は「2ユーロじゃだめ!」と騒ぎだし、
署名台帳に勝手に「5ユーロ」と自分で記入してイ課長に5ユーロ要求するではないか。

ここでハッキリわかった。こいつら、観光客相手の単なるタカリじゃねーかよ。
てめぇらみたいなクソどもにやる金は一銭も持ってないんだよ、イ課長は。
「No! No more Money!(これ以上のお金はナシ!)」と英語でキッパリ拒絶したら
そのクソガキも引き下がっていった。まったくもう…

外人観光客相手に、常習的にタカリまくってるヤツなのは間違いない。
最初、「フランス語わかりません」と言って通りすぎようとすると、そのクソガキは
イ課長の行く手を強引にさえぎって何とか寄付させようとするんだからね。
あまり考えず最初に2ユーロ寄付したことを激しく後悔しながら、列車に乗った。

パリ行きの列車は空いてたから、イ課長の乗った車両には誰もいなかった。

するとどうよ(その2)!
走ってる列車の中でまたヘンな男が現れて「身障者のために寄付しろ」と言いながら
見覚えのある寄付&署名台帳をつきつけてくるではないか!!
シャルトルの駅前で会ったときによく顔を見てなかったけど、さっきと同じヤツだろヲマエ?
同じ相手にタカりに来るとは、どこまでバカなんだ。

こうなるとイ課長も態度を硬化させるよ。
「私はすでに金を払った!」と英語で答えてガンとして金を払うのを拒否し、そこから押し問答。

一度は引き下がったかに見えたんだが、しばらくするとまた現れやがった。
今度はクソアマをひきつれての二人づれだ。二人ともいかにも頭カラッポで品性下劣そうな、
絵に描いたようなクソガキカップルだ。男の方が「フォーハンディキャップピーポー」とか騒ぎながら
イ課長の顔の下に台帳を突きつけてくる。これはイ課長の視界をさえぎるためだったと思われる。

「もう払ったって言ってんだろ!アイヴ、オールレディ ペイド マネー!」と
イ課長が激しく拒否すると、今度は英語もロクにわからぬクソアマが寄ってきやがって
「マネーマネー!そうそう!マネー払ってちょうだい!」とか何とかアイソ笑いを浮かべながら
脇に置いたイ課長のバッグにソッと手を伸ばしてくるではないか。

さぁ、こうなるともうイ課長も完全に戦闘モードだよ。
Hey!」と大声で叫んで自分の荷物をモギリ取り、
席を立って別の席に移動した。
だがマズいことに、イ課長が移動した先の席は誰もいない先頭車両の端っこの席だったのだ。

するとまぁた来やがった。何とシツコい!フランスクソガキ・タカリ軍団の異常な執念。
今日のアガリが少ないから、何としてでもセビリ取ろうってことか?

そうなるとコッチも異常にケチになる(笑)。絶対に金なんて払うもんか。大声で拒否し続ける。
だが向こうも“覚悟”を決めて、何としてでもイ課長から金をまきあげるつもりらしい。
何度も言うように車両には誰もいない。異常にしつこいクソガキがイザとなったら
暴力に訴えてでも…と思ってた可能性はあるし、イ課長もそうなりそうな危険な気配を感じた。

その時だ。そのクソガキがハッとイ課長の向こうを見た。
この時、イ課長の背中のツイタテの奥には実は1等席があって、その1等席に
乗客が一人寝てたんだよ。あまりにワァワァ騒がしいんで、彼が身を起こして
1等席からこっちを覗き込んだんだな(背中側だからよく見えなかったが)。

クソガキどもは「他に乗客がいる」ことに気づいて、急に引き下がっていった。
1等席にあの乗客がいなかったら、イ課長がどうなっていたかはわからない。
もちろん、その後イ課長は再度席をかわって、他に乗客のいる車両に移ったのである。
また来るかもしれないと思ったからね(結果的にはもう来なかったが)。

ショボい田舎町。でも大聖堂があるせいで外人観光客だけは多いシャルトル。
そんな外人観光客たちが今日もまたシャルトルでヤツらにタカラれているんだろうなぁ…。

今後シャルトルに行く人のためにも、このことは声を大にして言っておきたい。
シャルトルに行くと、街でヤツらに遭遇する可能性がある。高校生くらいのチンピラ男女だ。
しかしもっと危険なのは、パリに戻る電車もヤツらの“営業エリア”であるということ。

シャルトルからパリに帰る車中では絶対に他の乗客の近くに座った方がいい。
そして、もし車中でヤツらが攻めてきたら、とにかく大声で拒否し続けることだ。
もし女性だったら、もう構わないからどんどん悲鳴でもなんでもあげちゃえ。
騒ぎを聞きつけて車掌でも来たら、しめたモンだよ(ヤツらが不正乗車なのは間違いない)。
とにかく、大声でひたすら断固拒否し、乗客&車掌がイヤでも注目するような状況に
しちまうのがいい。イ課長の体験から言えるのはそういうこと。
貧乏性イ課長はこういう時、金を払って済ませようという発想が湧かないのだ(笑)。

移動も宿泊も観光も、基本的には何のトラブルもなく幸運に恵まれた今回のパリ旅行。
旅行中に接したフランス人も基本的にはみんなイイ人ばかりだった。とはいえ、やはり
こういう目にも遭ってしまうわけだ。あー、いま思い出してもムカつくぜ。死ね!シャルトルクソガキ!

フランスに行ったら世界遺産のシャルトル大聖堂を見たい人は多いはずだ(イ課長自身そうだった)。
でもシャルトルに行く時は十分注意してね。ヤツらはまだいるはずだ。

というわけで、今日は「唯一の不愉快体験」の話でした。下はシャルトルの駅の写真ネ。
次回からはまた楽しい旅行記に戻ります(笑)。
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by tohoiwanya | 2009-09-04 00:26 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(4)
Commented by チロリ at 2009-09-04 04:56 x
>金を払って済ませようという発想が湧かないのだ

あったりめーだ。
んな事したら、相手の思うツボ。そうやって渋々ながら金払ってしまった観光客(特に日本人)が山ほどいるであろうチクショウ。
LAXにも募金ヤローがウロついているよ。同じように名簿差し出し、見ればクレジットカード番号まであげちゃっている日本人がいたり。
絶対、断固として拒否するのだ!
Commented by tohoiwanya at 2009-09-04 13:11
>LAXにも募金ヤローがウロついているよ

ガイジンがいっぱいいる空港なんかには高い確率でハビコッてるんだな。
しかし、まさか飛行機の中までは来ないよな(笑)。

それにしても、そのクレジットカード番号ってナンなのだ?
現金がないから「クレジットで寄付」するのか?ンなバカな!!
いくらなんでももうちょっと警戒したらどうなのだ!日本人!

しかし「誰もいない先頭車両」に何も考えずに座っちまったイ課長も
まだまだ甘い。教訓にしなければならぬ。
Commented by sca at 2009-09-04 14:23 x
そんな怖いところを無事に切り抜けてこられるのはちりるだからだ。
巨大ロボットだからだ。
何処から見たって楚々としたヤマトナデシコの私なんかやっぱりツアーかぁ。
Commented by tohoiwanya at 2009-09-06 12:09
>巨大ロボットだからだ

こういう事態に巻き込まれると、身体の大きさとか語学力なんてモノは
関係なくなってくるッスよ。
でも、いよいよ最後の武力対決になった時のケンカテクニックは重要かもしれない。

誰もいない車両でヤツとの暴力沙汰を覚悟したけど、
そうなったらケンカキャリアの全くないイ課長が勝った確率は極めて低い。
先手必勝でいきない相手を蹴倒して車掌がいる車両まで逃げる、とか
そうでもするしかなかったはず。


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