2009年 09月 20日

映画ヲタクの旅 -シェルブールの雨傘4-

シェルブールに着いただけで正気を半分失い、
「シェルブール雨傘店」を見たことで残り半分の正気の大半も失ったイ課長。
残ったホンのわずかな正気をふり絞って街の中心部に歩いていった。

というか、未だボーーーッとした状態のまま彷徨したという方が近いかも(笑)。

傘屋の建物が残っていた場所っていうのは実はシェルブールの街のはずれの方に近くて
そこからフラフラと歩いてると、もっと人通りの多い商店街みたいなところに出た。
ふーむ…どうやらこの辺が街の中心部なんだろうな。
…てなことを考えながら歩いてたら、お?傘屋があるではないか!!
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これがネットでも紹介されてた、現在のシェルブールの雨傘屋であり、
「シェルブールの雨傘」聖地めぐりに世界中から来る観光客目当ての土産物屋だ。
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ほら、何と看板には日本語まで書いてある。ここだけちょっと観光地っぽいね。
そう考えると、この映画の舞台を訪ねてくる世界中のモノズキたちの中でも
日本人の割合がかなり多いことがうかがえる。ここにも一人いるくらいだし(笑)。

ブラブラ歩いてると、立派な劇場があった。
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小さな街だから、特に探さなくても街の中心を歩いてるとすぐ見つかっちゃうんだね。
この劇場こそ、ギイとジュヌヴィエーヴがオペラ「カルメン」を見てデートした、あの劇場なのだ。
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正面ファサードなんて、小さな街の劇場にしてはものすごく立派だ。
映画の場面と比べてみると、もう全く、全然、これっぱかしも変わってないじゃん。
いやーーー、ここでギイとジュヌヴィエーヴがなぁ…あああ。

フランスの田舎の小さな港町・シェルブールなんてもう死ぬまで来られないはずだ。
ここまで来たら最後の正気を振り絞って、後悔しないように見られる可能性のあるものは
全て見ておこうではないか。
「撮影が行われたのはこの辺」という情報を持っていた最後の場所はオーブリー横丁。
出征の決まったギイとジュヌヴィエーヴが歩く路地だ。
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これもちょっと見つけるまでには時間がかかった。何せ細い道だから。
この辺かな?もう一つ先の道かな?って感じでウロウロしてたら、ほどなく見つけた。
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ここがまた異様に風情のある路地だった。
路地を抜けるとこんなトンネル?みたいなものの向こうに狭い広場がある。
まるで街から隠れたようなところに、隠れ家のようにシャレた家や店がまた並んでいる。
うひゃーーこういうトコ、住みたくなっちゃうなぁ。
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ああもう何だかドコもカシコもいいワ、シェルブールの街は。
映画に使われたところとか、そういうの抜きにしても、すごくいい感じの街だった。
大都会パリもいいけど、誰も知らないような小さな港町の風情もまたいいなぁ…。

みゃあみゃあみゃあ というウミネコの声を聞きながら、
ノルマンディー半島先端の港町ここに来られた喜びをシミジミと味わうイ課長なのであった。

  

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by tohoiwanya | 2009-09-20 01:30 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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