2009年 12月 25日

ランス大聖堂 -その1-

イ課長の勤務先は何と、28日月曜日を年休取得奨励日ってことにしちゃったから
実質的に今日が仕事納めなのである。
もちろん、イ課長も会社の奨励に従い、月曜は年休を取得いたします。
つうか、代休だ代休。海外出張のたびに日本を日曜に出たり、現地を土曜に出たり
土日をツブしまくってんだから、代休扱いにしてやる!(←なぜかケンカ腰)

というわけで、本日はもう仕事はしない。
机の周囲もある程度片付けた。
あとはパリネタ消化のために怒涛のブログ更新に励んじゃうからな。

そういうわけで前回の続き。イ課長はランスに着きました(いきなりかよ)。

行ってみるまでわからなかったけど、ランスって意外に大きな街だった。
前日の木曜日にショボい街・シャルトルで不愉快な思いをしたばっかりだったから、
ランスも「チンピラが巣食う田舎町」じゃないかっていう警戒心がちょっとあったけど、
シャルトルなんかより、もっとずっと都会で、賑やかだ。へぇ~。

この日も天気はすごく良かったから街歩きも楽しい。
明るい日差しを浴びてランス大聖堂を目指す。駅から歩いて10分弱ってところかな。
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うおお!見えてきた見えてきた!
うーーむ…リッパな姿である。さすがはランス大聖堂。

ランス大聖堂はアミアンやシャルトルなんかと並んでフランス・ゴシックを代表する
巨大教会建築だけど、観光上のセールスポイントはそれぞれ微妙に異なる。
たとえばシャルトルなら最大のアピール・ポイントは何と言ってもステンド・グラスの見事さだ。
アミアンの大聖堂なら天井高43mに象徴される巨大建築自体が呼び物だよな。
(個人的にはアミアン美人の方にもっと惹かれるが)
さて、それに対してランスは?となると、ここの場合は彫刻が有名だよね。

特に西正面入口にある「微笑みの天使」は、そのニッコリ!!という笑いっぷりが
神聖な宗教彫刻とは思えないイキイキとした表情で知られてて……知られ…あれ?
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急速にイ課長の胸に悪い予感が広がる。
左側の塔の根元ンとこにかかったこの工事用のマクは何なのだ?ひょっとして…
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あーーーー…やっぱ修復中だ。ちぇー。コッチ側の天使は見られないじゃんよ。
「このマクの向こうにはこの微笑みの天使がいるんですよ」なんて写真で示されたって
しょうがないじゃんよー。

まぁ文句を言ってもしょうがない。そりゃ修復だって必要だもんな。
それじゃ、左側の方はあきらめて、修復工事してない右側の方の天使サンを見てみるか。
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いたいた。この、一番左側のがそうだ。これ以上ないっていうくらい嬉しそうに笑ってるぞ。
もう目の形が完全に三日月型だ(笑)。まさに典型的笑い顔になってるよね。
確かにこの時代の宗教彫刻で天使がここまで人間的スマイルを振りまいてるのは珍しいかも。
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微笑みの天使サンの隣で、やや沈んだ顔してるのはたぶんマリアさんだよな?
ってことはこの場面は「受胎告知」なのか?
「マリア?あなた処女のくせに近々男の子生むからイエスって名付けてね?うふ、うふふ!」
「アタシがですか?…あらそうなの…選ばれちゃったの?アタシ…」
やや沈んだ顔でありながら、タダナラヌ子の母となる覚悟と喜びをホノカに感じさせる、
このマリアさんの表情も見事だよなぁ(もしコレがマリアさんだとすれば、だが)。
それに較べると微笑みの天使サンは天真爛漫だけど、その分ちょっとパッパラパーぽいかも(笑)。

というわけで、とりあえず有名な微笑みの天使サンの片方だけを拝見したところで、
いよいよランス大聖堂の内部に足を踏み入れてみようかね (つづく)。



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by tohoiwanya | 2009-12-25 14:42 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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