2010年 04月 14日

シングリッシュ!

前にも書いたけど、シンガポールではマレー語、中国語、英語、タミル語の4つが公用語。
位置付けとしては、大きくマレー系、中国系、タミル系という民族が混在してる国にあって
それぞれの母語が存在すると同時に一種の“共通語”として英語がある、っていう感じなんだと思う。
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さてその英語だ。シンガポールの英語。ちょっと独特なのである。
まぁ言語なんてヨソの国で普及する頃にはそれなりに変質を遂げるのは当然ちゃ当然だが。

そういう、シンガポール独特の英語のことを「シングリッシュ」という。
普通に英会話を勉強した人もシングリッシュになるとガゼンわからなくなる、なんて話を
出張前に聞いたから、一体どんな英語なんだろうかと興味があった。
もっともイ課長の場合、シングリッシュはもちろんイングリッシュだってダメなわけだから
シンガポールの英語が独特だろうがヘチマだろうが関係ないとも言えるのだが(笑)。

しかし実際にシングリッシュを聞いてみると、確かに「こりゃわかんねぇや」と思った。
耳で聞いて感じた印象としては「非常にポキポキした英語」ってことだね。
本来伸ばすところに、逆に小さい「ッ」がついてるような感じとでも言えばいいか。

イ課長がシンガポールに出張したのは去年の10月(October)だったけど、たとえば
オクトーバーがオクトッバッみたい…いやちょっと違うか…こういうのを文字で伝えるのは難しい(笑)。
「All About Singapore」ってサイトに載ってたシングリッシュの話を借用しよう。

シングリッシュの文法的?特徴としては、最後に「ラー Lah」っていう言葉を
くっつけることみたいだラー。たとえば OK lah! で「オッケーだよー」てな感じの、
少しくだけたニュアンスが出る(らしいラー)。

あと大きな特徴は「CAN」の使い方。けっこうなんでもCANで済ませちゃうみたいで、
たとえば

客 「もう少し安くなりませんか?」
店員「いいですよ。」
客 「ホントですか?」
店員「もちろん、OKです。」
    ↓
客 「 Discount, CAN? 」
店員「 CAN! 」
客 「 CAN? 」
店員「 CAN! CAN! 」

これ、わかりやすいワ(笑)。イ課長もシンガポールでCan Can言ってくりゃよかった。
Can Can!はシングリッシュを代表?する言葉みたいだね。

発音面ではさっき言ったように小さい「ッ」が入るような特徴があるんだけど、特に
「r」で伸ばすべきところに「ッ」が入る。これも好例としてよく挙がるのが駐車場(Car Park)だ。
これを「カーパーク」じゃなく「カッパッ」っていう風に発音するらしい。
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実際、イ課長が通訳なしで話した現地の人はウェンディーさんか、あとは
ホテルの従業員か、食い物屋台のオバチャンくらいのもんだ。
自分が話したり聞いたりするというブブンではそんなに強くシングリッシュのわかりづらさを
感じることはなかった。もっとも、向こうも「ガイジン向け」の言い方をしてた可能性も高いけどね。

しかし通訳さんと地元タクシーの運転手さんの会話となると、これがわからない。
「ドコソコに行ってください」って、目的地を言ってるはずなんだけど、それでも
「いま何て言ったんだろう?」ってことが少なくなかった。

さらにもっと驚いたことがある。
通訳さんがタクシーの運転手さんにシングリッシュで行き先を言うじゃない?
運転手さんが道順や方角を確認するために、通訳さんにシングリッシュで質問する。
それに通訳さんが答えて、しばらく二人のやりとりが続いて…う? ちょっと待て…


二人はいつから中国語での会話に移行したんだ?!

そう。何せ事実上国民すべてがバイリンガルのシンガポール。
中国系同士だったら、会話言語がシングリッシュからヒョイと中国語になるくらいは
ちっとも珍しくない。理屈としてはそれはよくわかる。

しかしその現場に居合わせた日本人としちゃ、わかっててもビックリ仰天だよ。
英語と中国語の間で“出入り自由”な会話だなんて。いやーうらやましいなぁ。

ちょっと訛りがあってもいいから、英語と中国語を(あるいはマレー語、タミル語でも)
同時に覚えたいという人は今すぐシンガポールに移住だラー!




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by tohoiwanya | 2010-04-14 15:05 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(1)
Commented by World Joint Clu at 2011-03-10 20:09 x
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今回、イ課長様のブログを拝見し、The World Timesの記事にご協力いただけないかと思い、ご連絡いたしました。2010/4/14更新の「シングリッシュ!」の内容を元にこちらで編集させていただき、記事を作成させていただけないでしょうか。
ぜひイ課長様のブログを記事にさせていただきたいと思っております。どうかご検討いただき、下記メールアドレスまでご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。

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