2010年 05月 26日

特集企画「金曜のヨロコビ」

イ課長ブログ、本日はちょっとヘンな企画でいってみよう。
出張における最後の仕事が終わって、あとはもう自由時間+日本に帰るだけっていう
安堵感と解放感にひたりながら撮った「業務終了直後、ヨロコビの一枚」シリーズ。

イ課長の海外出張では、仕事が終わるのは必ず金曜日だ。で、土曜のヒコウキに乗って
帰国するっていうパターンが多い。

海外出張で、仕事の予定を全部クリアした直後のヨロコビって、わかってもらえないかもなぁ。
ホテルで目が覚めたときからすでに「今日で最後だ…午前中のアレと午後のアレを済ませれば
シゴトはすべて終わるんだ…」っていう気分になってるんだよね。出張最後の金曜日って。
慣れないガイコクでたった一人、絶対ミスも失敗もせずスケジュールをこなさなきゃならんという
プレッシャーから解放されるヨロコビ。言葉で表すのは難しい。
(もちろん、ミスなく土曜の帰国便に乗らなきゃいけないってプレッシャーは残るけどさ)

そういう「解放のヨロコビ状態」に突入して、最初に撮った写真。
他の人にとってはドウってことないけど出張者本人にとっては強い思い入れのある、
忘れがたい写真ばっかりで、本日はその特集。

たとえば2007年のドイツ・チェコ出張の、この1枚。
プラハのあるホテルのロビーで日本人の関係者と待ち合わせ(確か17時のアポだった)。
イ課長にとって初めてのヨーロッパ出張、その最後のアポイントメントだった。
ロビーで会って、お茶のみながらしばらく話して、挨拶して別れ、一人ホテルを出て…
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あーもう…この時の安堵感・解放感は忘れられないよ。
初の欧州出張、不安だらけだった日々、そんな中で全てのスケジュールを何とかこなし、
イ課長は本当に、ほんとうに、ホントウに心の底からホッとして嬉しかった。
夕暮れのプラハの街が最高にキレイに見えたっけ。そこで撮ったのがこの一枚ってわけだ。

2008年9月、この年最初の海外出張もやはり欧州・ドイツだった。
ドイツ出張には多少慣れたとはいえ、ベルリンやハンブルク等々、ドイツ内の移動が多くて
訪問先のアポ調整、さらに交通機関やホテルの予約を調整するだけで気が狂いそうだった。

最後の仕事はやはり金曜日の午後、ハンブルクの某日系企業を訪問した。
仕事が終わって出てきたのが…15時くらいだったかなぁ?この時も心底ホッとしたっけ。
ホテルに戻ろうと歩き始めて、フと空を見るとなぜか気球が浮いていた。
海外出張のプレッシャーから解放されると、思わず空を仰ぎ見ようって気になるのさ。
「出張終わったー!気球も祝福してくれてるー!(してねぇよ)」と思いながら撮ったっけ。
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翌月の10月には早くも次の欧州出張をするハメになった(笑)。
出張最後のアポは当然金曜の午後で、ミュンヘンにある会社を訪問した。
この時は相手がドイツ人だったから、当然、通訳さんと一緒。
ミュンヘン中央駅のカフェで出張の無事終了を祝って通訳さんとビールで乾杯して別れ、
そのまま一人でマリエン・プラッツの方まで散歩して撮った写真がこれだ。
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ミュンヘンのランドマーク、フラウエン教会のネギ坊主みたいな二つの塔。
まだ空が明るいね。4時頃だったかなぁ?この時は夜、バイエルン国立歌劇場に
オペラ聞きに行くっていうんで、もう気分はウキウキだったのだ。

2008年11月、狂気の3ヶ月連続海外出張の最後はワシントンD.C.だった。
この時は出張最後の金曜日に日帰りでN.Y.に行き、夜D.C.に戻ってきた。
あとはホテル帰ってメシ食って荷造りするだけ。明日は早朝にチェックアウトして帰国。
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欧州と違って土曜の半日観光がないのはつまんなかったけど、もうそんな体力もなかった。
「あとは明日の朝の飛行機乗るだけだ…三ヶ月連続海外出張終わったんだ…」と思って
ワシントン・メトロの空港駅ではほとんど虚脱状態だったよ、イ課長は(笑)。

2009年10月のシンガポール出張。金曜の最後の仕事が終わった後の一枚はこんなのだ。
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この時は金曜午前中に最後の訪問が終わり、通訳さんと別れた後は夜の帰国便までフリーだった。
とりあえずオーチャード通りに行ってみたら、揃いの黄色いシャツを着た広告カップルがいたんで
フと撮ってみたってわけだ。シゴトが終わると、何の意味もない写真を撮りたくなるんだよ(笑)。

そして2009年11月、現段階では最後の海外出張である欧州出張の、金曜の仕事が終わって
ホッとして撮った写真がこれ。
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風邪ひいた状態で最後のアポのためにブリュッセルからオーステンデまで往復し、
フラフラんなってホテルに戻り、全スケジュール終了を祝って孤独な乾杯をしたのだ。
(このホテル、宿泊客にはバーの飲み物が1杯無料サービスでついてたんだよ)

この時ばかりはビールじゃなく、カッコつけてドライ・マティーニを頼んだ。
体調最悪の状態で、何とかすべての予定をかクリアできて、ホッとしたなぁ…。


写真自体には何の見るべきモノもない…というか、知らないヒトが見れば
「何でこんなものワザワザ撮ったの?」といいたくなるような写真ばっかりだ。
だがイ課長にとってはこれらの写真は全部「金曜に最後の仕事が終わり、業務モードから
自由モードに切り替わった後の最初の1枚」ってことになる。

どれも思い出深い一枚ばっかりだよ。ほんと、つくづく、しみじみと。

 

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by tohoiwanya | 2010-05-26 13:50 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
Commented by sca at 2010-05-27 10:39 x
確かに海外の街角で撮ったただの写真。
「いいなぁ、出張で海外旅行できて・・・」って思うのも仕方ない(まだ、言ってる)

でも、文章を読めば追い詰められたサラリーマンの悲哀と悲壮感と仕事から解放された安堵感が胸に迫ります(笑)
Commented by tohoiwanya at 2010-05-27 15:02
イ課長みたいな仕事だと出張中の(っていうか、実際には出張準備段階からの)プレッシャーは
大変なものがあるから、そこから解放されたときの反動もまた大きい。

去年のパリみたいに、出張じゃなく、純粋に旅行で海外行ったときの
ヨロコビぶりがやたら極端になるという症状も出ますな(笑)。
 


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