2010年 07月 14日

シンガポール出張・初日の思い出

まず、喜ばしい話から。

イ課長は先日、120人くらいを前に、昨年やったある仕事の内容について講演した。
その仕事っていうのが実はシンガポールに出張した仕事だったんだけど、もちろん、
このブログでのシンガポールネタと違って、マジメに仕事の話をしたんだよ?(笑)

講演を聞きに来た参加者にはアンケートを配る。
当日はイ課長含めて3人が講演したんだけど、3つの講演に対してもそれぞれ
「大変良かった」とか「普通」とか「つまらない」とか評価をするようになってる。

主催者がさっそくアンケート結果を知らせてくれたんだけど、幸いなことにイ課長の講演は
3人の中では評価がダントツのトップだったそうで、「大変良かった」と「良かった」の
合計は9割を超えたんだって。9割超?それはすごい。主催者側も驚いてた。

ほらね?実はイ課長だってちゃんとマジメに仕事に取り組んでいるんだよ?
このブログの読者にはなかなか信じてもらえないかもしれないが…(笑)

そんなシンガポール出張初日の仕事のヒトコマについて書こう。
日曜の夜にシンガポールに着いて、月曜午前中の最初の訪問先に行ったときの話。

海外出張って、初日の最初の訪問先は現地の会社ってことが多いんだよ。
当然、通訳さんと一緒に行く。だから海外出張初日の仕事はじめのプロセスって

①まず通訳さんと待ち合わせして打合せ 
②しかるのち、二人で訪問先に行き、面談相手と会う   って形がほとんど。

要するに、初日でイ課長自身はまだその国に慣れてないとしても、現地事情に詳しい
通訳さんが一緒だから、移動に際してミスる心配はせずに済むわけだ。

しかしシンガポール出張初日の、最初の訪問先はたまたま日系企業だった。
面談相手も日本人だ。だから通訳さんナシ、イ課長一人で行かんとイカン。
何せこっちはシンガポール生まれて初めてで右も左もわからないアホウだからねぇ。
ミスらないように地図を何枚も用意したけど、正直言って多少不安だった。

ホテルを出てMRTに乗って、最寄り駅と思われる駅で降りた。ここまではいい。
ここからタクシーに乗るんだけど、どのくらい時間がかかるのか全然見当もつかない。
とりあえず汗かいて喉が渇いたからっていうんで駅ではちみつレモンを買った。
後で気がついたけど、これって本物のレモンの薄切りが入ってるんだよね。
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まぁ遅れるよりは早く着いて時間が余る方がいいやと思って、飲みかけのはちみつレモンを
カバンに入れてタクシーに乗ったはいいけど、シンガポールの朝の渋滞はすごいねー。
早く着きすぎるどころか、途中から間に合うかどうかハラハラした。
現地に慣れてないと、こういう不安要素がいっぱいあるからコワいんだよ。
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まぁそれでもドウにか時間前に着き、訪問先が入居してるビルもドウにか発見した。
面談も上々の首尾で、シンガポール出張初日の、最初の仕事は無事終わったわけだ。

「イ課長さん、お帰りはどうされます?タクシー呼びましょうか?」
「あ、そうですね。お願いします」

訪問先の現地女性社員が携帯電話でタクシー会社に連絡をとってくれた。
「10分で来るそうです」っていうんで、御礼を言って、1階玄関わきで待つことにした。

しばらく待った。10分…15分…タクシーは来ない。するとだ…。

さっき携帯でタクシーを呼んでくれた女子社員が様子を見に来るではないか。
イ課長がまだ玄関わきに立ってるのを見て、「あら、まだタクシー来ないの?」と思って
心配になったんだろうな。タクシーが来るのを玄関の内側で待ってる。
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上の写真じゃわかりづらいけど、実はこの時南国特有のスコールがザーッと降りだした。
依然としてタクシーは来ない。イ課長は雨の玄関先でボーッと待つしかない。

彼女の方はっつうと、玄関の中で一生懸命携帯で電話してる。おそらくタクシー会社に
問い合わせしてくれてるに違いない。やさしいなぁ…。

しばらく携帯で電話した後、彼女はイ課長のトコに来て「もう少しでタクシー来ます」と英語で教えてくれた。
イ課長は御礼をいい「もう大丈夫ですから、どうぞオフィスに戻って…」って言うんだけど、
彼女はタクシーが来るのを確認するまでは帰らない覚悟のようだ(笑)。

結局、その後しばらくして雨も少し小降りになった頃、タクシーが来た。
イ課長は乗り込み、笑顔で手を振って彼女と別れたのであった。

確かに、誰が見たってイ課長はシンガポールに不慣れな外国人そのものだった。
でも、そんなオノボリさんのために自分が手配したタクシーが来るのを
確認するまで待っててくれるなんて、親切な女性社員だったよなぁ…。

頼りないイ課長の、初めてのシンガポール出張の初日の記憶。

シンガポール出張した仕事の講演が思いのほか好評だった記念に、さらにあの時の
女性社員への感謝をこめて、イ課長ブログに残しておくことにしたのである。




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by tohoiwanya | 2010-07-14 16:15 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)


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