2011年 02月 03日

ドイツ・英国 喫煙事情

以前、ドイツは喫煙に関して意外にユルいっていう話を書いたことがある。
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上の写真のように、ドイツのホテルもエレベーターホールみたいなパブリック・ゾーンでは
タバコはダメみたいで、灰皿にタバコダメマークがついてる(部屋では吸ってよかった)。
ドイツだって別に野放しというわけでは全然ないのだ。

でもドイツで道を歩いてると、けっこうよく灰皿(と、そこでタバコを吸う人)を見かけるんだよ。
たとえばフランクフルト中央駅でも、どこの出口にも必ずゴミ箱と灰皿がある。
東京駅の八重洲口や丸の内口のワキに灰皿があるかと言えば、たぶんないだろう。

フランクフルト近郊の小さな駅で、夜の6時過ぎに電車を待っていた。
とりあえずその日の仕事も終わったし、電車待ってる間に1本タバコでも吸おうかなと思って
灰皿あるかな?と探したらちゃんとあった。ここでもゴミ箱と一緒になってる。
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JR東日本は新幹線以外のホームにはたぶん喫煙所なんてないし、灰皿もないはずだ。
しかしドイツ国鉄だと小さな駅でもチャンとあるというわけだ。相変わらず中途半端な喫煙者である
イ課長、この時はこの灰皿でタバコを吸わせていただきました。

ちなみに、イ課長がドイツ出張のたびに現地で買うタバコはこれ。
日本で売ってる一番軽いヤツとたぶん同じ、ニコチン0.1mgっていうタイプだと思う。
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英語なら「アールワン」、ドイツ語ならたぶん「アールアインス」って発音するんだろうけど
ドイツのタバコ屋でいくら「アールアインス」って言っても通じない。
コレだよって指差すと、(おそらくトルコ系の)店員が得意そうに「アールアインス!」って
イ課長に発音の手本を示しやがる。同じように言ったじゃねぇかよクヌヤロウ!!

まぁタバコ銘柄発音問題はおいといて…だ(笑)。

こんな風に、比較的屋外でタバコを「吸いやすい」ドイツからロンドンに行ったわけだ。
さて、イギリスの喫煙事情はどうなのか?

たぶん法規上はドイツよりはタバコを吸いづらい国なんだと思う、イギリスは。
ホテルの部屋にも灰皿がなかったから、たぶん全館禁煙なんだろうな。
通訳さんの話だと、イギリスではパブでも店内では吸っちゃダメって法律ができたそうで、
レストランなんかではもちろん、街を歩いてても灰皿なんてついぞ見かけない。

明らかにドイツよりは喫煙に対するシメツケは厳しいといえる。
じゃ、吸ってる人も少ないかというと、実はみんなけっこう吸ってんだコレが。

店内禁煙になったっていうパブじゃ、客は店の前の路上に出てスッパスッパ吸ってる。
ホテル近くの、パブが並んだ一角を最初に通った時は「外までお客があふれてるんだ」と
思ったけど、ナンのことはない、店の外に出てタバコ吸ってるだけだったんだ。
店内にはもちろん、外にも灰皿がないから、必然的に店の前の路上には吸い殻がいっぱいだ。
路上の吸い殻の数に関して言えばドイツよりロンドンの方が明らかに多いと思うなぁ。
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これはリーズっていう街の、ある公共機関の中庭に行った時に見た屋外灰皿。
「ロンドンにはないけど、地方だと灰皿あるんだな…」と思って写真に撮ったけど、
この灰皿、実は底がない(笑)。吸殻は全部地面に落ちる。何のための灰皿なんだか…
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こういうところ、お国柄というのか、考え方の違いみたいなものが顕著に出てるね。
ドイツの方がイギリスより路上に置かれた灰皿の数は明らかに多い。
一方、イギリスでは街を歩いてて灰皿なんて見かけない。

しかし、路上の吸い殻の数だと、逆にドイツよりイギリスの方が多いと感じる。
これはイギリスだけじゃなく、パリなんかでもそういう印象を受けた。
街を歩いてて、灰皿を見かけることがない。その代わり吸殻はよく落ちてる。

イ課長の印象だと「灰皿を取っ払ってしまう」というヤリ方はパリやロンドンに関する限り、
路上喫煙者減少より、路上吸殻増加の方に寄与しているような気がするんだよなぁ。

「道に吸殻を捨てたら罰金」で有名なシンガポール。イ課長は一昨年出張で行った。
アソコはタバコのパッケージにはグロい写真まで印刷して禁煙政策を推進してる。
でも、街角には灰皿が多少はあったんだよね。みんなその周りで吸ってたから、
方式としてはドイツと似てるといっていい。

シンガポールの街路は吸殻ひとつ落ちてないキレイさが自慢だけど、実際にはシンガポールで
道路に吸殻が落ちてるかどうかなんて、気にしたこともなかった。それはドイツも同様で、
吸殻は必然的に灰皿に集まる。路上の吸殻なんて気にしないし、気にならない。
片や、灰皿のないロンドンを歩くと、路上の吸殻が相当多いことに否応なく気づく。
喫煙者の視点として、どうしてもそういうところに目がイクんだよ。

ドイツで買ったR1が残ってたから、イ課長は英国ではタバコを買うことがなかった。
上に書いたようにロンドンのホテルが部屋も(おそらく)禁煙で灰皿がなかったから、
ロンドン滞在中、喫煙機会自体が減ったってコトもあるんだけどね。

ハイ、しかし正直に言います。外では何度か吸いました。
外で吸った場合の吸殻処理の基本は「靴の裏でコスッて消してゴミ箱へ」なんだけど、
ロンドンって、ゴミ箱もあんまりないんだよ(これは日本も同じ。テロ対策?)

上の写真の「底なし灰皿」ンとこでも吸いました。当然、吸殻は地面の上に落ちます。
リーズ市内の地面に落ちた吸殻の数を増やしてしまいました。ごめんなさいリーズ。

ロンドン市内でも路上で吸いました。パディントン駅前では吸殻を路上に捨てました。
ロンドンの路上の吸殻の数を増やしてしまいました。ごめんなさいロンドン。


メシの話を書く時と違って、こういう話になると低姿勢にならざるを得ないのである。




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by tohoiwanya | 2011-02-03 00:15 | 2010.11 欧州出張 | Comments(0)


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