2011年 04月 15日

台湾の路線バスのナゾ

MRTの新店駅から烏來に行くとき、そして烏來から新店まで帰る時。
どっちもバスに乗った。新店客運って会社の普通の路線バスね。
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海外で利用する交通手段として、路線バスって料金は安いけど「難度」は高い。
地下鉄と違って路線が多くて複雑だし、停留所の数は多いし、個々の停留所の名前なんて
ガイコク人にはよくわからない。必然的に乗り間違いや降り間違いのリスクは増える。
(台湾の場合バス停名が漢字だから、日本人はかなり有利なのは確かだが)
料金徴収システムとか、運賃は乗る時・降りる時いつ払うのか、なんかもわからないしね。

慣れない街の慣れない路線バスに乗るのが難しいっていうのは日本国内でも同じコトで、
たとえば出張先の地方都市で路線バス乗ろうなんていう場合、路線や停留所名を知らない
出張者だと戸惑ったり、間違えたりすることもある。ましてや海外であればなおさらだ。

それでもこの時は人に聞いたりして、烏來行きのバスに何とか乗り込むことはできた。
乗り込んだはいいが…さて、どうすればいいの?一緒に乗り込んだ乗客は誰もお金払ってないから、
たぶん料金は降りる時に払うんだろう。とりあえず運転手サンに「うーらい」って言って
降りたいバス停の名前を伝えたら、彼はひょいとこんな札をイ課長に渡してくれた。
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ほほーーーー…なるほどね。
その乗客が降りるバス停が書かれたフダをくれるわけだ、ほほーーー。
まぁ烏來は終点だから、イ課長は最後まで乗ってりゃいいわけだが…。

…しかし待てよ?考えてるうちによくわからなくなった。
このバスは台北始発で、途中新店を通り、最終的に烏來まで行く。つまりイ課長は
「途中から乗った乗客」であって、当然のことながら台北から乗った客とイ課長とじゃ
同じ烏來まで行くにも料金は違うはずだ。このフダだけじゃ、降りる時に区別できないんじゃないの?

日本のバスの整理券システムだと「どこから乗ったか」が番号で表示されてるから
その辺は一応確認できるようになってる。しかしこれは「どこで降りるか」のフダだから
どこから乗って、いくら徴収すべき客かってことがわからないだろ??

運転手さんはどうやって正しい運賃を徴収してるんだろうか?まさか乗客すべて誰がドコから
乗ったかを覚えているとも思えんしなぁ。ちなみに、このフダはかなり使い込んであることからも
わかるように、降りる時は料金と一緒に運転手さんに返すのである。


この「路線バス料金徴収システムのナゾ」。行きのバスでは結局わからなかった。

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さて烏來から新店への帰り。また同じ路線バスに乗る。この問題をさらに検証してみよう。
今この写真見て思い出したけどさ(笑)、烏來〜新店間って料金40元(約120円)だったんだね。
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バスに乗ると…うーむ…また「降りるバス停のフダ」だ。
しかしだよ?さっきの料金表示を見てもわかるように、同じ新店で降りるっつうても
屈尺とか青潭とか、途中のバス停から乗ればそれぞれ料金が異なるはずだ。
運転手サンはどうやって「この客はドコから乗ったからいくら」ということを確認するのか?
「路線バス料金徴収システムのナゾ」は依然としてわからん。正しい料金を払うかどうかは
乗客の良識に任せてるのかなー???

ここで毎度アテにならない「イ課長の仮説」。
今回は大胆な仮説だよ(笑)。「実はそんなに細かく運賃管理していない」んじゃないか?
台湾の路線バスの料金徴収はけっこうオオザッパなんじゃないかい?

この大胆な仮説を支持する強力な傍証があるんだよ。それは何かっつうとだね。
台湾の路線バスでは「お釣りが出ない」ということだ。

これは実際にイ課長自身が実験したわけではない(お金もったいないし)。
ただ、どのガイド情報を見ても「台湾の路線バスはお釣りが出ない」と書かれてるんだから
ホントに出ないんだろうと思われる。

ね?つまり、そのくらいオオザッパなんだよ。
お釣りを出さないとすれば、時には「多くもらいすぎる」ことだってあるだろう。
同じように「ちょっと少なかった」ってことがあっても不思議はあるまい。
運賃徴収に際しての多少の凹凸は飲み込み、おおらかに運行しましょうという世界観に従って
台湾の路線バスは走っている…んじゃないかなぁ〜?
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この日、山道をウネウネと走ってると、だんだん空が曇ってポツポツ雨が降り始めた。
(ちなみに、上の運転席を見るとわかるように、日本の路線バスでよく見る電光掲示板式の
運賃表みたいなものはない)
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新店に着く頃にはすっかりザンザン降りになってた。
でも、その分涼しいし、南国のスコールもまた旅情をかきたてるってもんだ。
40元払い、「新店」と書かれたフダを運転手に返し、雨が降る新店のバス停で降りたのであった。

というわけで台湾の路線バス。その料金徴収方式のナゾは結局よくわからない。
イ課長の仮説が正しいかどうかもよくわからない(笑)。

しかしだ、とりあえず台湾で路線バスに乗るときは必ず小銭を用意しておきましょうということは、
最後にもう一度強調しておきましょう。
 



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by tohoiwanya | 2011-04-15 00:08 | 2010.08 台湾旅行 | Comments(4)
Commented by hanatomo31 at 2011-04-15 16:52
こんにちは。
私の仮説ですが、下車票の色で料金を管理しているということもあるのでは?? と、僅かな脳みそを振り絞って考えてみました。
イ課長さんと一緒に謎を解決するのが楽しみ。
(正解は分からないままかもしれないけれど…アハハ)
Commented by 甘皮を at 2011-04-16 04:36 x
処理しなさい。
Commented by tohoiwanya at 2011-04-16 23:10
>下車票の色で料金を管理しているということもあるのでは??

hanatomoさん:
その可能性は確かにある。ただね、もし「色方式」だとすると、たとえば新店から
烏來まで行くイ課長には「黄色い烏來フダ」を、台北から烏來まで行く人には
「紅い烏來フダ」、別のバス停では青い烏來フダ…緑の烏來フダ…って感じで、
料金区分の数と同じ色数の烏來フダを用意し、正しく渡し、さらに降りる時には「オマエは
黄色の烏來フダ=新店から乗った=40元」って料金徴収することになるけど、そんな
面倒臭いことするくらいなら「同じ色の、乗ったバス停名のフダ」にすれば簡単なのに…という疑念が
どうしてもぬぐいきれない。

ただ、写真を見るとわかるようにフダの下んとこには「乗車段号証」って書いてある。
たぶん「どこから乗ったかの証明」ってことだと思うんですよね。だとすると、やぱり
「色方式」なのかなぁ…??
 
Commented by tohoiwanya at 2011-04-16 23:10
>処理しなさい。

甘皮を さん:
マニキュア塗るわけでもないのに甘皮なんて処理するかね。トホ妻だってしとらん。
そもそもアンタ誰? …米国西海岸からの書き込みであるということは大体把握しとるがな。ふふふ。
 


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