2011年 07月 26日

「英国美人」は存在するか?

ロンドンのホテル評価を書いたら、連鎖的に英国の話を書きたくなったので、書く。
書き手の気まぐれでドコの話になるかわからないイ課長ブログなのである(笑)。
本日はやや刺激的?なテーマかもしれないなぁ。

「プロテスタントの国には美人と美味い食い物がない」という定説がある。
もっとハッキリ言えば「プロテスタントの国はメシが不味くてブ○ばっか」というこの定説。
(その逆に「カトリックの国は食い物美味くて美人が多い」とも言われるわけだが)

英国国教会をプロテスタントと言っていいかどうかやや微妙なとこだが、とりあえず
カトリックでないことは確かだ(もちろん、北アイルランドとかは除いてね)。
この定説を世界に流布させる上で、英国はどの程度寄与しているのではあろうか?

食い物に関しては明白だ。英国が加われば「美味さ」で圧倒的不利、不味さで有利になる(笑)。
当然、英国のいるプロテスタント・グループが不味いと言われるのは仕方あるまい。

しかし美人の多い少ないとなると…?そもそも「英国美人」っているのか?
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確かに英国美人ってイメージが湧かない。映画女優で考えても「男がみんなウットリ」型の
典型的美人女優っつうたら…ビビアン・リーくらいかなぁ(古すぎ?)。
新婚旅行の時に3日間ロンドンに滞在した時の印象からいっても、英国女性の美人度は
おおむね「食い物と大差ないレベル」なんだと思っていた。

ところがだ。実は今回のロンドン出張でイ課長はちょっと印象に残る経験をしたのだ。
ロンドンの仕事初日、最初の訪問先でのことだった。

応対してくれたのは、当初から面談のアポをとってた若手男性職員。
端正な顔立ちにメガネをかけて頭良さそうで、スラリとした体格。なかなかイケメンだ。
その彼と、通訳さんを交えて3人で話をしているうちに、ちょっと特殊な話題に話が進んだ。

するとその彼が「それに関して詳しい同僚がいるから、呼んできましょう」と言って
応接室からいったん出て「詳しい人」をわざわざ連れてきてくれた。
その、彼が連れてきた人を見てイ課長はビックリしたのだ。

目のさめるようなというか、水のしたたるようなというか、すごい金髪美人だったんだよ。
年頃はおそらく20代後半かなぁ。スラッとしたスタイルでスーツをピシッと着こなしてて
お化粧なんかもビシーッと一分のスキもなくキメてた(化粧が濃いというのとはちょっと違う)。
まさに美人キャリアウーマンそのもので、実にキレイで、カッコよくて、モデルさんみたいだ。
「英国でこんな美人にお会いできるとはなぁ…」と思いながら話をした。

彼女だけじゃなく、ロンドンのビジネス街を歩いてるとカッコいいファッションに身を包み、
スラリとした姿で歩く美女がけっこう目につくんだよ。うーーむ…これはもしかすると
「英国に美人は不在」というのは誤解に基づく偏見で、実は英国女性のレベルは高いのか?

そんな話を通訳さん(現地在住日本人)としてたら、彼女はこんなことを言った。
「さっきの美人も、最初に応対してくれたイケメンも、両方とも見るからに上流の出で、
 いい大学出たエリートですね」
「ビジネス街には上流・高学歴の人が多いから相対的に美人が多く見えるんでしょうね」
「明日行くリーズはだいぶ感じが違うと思いますよ」 

へへぇ~~? 

確かに、翌日行ったリーズで見かけた「女性の風景」はロンドン中心街とはだいぶ違ってた。
顔の造作の差っていうのは主観的な部分もあるから一概にどっちがドウとは言えないし
ビジネス街のキャリアウーマンと田舎のねえちゃんの服装も単純には比較できん。

でもそういったことじゃなく、わりと顕著に違いがわかる部分があって、それは
リーズでは太った若い女性をしばしば見かけたということ。
昨日、ロンドンのビジネス街じゃ太った女性ってあんまり見かけなかった。

でもリーズにはドスンとした体型のネエチャンがけっこういる。そういうのが何人かで
ギャハギャハ笑いながら連れ立って歩く姿は外見的にも十分「こらあかん」なんだけど、
育ちという点でも、上流階級の出身には見えんよなーー確かに。

後に読んだ本によると、イギリスの労働者階級には「ヤセっぽちなんてダメ」っていう
価値観が根強く残ってるらしくて、子供が太ることを親はむしろ歓迎する気風があるらしい。
ふーーーむ…上流階級はスラリ、労働者階級はオデブっていう傾向があるわけか?

イギリスが今でもけっこう階級社会を引きづってるっていう話は聞く。
貴族か平民か、平民の中でもアッパークラスか労働者階級かっていう違いは依然として
消えていないんだろう。しかしその差が体型にも反映されるとしたら本当にすごい差だ。

日本だと、美人かブスか、スラリかデブかっていうのはおおむね「個体差」として捉えられる。
「貧民だけど美人の娘」や「裕福な家のデブブス女」がいたって全然おかしくはない。
でも英国では日本人の想像以上に、美醜の差に「階級差」って要素が絡んでくるのかも。
「階級差」からさらに「学歴差」「収入差」「結婚相手差」となると…うーむ…これは深い。

英国に入る三日くらい前、ウィリアム王子がケイト・ミドルトン嬢との婚約を発表した。
彼女は一応「平民出身」ということらしい。もちろん平民の中ではウンと上流なんだろうけど。
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ドイツのホテルのテレビで彼女を見た時、イ課長は「ややケバめ美人」だと思った。
しかし通訳さんの話だと、あのくらいキメた女性が英国では「気品ある上流の美人」と評価
されるらしい。そういやイ課長が会った金髪美人もキチーッとお化粧してたもんなぁ。
平民でもアッパークラスの美人になると、服装や化粧に手抜きなんて許されないんだろう。

冒頭に話を戻す。

プロテスタントの国に美人と美味い食い物はない、という例の定説。
「食い物」に関しては定説の形成に英国が大きく貢献しているのは間違いない。
だが「美人」の方に関してはちょっと判断を保留したい。

英国美人はいるかもしれないんだよ。ある階層以上になると特に。
普通の旅行者は「そういう階級の女性」と接することがまずないから知らないってだけで、
実はけっこういるのかもしれん、英国美人。イ課長が実際に見たのは一人だけだが…。
(本日は適した写真がなかったので拾い物写真だけでスンマセン)


 

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by tohoiwanya | 2011-07-26 00:08 | 2010.11 欧州出張 | Comments(8)
Commented by げんまいちゃ at 2011-07-27 17:54 x
重箱の隅をつつくような話になりますが、「平民のアッパークラス」はいないと思います。

アッパークラスとは要するに先祖代々受け継がれる爵位を持っている人のこと。ミスターなどと呼びかけると首が飛ぶ。「働く」「金を稼ぐ」などは下賎の者のすることなので、下々のものとはあまり接点がない。

ミドルクラスがいわゆるホワイトカラー、ワーキングクラスがいわゆるブルーカラー。

ミドルクラスがさらにアッパー・ミドル・ロウワーの3つに分かれるとされるが、英国内で暮らしていなければアッパーミドルとミドルに分かれるというくらいの理解でよいと思う。アッパーミドルは研究者、医者、大企業経営者および幹部などの成金層で、彼らも大半がDr. Prof.などなにがしかのタイトルを持っている場合が多い。わからなければとにかくSirと呼びかけるべし。ミドルクラスは教員・公務員その他大半のサラリーマン。ここいらからMrを気兼ねなく使えるようになる。

だいたいこんなかんじでしょうか。
なのでキャサリン妃のおうちはご両親とも航空会社勤務を経て今は小規模の会社経営ということなので、まあ正直アッパーミドルのかなり下あたりになりますかね。
Commented by げんまいちゃ at 2011-07-27 17:56 x
肝心の英国美人は存在するかという標題をすっとばしてました。

階級が上がれば上がるほど美人が多いというのはアリだと思います。イモとマメの不健康な食生活から足を洗えるという後天的理由と、大陸からの血が入りやすいという先天的理由で。

・・・それって「英国」美人といえるのか、という疑問が残りますが。
Commented by Bきゅう at 2011-07-27 20:19 x
イギリスには昨年、久しぶりに行きました。とはいえ、なぜか、Bきゅう、ロンドンへは行ったことはありません。会社系には生息数は少ないと思うのですが、イギリスの若い方には、気品系の他に、ヘビメタ子系(というか、ワカモノ文化系)がいますよね。わしは、けっこうメタ子もイケてると思いました。
Commented by tohoiwanya at 2011-07-28 01:21
>「平民のアッパークラス」はいないと思います

げんまいちゃさん:
ははぁ〜…アッパーミドルと書くのが正しいんだ。相変わらず無知蒙昧オヤジにご教示いただきすみません。
これも修正しようかと思ったけど、コメントとの整合性がわからなくなるから今回は放っときます(笑)。

しかしケイトの出身が、せいぜい「上の下」か「中の上」くらいだったとは意外。
彼女ってエドワードの、高校だか大学だかの同級生なんですよね?
王族と同じ学校に娘を通わせるくらいだから、てっきりそれ相当の「上流平民」だと思ってたけど
そうでもなかったんだ。これはかなりシンデレラかも、ですな。
Commented by tohoiwanya at 2011-07-28 01:21
>大陸からの血が入りやすいという先天的理由

げんまいちゃさん:
食生活の違いというのは私も真っ先に考えたけど、大陸からの血ねぇ〜…。
「ロンドンで、ちょっとカワイイと思う子はみんな大陸から来たコ」って話も
聞いたから
そういう要素はけっこうあるのかも。
逆にいうと「ピュア・ブリティッシュ・ビューティ」というのは、ほとんど
空想上の生き物なのかも…(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2011-07-28 01:22
>ヘビメタ子系(というか、ワカモノ文化系)がいますよね

Bきゅうさん:
うーむ…そう言われると、去年の出張ではソレ系の女の子はあまり見なかったような…。
もうちょっと「若者カルチャーの発信地」的なエリアに行けばいたんでしょうけど、
あんまりそういうトコに行かなかったもんなぁ…。

まぁ私も「メタ子」はキライじゃない(と思う)けど、鼻ピアスに入れ墨、真っ赤な髪だったりされると
どんなに素材が良くてもさすがにちょっと…。
Commented by ダルマン at 2011-08-02 01:02 x
>どんなに素材が良くてもさすがにちょっと…
だって地味顔が好きなんだもん、いわーにゃわ。
Commented by tohoiwanya at 2011-08-02 11:16
>地味顔が好きなんだもん、いわーにゃわ

ダルマンさん:
う、う…まぁ確かに…否定はできんが。
英国ギャルは、カオカタチだけじゃなく、ご婦人に言わせるとファッション面でも
問題が少なくないらしい。全体的には服装は地味めだよね。
行ったのが11月だったっていうのも影響してるんだろうが。

今頃だとどうなんだろ?ハデで露出度の高い服きてサッソウと歩いてんのかね?英国ギャルは。
 

 


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