2011年 08月 31日

ウィーンのドゥルヒガング

さぁ、今年の海外出張の暗いハナシは一時忘れて、ウィーンの話に戻そう。

さてだ…(←調子がでるまで少し時間がかかってる(笑))。

これまでイ課長ブログにパサージュの話を二度、記事に書いた。
パリのパサージュはすごく雰囲気あってよかったっていうハナシと、
ブリュッセルにも立派なパサージュがあったっていうハナシだ。

いわば通り抜けアーケード型商店街とでもいうべきパサージュ。
フランスやベルギーでは見たけどドイツなんかにはないんじゃないかな?
地下街は別として、地上の古い建物の中に通り抜け通路が組み込まれてて
なおかつそこが商店街になってるのって、見た記憶ないんだよなぁ…。

ところがだ。
ウィーンにはある。それに近いものが。
もちろんパサージュなんて言わん。ドイツ語だとドゥルヒガングっていうらしい。
パサァ~~ジュ  に  ドゥルヒガング  二つの言語の特徴がよく現れてるのう(笑)。

ウィーンのドゥルヒガングは言葉だけじゃなく、構造的にもパサージュとちょっと違う。
パリのパサージュが最初から「その建物にパサージュを通す」つもりで設計されているのに対し、
ウィーンのソレは「図らずもそういう形になっちゃった」的なところが見受けられる。

まぁ口で説明するより見てもらった方が早い。
ウィーンのドゥルヒガングで代表的なの(かなぁ?)はこれだ。
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確かにこの通路の奥に店がありますよってタタズマイにはなっているが、感じはだいぶ違う。
ブリュッセルはもちろん、パリのパサージュと比べても道幅は狭くて、ホントに通路っぽい。
入口上に置かれた看板も一見すると「このパサージュの看板」かと思うけど実は違うのだ。

とにかくパサージュ好き?のイ課長としては、当然中に入ってみるのである。
中は…おおお、けっこう暗いぞ。それもそのはず、ガラス屋根じゃなく、トンネルだもん。
トンナルの両側はショーウィンドウだ。パリみたいにズラリと店が並んでるわけじゃない。
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通路をなおも進んでいくと、突然“露天”になる。ほほ~。
ガラス屋根になってない分、ここがいわば「採光」を兼ねた場所になってるわけだ。
露天部分に立って、今歩いてきたトンネルを見るとこんな感じ。
トンネル通路を通り、露天部分があり、その奥がまたトンネルという形なのだ。
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出口はこんな感じ。
通りの向こうがまたドゥルヒガングになってるのがわかる。どれ、せっかくだから
向こうのドゥルヒガングにも入ってみようではないか。
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これが、その「向こう側にあるドゥルヒガング」の中。
トンネルの両側はショーウィンドウ、途中にごく小さな露天の広場があり、その向こうが
またトンネルという構造だ。さっきのと同じだ。なーるほど。
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おそらく、ウィーンのドゥルヒガングっていうのはロの字型になった建物に付随して
あるんだろうな。アッチとコッチがトンネルになってて、真ん中は露天。
パリやブリュッセルのパサージュは必ず両側に店舗が整備されて商業空間としての性格が
強いのに対し、ウィーンのドゥルヒガングは「通り抜け通路」としての役割が大きいって感じだ。

最初に見た看板つきドゥルヒガング。
実はあの看板、フィグルミュラーっていう有名なレストランの看板なんだよね。
建物の中庭部分みたいなところにレストランがあるから、そこに行く通路としての
ドゥルヒガングがある。でもただのトンネルじゃつまんないから、両側にショーウィンドウを
つけて少し商業的機能も加えた…と、そんな感じじゃないのかなぁ?

ちなみに、このフィグルミュラーっていうレストランはウィーンのガイドブックには
必ず載ってる有名店で、呼び物は「皿からはみ出すほどの巨大ウィーナー・シュニッツェル」。
看板もこうなっているのだ。でっけぇ。
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ここは人気店で混んでるらしいし、今や年老いたイ課長・トホ妻、こんな巨大シュニッツェルを
完食する自信はまったくない。だからこの店には行かなかったのである。

胃袋に自信のある方はぜひ、行ってみてください。
その時は、アナタもウィーンのドゥルヒガングを通ることになるんだヨ。




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by tohoiwanya | 2011-08-31 12:26 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(2)
Commented by hanatomo31 at 2011-09-01 23:15
私はその巨大とんかつを食べたクチです。
思っていたよりも薄くて、見た目程のボリュームはなかったという記憶です。
でも、所詮、シュニツェルはシュニツェル、貴重な胃袋のキャパシティーは
他の食べ物のために残しておくという、イ課長さんの判断が正しいのかもしれません。:)
Commented by tohoiwanya at 2011-09-02 17:08
>私はその巨大とんかつを食べたクチです

hanatomoさん:
食ったですか、あれを…(笑)。
まぁ私も別のところで、これほど巨大じゃないウィーナー・シュニッツェル食いましたけど、
あれは確かに面積は大きいけど肉は薄いから、見た目の印象よりは食べやすい。
しかしそうは言っても、この店ほど巨大じゃなくても完食するのは時間がかかるし、途中で飽きる可能性も高い。
私なんかは「飽きる前に食ってしまおう」っていうんで、すごく急いで食った(笑)。
 


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