2011年 09月 12日

世界で最も美しい図書館 -その2-

世界で最も美しい図書館番付の上位力士(力士って…)プルンク・ザールを見たのが日曜。
そして、やはり同番付で常連のメルク修道院図書館を月曜に見ているイ課長&トホ妻。
単なる偶然とはいえ、二日続けてとなるとこちらもつい「超美麗図書館」の比較をしたくなる。
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まぁ図書館としてのスケールなら断然プルンク・ザールの方に軍配があがる。
建物規模的にもかなり差があるし、当然のことながら蔵書の数もアッチの方が多いだろう。
特にメルク修道院の図書館は天井が(あくまでも相対的には、だけど)ずっと低いから
その分、「こじんまり感」も強くなる。

しかしまぁ、プルンク・ザールが豪華すぎて現実離れしてるのに対し、こっちは
こじんまりしてる上に四角い部屋だから、何となく学校の「図書室」っぽくてホッとできる。

…とは言ったって、それはあくまでも比較の上でのハナシ。
メルク修道院の図書館だってそれだけ捉えれば異常なほど豪華絢爛だよ。
修道院なんだからさ。ここまでする必要があったのか?と言いたい(笑)。

細部を見てみよう。
真っ先に気がつくのは収蔵された本の背表紙が全て同じ装丁であるということで、
これはプルンク・ザールと全く同じ方式だ。昔の図書館ってみんなコウなんだろうか?
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何度もいうけど、読みたい本を探しづらくないかねぇ?
仮にそれが見つかったとしても、本を借り出した後の持ち運びが重そうだ。
(この辺、学校の図書室から本を借りる感覚になってる)

お、地球儀がある。
プルンク・ザールにも同じような巨大地球儀があったな、そういえば。
知識の殿堂に置かれるインテリアとして、巨大地球儀というのははずせないらしい。
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メルク修道院の図書館で目につくのは本棚のオジサンたちだ。
本棚の上の方に装飾としてくっついてるんだけど、本棚の上部を背中にオンブして
重みに耐えているようなポーズになってる。これはつらい職務だ(笑)。
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図書館の天井画はこんな感じ。
位置的にいって、向こうの建物にあった大広間と、この図書館っていうのが
まさにUの字みたいに湾曲テラスをはさんで左右対称同じ位置に作られてるみたいだし、
天井画も、部屋の広さも同じような感じだ。
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何かの理由でアッチの部屋は広間に、コッチの部屋は図書館になったということだな。
将来、もっと蔵書が増えればアッチの部屋も図書館にするつもりだった…
…というのがありそうな話に思えるが。

図書館を出ると、らせん階段で下に降りる。ココがまたちょっとギョッとするんだ。
ひょいと覗き込むと、らせん階段が地下のドコまでも続いているように見えるからね。
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これ、実はらせん階段中心の底に鏡が置いてあるんだよ。
だから、らせん階段の上階に向かうブブンが映っているにすぎない。
しかしパッと見るとあたかも「底なし階段」に見えて、なかなか面白い視覚効果だ。

てな感じで、らせん階段の写真を撮ってたら、少し先を歩いていたトホ妻が
興奮した顔でイ課長の服をひっぱって呼ぶ。

「ねぇ、ちょっとコッチ来てごらん、早くはやく!」

ちょっ、ちょっと待て、いまらせん階段の写真撮ってんだからさ。
図書館はもうたっぷり見たんだから、少しゆっくりさせてくれよ。

カメラをしまって、トホ妻に引っ張られて次の部屋に入ってみる。
すると…


うっぎゃーーーーーー!?またまた豪華絢爛なナニカが現れたぞ。何だこりゃ?!
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ロクに下調べもせず「図書館が豪華でスゴいらしいよ」って程度の予備知識しか持たずに
メルク修道院を見学すると、最後にこんな風にブッたまげるハメになるのである。

というわけで、続きはまた次回。
前回がメルク修道院旅行記のその2で、今回は「世界で最も美しい図書館」のその2。
しかし、ハナシ自体は前回の「その2」と今回の「その2」がつながっていると。
こういう長編ネタ、読む方も大変だろうが書く方だって大変なのだ(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-09-12 00:13 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(0)


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