2013年 03月 05日

愚かなるイ課長のドジ

海外出張では時にドジを踏む。

まぁさすがにパスポート盗まれるとか、列車や飛行機に乗り遅れるとか、寝坊してアポをすっぽかすとか、
そういう致命的なミスはなかったけど、ちょっとしたドジは多いのだ。ブログに書いてないってだけで(笑)。
しかし、今回は自分の犯したドジを正直にザンゲさせていただこう。

このたびの欧州出張では、現地で関係者との会食っていうことがけっこうあった。
最初から予定されていただけでもブリュッセルで夕食1回、昼食1回、さらにロンドンでも夕食が1回。
どれも勘定はイ課長(というか、ウチの会社)もちという方向で計画された会食なのである。
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このうち、ブリュッセルでのランチは何人くらいになるのかよくわからなかったけど、
結局5人で食うことになった。高級なレストランでの結構な食事で、ワインも1本頼んだから
勘定は5人トータルで、日本円にすると約2万円くらいだった。

会食が終ったらイ課長と通訳さんはすぐホテルに戻って、預けた荷物をピックアップして、
南駅にタクシーで移動し、さらにユーロスターに乗ってロンドンに移動するというスケジュールだった。
ユーロスターは乗る前に荷物検査だ入国審査だと手続きがあるから、早めに駅に行っとかないとマズい。
そんなこともあって、イ課長はちょっと時間を気にしながらの会食だったのだ。

デザートも食い終わり、そろそろ出た方がいい時間だ。
こういう時、会食の雰囲気に水を差さないように、さりげなくウェイターを呼び、お勘定するっていうのは
なかなか難しくて(なにしろランチタイムで店は混んでたし)、イ課長としても気を使う。

それでもクレジットカードで支払いを済ませ「さて、ではそろそろ・・・」てな感じで会食はお開きとなった。
預けたコートやマフラーを受け取って身につけ、外に出て関係者と最後のご挨拶と握手。
チラリと時計を見る。うむ、まだアセらなくても大丈夫な時間だ。

5人中2人との別れの挨拶が済んで、駅に向かって3人で歩き始める。
このあと駅のあたりでまた1人と別れの挨拶をして、通訳さんとイ課長の二人だけになったら
すぐにホテルに戻って・・・てな具合に、歩きながら段取りを考えてたら・・・あ!しまったッ!!!






いまのレストランでチップ置いてこなかったよ・・・・




がーーーん。これはいかん。
会食のホスト役でありながら、これは失態以外のナニモノでもない。慣れないことするもんじゃないねぇ。
今から戻って払うわけにもいかないし・・・あーだっせぇ。

あとで通訳さんとレシートにサービス料が含まれてるかどうか確認したけど、含まれてないっぽい。
我々のテーブルを担当してくれたウェイター氏には申し訳ないことをした。この場を借りて謝る。すまぬ。

イ課長もこれまでにけっこうな回数、あちこちに海外出張したし、欧米のチップの習慣にも多少は慣れたはず
なんだけど、やっぱ「習慣が体にしみつく」というには程遠いレベル。未だにこんなミスをする。
一人でゆっくりメシを食ったときなんかは意外に忘れないんだけど、今回みたいに同席者と別れの挨拶をして
スマートに別れて、その後すぐホテルに戻って荷物を・・・てな具合に後のことに気をとられてると忘れちまう。

それに、国によってチップの「絶対必要度」に差があるのも日本人にはなかなかわかりづらい。
アメリカあたりだとチップは従業員ガワにとって絶対必要で、給料だけじゃやっていけないとも聞く。
ヨーロッパはそれに比べるとやや「チップのマスト度」が低いのかな?旧共産圏の東ヨーロッパあたりじゃ
もっと低いって話も聞いた。
しかし今回ランチ会食を食ったブリュッセルの、ああいう高級レストランなら、やっぱチップはマナーだろうなぁ。
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他の人はどうやってるのか知らないけど、イ課長はレストランなんかでクレジットカードで支払いした場合、
チップだけは現金でテーブルに残すという方法をとっている。これが忘れやすい要因の一つであることは
確かだろう。カードで支払いが済み、領収書をもらうと、すべて終った気になっちゃいやすい。

ところが、これがタクシーだと絶対チップは忘れないんだよね。領収書もらう時にチップを上乗せするからだ。
仮に料金が€15.4だったら、「18ユーロで領収書ちょうだい」みたいな感じで頼む。領収書は必ずもらうから
これは忘れっこない。欧州のタクシーは領収書が手書きだから、こういう頼み方ができる。

しかし飲食店の場合は印刷されたレシート持ってくるから、この方法は使えない。
クレジットカードのサインする時にサービス料何%って書く方法もあるみたいだけど、やったことないなぁ。
それに、最近はクレジットカードの場合は暗証コード押させる方式が多くなったし、昔みたいに支払伝票に
何かを上乗せする記入欄なんてあるのかね?

おそらく、イ課長は今後もレストランなんかでは支払いはクレジットカード、チップは現金で、という方式を
続けるだろう。となれば、今回のようにチップ置き忘れという失態を演じる可能性も常に残る。ううむ…
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ちなみに、今日使用した写真は問題のランチのものではなく、ブリュッセルのディナー会食のときのもの。
グラン・プラスに面した、これまたなかなか高級な店だったのである。
この時は同席予定者が都合が悪くなったため、結局イ課長と通訳さんと2人で食ったから気楽だったし、
後に気をとられるような予定もなかったので、ちゃんとチップを置いて出てきたんだけどなぁ・・・。
 
海外の高級レストランで、仕事関係の会食ホスト役をスマートにこなすのは難しい。
ワインの注文からはじまって(魚食うひと、肉食うひと、いろいろいるのにどうすりゃいいんだ)
最後にサラッと支払いを済ませ、サラッとチップを置いてサラッと出てくるまでには
かなーり修行を積まんといかん。もっとも、修行の機会がそうたくさんあるとも思えないが(笑)。

 
 
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by tohoiwanya | 2013-03-05 17:54 | 2013.02 欧州出張 | Comments(16)
Commented by みゅげ at 2013-03-05 20:56 x
私も今回、チップについてネット検索していきました。
というのも、ツァーだと枕銭というのをホテルに毎日1€置くように言われます。
これについて調べたところ、ヨーロッパではそれは必要ない。そういう例を作ったのは日本の旅行会社だと。
いやそうじゃないとか、ネット上でもちょっぴり炎上(笑)

結局、私達は二人で1€を毎日、鶴を折ってそこに“お掃除ありがとう”なんて書いて置いたりして、これが結構楽しかった♪


(続く・・・・(^_^;))
Commented by みゅげ at 2013-03-05 20:56 x

順調にいっていた(笑)チップ関係で、最後に腹が立ったのは、私の叔父。
今回は、叔父も一緒だったのですが、その叔父が、まったく!!
日本人経営のうどんやさんでのこと。
とってもよくしてくれたので、チップを置いて行こうとしたら、叔父が「日本人経営の所では、そういうことをしないもんだ」と言い張ってきかないのです。
カンベンしてよ~、もしそうでも、置いて「これは受け取れないのです」と言われたら引っ込めればいいことで、なんでそこまで頑張るんだ叔父!(旅日記に書くつもりがないのでここで・・・(笑))

旅友みこちゃんが、持っていた飴を渡したら「わぁ、ご馳走様です!」なんて喜んでくれたのですが、歩きながら叔父は弁解がましく色々言ってたけど、「叔父ちゃん、私達夜の街を歩きたいからここで失礼するね」と、途中で別れ、みこちゃんと酔っ払いながらぶつくさ文句言い合ってきました。
そしてどこを歩いてるかわからなくなり、道に迷って人に訊きながらホテル着。

チップのことが書かれていたので、ちょっとグチ言わせてもらって・・・スミマセン・・・・・
Commented by 加代子 at 2013-03-05 21:34 x
チップって面倒ですよね・・・
勘定に込み って書いてあっても
そこそこの心づけは置くのがスマートかしら?
と悩んだりして 面倒。
うちの主人はいつもチップを多めに置き過ぎるようで・・・
あまり多いと 田舎者と思われたりして
困ります(笑)
Commented by サフラン at 2013-03-05 23:28 x
お疲れ様でした〜
高級レストランでカード払いの場合、ビルに印刷されてるのは小計までじゃないですか?サービス料の欄(があってブランクならそこに)書き足すか、合計欄に多めの金額を書いてサインすることが多いです。多分それが一番簡単かも。でもチップって、慣れないと面倒ですね。
Commented by Mimi at 2013-03-05 23:31 x
アメリカではチップはマストですね~。
観光地のレストランなんかだと、始めからチップ込みのチェックが来たり、
あらかじめ15%、20%の金額がプリントされて出て来たりします。
私はいつもクレジットカードでチップ分上乗せして払うのですが、
欧州だとクレジットのレシートが違うのでしょうか?
アメリカだとクレジット用のレシートが2枚来て、
支払額は自分で書き込むようになっているのですが。
Commented by チワワん at 2013-03-06 00:12 x
ヨーロッパはチップ制度が無くなったときいたけど、そうでもないんだ…。もう、チップ制度ってすごくイヤだよーー。
たまに勝手に上乗せされてる所もあるし(20%近く)かと言ってサービスがいいわけでもないんだよね。
Commented by あふろ at 2013-03-06 04:54 x
チップを送れ。
Commented by beijaflorspbr at 2013-03-06 05:09
ブラジルのレストランは、明細書にボールペンでサービス料を書き足してあります。それなのに、わざわざ「サービス料もらっていい?」と聞きます。合理的というか、強引というか、、、。でも分かりやすくて良いシステムだとおもいます。

ご出張お疲れさまでした!
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 08:42
>枕銭というのをホテルに毎日1€置くように言われます

みゅげさん:
これは私もやるけど、やっぱり忘れることが多くて(笑)、ブリュッセルでは
4泊中2回くらいやったかな?
私の場合、少しやり方がヒドくて、現地で処理に困る1セントとか5セントとかの
少額コインを混ぜて、1€ちょっと上回るくらいの合計額にしておく。
「小銭の処理」みたいでちょっと気がひけるけど、1€よりは多少多くしてるし
私も財布が軽くなる。お互いハッピーということで(笑)。
 
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 08:44
>日本人経営の所では、そういうことをしないもんだ

みゅげさん:
あーこれはどうなんだろう?
私は海外で日本食レストランなんかにほとんど行くことがないので、
自分で検証したことがないけど、おそらく日本食たべた後だと気分も「日本モード」に
なっちゃって、チップなんて思い出さないんじゃないかって気がする(笑)。
海外で中華食ったことはあるけど、チップ置いたかなぁ?置かなかったような気がするなぁ…?
 
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 08:48
>あまり多いと 田舎者と思われたりして

加代子さん:
そういうもんなんですか?
私は「やっぱ最低1割くらい置かないとケチと思われるかなぁ?」なんて心配するけど
多すぎてどう思われるか心配なんて、ついぞしたことがなくて(笑)。

欧州で生まれ育った、それなりの地位・収入の男性は概して「多めに置く」人が
多いのかもしれません。今回の通訳さんのパートナー(英国人男性)もそうらしくて
「5£のもの食べて、5£チップ置くなんてこともあるんですよ~」って言ってた。
 
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 08:56
>サービス料の欄(があってブランクならそこに)書き足すか

サフランさん:
そういうの、あったかなぁ~?どうもよくわかんないんですよね。
「ここにサインしてください」って言われて、サインする時にもっとよく確認しないと
いけないんでしょうけど、サインした後に「チップ書く欄はどれだ?」なんて思いながら
ジッと勘定書きをジロジロ探し続けるのも、いかにもシロウト臭くて…(笑)。
まぁブリュッセルだと、フランス語で書いてある可能性が高いから
あっても気がつかないか。
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 09:00
>あらかじめ15%、20%の金額がプリントされて出て来たりします

Mimiさん:
げーーー?そんなこともあるんですか?
私なんて何も考えず、ロクに確認もせず、20%のサービス料上乗せされた
レシートにサインして、そのあといつものように現金でチップ置きそう。

アメリカだと入口に預けたコート受け取るときとか、劇場で席まで案内してもらった時も
チップ払うでしょ?あれ、実際にやったら私なんか忘れまくるに違いない。
ロンドンでもロイヤル・アルバートホールで係員に席まで案内してもらったけど、
チップなんて渡さなくても友好的雰囲気だったしなぁ。
 
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 09:03
>ヨーロッパはチップ制度が無くなったときいたけど、そうでもないんだ

チワワんさん:
これがよくわかんないんだよ。英国と大陸とじゃだいぶ違うような話も聞くし、
トホ妻は「ドイツじゃもうチップはあまり考える必要がないはず」なんてことも言うし。

オレが最後にアメリカ行ったのは、2008年のワシントンDC出張の時だけど、
考えてみたらあの時は周囲に店がなくて、ファーストフード店で晩飯食ったりして、
チップ置くようなレストランはほとんど使わなかったんだよね。
 
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 09:05
>チップを送れ

あふろさん:
日本人がチップを置き忘れるっていうことは多いみたいで、スゴいとこになると
チップ置き忘れて店を出ようとした日本人客を店のマネージャーが追いかけてきて
「何か至らない点がございましたでしょうか?」なんて言って、チップの置忘れを
指摘しにくることもあるんだとか。
Commented by tohoiwanya at 2013-03-06 09:09
>明細書にボールペンでサービス料を書き足してあります

ハチドリさん:
ははぁ~そういうシステムなんだ。つまりブラジルにはチップの習慣があるんですな。
「サービス料もらっていい?」って言われて「イヤ」って答えたらどうなるんだろう?(笑)

しかし、口頭でそういわれた上で、レシートに書き足された金額を見て
了解の上でサインするんだったら、それはそれで確かにわかりやすい。
欧米だと「チップは気持ちだ」とか言いながら、実際には飲食費合計の
15%にしようか20%にしようかとか、客の方であれこれ考えないといけないから面倒くさいですよね。


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