2013年 03月 19日

マンチェスターに行く

長くて、長くて、長かった2011年欧州出張ネタ。そろそろ大陸から英国に渡ろう。

といっても、このとき英国に滞在したのはたった1泊。マンチェスターという街に行ったのだ。
イギリスには3回目だったけど、ロンドン以外の街に宿泊するのは初めての経験。
産業革命の頃から有名な工業都市という程度の知識はあったけど、実際のところマンチェスターが
どんな街なんだか、カイモク見当がつかなかったというのが正直なところだ。

パリのホテルを早朝に発ち、マンチェスター空港に着いたのがまだ午前中だった。
空港から市街に向かう電車の窓から街を見て、イ課長はけっこう驚いた。「うっわぁ~」と思ったよ。
マンチェスターという街の第一印象はちょっとした衝撃だったと言っても誇張はない。

この強烈な印象の形成に、「パリと比べて」という要素がかなり影響しているのは確かだ。
もし、ロンドンあたりからマンチェスターに移動すれば、あんなに驚くことはなかったと思うんだけど、
何しろそれまでいたのがパリ。そこからいきなりマンチェスターに移動するとその差は強烈だよ。

何にそんなに驚いたのかって?それはね・・・






街全体が茶色であるということだ。



要するに、建物のほとんどがレンガ造りなんだよ。
パリは石造りの白っぽい建物が圧倒的に多い。「街の色」が白いことに目がすっかり慣れたところで
マンチェスターに入ると、何もかもレンガ色。要するに茶色。英仏海峡を挟んだ隣国同士の主要都市で
「街の色」がこれだけ劇的に違うと、やっぱ驚く。

この驚きはイ課長だけが感じたものじゃなかったようだ。
同行のエラい人も空港から乗った電車の車窓を眺めながら「うわぁ・・・街が茶色や(関西の人なのだ)・・・」と
感じ入ってたくらいで、パリから「レンガで出来た茶色の街・マンチェスター」に行くと誰もが同じ思いを抱くはず。
ウソだと思うなら、アナタもパリに5~6泊してから空路マンチェスターに行って、その目で確かめてほしい(笑)。

口で説明するより見てもらった方が早い。
たとえば、マンチェスター・ピカデリー駅からほど近い大通りはこんな感じ。もう見事なほど両側も正面も茶色。
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ここだけじゃない。
とにかくマンチェスターではどこを見ても必ず視界のかなりの部分が茶色で占められる(笑)。
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イ課長が特に感動したのはコレだ。
鉄道用の鉄橋の下にもう一つ、レンガで出来た橋が交差してる。
この鉄橋の橋脚部分もレンガで、色が真っ黒くクスんでるから、めちゃくちゃ古いものに違いないけど、
レンガの重厚な量感に圧倒される。
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この「レンガで支えられた鉄橋」には感心したから、離れたところからもう1枚写真を撮った。
なんかスゴいよねー。いかにも「近代化遺産」って感じで、さすがは産業革命の街・マンチェスター。
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華やかなパリと比べると、マンチェスターは街の感じが圧倒的にジミで薄暗い。それは否定できない。
街全体が茶色っていうせいもあるけど、何となく「観光地からトツゼン工業地帯に来た」ような感じ。
しかし、それはそれで「街としてのキャラクター」がはっきりしてて、なかなか興味深い。

以前にも告白したように、イ課長はマンチェスターのホテルに到着早々、カメラを落として壊した。
従って、マンチェスターで撮った写真はほぼ全て(今日載せたものも含めて)携帯から撮ったもので、
画質もイマイチだし、枚数も少ない。

「なんでオレんとこだけ写真が少ないんだ?」とマンチェスターから責められたら(責めないだろうが)
謝るしかないんだけど、次回はマンチェスターで訪問した、すごく面白いミュージアムのことを
張り切って紹介するから、勘弁しちくり、マンチェスター。
 

 
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by tohoiwanya | 2013-03-19 13:13 | 2011.11 欧州出張 | Comments(2)
Commented by げんまいちゃ at 2013-03-22 10:01 x
おお、わが古巣、マンチェスター。ここで取り上げられる日が来ようとは、ウルウル。
確かにレンガの建物多いですよね、新しい建物もレンガ(あるいはレンガ風建材)で建てることが多いように思われます。昔は石炭の煤で真っ黒だったらしいっすよ、建物も石畳も。
ある時マンチェ発パリ便の出発ゲートでみた男女二人連れに目が行ったのですが、男性はスーツにアノラックといういかにもマンキュニアンらしき格好、女性はオリーブ色のウールコート(うねうねした変形襟)にシルクスカーフに金のチェーンという格好。「なんじゃこのゴテゴテは。どれか外そうや」と強く思ったものです。フランス人だったんでしょうね。ギャップは大きいと思いました。
Commented by tohoiwanya at 2013-03-22 14:59
>わが古巣、マンチェスター。ここで取り上げられる日が来ようとは

げんまいちゃさん:
「パリネタが済んだらマンチェスター」という予定でいたんだけど、パリネタが
数が多かった上、途中にインドだナンだと別の海外出張もはさまったんで、
実際にマンチェスター行ってから1年半近く経って、やっと書ける(笑)。

石じゃなく、レンガが普及したっていうのは気候の影響もあるんでしょうねぇ。
通常だったら大陸よりマンチェスターの方がたぶん寒い。
石は冷えるとひたすら冷たくなるけど、レンガは多少断熱性があるのでは?(それに、石より軽いし)
見栄えより、冬の暖かさ(とコスト?)をとったんじゃないのかなぁ?

しかしマンチェスターっ子のことをマンキュニアンっていうんですねぇ。初めて知りました。
 




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