2013年 04月 30日

チャンドニー・チョークに行ってみよう -その1-

さて、世の中は黄金週間。皆様いかがお過ごしでございましょうか。
野に山に、そして海外にと、お出かけの方々も多いことかと存じます。

イ課長の会社は4月30日と5月1日は出勤なんだけど、5月2日は年休奨励日とやらでお休み。
従って、あさってからは5連休が待ってるわけで、今日・明日の出社日だって、のんびりしたもんだ。
せっかくだから、こういうチャンスに連続ネタを短期集中連載で書きまくろうか。

というわけで、久しぶりのインドネタ。デリーの、チャンドニー・チョークだ(唐突すぎないか)。

すでに何度も書いたように、インドでは自由行動の時間がほとんどないってことは行く前からわかってた。
かろうじて、そのチャンスがありそうなのはいつか、というのも行く前からわかっていた。
そのチャンスとは到着日の午後、土曜、日曜、この3つしかない。

しかし、土曜はタージ・マハル日帰り観光ツアーを申し込んであるから、車での移動が長いし、
ガイドさんも一緒である以上、「一人で勝手にぷらぷら」というわけにはいかないはず。土曜はムリだ。
日曜はデリーからムンバイへの移動日だから、空港行ったり飛行機乗ったり新しいホテルに
チェックインしたりで、これまた完全フリータイムが多いとは思えない。日曜も厳しい。

となると、だ・・・。
たとえ短時間といえども「完全にフリー・単独ぶらぶら歩き」ができそうなのは到着日の午後だけじゃん。
このチャンスを逃すと「インド気ままな一人歩き」なんて、永久に出来ないかもしれぬ。
(結果的には、実際ほぼその通りだった)

前日深夜に羽田を発ち、明け方のバンコクで乗り換え、ようやくデリーのホテルに着いたばかり。
冷房の効いたホテルで休息したいという気持ちはヤマヤマだったが、毎度のことながら、こういう時
イ課長は「どくとるマンボウの教え」を優先する。到着早々で、まだインドに全く慣れていないけど、
ここは何としてでも「インドの混沌一人歩き」に出撃しようではないか。

そこでイ課長がターゲットにしたのがチャンドニー・チョークだ。
現地語で「月光通り」というロマンチックな名前がついてるけど、ここ、東京でいえばアメ横と浅草を
足したような場所らしくて、オールド・デリーの下町的な、混沌ムードあふれるところっぽい。

ただ、このあたりは安全とはいえない場所だ、なんて情報もあった。インド初心者が到着初日にいきなり行く
スポットとしては難易度が高そうだ。「大冒険」というほどじゃないが、「小冒険」くらいのリスクはありそう。
スリやカッパライが多いかもしれないし、イヌに噛まれて狂犬病、なんて可能性もあるし・・・ううう。
しかしイ課長はそういうゴミゴミしたところに一度は行きたいんだよ!行けるチャンスは今日しかないの!
フライト疲れ+時差ボケの体にムチ打って、インド初心者は行くぞ、チャンドニー・チョークへ!

熱い決意表明も終り、ホテルを出たイ課長がまず向かったのがニューデリー・メトロの駅だ。
地下鉄のMalviya Nagarという駅まではホテルから歩いて行ける。といっても20分歩く必要があるが・・(笑)。
とにかくまだ到着直後。インドに身体をなじませるためにも、駅までぶらぶら歩いて行ってみよう。
f0189467_16201729.jpg

駅までの道には陶器の壷やら人形やらを売る店が多い。うーむ、早くもインド的雰囲気が濃厚に感じられるぞ。
f0189467_16211625.jpg

しかし、イ課長としてはこうやってズラリと並んだセトモノそれ自体よりも、けだるい感じで店のワキにタムロする
インド女性のたたずまいを見て、自分はホントにインドに来てしまったようだ、という認識がだんだん固まっていく。
少しずつ、自分とインドがなじんでいくというか、インドが「しみこんでくる」感じ。しかしまだまだ足りぬ。
f0189467_16214917.jpg

f0189467_1622870.jpg

ようやくMalviya Nagar駅に着く。有人切符窓口に行って「チャンドニ・チョーク」と言ったらキップ代わりの
トークンをくれる。これを改札機にピッと当てて通る・・・んだったと思う。詳細に記録を残しておきたかったけど、
インドの地下鉄駅構内で写真をバチバチ撮ると捕まる、なんてコワい情報もあったので、写真は少し控えた。
しかしホームで列車の写真くらいならいいだろう。1枚パチリ。ホームも車両もわりと新しくて立派な地下鉄だ。
f0189467_16224566.jpg

Malviya Nagar からChandni Chowk まで、いま勘定したら14駅。14駅ってけっこうあるよ?
しかも駅の間の距離がけっこう長い。軽く30分くらいは乗ってたと思う。デリーは広いのだ。

ちなみに、車内はこんな感じ。これを撮るときもけっこうキンチョウした。
車内の感じは東京の地下鉄と特に違うところはない。しかし車内にはターバンを巻いたりサリーを着た
インド人が満ちている(当たり前だが)。ここはまぎれもないインドだ。ホントにインドに来ちゃったんだよ~。
f0189467_1623429.jpg

ずいぶん長いあいだ乗って(緊張してるから、よけい長く感じる)、ようやく着いたぞチャンドニー・チョーク駅。
とりあえずここまでは何とかなった。いよいよ地上に出てチャンドニー・チョーク探検だ。さぁいくぞ。ドキドキ・・

おんや?
地上に出てみると、ダダッ広い通りがあって、人と車とサイクルリクシャーがぱらぱらいる、という程度。
雑然としたインドの混沌というイメージからはほど遠い、いささか殺風景な景色だが・・・??
f0189467_1624085.jpg

しかしこれはあくまでも駅の出口近辺だけの話。
ここからちょいと歩けば、そこには期待?通り、未知なるインドがミチミチに満ち満ちている。
G.W.集中連載「イ課長のチャンドニー・チョーク小冒険シリーズ」。当然、次回に続くのである(笑)。

 
 
[PR]

by tohoiwanya | 2013-04-30 16:24 | 2012.10 インド出張 | Comments(6)
Commented by Seiko at 2013-04-30 17:21 x
>車内の感じは東京の地下鉄と特に違うところはない

その訳は・・・ その地下鉄は日本の援助と営団地下鉄の技術で作られたからですよ。駅の入り口に英語でその説明とインドの感謝のメッセージが掲げられているはずですけど、緊張のあまりご覧になりませんでしたね?(笑)

タクシーに乗ったら最初に止まったところがガソリンスタンドで、入れた後にやおら振り向いて満タンのガソリン代を請求され、それを拒否したら次に止まったところがスラム街の真ん中で、そこで降ろされた、というエピソードが我が家にはございます。20数年前ですが。
それ以降は運転手つきの車で、同様の経験は後にも先にもそれ一回だそうですけどね。

イ課長のように自由時間を利用してタージ・マハルに行った折には、途中で交通事故が3回あり、出かけたときと帰ったときのタクシーの形が違っていたというエピソードも(笑) 詳細を書くと面白いんですけど、長すぎるからパ~ス。
Commented by Bきゅう at 2013-04-30 21:36 x

>前日深夜に羽田を発ち、明け方のバンコクで乗り換え、

うんうん、こーゆーパターンってよくありますねえ。
明け方、血圧の下がっているところで動くのしんどいよね。

>冷房の効いたホテルで休息したいという気持ちはヤマヤマ

うんうん、そして、当然、ホテルで休みますだ。
イ課長、えらい体力ありますねえ。もしかして、ハタチのワカモノ?
Commented by tohoiwanya at 2013-04-30 22:54
>その地下鉄は日本の援助と営団地下鉄の技術で作られたからですよ

Seikoさん:
あ、それは知ってました。ただ日本への感謝のプレートっていうのは後で知ったことで、
現地では全然気がつかなかった(それどころじゃなかった(笑))。

インドについて全く知らなかったイ課長。最初はデリーは地下鉄網があるから、
基本的には地下鉄で移動して、駅からは通訳さんとオートリクシャーで移動すればいいか・・なんて
考えてたんだけど、現地駐在から「そのプランは再考してください」と言われた(笑)。
結局、ほぼ全て、運転手つきの車で移動することに。まぁ仕事だからしょうがないけど、
旅行だったらちょっとツマンナイですよねーーー。

それにしても、アグラ往復の間に交通事故3回って、何スかそれ!すごすぎる。
Commented by tohoiwanya at 2013-04-30 23:00
>もしかして、ハタチのワカモノ?

Bきゅうさん:
とんでもないッス。もうハタチの子供がいて当たり前のトシっす(笑)。

この時はねー、翌日からの仕事を考えて、とにかく夕方までは頑張って
起きていなくちゃ、とは思ってて、そのためにどこかに行こうか、とも思ってた。
しかしチャンドニー・チョークはけっこう冒険だった。「到着初日にメトロでチャンドニー・チョーク行きました」って
現地のインド人に話したら、「イ課長サン、インド、合ッテマスネ」って言われた(笑)。
Commented by piki at 2013-05-10 23:39 x
はじめまして!

最近、転職しようかと思った会社が、インドに出張してもらいますよと言われ、レイプ多発でおびえて、やめたんです。 
インド出張したひとたちは、両極端で、好きになるか、どっと疲れて帰ってくるかですよね。 街の喧噪のすごさときれいな地下鉄の差が大きいと思います。でも、地下鉄に乗ってる人は、街も歩いてるんですよねえ。

Commented by tohoiwanya at 2013-05-11 23:18
>インド出張したひとたちは、両極端で、好きになるか、どっと疲れて帰ってくるか

pikiさん:
初めまして。コメントありがとうございます。
インドは好みが分かれるっていいますよね。私なんかはそもそも、旅行に行く嗜好が
「雄大な大自然に抱かれて」的なトコより「街の雑踏に混じる」的なトコが好きだから
基本的にはキライじゃないし、もう一度仕事抜きで行きたいな、という気になった。
でも清潔・潔癖性の人とか、そもそも雑踏が苦手なんていう人はダメだろうなぁ。
あ、あと、カレーが嫌いな人も(笑)。

しかし就職難のご時世、インドにおびえて転職やめちゃうのも、もったいない。
「インド転勤」となるとちょっとオオゴトだけど、「出張」くらいだったら大丈夫ですよ・・・たぶん(笑)。
 


<< チャンドニー・チョークに行っ...      アントワープという街 >>