2013年 12月 14日

名犬の国、駄犬の国

ポーランドからフィンランドに話が移動する間に、ヨソの国の話題をはさむ。
今日は東南アジアのイヌの話を書こう。

ベトナムではときどき犬をみかけた。タイでもときどき犬をみかけた。
だが、この両国における犬のたたずまいというか、イヌの生きザマというか、「犬生観」には
かなりの差がありそうなんだよね。

ベトナムで見かけたイヌは比較的日本のおけるソレに近いものだと思う。
こうやって四本の足で立って、前を向いて、イヌらしいポーズを決めている。ごく普通のイヌだよな?
f0189467_00040277.jpg
ハノイにはこんなイヌもいた。飼い主が近くで用足しか何かしてる間、こうして街路樹にクサリで
つながれてる。日本でも時々みかける光景だ。
f0189467_00040275.jpg
ハノイでは小型犬の人気があるみたいで、よく見た。これも木につながれたチワワ(かな?)。
f0189467_00040225.jpg
これもおそらくチワワ。クサリでつながれてはいないけど、この家で飼われている飼い犬で
あることはまず間違いなさそうに見えるよね。
f0189467_00040271.jpg
ホイアンの町にはこんなイヌもいた。これも比較的小型犬だけど、犬種はなんだろう。かわいいね。
f0189467_00040228.jpg
といった具合に、ベトナムで見かけた犬は、日本人の目から見る限り「まぁ普通のイヌじゃん?」と思う。
こんな感じのイヌは日本にもたくさんいるよ。ところがバンコクはどうだったかというと・・・。

とにかく、あまりにたくさんいたので、いちいちデカい写真でお見せするとスクロールが大変だ(笑)。
トリミングして、ギュッと集めてご覧にいれよう。



 
f0189467_00040243.jpg
何なのだこれわ?タイでは「イヌは常に寝ていなければいけない」という法律でもあるのか?
とにかく見るイヌ見るイヌ、すべて、みんな、どいつもコイツも、寝ている。
f0189467_00040317.jpg
アユタヤで見たコレなんてすごい。
タイのイヌには穴を掘って寝る習性があるのだろうか?それとも、たまたまあった凹地を寝床にしたのか?
いずれにしても、イヌの「寝ザマ」として初めて見る光景だ。
f0189467_00040221.jpg
マハーチャイのセブンイレブン前にもこんなイヌが。
なぜこんな、踏んづけられやすい入口で寝てるのか?答えは簡単で、人が出入りするとき、冷房が効いた
店内の冷気がもれてくるから、ここが気持ちイイってことだよな。
f0189467_00040379.jpg
とにかくタイに3泊した間、「起きてるイヌ」をほとんど見なかったっていうんだから驚く。
唯一見かけた「起きて活動しているイヌ」はバーンレム駅のワキの民家のイヌだ。メシ食ってる。
そりゃまー、寝てたらメシは食えんもんなぁ。メシんときだけは起きなきゃいけないよなぁ。
f0189467_00040301.jpg
確かにタイは暑い。起きてるのは疲れるから昼寝もしたくなる、その気持ちはわかる。
しかしベトナムだって同じように暑いぜ?それなのにベトナムのイヌたちはみんな起きてるじゃん。
タイみたいに横向きに、死体みたいにバッタリ倒れて寝るイヌ、ベトナムにはいなかったよ。
同じ東南アジア、同じように暑い国でありながら、この差はなんとしたことか?

以前、台湾で見たイヌに関してこんな記事を書いたことがある。暑い国のイヌはみんなダラシねぇヤツら
ばっかりという話だ。それをあてはめて考えると、タイのイヌどもがみんなバッタリ寝てばかりいるのは
ある意味「暑い国のイヌの法則」どおりなのだともいえる。

ということはだよ?問題にすべきは「なぜタイのイヌは惰眠をむさぼる駄犬ばかりなのか?」ではなく
同じように暑い国にあって「なぜベトナムのイヌはシャンとしてるのか?」なのかもしれない。

しかしその理由となると、わかんないよねー。
べトナムではクサリやヒモにつながれた犬がけっこういたってことは、飼い主と犬が一緒に歩く習慣が
あると推測される。その辺は日本と近い。それに対してタイの犬は首輪もクサリもなし。台湾なんかと同様、
野良犬と飼い犬との区別がつかない。これは写真で見ても明らかな相違点だ。

「タイの飼い主はエサを与える以外、何もしない。だからイヌも自堕落になる」
「ベトナムの飼い主はイヌをつれてあちこち外出する。だからイヌも外的刺激をうけて活性化する」
・・・ってことかなぁ?我ながらあまり説得力があるとは思えないが。

しかし、タイとベトナムとで、イヌの姿に非常に大きな差があることは歴然たる事実なのだ。
冷戦時代だったら「社会主義国・ベトナムはイヌまでシャキッとしているのに対し、資本主義国であるタイの
イヌはかくのごとく堕落しているのである」なーんて、プロパガンダに利用されたかも(笑)。


 

[PR]

by tohoiwanya | 2013-12-14 00:10 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(6)
Commented by シトリン at 2013-12-14 06:36 x
わあ
年末のバンコクが楽しみになってきた
乾季でも寝てるのか犬(笑)
ハノイは比較的涼しいところだから?
ホーチミンだとまた違ったのでしょうかね~
Commented by 加代子 at 2013-12-14 16:42 x
犬が大好きなので 沢山の写真で嬉しいわァ。
でも・・・寝そべってばかりいる犬の写真は何とも・・・
違いの結論はイ課長さんので 正解と思います。
Commented by マダムKenwan at 2013-12-15 06:29 x
犬って眠りが浅い分、基本的に良く寝るんですよ。
うちの犬も、夏場はよく長ーくなったり、カエル足になって
熱いお腹を床やタイルの上へ押し付けて寝てます。
家だとそんな風ですが、表ではそんな格好は決してしません。

で、タイの犬は、路上がマイ・ホームなので、路上で寛いでいるけれど、
ベトナムの犬は、家があるから、家で長くなっているんじゃないでしょうか?
Commented by tohoiwanya at 2013-12-15 21:25
>年末のバンコクが楽しみになってきた

シトリンさん:
え、シトリンさん、年末バンコク行くんでしたっけ? げげげ(←謎の驚き)
サイゴンではどうだったかなぁ〜?実は自分が撮ったイヌ写真を眺めてると
ハノイやホイアンの犬の写真はあるんだけど、サイゴンの犬の写真はなぜかない。
単にイヌがいなかったのか?それともベトナム入国早々で緊張?して、
そういうところまで目がまわらなかったのか?
Commented by tohoiwanya at 2013-12-15 21:33
>犬が大好きなので 沢山の写真で嬉しいわァ

加代子さん:
喜んでいただけると嬉しいですが、タイは駄犬の写真だらけで・・(笑)。
しかし、この二つの国のイヌの写真を見れば、「飼われ方に差がありそう」っていうのは
明らかですよね。しかもベトナムでの飼われ方は日本に近そうだというのも明らか。
ハノイで小型犬をよく見かけたってことは、夜は家の中で飼われてるってことかな?
Commented by tohoiwanya at 2013-12-15 21:42
>タイの犬は、路上がマイ・ホームなので

マダムKenwanさん:
ははぁ〜・・ハノイの犬は「夜は飼い主の家で寝るのではないか」というのは
何となく想像ついたけど、タイじゃ飼い主のイヌの関係って「エサをやる」だけで
住居は提供しないと。確かにあの様子を見るとそれは十分あり得る。
「食い物だけは保証されたホームレス」みたいなもんですよねぇ。うーむ。
確かにそう考えると「どこでも寝る」というのはホームレス的っぽいし・・
そういうのって「飼い犬」っていうんだろうか?(笑)


<< フィン・エアーを降りてフィン...      ワルシャワ・ショパン空港というところ >>